JP6723248B2 - コーヒー豆を調合して供給するための装置 - Google Patents

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Description

本開示内容の実施例は、コーヒー豆を調合して供給するための装置に関する。
コーヒー豆を挽くことにより得られるコーヒー豆粉末を用いてコーヒー飲料を用意することは公知である。コーヒー飲料(以降、単にコーヒーと呼ばれる)は、抽出、すなわち、沸騰し加圧された湯を用いてパーコレーションによって、通常得られる。
この目的のために、エスプレッソコーヒーを作るためのマシンが知られており、水用のタンクを備えている。そしてそこからポンプを用いて、高い圧力で水が加熱ユニットに送られる。このことにより湯又は蒸気が得られ、コーヒー抽出ユニットで使用される。そして、コーヒー抽出ユニットでは、エスプレッソを淹れるためのコーヒー豆粉末を通して水が濾される。
同じタイプ又はその種のコーヒー豆を挽いて(グラインドして)得られるコーヒー豆粉末を使用するか、又は異なるタイプ又は数種のコーヒー豆を挽いて得られるコーヒー豆粉末を混合したものを使用することができる。
混合した粉末で、異なるタイプ又は数種のコーヒー豆粉末の割合を変化させることによって、その混合した粉末で淹れたコーヒーの感覚刺激特性(例えば味、アロマ、酸味およびボディ)が決まる。
コーヒーファン又は愛飲者は、感覚刺激特性が最小限の変化であっても気づくことができ、このことは、飲物の判断に影響し、そして、複数の異なるタイプのコーヒー豆を選び、それを挽いて得られたコーヒー豆粉末の特定の混合のチョイスや好みにも影響し得る。
米国特許出願公開第2012/024160号 米国特許第5,632,449号
米国特許出願公開第2012/024160号は、複数人分のコーヒー豆を含んでおり、それを供給するためのコーヒー豆の包装カートリッジについて記載されており、この包装カートリッジはコーヒー飲料システムに結合されることができる。
米国特許第5,632,449号は、特別注文のコーヒーブレンド装置について記載されている。この装置により顧客は、個々の好みに合ったブレンドを考案するために、異なるコーヒー豆を個人的にブレンドすることができる。
この公知の装置は、異なるタイプのコーヒー豆用の複数のホッパーと、場合によってはコーヒーグラインダと、続く包装ステーションと、を含む。そして、前記各ホッパーは、それぞれの供給パイプに通じる出口パイプを備え、供給パイプ内部にはコイル型供給システムが設けられ、電子演算回路により制御されて、コーヒー豆が異なる供給パイプから中心収集パイプへと送られ、下流に単一の規定量が供給される。
各々の供給パイプによって調合されるコーヒー豆の量は、コイルタイプ供給システムを駆動する電気モータの速度および、つまりはコイルタイプ供給システムのそれぞれの回転数を制限することにより制御される。供給および制御システムによっても、コーヒー豆の別々の供給が可能とならないだけでなく、実際に調合されるコーヒー豆の量の精度においても満足できないことがある。それは、コイルタイプ供給システムの回転数によって量を間接的に制御するためである。
以降の図面および発明を実施するための形態に関して本明細書の以下の部分を確認すると、従来の解決策と技術の他の制限および問題点が当業者にとって明らかになる。但し、本明細書の従来技術に説明されている内容が、すでに既知であるということを認めるものと考えられてはならないことは明白である。
したがって、従来技術の問題点の少なくとも1つを克服することができる、コーヒー豆を調合して供給するための装置を改善する必要性がある。
特に、本発明の1つの目的は、具体的には、個々の好みに合わせて変更されたレシピか、若しくは、利用者又は特定の操作者により個々の好みに合わせて変更されることができるレシピに従って、異なるタイプのコーヒー豆を選択し挽くことによって得られるコーヒー豆粉末の混合物を、十分な再現性および信頼性を持って製造する必要条件を満たすことができるコーヒー豆を調合して供給するための装置を得ることである。
本発明の別の目的は、一旦利用者がコーヒー豆粉末の一つ以上の特定の混合を特定すると、再現性および信頼性を持って、コーヒー豆粉末のその特定の混合を再現することができ、結果として消費者の嗜好を満足させるコーヒー豆を調合して供給するための装置を得ることである。
技術水準の欠点を克服して、これらの目的とその他の目的および利点を得るために、出願人は、本発明を考案して、テストして、実施した。
本発明は独立クレームにおいて記載され、特徴づけられる。その一方で、従属クレームは主たる発明概念に対する本発明又は変形例の他の特徴について説明する。
いくつかの実施例によれば、装置は、コーヒー豆を調合して供給するために設けられる。一実施例によれば、前記装置は、
調合すべきコーヒー豆を個々に計量し、量り分けるように構成されるセパレータ・プロポーショナーユニットと、
セパレータ・プロポーショナーユニットで調合されるコーヒー豆の重さを量るように構成される増分計量ユニットと、
増分計量ユニットから重量信号を受信し、そして、調合されたコーヒー豆の重量を算出するように構成される制御カードと
を備える。
本明細書において記載される他の実施例は、コーヒー準備ステーションに関する。一実施例によれば、前記ステーションは、コーヒー豆を調合して供給するための本明細書による装置と、コーヒー粉砕デバイスと、コーヒー飲料を製造することが可能なコーヒーマシンとを備える。
本明細書において記載される他の実施例は、コーヒー豆を調合して供給するための方法に関する。一実施例によれば、前記方法は以下のステップを備える。
個々にコーヒー豆を調合するステップ、
調合されたコーヒー豆の量を量るステップ
重量信号を受信して、調合されたコーヒー豆の重量を算出するステップ。
本明細書において記載される他の実施例は、コーヒー飲料を準備するための方法に関する。一実施例によれば、前記方法は、
本明細書による、調合されたコーヒー豆の供給するステップと、
コーヒー豆粉末を得るために調合されたコーヒー豆を挽くステップと、
このように得られたコーヒー豆粉末を押し込める(圧縮する)ステップと、
コーヒー飲料を準備するために、圧力をかけて、押し込められたコーヒー豆粉末から沸騰水を用いて抽出を行うステップ(パーコレーション)と
を備える。
本明細書に記載される他の実施例は、コンピュータで読み込み可能な手段で格納できるコンピュータプログラムに関し、このコンピュータプログラムは、コーヒー豆を調合し供給するための装置又は本明細書によるコーヒー準備ステーションで一旦実行される命令と、コーヒー豆を調合し供給するための又は本明細書で記載されるコーヒー飲料を準備するための方法が実行されるような命令とを含む。
これら及びその他の、本開示内容の態様、特徴および利点は、以下の発明を実施するための形態、図面及び添付の特許請求の範囲を参照することによってよりよく理解される。本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する図面は、本発明のいくつかの実施例を示して、発明を実施するための形態と共に、本開示内容の原理を記載することを目的とする。
可能な場合は、本明細書に記載されるさまざまな態様および特徴は個々に適用されることができる。例えば添付の従属クレームに記載される態様および特徴といった、これらの個々の態様は、分割出願の対象であることができる。
特許のプロセスの間に既に公知であることが分かったいかなる態様又は特徴も請求せず、ディスクレーマーの対象であると理解されるべきである。
本発明のこれらの特徴および他の特徴は、添付の図面を参照して非限定的な実施例として与えられ、いくつかの実施例の以下の説明により明らかとなる。
本明細書で記載される実施例による、コーヒー豆を調合して供給するための装置の概略図。 本明細書で記載される他の実施例による、コーヒー豆を調合して供給するための装置の概略図。 本明細書で記載される他の実施例による、コーヒー豆を調合して供給するための装置の部分的な斜視図。 本明細書で記載される他の実施例による、コーヒー豆を調合して供給するための装置の部分的な概略図。 図4のIV−IVの断面図。 コーヒー粉砕デバイスと結合される本明細書に記載される実施例による、コーヒー豆を調合して供給するための装置の概略図。 コーヒー粉砕デバイスと結合される本明細書に記載される他の実施例による、コーヒー豆を調合して供給するための装置の概略図。 コーヒー粉砕デバイスと結合される本明細書に記載される、さらに他の実施例による、コーヒー豆を調合して供給するための装置の概略図。 本明細書によるコーヒー準備ステーションの、考えられる実施例の概略図。 本明細書によるコーヒー準備ステーションの、考えられる実施例の概略図。 本明細書によるコーヒー準備ステーションの、考えられる実施例の概略図。 本明細書で記載される実施例による、コーヒー準備ステーションの部分的な正面図。
理解しやすくするために、可能であれば、図面中の同一の共通の要素を識別するために、同じ参照番号が使用される。一実施例の要素および特徴が、更に説明されることなく他の実施例に適宜組み込まれることができるものと理解される。
本発明の各種実施形態についてこれより詳述し、一つ以上の実施例が添付の図面に示される。各実施例は、本発明の例証として与えられ、限定としては理解されない。例えば、一実施例の一部であると示されるか記載される特徴は、他の実施例を生じるために他の実施例に採用されるか、又はそれに関連することができる。本発明がすべてのこの種の変更および変形例を含むものと理解される。
これらの実施例を記載する前に、本明細書が、添付の図面を使用して以下の説明にて記載するような構成要素の、構造および性質の詳細な適用において、制限されないことも明らかにしなければならない。本明細書は、他の実施例を備えることができ、そして、さまざまな他の方法で獲得又は実行されることができる。本明細書で用いられる表現および用語は単に説明のためにだけあると明らかにしなければならない。そして、制限するものと見なされない。
用語「用いる」(例えば「含む」、「備える」、「有する」、およびそれらの変化形)は、これより記載される要素およびそれらの同等物、更には追加要素を含むことを意図する。
特に明記しない限り、用語(例えば「取り付け」「接続」「支持」、「結合」、およびそれらの変化形)は、最も広い意味で用いられ、直接的および間接的な取り付け、接続、支持および結合を含む。さらにまた、用語「接続」および「結合」は、物理的又は機械的な、接続や結合に限定されない。
本明細書において記載される実施例は、コーヒー豆を調合して供給するための装置10に関する。
図1は、以下を含む装置10の実施例を記載するために用いられる。
コーヒー豆を個々に計量し、量り分けるように構成されるセパレータ・プロポーショナーユニット11、
セパレータ・プロポーショナーユニット11で調合されたコーヒー豆の重さを量るように構成される増分計量ユニット13、
増分計量ユニット13から重量信号を受信し、調合されたコーヒー豆の重量を算出するように構成される制御カード22。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例によると、その結果として、セパレータ・プロポーショナーユニット11は、増分計量ユニット13へコーヒー豆の別々の流れを有利には安定して供給することができる。そして、図1および図2の矢印Fが示す供給方向に、列をなしてコーヒー豆を前進させる。
本明細書において記載される実施例は、以下のステップを備えるコーヒー豆を調合して供給するための方法にも関する。
個々にコーヒー豆を調合するステップ、
調合されたコーヒー豆の重さを量るステップ、
重量信号を受信して、調合されたコーヒー豆の重量を算出するステップ。
本明細書において記載される実施例はコーヒー飲料を準備するための方法にも関し、以下のステップを含む。
本明細書による、調合されたコーヒー豆を供給するステップ、
コーヒー豆粉末を得るために調合されたコーヒー豆を挽くステップ、
このように得られたコーヒー豆粉末を押し込めるステップ、
抽出すること、すなわち、コーヒー飲料を準備するために、圧力をかけて、押し込められたコーヒー豆粉末から沸騰水又は蒸気を用いて抽出を行うステップ(パーコレーション)。
考えられる実施において、個々にコーヒー豆を調合するためにセパレータ・プロポーショナーユニット11を用い、そして、セパレータ・プロポーショナーユニット11によって調合されるコーヒー豆の重さを量るために増分計量ユニット13を用い、そして、増分計量ユニット13から重量信号を受け取って、調合されたコーヒー豆の重量を算出するために制御カード22を用いる。
出願人は、実験的な試験において、使用するコーヒー豆のサイズ、量および重量は極めて変動するものであることが分かった。同じ流速で、安定した流れが得られる場合であっても、重量は大きく変動し得る。
具体的には、出願人は統計ベースで、コーヒー豆の重量のばらつきが0.08グラムから0.16グラムまであることが分かった。この重量のばらつきのために、たとえ安定して流れても、最終的な量として、一定の重量は保証されない。
しかしながら、出願人は、コーヒー豆の別々の流れの下流で増分計量ユニット13を用いて装置を調節することによって、最終重量を制御および調節することができることを実験に基づき見出した。実際に、増分計量ユニット13は、セパレータ・プロポーショナーユニット11によって届けられるコーヒー豆の重さをモニタすることができる。考えられる実施では、この値は、供給ステップが終了するほんの少し前に検出される重量の値であり得る。
このようにして、装置10および、本発明による方法は、連続した2回又は2ステップで、コーヒー豆を供給するように構成されることができる。それは、第一のステップでは、最終的な目標重量より常に少ない重量が供給され、そして、第2ステップで、例えば、徐々に増加し所望の最終的な量に達するまで、別のコーヒー豆をより低速に流して供給するようにセパレータ・プロポーショナーユニット11を調節することによって、正確に差分量を供給する。
コーヒー豆の流れが分けられるので、届けられる各コーヒー豆の重量の割合を識別し量を定めて、そして結果として、制御カード22を使用して流れを調節することができるので、この解決策は最終的に到達する重量に関して非常に正確である。このようにして上記のように、コーヒー豆の重量の大きなばらつきという課題を解決することができる。そして、非常に正確で信頼性が高く、反復可能な数量(重量)のコーヒー豆を得る。
結果として装置10は、特に個々の好みに合わせて変更されたレシピや、個々の好みに合わせて利用者又は特定の操作者により変更されることができるレシピに従って、異なるタイプのコーヒー豆を選択し挽いて得られるコーヒー豆粉末の混合物を、十分な再現性と信頼性を持って製造できるようにする。さらには装置10のおかげで、一旦利用者がコーヒー豆粉末の一種以上の特定の混合を見出すと、反復可能かつ確実にコーヒー豆粉末のその特定の混合を再現することができ、結果として消費者の嗜好を満足させる。
当該出願人の名において2014年8月22日に出願の産業発明特許UD2014A000146のイタリア国出願に従い、セレクタデバイスで使用可能なプロポーショナー装置が個々の好みに合わせた混合物を製造できるように、装置10を用いることができる。
図2は、本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる実施例を説明するために用いられる。そして図2において、セパレータ・プロポーショナーユニット11は、コーヒー豆を個別に(ばらばらに)供給するように構成される供給デバイス12を含むことができる。
図2を用いて記載され、そして本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる実施例によると、セパレータ・プロポーショナーユニット11は、供給デバイス12から受け取ったコーヒー豆が列をなして導かれるよう構成されるセパレータ移送部材14を含むこともできる。
図2を用いて記載され、そして本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる実施例によると、列をなしてコーヒー豆が供給されるよう、セパレータ・プロポーショナーユニット11は、セパレータ移送部材14を振動させるように構成される振動ユニット16を含むこともできる。
図2は、本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる実施例を記載するために用いることができる。そして図2では、増分計量ユニット13は、例えばセパレータ移送部材14によってセパレータ・プロポーショナーユニット11から運ばれる豆を受けるために容器18を含むことができる。
図2を用いて記載され、そして本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、実施例によると、増分計量ユニット13は、容器18に作用している重量を検出するように構成されるセンサユニット20を含むこともできる。
図2および3を用いて記載され、そして本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、実施例によると、供給デバイス12は供給ホッパー24を含むことができる。例えば、ホッパー24は、円筒状ホッパーであり得る。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例によると、ホッパー24は、金属(例えば鋼)で作製されることができる。ホッパー24は、容器26を備えることができる。容器26は、供給システムからコーヒー豆を受けるように、構成されることができる(例えば図12参照)。コーヒー豆は、例えばコーヒー豆のタンク、容器もしくは缶から、又は、コーヒー豆の貯蔵部を備えるコーヒー豆を供給するシステムおよび、例えば重力又は空気作用によりコーヒー豆を移す原料管から供給されることができる。容器26は、コーヒー豆を流出させるためにセパレータ移送部材14にも結合されている。具体的には、ホッパー24の容器26は、セパレータ移送部材14に直角に連結することができる。
図3を用いて記載される実施例では、容器26は、内部にコーヒー豆を導入するために上部開口部30を備える。そして、コーヒー豆をセパレータ移送部材14へ放出させるために、下部開口部36を備える。
考えられる実施において、容器26は、コーヒー豆を導入するための上部開口部30を有する実質的に円筒状第一セクション28と、下方へコーヒー豆を運ぶための円錐台の中間セクション32と、コーヒー豆を放出させるのための下部開口部36を有して、実質的に円筒状であるが第一セクション28の開口部より小径の第2セクション34と、を有する中空本体で形成されることができる。円錐台の中間セクション32は、第一セクション28と第2セクション34とに結合しており、そして、第一セクションの直径に等しい大きなベース直径と、第2セクションの直径に等しい小さなベース直径とを有する。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる図3を用いて記載される実施例によると、容器26は、好ましくはコーヒー豆を流出させるために、横開口部27を備えることができる。具体的には、横開口部27は、第2セクション34の、下部開口部36とつながるように作られることができる。この場合、横開口部27は開いた外形を有することができ、それは例えば、実質的に逆さまのUのようであるか、又は類似の形に成形されることができ、下部開口部36とつながっており開いている。
横開口部27は、セパレータ移送部材14へホッパーからのコーヒー豆の流出を促すことができ、妨害物を低減することができる。横開口部27は、例えば、フライス加工により作られることができる。具体的には横開口部27と、案内溝40のU型の断面との組合せのおかげで、途切れることなく、妨害物や、材料が停滞するポイントがなく、コーヒー豆を分離して流すことができる。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例によると、ホッパー24は、例えば取り外し可能な留め具31(例えばネジ)で横開口部27の正面(容器26の外側)に結合されるブロック29を備えることができる。ブロック29は、例えば斜めに切られた又は傾斜した角部を有する、矩形の直方体か類似の形であることができる。コーヒー豆の特定の流れを定める経路の間隙を決定するために、ブロック29を、横開口部27から所定の距離に配置することができる。
ブロック29の位置は、調節することができ、そして、横開口部27から多少の距離範囲で変化させることができる。そして、例えばブロック29の位置を調節するよう機能することもできる取り外し可能な留め具31を用いることにより、ブロック29の位置を設定することができる。このようにして、コーヒー豆の異なる流出条件を定めることができる。
考えられる実施では、ホッパー24は、セパレータ移送部材14への結合のために、連結フランジ35(例えば第2セクション34に結合されている)を備えることができる(例えば図3参照)。
連結フランジ35は、例えば容器26の第2セクション34に溶接されることができ、そしてセパレータ移送部材14に取り付けられることができる。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、図4および5を用いて記載される実施例によると、セパレータ移送部材14は、長手方向の案内溝40を備えるバー38を含む。長手方向の案内溝40を有するバー38は、コーヒー豆をガイドし分離させて前進させるためのレールとして機能し、すなわち、コーヒー豆を一列に一つ一つ前進させるよう機能する。
このようにして、センサユニット20のおかげで、容器18に逐次届けられるコーヒー豆の重量を量ることができる。そして、容器18に導入される個々のコーヒー豆により供給される重量における貢献(割合)を識別する。
案内溝40は、バー38の長さの大部分に亘り、そして、コーヒー豆が導入される入口端42と、増分計量ユニット13へ向かうコーヒー豆の出口用の出口端44と、を有する。そして、出口端44は、バー38の厚み方向に貫通孔45を備える(図2も参照)。バー38の下では、具体的には出口端44とそれぞれの貫通孔45とが位置合わせされ、容器18が配置される。
貫通孔45は、具体的には、一度に1粒のコーヒー豆を輸送されるようになっているが、コーヒー豆の分離された流れに障害、ジャム又は妨害物を引き起こさないような小さな内径に設定されている。貫通孔45のおかげで、コーヒー豆は重力で容器18に落下することができ、落下するコーヒー豆を受けるために容器18の上部は開いている。
考えられる実施では、ホッパー24は案内溝40の入口端42と一致するよう配置される。そして、具体的には、容器26の下部開口部36は入口端42と重なって配置される。この場合容器26は、案内溝40より上に配置され、横開口部27が案内溝40の方に面している。その結果、コーヒー豆はホッパー24から案内溝40の入口端42へと正しく流れることができる。
考えられる実施では、バー38は実質的に水平に配置するか、又は縦に列をなして進むコーヒー豆の流出を制御するように、わずかに後方に、すなわちホッパー24の容器26の方へ、数度傾けることができる。バー38は、実際のところこの傾斜により、入口端42から出口端44までの移動の方向に、わずかに高くなっている。
考えられる実施では、バー38は細長いプレートから作られることができ、例えば、金属(例えば鋼)、若しくは、ポリマー、プラスチック又は熱可塑性材料などから作られることができる。バー38は、案内溝40を定める細長い溝を作るために加工される。例えば、作業は材料を取り除くことにより行うことが加工されることができる(例えばフライス加工)。又は、モールド加工により(例えばポリマー材の場合)、そのまま長手方向の案内溝40を含むバー38を得ることができる。
考えられる実施では、バー38は長さL(図4)を有することができる。そして、例えば、長さLは200mm〜800mm、特に300mm〜700mmの間に、さらに400mm〜600mmであり得る。長さLの例としては、450mm、500mm、550mmである。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例によると、案内溝40は、U型又は類似の横断面(図5参照)を有することができる。案内溝40に沿ったコーヒー豆の妨害物を低減できるという点で、U型の横断面は有利である。
考えられる実施では、U型の横断面の外形は、溝高さHおよび溝幅Wを有することができる。
考えられる実施では、溝高さHと溝幅W間の比率は、「1〜2」、特に「1〜1.5」であり得る。例えば、溝高さHは、10mm〜20mm、特に10mm〜15mmであり得るが、溝幅Wは、6mm〜15mm、特に8mm〜12mmであり得る。
考えられる実施では、U型の横断面の外形は、小さい曲率半径Rを有することができる。
考えられる実施では、小さい曲率半径Rと溝幅W間の比率は、「1〜3」、特に「1.5〜2.5」であり得る。例えば、小さい曲率半径Rは、10mm未満、特に7.5mm未満、さらには5mm未満であり得る。例えば、小さい曲率半径Rは、2mm〜5mm、特に3mm〜4mmであり得る。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる図2を用いて記載される実施例によると、振動ユニット16は、モーター46と、供給部材48と、前部振動ばねユニット52と、後部振動ばねユニット54とを含むことができ、そして、正面のバイブレータ部および後部バイブレータ部を実質的に定める。前部振動ばねユニット52および後部振動ばねユニット54は、モーター46からの振動を増幅/減衰させる機能を実質的に実行する。
各ユニット、正面振動ばねユニット52および後部振動ばねユニット54のばねのタイプ、数およびサイズを最適に選択することによって、セパレータ移送部材14の所望の振動と、それ故に列をなしたコーヒー豆の所望の供給を確定するように、振動ユニット16を構成することができる。
例えば、前部振動ばねユニット52は、2〜5個のばね(例えば3又は4個)を含むことができる。後部振動ばねユニット54は、例えば1〜3個のばね(例えば1又は2個)を含むことができる。
考えられる実施では、セパレータ移送部材14の下に振動ユニット16を結合することができる。具体的には、振動ユニット16をバー38の下に配置することができ、そして例えば、バー38は振動ユニット16の前部と後部より突出することができる。
考えられる実施では、バー38は、振動ユニット16の前部より長さL1、突出することができて、振動ユニット16の後部より長さL2、突出することができる(図2を参照)。
考えられる実施では、バー38の長さL1と長さL2の比率は、「0.25〜0.5」であり得、特に「0.3〜0.45」、更には「0.35〜0.4」であり得る。
考えられる実施では、バー38の長さL2と長さLの比率は、「0.1〜0.3」であり得、特に「0.15〜0.25」、更には「0.18〜0.22」であり得る。
例えば、バー38は、前部振動ばねユニット52の前部よりも長さL1、突出することができ、後部振動ばねユニット54の後部よりも長さL2、突出することができる。
本明細書に記載される実施例で使用可能な振動ユニット16は、例えば、SARG Srl社(イタリア国)から入手可能な直線振動台(例えばモデルVR1)であり得る。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例によると、容器18は例えば形状が円筒状の容器であることができ、上部開口部19を有する。そして、セパレータ移送部材14から到着するコーヒー豆の入口となる。さらにまた、容器18は底部21を備え、センサユニット20を底部21に接続することができる。具体的には、センサユニット20は、容器18の下に設置されることができ、底部21と接触する(図2)。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例によると、容器18を徐々に満たすコーヒー豆の重量を少なくとも検出するように、センサユニット20を構成することができる。重量データ又は信号を検出するためにセンサユニット20を設定することができ、制御カード22のおかげでプログラム可能でありえる。
本明細書において記載される実施例の異なる実施態様によると、容器18上の重量は、一つ以上のロードセル、一つ以上の圧力センサー、又は一つ以上の他のセンサによって検出されることができる。そして、伸び計、圧電素子、ピエゾ抵抗素子、ホール効果素子などが使用される。
圧力は、単位面積当たりに作用する力であり、その結果、圧力センサー、力センサー又はロードセルとして一つ以上のセンサが設けられているかどうかに応じて、変換を検討する必要があり得る、と考えなくてはならない。センサユニット20の特定の配置に応じて、センサユニット20が少なくとも圧力センサーと、少なくとも力センサー(例えばロードセル)とを含み得ると理解されなければならない。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例によると、センサユニット20は、圧力センサー又は力センサー(例えばロードセル)の様な、少なくとも一つのセンサーを含むことができる。
ここでは、その本明細書に記載される実施例で用いられるような、センサユニット20に含まれるセンサの少なくとも一つ以上は、以下を備える群から選択されるセンサ素子であることができる点に留意する必要がある。
・力センサー又はトランスデューサ(ロードセルのような)
例えば、伸び計を備えたロードセル、油圧又は静水圧ロードセル、圧電ロードセル、振動ワイヤを備えたロードセル、および容量型ロードセル、
・圧力センサー又はトランスデューサ(例えばエリアに印加される力によって生じる変形又は変位を測定するための力を集めるために用いられる電子タイプ)
例えば、ピエゾ抵抗伸び計を備えるセンサ、容量センサ、電磁センサ、圧電センサ、光学センサ又は電位差測定センサ。
非限定的な実施例として供給される、いくつかの実施例において、センサユニット20は、ロードセルであり得る一つ以上のセンサを含むことができる。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例によると、容器18内の調合されたコーヒー豆の重量を算出するために、センサユニット20からの重量信号を受信するように制御カード22を構成することができる。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、例えば図8を用いて記載されるいくつかの実施例によると、制御カード22は、中央演算処理装置(CPU)56、任意の電子メモリ58、任意の電子データベース60、供給モジュール61、および補助回路(又はI/O)(図示せず)を含むことができる。例えば、CPU56は、作業又はコンピュータサイクルの制御、オートメーション及び管理の分野において用いられる任意のタイプのコントローラ、マイクロコントローラ、プロセッサ又はマイクロプロセッサであり得る。
電子メモリ58は、CPU56に接続することができ、そして、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブルメモリ(EPROM)、電気的消去可能なプログラマブルROMメモリ(EEPROM)、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、CD―ROM、光磁気ディスク、光学又は磁気カード、マスメモリ、固体メモリカード又はマイクロカード又はその他の形態のデジタル記憶装置(ローカル又はリモート)といった、市販品の一つ以上であることができる。
例えば、計量される現在の重量に関するデータ、到達すべきコーヒー豆の目標重量、および/又は、1タイプ又はその種のコーヒーとその他との割合(すなわちコーヒーの一つ以上の特定の混合レシピ)、そして、予想される履歴アーカイブデータ又はエラーデータを、電子メモリ58に保存することもできる。最終的に、到達すべきコーヒー豆の目標重量および/又は、1タイプ又はその種のコーヒーとその他との割合(すなわちコーヒーの一つ以上の特定の混合レシピ)が提供されると、追加もしくは代替えとして、それは任意の電子データベース60に格納されることができる。
ソフトウェア命令およびデータは、CPU56に命令を出すために、例えばコード化され、電子メモリ58に格納されることができる。通常はプロセッサを助けるために、補助回路をCPU56に接続することもできる。補助回路は、例えば以下の内少なくとも1つを含むことができる:キャッシュ回路、フィード回路、クロック回路、入出力用回路、サブシステム等。
制御カード22により読み込み可能なプログラム(又はコンピュータ命令)により、本発明による方法に従って、どの作業が実行可能か決定することができる。
いくつかの実施例においてプログラムは、制御カード22や、ローカル又はリモートコンピュータシステムにより読み込み可能なソフトウェアである。制御カード22や、ローカル又はリモートコンピュータシステムは、本発明による方法の経過で導入又は発生する情報およびデータを生成して格納するためのコードを含むことができる。
上記のように、いくつかの実施例により、さまざまなステップ、経過および工程を実行することができる。汎用又は特殊用途のプロセッサによって特定のステップの実行を生じさせる、本明細書によるマシン又は装置の制御カードによって実行される命令によって、ステップ、経過および工程は、少なくとも部分的に行われることができる。あるいは、これらのステップ、経過および工程は、ステップを実行するためのハードウェアロジックを含む特定のハードウェアコンポーネントによって、又は、プログラムされたコンピュータのためのコンポーネントと、個々の好みに合わせて変更されたハードウェアコンポーネントとの任意の組合せにより実行されることができる。
コーヒー豆を調合して供給するための方法の、又は、本明細書によるコーヒー飲料の準備のための方法の実施例は、以下の命令を含むコンピュータ読み込み可能な手段で格納できるコンピュータのプログラムに含むことができる。上記命令は、本明細書によるコーヒー豆を調合して供給するための装置、又は、コーヒーを準備するためのステーションにおいて実行されると、本明細書に記載のようなコーヒー豆を調合して供給するためであるか、コーヒー飲料の準備のための方法を実行する。
具体的には、本発明による要素は、マシンにより実行可能な命令を格納するマシン可読手段として与えられることができる。マシン可読な手段は、以下に限定されないが、フロッピーディスク、光ディスク、CD―ROM、光磁気ディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、光学又は磁気カード、伝搬手段又は電子情報を格納するのに適した他タイプのマシン可読手段を含むことができる。
例えば本発明は、通信接続(例えばモデム又はネットワーク接続)を介して、搬送波で受信されるデータ信号又は他の伝搬手段によって、リモート(遠隔)コンピュータ(例えばサーバ)から要求元コンピュータ(例えばクライアント)へ、転送可能なコンピュータプログラムとしてダウンロードされることができる。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例によると、装置10は、利用者/操作者インタフェース62を含むことができる。利用者/操作者インタフェース62は、ローカル又はリモートであり得る。利用者/操作者インタフェース62は、制御カード22と相互作用するように構成されることができる。具体的には利用者/操作者インタフェース62は、制御カード22に関連付けられる入力デバイス64および表示デバイス66を備えることができる。
考えられる実施では、利用者/操作者インタフェース62の入力デバイス64は、英数字キーボード、押しボタン式パネル、押圧キー又はボタン、タッチキー又はボタン、物理又は仮想キー/ボタンであり得る。
考えられる実施では、利用者/操作者インタフェース62の表示デバイス66は、デジタルディスプレイ、液晶ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイであり得る。
表示デバイス66がタッチスクリーンディスプレイの場合は、タッチスクリーンディスプレイに、入力デバイス64および表示デバイス66(両方)の機能を組み込むことができる。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例によると、装置10は、通信モジュール65を含むことができる(例えば図8参照)。通信モジュール65は、利用者/操作者インタフェース62との通信のために用いられることができる。通信モジュール65は、制御カード22の一部であることができるか、又はその外側にあり得る。
考えられる実施では、通信モジュール65は、ケーブル通信モジュール又はワイヤレス通信モジュールであることができる。
例えば、ケーブル通信モジュールの場合、シリアル接続(例えばRS232)又はLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を実施する通信モジュールを設けることができる。
例えば、ワイヤレス通信モジュールの場合、例えばWi―Fiプロトコルを使用して、近距離、中距離、又は遠距離無線通信モジュールを設けることができる。他の考えられる実施例では、Bluetooth(登録商標)プロトコル、又はZigbee、又はNFCプロトコル(Near Field Communication)、又は赤外線通信プロトコル(例えばInfrared Data Association、IrDA)を用いることができる。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例は、コーヒー粉砕デバイス68と、本明細書に記載される装置10の組合せにも関する(図6、8、9、10、11および12参照)。最終的なコーヒー豆粉末の混合物の所望の粒径を得るために、コーヒー粉砕デバイス68を調節することができる。
例えば、コーヒー豆粉末を混合して個々の好みに合わせて変更されたレシピは、操作者又は最終消費者が要件に従ってそのたびごとに選択することができる特定の粒径が必要となるか、又はそれによって特徴づけられることができる。
例えば考えられるいくつかの実施では、コーヒー粉砕デバイス68は、例えばマイクロメトリック制御システムを用いて、グラインダを互いに近づけたり/離して、コーヒーを挽くために設けられるグラインダの動きを制御する調節システムを含むことができる。
このようにして、信頼性が高く正確な方法で、得られるコーヒー豆粉末の混合物の所望の粒径と相関する粉砕ギャップ又はピッチを選択的に定めるために、グラインダは互いに様々な距離で配置することができる。例えば、調整は、手動又は自動、又は半自動で行われることができる。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例によると、上記のように、最終的なコーヒー豆粉末の混合物の粒径を有利には調節するために、コーヒー粉砕デバイス68は遠隔操作および制御されることができる。例えば、遠隔操作および制御は、例えばブルートゥース(登録商標)プロトコル又はWi―Fiを用いて、無線通信システムといった、ケーブル通信システム又はワイヤレス通信システムにより行われる。この目的のために、コーヒー粉砕デバイス68は、適した通信モジュールを含むことができる。
装置10は、動作可能にコーヒー粉砕デバイス68と結合されることができる。そして例えば容器18は、コーヒー粉砕デバイス68に調合された量のコーヒー豆を供給するために用いられる。コーヒー粉砕デバイス68は、対応するコーヒー豆粉末の混合物を得るために豆を挽く。コーヒー豆粉末の混合物はすぐに使用されることもできるし、後で使用するために、例えば真空包装で包装されることもできる。例えば1、2杯のコーヒーで充分であるか、もしくはより多い場合、使用される混合コーヒー豆粉末の全体量によって決められることができる。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる装置10のいくつかの実施例によると、複数のセパレータ・プロポーショナーユニット11を設けることができる(例えば図7および8参照)。
例えば、2個以上のセパレータ・プロポーショナーユニット11を設け、例えば2〜12個、特には3〜11個、更には4〜10個、特に5〜9個設ける。例えば、5、6、7、8、9、10個又はより多くのセパレータ・プロポーショナーユニット11を設けることができる。
異なるタイプ又は異なる種類のコーヒー豆を受けて、それ故、異なるタイプ、異なる種類、そして異なる原産地のコーヒー豆の分離された流れを供給するように、各セパレータ・プロポーショナーユニット11は構成されることができる。連続的又は一斉にコーヒー豆を届けるために、さまざまなセパレータ・プロポーショナーユニット11を用いることができる。
順次に送り出す場合、増分計量ユニット13は、必要な最終重量に達するまで、制御カード22によってセパレータ・プロポーショナーユニット11を修正して、重量の増加する変化を測定することができる。
これとは逆に一度に送り出す場合、得られた重量に従って、増分計量ユニット13に接続された制御カード22は、ニーズに応じて、要請される飲物のためのコーヒーの必要かつ予め定められた重量を得るために、セパレータ・プロポーショナーユニット11のうちの1つに、命令/要求を供給する。
考えられる実施では、全てのセパレータ・プロポーショナーユニット11は、単一の増分計量ユニット13に接続することができる(例えば図7参照)。
さまざまなセパレータ・プロポーショナーユニット11は、異なるタイプ又は異なる種類のコーヒー豆を、別々に調合するように構成される。増分計量ユニット13は、その都度、異なるセパレータ・プロポーショナーユニット11と共働するよう配置され、所望の最終量が得られるまで、例えば予め設定されているか、又は制御カード22でその都度選択される特定のレシピ又は複数のタイプ又は種類のコーヒーを組合せて提供されるコーヒー豆の最終的な量に対する所定の分割(配分)量を、セパレータ・プロポーショナーユニット11から、順次および増大しながら、受け取る。
具体的には、単一の増分計量ユニット13で異なるセパレータ・プロポーショナーユニット11から逐次受け取り増加する分割量の合計が、異なるタイプ又は種類のコーヒー豆の最終的な量になる。コーヒー粉砕デバイス68によって、最終的な量が処理されて、利用者により要求され、そして特定のレシピ又は複数タイプ又は種類のコーヒーの予め設定されたか選択された組合せに対応した感覚刺激特性を備えたコーヒー豆粉末の最終的な混合物を得る。
上述のように、コーヒー粉砕デバイス68は、粒径を調節するように構成されることができる。さらにまた、ニーズに応じて、コーヒー粉砕デバイス68は、遠隔操作および制御されることができる。
実施例を記載するために図8を用いられる。そして、装置10は、単一の増分計量ユニット13に対応した複数のセパレータ・プロポーショナーユニット11と、それぞれのセパレータ・プロポーショナーユニット11間で、それぞれから、異なるタイプ又は種類のコーヒー豆の分割量を、順次受け取るために、増分計量ユニット13を移動するよう構成された移動デバイス74を備える。移動デバイス74は、増分計量ユニット13を、直線移動又は回転移動させるよう構成されることができる。
最終量の、異なるタイプ又は種類の、グラインドするコーヒー豆を供給するために、移動デバイス74は、コーヒー粉砕デバイス68の方へ増分計量ユニット13を移動させるよう構成されることもできる。例えば移動デバイス74は、伝動部材74b(例えばチェーン又はベルト)が巻かれる2つのプーリー74aを含むことができる(例えば図12参照)。
さらに、移動デバイス74は、増分計量ユニット13を移動させ、例えば逆さま、回転、反転、又は傾斜させるように構成され、異なるタイプ又は種類のコーヒー豆の量が、容器18からコーヒー粉砕デバイス68へとひっくり返され、導入され、又は移されるようにする。このために例えば、反転部材75を設けることができる(例えば図12参照)。そして考えられる実施では、大きいプーリー75b(容器18が接続される)と小さいプーリー75cとの周りに巻かれる伝動部材(例えばベルト又はチェーン75a)により形成されることができる。
これらの実施例においても、コーヒー粉砕デバイス68は、粒径を調節させるよう構成されることができて、そして、ニーズに応じて、遠隔操作および制御されることができる。
考えられる実施では、移動デバイス74は、駆動部材76を含むことができる。本明細書に記載される実施例と連動して用いられる駆動部材76は、電気モータ、電気ステップモータ、磁気モーター、モーターを備えたリニア車軸、リニアモータ(例えば機械式リニアモータ、圧電リニアモータ、電磁リニアモータ、電気機械モーター)、電磁石から成るグループから選択される駆動部材であり得る。
例えばモーターは、電気コイルによって形成される第1部分と他の電気コイルによって形成される第2部分との間の相互作用の電磁気および磁場を使用するか、若しくは、永久磁石又は通電された磁石又は導体によって設けられることができる。
特定の考えられる実施例において、駆動部材は、リニアモータ(例えば誘導リニアモータ、同期リニアモータ、ブラシレスの同期リニアモータ、単極リニアモータ、ボイスコイルリニアモータ、管状リニアモータ、若しくは上述のように、圧電リニアモータ又は電磁石)として構成されることができる。
考えられる実施では、移動デバイス74は運動アクチュエータ77を備えることができる。駆動部材76は、運動アクチュエータ77に接続されることができる。
考えられる実施では、運動アクチュエータ77は、本来的に直線運動であるか、又は回転運動を直線運動に変換するように構成することができる。
他の考えられる実施において、運動アクチュエータ77は、本来的に回転運動であるか、又は直線運動を回転運動に変換するように構成することができる。
いずれの場合においても、変換は、以下からなる群から選択されるタイプの機構を使用して、通常行われることができる。
ネジ・アクチュエータ(例えばねじジャッキ、ボールスクリュー・アクチュエータおよびロールスクリュー・アクチュエータ)、又は輪軸(例えばドラム、ギア、プーリー又は軸)、アクチュエータ(例えば吊りケーブル、ウインチ、ラックおよびピニオン・ユニット)、チェーン伝動、ベルト伝動、剛性チェーン・アクチュエータおよび剛性ベルト・アクチュエータ。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、いくつかの実施例は、供給されるコーヒー豆の実際の量を個々に制御するために、複数のセパレータ・プロポーショナーユニット11を提供することができ、各々はそれぞれの増分計量ユニット13に関連付けられる。この場合、各増分計量ユニット13は、各1つのセパレータ・プロポーショナーユニット11だけと連動するように置かれる。そして、それからコーヒー豆の最終的な量の定められた分割分(配分)を受け取る。その後、異なるタイプ又は種類のコーヒーの豆の様々な分割分は、コーヒー粉砕デバイス68に、一つずつか、又は予め集められ供給されることができる。そして、上記のように最終的な混合物を得る。この目的ため、上記のような移動デバイス74が用いられることができる。
図9、10および11は、本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、コーヒー準備ステーション80の実施例を記載するために用いる。そして、コーヒー準備ステーション80は得られたコーヒー豆粉末の混合物からコーヒー飲料(特にエスプレッソコーヒー)を製造することが可能な本明細書による装置10、コーヒー粉砕デバイス68およびコーヒーマシン78を含む。
考えられる実施では、コーヒー準備ステーション80は、装置10およびコーヒー粉砕デバイス68を含む混合コーヒー豆粉末準備セクション82と、コーヒーマシン78を含むコーヒー飲料準備セクション84とを含む。
図9、10および11は、混合コーヒー豆粉末準備セクション82と、コーヒー飲料準備セクション84との異なる相互の配置を有するコーヒー準備ステーション80のさまざまな考えられるレイアウトを記載するために用いられる。
いくつかの実施例によれば、図9および10を用いて記載される、混合コーヒー豆粉末準備セクション82は、コーヒー飲料準備セクション84に対して、横(例えば直角)に配置され得る。混合コーヒー豆粉末準備セクション82の配置は、コーヒー飲料準備セクション84の横か(図9参照)、又は中間の位置(図10参照)であり得る。
他の実施例によれば、図11を用いて記載される、混合コーヒー豆粉末準備セクション82は、配置されたコーヒー飲料準備セクション84に対して平行である(例えば、実質的に対向位置に面する)ことができる。
図12は、多数の又は列になったセパレータ・プロポーショナーユニット11を提供する本明細書による装置10を含む混合コーヒー豆粉末準備セクション82の実施例を記載するために用いられる。混合コーヒー豆粉末準備セクション82は、装置10を支えるフレーム86を含む。
複数の移送部材96が設けられ、移送部材96各々がそれぞれのセパレータ・プロポーショナーユニット11の供給デバイス12に連結される。そして、各々コーヒー豆を供給するシステムとして機能する。
また移動デバイス74が設けられ、移動デバイス74は供給デバイス12に対して、センサユニット20に接続された容器18を移動させる。
コーヒー粉砕デバイス68は、列になったセパレータ・プロポーショナーユニット11と連動するように置かれ、予め混合されたコーヒー豆粉末を容器18から受け取ることができる。そしてこのために、移動デバイス74の反転部材75が設けられており、容器18がコーヒー粉砕デバイス68に位置合わせされたときに、容器18に作用するように構成されている。
フレーム86は、コーヒー粉砕デバイス68を支持する支持面88を備える。
コーヒー豆粉末を突き固める(タンピング)ために、圧縮装置又はタンパー90を設けることもできる。そして、例えばコーヒー粉砕デバイス68に隣接して、支持面88に配置されることができる。
さらにまた、コーヒー豆又はコーヒー豆粉末を直ちに使用せず、後に使用するために供給される場合、調合されたコーヒー豆又はコーヒー粉砕デバイス68によって製造されたコーヒー豆粉末を、パケットや小さい袋又はバッグに真空包装するために、真空包装デバイス92を設けることができる。真空包装デバイス92は、支持面88に配置されることもでき、例えば圧縮装置90と隣接することもできる。
さらにまた、利用者/操作者インタフェース62は、支持面88に設けられることができる(例えばタッチスクリーン)。
さらに、計量されたコーヒー豆の混合物がコーヒー粉砕デバイス68に導入されず、挽かれない(そのまま供給される)場合は、放出システム94を設けることができ、容器18からコーヒー豆を受け取ることができ、例えば、それらが真空包装されることができる適切なパッケージに移すか又は、注入することができる。
また、図9乃至12を用いて記載される実施例で、コーヒー粉砕デバイス68は、粒径を調節できるように構成されることができ、そして、遠隔操作および制御されることができる。
本明細書に記載されるすべての実施例と組み合わせることができる、他の実施例によれば、装置10およびコーヒー準備ステーション80は、ラベル印刷デバイスを備えることができる。
ここまで述べた装置10に対して、本発明の分野及び範囲から逸脱することなく各部の修正及び/又は追加を行うことができることは明らかである。
いくつかの具体例を参照して本発明を説明したが、当業者が装置10の他の多くの同等の形状を達成することが確実に可能であることは明白でもある。そして、請求項にて説明するような特徴を有し、それ故、すべてがこれにより定められる保護範囲の中である。
上記が本発明の実施例に関連するが、他の実施例は主たる保護範囲を逸脱しない範囲で設けられることができる、以降の請求項により定義される。
以下の請求項において、括弧内の参照記号の目的は、可読性を高めるためだけにあり、特定のクレームに記載の保護範囲に関する制限因子と見なされない。

Claims (17)

  1. コーヒー豆を調合して供給する装置であって、
    コーヒー豆を個々に計量し、量り分けるように構成されたセパレータ・プロポーショナーユニット(11)と、
    前記セパレータ・プロポーショナーユニット(11)により調合されたコーヒー豆の重さを量るように構成される増分計量ユニット(13)と、
    前記増分計量ユニット(13)から重量信号を受信し、調合されたコーヒー豆の重量を算出するように構成される制御カード(22)と
    を備え
    前記セパレータ・プロポーショナーユニット(11)は、
    個別にコーヒー豆を供給するように構成される供給デバイス(12)と、
    前記供給デバイス(12)から受け取ったコーヒー豆が一列になって一つ一つ案内されるように構成されるセパレータ移送部材(14)と、
    一つ一つ一列に一の供給方向(F)にコーヒー豆の前進を決定するために前記セパレータ移送部材(14)を振動させるように構成される振動ユニット(16)と、
    を備えることを特徴とするコーヒー豆を調合して供給する装置。
  2. 前記供給デバイス(12)が供給ホッパー(24)を備えることを特徴とする、請求項記載の装置。
  3. 前記供給ホッパー(24)は、前記セパレータ移送部材(14)に結合されており、コーヒー豆を流出させるための横開口部(27)を設ける容器(26)を備えることを特徴とする、請求項記載の装置。
  4. 前記セパレータ移送部材(14)は、前記増分計量ユニット(13)への、分離されたコーヒー豆の通路として横貫通孔(45)を有する長手方向の案内溝(40)を設けるバー(38)を備えることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項記載の装置。
  5. 前記案内溝(40)は、U型の横断面を有することを特徴とする、請求項記載の装置。
  6. 前記増分計量ユニット(13)は、前記セパレータ・プロポーショナーユニット(11)によって運ばれるコーヒー豆を受ける容器(18)を備えることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか一項記載の装置。
  7. 前記増分計量ユニット(13)は、前記容器(18)に作用する重量を検出するように構成されるセンサユニット(20)を備えることを特徴とする、請求項記載の装置。
  8. 前記センサユニット(20)は、ロードセルを備えることを特徴とする、請求項記載の装置。
  9. 前記装置は、利用者/操作者インタフェース(62)と、通信モジュール(65)とを備えることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか一項記載の装置。
  10. 前記装置は、コーヒー粉砕デバイス(68)と結合されることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか一項記載の装置。
  11. 前記装置は、複数の前記セパレータ・プロポーショナーユニット(11)を備えることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項記載の装置。
  12. 複数の前記セパレータ・プロポーショナーユニット(11)は、単一の前記増分計量ユニット(13)に取り付けられ、そして、
    前記装置は、さまざまな前記セパレータ・プロポーショナーユニット(11)の間で前記増分計量ユニット(13)を移動するように構成される作動デバイス(74)を備えることを特徴とする、請求項11記載の装置。
  13. 前記セパレータ・プロポーショナーユニット(11)は各々、それぞれの前記増分計量ユニット(13)に取り付けられることを特徴とする、請求項11記載の装置。
  14. コーヒーを準備するためのステーションであって、前記ステーションは、請求項1乃至13のいずれか一項による装置(10)と、コーヒー粉砕デバイス(68)と、コーヒー飲料を製造することが可能なコーヒーマシン(78)と、を備える、コーヒーを準備するためのステーション。
  15. コーヒー豆を個々に計量し、量り分けるように構成されたセパレータ・プロポーショナーユニットと、
    前記セパレータ・プロポーショナーユニットにより調合されたコーヒー豆の重さを量るように構成される増分計量ユニットと、
    前記増分計量ユニットから重量信号を受信し、調合されたコーヒー豆の重量を算出するように構成される制御カードと
    を備えたことを特徴とするコーヒー豆を調合して供給する装置であって、
    前記セパレータ・プロポーショナーユニットは、
    個別にコーヒー豆を供給するように構成される供給デバイスと、
    前記供給デバイスから受け取ったコーヒー豆が一列になって一つ一つ案内されるように構成されるセパレータ移送部材と、
    一つ一つ一列に一の供給方向(F)にコーヒー豆の前進を決定するために前記セパレータ移送部材を振動させるように構成される振動ユニットと、
    を備える装置において、
    個々にコーヒー豆を調合するステップと、
    調合されたコーヒー豆の量を量るステップと、
    重量信号を受信して、調合されたコーヒー豆の重量を算出するステップと
    を備えることを特徴とするコーヒー豆を調合して供給するための方法。
  16. 請求項15記載の方法により、コーヒー豆を調合して供給するステップと、
    コーヒー豆粉末を得るために調合されたコーヒー豆を挽くステップと、
    このように得られたコーヒー豆粉末を押し込めるステップと、
    コーヒー飲料を準備するために、圧力をかけて、押し込められたコーヒー豆粉末から沸騰水を用いて抽出を行うステップと
    を備えることを特徴とするコーヒー飲料を準備する方法。
  17. 請求項1乃至13のいずれか一項記載の装置、又は請求項14記載のステーションで実行され、
    請求項15又は16に記載の方法を実行するための命令を含む
    コンピュータによって読み込み可能な手段で格納できるコンピュータプログラム。
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