JP6721439B2 - レーザー加工装置 - Google Patents

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Description

IC、LSI等の複数のデバイスが分割予定ラインによって区画され表面に形成されたウエーハは切削ブレードを回転可能に備えたダイシング装置によって個々のデバイスに分割され、携帯電話、パソコン等の電気機器に利用される。
近年、IC、LSI等のデバイスの処理能力を向上させるため、層間絶縁膜として低誘電率絶縁体被膜(Low−k膜)を採用した積層体を表面に有するウエーハが実用化されている。該ウエーハを分割予定ラインに沿って切削ブレードで切削し、個々のデバイスに分割すると、切削ブレードの衝撃力に起因してLow−k膜が切削部位から雲母のごとく薄く剥離してしまい、デバイスに損傷を与えることがあるため、分割予定ラインを切削ブレードで切削せずに、レーザー光線を分割予定ラインに沿って繰り返し照射して溝を形成し、外力を付加することにより該溝に沿って個々のデバイスに分割することが試みられている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2006−269507号公報
しかし、分割予定ラインに形成された上記Low−k膜を除去するためには、1本の分割予定ラインに対して複数回のレーザー光線を照射しなければならず、レーザー光線照射機構に対してウエーハを何度も相対移動させる必要があり、生産性が悪いという問題がある。
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、その主たる技術課題は、分割予定ラインに形成された膜をレーザー加工によって効率よく除去することができるレーザー加工装置を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、レーザー加工装置であって、被加工物を保持する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射機構と、該保持手段と該レーザー光線照射機構とを相対的にX軸方向に加工送りするX軸方向送り手段と、該保持手段と該レーザー光線照射機構とを相対的にX軸方向に直交するY軸方向に加工送りするY軸方向送り手段と、を少なくとも備え、 該レーザー光線照射機構は、所定の繰り返し周波数でパルスレーザー光線を発振する発振器と、該発振器が発振したパルスレーザー光線を集光する集光器と、該発振器と該集光器との間に配設され、該発振器が発振したパルスレーザー光線をY軸方向に分散するY軸方向分散器と、該Y軸方向分散器と該集光器との間に配設され該発振器が発振したパルスレーザー光線を所定の振動周波数でX軸方向に往復移動させるレゾナントスキャナーと、から構成され、該レゾナントスキャナーは、対向して配設される主レゾナントスキャナーと、従レゾナントスキャナーとを備え、該主レゾナントスキャナーの振動周波数に対して該従レゾナントスキャナーの振動周波数を3倍に設定し、該主レゾナントスキャナーの振動に対して該従レゾナントスキャナーの振動の位相をずらして振動させることで該従レゾナントスキャナーの振動サインカーブの極小点と極大点を結ぶ各辺を直線状に補正し、該発振器が発振したパルスレーザー光線のX軸方向のスポット間隔を均一化するレーザー加工装置が提供される。
該レーザー加工装置は、該発振器と該レゾナントスキャナーとの間に配設されるダイクロイックミラーと、該ダイクロイックミラーによって分岐される経路に配設されるハーフミラーと、該ハーフミラーによって分岐される第1の経路に配設され該発振器と同期してパルス光を照射する照明手段と、該ハーフミラーによって分岐される第2の経路に配設され加工点を観察する観察手段と、を備えることが好ましい。
該照明手段は、パルス光を照射する照射器であり、該観察手段は、該ハーフミラー側に配設された結像レンズを備え画像を取得する撮像カメラと、該撮像カメラが取得した画像を表示するモニターと、該撮像カメラが取得した画像を記録する画像記録部と、から構成することができる。さらに、該レーザー光線照射機構の発振器が発振するパルスレーザー光線の繰り返し周波数、および該レゾナントスキャナーの振動周波数は調整可能であることが好ましい。
本発明は、レーザー加工装置であって、被加工物を保持する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射機構と、該保持手段と該レーザー光線照射機構とを相対的にX軸方向に加工送りするX軸方向送り手段と、該保持手段と該レーザー光線照射機構とを相対的にX軸方向に直交するY軸方向に加工送りするY軸方向送り手段と、を少なくとも備え、 該レーザー光線照射機構は、所定の繰り返し周波数でパルスレーザー光線を発振する発振器と、該発振器が発振したパルスレーザー光線を集光する集光器と、該発振器と該集光器との間に配設され、該発振器が発振したパルスレーザー光線をY軸方向に分散するY軸方向分散器と、該Y軸方向分散器と該集光器との間に配設され該発振器が発振したパルスレーザー光線を所定の振動周波数でX軸方向に往復移動させるレゾナントスキャナーと、から構成され、該レゾナントスキャナーは、対向して配設される主レゾナントスキャナーと、従レゾナントスキャナーとを備え、該主レゾナントスキャナーの振動周波数に対して該従レゾナントスキャナーの振動周波数を3倍に設定し、該主レゾナントスキャナーの振動に対して該従レゾナントスキャナーの振動の位相をずらして振動させることで該従レゾナントスキャナーの振動サインカーブの極小点と極大点を結ぶ各辺を直線状に補正し、該発振器が発振したパルスレーザー光線のX軸方向のスポット間隔を均一化することにより、保持手段により保持されたウエーハをX軸方向に加工送りしながら分割予定ラインに沿ってX軸方向に複数のパルスレーザー光線を往復で照射できると共に分割予定ラインの幅に対応してY軸方向に複数のパルスレーザー光線を往復で照射できるので、1回のレーザー光線の照射で1本の分割予定ラインから、例えば、Low−k膜を効率よく除去することができ、生産性が向上すると共に、加工品質が良好となる。
さらに、加工点を観察する観察手段を備え、レーザー光線照射機構の発振器が発振するパルスレーザー光線の繰り返し周波数、および該レゾナントスキャナーの振動周波数が調整可能に構成することにより、被加工物の材料に応じて熱溶融させ、クラッキングしやすい脆弱基板に対してもクラックを伝播させないような加工条件を容易に特定して加工を施すことができる。
本発明に基づき構成されたレーザー加工装置の全体斜視図である。 図1に記載されたレーザー加工装置に配設されるパルスレーザー光線照射機構の概略を示すブロック図である。 図1に示すレーザー加工装置によりウエーハを加工する状態を説明するための説明図である。 図1に記載されたレーザー加工装置に配設されるパルスレーザー光線照射機構の他の実施形態の概略を示すブロック図である。 図4に示す実施形態により照射されるパルスレーザー光線の照射位置の変位の変化の概要を示すグラフである。
以下、本発明に基づき構成されるレーザー加工装置について添付図面を参照して、詳細に説明する。
図1には、本発明の加工装置の一実施形態として例示するレーザー加工装置40の全体斜視図が示されている。図に示すレーザー加工装置40は、基台41と、ウエーハを保持する保持手段42と、保持手段42を移動させる移動手段43と、保持手段42に保持される被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射機構44と、撮像手段50と、表示手段52と、を備えている。
保持手段42は、X方向において移動自在に基台41に搭載された矩形状のX方向可動板60と、Y方向において移動自在にX方向可動板60に搭載された矩形状のY方向可動板61と、Y方向可動板61の上面に固定された円筒状の支柱62と、支柱62の上端に固定された矩形状のカバー板63とを含む。カバー板63にはY方向に延びる長穴63aが形成されている。長穴63aを通って上方に延びる円形状の被加工物を保持する保持テーブル64の上面には、多孔質材料から形成され実質上水平に延在する円形状の吸着チャック65が配置されている。吸着チャック65は、支柱62を通る流路によって図示しない吸引手段に接続されている。保持テーブル64の周縁には、周方向に間隔をおいて複数個のクランプ66が配置されている。なお、X方向は図1に矢印Xで示す方向であり、Y方向は図1に矢印Yで示す方向であってX方向に直交する方向である。X方向、Y方向で規定される平面は実質上水平である。
移動手段43は、X方向移動手段80と、Y方向移動手段82と、を含む。X方向移動手段80は、基台41上においてX方向に延びるボールねじ802と、ボールねじ802の片端部に連結されたモータ801とを有する。ボールねじ802の図示しないナット部は、X方向可動板60の下面に固定されている。そしてX方向移動手段80は、ボールねじ802によりモータ801の回転運動を直線運動に変換してX方向可動板60に伝達し、基台41上の案内レール43aに沿ってX方向可動板60をX方向において進退させる。Y方向移動手段82は、X方向可動板60上においてY方向に延びるボールねじ821と、ボールねじ821の片端部に連結されたモータ822とを有する。ボールねじ821の図示しないナット部は、Y方向可動板61の下面に固定されている。そして、Y方向移動手段82は、ボールねじ821によりモータ822の回転運動を直線運動に変換し、Y方向可動板61に伝達し、X方向可動板60上の案内レール60aに沿ってY方向可動板61をY方向において進退させる。なお、図示は省略するが、X方向移動手段80、Y方向移動手段82には、それぞれ位置検出手段が配設されており、保持テーブル64のX方向の位置、Y方向の位置、周方向の回転位置が正確に検出され、後述する制御手段から指示される信号に基づいてX方向移動手段80、Y方向移動手段82が駆動され、任意の位置および角度に保持テーブル64を正確に位置付けることが可能になっている。
レーザー光線照射機構44は、基台41の上面から上方に延び、次いで実質上水平に延びる枠体45に内蔵されている。図2を参照しながら、本発明の該レーザー光線照射機構44の概略について説明する。レーザー光線照射機構44は、加工対象となるウエーハ10の分割予定ライン上に積層されたLow−k膜に対して吸収性を有する例えば355nmの波長のレーザー光線を発振するパルスレーザー光線発振器44bと、ウエーハ10にレーザー光線を照射する集光器44aを備えており、該パルスレーザー光線発振器44bから照射されたレーザー光線がウエーハ10の分割予定ライン12上において、その走査位置を図2の紙面に垂直な方向(割り出し送り方向:Y軸方向)で周期的に変更し、分散するように変化させるY軸方向分散器44cと、Y軸方向分散器44cと集光器44aの間に配設され、パルスレーザー光線の照射位置を所定の振動周波数で図中に矢印Xで示すX軸方向に往復移動させるレゾナントスキャナー44dとを備えている。図2に示すように、レーザー光線照射機構44には、パルスレーザー光線の照射方向を変換する反射ミラーが適宜配設されており、パルスレーザー光線発振器から発振されたレーザー光線が集光器44aまで導かれるように構成されている。なお、該集光器44aには、Y軸方向分散器44c、およびレゾナントスキャナー44dで偏向されたパルスレーザー光線を吸着チャック65上に保持されたウエーハ10上に集光するfθレンズ441が配置されている。
該Y軸方向分散器44cは、本実施形態においては、例えば、光偏向素子(AOD)から構成され、高周波(RF)電流を印加することにより、入射されたレーザー光線の出射方向をY軸方向において周期的に変位させる作用を奏する。また、該レゾナントスキャナー44dは、出射するレーザー光線の方向をX軸方向において往復運動させるものであり、入射光を反射するミラーの揺動運動を制御することにより任意の周波数、振れ角での往復動の走査を実現する。該レゾナントスキャナー44dの揺動運動に追随してミラーも揺動運動するため、縦軸を変位(d)、横軸を経過時間(t)とした場合、サインカーブを描くことになる(図5も参照されたい)。なお、図2においては省略しているが、レーザー光線照射機構44は、レーザー加工装置40に配設された制御手段に接続されており、該パルスレーザー光線発振器44b、Y軸方向分散器44c、レゾナントスキャナー44d等が制御される。
図1に示す撮像手段50は、枠体45の先端下面に付設されており、案内レール43aの上方に位置し、保持テーブル64を案内レール43aに沿って移動させることにより保持テーブル64に載置されたウエーハ10を撮像することが可能になっている。また、枠体45の先端上面には、撮像手段50により撮像された画像が制御手段20を介して出力される表示手段52が搭載されている。
本発明に基づき構成されるウエーハの加工方法を実施するためのレーザー加工装置40は、概略以上のように構成されており、その作用について以下に説明する。
図1に示すレーザー加工装置を用いて加工を実施する作業者は、図3に示されているように、分割予定ライン12によって区画された複数の領域にデバイス14が形成され、該分割予定ライン12を含むウエーハ10の表面にLow−k膜が形成されたウエーハ10を用意する。そして、該ウエーハ10の裏面に合成樹脂からなる粘着テープTの表面を貼着するとともに粘着テープTの外周部を環状のフレームFによって支持する。なお、粘着テープTは、本実施形態においては塩化ビニル(PVC)シートによって形成されている。次に、保持テーブル64の吸着チャック65上に粘着テープTを介してウエーハ10を載置し吸引保持する。ウエーハ10上には、分割予定ライン12が形成された方向を示す図示しないアライメントマークが形成されており、該アライメントマークを、撮像手段50を用いて撮像し、パターンマッチング等の画像処理を実行しレーザー光線照射機構44の集光器44aに対するウエーハ10の相対位置、および方向を調整するアライメントを行う。
該アライメントが完了したら、分割予定ライン12に対してレーザー加工を実施する。レーザー加工を実施する場合は、先ず、保持テーブル64を、レーザー光線照射機構44の集光器44aが位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定の分割予定ライン12の一端を集光器44aの直下に位置付ける。そして、集光器44aから照射されるパルスレーザー光線の集光点をウエーハ10の表面付近に位置付ける。次に、レーザー光線照射手段44のパルスレーザー光線発振器44bからウエーハ10に対して吸収性を有する波長(本実施形態においては、355nm)のパルスレーザー光線を発振しつつ、保持テーブル64を図3において矢印Xで示す方向に所定の移動速度で加工送りすることで、集光器44aをウエーハ10の分割予定ライン12に沿って相対移動させる。分割予定ライン12の他端が集光器44aの直下に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止すると共に保持テーブル64の移動を停止する。さらに、パルスレーザー光線の照射位置を隣接する未加工の分割予定ライン12に移動すべく、Y方向移動手段82を作動して保持テーブル64をY軸方向に移動、すなわち、割り出し送りする。該割り出し送り動作によりパルスレーザー光線の照射位置を隣接する未加工の分割予定ライン12に移動したら、X方向移動手段80を作動して、パルスレーザー光線の照射位置を未加工の分割予定ライン12の一端部に位置付ける。その後、パルスレーザー光線の発振を再度開始し、保持テーブル64を図3において矢印Xで示す方向に所定の移動速度で移動させ、集光器44aをウエーハ10の分割予定ライン12に沿って相対移動させる。このような作動を繰り返すことにより、全ての分割予定ライン12に対してレーザー光線を照射する。
上述したレーザー加工について、さらに詳細に説明する。図2、3に示すように、本発明のレーザー光線照射機構44は、Y軸方向分散器44c、およびレゾナントスキャナー44dを備えており、上述したレーザー加工を実行する際、図3において一部拡大図で示すように、分割予定ライン12上におけるパルスレーザー光線の照射位置は、Y軸方向分散器44cの作用により、Y軸方向において少しずつ移動させられる。また、X軸方向においては、レゾナントスキャナー44dの作用によりX軸方向における加工送り速度よりも高速で往復移動させられる。パルスレーザー光線の照射位置がX軸方向で繰り返し往復移動させられつつ、分割予定ライン12のY軸方向における一端部から他端部まで移動させられたら、図3の一部拡大図に示すように、再び分割予定ライン12上のY軸方向における一端部側にその照射位置を移動させられる。このようにして、分割予定ライン12の全面に対してパルスレーザー光線が照射され、分割予定ライン12上のLow−k膜が除去される。同様の加工をウエーハ10上の全ての分割予定ライン12に対して施すことで、ウエーハ10の分割予定ライン12上の全てのLow−k膜が効率よく除去される。
図4、5を用いて、本発明に基づき構成されるレーザー光線照射機構44の他の実施形態について説明する。図4に示す実施形態は、図2に示すレーザー光線照射機構44と基本的な構成が共通しており、以下相違点を中心に説明する。本実施形態では、図2に示すレゾナントスキャナー44dと同様の機能を奏する主レゾナントスキャナー44d´に加え、その上流側に、レーザー光線発振器44bと対向し、主レゾナントスキャナー44d´の振動周波数(4kHz)に対して3倍の振動周波数(12kHz)でX軸方向にパルスレーザー光線の照射位置を往復移動させる従レゾナントスキャナー44eが配置されている。そして、主レゾナントスキャナー44d´の振動は図5中にC1により示され、従レゾナントスキャナー44eの振動は図5中にC2により示されているように、主レゾナントスキャナー44d´の振動に対して180度位相がずらされている。
図4に示すレーザー光線照射機構44は、Y軸方向分散器44cと従レゾナントスキャナー44fとの間の光路中に、ウエーハ10に照射されるパルスレーザー光線の波長(355nm)を透過し、その波長近傍以外の波長の光線を反射する機能を奏するダイクロイックミラー44eが配置されている。また、該ダイクロイックミラー44fによって分岐される経路に配設されるハーフミラー44jと、該ハーフミラー44jによって分岐される第1の経路に配設され該パルスレーザー光線発振器44bと同期してパルス光を照射する照明手段(例えば、半導体発光素子(LD))44hと、該照明手段44hから照射される照明光を平行光に補正するコリメーションレンズ44iと、該ハーフミラー44jによって分岐される第2の経路に配設され加工点を観察する観察手段44gとを備えている。そして、該観察手段44gは、ハーフミラー44jを透過して入射される光線を集光し結像する結像レンズ442を備え、該結像レンズ442により結像された画像を撮像カメラ443にて撮像する。
図4に示すレーザー光線照射機構44は、レーザー加工装置40に備えられた制御手段20に接続されており、その作用について説明する。制御手段20は、コンピュータにより構成され、制御プログラムに従って演算処理する中央演算処理装置(CPU)と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)と、検出した検出値、演算結果等を一時的に格納するための読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)と、入力インターフェース、及び出力インターフェースとを備えている(詳細についての図示は省略)。該制御手段20のリードオンリメモリ(ROM)に予め記憶された制御プログラムに基づき、パルスレーザー光線発振器44bの繰り返し周波数、および、主レゾナントスキャナー44d´、従レゾナントスキャナー44eの振動周波数が任意の値に調整可能に構成される。また、パルスレーザー光線発振器44bの発振タイミングと同期するように、照明手段44hからパルス光が照射されるタイミングが制御され、照明手段44hから照射されるタイミングで、観察手段44gの撮像カメラ443が捕えた画像情報を該制御手段20に送信し、制御手段20のランダムアクセスメモリ(RAM)領域に設定される画像記録部に該画像情報が記憶される。なお、当該実施形態のレーザー光線照射機構44は、レーザー加工装置に備えられた制御手段20に接続されるが、レーザー光線照射機構44を制御する専用の制御手段を備えることもできる。
上述したように、パルスレーザー光線を分割予定ライン12上において往復移動させるための主レゾナントスキャナー44d´は、内部のミラーを揺動運動させている。これにより、パルスレーザー光線の照射位置のX軸方向の変位(d)を縦軸に、経過時間(t)を横軸とした場合、図5のC1で示すサインカーブを描くことになる。このC1で示されるサインカーブ形状から明らかなように、パルスレーザー光線の照射位置は、所定の方向に移動している最中、すなわち極小点と極大点との間における移動において完全な直線とならない。つまり、パルスレーザー光線のX軸方向における移動速度は一定ではなく、所定の速度変化をもって移動させられる。よって、このまま所定の繰り返し周波数でパルスレーザー光線を照射すると、分割予定ライン12上のパルスレーザー光線のスポット間隔が均一にならず、加工ムラになる虞がある。そこで、従レゾナントスキャナー44eは、図5においてC2で示すように、主レゾナントスキャナー44d´の振動周波数(4kHz)に対して、3倍の振動周波数(12kHz)で、且つ、位相が180度ずらされて振動させられる。その際の変位量は、C1で示す主レゾナントスキャナー44d´による該パルスレーザー光線の変位量と、従レゾナントスキャナー44eによる変位量とが合成されて、Cで示すように極小点と極大点との間において直線状になるように設定される。これにより、合成されたサインカーブの極小点から次の極小点までの形状が二等辺三角形のような形状に成形される。本実施形態は以上のように構成され、経過時間に対するパルスレーザー光線の照射位置のX軸方向における移動速度が略一定になり、レーザー光線のスポット間隔が均一化されて加工品質が良好となる。
なお、本実施形態におけるレーザー加工条件は、例えば以下のように設定されている。
波長 :355nm
繰り返し周波数 :1〜100MHz
平均出力 :20〜40W
スポット径 :φ2〜20μm
第1のレゾナントスキャナー :4kHz
第2のレゾナントスキャナー :12kHz
X軸方向の振れ幅 :10〜40mm
Y軸方向分散器の移動周波数 :1kHz
Y軸方向振れ幅 :10〜300μm
加工送り速度 :50〜200mm/秒
そして、本実施形態では、ダイクロイックミラー44fを介してパルス状の照明光を照射し、観察手段44gを用いてパルスレーザー光線の照射と同期して撮像を実施し、制御手段20を介して表示手段52に表示すると共に、ランダムアクセスメモリ(RAM)に設定された画像記録部にパルスレーザー光線が照射される毎に画像を記録する。これにより、加工中における加工状態をリアルタイムで観察できると共に、画像記録部に記録された画像情報を解析することが容易になされる。
上述したように、本実施形態では、パルスレーザー光線発振器44bの繰り返し周波数と、主レゾナントスキャナー44d´、従レゾナントスキャナー44eの振動周波数を調整可能に構成されている。よって、上述した観察手段44gにより加工状態を観察しながら加工条件を適宜変化させて、適切な加工条件を容易に選択することが可能になり、クラッキングを起こしやすい材料であっても、加工部分を適切に熱溶融させながら、クラックを伝播させない加工条件を選択することが可能になる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、種々の変形例を含む。例えば、上述の実施形態では、Y軸方向分散器として、光偏向素子(AOD)を採用したが、これに限定されず、例えば、ガルバノスキャナー、レゾナントスキャナーを用いてY軸方向におけるパルスレーザー光線の照射位置を分散させることができる。
また、上述の実施形態では、主レゾナントスキャナー44d´による振動周波数を4kHzとし、従レゾナントスキャナー44eの振動周波数をその3倍となる12kHzとして合成し、主レゾナントスキャナー44d´による振動を補正したが、これに限定されるものではなく、フーリエ級数展開の原理を利用して、すなわち、さらなる高調波の振動周波数で作動するレゾナントスキャナーを複数組み合わせて補正し、図5で示されるような、極小点と極大点との間の時間当たりの変位量の変化速度をより直線状にすることも可能である。
さらに、上述した実施形態では、図3の一部拡大図で示したように、パルスレーザー光線の照射方向をレゾナントスキャナーの作用によりX軸方向において往復移動させる間、パルスレーザー光線の照射を常に実行するようにしたが、これに限定されるものではない。ウエーハ10を保持している保持テーブル64は、X軸方向に一定の加工送り速度で移動させられているため、主レゾナントスキャナー44d´、および従レゾナントスキャナー44eの作用によりパルスレーザー光線の照射位置が一定に変位させられたとしても、X軸方向における移動方向の違いによって、保持テーブル64に対するパルスレーザー光線の相対移動速度が変化し、スポット間隔が僅かではあるが異なってしまうことが想定される。これに対し、例えば、保持テーブルが加工送りされる方向に対して所定の一の方向にパルスレーザー光線の照射位置が変位される場合にのみパルスレーザー光線を照射するようにすることで、分割予定ライン上のスポット間隔をより均一にすることができる。
上述した実施形態では、主レゾナントスキャナー44d´の振動周波数(4kHz)に対して、3倍の振動周波数(12kHz)で、且つ、位相を180度ずらして振動させることで、主レゾナントスキャナー44d´による該パルスレーザー光線の変位量と、従レゾナントスキャナー44eによる変位量とを合成し、図5中にC1で示すサインカーブをCで示すように極小点と極大点との間において直線状になるように設定したが、本発明では、必ずしも該位相のずれ量を180度に設定することに限定されるわけではなく、所定の一の方向にパルスレーザー光線の照射位置が変位される場合にのみパルスレーザー光線を照射するような場合は、180度近傍の範囲(例えば、175〜185度の範囲)で位相をずらすことによって、主レゾナントスキャナー44d´のサインカーブの一辺を略直線状に補正するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、パルスレーザー光線を分割予定ライン12に沿ったX軸方向、Y軸方向(分割予定ラインの幅方向)に連続して照射することにより分割予定ラインに形成された膜を除去することとしたが、Y軸方向分散器を適宜調整することにより、Y軸方向に間隔を開けてパルスレーザー光線のスポットが重ならないように照射しつつ、パルスレーザー光線をY軸方向に繰り返し移動させることで該間隔を開けた領域に対してパルスレーザー光線を照射させることもできる。そのようにすることで、パルスレーザー光線のスポットが重なることを抑制しつつ、分割予定ラインの全面に対してレーザー加工を施すことができ、デバイスに対する熱溜まりの影響を防止することができる。
10:ウエーハ
12:分割予定ライン
14:デバイス
20:制御手段
40:レーザー加工装置
41:基台
42:保持機構
43:移動手段
44:レーザー光線照射機構
44a:集光器
44b:パルスレーザー光線発振器
44c:Y軸方向分散器
44d:レゾナントスキャナー
44d´:主レゾナントスキャナー
44e:従レゾナントスキャナー
44f:ダイクロイックミラー
44g:観察手段
44h:照明
45:枠体
50:撮像手段
52:表示装置
62:回転手段
80:X方向移動手段
82:Y方向移動手段

Claims (4)

  1. レーザー加工装置であって、
    被加工物を保持する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射機構と、該保持手段と該レーザー光線照射機構とを相対的にX軸方向に加工送りするX軸方向送り手段と、該保持手段と該レーザー光線照射機構とを相対的にX軸方向に直交するY軸方向に加工送りするY軸方向送り手段と、を少なくとも備え、
    該レーザー光線照射機構は、所定の繰り返し周波数でパルスレーザー光線を発振する発振器と、該発振器が発振したパルスレーザー光線を集光する集光器と、該発振器と該集光器との間に配設され、該発振器が発振したパルスレーザー光線をY軸方向に分散するY軸方向分散器と、該Y軸方向分散器と該集光器との間に配設され該発振器が発振したパルスレーザー光線を所定の振動周波数でX軸方向に往復移動させるレゾナントスキャナーと、から構成され
    該レゾナントスキャナーは、対向して配設される主レゾナントスキャナーと、従レゾナントスキャナーとを備え、該主レゾナントスキャナーの振動周波数に対して該従レゾナントスキャナーの振動周波数を3倍に設定し、該主レゾナントスキャナーの振動に対して該従レゾナントスキャナーの振動の位相をずらして振動させることで該従レゾナントスキャナーの振動サインカーブの極小点と極大点を結ぶ各辺を直線状に補正し、該発振器が発振したパルスレーザー光線のX軸方向のスポット間隔を均一化するレーザー加工装置。
  2. 該発振器と該レゾナントスキャナーとの間に配設されるダイクロイックミラーと、該ダイクロイックミラーによって分岐される経路に配設されるハーフミラーと、該ハーフミラーによって分岐される第1の経路に配設され該発振器と同期してパルス光を照射する照明手段と、該ハーフミラーによって分岐される第2の経路に配設され加工点を観察する観察手段と、を備えた請求項1に記載のレーザー加工装置。
  3. 該照明手段は、パルス光を照射する照射器であり、
    該観察手段は、該ハーフミラー側に配設された結像レンズを備え画像を取得する撮像カメラと、該撮像カメラが取得した画像を表示するモニターと、該撮像カメラが取得した画像を記録する画像記録部と、から構成されている請求項2に記載のレーザー加工装置。
  4. 該レーザー光線照射機構の発振器が発振するパルスレーザー光線の繰り返し周波数、および該レゾナントスキャナーの振動周波数は調整可能である請求項1ないしのいずれかに記載されたレーザー加工装置。
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