JP6720589B2 - モータ - Google Patents
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Description
また、請求項1記載のモータによれば、キャップに形成されたキャップ側巻線挿通孔における回路装置側の部分の内径をキャップ側巻線挿通孔におけるロータの回転軸方向の中央部の内径に比べて大きくすることで、ポッティング部と巻線に形成された被膜との接触面積を多くすることができる。これにより、ポッティング部と巻線に形成された被膜との接合強度を高めることができる。
図1及び図2に示されるように、ステータ12は、磁性金属を用いて形成されていると共にインシュレータ22が取付けられたステータコア24の所定の部位に巻線26が巻回されることによって構成されている。
図1に示されるように、ロータ14は、略有底円筒状に形成されたロータハウジング30と、ロータハウジング30に固定されたロータマグネット32と、を含んで構成されている。ロータハウジング30は、円板状に形成された底壁30Aと、底壁30Aの外周端から軸方向一方側へ屈曲して延びると共に径方向内側の面にロータマグネット32が固定される周壁30Bと、を備えている。また、ロータハウジング30の軸心部には、一対のベアリング34が圧入等により固定されている。そして、この一対のベアリング34が、後述するセンタピース16に固定された軸部材36に挿入されることで、ロータハウジング30が一対のベアリング34を介して軸部材36に支持されると共にロータハウジング30に固定されたロータマグネット32とステータ12とが径方向に対向して配置されるようになっている。
第1の部材としてのセンタピース16は、アルミニウム合金等を用いて形成されている。このセンタピース16には、軸方向他方側へ向けて突出すると共に前述の軸部材36が圧入により固定されるボス部16Aが立設されている。また、センタピース16における軸方向他方側には、前述のステータ12がステータ固定ボルト38等を介して固定されている。さらに、センタピース16における軸方向一方側には、後述する回路装置18が回路装置固定ボルト40等を介して固定されている。また、センタピース16における軸方向他方側の外周部には、後述するシール材50(図9参照)が塗布される凹溝16Bが形成されている。
図1及び図5に示されるように、回路装置18は、センタピース16に対してステータ12が固定された側とは反対側に配置されている。この回路装置18は、ステータ12(巻線26)への通電を制御する制御回路を構成する回路基板44及び複数の回路素子46を含んで構成されている。
図1に示されるように、第2の部材としてのカバー20は、センタピース16側が開放された有底箱状に形成されている。このカバー20が、センタピース16にシール材50(図9参照)を介して接合されることで、カバー20とセンタピース16との間に回路装置18が配置される空間が形成されるようになっている。具体的には、カバー20は、センタピース16に固定された回路基板44と軸方向に対向して径方向に延在する底壁20Aと、底壁20Aの外周端からセンタピース16側へ向けて屈曲して延びる側壁20Bと、側壁20Bのセンタピース16側の端から径方向外側に向けて延びるフランジ部20Cと、を備えている。また、フランジ部20Cには、センタピース16に形成された凹溝16Bに対応する凸状部20Dが形成されている。
図4に示されるように、センタピース16におけるセンタピース側巻線挿通孔16Dの周縁部には、絶縁性の材料を用いて形成されたキャップ52が取付けられている。このキャップ52は、軸心部に巻線26の第3延出部26Cが挿通されるキャップ側巻線挿通孔52Aが形成された筒状に形成されている。
図3及び図4に示されるように、本実施形態では、センタピース16に形成された凹部16C内にポッティング部53が形成されることで、センタピース側巻線挿通孔16Dとキャップ52との間に形成された微小な隙間及びキャップ52と巻線26との間に形成された微小な隙間が塞がれている。なお、ポッティング部53を形成するポッティング材は、紫外線を照射することで容易に硬化させることが可能なシリコン樹脂である。
次に、図6及び図7を用いて、コイル28を形成した各々の巻線26においてステータコア24側から導出された部分の成形方法について説明する。
次に、図9を用いて、カバー20をセンタピース16に取付ける工程について説明する。なお、図9においては、センタピース16に形成された凹溝16B及びカバー20のフランジ部20Cに形成された凸状部20Dの図示を省略している。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
12 ステータ
14 ロータ
16 センタピース
16C 凹部
16C1 凹部の底
16D センタピース側巻線挿通孔
18 回路装置
26 巻線
28 コイル
44A 接続部
52 キャップ
52A キャップ側巻線挿通孔
53 ポッティング部
Claims (5)
- 導電性の部材の表面に絶縁性の被膜を有する巻線が巻回されることで形成されたコイルを有するステータと、
前記ステータが発生する回転磁界を受けて回転するロータと、
前記ステータを支持すると共に前記巻線が挿通されるセンタピース側巻線挿通孔が形成されたセンタピースと、
前記センタピースに対してステータが固定された側とは反対側に配置され、前記センタピース側巻線挿通孔を通過した前記巻線が接続される接続部を有し、前記巻線への通電を制御する回路装置と、
ポッティング材を用いて形成され、一部が前記巻線の被膜に密着された状態で、前記センタピース側巻線挿通孔と前記巻線との間に形成された隙間を塞ぐポッティング部と、
を備え、
前記センタピース側巻線挿通孔と前記巻線との間には、前記巻線が挿通されるキャップ側巻線挿通孔が形成された絶縁性のキャップが設けられており、
前記キャップ側巻線挿通孔における前記回路装置側の部分の内径が、前記キャップ側巻線挿通孔における前記ロータの回転軸方向の中央部の内径に比べて大きくなっていることにより、前記キャップにおける前記回路装置側の部分に前記回路装置側が開放された窪みが形成されており、
前記ポッティング部が、前記センタピースに対して前記回路装置側に設けられていると共に、前記窪みの内側が前記ポッティング部の一部によって満たされているモータ。 - 前記センタピースには、複数の前記センタピース側巻線挿通孔が形成されており、
複数の前記センタピース側巻線挿通孔と複数の前記センタピース側巻線挿通孔にそれぞれ挿通された前記巻線との間に形成されたそれぞれの隙間が、単一の前記ポッティング部によって塞がれている請求項1記載のモータ。 - 前記センタピースには、前記ロータの回転軸方向の一方側が開放された凹部が形成されており、
前記センタピース側巻線挿通孔が、前記凹部の底に形成されている請求項1又は請求項2記載のモータ。 - 複数の前記センタピース側巻線挿通孔が、単一の前記凹部の底に形成されている請求項3記載のモータ。
- 前記キャップ側巻線挿通孔における前記ステータ側の部分の内径が、前記ステータ側から前記回路装置側に向かうにつれて小さくなっている請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のモータ。
Priority Applications (7)
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2016
- 2016-03-09 JP JP2016045700A patent/JP6720589B2/ja active Active
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