JP6719277B2 - 単位フレーム、車両フレーム - Google Patents

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Description

本発明は、単位フレーム、及び車両フレームに関する。
特許文献1には、複数の長尺筒部材と、長尺筒部材が並列配置するように長尺筒部材を保持する保持部材とが記載されている。そして、この保持部材は、長尺筒部材の長手方向から見て円筒形状とされ、長尺筒部材の長手方向に間隔を空けて複数配置されている。
特開2014−58297号公報
特許文献1の構成では、長尺筒部材の外周面が、円筒形状の保持部材の外周面に接着剤を用いて接着されている。そのため、長尺筒部材の長手方向から見て、長尺筒部材の外周面と保持部材の外周面とが接着剤により接着されている接着幅が狭くなっている。そこで、単位フレームが長尺筒部材の側方向から平面状の平面部材(所謂衝突体)によって荷重を受けた場合に、接着剤が剥がれて、長尺筒部材が、保持部材から分離してしまうことがある。
本発明の課題は、長尺筒部材が平面状の平面部材によって荷重を受けた場合に、長尺筒部材が、保持部材から分離するのを抑制することである。
本発明の請求項1に係る単位フレームは、間隔をあけて並列配置されている3本以上の長尺筒部材と、前記長尺筒部材の長手方向に間隔を空けて複数配置され、前記長尺筒部材が周方向に並ぶように保持する保持部材と、を備え、前記長手方向から見て、前記保持部材には、前記長尺筒部材の外周縁に沿った円弧状で、前記長尺筒部材を受ける受け部が形成され、前記長手方向から見て、一の前記長尺筒部材において、一の前記長尺筒部材と一方側に配置されている前記長尺筒部材との共通接線の接点における第一法線と、一の前記長尺筒部材において、一の前記長尺筒部材と他方側に配置されている前記長尺筒部材との共通接線の接点における第二法線とが、一の前記長尺筒部材を受ける前記受け部を通り、かつ、前記長手方向から見て、前記共通接線と前記保持部材とは離間している。
上記構成によれば、長手方向から見て、一の長尺筒部材において、一の長尺筒部材と一方側に配置されている長尺筒部材との共通接線の接点における第一法線と、一の長尺筒部材において、一の長尺筒部材と他方側に配置されている長尺筒部材との共通接線の接点における第二法線とが、一の長尺筒部材を受ける受け部を通る。さらに、長手方向から見て、共通接線と保持部材とは離間している。
このため、例えば、一の長尺筒部材が、側方向から平面状の平面部材によって荷重を受けた場合に、一の長尺筒部材が受けた荷重は、受け部から保持部材に伝達される。これにより、一の長尺筒部材が平面部材によって荷重を受けた場合に、一の長尺筒部材が、保持部材から分離するのを抑制することができる。
本発明の請求項2に係る単位フレームは、請求項1に記載の単位フレームにおいて、 全ての前記長尺筒部材おいて、前記第一法線と前記第二法線とが、夫々の前記長尺筒部材を受ける前記受け部を通ることを特徴とする。
上記構成によれば、全ての長尺筒部材において、第一法線と第二法線とが、夫々の長尺筒部材を受ける受け部を通る。これにより、全ての長尺筒部材が、夫々平面部材によって荷重を受けた場合に、全ての長尺筒部材が、保持部材から分離するのを抑制することができる。
本発明の請求項3に係る単位フレームは、請求項1又は2に記載の単位フレームにおいて、前記長尺筒部材は、互いに同様の形状とされ、前記長手方向から見て、前記保持部材は、前記長尺筒部材が前記保持部材の周方向に同様のピッチで配置されるように前記長尺筒部材を保持していることを特徴とする。
上記構成によれば、長尺筒部材は、互いに同様の形状とされ、長手方向から見て、保持部材は、長尺筒部材が保持部材の周方向に同様のピッチで配置されるように長尺筒部材を保持している。このため、例えば、単位フレームを、車両フレームに組み付ける際に、誤組(誤った組み付け)の発生を抑制することができる。
本発明の請求項4に係る単位フレームは、請求項1〜3の何れか1項に記載の単位フレームにおいて、前記長手方向から見て、円弧状の前記受け部の中心角は、180度より大きく、かつ、前記受け部の一端から他端までの直線距離は、前記長尺筒部材の直径より長くされていることを特徴とする。
上記構成によれば、長手方向から見て、受け部の中心角は、180度より大きく、かつ、受け部の一端から他端までの直線距離は、長尺筒部材の直径より長くされている。このため、受け部が長尺筒部材を受ける範囲を広くした上で、長尺筒部材を、長尺筒部材の側方向(長手方向い対して直交する直交方向)から保持部材に組み付けることができる。
本発明の請求項5に係る車両フレームは、少なくとも一部に、請求項1〜4の何れか1の単位フレームを備えていることを特徴とする。
上記構成によれば、車両フレームは、少なくとも一部に、請求項1〜4の何れか1の単位フレームを備えている。このため、外部から荷重を受けた場合に、単位フレームが配置される部分が変形するのを抑制することができる。
本発明によれば、長尺筒部材が平面状の平面部材によって荷重を受けた場合に、長尺筒部材が、保持部材から分離するのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るフレーム部材を示した正面図である。 本発明の第1実施形態に係るフレーム部材を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るフレーム部材を示した分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るフレーム部材を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る車両フレームを示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に対する比較形態に係るフレーム部材を示した正面図である。 本発明の第2実施形態に係るフレーム部材を示した正面図である。 本発明の第3実施形態に係るフレーム部材を示した正面図である。 本発明の第4実施形態に係るフレーム部材を示した正面図である。 本発明の第5実施形態に係るフレーム部材を示した正面図である。
<第1実施形態>
(全体構成)
本発明の第1実施形態に係る単位フレーム、及び車両フレームの一例について図1〜図6を用いて説明する。なお、図中に示す矢印Hは車両上下方向であって鉛直方向を示し、矢印Lは車両前後方向であって水平方向を示し、矢印Wは車両幅方向であって水平方向を示す。
車両フレーム10では、図5に示されるように、車両幅方向の中央に対して、車両フレーム10の車両幅方向の一方側の部分と他方側の部分とは、対称となっている。
そして、この車両フレーム10は、エンジン等が搭載されるフロントボディ12と、荷室等を構成するリアボディ14と、フロントボディ12とリアボディ14との間に配置されて乗員室を構成するキャビン16とを備えている。
〔フロントボディ・リアボディ〕
フロントボディ12は、車両上下方向に延びる複数のフレーム部材12Aと、車両前後方向に延びる複数のフレーム部材12Bと、車両幅方向に延びる複数のフレーム部材12Cと、各部を連結するジョイント部材12Dとを備えている。
リアボディ14は、車両上下方向に延びる複数のフレーム部材14Aと、車両前後方向に延びる複数のフレーム部材14Bと、車両幅方向に延びる複数のフレーム部材14Cと、各部を連結するジョイント部材14Dとを備えている。
〔キャビン〕
キャビン16は、車両幅方向の外側の部分を構成する一対のボディサイド30と、車両幅方向に延びて一方のボディサイド30と他方のボディサイド30とを連結する連結部20とを備えている。さらに、キャビン16は、車両前後方向に延びてフロントボディ12とリアボディ14とを連結する連結部22(所謂サイドメンバ)を備えている。
連結部20は、車両幅方向に延びる複数のフレーム部材20Aと、各部を連結するジョイント部材20Dとを備えている。また、連結部22は、車両前後方向に延びる複数のフレーム部材22Aと、各部を連結するジョイント部材22Dとを備えている。なお、本実施形態では、ジョイント部材20Dが、ジョイント部材22Dの機能を備える場合がある。
ボディサイド30は、車両前方側の部分で車両上下方向に延びるフロントピラー32と、車両後方側の部分で車両上下方向に延びるリアピラー34と、フロントピラー32とリアピラー34との間で、車両上下方向に延びるセンターピラー36とを備えている。さらに、ボディサイド30は、車両前後方向に延び、フロントピラー32の上端部、センターピラー36の上端部、及びリアピラー34の上端部を連結するルーフレール38を備えている。また、ボディサイド30は、車両前後方向に延び、フロントピラー32の下端部、センターピラー36の下端部、及びリアピラー34の下端部を連結するロッカー40を備えている。
フロントピラー32は、車両上下方向に延びる複数のフレーム部材32Aと、各部を連結するジョイント部材32Dとを備えている。また、リアピラー34は、車両上下方向に延びる複数のフレーム部材34Aと、各部を連結するジョイント部材34Dとを備えている。さらに、センターピラー36は、車両上下方向に延びる複数のフレーム部材36Aと、各部を連結するジョイント部材36Dとを備えている。
ルーフレール38は、車両前後方向に延びる複数のフレーム部材38Aと、各部を連結するジョイント部材38Dとを備えている。また、ロッカー40は、車両前後方向に延びる複数のフレーム部材42と、各部を連結するジョイント部材44とを備えている。そして、このフレーム部材42は、単位フレームの一例とされている。
(要部構成)
次に、フレーム部材42について説明する。
フレーム部材42は、図2、図4に示されるように、車両前後方向に延び、間隔をあけて並列配置されている4本の長尺筒部材の一例としてのパイプ部材50と、車両前後方向に間隔を空けて複数配置され、パイプ部材50を保持する保持部材60とを備えている。
パイプ部材50は、一例として、JIS G 3444のSTK400が用いられ、パイプ部材50の外径Dは34mm、厚さTは3.2mm、長さLは900mmとされている。
保持部材60は、一例として、板厚3.2mmの板金を用いて形成され、車両前後方向(本実施形態では、パイプ部材50の長手方向)から見て、図1に示されるように、パイプ部材50が保持部材60の周方向に同様のピッチで配置されるようにパイプ部材50を保持している。
具体的には、車両前後方向から見て、保持部材60の外周部分には、パイプ部材50を受ける受け部62が夫々形成されている。受け部62は、板金の外周部分を折り曲げることで形成され、パイプ部材50の外周面に対向している(図3参照)。そして、車両前後方向から見て、受け部62は、パイプ部材50の外周縁に沿った円弧状とされている。また、受け部62とパイプ部材50の外周面とは、接着剤Sを用いて接着されている。
さらに、車両前後方向から見て、パイプ部材50を受ける受け部62の中心角θ1(図1参照)は、90度以上とされている。そして、フレーム部材42の軸上に、保持部材60の重心Gが位置し、車両前後方向から見て、フレーム部材42の形状は、保持部材60の重心Gを通り車両上下方向に延びる直線L1、及び重心Gを通り車両幅方向に延びる直線L2を対称軸とする、線対称とされている。
また、車両長手方向から見て、一のパイプ部材50(以下「パイプ部材50A」)において、パイプ部材50Aと一方側に配置されているパイプ部材50(以下「パイプ部材50B」)との共通接線T1(共通外接線)の接点P1における第一法線K1と、パイプ部材50Aにおいて、パイプ部材50Aと他方側に配置されているパイプ部材50(以下「パイプ部材50C」)との共通接線T2(共通外接線)の接点P2における第二法線K2とが、パイプ部材50Aを受ける受け部62を通るようになっている。換言すれば、車両長手方向から見て、円弧状とされた受け部62の一端部に、第一法線K1が通り、受け部62の他端部に、第二法線K2が通るようになっている。
(要部構成の作用・効果)
本実施形態のフレーム部材42の作用について、比較形態に係るフレーム部材300と比較しつつ説明する。なお、フレーム部材300については、フレーム部材42と異なる部分を主に説明する。
比較形態に係るフレーム部材300は、図6に示されるように、間隔をあけて並列配置されている4本のパイプ部材50と、4本のパイプ部材50を保持する保持部材302とを備えている。
保持部材302は、板金部材を折り曲げて形成されている。そして、保持部材302は、車両前後方向から見て、十字状とされ、パイプ部材50の長手方向に間隔を空けて複数配置されている。そして、パイプ部材50の外周面は、保持部材302の周面に接着剤Sを用いて2箇所で接着されている。このため、車両前後方向から見て、パイプ部材50と保持部材302とが接着剤Sにより接着されている接着幅R1(図中参照)が狭くなっている。
この構成において、車両前後方向から見て、図中右下のパイプ部材50が図中右下側から平面状の平面部材70によって荷重を受けた場合に、接着剤Sには剪断方向の力が作用する。このため、接着剤Sが保持部材302から剥離し、パイプ部材50が、保持部材302から分離してしまうことがある。
これに対して、本実施形態に係るフレーム部材42では、前述したように、車両前後方向から見て、保持部材60の受け部62は、パイプ部材50の外周縁に沿った円弧状とされている。また、車両長手方向から見て、パイプ部材50Aにおいて、パイプ部材50Aとパイプ部材50Bとの共通接線T1の接点P1における第一法線K1と、パイプ部材50Aにおいて、パイプ部材50Aとパイプ部材50Cとの共通接線T2の接点P2における第二法線K2とが、パイプ部材50Aを受ける受け部62を通るようになっている。
このため、車両前後方向から見て、パイプ部材50と保持部材302とが接着剤Sにより接着されている接着幅R2(図1参照)を広くすることができる。
また、車両前後方向から見て、パイプ部材50がパイプ部材50の側方向(パイプ部材50の長手方向い対して直交する直交方向)から平面部材70によって荷重を受けた場合に、パイプ部材50が受けた荷重が保持部材60に伝達され、パイプ部材50が、保持部材60から分離するのを抑制することができる。
また、パイプ部材50は、互いに同様の形状とされ、車両前後方向から見て、保持部材60は、パイプ部材50が保持部材60の周方向に同様のピッチで配置されるようにパイプ部材50を保持している。このため、フレーム部材42を、車両フレーム10に組み付ける際に、誤組(誤った組み付け)の発生を抑制することができる。
また、車両フレーム10としては、フレーム部材42を備えることで、外部から荷重を受けた場合に、パイプ部材50と保持部材60とが分離するのが抑制されることで、フレーム部材42が配置される部分が変形するのを抑制することができる。
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態に係る単位フレーム、及び車両フレームの一例について図7を用いて説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第2実施形態に係る単位フレームの一例としてのフレーム部材78に備えられた保持部材80の受け部82の中心角θ2(図7参照)は、180度以上とされている。さらに、受け部82の一端から他端までの直線距離(図中N)は、パイプ部材50の直径より長くされている。このため、受け部82がパイプ部材50を受ける範囲を広くした上で、パイプ部材50を、パイプ部材50の側方向から保持部材60に組み付けることができる。
他の作用については、第1実施形態と同様である。
<第3実施形態>
次に本発明の第3実施形態に係る単位フレーム、及び車両フレームの一例について図8を用いて説明する。なお、第3実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第3実施形態に係る単位フレームの一例としてのフレーム部材88は、車両前後方向に延び、間隔をあけて並列配置されている3本のパイプ部材50と、3本のパイプ部材50を保持する保持部材90とを備えている。保持部材90は、3本のパイプ部材50が同様のピッチになるように保持している。そして、パイプ部材50を受ける受け部92の中心角θ3(図8参照)は、120度以上とされている。
第3実施形態の作用については、第1実施形態と同様である。
<第4実施形態>
次に本発明の第4実施形態に係る単位フレーム、及び車両フレームの一例について図9を用いて説明する。なお、第4実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第4実施形態に係る単位フレームの一例としてのフレーム部材98は、車両前後方向に延び、間隔をあけて並列配置されている5本のパイプ部材50と、5本のパイプ部材50を保持する保持部材100とを備えている。そして、パイプ部材50を受ける受け部102の中心角θ4(図9参照)は、72度以上とされている。
第4実施形態の作用については、第1実施形態と同様である。
<第5実施形態>
次に本発明の第5実施形態に係る単位フレーム、及び車両フレームの一例について図10を用いて説明する。なお、第5実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第5実施形態に係る単位フレームの一例としてのフレーム部材108は、車両前後方向に延び、間隔をあけて並列配置されている6本のパイプ部材50と、6本のパイプ部材50を保持する保持部材110とを備えている。そして、パイプ部材50を受ける受け部112の中心角θ5(図10参照)は、60度以上とされている。
第5実施形態の作用については、第1実施形態と同様である。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、ロッカー40が、フレーム部材42を備えたが、ロッカー40とは異なる他の部位が、フレーム部材42を備えてもよい。
また、上記実施形態では、パイプ部材50は、3本〜6本とされたが、パイプ部材50が7本以上であってもよい。
また、上記実施形態では、全てのパイプ部材50において、第一法線K1と第二法線K2とが、夫々のパイプ部材50を受ける受け部62、82、92、102、112を通るようになっていたが、少なくとも一のパイプ部材50が、前述した構成を備えていればよい。
また、上記実施形態では、パイプ部材50の外周面が、受け部62、82、92、102、112に接着剤Sを用いて接着されたが、パイプ部材の外周面が、受け部に溶接等を用いて接合してもよい。
また、上記実施形態では、パイプ部材50は、互いに同様の形状とされ、車両前後方向から見て、パイプ部材50は、保持部材60、80、90、100、110の周方向に同様のピッチで配置されたが、パイプ部材50は、互いに異なる形状とされもよく、車両前後方向から見て、パイプ部材50は、保持部材の周方向に異なるピッチで配置されてもよい。
また、上記実施形態では、特に説明しなかったが、パイプ部材50、及び保持部材60、80、90、100、110に用いられる材料として、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)等の強化プラスチックを用いてもよい。
また、上記実施形態では、車両前後方向から見て、受け部62、82、92、102、112は、パイプ部材50の外周縁に沿った円弧状とされたが、円弧状とされた部分の一部に凸形状や凹形状等が有ってもよい。
また、上記実施形態では、特に説明しなかったが、保持部材60、80、90、100、110のピン角形状部分にRを設けてもよい。
10 車両フレーム
42 フレーム部材(単位フレームの一例)
50 パイプ部材(長尺筒部材の一例)
60 保持部材
62 受け部
78 フレーム部材(単位フレームの一例)
80 保持部材
82 受け部
88 フレーム部材(単位フレームの一例)
90 保持部材
92 受け部
98 フレーム部材(単位フレームの一例)
100 保持部材
102 受け部
108 フレーム部材(単位フレームの一例)
110 保持部材
112 受け部

Claims (5)

  1. 間隔をあけて並列配置されている3本以上の長尺筒部材と、
    前記長尺筒部材の長手方向に間隔を空けて複数配置され、前記長尺筒部材が周方向に並ぶように保持する保持部材と、を備え、
    前記長手方向から見て、前記保持部材には、前記長尺筒部材の外周縁に沿った円弧状で、前記長尺筒部材を受ける受け部が形成され、
    前記長手方向から見て、一の前記長尺筒部材において、一の前記長尺筒部材と一方側に配置されている前記長尺筒部材との共通接線の接点における第一法線と、一の前記長尺筒部材において、一の前記長尺筒部材と他方側に配置されている前記長尺筒部材との共通接線の接点における第二法線とが、一の前記長尺筒部材を受ける前記受け部を通り、かつ、前記長手方向から見て、前記共通接線と前記保持部材とは離間している単位フレーム。
  2. 全ての前記長尺筒部材おいて、前記第一法線と前記第二法線とが、夫々の前記長尺筒部材を受ける前記受け部を通る請求項1に記載の単位フレーム。
  3. 前記長尺筒部材は、互いに同様の形状とされ、
    前記長手方向から見て、前記保持部材は、前記長尺筒部材が前記保持部材の周方向に同様のピッチで配置されるように前記長尺筒部材を保持している請求項1又は2に記載の単位フレーム。
  4. 前記長手方向から見て、円弧状の前記受け部の中心角は、180度より大きく、かつ、前記受け部の一端から他端までの直線距離は、前記長尺筒部材の直径より長くされている請求項1〜3の何れか1項に記載の単位フレーム。
  5. 少なくとも一部に、請求項1〜4の何れか1の単位フレームを備えている車両フレーム。
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