JP6718357B2 - パネル体 - Google Patents

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本発明は、面材を備えるパネル体に関する。
面材を備えるパネル体としては、例えば、ガラスの長手方向に直角な垂直辺部に取付けられる第1サッシバーと、ガラスの長手方向に沿った水平辺部に取付けられる第2サッシバーとが縦横に連結されて形成されたサッシ枠に、複数のガラスが取付けられて構成されているサッシが知られている(例えば、特許文献1参照)。このサッシのサッシ枠は、金属材料の引き抜きによって形成された第1サッシバー及び第2サッシバーにそれぞれガスケットが装着されたガラスの周端部が収容される開口溝が設けられている。また、第2サッシバーには、第1サッシバーの端部が差し込まれる差込孔がガラスの長手方向の長さに対応する間隔で設けられている。
特許第3103770号公報
上記のようなサッシは、ガラスの周端部にガスケットが設けられているので、ビス等により第2サッシバーに固定することはできず、第1サッシバー及び第2サッシバーに設けられた開口溝にガスケットが装着されたガラスの端部を全周にわたって挿入しなければならず、作業が繁雑である。特に第2サッシバーは、ガラスの長手方向の長さを枚数分繋げた長さを有しているので、ガラスの端部を挿入する際、および第1サッシバーとの接合の際に、取り回し難いという課題がある。また、金属材料の引き抜きによって形成された第2サッシバーの製造には、第1サッシバーが差し込まれる差込孔を形成するための後加工が必要であり、第2サッシバーの製造における作業工数が増えるとともにコストが増大するという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、製造性に優れたパネル体を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明のパネル体は、並べて配置される複数の面材を有するパネル体であって、互いに隣り合う2枚の前記面材間に設けられ、互いに隣り合う各々の前記面材の隣接端部を収容する第1収容部材と、前記複数の面材が並ぶ並設方向において当該パネル体の端をなす側端部を収容する第2収容部材と、各々の前記面材における前記並設方向に沿う並設端部を各々収容する第3収容部材と、前記並設方向に沿い前記第1収容部材、前記第2収容部材、及び、前記第3収容部材にわたって配置され、前記第1収容部材、前記第2収容部材、及び、前記第3収容部材を接合する架け渡し部材と、を有することを特徴とするパネル体である。
このようなパネル体によれば、面材を収容する第1収容部材、第2収容部材、第3収容部材を、複数の面材にわたって設けられる架け渡し部材にいずれも接合することにより複数の面材を一体としたパネル体を容易に製造することが可能である。
かかるパネル体であって、前記架け渡し部材は、前記第1収容部材、前記第2収容部材、前記第3収容部材と、前記面材の面外方向の一方側から重なる重合部を有し、前記重合部にて前記第1収容部材、前記第2収容部材、前記第3収容部材と接合されることが望ましい。
このようなパネル体によれば、架け渡し部材が有し、第1収容部材、第2収容部材、第3収容部材と、面材の面外方向の一方側から重なる重合部にて第1収容部材、第2収容部材、第3収容部材と接合されるので、面外方向の一方側からの作業によりパネル体を製造することが可能である。
かかるパネル体であって、前記重合部と前記第1収容部材、前記第2収容部材、前記第3収容部材とは、前記一方側から進入するビスにより接合されていることが望ましい。
このようなパネル体によれば、架け渡し部材は、第1収容部材、第2収容部材、第3収容部材と面外方向に重なる重合部にて面外方向の一方側から進入するビスで接合されるので、架け渡し部材と第1収容部材、第2収容部材、第3収容部材に収容された面材とを、一方側からの作業により確実に接合することが可能である。
また、面材を有するパネル体であって、前記面材の所定方向における両端部を各々収容する2つの所定方向端収容部材と、前記所定方向と交差する交差方向における両端部を各々収容する2つの交差方向端収容部材と、前記所定方向に沿い前記2つの所定方向端収容部材と一方の前記交差方向端収容部材とにわたって配置され、前記2つの所定方向端収容部材と一方の前記交差方向端収容部材とを接合する接合部材と、を有することを特徴とするパネル体である。
このようなパネル体によれば、面材の所定方向における両端部を各々収容する2つの所定方向端収容部材と交差方向における両端部のうちの一方を収容する一方の交差方向端収容部材とを所定方向に沿って配置される接合部材により接合することにより、容易にパネル体を製造することが可能である。
かかるパネル体であって、前記接合部材は、前記2つの所定方向端収容部材と一方の前記交差方向端収容部材とに前記面材の面外方向の一方側から重なる重合部を有し、前記重合部にて前記所定方向端収容部材及び前記交差方向端収容部材と接合されることが望ましい。
このようなパネル体によれば、所定方向端収容部材と交差方向端収容部材とに面材の面外方向の一方側から重なる、接合部材の重合部にて、所定方向端収容部材及び交差方向端収容部材と接合部材とが接合されるので、面外方向の一方側からの作業によりパネル体を製造することが可能である。
かかるパネル体であって、前記重合部と前記所定方向端収容部材及び前記交差方向端収容部材とは、前記一方側から進入するビスにより接合されていることが望ましい。
このようなパネル体によれば、接合部材は、所定方向端収容部材及び交差方向端収容部材と面外方向に重なる重合部にて面外方向の一方側から進入するビスで接合されるので、接合部材と所定方向端収容部材と交差方向端収容部材に収容された面材とを、一方側からの作業により確実に接合することが可能である。
本発明によれば、製造性に優れたパネル体を提供することが可能である。
本実施形態に係るパネル体を用いたフェンスの縦断面図である。 本実施形態に係るパネル体の姿図である。 本実施形態に係るパネル体の横断面図である。 パネル体の製造方法を示す斜視図である。 他の実施形態におけるパネル体の製造方法を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係るパネル体について図面を参照して説明する。
本実施形態のパネル体1は、例えば、2枚の矩形状をなす面材が幅方向に並べて配置されて一体をなしている。また、パネル体1は、例えば図1に示すように、家屋と道路との間に設けられた支柱2に上下の取付金具2aにより取り付けられて、家屋と道路との間を仕切るフェンスとして用いられる。
以下の説明においては、パネル体1が支柱2に取り付けられた状態で、上下となる方向を上下方向、パネル体1が有する面材3が並べられている方向を並設方向、パネル体1の厚みとなる方向を厚みとして示す。パネル体1の各部位であっても、また、パネル体1を構成する各部材については単体の状態であっても、支柱2に取り付けられた状態にて上下方向、並設方向、厚み方向となる方向にて方向を特定して説明する。また、パネル体1の厚み方向においては、家屋側を一方側、道路側を他方側として説明する。
図2に示すように、パネル体1は、2枚の面材3と、各面材3の周端部に設けられるグレーチング材4と、互いに隣り合う2枚の面材3間に設けられる第1収容部材としての縦骨5と、幅方向においてパネル体1の両端に設けられる第2収容部材としての2本の縦材6と、各々の面材3の上端及び下端を各々収容する第3収容部材としての回縁7と、並設方向において2枚の面材にわたって設けられる架け渡し部材8、9と、を有している。
面材3は、矩形状をなす板材である。本実施形態では、全面が塞がれた平板であるが、開口を有する格子状をなす板材やパンチングメタルなどでも構わない。
図3に示すように、グレーチング材4は、各面材3の端部が収容される凹部4aを有する断面形状がU字状をなす樹脂製の部材である。凹部4aの先端側には内側に向かって突出し、軟質の合成樹脂でなる保持片4bが設けられている。グレーチング材4は、各面材3の四周に設けられている。
縦骨5は、幅方向の中央に上下方向に貫通する中空部5aを有する押出成形材であり、並設方向における、中空部5aの両側には、互いに中空部5aと反対側に開口を有する縦骨パネル端部収容部5bが設けられている。縦骨パネル端部収容部5bには、並設方向における両側に縦骨5を挟んで並べて配置される2枚の面材3の隣接端部3aがグレーチング材4とともに収容される。
縦骨パネル端部収容部5bは、縦骨5の厚み方向すなわちパネル体1の厚み方向において他方側、例えば、フェンスをなす際の道路側に偏らせて配置されている。このため、縦骨パネル端部収容部5bを形成し、厚み方向に間隔を隔てて対向する2つの縦骨壁部5c、5dは、収容されたグレーチング材4との間隔が、一方側の方が他方側より広く形成されている。また、一方側に設けられた縦骨壁部5cには、ビス10が螺合可能に、他の部位より厚い部位が設けられている。
縦材6は、各々パネル体1の端に配置され、上下方向に貫通する中空部6aを有する押出成形材であり、中空部6aに対してパネル体1の中央側に、縦骨5側に開口を有する縦材パネル端部収容部6bが設けられている。縦材パネル端部収容部6bには、面材3において縦骨5に収容された端部と反対側の側端部3bがグレーチング材4とともに収容される。
縦材パネル端部収容部6bは、縦骨5と同様に、パネル体1の厚み方向において縦骨5と同じ他方側に偏らせて配置されている。このため、縦材パネル端部収容部6bを形成し、厚み方向に間隔を隔てて対向する2つの縦材壁部6c、6dは、収容されたグレーチング材4との間隔が、一方側の方が他方側より広く形成されている。また、一方側に設けられた縦材壁部6cには、ビス10が螺合可能に、他の部位より厚い部位が設けられている。
図1に示すように、面材3の上下にそれぞれ設けられる回縁7は、上方または下方に開口を有する回縁パネル端部収容部7aが設けられた押出成形材である。回縁パネル端部収容部7aには、面材3の並設端部としての上端部3cまたは下端部3cがグレーチング材4とともに収容される。回縁パネル端部収容部7aは、パネル体1の厚み方向において他方側に偏らせて配置されている。このため、回縁パネル端部収容部7aを形成し、厚み方向に間隔を隔てて対向する2つの回縁壁部7b、7cは、収容されたグレーチング材4との間隔が、一方側の方が他方側より広く形成されている。また、一方側に設けられた回縁壁部7bには、ビス10が螺合可能に、他の部位より厚い部位が設けられている。
パネル体1の上端部および下端部をなす架け渡し部材8、9は各々、パネル体1の並設方向に沿う並設端部3c、すなわち、縦骨5を挟む2枚の面材3の、縦骨5と反対側の側端部3bに設けられた縦材6まで含む幅と等しい長さを有し、並設方向に貫通する中空部8a、9aを有する押出成形材である。上側の架け渡し部材8は、中空部8aを形成する下面8bが平坦に形成されており、下面8bから下方に垂設された重合部としての垂壁部8cが並設方向における全長にわたって設けられている。この垂壁部8cは、パネル体1の厚み方向において、縦骨5、縦材6、回縁7のパネル端部収容部5b、6b、7aが偏らせて設けられている他方側とは反対の一方側に偏らせて設けられている。
上側の架け渡し部材8には、下面8bに上側の回縁7の上面7dが当接され、垂壁部8cの他方側の面に、上側の回縁7において、一方側に設けられた回縁壁部7bが当接されるように配置される。すなわち、垂壁部8cは、上側の回縁7と、面外方向に重なるように配置される。そして、上側の回縁7は、一方側から進入して垂壁部8cを貫通し一方側の回縁壁部7bに螺合されるビス10により固定される。
下側の架け渡し部材9は、中空部9aを形成する上面9bが平坦に形成されており、上面9bから上方に立設された重合部としての立壁部9cが幅方向における全長にわたって設けられている。この立壁部9cは、パネル体1の厚み方向において、縦骨5、縦材6、回縁7のパネル端部収容部5b、6b、7aが偏らせて設けられている他方側とは反対の一方側に偏らせて設けられている。そして、立壁部9cは、パネル体1として取り付けられた状態では、上側の架け渡し部材8に設けられた垂壁部8cと、上下方向に対向する位置に設けられている。
下側の架け渡し部材9には、上面9bに下側の回縁7の下面7eが当接され、立壁部9cの他方側の面に、下側の回縁7において、一方側に設けられた回縁壁部7bが当接されるように配置される。すなわち、立壁部9cは、下側の回縁7と、面外方向に重なるように配置される。そして、下側の回縁7は、一方側から進入して立壁部9cを貫通し一方側の回縁壁部7bに螺合されるビス10により固定される。
面材3の上端部3c及び下端部3cが上下の回縁7により収容された状態における上下方向の長さと、縦骨5、縦材6の長さとは、ほぼ一致している。このため、パネル体1として組み立てられた状態では、縦骨5、縦材6の上端部は、垂壁部8cと面外方向に重なるように配置され、一方側から進入して垂壁部8cを貫通し縦骨壁部5cまたは縦材壁部6cに螺合されるビス10により固定される。また、縦骨5、縦材6の下端部は、立壁部9cと面外方向に重なるように配置され、一方側から進入して立壁部9cを貫通し縦骨壁部5cまたは縦材壁部6cに螺合されるビス10により固定される。
図4に示すように、パネル体1の製造方法は、まず、矩形状の2枚の面材3の、矩形の各辺をなす4つの端部が、それぞれグレーチング材4の凹部4aに挿入されるようにグレーチング材4を取り付ける。このとき、各面材3は、例えば、作業台等に水平をなすように配置され、全周の端部が作業台から突出した状態で作業が進められる。
次に、グレーチング材4が設けられた2枚の面材3に、縦材6、回縁7及び縦骨5を取り付ける。より具体的には、2枚の面材3の間に縦骨5を配置し、並設方向における両側に設けられた縦骨パネル端部収容部5bに、2枚の面材3において互いに隣り合って配置される隣接端部3aをグレーチング材4とともに挿入する。2枚の面材3において、パネル体1の並設方向の端部をなす両側に位置する側端部3bを、縦材6に設けられている縦材パネル端部収容部6bに、グレーチング材4とともに挿入する。すなわち、2枚の面材3には、並設方向において縦骨5と縦材6とが面材3を挟むように縦骨5と縦材6とが取り付けられる。
また、2枚の面材3における上下方向の端部(並設端部)3cを、回縁7に設けられている回縁パネル端部収容部7aに、グレーチング材4とともに挿入する。すなわち、2枚の面材3には、上下方向において2つの回縁7が面材3を挟むように回縁7が取り付けられる。
グレーチング材4、縦骨5、縦材6、回縁7が面材3に取り付けられて、作業台上に載置されている状態では、縦骨5、縦材6、回縁7において、縦骨パネル端部収容部5b、縦材パネル端部収容部6b、回縁パネル端部収容部7aの側が下側に位置し、グレーチング材4からより離れて設けられている一方側の縦骨壁部5c、縦材壁部6c、回縁壁部7bが上側に位置している。
次に、2枚の面材3にグレーチング材4、縦骨5、縦材6、回縁7が取り付けられた状態で、上側の架け渡し部材8、及び下側の架け渡し部材9を取り付ける。上側の架け渡し部材8は、下面8bを縦骨5と縦材6の上側の小口、及び回縁7の上面7dと近接させるとともに、垂壁部8cを、作業台上に配置されている縦骨5と縦材と6の上端部及び回縁7の一方側の縦骨壁部5c、縦材壁部6c、回縁壁部7bの上に載置する。その後、垂壁部8cと、一方側の縦骨壁部5c、縦材壁部6c及び回縁壁部7bとを、一方側すなわち上方側から進入するビス10により固定する。
下側の架け渡し部材9は、上面9bを縦骨5と縦材6の下側の小口、及び回縁7の下面7eと近接させるとともに、立壁部9cを、作業台上に配置されている縦骨5と縦材6との下端部及び回縁7の一方側の縦骨壁部5c、縦材壁部6c、回縁壁部7bの上に載置する。その後、立壁部9cと、一方側の縦骨壁部5c、縦材壁部6c及び回縁壁部7bとを、一方側すなわち上方側から進入するビス10により固定する。
最後に、上側の架け渡し部材8、及び下側の架け渡し部材9の一方側からビス10を覆うカバー材81、91をビス止めしてパネル体1が完成する。
本実施形態のパネル体1によれば、面材3を収容する縦骨5、縦材6、及び回縁7を、2枚の面材3にわたって設けられる架け渡し部材8、9にいずれも接合することにより2枚の面材3を一体としたパネル体1を容易に製造することが可能である。このため、製造性に優れたパネル体1を提供することが可能である。特に、面材3の各端部とほぼ同等の長さの縦骨5、縦材6、及び回縁7を面材3に装着するので、容易に装着することが可能である。
また、架け渡し部材8、9が有し、縦骨5、縦材6、及び回縁7と、面材3の面外方向の一方側から重なる垂壁部8c及び立壁部9cにて縦骨5、縦材6、及び回縁7と接合されるので、面外方向の一方側からの作業によりパネル体1を製造することが可能である。
また、架け渡し部材8、9は、縦骨5、縦材6、及び回縁7と面外方向に重なる垂壁部8c及び立壁部9cにて面外方向の一方側から進入するビス10で接合されるので、架け渡し部材8、9と縦骨5、縦材6、及び回縁7に収容された面材3とを、一方側からの作業により確実に接合することが可能である。特に、上記実施形態のように、縦骨5、縦材6、及び回縁7が装着された面材3の上方から上側の架け渡し部材8、及び下側の架け渡し部材9を載置し、上方から進入するビスにより接合することにより、より容易に製造することが可能である。
また、縦骨5、縦材6、及び回縁7は、いずれも垂壁部8c及び立壁部9cが固定される一方側の縦骨壁部5c、縦材壁部6c及び回縁壁部7bとグレーチング材4との間隔が、他方側の縦骨壁部5d、縦材壁部6d及び回縁壁部7bとグレーチング材4との間隔より広く設けられて空隙を有しているので、縦骨5、縦材6、及び回縁7の一方側の縦骨壁部5c、縦材壁部6c及び回縁壁部7bにビス10が螺合されたとしても、ビス10によりグレーチング材4が損傷されることなく架け渡し部材8、9を取り付けることが可能である。
また、上記実施形態においては、カバー材81、91をビスにて固定する例について説明したが、ビスを用いず嵌合して取り付けても構わない。この場合には、より意匠性が向上する。
上記実施形態においては、面材3の四周にグレーチング材4が設けられている例について説明したが、これに限らず、面材の四周は押縁により縦骨5、縦材6、及び回縁7に保持されていても構わない。
上記実施形態においては、2枚の面材3が並べて設けられたパネル体1を例に挙げて説明したが、並べて設けられる面材の数は2枚に限らず、3枚以上であっても構わない。
また、上記実施形態においては、面材3が水平方向に並べて設けられる例について説明したが、並べる方向は上下方向であっても構わない。
また、上記実施形態においては、複数枚の面材を備えたパネル体1を例に挙げて説明したが、図5に示すパネル体11のように面材3は1枚であっても構わない。以下の説明においては、上記実施形態と同一構成については図中で同符号を付して示し、その説明については省略する。
1枚の面材3を備えたパネル体11の場合には、上記実施形態における縦材6に面材3の左右方向の端部がグレーチング材4とともに収容され、回縁7に面材3の上下方向の端部がグレーチング材4とともに収容されている。
左右の縦材6の上端部と上側の回縁7とに架け渡された上側の架け渡し部材8の垂壁部8cと縦材壁部6c及び回縁壁部7bとを、パネル体1の厚み方向における一方側から進入するビス10により固定する。また、左右の縦材6の下端部と下側の回縁7とに架け渡された下側の架け渡し部材9の立壁部9cと縦材壁部6c及び回縁壁部7bとを、パネル体1の厚み方向における一方側から進入するビス10により固定する。
本パネル体11の製造方法は、上記パネル体10と同様なので、ビス10を上方から進入させる。本実施形態では、所定方向は左右方向に相当し、所定方向と交差する交差方向は上下方向に相当するが、所定方向が上下方向であって、交差方向が左右方向であっても構わない。また、本実施形態においては、縦材6が所定方向端収容部材に相当し、回縁7が交差方向端収容部材に相当し架け渡し部材9が接合部材に相当する。
1枚の面材3を備えたパネル体11によれば、面材3の左右方向における両端部を各々収容する2つの縦材6と上下方向における両端部のうちのいずれか一方を収容する一方の回り縁7とを左右方向に沿って配置される架け渡し部材8、9により接合することにより、容易にパネル体11を製造することが可能である。このとき、例えば、グレーチング材4等が設けられた面材3の端部を、枠組みされた縦材または回縁の長手方向に沿って収容部内を移動させないので、より早く簡単に製造することが可能である。
また、面外方向の一方側からの作業によりパネル体11を製造すること、及び、左右の縦材6及び回縁7と架け渡し部材9とがビス10により接合されることはパネル体1と同様なので、より容易に製造することが可能である。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 パネル体、3 面材、3a 隣接端部、3b 側端部、3c 並設端部、
5 縦骨、6 縦材、7 回縁、8 上側の架け渡し部材、8c 垂壁部、
9 下側の架け渡し部材、9c 立壁部、10 ビス、11 パネル体、

Claims (6)

  1. 並べて配置される複数の面材を有するパネル体であって、
    互いに隣り合う2枚の前記面材間に設けられ、互いに隣り合う各々の前記面材の隣接端部を収容する第1収容部材と、
    前記複数の面材が並ぶ並設方向において当該パネル体の端をなす側端部を収容する第2収容部材と、
    各々の前記面材における前記並設方向に沿う並設端部を各々収容する第3収容部材と、
    前記並設方向に沿い前記第1収容部材、前記第2収容部材、及び、前記第3収容部材にわたって配置され、前記第1収容部材、前記第2収容部材、及び、前記第3収容部材を接合する架け渡し部材と、
    を有することを特徴とするパネル体。
  2. 請求項1に記載のパネル体であって、
    前記架け渡し部材は、前記第1収容部材、前記第2収容部材、前記第3収容部材と、前記面材の面外方向の一方側から重なる重合部を有し、
    前記重合部にて前記第1収容部材、前記第2収容部材、前記第3収容部材と接合されることを特徴とするパネル体。
  3. 請求項2に記載のパネル体であって、
    前記重合部と前記第1収容部材、前記第2収容部材、前記第3収容部材とは、前記一方側から進入するビスにより接合されていることを特徴とするパネル体。
  4. 面材を有するパネル体であって、
    前記面材の所定方向における両端部を各々収容する2つの所定方向端収容部材と、
    前記所定方向と交差する交差方向における両端部を各々収容する2つの交差方向端収容部材と、
    前記所定方向に沿い前記2つの所定方向端収容部材と一方の前記交差方向端収容部材とにわたって配置され、前記2つの所定方向端収容部材と一方の前記交差方向端収容部材とを接合する接合部材と、
    を有することを特徴とするパネル体。
  5. 請求項4に記載のパネル体であって、
    前記接合部材は、前記2つの所定方向端収容部材と一方の前記交差方向端収容部材とに前記面材の面外方向の一方側から重なる重合部を有し、
    前記重合部にて前記所定方向端収容部材及び前記交差方向端収容部材と接合されることを特徴とするパネル体。
  6. 請求項5に記載のパネル体であって、
    前記重合部と前記所定方向端収容部材及び前記交差方向端収容部材とは、前記一方側から進入するビスにより接合されていることを特徴とするパネル体。
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