JP6718217B2 - 住宅取得支援システム - Google Patents

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本発明は、住宅取得を支援するための住宅取得支援システムに関する。
住宅を販売する場合、住宅メーカ、販売業者等は、宣伝広告費等を使うことが多い。そこで、住宅等の販売の効率化を図るための販売システムが検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この文献に開示された技術においては、物件情報を蓄積するとともに、ユーザの個人情報と住宅等購入の具体的計画をアンケートにより把握し、適合する物件のメーカ等に紹介する。
また、銀行等の金融機関では、住宅購入資金を必要とする顧客に対して住宅ローンが提供されている。この場合、住宅ローンの利用を希望する顧客は、事前審査、本審査を受ける必要がある。そこで、住宅ローン利用の効率化のための審査申込情報中継サーバ等が検討されている(例えば、特許文献2参照。)。この文献に開示された技術においては、不動産業者の事業所等に申込端末を配備する。中継サーバでは融資条件等を選別せず金融機関のコンピュータシステムに審査申込情報を開放する。
特開2004−342055号公報 特開2015−22446号公報
しかしながら、建設事業者が住宅建設を受注するためには、広告宣伝やモデルハウス等のプロモーション費用のコスト負担が大きいという課題があった。更に、受注前費用(建設費、土地測量、工事原価算出、設計費用)等も必要であり、成約した場合には工事原価への振り分け、失注した場合には販売管理費への振り分け等の手間もかかっていた。特に、集客した顧客において住宅ローンの利用を希望する場合、審査を受ける必要があり、顧客によってはローンの利用が困難なため、失注となる場合もある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、この目的は、効率的に住宅取得の支援を行なうための住宅取得支援システムを提供することにある。
・上記問題点を解決するための住宅取得支援システムは、建築テンプレートを記憶したテンプレート記憶部と、ユーザ端末に接続される制御部とを備える。そして、前記制御部が、前記ユーザ端末から、入居者についての入居者情報を取得し、前記入居者情報に基づいた審査結果を取得し、審査結果に応じて、前記ユーザ端末において、前記建築テンプレートを用いて設計された建築プランを特定し、前記建築プランに基づいて、建設費用を算出し、前記建設費用に基づいて賃貸期間の賃貸費用を算出し、前記ユーザ端末に出力し、前記建築プランに基づいて、建築確認申請図面を出力する。
・上記住宅取得支援システムにおいては、前記テンプレート記憶部には、建築確認申請が可能な建築図面が登録されていることが好ましい。
・上記住宅取得支援システムにおいては、前記テンプレート記憶部には、前記建築確認申請に影響しないオプション図面が登録されていることが好ましい。
本発明によれば、効率的に住宅取得の支援を行なうことができる。
本実施形態のシステムの説明図。 本実施形態の画面の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図であって、(a)は仮審査処理、(b)は入居者情報取得処理の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。
以下、一実施形態を、図1〜図5に従って説明する。本実施形態では、住宅取得を希望する顧客から、建設事業者における効率的な受注を支援するサービスを提供する。本サービスにおいては、顧客は自ら設計し、この設計に基づいて、建設事業者が建築した住宅に賃料(家賃)を支払いながら居住する。そして、所定期間経過後に、ユーザは、この住宅を取得する契約を締結する。一方、建設事業者は、この賃料において、住宅取得費用(建築費用、土地取得費用)を回収する場合を想定する。
図1に示すように、ユーザ端末10、管理サーバ20、担当者端末30、土地データベース40、建設会社端末50を用いる。
ユーザ端末10は、住宅取得を希望する顧客(ユーザ)が用いるコンピュータ端末である。また、担当者端末30は、顧客の住宅取得を支援する事業者の担当者が用いるコンピュータ端末である。建設会社端末50は、建設事業者の担当者が用いるコンピュータ端末である。このユーザ端末10、担当者端末30、建設会社端末50は、キーボードやポインティングデバイス等、各種指示を入力するための入力部や、情報処理結果を出力するための出力部を備えている。
管理サーバ20は、本サービスを管理するコンピュータシステムである。この管理サーバ20は、制御部21、申込情報記憶部22、建築プラン記憶部23、テンプレート記憶部24を備えている。
制御部21は、CPU、RAM、ROM等から構成された制御手段として機能し、後述する処理(ユーザ管理段階、申込管理段階、審査支援段階、設計支援段階、賃料計算段階等を含む処理)を行なう。このための住宅取得支援プログラムを実行することにより、制御部21は、ユーザ管理部210、申込管理部211、審査支援部212、設計支援部213、賃料計算部214等として機能する。
ユーザ管理部210は、ユーザ端末10からアクセスがあった場合のログイン認証処理を実行する。
申込管理部211は、ユーザ端末10からの申込を管理する処理を実行する。本実施形態では、ユーザ端末10のディスプレイに各種画面を出力することにより、住宅取得を支援する。
図2に示すように、ユーザ端末10のディスプレイには、ログイン画面500〜物件詳細画面505等の画面が出力される。
ログイン画面500は、ユーザ認証を行なうために、顧客IDやパスワードを入力するための画面である。トップ画面501は、ログインしたユーザの概要を示すトップページである。入居者情報画面502は、入居者(ユーザ)に関する詳細情報を入力するための画面である。保証人情報画面503は、サービス利用のために必要な保証人に関する詳細情報を入力するための画面である。物件概要画面504は、物件の概要(間取りや外観等)を設定するための画面である。物件詳細画面505は、物件の詳細(内装やオプション等)を設定するための画面である。
審査支援部212は、住宅取得のための審査を支援する処理を実行する。ユーザが本サービスを利用する場合、仮審査及び本審査が行なわれる。このため、審査支援部212は、仮審査における判断に用いられる条件に関するデータを保持している。更に、審査支援部212は、担当者端末30において行なわれる本審査を支援する処理を実行する。
設計支援部213は、ユーザの住宅設計を支援する処理を実行する。
賃料計算部214は、ユーザが住宅を取得するまでの賃貸期間における賃料を計算する処理を実行する。この賃料計算部214には、予め定められた賃貸期間(例えば、20年)に関するデータを保持させておく。
申込情報記憶部22には、ユーザ端末10から受け付けた申込に関する申込管理レコード220が記録される。この申込管理レコード220は、ユーザ端末10からの申込を受け付けた場合に記録される。申込管理レコード220は、申込ID、顧客ID、入居者情報、保証人情報、仮審査結果、本審査結果、建築プランID、賃料、状況に関するデータを含んで構成される。
申込IDデータ領域には、各申込を特定するための識別子及びパスワードに関するデータが記録される。
顧客IDデータ領域には、この申込を行なったユーザを特定するための識別子に関するデータが記録される。この顧客IDを用いることにより、顧客データベース(図示せず)を用いて、顧客の氏名や現住所、属性情報、連絡先、ユーザ端末10のアドレス等を取得することができる。
入居者情報データ領域には、この申込における住宅への入居者に関するデータが記録される。具体的には、氏名、年齢、性別、入居を希望する地域等が記録される。
保証人情報データ領域には、この申込における保証人に関するデータが記録される。具体的には、氏名、年齢、現住所、属性情報等が記録される。
仮審査結果データ領域には、申込時に行なわれた仮審査の結果を特定するフラグが記録される。
本審査結果データ領域には、仮審査の後で行なわれた本審査の結果を特定するフラグが記録される。
建築プランIDデータ領域には、ユーザが設計した住宅の建築プラン(設計図面)を特定するための識別子に関するデータが記録される。
賃料データ領域には、ユーザが住宅を取得するまでの賃貸期間における賃料に関するデータが記録される。
状況データ領域には、この申込の進捗状況を特定するための識別子に関するデータが記録される。
建築プラン記憶部23には、ユーザ(入居者)が設計した設計図面に関する建築プラン管理レコード230が記録される。この建築プラン管理レコード230は、ユーザ端末10において設計が行なわれた場合に記録される。建築プラン管理レコード230は、建築プランID、図面に関するデータを含んで構成される。
建築プランIDデータ領域には、ユーザが設計した住宅の建築プラン(設計図面)を特定するための識別子に関するデータが記録される。
図面データ領域には、ユーザが設計した住宅の設計図面に関するデータが記録される。この設計図面としては、建築確認申請に利用可能な図面を用いる。
テンプレート記憶部24には、住宅の設計に用いるテンプレートに関するテンプレート管理データ240が記録される。このテンプレート管理データ240は、テンプレートが予め登録された場合に記録される。テンプレート管理データ240には、建物テンプレート管理データ241、オプションテンプレート管理データ242が含まれる。
建物テンプレート管理データ241は、建物に関するテンプレートを管理するためのデータである。この建物テンプレート管理データ241は、建物候補ID、図面、費用に関するデータを含んで構成される。
建物候補IDデータ領域には、建物のテンプレートを特定するための識別子に関するデータが記録されている。
図面データ領域には、この建物テンプレートの設計図面に関するデータが記録されている。本実施形態では、建築確認申請に対応した建物図面、外観、間取りが記録されている。
費用データ領域には、この建物テンプレートを用いて設計した住宅の取得費用に関するデータが記録される。
オプションテンプレート管理データ242は、建物において変更可能なオプションに関するテンプレートを管理するためのデータである。このオプションテンプレート管理データ242は、オプションID、図面、費用に関するデータを含んで構成される。
オプションIDデータ領域には、建物に付加するオプションのテンプレートを特定するための識別子に関するデータが記録されている。
図面データ領域には、このオプションの設計図面に関するデータが記録されている。本実施形態では、建築確認申請に影響しないオプションの図面が記録されている。
費用データ領域には、このオプションを用いた場合の費用に関するデータが記録される。
更に、管理サーバ20は、土地データベース40に接続されている。この土地データベース40には、住宅を建設可能な土地に関する土地管理レコードが記録されている。この土地管理レコードは、利用可能な土地が登録された場合に記録される。土地管理レコードは、土地ID、住所、面積、価格、図面等に関するデータを含んで構成される。
土地IDデータ領域には、この土地を特定するための識別子に関するデータが記録される。
住所、面積、価格の各データ領域には、この土地の住所、面積、価格に関するデータが、それぞれ記録される。
図面データ領域には、この土地について建築確認申請に用いる図面に関するデータが記録される。
次に、上記のように構成された管理サーバ20において、住宅取得を支援する場合の処理手順について、図2〜図5を用いて説明する。
(仮審査処理)
まず、図3(a)を用いて、仮審査処理を説明する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、ユーザ登録処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、住宅取得を希望するユーザは、ユーザ端末10を用いて、管理サーバ20にアクセスする。この場合、管理サーバ20の制御部21の申込管理部211は、ユーザ端末10に、申込画面を出力する。この申込画面には、仮審査に必要な情報の入力欄が含まれる。この申込画面においては、申込者の簡単な概要のみの入力が行なわれる。そして、ユーザは、この申込画面の各入力欄に各種情報の入力を行なう。
次に、管理サーバ20の制御部21は、仮審査処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21の申込管理部211は、ユーザ端末10において申込画面に入力された各種情報を取得する。この場合、申込管理部211は、申込IDを付与した申込管理レコード220を申込情報記憶部22に記録する。次に、審査支援部212は、申込画面において入力された各種情報を用いて仮審査を行なう。そして、審査支援部212は、仮審査結果を申込管理レコード220に記録する。ここで、各種情報が仮審査条件を満たしている場合には、審査支援部212は、顧客ID、パスワードを付与して、申込管理レコード220に記録する。更に、状況データ領域には、「本審査申込待ち」を記録する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、審査結果の通知処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、制御部21の審査支援部212は、ユーザ端末10に対して、仮審査の審査結果を通知する。仮審査を通過している場合には、この通知に、顧客ID、パスワードを含める。
仮審査通過の通知を受け取ったユーザは、ユーザ端末10を用いて、管理サーバ20にアクセスする。
(入居者情報取得処理)
次に、図3(b)を用いて、入居者情報取得処理を説明する。
この場合、管理サーバ20の制御部21は、ログイン処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、制御部21のユーザ管理部210は、ログイン画面500をユーザ端末10に出力する。そして、ユーザ管理部210は、ログイン画面500に入力された顧客ID、パスワードを取得し、申込情報記憶部22に登録されているかどうかを確認する。顧客ID、パスワードが申込情報記憶部22に登録されていない場合、ユーザ管理部210は、ログインを拒否する。
ログイン処理を完了した場合、管理サーバ20の制御部21は、ユーザ画面の出力処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21の申込管理部211は、ユーザ端末10に、トップ画面501を出力する。このトップ画面501は、入居者情報画面502や保証人情報画面503に、相互にリンクされている。
本審査を受ける場合、入居者情報画面502において、入居者(申込者)の詳細情報を入力する。この入居者情報画面502には、入居者の所得等、入居申込に必要な詳細項目の入力欄が設けられている。更に、所得証明等の公的書類のテンプレートが登録されている。また、保証人情報画面503においては、入居者の連帯保証人の詳細情報や緊急連絡先等を入力する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、本審査用情報の取得処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、ユーザ端末10に出力されたトップ画面501において「本審査申込」ボタンが選択された場合、制御部21の申込管理部211は、ユーザ端末10から、入居者情報画面502や保証人情報画面503に入力された各種情報を取得する。この場合、申込管理部211は、取得した各種情報を申込管理レコード220に記録する。更に、申込管理部211は、状況データ領域には、「本審査待ち」を記録する。
(本審査支援処理)
次に、図4を用いて、本審査支援処理を説明する。
まず、管理サーバ20の制御部21は、本審査依頼処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、制御部21の審査支援部212は、担当者端末30に対して、本審査の依頼を行なう。この依頼には、本審査対象の申込管理レコード220へのリンクを含める。本審査を行なう担当者は、担当者端末30を用いて、申込の本審査を行なう。そして、担当者端末30に、申込IDに対して本審査の結果を入力する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、本審査結果の登録処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、担当者端末30から本審査の結果を取得した場合、制御部21の審査支援部212は、申込IDの申込管理レコード220に本審査結果を入力する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、審査結果通知処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部21の申込管理部211は、ユーザ端末10に対して、本審査の結果を通知する。
(設計支援処理)
次に、図5を用いて、設計支援処理を説明する。この設計支援処理では、入居者の住宅の設計を支援するとともに、設計された住宅の賃料を算出するシミュレーションを行なう。
まず、管理サーバ20の制御部21は、ステップS2−1と同様に、ログイン処理を実行する(ステップS4−1)。ログイン処理を完了した場合、ユーザ管理部210は、ユーザ端末10にトップ画面501を出力する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、建物、オプション選択処理を実行する(ステップS4−2)。具体的には、ユーザは、トップ画面501において、物件概要画面504を選択する。この場合、制御部21の設計支援部213は、テンプレート記憶部24に記録された建物テンプレート管理データ241の一覧を、ユーザ端末10のディスプレイに出力する。そして、ユーザ端末10において、一覧の中で所望の建物を選択する。この場合、設計支援部213は、建物テンプレート管理データ241を用いて、ユーザ端末10のディスプレイに、選択された建物の間取りや外観等を出力する。更に、物件詳細画面505が選択された場合、設計支援部213は、テンプレート記憶部24に記録されたオプションテンプレート管理データ242の一覧を、ユーザ端末10のディスプレイに出力する。そして、ユーザ端末10において、一覧の中で所望の内装やオプションを選択する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、シミュレーション処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、制御部21の賃料計算部214は、選択された建物テンプレート管理データ241や、選択されたオプションテンプレート管理データ242に記録された費用を取得する。この場合、土地データベース40に記録されている任意の土地費用を加算する。そして、賃料計算部214は、算出した費用、予め定められた賃貸期間に基づいて、賃料(家賃)を算出する。そして、賃料計算部214は、算出して賃料を、申込管理レコード220に記録するとともに、ユーザ端末10のディスプレイに出力する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、建築プランが完成したかどうかについての判定処理を実行する(ステップS4−4)。具体的には、ユーザ端末10において、建物及びオプションの選択完了が入力された場合に、制御部21の設計支援部213は、建築プラン完成と判定する。
建築プランは未だ完成していないと判定した場合(ステップS4−4において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、建物、オプション選択処理(ステップS4−2)に戻る。
一方、建築プランが完成したと判定した場合(ステップS4−4において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、建築プランの登録処理を実行する(ステップS4−5)。具体的には、制御部21の設計支援部213は、ユーザ端末10において選択された建物やオプションに対して、建築プランIDを付与した建築プラン管理データを建築プラン記憶部23に登録する。この場合、選択された建物やオプションに基づいて生成された図面を、建築プランIDに関連付けて記録する。更に,申込管理レコード220に、建築プランIDを記録する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、建築プランの提供処理を実行する(ステップS4−6)。具体的には、制御部21の申込管理部211は、建設会社端末50に対して、建築プランが完成したことを通知する。この通知には、建築プランIDに関するデータを含める。そして、建築会社の担当者は、建設会社端末50を用いて、管理サーバ20にアクセスし、建築プランIDを指定する。この場合、申込管理部211は、指定された建築プランIDの建築プラン(図面)を、建築プラン記憶部23から取得し、建設会社端末50にダウンロードする。建設事業者の担当者は、ダウンロードした図面を用いて建築確認申請を行なう。
(住宅の建築〜住宅取得のための契約の手続き)
次に、管理サーバ20の制御部21は、保証金の支払情報の取得処理を実行する(ステップS5−1)。具体的には、ユーザが、保証金を支払った場合には、担当者端末30を用いて、管理サーバ20に保証金支払情報を入力する。この場合、制御部21の申込管理部211は、申込情報記憶部22の申込管理レコード220の状況データ領域に、「保証金入金済」を記録する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、建設候補地の選定処理を実行する(ステップS5−2)。具体的には、制御部21の申込管理部211は、土地データベース40にアクセスする。次に、申込管理部211は、ユーザが希望した地域において、建築プランの建物を建設可能な土地を検索する。
そして、建設事業者は、建築プランに基づいて、建物の建設を開始する(ステップS5−3)。
建物の建設完了後、建設事業者とユーザとの間で、契約を行なう(ステップS5−4)。具体的には、制御部21の申込管理部211は、住宅取得に必要な契約書類を担当者端末30に提供する。本実施形態では、建設事業者とユーザとの間で、賃貸期間(例えば20年)の20年定期賃貸借契約、賃貸期間終了後に住宅の譲渡を予約するための土地建物譲渡予約契約を行なう。
本実施形態の住宅取得支援システムによれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、管理サーバ20において、建物建設までの手続を実行するので、プロモーション費用や受注前費用等の建設コストを抑制することができる。
(2)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、仮審査処理(ステップS1−2)、審査結果の通知処理(ステップS1−3)を実行する。これにより、住宅取得可能な顧客を効率的に特定することができる。この場合、仮審査の結果に応じて、管理サーバ20の制御部21は、ログイン処理(ステップS2−1)、本審査用情報の取得処理(ステップS2−3)を実行する。これにより、本審査に必要な情報を効率的に取得することができる。
(3)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、建物、オプション選択処理(ステップS4−2)、シミュレーション処理(ステップS4−3)を実行する。これにより、ユーザは、所望の建物を自分で設計することができる。更に、この建物を取得するために必要な賃貸費用を把握することができる。
(5)本実施形態では、建築プラン完成と判定した場合(ステップS4−4において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、建築プランの登録処理(ステップS4−5)、建築プランの提供処理(ステップS4−6)を実行する。これにより、建設事業者は、効率的に建築を受注することができるとともに、建築確認申請のための図面作成の負担を軽減することができる。
(6)本実施形態では、建物の完成後、ユーザとの間で、契約を行なう(ステップS5−4)。具体的には、制御部21の申込管理部211は、住宅取得に必要な契約書類を担当者端末30に提供する。本実施形態では、定期賃貸借契約、土地建物譲渡予約契約を行なう。これにより、住宅ローンを利用しない場合においても、自分自身で設計した住宅を賃貸するとともに、賃貸期間経過後に住宅を取得することができる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、シミュレーション処理を実行する(ステップS4−3)。この場合、予め定められた賃貸期間に基づいて、家賃を算出する。ここで、賃貸期間をユーザの希望に応じて設定できるようにしてもよい。この場合、入居者情報画面502において希望賃貸期間を取得し、シミュレーション処理(ステップS4−3)において、この希望賃貸期間を用いる。
・上記実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、建物、オプション選択処理(ステップS4−2)に応じて、シミュレーション処理(ステップS4−3)を実行する。これに代えて、建築プラン完成と判定した場合(ステップS4−4において「YES」の場合)に、シミュレーション処理(ステップS4−3)を実行するようにしてもよい。
・上記実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、建築プランの提供処理を実行する(ステップS4−6)。ここで、建築プランに応じて、建設事業者を特定するようにしてもよい。この場合には、建物テンプレート管理データ241に、建築図面を提供した建設事業者に関する情報を登録しておく。そして、建築プランの提供処理(ステップS4−6)において、建築プランに用いられた建物テンプレート管理データ241に記録された建設事業者に通知する。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a)賃貸期間の定期賃貸借契約、前記賃貸期間終了後に住宅の譲渡を予約するための土地建物譲渡予約契約に関する契約書を出力することを特徴とする住宅取得支援システム。
この(a)に記載の発明によれば、賃貸期間の経過後に、自分で設計した建物を取得することができる。
(b)ユーザ端末から、賃貸期間に関する情報を取得することを特徴とする住宅取得支援システム。
この(b)に記載の発明によれば、ユーザの希望に応じて、賃貸期間を設定することができる。
(c)ユーザ端末から、希望地域に関する情報を取得し、前記希望地域において、建築プランの建物を建設可能な土地情報を取得することを特徴とする住宅取得支援システム。
この(c)に記載の発明によれば、希望地域において住宅を提供することができる。
10…ユーザ端末、20…管理サーバ、21…制御部、210…ユーザ管理部、211…申込管理部、212…審査支援部、213…設計支援部、214…賃料計算部、22…申込情報記憶部、23…建築プラン記憶部、24…テンプレート記憶部、30…担当者端末、40…土地データベース、50…建設会社端末。

Claims (3)

  1. 複数の建築テンプレートを記憶したテンプレート記憶部と、
    ユーザ端末に接続される制御部とを備えた住宅取得支援システムであって、
    前記制御部は、
    前記ユーザ端末から、入居者についての入居者情報の入力を受け、
    前記入居者情報に基づいた審査結果を前記ユーザ端末に通知し、
    前記制御部は、
    前記テンプレート記憶部に記憶されている前記複数の建築テンプレート中から前記ユーザ端末においてユーザが選択した建築テンプレートを特定し、
    この特定によって設計された建築プランを特定し、
    前記建築プランに基づいて建設費用を算出し、
    前記建設費用に、土地データベースに記録されている土地費用を加算して賃貸期間の賃貸費用を算出し、
    前記賃貸費用を前記ユーザ端末に出力し、
    前記建築プランに基づいて、建築確認申請図面を出力する
    ことを特徴とする住宅取得支援システム。
  2. 前記テンプレート記憶部には、建築確認申請が可能な建築図面が登録されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の住宅取得支援システム。
  3. 前記テンプレート記憶部には、前記建築確認申請に影響しないオプション図面が登録されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の住宅取得支援システム。
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