JP6717585B2 - 抗菌性組成物 - Google Patents

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本発明は、洋式トイレの便座表面やトイレ壁面等の抗菌を目的に表面を清拭するための抗菌性組成物に関する。
最近は他人が使用した洋式トイレの便座をそのまま使用することに抵抗がある人が増え、使用前に便座を清拭するのが当たり前になってきた。そのためのクリーナが各種知られている(特許文献1及び2参照)。
これらのクリーナの使用方法は、まず抗菌剤をトイレットペーパーに塗布し、便座等を清拭し、使用したトイレットペーパーはトイレに流して廃棄する。しかし、トイレットペーパーは水に溶解するため、クリーナはトイレットペーパーを容易に溶解させないように、例えばアルコール濃度を10質量%以上にする等の工夫がなされている(特許文献1参照)。
また、便座クリーナとして、キトサンと第四級アンモニウム塩を含有する組成物(特許文献2参照)が知られているが、これを使用しても十分に便座の菌を除去できないことが判明した。そのために除菌剤の濃度を高くしようとしたが、最近肌が敏感な人が増加し、人によっては肌に赤みがでる場合もあり、抗菌剤を多くすることもできなかった。そこで、簡単にトイレットペーパーを使って便座の除菌ができるクリーナの要望が高くなっている。
特許文献3には、特定の両性界面活性剤およびエタノールを含有し、トイレットペーパーで拭き取ることのできるトイレ用洗浄剤組成物が記載されているが、これは尿による汚れの除去が主目的とされている。
特許文献4には、両性界面活性剤アルキルベタイン、エタノール、および水を含有する水性洗浄剤組成物が記載されている。また特許文献5には、ベタイン系界面活性剤、エタノール等のアルコール、酢酸等の酸またはその塩、および水を含有する液体洗浄剤組成物が記載されている。これらについては、トイレットペーパーで拭き取る使用方法と、泡状にしてもよいことが記載されているが、抗菌効果の記載はない。
一方、液体を予め紙等に含浸させた殺菌性のウェットワイパーが多数販売されている。例えば特許文献6には、グリセリンやキトサンとエタノール等のアルコールとを重量比1:10〜1:20で混合した溶媒、カチオン系殺菌剤、および水からなる配合液を含浸させた殺菌性ウェットワイパーが記載されている。
特開平11−061199号公報 特開平11−001700号公報 特開2011−225762号公報 特開平9−053091号公報 特開平9−202900号公報 特開平10−057293号公報
本発明は、洋式トイレの便座等の表面の抗菌を目的として、持続的な抗菌効果を奏することができる抗菌性組成物の提供を課題とする。
本発明者らは、抗菌性組成物の形状を持続時間の長い泡状にすることで、便座等の表面に均一に塗布することができ、キトサン被覆膜を均一に形成できることを見出し、それにより最小限の第四級アンモニウム塩の濃度で抗菌作用を最大限発揮できることを見出した。ここで、使用する薬剤の組成をキトサン、第四級アンモニウム塩、アルコール類、及びベタイン系両性界面活性剤を含有する組成物にし、それらの含有量を特定の量とすれば良好な泡状になることを見出した。さらにグリセリンを特定の含有量で併用することにより、前記被覆膜が便座等のように皮膚に直接触れる場合でもべたつき等の不都合がないものを得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、(i)下記(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を含有することを特徴とする抗菌性組成物に関する。
(A)キトサン及び/又はその塩
(B)0.001〜0.10質量%の第四級アンモニウム塩
(C)アルコール類
(D)0.01〜1質量%のベタイン系両性界面活性剤
(E)水
また、(ii)更に(F)0.01〜0.20質量%の多価アルコールを含有する(i)の抗菌性組成物、(iii)前記アルコール類の含有量が10〜30質量%である(i)又は(ii)に記載の抗菌性組成物である。
また、(iv)前記両性界面活性剤が、式(1)で表されることを特徴とする(i)〜(iii)のいずれかに記載の抗菌性組成物である。
Figure 0006717585
(式(1)中、Rは、C8〜18アルキル基、C8〜18アルケニル基、または式(2)
Figure 0006717585
(式(2)中、R11は、C8〜20アルキル基またはC8〜20アルケニル基を表し、R12はC1〜5のアルキレン基を表す。)
で表される基を表し、RおよびRは互いに独立して、水素原子、C1〜4アルキル基またはC2〜4アルケニル基を表し、Rは1個の水酸基で置換されていてもよいC1〜6アルキレン基を表す。)
また、(v)前記第四級アンモニウム塩が塩化ベンザルコニウムであることを特徴とする(i)〜(iv)のいずれかに記載の抗菌性組成物、(vi)前記アルコール類がエタノールであることを特徴とする(i)〜(v)のいずれかに記載の抗菌性組成物、(vii)前記多価アルコールがグリセリンであることを特徴とする(ii)〜(vi)のいずれかに記載の抗菌性組成物である。
さらに(viii)組成物がトイレ便座用薬剤であることを特徴とする(i)〜(vii)のいずれかに記載の抗菌性組成物である。
またさらに(ix)泡状で使用することを特徴とする(i)〜(viii)のいずれかに記載の抗菌性組成物の使用方法である。
本発明の抗菌性組成物は起泡性に優れ、泡状態の安定性が高い泡を形成することができるため、広い面積でも十分に清拭でき、便座等の表面を均一に塗布することができ、キトサン被覆膜を均一に形成できる。特にこの泡の安定性から、トイレットペーパーを用いての拭き取り、トイレットペーパー上に泡を形成させて使用する方法などに好適であり、トイレットペーパーが崩壊することなく便座等の表面を均一に塗布することができる。このように、キトサン被覆膜を均一に形成できるため最小限の抗菌剤で十分な抗菌作用を発揮することができ、抗菌成分である第四級アンモニウム塩の含有量を少なくすることが出来るため、第四級アンモニウム塩によって皮膚に炎症等が発生する可能性を最小限に抑えることができる。また、前記被覆膜が便座等のように皮膚に直接触れる場合でもべたつき等の不都合がないものを得ることができる。
(抗菌性組成物)
本発明の抗菌性組成物は、
(A)キトサン
(B)第四級アンモニウム塩
(C)アルコール類
(D)両性界面活性剤
(E)水
を含有する。
キトサンは、カニ、エビ等の甲殻、昆虫類の外皮その他のキチン質源を細粉し、希塩酸で処理して炭酸カルシウムを除き、アルカリ濃溶液で処理してタンパク質その他の夾雑物を除いて得られるキチンを、高温下、高濃度アルカリにより脱アセチル化して得られる白色無定形粉末の、グルコサミンからなる塩基性多糖類である。キトサンは、それ自体生体高分子であるため、全く経口毒性を示さず、且つ皮膚を刺激する恐れがない。
本発明に用いられるキトサンは、その重量平均分子量が数千〜数十万のものであるが、殺菌効果からすると低分子量の方が望ましい。また、脱アセチル化度に関しては50%以上、水溶性及び静菌効果を考慮すると80%以上が好ましい。
そして、遊離のキトサン自体は水に溶けないことから、無機酸又は有機酸で処理して水に可溶であるキトサン塩として用いてもよいし、また塩酸、リン酸などの無機酸や酢酸、乳酸、クエン酸、グルコン酸等の有機酸などに溶解して用いてもよい。好ましくは、酢酸を用いる。
キトサンの含有量は、特に制限はないが、抗菌性組成物全量に対して0.01〜5質量%が好ましい。
本発明に用いられる第四級アンモニウム塩は、一般に、グラム陽性細菌等に対し強い静菌作用を有し、水溶性で腐食性がなく、通常の濃度では無色無臭であり、その毒性が低いことが知られている。本発明に用いられる第四級アンモニウム塩としては、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ジメチルアンモニウム、塩化テトラデシルジメチルベンジルアンモニウム等を例示することができるが、塩化ベンザルコニウムが乾燥効果の点で特に望ましい。
第四級アンモニウム塩の含有量は抗菌性組成物全量に対して好ましくは、0.001〜0.10質量%であり、さらに好ましくは、0.009〜0.05質量%である。0.001質量%未満では抗菌作用の効果を期待できない。
本発明に用いられるアルコール類としては、エタノール、イソプロパノール、八アセチル化蔗糖変性エタノール等を例示することができる。
アルコール類の含有量は抗菌性組成物全量に対して好ましくは、10〜30質量%であり、さらに好ましくは、15〜25質量%であり、さらに好ましくは18〜22質量%である。
溶媒としては、通常、水が用いられる。
本発明に用いられるベタイン系両性界面活性剤は、中性付近で単一分子内に第四級アンモニウム基と、カルボン酸基、スルホン酸基等のアニオン性基とを有する界面活性剤である。
ベタイン系両性界面活性剤の添加により、きめ細かく持続的な泡を形成させることができ、また香料等の本発明に追加してよい成分の分離を防ぐことができる。
また、本発明の抗菌性組成物には抗菌成分として第四級アンモニウム塩が含有される。起泡効果の高いアニオン性界面活性剤を用いた場合には第四級アンモニウム塩の抗菌効果を抑制する恐れがあるが、両性界面活性剤を用いればその心配はない。
さらにベタイン系両性界面活性剤自体も抗菌効果を有し、第四級アンモニウム塩とベタイン系両性界面活性剤との併用によって相乗的な抗菌効果の増強も期待できる。
ベタイン系両性界面活性剤としては、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドヒドロキシスルホベタイン等が挙げられる。このうち、アルキルベタインおよびアルキルアミドベタインが好ましく、具体的には、式(1)で表される両性界面活性剤
Figure 0006717585
(式中、Rは、C8〜18アルキル基、C8〜18アルケニル基、または式(2)
Figure 0006717585
(式中、R11は、C8〜20アルキル基またはC8〜20アルケニル基を表し、R12はC1〜5のアルキレン基を表す。)
で表される基を表し、RおよびRは互いに独立して、水素原子、C1〜4アルキル基またはC2〜4アルケニル基を表し、Rは1個の水酸基で置換されていてもよいC1〜6アルキレン基を表す。)
が好ましい。
式(1)で表される両性界面活性剤のうち、Rが式(2)で表される基である脂肪酸アミドアルキルベタインが好ましく、特に、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(コカミドプロピルベタイン)が好ましい。
ベタイン系両性界面活性剤の含有量は抗菌性組成物全量に対して好ましくは、0.01〜1質量%である。
本発明の抗菌性組成物には、さらに、抗菌性組成物全量に対して0.01〜0.20質量%の多価アルコール(F)を含有することが好ましく、含有量は0.01〜0.10質量%がより好ましい。これにより、さらに均一な抗菌性被膜を形成することができる。また、この添加により前記被覆膜が便座等のように皮膚に直接触れる場合でもべたつき等の不都合がないものを得ることができる。
多価アルコールが0.01質量%より少ないと、被膜の均一性が劣る。また多価アルコールが0.20質量%より多いと、被膜の均一性の点では問題はないが、乾燥後にべたつきが残り、皮膚に直接触れる便座等に用いるには不都合である。
多価アルコールとしては、毒性の心配のないものとして、グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール等が例示される。このうち特にグリセリンが好ましい。
また、本発明の抗菌性組成物には、さらに必要に応じて、ヒドロキシエチルセルロース、ヒマシ油、ヒアルロン酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、植物ガム(アラビアガム等)等の保水剤、香料、消臭剤、pH調整剤、その他の添加剤を併用することができる。
(泡状に形成する容器)
泡状に形成する容器は、泡状になればどのような形状、材質、形態である容器であってもよいが、抗菌性組成物を格納する部分、泡を形成するための排出口、前記格納された抗菌性組成物を前記排出口まで誘導する手段を有した方がよく、さらに一体型容器であっても、個別の機能を有する部品の組み合せであってもよい。
前記抗菌性組成物を格納する部分は、前記泡状に形成する容器と固着して一体型でもよく、単独に分離できる構造でもよい。分離できる構造であれば、分離することで前記抗菌性組成物を格納しやすく、また、前記格納部分ごと交換することで前記抗菌性組成物を容器に供給することができる。
前記泡を形成するための排出口は、前記泡状に形成する容器と固着してもよく、分離できる構造でもよい。前記排出口は、液状の抗菌性組成物と空気等の気体とを効率的に混合して泡を形成する。
前記格納された抗菌性組成物を前記排出口まで誘導する手段は、トリガータイプスプレーのトリガーの部分のように手動で誘導する装置であってもよく、電気等で駆動するポンプで誘導してもよい。電気等で駆動するポンプ(オートディスペンサ―)の場合は、スイッチを押すことで駆動させてもよく、光センサー等を用いて、手をかざした時に駆動させてもよい。特に手をかざすことでスイッチに触れずに駆動させるオートディスペンサーが、衛生上好ましい。
オートディスペンサーを用いる場合には、界面活性剤を含まない処方では泡の形成が悪く実用上問題があるが、0.01〜1質量%のベタイン系両性界面活性剤を含有する本発明の処方を用いれば、持続性のある泡が形成されるため好ましい。
(泡状に形成する工程)
本発明は長時間泡の状態を維持することができるため、塗布する時に泡を形成させてもよく、あらかじめ泡を作成してから塗布してもよい。したがって、本発明の泡状クリーナを作成する工程は、泡にすることができる方法であれば特に制限されず、例えば、前記容器を用いて泡を形成してもよく、ビーカー等の容器に抗菌性組成物を入れ、泡立て器等の道具を用いて、手動や電動で泡を形成してもよく、振動させてもよく、振ってもよい。
(実施形態)
本発明の抗菌性組成物は便座やトイレ壁面等に液状でも、液を紙に含浸させたウェットワイパーでも使用することができるが、泡状で使用することが最も好ましい。特に便座上に泡を形成させトイレットペーパーで拭き取ったり、トイレットペーパー上に泡を形成させ便座等に付着させ塗り広げる使用に好適である。
トイレットペーパー上に泡を形成して使用する場合は、本発明品を充填した泡状に形成する容器を用いて、トイレットペーパーに適量の泡を形成する。適量の泡の量は抗菌したい表面積によって調整する。泡が形成されたトイレットペーパーを、例えば便座表面に付着させて塗り広げる。本発明品を用いると、長時間泡の状態を維持するため、塗り広げている途中で泡が消えることがなく、便座とトイレットペーパーとの抵抗が小さいので滑りやすく、広い範囲に抗菌性組成物を塗布することができる。本発明品を用いない場合では、最初から液状であったり、塗り広げている間に泡が消えるので、強くトイレットペーパーを便座に押し当てなければ塗布できない。しかし、トイレットペーパーを強く押し当てると、トイレットペーパーが破れてしまう。そのため、本発明品を用いないと塗布できないだけでなく、破れたトイレットペーパーが余計なゴミになってしまう。本発明品を用いて塗り広げた抗菌性組成物は、速やかに泡が消泡し、消泡した抗菌性組成物で抗菌することができる。
本発明品にはキトサンが含有されているため、塗布した便座には抗菌性の被覆膜が形成される。そのため、抗菌性を長く持続することもできる。それに対して、液状のキトサン含有組成物を用いると、均一な抗菌性被覆膜が形成できず、抗菌性が低下する。本発明品は、均一な抗菌性被覆膜を形成することができるため、抗菌成分である第四級アンモニウム塩の含有量を少なくすることが出来る。このため、第四級アンモニウム塩によって皮膚に炎症等が発生する可能性を最小限に抑えることができる。
以下に本発明の実施例を示すが、本発明の技術的範囲はこれらに限定されるものではない。
第1表に示す組成により液状組成物を調製した。この組成物を、手動ポンプにより泡を形成する容器に入れ、それにより作成された泡状組成物をトイレットペーパーにとり、便座を拭いた。その結果、べたつき、におい等の問題なく使用が可能であった。
(泡の持続時間)
第1表の各液状組成物をオートディスペンサーに格納し、自動的に1回分の泡状組成物をキムタオル(日本製紙クレシア社製、登録商標)上に排出し、泡が完全に消えるまでの時間を測定した。
Figure 0006717585
以上から、ベタイン系両性界面活性剤を添加することにより、持続性のある実用的な泡が得られることがわかる。

Claims (8)

  1. 下記(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を含有することを特徴とするトイレ便座被膜形成用抗菌性組成物。
    (A)キトサン及び/又はその塩
    (B)0.001〜0.10質量%の第四級アンモニウム塩
    (C)アルコール類
    (D)0.01〜1質量%のベタイン系両性界面活性剤
    (E)水
  2. 更に(F)0.01〜0.20質量%の多価アルコールを含有する、請求項1に記載のトイレ便座被膜形成用抗菌性組成物。
  3. 前記アルコール類の含有量が10〜30質量%である、請求項1又は2に記載のトイレ便座被膜形成用抗菌性組成物。
  4. 前記両性界面活性剤が、式(1)で表されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のトイレ便座被膜形成用抗菌性組成物。
    Figure 0006717585
    (式(1)中、Rは、C8〜18アルキル基、C8〜18アルケニル基、または式(2)
    Figure 0006717585
    (式(2)中、R11は、C8〜20アルキル基またはC8〜20アルケニル基を表し、R12はC1〜5のアルキレン基を表す。)
    で表される基を表し、RおよびRは互いに独立して、水素原子、C1〜4アルキル基またはC2〜4アルケニル基を表し、Rは1個の水酸基で置換されていてもよいC1〜6アルキレン基を表す。)
  5. 前記第四級アンモニウム塩が塩化ベンザルコニウムであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のトイレ便座被膜形成用抗菌性組成物。
  6. 前記アルコール類がエタノールであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のトイレ便座被膜形成用抗菌性組成物。
  7. 前記多価アルコールがグリセリンであることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載のトイレ便座被膜形成用抗菌性組成物。
  8. 泡状で使用することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の抗菌性組成物の使用方法。
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