JP6716171B2 - 浴槽サポート手摺 - Google Patents

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Description

この発明は、浴槽サポート手摺に関するもので、更に詳細には、浴槽に接する壁面に上記浴槽に沿って平行に設けられた壁手摺と、上記浴槽の手前側の上縁とに掛け渡される浴槽サポート手摺に関するものである。
従来、浴槽の出入り時や入浴中においても利用可能な手摺として、浴槽に接する壁面に浴槽に沿って平行に設けられた壁手摺と、浴槽の手前側の上縁とに掛け渡される浴槽手摺が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の浴槽用手摺は、浴槽と平行に固設される上記壁手摺上を摺動可能に設けられるスライド部材と、壁手摺の長手方向に対して垂直にスライド部材に固設される浴槽手摺と、スライド部材に設けられるストッパとを有する構造である。
特許文献1に記載の浴槽用手摺によれば、浴槽における浴槽手摺の位置を所定の位置にスライド移動させてその場で固定することができ、また、不使用時には浴槽手摺を回動させて壁に固定することができる。
実用新案登録第3126240号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、壁手摺上を摺動可能に設けられるスライド部材に設けられるストッパを操作して、浴槽手摺を所定の位置への移動と固定を行うため、浴槽の手前側から操作ができない懸念がある。
また、特許文献1に記載の浴槽手摺は、弾性体を介して浴槽の側面に当接しており、浴槽には固定されていないため、入浴者が加重を加えた際にずれる虞がある。
更に、スライド部材は壁手摺に摺動可能に取り付けられているため、浴槽用手摺を取り外すことができず、不使用時には浴槽手摺を回動させて壁に固定するため、浴槽の清掃時において浴槽手摺が邪魔になるなどの懸念がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、浴槽の手前側からの操作によって、浴槽に沿って平行に設けられた壁手摺と浴槽の手前側の上縁とに確実にかつ着脱可能に掛け渡すことができる浴槽サポート手摺を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、浴槽に接する壁面に上記浴槽に沿って平行に設けられた壁手摺と、上記浴槽の手前側の上縁とに掛け渡される浴槽サポート手摺であって、 上記壁手摺と上記浴槽の手前側の上縁に掛け渡される手摺本体と、 上記手摺本体の一端部に設けられると共に、上記壁手摺に係脱可能なクランプ部を有する壁側ブラケットと、 上記手摺本体の他端部に設けられると共に、上記クランプ部の係脱操作可能なレバー部を有する操作部と、 上記手摺本体の長手方向に沿って摺動可能に設けられると共に、上記浴槽の上縁に跨がるように設けられる固定部を有する浴槽側ブラケットと、を具備することを特徴とする(請求項1)。
この発明において、上記壁側ブラケットは、上記壁手摺に係合すべく開口された係合円弧部と、上記係合円弧部の開口側に回動可能に枢着されると共に、ばね部材の付勢力により上記壁手摺との係合が解かれる上記クランプ部とで構成され、 上記操作部は、上記クランプ部に上記ばね部材と連接部材を介して連結されるロッド部と、上記ロッド部に回動可能に枢支される上記レバー部とで構成され、上記レバー部の回動部はカム状に形成されて上記手摺本体の他端面に当接され、該レバー部の回動操作により上記ロッド部が上記手摺本体の手前側に移動すると共に、上記クランプ部が上記ばね部材の付勢力に抗して開口方向に回動して上記壁手摺に圧接するように構成され、 上記浴槽側ブラケットは、上記手摺本体の長手方向に沿って摺動可能に嵌装される手摺挿通部と、下部が開放状に設けられる上記固定部と、上記手摺挿通部と上記固定部とを連結する連結部とで構成されるのが好ましい(請求項2)。
また、この発明において、上記ロッド部は、円筒状に形成される上記手摺本体の他端部を塞ぐ蓋部材に摺動可能に挿通されると共に、上記手摺本体内に固定されるナットに螺挿されるねじ部が設けられているのが好ましい(請求項3)。
また、この発明において、上記浴槽側ブラケットは、上記固定部における上記浴槽の内側面に位置する側壁部が設けられ、上記側壁部に螺挿される固定ねじ部材に連結される側部固定板により上記浴槽に固定可能に形成されるのが好ましい(請求項4)。
また、この発明において、上記浴槽側ブラケットは、上記固定部における上記浴槽の外側面に位置する側壁部が設けられ、上記側壁部に、ばね部材の付勢力により上記浴槽の外側面に設けられた凹溝部に係合可能な係止板が設けられている構造としてもよい(請求項5)。
加えて、この発明において、上記浴槽側ブラケットは、上記固定部における上記浴槽の外側面又は内側面のいずれかに位置する側壁部に、ばね部材の付勢力により上記側壁部から起立するフック部が設けられ、上記フック部は、上記浴槽への取付時には上記ばね部材の付勢力に抗して上記側壁部側に収納可能に形成されているのが好ましい(請求項6)。
(1)請求項1,2に記載の発明によれば、手摺本体に対して摺動可能な浴槽側ブラケットの固定部を浴槽の手前側の上縁に跨がせた状態で固定し、手摺本体を浴槽奥側に倒して壁側ブラケットを壁手摺に掛け渡し、浴槽手前側から操作部のレバー部を操作することで、クランプ部を壁手摺に圧接させて壁側ブラケットを壁手摺に固定することができる。
また、不使用時には、操作部のレバー部を操作して、クランプ部を壁手摺から解放させた状態で、壁手摺と浴槽の手前側の上縁から取り外すことができる。
(2)請求項3に記載の発明によれば、ロッド部は、円筒状に形成される手摺本体の他端部を塞ぐ蓋部材に摺動可能に挿通されると共に、手摺本体内に固定されるナットに螺挿されるねじ部が設けられているので、ロッド部に連接部材を介して連結されるばね部材の付勢力を調整することができる。
(3)請求項4,5に記載の発明によれば、固定ねじ部材又は係止板によって浴槽側ブラケットを浴槽の上縁に固定することで、浴槽サポート手摺を壁手摺と浴槽の上縁の双方に固定することができる。
(4)請求項6に記載の発明によれば、不使用時に壁手摺と浴槽の上縁から取り外された浴槽サポート手摺を、壁面に固設された係止部材にフック部を係止させて収納することができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。
(1)請求項1,2に記載の発明によれば、浴槽の手前側からの操作によって、浴槽に沿って平行に設けられた壁手摺と浴槽の手前側の上縁とに着脱可能に掛け渡すことができるので、無理な姿勢を取らずに、容易に壁手摺と浴槽の手前側の上縁に確実にかつ着脱可能に取り付けることができる。
(2)請求項3に記載の発明によれば、固定ねじ部材又は係止板によってレバー部を枢支するロッドに連接部材を介して連結されるばね部材の付勢力を調整することができるので、上記(1)に加えて、更に壁側ブラケットの壁手摺の固定を確実にすることができる。
(3)請求項4,5に記載の発明によれば、浴槽側ブラケットを浴槽の上縁に固定することで、浴槽サポート手摺を壁手摺と浴槽の上縁の双方に固定することができるので、上記(1),(2)に加えて、更に浴槽サポート手摺の固定を強固にすることができる。
(4)請求項6に記載の発明によれば、上記(1)〜(3)に加えて、更に不使用時に壁手摺と浴槽の上縁から取り外された浴槽サポート手摺を、壁面に固設された係止部材にフック部を係止させて収納することができる。
この発明に係る浴槽サポート手摺の第1実施形態の使用状態を示す斜視図である。 上記浴槽サポート手摺の使用状態を示す断面図(a)及び(a)のI部拡大断面図(b)である。 上記浴槽サポート手摺の収納状態を示す側面図である。 上記浴槽サポート手摺の断面図である。 この発明における壁側ブラケットの係合前の状態を示す断面図(a)及び係合状態を示す断面図(b)である。 上記浴槽サポート手摺の斜視図である。 この発明に係る浴槽サポート手摺の第2実施形態の使用状態を示す斜視図である。 第2実施形態の浴槽サポート手摺の使用状態を示す断面図である。 第2実施形態における係止板の係合状態を示す断面図(a)及び第2実施形態におけるフック部の格納状態を示す断面図(b)である。 第2実施形態における浴槽側ブラケットの取付状態を示す断面図である。 第2実施形態の浴槽サポート手摺を示す斜視図である。 第2実施形態における浴槽側ブラケットを示す斜視図である。 第2実施形態の浴槽サポート手摺の取り外し状態を示す側面図である。 第2実施形態の浴槽サポート手摺の収容状態を示す側面図である。
以下に、この発明に係る浴槽サポート手摺の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
この発明に係る浴槽サポート手摺10は、図1,図2及び図4に示すように、浴槽1に接する壁面2にブラケット4によって浴槽1に沿って平行に設けられた壁手摺3と、浴槽1の手前側の上縁1aに掛け渡される手摺本体11と、手摺本体11の一端部に設けられると共に、壁手摺3に係脱可能なクランプ部21を有する壁側ブラケット20と、手摺本体11の他端部に設けられると共に、クランプ部21の係脱操作可能なレバー部31を有する操作部30と、手摺本体11の長手方向に沿って摺動及び回動可能に設けられると共に、浴槽1の上縁1aに跨がるように設けられる固定部42を有する浴槽側ブラケット40と、で主に構成されている。
手摺本体11は、例えば合成樹脂を被覆したアルミニウム製円筒体にて形成されており、一端部には壁側ブラケット20が取り付けられ、また、他端部の開口部は蓋部材12によって閉塞されている。
壁側ブラケット20は、壁手摺3に係合すべく開口された係合円弧部22と、係合円弧部22の開口側に回動可能に枢着されると共に、ばね部材である圧縮コイルばね23の付勢力により壁手摺3との係合が解かれるクランプ部21とで主に構成されている。
この場合、係合円弧部22には筒状接続部24が突設されており、この筒状接続部24を手摺本体11の一端部に嵌装して、固定ねじ25にて固定されている。
また、クランプ部21は、枢支軸21aによって係合円弧部22の開口側に対して揺動可能に枢着されるベルクランク状に形成されている。
操作部30は、クランプ部21に圧縮コイルばね23と、ワイヤにて形成される連接部材32を介して連結されるロッド部33と、ロッド部33に枢支軸31aによって回動可能に枢支されるレバー部31とで構成されている。
この場合、レバー部31の回動部にはカム状面31bが形成されて手摺本体11の他端面の蓋部材12に当接され、該レバー部31の回動操作によりロッド部33が手摺本体11の手前側に移動すると共に、クランプ部21が圧縮コイルばね23の付勢力に抗して開口方向に回動して壁手摺3に圧接するように構成されている(図5参照)。
なお、ロッド部33は、手摺本体11の他端部を塞ぐ蓋部材12に設けられた挿通孔12a内に摺動可能に挿通されると共に、手摺本体11内に固定されるナット34に螺挿されるねじ部33aが設けられている。このように、ねじ部33aとナット34との螺合位置を調整可能に構成することにより、ロッド部33に連接部材32を介して連結される圧縮コイルばね23の付勢力を調整することができる。
浴槽側ブラケット40は、手摺本体11の長手方向に沿って摺動及び回動可能に嵌装される手摺挿通部41と、下部が開放状に設けられる略コ字状の固定部42と、手摺挿通部41と固定部42とを連結する連結部43とで構成されている。なお、手摺挿通部41は少なくとも手摺本体11に摺動可能に嵌装されていればよい。
この場合、固定部42における開口側と対向する上部下面には、浴槽1の上縁1aに当接可能な上部当接ゴム板48aが設けられている。また、固定部42における浴槽1の内側面に位置する側壁部42aに貫通孔42cが設けられると共に、側壁部42aの外側面に貫通孔42cと連通するナット44aが固設されている。側壁部42aに固設されたナット44aに螺挿される固定ねじ部材44に連結される側部固定板44bにより浴槽1に固定可能に形成されている。
また、固定部42における側壁部42aと対向する側壁部42bには、枢支軸47aによって固定部42の開口側に揺動可能なフック部47が設けられており、フック部47はねじりコイルばね47bの付勢力により側壁部42bから常時起立するように設けられている(図4参照)。また、フック部47は、浴槽1への取付時にはねじりコイルばね47bの付勢力に抗して側壁部42b側に収納可能に形成されている(図2(b)参照)。
なお、フック部47は側壁部42a,42bのうちのいずれか一方に設けられていればよい。
上記のようにフック部47を設けることにより、不使用時に壁面2に固設された係止部材50にフック部47を係止させて、浴槽サポート手摺10を収納することができる(図3参照)。
上記のように構成される浴槽サポート手摺10を使用する場合は、まず、レバー部31を手摺本体11の外方側に回動させて、クランプ部21を解放側に位置させた状態にする(図4及び図5(a)参照)。そして、浴槽側ブラケット40を浴槽1の手前側の上縁1aに跨がせた状態で、手摺本体11を浴槽1の奥側に倒して壁側ブラケット20の係合円弧部22を壁手摺3に掛け渡す。
次に、浴槽1の手前側にあるレバー部31を手摺本体11側に回動操作すると、ロッド部33が手摺本体11の手前側に移動すると共に、クランプ部21が圧縮コイルばね23の付勢力に抗して開口方向に回動して壁手摺3に圧接することで、係合円弧部22を壁手摺3に固定する(図5(b)参照)。
一方、浴槽側ブラケット40の固定部42は、側壁部42aに固設されたナット44aに螺挿される固定ねじ部材44によって側部固定板44bを浴槽1に押圧した状態で固定される(図2(b)参照)。
上記のようにして、壁側ブラケット20が壁手摺3に固定され、浴槽側ブラケット40が浴槽の手前側の上縁1aに固定される。したがって、入浴者は安全に浴槽1に出入りすることができると共に、入浴中においても安心して浴槽サポート手摺10を掴んで利用することができる。
浴槽サポート手摺10を使用しない場合は、レバー部31を手摺本体11の外方側に回動すると、ロッド部33が手摺本体11の内方側に移動することにより、クランプ部21が圧縮コイルばね23の付勢力によって解放側に位置した状態となる。この状態で、手摺本体11を浴槽手前側に持ち上げるようにして壁手摺3から取り外し、また、固定ねじ部材44の固定を解いて、浴槽側ブラケット40を浴槽1から取り外す。
取り外された浴槽サポート手摺10は、手摺本体11の他端側に位置した浴槽側ブラケット40のフック部47を壁面2に固設された係止部材50に係止させて壁面2に収納することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態の浴槽サポート手摺10Aは、第1実施形態における固定ねじ部材44に代えて、係止板45を有する浴槽側ブラケット40Aを適用した場合である。
なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
第2実施形態における浴槽側ブラケット40Aは、図7ないし図12に示すように、浴槽1の上縁1aに跨がるように設けられる固定部42Aが、浴槽1の外側面に位置する側壁部42dと浴槽1の上縁1aの内側縁部に位置する段部42eとからなる断面略逆L字状に形成されている。
また、固定部42Aの側壁部42dの開口側面には枢支軸45bによって係止板45が回動可能に垂設されており、係止板45の背面側と側壁部42dの間に介在される押圧ばね46の付勢力によって係止板45の自由端側が固定部42Aの解放側に押圧されるように形成されている。なお、係止板45の表面には当接ゴム板48cが貼着されている。また、係止板45の先端部には、固定部42Aの解放側に向かって延びる係止爪部45aが設けられている。この係止爪部45aは浴槽1の外側面に設けられた凹溝1bに係合可能に形成されている。
なお、第2実施形態において、フック部47は固定部42Aの側壁部42dにおける係止板45の側方に設けられている。
上記のように構成される第2実施形態の浴槽サポート手摺10Aを使用する場合は、まず、レバー部31を手摺本体11の外方側に回動させてクランプ部21を解放側に位置させた状態にして、浴槽側ブラケット40Aの固定部42Aを浴槽1の手前側の上縁1aに跨がせるようにして取り付ける(図10参照)。
固定部42Aが浴槽1の上縁1aに取り付けられると、フック部47はねじりコイルばね47bの付勢力に抗しつつ側壁部42dの内側に格納される一方、係止板45は押圧ばね46の付勢力により浴槽1の外側面に圧接されると共に、係止爪部45aが浴槽1の外側面に設けられた凹溝1bに係合する(図9(a),(b)参照)。
上記のように、固定部42Aを浴槽1の手前側の上縁1aに跨がせるようにして取り付けると共に、手摺本体11を浴槽1の奥側に倒して壁側ブラケット20の係合円弧部22を壁手摺3に掛け渡す。
次に、第1実施形態と同様に、浴槽1の手前側にあるレバー部31を操作して係合円弧部22を壁手摺3に固定する。
浴槽サポート手摺10を使用しない場合は、第1実施形態と同様に、レバー部31を操作してクランプ部21が解放側に位置した状態で、手摺本体11を浴槽手前側に持ち上げるようにして壁手摺3から取り外し、また、係止板45の固定を解いて、浴槽側ブラケット40を浴槽1から取り外す(図13参照)。
取り外された浴槽サポート手摺10は、手摺本体11の他端側に位置した浴槽側ブラケット40のフック部47を壁面2に固設された係止部材50に係止させて壁面2に収納することができる(図14参照)。
なお、上記第2実施形態では、係止板45の先端部に係止爪部45aを設けて、係止爪部45aを浴槽1の外側面に設けられた凹溝1bに係合させる場合について説明したが、係止爪部45aを設けない係止板45によっても押圧ばね46の付勢力によって係止板45の表面の当接ゴム板48cが浴槽1の外側面に摩擦接触するので、浴槽側ブラケット40Aの浴槽1への固定は可能である。
上記のように構成される実施形態の浴槽サポート手摺10,10Aによれば、手摺本体11に対して摺動及び回動可能な浴槽側ブラケット40,40Aの固定部42,42Aを浴槽1の手前側の上縁1aに跨がせた状態で、手摺本体11を浴槽奥側に倒して壁側ブラケット20を壁手摺3に掛け渡し、浴槽手前側から操作部30のレバー部31を操作することで、クランプ部21を壁手摺3に圧接させて壁側ブラケット20を壁手摺3に固定することができる。
また、操作部30のレバー部31を操作して、クランプ部21を壁手摺3から解放させた状態で、壁手摺3と浴槽1の手前側の上縁1aから取り外すことができる。
したがって、無理な姿勢を取らずに、容易に壁手摺3と浴槽1の手前側の上縁1aに確実にかつ着脱可能に取り付けることができる。
また、不使用時には、浴槽サポート手摺10,10Aを、壁面2に固設された係止部材50にフック部47を係止させて収納することができる。
1 浴槽
1a 上縁
2 壁面
3 壁手摺
10,10A 浴槽サポート手摺
11 手摺本体
20 壁側ブラケット
21 クランプ部
22 係合円弧部
23 圧縮コイルばね(ばね部材)
30 操作部
31 レバー部
31b カム状面
32 連接部材
33 ロッド部
33a ねじ部
34 ナット
40,40A 浴槽側ブラケット
41 手摺挿通部
42,42A 固定部
43 連結部
44 固定ねじ部材
44a ナット
44b 側部固定板
45 係止板
45a 係止爪部
45b 枢支軸
46 押圧ばね(ばね部材)
47 フック部
50 係止部材

Claims (6)

  1. 浴槽に接する壁面に上記浴槽に沿って平行に設けられた壁手摺と、上記浴槽の手前側の上縁とに掛け渡される浴槽サポート手摺であって、
    上記壁手摺と上記浴槽の手前側の上縁に掛け渡される手摺本体と、
    上記手摺本体の一端部に設けられると共に、上記壁手摺に係脱可能なクランプ部を有する壁側ブラケットと、
    上記手摺本体の他端部に設けられると共に、上記クランプ部の係脱操作可能なレバー部を有する操作部と、
    上記手摺本体の長手方向に沿って摺動可能に設けられると共に、上記浴槽の上縁に跨がるように設けられる固定部を有する浴槽側ブラケットと、
    を具備することを特徴とする浴槽サポート手摺。
  2. 請求項1に記載の浴槽サポート手摺において、
    上記壁側ブラケットは、上記壁手摺に係合すべく開口された係合円弧部と、上記係合円弧部の開口側に回動可能に枢着されると共に、ばね部材の付勢力により上記壁手摺との係合が解かれる上記クランプ部とで構成され、
    上記操作部は、上記クランプ部に上記ばね部材と連接部材を介して連結されるロッド部と、上記ロッド部に回動可能に枢支される上記レバー部とで構成され、上記レバー部の回動部はカム状に形成されて上記手摺本体の他端面に当接され、該レバー部の回動操作により上記ロッド部が上記手摺本体の手前側に移動すると共に、上記クランプ部が上記ばね部材の付勢力に抗して開口方向に回動して上記壁手摺に圧接するように構成され、
    上記浴槽側ブラケットは、上記手摺本体の長手方向に沿って摺動可能に嵌装される手摺挿通部と、下部が開放状に設けられる上記固定部と、上記手摺挿通部と上記固定部とを連結する連結部とで構成される、
    ことを特徴とする浴槽サポート手摺。
  3. 請求項2に記載の浴槽サポート手摺において、
    上記ロッド部は、円筒状に形成される上記手摺本体の他端部を塞ぐ蓋部材に摺動可能に挿通されると共に、上記手摺本体内に固定されるナットに螺挿されるねじ部が設けられている、ことを特徴とする浴槽サポート手摺。
  4. 請求項1又は2に記載の浴槽サポート手摺において、
    上記浴槽側ブラケットは、上記固定部における上記浴槽の内側面に位置する側壁部が設けられ、上記側壁部に螺挿される固定ねじ部材に連結される側部固定板により上記浴槽に固定可能に形成される、ことを特徴とする浴槽サポート手摺。
  5. 請求項1又は2に記載の浴槽サポート手摺において、
    上記浴槽側ブラケットは、上記固定部における上記浴槽の外側面に位置する側壁部が設けられ、上記側壁部に、ばね部材の付勢力により上記浴槽の外側面に設けられた凹溝部に係合可能な係止板が設けられている、ことを特徴とする浴槽サポート手摺。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の浴槽サポート手摺において、
    上記浴槽側ブラケットは、上記固定部における上記浴槽の外側面又は内側面のいずれかに位置する側壁部に、ばね部材の付勢力により上記側壁部から起立するフック部が設けられ、上記フック部は、上記浴槽への取付時には上記ばね部材の付勢力に抗して上記側壁部側に収納可能に形成されている、ことを特徴とする浴槽サポート手摺。
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