JP7345390B2 - 浴槽跨ぎ手摺 - Google Patents
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Description
そのような滑り易い環境にある浴室において、高齢者等の身体機能の低下した人でも浴槽内に出入りすることができるように、壁付けの手摺を設ける場合があるが、壁付けの手摺の場合、手摺の取り付け工事が必要となり、また、ユニットバス等の場合、後付け等が容易ではない場合もある。また、比較的広い浴室では、壁付け手摺が設けられていても、浴室中央付近に立った場合に、手が壁付け手摺に届かないこともある。
そこで、特許文献1に開示されているような後付けができる浴槽用手摺が提案されている。
しかし、上述したようなねじやノブを回す取付方法は手間がかかり、かつ締め付けが不十分だと不安定となる問題がある。
また、上記特許文献1に記載の浴槽用手摺は、浴槽外側に位置する取付脚部に対してハンドルが設けられている。そのため、浴槽側壁が分厚くなるとハンドルが浴槽内側から離れ、入浴中の利用者は浴槽内からハンドルを掴み難くなる
また、ハンドルを手で把持し、浴槽の内側方向へ力を加えても、このような浴槽の内側方向への力は、内側延在部を介して、浴槽側壁により支持される。
また、ハンドルを手で把持し、浴槽の外側方向へ力を加えても、このような浴槽の外側方向への力は、外側延在部を介して、浴槽側壁又は浴室床により支持される。
また、ハンドルを手で把持し、ハンドルを上方に引っ張るような力を加えても、このような浴槽側壁の上方向への力による移動は、跨設部の上方への移動を規制する規制部により規制される。
ハンドルの浴槽の内側方向には、内側延在部が設けられていることで、ハンドルの浴槽の内側方向の箇所に下方に向かって荷重が加わっても、当該下方への荷重の一部を、浴槽側壁に当接する内側延在部が受ける。
さらに、この支柱部材を浴槽内の人が手で掴むことができ、把持部としての機能を備えることができる。
例えば、レバーがてこの原理を利用するようなものである場合には、てこの原理により、作業者がレバーを手で移動させることで、ストッパーを容易に作動させることができ、突出部を段差部に容易に係止させることが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。また、本明細書において、図面に示されたXYZ座標軸を用いて方向を説明する場合、当該座標軸における矢印の方向を正方向としている。例えば、本明細書中で図面におけるX軸の矢印の方向を示すときは+X方向とし、矢印の方向と反対の方向を示すときは、-X方向としている。XYZ座標軸の矢印の向きに限定されず、単に各軸方向に沿った方向を示す場合、X方向等としている。
まず、図1および図2を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る浴槽跨ぎ手摺20の概略構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る浴槽跨ぎ手摺の取付状態を示す側面図、図2は、本発明の第1の実施の形態に係る浴槽跨ぎ手摺の取付状態を示す正面図である。
この溝部15の凹状の内面には、硬質ゴム等の溝内弾性部材16が形成されている。しかしこれに限らず、突出部80が溝部15に係止できれば、溝部15に溝内弾性部材16が形成されていなくてもよい。
本実施の形態に係る浴槽跨ぎ手摺20は、手摺として使用される。この浴槽跨ぎ手摺20は、例えば、高齢者や身体障害者等の身体機能が低下した人の入出槽時、入浴中の姿勢、動作の保持に用いられる。
本実施の形態に係る浴槽跨ぎ手摺20は、利用者の浴槽10への入出槽、または入浴中の姿勢、動作を補助するために浴槽側壁11に設けられているものである。この浴槽跨ぎ手摺20は、浴槽10の利用者本人または利用者を介助する人によって使用される。
本実施の形態に係る浴槽跨ぎ手摺20は、浴槽側壁11の上端に載置される跨設部30と、浴槽10の外側に跨設部30から延びるとともに、浴槽側壁11に当接する外側延在部40と、浴槽10の内側に跨設部30から延びるとともに、浴槽側壁11に当接する内側延在部50と、跨設部30に設けられ、浴槽側壁11に係止されることで跨設部30の上方への移動を規制する規制部60と、跨設部30の上方に接続されたハンドル25と、を有する。本実施の形態では、外側延在部40が当該外側延在部40の下端の当接部42において浴槽側壁11に当接している。また、内側延在部50が当該内側延在部50の下端の当接部52において浴槽側壁11に当接している。
跨設部30は、浴槽側壁11の上端に載置される部材であり、跨設部30の下面側に下方に臨む凹状の凹部31を有しており、当該凹部31の下方に臨む表面には、弾性部材としてのクッションゴムからなる下面弾性部材34が形成されている。図1に示すように、この凹部31の下面弾性部材34の下面側の表面が、浴槽側壁11の上端に接触するものである。跨設部30の凹部31を浴槽側壁11の上端に載置すると、浴槽側壁11の上端が下面弾性部材34に食い込み、両者間に大きな摩擦力が発生する。これにより、浴槽跨ぎ手摺20に大きな力が加わっても、浴槽側壁11の上端面の上を滑ったり、両者間に振動等が発生することなく安定して支持されるように形成されている。
この跨設部30には、浴槽10の内側に張り出している保持部33が設けられている。
跨設部30及び保持部33には、上述した上方に位置するハンドル25との間を連結する連結部55が設けられている。
連結部55は、具体的には、保持部33から上方に延設されて、ハンドル25の後述するハンドル受け26に連結する内側連結部57と、跨設部30から上方に延設されて、ハンドル25の後述するハンドル受け26に連結する外側連結部56とが設けられている。
また、内側延在部50の上端と、内側連結部57の下端とは、連続して形成され、全体として一体からなる棒状部材を含んで構成されている。
また、前記跨設部30には、外側延在部40及び外側連結部56からなる棒状部材を通して固定するための外側下孔36が設けられ、当該外側下孔36においてねじ221により、外側延在部40及び外側連結部56からなる棒状部材が固定されている(図3参照)。
本実施の形態に係る浴槽跨ぎ手摺20は、上述したようにハンドル25を備えている。図1~図4に示すように、全体形状が略楕円状に形成されている。
ハンドル25は、金属製の芯材の周囲が樹脂被膜によって被覆された構造を有している。当該樹脂被膜には、把持をし易くするためのディンプル(凹凸)形状が設けられている。
ハンドル受け26の下面には、図4に示すように、外側連結部56の上端が差し込まれる外側連結部用上孔27と、内側連結部57の上端が差し込まれる内側連結部用上孔28とが形成されている。
また、内側連結部57の上端が、内側連結部用上孔28に差し込まれて、内側連結部用上孔28の側方からねじ223で固定されることにより、内側連結部57の上端が、ハンドル受け26に固定されている。
本実施の形態に係る規制部60は、跨設部30に設けられ、浴槽側壁11の段差部12としての溝部15に係止されることで、跨設部30の上方への移動を規制するためのものである。
なお、本実施の形態では、規制部60は、跨設部30に設けられているが、設ける箇所は、特にこれに限定されるものではなく、例えば外側延在部40に設けてもよい。
本実施の形態に係る規制部60は、突出部80を有するストッパー100と、突出部80を段差部12としての溝部15に係止させるためにストッパー100を作動させるレバー120とを備えている。
前記ストッパー100は、L字状の鉛直部分(縦方向部分、図7参照)に、縦方向に長い長孔状のスライド長孔110が形成されている。このスライド長孔110の内部には、上述したレバー120と一体に固定されているスライドピン122が、スライド長孔110の長手方向にスライド可能に入り込んでいる。
この突出部80は、L字状のストッパー100の水平方向部分(図7参照)に設けられた固定調整ねじ103により形成されているものである。この固定調整ねじ103のストッパー100からの突出量を増すことで、係止状態における溝内弾性部材16への食い込みが増して、当接時の摩擦力が増加する。
一方、固定調整ねじ103のストッパー100からの突出量を減らすことで、係止状態における溝内弾性部材16への食い込みが減じて、当接時の摩擦力が低下する。
スライドピン122がレバー回転軸125を回転の中心として円弧状に移動することにより、ストッパー100のスライド長孔110内をスライドする。これにより、スライドピン122がスライド長孔110の側面を押すことで、ストッパー回転軸105を回転の中心として、ストッパー100を回転させることができるように形成されているものである。
前記レバー120の上端部の浴槽10外側には、略四分球状の手がかり部121が形成されている。
以上、本実施の形態によれば、手がかり部121に加えた力に対し、ストッパー100の突出部80を大きな力で溝部15内部に押し込んだり、溝部15内部から容易に引き抜くことが可能となる。
図7に示すような位置にレバー120が押し込まれた状態から図6や図5に示すようなレバー120が回転した状態に移動するためには、半球収納溝32に入り込んだ突出半球部128を半球収納溝32から移動させる必要がある。レバー120が押し込まれた状態から回転させるためには、半球収納溝32に入り込んでいる突出半球部128が半球収納溝32から乗り越えるための力が必要となる。
したがって、突出半球部128の半球収納溝32への収納状態を維持しやすくすることにより、図7に示す状態にレバー120が立設した状態を安定したものに維持することが可能となる。
さらに、上述したように、ストッパー100及びレバー120を上方に移動させる場合であっても、半球収納溝32は、上下方向に長い溝に形成されていることで対応することができる。
この図7に示すような状態において、ストッパー100をストッパー回転軸105を回転の中心として、回転させるような力、すなわち、スライドピン122を図7の左方向のレバー回転軸125方向に移動させようとする力が仮に加わったとしても、スライドピン122と、レバー回転軸125とは、レバー120を介して一体に形成され、レバー回転軸125の軸心方向の力となり、回転モーメントは発生せず、レバー120が回転することは無い。レバー120が回転することが無ければ固定された状態が維持され、安定した固定状態を維持することができるものである。
本実施の形態に係る浴槽跨ぎ手摺20は、上述したような構成を有することで、以下に示すような作用及び効果を奏する。
さらに跨設部30又は外側延在部40に設けられた規制部60が、浴槽側壁11に係止されることで、跨設部30の上方への移動を規制する。これにより、当該ハンドル25を有する浴槽跨ぎ手摺20を浴槽10の内側方向、外側方向、上方向に対しての移動が規制され安定したものにすることができる。
また、浴槽側壁11を浴槽10の内外から締め付ける必要もないため、そのような締め付け作業も不要となり、設置作業の手間を省くことができ、高齢者や身体機能の低下した人でも、容易に操作取り扱いを行うことができる。そして、浴槽側壁11を浴槽10の内外から締め付ける必要がないため、浴槽跨ぎ手摺20を設置する際に浴槽側壁11を締め過ぎて破壊することもない。
ハンドル25の浴槽10の内側方向には、内側延在部50が設けられていることで、ハンドル25の浴槽側壁11内側方向の箇所に下方に向かって荷重が加わっても、当該下方への荷重の一部を、浴槽側壁11に当接する内側延在部50が受ける。
これにより、例えば、ハンドル25の浴槽側壁11の浴槽10内側方向の端部に下向きに荷重が加わって、ハンドル25を浴槽10内側方向に向かって回転させる回転モーメントのような力がハンドルに加わっても、当該回転モーメントに対して、跨設部30及び跨設部30から浴槽10の内側に張り出している保持部33を介して、浴槽側壁11に当接する内側延在部50で支持することができる。
例えば、浴槽10で湯に浸かっている際に姿勢を保持する際に内側延在部50を掴むことができる。なお、浴槽10から立ち上がる際に内側連結部57を掴むことができる。結果として、身体を支持することが可能な範囲を広げることができ、より使用勝手の良い浴槽跨ぎ手摺20を提供することができる。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る浴槽跨ぎ手摺の取付状態を示す側面図である。なお、第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付している。
第1の実施の形態では、規制部60が跨設部30に設けられているが、本実施の形態の規制部60は、外側延在部40の下端部を構成している。
本実施の形態の規制部60は、外側延在部40を構成する棒状部材の下端に設けられ、浴槽側壁11に向けて張り出した樹脂製の部材である。この規制部60は、浴槽側壁11に当接する当接部62と、浴槽側壁11に向けて上方側に突出する突出部としての引っ掛け部82を有している。引っ掛け部82が、段差部12に設けられ、かつ下方側に突出する突起部130に対して下方側から引っ掛けられることにより、跨設部30の上方への移動が規制されている。
さらに、本実施の形態では、跨設部30から下方に延びるとともに、浴槽側壁11に当接する内側延在部50を有している。特に図示していないが、跨設部30の内部には、回転ノブ140を回転させることにより、内側延在部50を浴槽10内側方向(-X方向)や、浴槽10外側方向(+X方向)に移動させることができるねじ機構が設けられている。本実施の形態に係る浴槽跨ぎ手摺20を浴槽側壁11に取り付ける際には、外側延在部40と、内側延在部50との距離を大きく開けた状態で、浴槽跨ぎ手摺20を浴槽側壁11にはめ込む。この際、規制部60の引っ掛け部82の先端が浴槽側壁11の突起部130よりも浴槽10の内側方向(-X方向)に入り込んだ状態にする。そして、回転ノブ140を回転させて内側延在部50と外側延在部40との間隔を狭くすることにより、係止状態とすることができる。
この係止状態において、浴槽跨ぎ手摺20全体を上方へ移動させようとしても、規制部60の引っ掛け部82が段差部12としての突起部130に係止していることで、上方への移動が規制される。
外側連結部56の上端部が、ハンドル受け26の外側連結部用上孔27に挿入されて、ねじ222により外側連結部56がハンドル受け26に固定されている。
また、本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した内側延在部50の上端からハンドル25までを連結する内側連結部57は設けていない。
その他の構成は、第1の実施の形態で説明した構成と略同様の構成を有しているものであり、それらの説明や作用効果は省略する。
本実施の形態においても、第1の実施の形態で説明した作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
図9は、本発明の第3の実施の形態に係る浴槽跨ぎ手摺を示す斜め上からの斜視図である。なお、第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付している。
第1の実施の形態では、外側延在部40と、外側連結部56とは、上下方向に一体となった棒状部材であったが、本実施の形態では、第1の実施の形態のように上下方向に一体となった棒状部材ではない。具体的には、本実施の形態に係る外側延在部40は、跨設部30から下方に延設されるとともに、その先端の当接部42において浴槽側壁11に当接している。本実施の形態の外側延在部40は、水平断面形状が長方形状であって、全体形状が長尺状の細長板状に形成されているものである。
また、本実施の形態では、当接部52において浴槽側壁11に当接する内側延在部51も、外側延在部41と同様に、水平断面形状が長方形状であって、全体形状が長尺状の細長板状に形成されているものである。
さらに、本実施の形態に係る浴槽跨ぎ手摺20は、内側延在部51の下部とハンドル25の浴槽10の内側方向の端部とに接続される支柱部材160を有している。
この支柱部材160は、第1の実施の形態で説明した内側延在部50や内側連結部57と同様の内部構造であって、水平断面形状が略円形に形成され、金属製の芯材の周囲が樹脂被膜によって被覆された構造を有している。当該樹脂被膜には、把持をし易くするためのディンプル(凹凸)形状が設けられている。
また、詳細構造の説明は省略するが、基本的な機能は略同様であって、浴槽側壁11の段差部12としての溝部15に係止されることで、跨設部30の上方への移動を規制する規制部60が設けられている。
また、上記第1又は第3の実施の形態では、外側延在部40が浴槽側壁11に当接しているがこれに限らず、浴室床19に対して当接していてもよい。
12 段差部 15 溝部
16 溝内弾性部材 19 浴室床
20 浴槽跨ぎ手摺 25 ハンドル
26 ハンドル受け 27 外側連結部用上孔
28 内側連結部用上孔 30 跨設部
31 凹部 32 半球収納溝
33 保持部 34 下面弾性部材
35 内側下孔 36 外側下孔
37 ゴムキャップ 40 外側延在部
41 外側延在部 42 当接部
50 内側延在部 52 当接部
51 内側延在部 55 連結部
56 外側連結部 57 内側連結部
58 外側連結部 60 規制部
62 当接部 80 突出部
82 引っ掛け部 100 ストッパー
103 固定調整ねじ 105 ストッパー回転軸
106 予備ストッパー回転軸用孔 110 スライド長孔
120 レバー 121 手がかり部
122 スライドピン 125 レバー回転軸
126 予備レバー回転軸用孔 128 突出半球部
130 突起部 140 回転ノブ
160 支柱部材 211、212 ねじ
221~223 ねじ 231~234 ねじ
Claims (7)
- 浴槽側壁の上端に載置される跨設部と、
浴槽の外側に前記跨設部から延びるとともに、前記浴槽側壁又は浴室床に当接する外側延在部と、
前記浴槽の内側に前記跨設部から延びるとともに、前記浴槽側壁に当接する内側延在部と、
前記跨設部又は前記外側延在部に設けられ、前記浴槽側壁に係止されることで、前記跨設部の上方への移動を規制する規制部と、
前記跨設部の上方に接続されたハンドルと、
前記内側延在部の下部と前記ハンドルの前記浴槽の内側方向の端部とに接続される支柱部材と、を有する浴槽跨ぎ手摺。 - 浴槽側壁の上端に載置される跨設部と、
浴槽の外側に前記跨設部から延びるとともに、前記浴槽側壁又は浴室床に当接する外側延在部と、
前記浴槽の内側に前記跨設部から延びるとともに、前記浴槽側壁に当接する内側延在部と、
前記跨設部又は前記外側延在部に設けられ、前記浴槽側壁に向けて突出し、かつ係止状態において前記浴槽側壁の段差部に引っ掛けられる突出部と、前記突出部を有するストッパーと、前記突出部を前記段差部に係止させるために前記ストッパーを作動させるレバーとを備え、前記浴槽側壁に係止されることで、前記跨設部の上方への移動を規制する規制部と、
前記跨設部の上方に接続されたハンドルと、を有する浴槽跨ぎ手摺。 - 浴槽側壁の上端に載置される跨設部と、
浴槽の外側に前記跨設部から延びるとともに、前記浴槽側壁又は浴室床に当接する外側延在部と、
前記浴槽の内側に前記跨設部から延びるとともに、前記浴槽側壁に当接する内側延在部と、
前記跨設部又は前記外側延在部に設けられ、前記浴槽側壁に係止されることで、前記跨設部の上方への移動を規制する規制部と、
前記跨設部の上方に接続されたハンドルと、
前記跨設部に設けられ、前記浴槽の内側に張り出している保持部と、を有し、
前記内側延在部は、前記保持部から下方に設けられ、
更に前記保持部から上方の前記ハンドルまで延設される内側連結部と、前記跨設部から上方の前記ハンドルまで延設される外側連結部とが設けられている浴槽跨ぎ手摺。 - 下面側に下方に臨む凹状の凹部を有し、該凹部が浴槽側壁の上端に載置される跨設部と、
浴槽の外側に前記跨設部から延びるとともに、前記浴槽側壁又は浴室床に当接する外側延在部と、
前記浴槽の内側に前記跨設部から延びるとともに、前記浴槽側壁に当接する内側延在部と、
前記跨設部又は前記外側延在部に設けられ、前記浴槽側壁に係止されることで、前記跨設部の上方への移動を規制する規制部と、
前記跨設部の上方に接続されたハンドルと、を有し、
前記内側延在部と前記外側延在部とが、前記跨設部より下方で前記浴槽側壁を挟む浴槽跨ぎ手摺。 - 前記跨設部には、前記浴槽の内側に張り出している保持部が設けられ、
前記保持部から下方に前記内側延在部が設けられている請求項2又は請求項4に記載の浴槽跨ぎ手摺。 - 前記保持部から上方の前記ハンドルまで延設される連結部が設けられる請求項5に記載の浴槽跨ぎ手摺。
- 前記内側延在部は棒状部材である請求項1~6の何れか1項に記載の浴槽跨ぎ手摺。
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