JP6716090B2 - 穀物乾燥機のタンクプレート - Google Patents

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Description

本発明は、米麦等の穀物用乾燥機に係り、特に、穀物乾燥機の上部側にあって穀物を貯留する箱状の穀物タンクを構成するタンクプレートに関する。
従来、この種の穀物乾燥機においては、例えば、特許文献1に記載されるように、乾燥部等が内蔵される乾燥機本体上に、前後左右に鋼板製のタンクプレート(パネル)を複数段組み上げて穀物タンク(上箱)を形成する際、各プレートの上下左右の4辺にそれぞれ形成したフランジ部(折曲壁)を使って上下左右側縁に隣接するプレートどうしを接合している。
ところで、前記フランジ部は、通常、タンクプレートを構成する鋼板よりも厚めの別部材を曲げ加工して形成し、これを前記タンクプレートの周囲4辺に溶着するとともに、前記フランジ部どうしの接合部を、該フランジ部に設けた接合用開口を介して、くさび金具及びくさび受金具やボルト・ナット等によって固着していた。
すなわち、特許文献1において(図1等参照)、前後方向に対向する一対の側板(長めのパネル)は、その各左右辺側のフランジ部の上下方向にそれぞれ凹溝を形成し、これら各凹溝間に左右方向の一対のタンクプレート(短めのパネル)の縦方向の両フランジ部をそれぞれ嵌入させて接合し、4枚のタンクプレートによる四角な囲い枠となす一方、これら4枚のタンクプレートの上辺に設けた各フランジ部(折曲壁)に、別の4枚のタンクプレートを四角な囲い枠に組み合わせてなるタンクプレートの各下辺に設けたフランジ部を上方から接合させる。前記下辺のフランジ部の外面側には、該フランジ部の補強のためと、下側タンクプレートのフランジ部との接合時の位置決めを容易にするために、全長にわたり下方に略直角に折り曲げてリブ壁が形成される。そして、前記各フランジ部における接合部は複数の接合用開口部を介して、くさび金具及びくさび受金具によって固着される。
上述したように、前記タンクプレートの製造には別部材によるフランジ部形成のための曲げ加工や接合用開口の孔あけ加工をするとともに該フランジ部の溶接を行うためコスト高を招き、該穀物乾燥機の現地組立作業においても、くさびやボルト等を用いてタンクプレートを組み立てる必要があり、その際、前記くさびやボルト等を誤って乾燥機本体底部に落下させる虞(おそれ)があるなど、煩わしい作業であった。
また、タンクプレートどうしの接合部にわずかなずれや隙間が生じると、穀物の円滑な流動に支障を来したり、気密性が損なわれたりして、穀物乾燥機能に支障を来すという問題があった。
特開2001−41657号公報
本発明は、前記問題点にかんがみ、比較的板厚の大きな別部材をタンクプレート用鋼板に溶着してフランジを形成する必要がなく、また、組立時にはくさび等によって固定する手間が不要な穀物乾燥機のタンクプレートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の穀物乾燥機のタンクプレートは、穀物乾燥室4を挟む熱風室と排風室を備えてなる乾燥機本体上部に設けた穀物タンクを構成する前後方向に対向する第1タンクプレート6aの群と左右方向に対向する第2タンクプレート6bの群とからなり、前記第1及び第2タンクプレート6a,6bは矩形の鋼板の上辺部を折曲して二重壁部となし、該二重壁部を用いて、前記穀物タンクの外方側に向く水平壁7aと該水平壁7a端部から下方に向くリブ壁7bをそれぞれ形成して上辺フランジとなす一方、前記鋼板の下辺部を折曲して二重壁部となし、該二重壁部を用いて、前記穀物タンクの下方側に向く自立壁8aと該自立壁8a上部から前記穀物タンク外方側に向く水平壁8bをそれぞれ形成し、さらに、前記自立壁8a上部から前記穀物タンク6外方側に向く前記水平壁8b端部から下方に向くリブ壁8cを形成して下辺フランジとなし、前記下辺フランジ8の鋼板の終端縁部を前記自立壁8aの二重壁間で挟着して三重壁となすとともに、前記自立壁8a下端は前記下辺フランジ8のリブ壁8c下端よりも下方に延伸させたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため前記第1タンクプレートの左右辺部を前記穀物タンクの外側にそれぞれ折曲して筒状の摺動嵌合部を形成して左辺フランジ及び右辺フランジとなすとともに、前記左辺フランジ及び右辺フランジに対してそれぞれ直角状に隣接する前記第2タンクプレートの各左右辺部を折曲して前記第1タンクプレートの摺動嵌合部と嵌合させる左辺内側フランジ及び右辺内側フランジを形成し、前記左辺内側フランジ及び右辺内側フランジを前記第1タンクプレートの摺動嵌合部内に上方からそれぞれ嵌入させるよう、前記各摺動嵌合部の全長にわたって開放部を設けることを特徴とする。
前記第1タンクプレートの摺動篏合部の内径は前記第2タンクプレートの左右片の各内側フランジの外径よりもやや大きく形成するとともに、前記摺動篏合部及び前記左右片の各内側フランジの各筒径が下方に向かって縮径するようテーパ状に形成することが好ましい。
本発明は、鋼板の上下辺の端部をそれぞれ折曲して上辺と下辺のフランジとなしたので、別部材で形成したフランジ部を鋼板に溶着する必要がない。
また、前記各フランジは鋼板を折り曲げて二重壁として形成したので強固である。すなわち、この二重壁で形成した自立壁、水平壁及びリブ壁で形成した下辺フランジにおける空間に、上記同様に二重壁で形成した水平壁とリブ壁からなる上辺フランジを嵌入して密着接合するので、くさび類やボルト類で締着しなくても強度が保持できる。特に、前記自立壁が下方のタンクプレート側に延伸しているので接合部がより強固に支持され、下方のタンクプレートの上辺フランジに上方のタンクプレートの下辺フランジを嵌入した時点で上方のタンクプレートが自立するので該上方のタンクプレートが組立中に倒れることがなく、組立て作業が容易に行える。さらに、前記自立壁が下方側のタンクプレート上部に重合状に延伸しているので、タンクプレートどうしの接合部に隙間が生じたりズレが生じたりすることがなく、気密性が高く、また、穀粒の下方への流れが淀むことがない。
加えて、前記自立壁の一部を三重壁としたので強度がより増すとともに、該自立壁の下端を前記リブ壁の下端よりも下方に延伸することで、下方側のタンクプレートの上辺フランジをより強固に密着して保持することができる。
請求項の発明においては、前記第1タンクプレートの左右のフランジに形成した摺動嵌合部に第2タンクプレートの左辺内側フランジ又は右辺内側フランジを摺動嵌入するだけで、くさびやボルト類を用いなくても第1タンクプレートと第2タンクプレートとを容易にかつ強固に接合することができる。
請求項によれば、前記摺動嵌合部及び前記左辺内側フランジ又は右辺内側フランジを下方に向かって縮径するテーパ形状にしたので、第1タンクプレートと第2タンクプレートとの接合がより強固に密着されることになる。
本発明の実施の形態における穀物乾燥機の全体を示す正面図である。 前記穀物乾燥機の穀物タンクの斜視図と該穀物タンクを構成する2種類のタンクプレート(第1及び第2タンクプレート)の拡大斜視図である。 前記各タンクプレートにおける上辺フランジ及び下辺フランジを示す一部拡大断面図と、前記上辺フランジと下辺フランジとを互いに嵌合して接合した場合の断面図である。 前記第1タンクプレートの右辺フランジを示す一部拡大斜視図と前記第2タンクプレートの左辺内側フランジを示す一部拡大斜視図であり、これら第1タンクプレートと第2タンクプレートとを互いに接合させる場合の説明図を示すとともに(A)、接合後の拡大断面図(B)を示す。 前記図4における第1タンクプレートと第2タンクプレートとの接合を正面視で示した説明図である。
本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態における穀物乾燥機1の全体を示す正面図である。
本発明の実施の形態における穀物乾燥機1は、熱風室2と排風室3に挟まれた穀物乾燥室4等を備えてなる穀物乾燥部を内蔵した乾燥機本体5と、該乾燥機本体5に上載する穀物タンク6を一体に設け、前記穀物乾燥室4において前記熱風室2から排風室3へ通過する熱風を浴びた穀物を前記穀物タンク6へ還流するためのバケットエレベータ7を前記乾燥機本体5の前面側に立設する。
図2は前記穀物タンク6の斜視図であり、該穀物タンク6は、穀物乾燥機1の前後方向において互いに対向する複数の第1タンクプレート6aと、同左右方向において互いに対向する複数の第2タンクプレート6bとからなり、これら第1タンクプレート6aと第2タンクプレート6bとは矩形の鋼板によって形成され、両者の高さ寸法は同一であるが、長さ寸法は第2タンクプレート6bの方が第1タンクプレート6aよりもやや大きい。
前記穀物タンク6は、一対の前記第1タンクプレート6aと一対の前記第2タンクプレート6bとを互いに直角に接合して長方形の枠状体となすとともに、前記枠状体を複数段に積み重ねて形成される。
前記第1タンクプレート6a及び第2タンクプレート6bの各4辺、すなわち、上辺、下辺、左辺及び右辺には、それぞれ1枚の鋼板を折曲して一体的にフランジが形成される。
図3は前記各タンクプレート6a,6bにおける上辺フランジ7及び下辺フランジ8を示す一部拡大断面図である。
前記上辺フランジ7は、矩形の鋼板の上辺部を前記穀物タンク6の外側方向に折曲して二重壁部となし、該二重壁部を用いて、前記タンク6の外側方向に直角に折曲して水平壁7aを形成するとともに、該水平壁7aの端部寄りを更に下方へ直角に折曲してリブ壁7bを形成して断面が鉤(かぎ)状に構成される。
一方、前記下辺フランジ8は、前記鋼板の下辺部を前記穀物タンク6の外側方向に折曲して二重壁部となし、該二重壁部を用いて前記タンクの下方側に向く自立壁8aを形成し、該自立壁8aの上部から前記タンク6外方側に直角に折曲して水平壁8bを形成し、さらに、前記水平壁8bの端部から下方に直角に折曲してリブ壁8cを形成してなる。その際、前記自立壁8a、水平壁8b及びリブ壁8cの内壁面で形成される凹部は、前記上辺フランジ7の水平壁7a及びリブ壁7bと密着可能な大きさ及び形状となす。
また、前記下辺フランジ8の鋼板の終端縁部を前記自立壁8aの二重壁間で狭着して三重壁となすとともに、前記自立壁8aの下端位置は前記リブ壁8c下端位置よりも下方に延伸させることにより前記下辺フランジ8の強度が向上するとともに、前記上辺フランジ7との密着・保持力がより強固になる。
図4は前記第1タンクプレート6aの右辺フランジ9を示す一部拡大斜視図と前記第2タンクプレート6bの左辺内側フランジ12を示す一部拡大斜視図である。
前記第1タンクプレート6aの左右辺部を前記穀物タンク6の外側方向にそれぞれ直角に折曲して第1折曲面9aを形成し、次いで、互いに離反し合う方向へ直角に折曲して第2折曲面9bを形成し、さらに、前記第1折曲面9aと平行になるようにそれぞれ直角に折曲して折曲面9cを形成した後、前記第2折曲面9bと平行になるようにそれぞれ直角に折曲して第4の折曲面9dを形成して断面が略長方形の一対の筒状体を形成する。そして、前記各筒状体の内部を摺動嵌合部13となし、該摺動嵌合部13を形成する前記第4折曲面9dには、その全長にわたって前記第2タンクプレート6b側に向く開放部14をそれぞれ形成する。
一方、前記第2タンクプレート6bの左辺部を前記穀物タンク6の外側方向に直角に折曲して前記第1タンクプレート6aの右辺フランジ9における第2折曲面9bと平行となるよう直角に折曲して第1折曲面12aを形成し、次いで、前記右辺フランジ9の第3折曲面9cと同方向へ直角に折曲して第2折曲面12bを形成した後、前記右辺フランジ9の第4折曲面と同方向へ折曲して第3折曲面12cを形成して断面が略長方形の筒状体を形成して左辺内側フランジ12となす。
なお、右辺内側フランジ11も前記左辺内側フランジ12と同様に形成される。
ここで、前記左辺内側フランジ12及び右辺内側フランジ11は、前記第1タンクプレート6aの左辺フランジ10及び右辺フランジ9にそれぞれ形成される摺動嵌合部13と密着可能な大きさ及び形状となす。
また、前記第1タンクプレート6aの各摺動嵌合部13の内径は前記第2タンクプレート6bの左辺内側フランジ12及び右辺内側フランジ11の各外径寸法よりもやや大きく形成するとともに、前記各摺動嵌合部13及び前記左辺内側フランジ12及び右辺内側フランジ11の各筒径が下方に向かって縮径するようテーパ状に形成してなる。その際、前記第2タンクプレート6bの左辺内側フランジ12及び右辺内側フランジ11より前記摺動嵌合部13のテーパ角をやや大きくするとよい。
本発明の実施の形態においては、第1タンクプレート6aの右辺フランジ9、同左辺フランジ10、第2タンクプレート6bの右辺内側フランジ11及び同左辺内側フランジ12を断面長方形の角筒としたが、他の角筒や円筒での実施を排除するものではない。
前記乾燥機本体5上に穀物タンク6を組付けるには、第1タンクプレート6aの右辺フランジ9又は同左辺フランジ10に形成される摺動嵌合部13に第2タンクプレート6bの右辺内側フランジ11又は同左辺内側フランジ12を上方から摺動・嵌入させ、互いに密着させることにより第1タンクプレート6aと第2タンクプレート6bの接合を行う。その際、前記第2タンクプレート6bは、前記第1タンクプレート6aの摺動嵌合部13に設けた開放部14沿って挿通する。また、前記各フランジは下細のテーパ形状であるので、より強固な密着度を達成できる。そのため、接合する互いのフランジをくさび類やボルト・ナット類で締着する必要がない。
上記の要領で、対向する一対の第1タンクプレート6aと一対の第2タンクプレート6bとを互いに接合し合って長方形の枠体を形成し、この枠体を前記穀物乾燥機本体5上に載置して下段枠体とする。この枠体は、小型の穀物乾燥機であれば数人で持ち上げることが可能であるが、大型機種の場合はクレーン等で吊り上げて前記穀物乾燥機本体5上に載置するとよい。
次に、前記同様に、一対の第1タンクプレート6aと一対の第2タンクプレート6bとの各右辺フランジ9と同左辺フランジ10、及び右辺内側フランジ11と同左辺内側フランジ12を互いに接合させて中段となる枠体を形成し、該中段枠体を前記下段の枠体上に載置する。その際、前記中段枠体を構成する前記一対の第1タンクプレート6aと一対の第2タンクプレート6bの各下辺フランジ8の凹部を、前記下段枠体を構成する前記一対の第1タンクプレート6aと一対の第2タンクプレート6bの各上辺フランジ7に上方から嵌入させて密着状に接合する。以下、同様にして、前記中段の枠体上に上段の枠体を載置する。
なお、前記乾燥機本体5の外壁4面の上端縁部の形状も、前記第1タンクプレート6a及び第2タンクプレート6bの各上辺フランジ7の形状と同様に形成されており、前記外壁の上端縁部に、前記下段の枠体を形成する前記第1タンクプレート6a及び第2タンクプレート6bの各下辺フランジ8を嵌入・嵌合させるとよい。
以上、一対の第1タンクプレート6aと一対の第2タンクプレート6bを枠体状に形成し、これらを順次、組み上げて穀物タンク6を構築する場合について説明したが、前記乾燥機本体5上に前記第1タンクプレート6a及び第2タンクプレート6bを1枚ずつ引き上げて順次、組み立てていくこともできるのは言うまでもない。
以上述べたように、本発明の実施態様における第1タンクプレート6a及び第2タンクプレート6bの各フランジどうしを嵌合するだけで穀物タンク6を容易に組み立てることができる。また、従来、上段のタンクプレートと下段のタンクプレートとの接合部に生じた隙間は、下辺フランジ8の自立壁8aにより塞がれることとなり(図3参照)、穀物の流下障害や隙間風が発生する懸念がない。
本発明の穀物乾燥機のタンクプレートは、組立作業が容易であり、かつ、堅牢であるので極めて利用価値が高い。
1 穀物乾燥機
2 熱風室
3 排風室
4 穀物乾燥室
5 乾燥機本体
6 穀物タンク
6a 第1タンクプレート
6b 第2タンクプレート
7 上辺フランジ
8 下辺フランジ
9 右辺フランジ
9a 第1折曲面
9b 第2折曲面
9c 第3折曲面
9d 第4折曲面
10 左辺フランジ
11 右辺内側フランジ
12 左辺内側フランジ
12a 第1折曲面
12b 第2折曲面
12c 第3折曲面
13 摺動嵌合部
14 開放部

Claims (3)

  1. 穀物乾燥室4を挟む熱風室と排風室を備えてなる乾燥機本体上部に設けた穀物タンクを構成する前後方向に対向する第1タンクプレート6aの群と左右方向に対向する第2タンクプレート6bの群からなるタンクプレートであって、前記各タンクプレート6a,6bは矩形の鋼板の上辺部を折曲して二重壁部となし、該二重壁部を用いて、前記穀物タンクの外方側に向く水平壁7aと該水平壁7a端部から下方に向くリブ壁7bをそれぞれ形成して上辺フランジとなす一方、前記鋼板の下辺部を折曲して二重壁部となし、該二重壁部を用いて、前記穀物タンクの下方側に向く自立壁8aと該自立壁8a上部から前記穀物タンク外方側に向く水平壁8bをそれぞれ形成し、さらに、前記自立壁8a上部から前記穀物タンク6外方側に向く前記水平壁8b端部から下方に向くリブ壁8cを形成して下辺フランジとなし、前記下辺フランジ8の鋼板の終端縁部を前記自立壁8aの二重壁間で挟着して三重壁となすとともに、前記自立壁8a下端は前記下辺フランジ8のリブ壁8c下端よりも下方に延伸させたことを特徴とする穀物乾燥機のタンクプレート。
  2. 前記第1タンクプレート6aの左右辺部を前記穀物タンク6の外側にそれぞれ折曲して筒状の摺動嵌合部13を形成して左辺フランジ10及び右辺フランジ9となすとともに、前記左辺フランジ10及び右辺フランジ9に対してそれぞれ直角状に隣接する前記第2タンクプレート6bの各左右辺部を折曲して前記第1タンクプレート6aの摺動嵌合部13と嵌合させる左辺内側フランジ12及び右辺内側フランジ11を形成し、前記左辺内側フランジ12及び右辺内側フランジ11を前記第1タンクプレート6aの摺動嵌合部13内に上方からそれぞれ嵌入させるよう、前記各摺動嵌合部13の全長にわたって開放部14を設けてなる請求項1の穀物乾燥機のタンクプレート。
  3. 前記第1タンクプレート6aの摺動嵌合部13の内径は前記第2タンクプレート6bの左右辺の各内側フランジ11,12の外径よりもやや大きく形成するとともに、前記摺動嵌合部13及び前記左右辺の各内側フランジ11,12の各筒径が下方に向かって縮径するようテーパ状に形成してなる請求項2の穀物乾燥機のタンクプレート。
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