JP6715197B2 - ガスセンサ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
この種のガスセンサとして、板状のセンサ素子の後端側外表面に複数の電極パッドを設け、この電極パッドのそれぞれに端子金具を電気的に接触させてセンサ素子からのセンサ出力信号を外部に取り出したり、センサ素子に積層されたヒータに給電するものが広く用いられている(特許文献1)。
又、端子金具200の折り返し部202と反対側には、断面L字状の係止部206が突出し、この係止部206は、セパレータ300のセパレータ孔300hの先端側に形成されたL字状の溝部300gに収容され、溝部300gの先端向き面300sに係止部206が係止することで、端子金具200がセパレータ300内に保持されるようになっている。
なお、図14の例では、端子金具200を約90度反時計周りに回転させ、右上の溝部300gに係止部206を挿入する。又、合計4個の端子金具200は、それぞれ別個の溝部300gにそれぞれ収容される。
そして、リード線146を後端R側に引っ張ってセパレータ300の後端側に引き出すと、リード線146に接続された端子金具200も後端R側に引っ張られ、係止部206が溝部300gに収容されつつ、溝部300gの先端向き面300sに係止して後端側への抜け止めとなる。このようにして、端子金具200をセパレータ300に組み付けることができる。
そこで、本発明は、セパレータの内部に端子金具を確実に保持し、センサ素子の電極パッドと端子金具を安定して電気的接続することができるガスセンサ及びその製造方法を提供することを目的とする。
その結果、先端側セパレータと後端側セパレータの内部に端子金具を確実に保持し、例えば外力等が加わったときに端子金具が軸線方向にズレることを抑制し、センサ素子の電極パッドと上記端子金具を安定して電気的接続することができる。
又、先端側セパレータと後端側セパレータの内部に端子金具を保持するために、これらセパレータの挿通孔と端子金具とのクリアランスを過度に小さくする必要がないので、両者間の摩擦力が大きくなってリード線の後端側への引込み荷重が高くなることを抑制し、組み付け作業の効率の低下を防止できる。
このガスセンサによれば、端子金具が接点を跨いで先端側と後端側の2カ所で先端側セパレータと後端側セパレータに係止されているので、例えば外力等が加わったときに電極パッドと接点で接する端子金具が軸線方向にズレることを一層抑制し、電極パッドとの電気的接続がさらに安定する。
このガスセンサによれば、加締め工程等の複雑な作業を要するリード線との接続をする後端側端子金具から、電極パッドと接続する弾性部を持つ複雑な形状の先端側端子金具を分離させることができ、加締め工程では単純な形状の後端側端子金具を扱えばよいので生産性が向上する。
このガスセンサによれば、接続部と、先端部とはそれぞれ軸線周りに回転対称であるので、後端側端子金具と、先端側端子金具の軸線周りの位置が多少ズレていても、接続部に先端部を嵌挿することができ、後端側端子金具と先端側端子金具とを容易かつ確実に互いに接続することができる。
図1は本発明の実施形態に係るガスセンサ(NOxセンサ)1の軸線O方向に沿う全体断面図、図2、図3は先端側端子金具20、30の斜視図、図4は後端側端子金具40の斜視図、図5は先端側セパレータ90の斜視図、図6は先端側端子金具20、30を先端側セパレータ90に保持する工程図、図7は先端側端子金具20、30を先端側セパレータ90に保持した状態を示す断面図、図8は後端側端子金具40を後端側セパレータ95に保持する工程図、を示す。なお、図7は、図6のA−A線に沿い、軸線O方向に直交する断面を示す。
このガスセンサ1は、自動車や各種内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出するNOxセンサである。
又、後述するように、後端側セパレータ95は、先端側セパレータ90の後端側に接して配置され、互いに接続されている。
先端側端子金具20、30と、後端側端子金具40とはそれぞれ先端側と後端側に配置されて互いに接続されている。先端側端子金具20、30と、後端側端子金具40との接続体が「特許請求の範囲の「端子金具」に相当する。
また、電極パッド11aは、センサ素子10の後端側の両面にそれぞれ幅方向に3つ並んでいる。各電極パッド11aは、例えばPtを主体とする焼結体として形成することができる。
一方、センサ素子10の先端のガス検出部11は、アルミナ等の多孔質保護層14で覆われている。
また、セラミックスリーブ106と主体金具138の後端部140との間には、加締めパッキン157が配置されている。なお、主体金具138の後端部140は、加締めパッキン157を介してセラミックスリーブ106を先端側に押し付けるように、加締められている。
そして、外筒144の後端側(図1における上方)の開口部には、後端側セパレータ95から引き出された6本のリード線146(図1では2本のみを表示)が挿通されるリード線挿通孔170hが形成された、ゴム製のグロメット170が配置されている。
又、グロメット170と先端側セパレータ90の間に後端側セパレータ95が配置され、グロメット170の弾性力により後端側セパレータ95が先端側セパレータ90を先端側へ押圧する。これにより、鍔部90pが保持部材169側へ押し付けられ、先端側セパレータ90及び後端側セパレータ95は、外筒144の内部に互いに接続された状態で(つまり、軸線O方向に分離せずに)保持されている。
なお、図7に示すように、4本の先端側端子金具30はいずれも先端側セパレータ90内で隣接する先端側端子金具30同士が線対称の形状であるため、このうち、1本の先端側端子金具30(図7の左上の位置I)を用いて説明する。
ここで、図7の位置IIの左下の先端側端子金具30は、センサ素子10の面方向に沿った線を軸として位置Iの先端側端子金具30に対して線対称である。図7の右下の位置IIIの先端側端子金具30は、センサ素子10の面方向に垂直な線を軸として位置IIの先端側端子金具30に対して線対称である。図7の右上の位置IVの先端側端子金具30は、センサ素子10の面方向に垂直な線を軸として位置Iの先端側端子金具30に対して線対称である。
ここで、図7の下側の先端側端子金具20は、センサ素子10の面方向に沿った線を軸として上側の先端側端子金具20に対して線対称である。なお、先端側端子金具20は、センサ素子10の幅方向に沿って2本の先端側端子金具30の間に位置する。
先端側端子金具20は、例えば1枚の金属板(インコネル(登録商標)等)を打ち抜いた後、所定形状に折り曲げて製造することができるが、これに限定されない。
一方、本体部21の軸線O方向後端側の幅方向両側からそれぞれ外側に向かい、本体部21と面一の1対の矩形片状の後端側保持部25、25が延びている。同様に、本体部21の軸線O方向先端側の幅方向両側からそれぞれ外側に向かい、本体部21と面一の1対の矩形片状の先端側保持部29、29が延びている。
1対の先端側保持部29、29が特許請求の範囲の「先端側係止部」に相当する。
先端側端子金具30は、例えば1枚の金属板(インコネル(登録商標)等)を打ち抜いた後、所定形状に折り曲げて製造することができるが、これに限定されない。
接続部33は、接続部23と同様な円筒状をなし、接続部23と同様、自身の筒内に後端側端子金具40が嵌挿されて接続されている。
先端部35fが特許請求の範囲の「先端側係止部」に相当する。
後端側端子金具40は、例えば1枚の金属板(SUS304等)を打ち抜いた後、所定形状に折り曲げて製造することができるが、これに限定されない。
先端部43は円筒状をなし、先端に向かって尖っている。そして、接続部23、33の筒内に、先端部43が嵌挿され、後端側端子金具40が先端側端子金具20、30と電気的に接続されるようになっている。
径大部45は、圧着端子部47及び先端部43よりも径大であり、径大部45の後端向き面45eが圧着端子部47よりも径方向外側に露出している。
後端向き面45eが特許請求の範囲の「後端側係止部」に相当する。
挿通孔90h2は、先端側セパレータ90の四隅に配置され、挿通孔90h1は、センサ素子10の幅方向に沿って2つの挿通孔90h2の間に位置する。
挿通孔90h1の先端側には後端向き面90s1が形成され、挿通孔90h2の先端側には後端向き面90s2が形成されている。
後端向き面90s1、90s2がそれぞれ特許請求の範囲の「第1係止部」に相当する。
なお、先端側セパレータ90の後端向き面には、センサ素子の幅方向に沿い、内部空間90vを跨いで凹む凹部90rが形成されている。詳しくは後述するが、凹部90rは後端側セパレータ95の凸部95pと係合するようになっている。
同様に、挿通孔90h2に後端側から先端側端子金具30が挿通されると(図6(a))、先端側端子金具30の先端部35fが後端向き面90s2に当接して先端側端子金具30の先端側への抜けを防止し、先端側端子金具30が先端側セパレータ90内に保持される(図6(b))。
なお、先端側端子金具20、30が先端側セパレータ90内に保持された状態で、接続部23、33が先端側セパレータ90の後端側へ突出している(図6(b))。
先端向き面95sが特許請求の範囲の「第2係止部」に相当する。
又、後端側セパレータ95の先端向き面の外周側には、センサ素子の幅方向に沿って突出する2つの凸部95pが形成されている。凸部95pは、先端側セパレータ90の凹部90rと係合するようになっている。
このとき、後端側端子金具40の先端部43の先端側(先端部43の軸線O方向中央より先端側)が後端側セパレータ95の先端向き面よりも突出している。
又、径大部45の外径は挿通孔95hの内径よりわずかに小さく、径大部45が挿通孔95hに係合して後端側端子金具40を後端側セパレータ95内に保持する。
まず、先端側端子金具20、30、及びこれに対応する後端側端子金具40に応じて、各セパレータ90、95の挿通孔の位置が異なるので、各セパレータ90、95の挿通孔を含む断面を図9、図10に示す。
図9に示すように、センサ素子10の板面に垂直で、対向する挿通孔90h1を通り、軸線O方向に沿う先端側セパレータ90の断面をX1−X1線で表す。又、センサ素子10の板面に垂直で、対向する挿通孔90h2を通り、軸線O方向に沿う先端側セパレータ90の断面をX2−X2線で表す。
同様に、図10に示すように、X1−X1線に沿う後端側セパレータ95断面をY1−Y1線で表し、X2−X2線に沿う後端側セパレータ95断面をY2−Y2線で表す。
図11において、先端側端子金具20の先端側保持部(先端側係止部)29が後端向き面(第1係止部)90s1に係止されている。又、対応する後端側端子金具40の後端向き面(先端側係止部)45eが先端向き面(第2係止部)95sに係止されている(図11(a))。
そして、この状態で、軸線O方向に先端側セパレータ90の凹部90rに後端側セパレータ95の凸部95pを係合させ、図示しない保持部材169とグロメット170との間に、先端側セパレータ90と後端側セパレータ95を挟んで保持することで、先端側セパレータ90と後端側セパレータ95とが互いに接続される(図11(b))。
そして、両端子金具が接続された状態で、先端側保持部29が後端向き面90s1に係止されることにより、先端側端子金具20の先端側への抜けを防止する。同様に、後端向き面45eが先端向き面95sに係止されることにより、後端側端子金具40の後端側への抜けを防止する。先端側端子金具20と後端側端子金具40とは軸線O方向に接続されて一体の「セパレータ」をなしているから、先端側端子金具20及び後端側端子金具40が先端側セパレータ90及び後端側セパレータ95の内部で先端側及び後端側へ抜けるのを防止できる。
図12において、先端側端子金具30の先端部(先端側係止部)35fが後端向き面(第1係止部)90s2に係止されている。又、対応する後端側端子金具40の後端向き面(先端側係止部)45eが先端向き面(第2係止部)95sに係止されている(図12(a))。
そして、この状態で、軸線O方向に先端側セパレータ90の凹部90rに後端側セパレータ95の凸部95pを係合させ、図示しない保持部材169とグロメット170との間に、先端側セパレータ90と後端側セパレータ95を挟んで保持することで、先端側セパレータ90と後端側セパレータ95とが互いに接続される(図12(b))。
そして、両端子金具が接続された状態で、先端部35fが後端向き面90s2に係止されることにより、先端側端子金具30の先端側への抜けを防止する。同様に、後端向き面45eが先端向き面95sに係止されることにより、後端側端子金具40の後端側への抜けを防止する。先端側端子金具30と後端側端子金具40とは軸線O方向に接続されて一体の「セパレータ」をなしているから、先端側端子金具30及び後端側端子金具40が先端側セパレータ90及び後端側セパレータ95の内部で先端側及び後端側へ抜けるのを防止できる。
なお、図11、図12においては、理解をし易くするために、セパレータ(先端側セパレータ90と後端側セパレータ95)内で対向する端子金具(先端側端子金具20、30及び後端側端子金具40)の一方の図示を省略している。
又、セパレータ(先端側セパレータ90と後端側セパレータ95)の挿通孔90h1、90h2、95hと端子金具(先端側端子金具20、30及び後端側端子金具40)とのクリアランスを過度に小さくして端子金具を保持する必要がないので、両者間の摩擦力が大きくなってリード線146の後端側への引込み荷重が高くなることを抑制し、組み付け作業の効率の低下を防止できる。
これにより、端子金具(先端側端子金具20、30及び後端側端子金具40)が接点P1,P2を跨いで先端側と後端側の2カ所でセパレータ(先端側セパレータ90と後端側セパレータ95)に係止されているので、例えば外力等が加わったときに電極パッド11aと接点P1,P2で接する端子金具20、30が軸線O方向にズレることを一層抑制し、電極パッド11aとの電気的接続がさらに安定する。
これにより、加締め工程等の複雑な作業を要するリード線146との接続をする後端側端子金具40から、電極パッド11aと接続する弾性部を持つ複雑な形状の先端側端子金具20、30を分離させることができ、加締め工程では単純な形状の後端側端子金具40を扱えばよいので生産性が向上する。
このように、接続部23、33と、先端部43とはそれぞれ軸線O周りに回転対称であるので、後端側端子金具40と、先端側端子金具20、30の軸線O周りの位置が多少ズレていても、接続部23、33に先端部43を嵌挿することができ、後端側端子金具40と、先端側端子金具20、30とを容易かつ確実に互いに接続することができる。
同様に、端子金具50の後端部位は、上記端子金具40から先端部43を除いたのと同一形状であり、それぞれ圧着端子部47、径大部45と同一形状の圧着端子部53、径大部58を有している。そして、径大部58よりも先端側が本体部51と一体に繋がっている。
この端子金具50では、先端側保持部59が「先端側係止部」に相当し、径大部58の後端向き面58eが「後端側係止部」に相当する。
後端側端子金具と、先端側端子金具との接続(連結)構造は上記に限られず、例えば先端側端子金具の後端側を雄ピン形状として、この雄ピンを後端側端子金具の先端側の筒状部に嵌挿するようにしてもよい。
先端側端子金具の後端側や後端側端子金具の先端側を筒状にする場合、円筒に限らず、四角筒等の角筒でもよい。又、筒は完全に閉じられずに、筒の少なくとも一部(例えばC字)であってもよい。又、先端側端子金具又は後端側端子金具の一方の筒を、円柱又はその一部をなす形態としてもよい。
10 センサ素子
11a 電極パッド
20、30、40、50 端子金具
20、30 先端側端子金具
23、33 接続部
29、35f、59 先端側係止部
40 後端側端子金具
43 後端側端子金具の先端部
45e、58e 後端側係止部
90 セパレータ(先端側セパレータ)
90s1、90s2 第1係止部(後端向き面)
95 セパレータ(後端側セパレータ)
95s 第2係止部(先端向き面)
146 リード線
O 軸線
P1、P2 接点
Claims (5)
- 軸線方向に延びる板状をなし、後端側の外表面に電極パッドを有するセンサ素子と、
前記軸線方向に延び、前記電極パッドに電気的に接続される端子金具と、
前記端子金具を保持すると共に、前記センサ素子の後端側を囲む筒状のセパレータと、
前記端子金具の後端側に接続されて前記セパレータの後端側へ引き出されるリード線と、を備えたガスセンサであって、
前記端子金具は、先端側と後端側にそれぞれ先端側係止部と後端側係止部とを有し、
前記セパレータは、前記軸線方向のそれぞれ先端側と後端側に配置されて互いに接続された先端側セパレータと後端側セパレータとからなり、かつ前記先端側セパレータは後端向き面を有する第1係止部を有し、前記後端側セパレータは先端向き面を有する第2係止部を有しており、
前記端子金具は、前記先端側セパレータと前記後端側セパレータの間で、前記先端側係止部が前記後端向き面に係止され、前記後端側係止部が前記先端向き面に係止されて保持されているガスセンサ。 - 前記端子金具と前記電極パッドとの接点は、前記後端向き面と前記先端向き面の間に位置する請求項1に記載のガスセンサ。
- 前記端子金具は、それぞれ先端側と後端側に配置されて互いに接続された先端側端子金具と後端側端子金具とからなり、前記先端側端子金具が前記先端側係止部を有し、前記後端側端子金具が前記後端側係止部を有しており、
前記後端側端子金具は前記リード線に接続されると共に、前記後端側セパレータに自身の少なくとも一部が収容され、
前記先端側端子金具は前記電極パッドと接すると共に、前記先端側セパレータに自身の少なくとも一部が収容されている請求項1又は2に記載のガスセンサ。 - 前記後端側端子金具の先端部は円柱又は円筒の少なくとも一部をなし、前記先端側端子金具の後端側は円筒の少なくとも一部をなす接続部を有し、該接続部に前記先端部が嵌挿されている請求項3に記載のガスセンサ。
- 軸線方向に延びる板状をなし、後端側の外表面に電極パッドを有するセンサ素子と、
前記軸線方向に延び、前記電極パッドに電気的に接続される端子金具と、
前記端子金具を保持すると共に、前記センサ素子の後端側を囲む筒状のセパレータと、
前記端子金具の後端側に接続されて前記セパレータの後端側へ引き出されるリード線と、を備えたガスセンサの製造方法であって、
前記端子金具は、先端側と後端側にそれぞれ先端側係止部と後端側係止部とを有し、
前記セパレータは、前記軸線方向のそれぞれ先端側と後端側に配置されて互いに接続された先端側セパレータと後端側セパレータとからなり、かつ前記先端側セパレータは後端向き面を有する第1係止部を有し、前記後端側セパレータは先端向き面を有する第2係止部を有しており、
前記端子金具の先端側と後端側にそれぞれ前記先端側セパレータと前記後端側セパレータとを配置し、前記先端側セパレータと前記後端側セパレータの間で、前記先端側係止部が前記後端向き面に係止され、前記後端側係止部が前記先端向き面に係止されるよう、前記先端側セパレータと前記後端側セパレータとの間に前記端子金具を保持する工程を有する、ガスセンサの製造方法。
Priority Applications (2)
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