JP6714812B2 - 浴室 - Google Patents
浴室 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6714812B2 JP6714812B2 JP2015225760A JP2015225760A JP6714812B2 JP 6714812 B2 JP6714812 B2 JP 6714812B2 JP 2015225760 A JP2015225760 A JP 2015225760A JP 2015225760 A JP2015225760 A JP 2015225760A JP 6714812 B2 JP6714812 B2 JP 6714812B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- covering member
- caulking material
- floor
- bathroom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Description
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、止水のためにコーキング材を用いた場合であっても、美観の低下を抑制することができる浴室を提供することを目的とする。
また、被覆部材の両端が固定されているため、清掃時などに被覆部材に外力が加わったとしても、被覆部材が捲れてしまったり外れてしまうことを抑制できる。
さらに、クッション材に外力が加わり、クッション材が変形した場合でも、被覆部材の変位を抑制することができる。このため、被覆部材と、洗い場床および壁のそれぞれと、の固定部に加わる負荷を軽減し、被覆部材に損傷が生じる可能性を低減することができる。
図1に示した浴室100は、浴槽1と、洗い場床2と、壁3と、を備えている。浴槽1の底部裏面の四隅近傍には、支持脚6が設けられ、その支持脚6を介して、浴槽1は浴室設置面(例えば、建物の床)Sの上に設置される。支持脚6は、ボルト部を回転させることで高さを調節可能に構成されている。
図2では、壁パネルの面内方向と直交する方向に沿った断面を表している。
図2(a)は、同一平面で隣接する2つの壁パネルと、これらの間に設けられた壁面接続部材との嵌合構造を例示している。
図2(b)は、隅部で互いに直交する2つの壁パネルと、これらの間に設けられた壁面接続部材との嵌合構造を例示している。
以下の説明では、図2(a)に例示した壁面接続部材50Aおよび図2(b)に例示した壁面接続部材50Bをまとめて壁面接続部材50と称する。
図3に表したように、洗い場床2の上面と直交する方向に延びる複数の壁面接続部材50が、洗い場床2の外周部2aに取り付けられる。壁面接続部材50は、予め取り付けてあった壁面固定部材51にボルトやビス等の締結手段で固定される。このとき、壁面接続部材50の下端によって床面材21の外周部2aを下方に押圧するように、壁面接続部材50を固定してもよい。それぞれの壁面接続部材50に壁パネルを嵌合することで、壁パネル31〜35が固定される。壁パネル37は、浴槽1と壁面接続部材50との間に固定される。また、壁パネル36は、壁パネル34の一端と壁パネル35一端との間に固定される。
図4に表したように、洗い場床2は、床基材20と、床基材20の上に配された表皮材23と、を有する。床基材20は、下から順に、支持材22、床面材21、およびクッション材201を有する。
図5は、本発明の実施形態に係る洗い場床の一部および壁の一部を拡大した斜視断面図である。
図6は、図5の部分Bを拡大した斜視断面図である。
図7および図8は、本発明の実施形態に係る洗い場床の一部および壁の一部を拡大した断面図である。
なお、図5〜図8では、支持材22が省略されている。
これに対して、被覆部材25は、上述した通り、距離D1が変化した場合でも、その変化に応じて被覆部材25の撓み量が変化するため、被覆部材25に加わる負荷が小さい。
このため、被覆部材25は、距離D1が変化した場合でも、コーキング材CK1よりも裂け目が生じにくい。
図10は、図9のA−A’線における断面図である。
なお、図9および図10では、その後に載置される壁パネル31を破線で表している。
図11〜図15は、実施形態に係る浴室の乾式目地の施工方法を表す断面図である。
まず、図11(a)に表したように、表皮材23の下面の端に被覆部材25の第1端部251を固定する。被覆部材25は、接着剤28aにより、表皮材23の下面に固定される。あるいは、熱による溶着、ステープルなどで固定されてもよい。
図16は、本発明の実施形態に係る浴槽の一部および壁の一部を拡大した断面図である。
図16に表したように、壁パネル36は、母材360および裏板361を有する。浴槽1の外周には凹部1Rが形成されており、母材360の下端は、凹部1Rの底面にパッキンPK2を介して載置される。
このため、被覆部材26は、距離D2が変化した場合でも、コーキング材CK2よりも裂け目が生じにくい。
図18は、図17のC−C’線における断面図である。
なお、図17および図18では、その後に載置される壁パネル36を破線で表している。
また、被覆部材26のうち、コーキング材CK2を被覆している部分の上面が、壁3から浴槽1の内側に向けて傾斜していることで、当該上面における排水性を高めることが可能となる。
被覆部材25は、図19および図20に表した構成および特性を有していてもよい。
図19および図20は、本発明の実施形態の第1変形例に係る洗い場床の一部および壁の一部を拡大した断面図である。
被覆部材25は、図21および図22に表した構成および特性を有していてもよい。
図21および図22は、本発明の実施形態の第2変形例に係る洗い場床の一部および壁の一部を拡大した断面図である。
図23および図24に表したように、被覆部材25に代えて、被覆膜25aが設けられていてもよい。構成および特性を有していてもよい。
図23および図24は、本発明の実施形態の第3変形例に係る洗い場床の一部および壁の一部を拡大した断面図である。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (13)
- 外周に凹部が形成された洗い場床と、
前記凹部に載置された壁と、
前記凹部の側面のうち前記洗い場床の内側方向に位置する第1側面と、前記壁と、の間に設けられたコーキング材と、
一端が前記洗い場床に固定され、他端が前記壁に固定され、前記コーキング材の上方に設けられ、前記コーキング材を覆い、前記第1側面と前記壁との間の距離が変化して長くなった場合に前記コーキング材よりも裂け目が生じ難いように構成された被覆部材と、
を備えたことを特徴とする浴室。 - 前記被覆部材は、少なくとも一部が撓んだ状態で、前記一端が前記洗い場床に固定され、前記他端が前記壁に固定されていることを特徴とする請求項1記載の浴室。
- 前記被覆部材の伸縮性は、前記コーキング材の伸縮性よりも高いことを特徴とする請求項1記載の浴室。
- 前記被覆部材は、少なくとも一部が撓んだ状態で、前記一端が前記洗い場床に固定され、前記他端が前記壁に固定されていることを特徴とする請求項3記載の浴室。
- 前記被覆部材のうち、前記コーキング材を覆う部分の上面は、前記撓みにより、前記壁から前記洗い場床に向けて下方に傾斜していることを特徴とする請求項4記載の浴室。
- 外周に凹部が形成された洗い場床と、
前記凹部に載置された壁と、
前記凹部の側面のうち前記洗い場床の内側方向に位置する第1側面と、前記壁と、の間に設けられたコーキング材と、
前記コーキング材の上面に塗膜され、前記コーキング材を覆い、前記第1側面と前記壁との間の距離が変化して長くなった場合に伸張可能であるとともに、前記第1側面と前記壁との間の距離が変化して長くなった場合に前記コーキング材よりも裂け目が生じにくいように前記コーキング材よりも伸縮性が高い被覆膜と、
を備えたことを特徴とする浴室。 - 外周に凹部が形成された床面材と、
前記床面材の上に配された表皮材と、
前記床面材と前記表皮材との間に設けられたクッション材と、
を有する洗い場床と、
前記凹部に載置された壁と、
前記凹部の側面のうち前記洗い場床の内側方向に位置する第1側面と、前記壁と、の間に設けられたコーキング材と、
一端が前記洗い場床に固定され、他端が前記壁に固定され、前記コーキング材の上方に設けられ、前記コーキング材を覆い、前記第1側面と前記壁との間の距離が変化して長くなった場合に前記コーキング材よりも裂け目が生じ難いように構成された被覆部材と、
を備え、
前記クッション材は、前記床面材の一部と前記表皮材の一部との間に位置し、
前記被覆部材の前記一端は、前記床面材の他の一部と前記表皮材の他の一部との間に固定されたことを特徴とする浴室。
- 外周に凹部が形成された浴槽と、
前記凹部に載置された壁と、
前記凹部の側面のうち前記浴槽の内側方向に位置する第2側面と、前記壁と、の間に設けられたコーキング材と、
一端が前記浴槽に固定され、他端が前記壁に固定され、前記コーキング材の上方に設けられ、前記コーキング材を覆い、前記第2側面と前記壁との間の距離が長くなった場合に前記コーキング材よりも裂け目が生じ難いように構成された被覆部材と、
を備えたことを特徴とする浴室。 - 前記被覆部材は、少なくとも一部が撓んだ状態で、前記一端が前記浴槽に固定され、前記他端が前記壁に固定されていることを特徴とする請求項8記載の浴室。
- 前記被覆部材の伸縮性は、前記コーキング材の伸縮性よりも高いことを特徴とする請求項8記載の浴室。
- 前記被覆部材は、少なくとも一部が撓んだ状態で、前記一端が前記浴槽に固定され、前記他端が前記壁に固定されていることを特徴とする請求項10記載の浴室。
- 前記被覆部材のうち、前記コーキング材を覆う部分の上面は、前記撓みにより、前記壁から前記浴槽に向けて下方に傾斜していることを特徴とする請求項11記載の浴室。
- 外周に凹部が形成された浴槽と、
前記凹部に載置された壁と、
前記凹部の側面のうち前記浴槽の内側方向に位置する第2側面と、前記壁と、の間に設けられたコーキング材と、
前記コーキング材の上面に塗膜され、前記コーキング材を覆い、前記第2側面と前記壁との間の距離が変化して長くなった場合に伸張可能であるとともに、前記第2側面と前記壁との間の距離が変化して長くなった場合に前記コーキング材よりも裂け目が生じにくいように前記コーキング材よりも伸縮性が高い被覆膜と、
を備えたことを特徴とする浴室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015225760A JP6714812B2 (ja) | 2015-11-18 | 2015-11-18 | 浴室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015225760A JP6714812B2 (ja) | 2015-11-18 | 2015-11-18 | 浴室 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017095875A JP2017095875A (ja) | 2017-06-01 |
JP6714812B2 true JP6714812B2 (ja) | 2020-07-01 |
Family
ID=58816895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015225760A Active JP6714812B2 (ja) | 2015-11-18 | 2015-11-18 | 浴室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6714812B2 (ja) |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5114199Y2 (ja) * | 1971-05-28 | 1976-04-15 | ||
JPS61200255A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-04 | ナショナル住宅産業株式会社 | 外壁の目地部の塗装方法 |
JPH0495405U (ja) * | 1991-01-18 | 1992-08-19 | ||
JPH07224499A (ja) * | 1994-02-10 | 1995-08-22 | Jieimu:Kk | 耐火建造物の防水工法 |
JP3776351B2 (ja) * | 2001-12-28 | 2006-05-17 | 株式会社Inax | 防水パンと壁下地ユニットとの接続構造 |
JP4175176B2 (ja) * | 2003-05-16 | 2008-11-05 | 株式会社ノーリツ | 浴槽周りのシールド構造 |
GB0518509D0 (en) * | 2005-09-10 | 2005-10-19 | Fitton Ernest W | Bath fixing extrusion |
JP2007085050A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Sun Wave Ind Co Ltd | 壁面と床面とのシール構造 |
JP5030726B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2012-09-19 | 株式会社Lixil | 浴室の構築方法 |
JP6011991B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-10-25 | Toto株式会社 | 浴室構造 |
JP6204228B2 (ja) * | 2014-02-28 | 2017-09-27 | ニチハ株式会社 | 建材、及び建材の製造方法 |
JP6355064B2 (ja) * | 2014-03-04 | 2018-07-11 | Toto株式会社 | 浴室構造 |
-
2015
- 2015-11-18 JP JP2015225760A patent/JP6714812B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017095875A (ja) | 2017-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5720877B2 (ja) | 浴室構造 | |
JP6355064B2 (ja) | 浴室構造 | |
JP5055754B2 (ja) | 衛生設備室の床構造 | |
JP6614487B2 (ja) | 浴室 | |
JP7016475B2 (ja) | 浴室壁部材の取付構造 | |
JP2012197608A (ja) | 洗い場床構造 | |
JP5888662B2 (ja) | 浴室の洗い場床 | |
JP6011991B2 (ja) | 浴室構造 | |
JP6714811B2 (ja) | 浴室の目地部材の施工方法 | |
JP6065254B2 (ja) | 洗い場床パン | |
JP6714812B2 (ja) | 浴室 | |
JP6771736B2 (ja) | 表皮材、および洗い場床 | |
JP6889871B2 (ja) | 浴槽、浴室、および浴室の組み立て方法 | |
JP2014181469A (ja) | 浴室構造 | |
JP6692521B2 (ja) | 浴室の乾式目地の施工方法 | |
JP6809593B2 (ja) | 表皮材、洗い場床、および浴槽 | |
JP6958660B2 (ja) | 洗い場床、壁、浴室、および浴室の組み立て方法 | |
JP6780236B2 (ja) | 浴室 | |
JP2010112056A (ja) | 浴室用洗い場床 | |
JP6481931B2 (ja) | 床構造 | |
JP5190790B2 (ja) | 浴室用洗い場床 | |
JP7009862B2 (ja) | 浴室壁部材の取付構造 | |
JP7174348B2 (ja) | 乾式目地材の取付構造及び乾式目地材 | |
JP2013253454A (ja) | 浴室の洗い場床 | |
JP5076254B1 (ja) | 浴室構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200520 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6714812 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |