JP6713745B2 - レシプロ式内燃機関、とりわけ2サイクル大型ディーゼル・エンジン、及び混合流路、とりわけ混合管路 - Google Patents

レシプロ式内燃機関、とりわけ2サイクル大型ディーゼル・エンジン、及び混合流路、とりわけ混合管路 Download PDF

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Description

本発明は、レシプロ式内燃機関、とりわけユニフロー掃気2サイクル大型ディーゼル・エンジン、及び混合流路、とりわけ独立請求項の上位概念による混合管路に関する。
クロスヘッド構造の大型ディーゼル・エンジンは、好ましくは船舶建造又は定置型装置内などに、例えば発電のために取り付けられ、エンジンの枠組を形成する3つの大型ハウジング部分を有する。クランク軸主軸受付き軸受台近傍でクランク軸の取付けのために横方向支持要素を明示するベース・プレート上には、フロア・プレートで仕切られて、いわゆるスタンドが配置される。公知のスタンドは、大型ディーゼル・エンジンのシリンダ数に応じて複数の対向配置の支持体を有し、この支持体は連接桿を介してクランク軸と接続されている2つの隣接するクロスヘッドの誘導のために各1つの垂直に走るスライド面を明示する。ここでスライド面を有する各2つの対向する垂直延伸支持体は隔壁により追加支持される。各支持体は通常、共通のクロージング・パネルにより相互接続されている。次に、スタンド上側のクロージング・パネルには、多くの場合、シリンダ・ジャケットともいうシリンダ部が配置されており、このシリンダ部は複数のシリンダ・ライナの取付けに適合されている。ベース・プレート、スタンド及びシリンダ部はここで通常、スタンド部の領域で支持体の内部に伸張するタイ・ロッドによって相互接続されるが、それはタイ・ロッドがベース・プレート内又はベース・プレート上で著しい予荷重を印加されボルト留めされることで行われる。
ここで安定性及び摩耗に関する異なる問題に対処する種々の形式のスタンドが公知であり、背景技術では適宜、最適な解決策が提案される。
レシプロ式内燃機関の出力向上のために、それだけではないがとりわけ前記の形式のような場合にも、燃焼行程後に、通常、少なくとも1つの排ガス・ターボチャージャを具備する過給アセンブリにより新気が高められた圧力の下シリンダ・ライナの燃焼室に送り込まれる。ここで燃焼行程後にシリンダ・ライナの燃焼室から出る排ガスの熱エネルギーの一部を利用することができる。そのために、高温の排ガスは、例えばシリンダ・ライナのシリンダ・カバーに取り付けられた排ガス弁を開くことによって、シリンダ・ライナの燃焼室から過給アセンブリに供給される。ここで過給アセンブリは主として、圧力が印加されて過給アセンブリに進入する加熱された排ガスによって駆動されるタービンから成る。タービンはそれ自体の側でコンプレッサを駆動し、それによって新気が吸入され、圧縮される。分類上、排ガス・ターボチャージャという名称と並んで、多くの場合、単にターボチャージャとも称され、それだけではないが、とりわけ2サイクル大型ディーゼル・エンジンの場合にはたいていラジアル・コンプレッサとして実施されるタービン付きコンプレッサには、いわゆるディフューザ、チャージ・エア・クーラ、水分離器及びインテーク・レシーバが後置接続されており、そこからチャージ・エア又は掃気ともいう圧縮された新気が、最終的に大型ディーゼル・エンジンのシリンダ・ライナの各燃焼室に送り込まれる。こうして、このような過給アセンブリの使用によって新気供給を向上させ、シリンダの燃焼室内での燃焼プロセスの効率性を高めることができる。
大型ディーゼル・エンジンの場合、形式に応じて、シリンダ・ライナの異なる場所に空気の供給が行われる。こうして例えば、ユニフロー掃気の2サイクル・エンジンの場合、シリンダ・ライナ下部の領域の摺動面に配置されている掃気スロットを経由して、シリンダ・ライナの燃焼室に空気が送り込まれる。小型の4サイクル・エンジンの場合、チャージ・エアは通常、例えばシリンダ・ヘッドに配置されている1つ又は複数の吸気弁を経由して、シリンダの燃焼室に送り込まれる。ここで2サイクル・エンジンでも周知であるが、これらの2サイクル・エンジンにはシリンダ・ライナ下部の領域の掃気スロットの場所にシリンダ・ライナの上に配置される吸気弁が装備されている。
図1は、ユニフロー掃気による2サイクル大型ディーゼル・エンジンとして開発されており、以下で包括的に符号1’で標示される、背景技術からこれまでに公知である大型ディーゼル・エンジンの排ガス・ターボチャージャ・システムの原理的構造を、後でまた述べる発明を理解しやすくするために、異なる構成部品の相互作用を説明する概略図で示している。
背景技術と本発明を区別しやすくするために、背景技術から公知となっている例の指標のための符号にはそれぞれダッシュを付けているが、本発明による実施例の指標に関連する符号にダッシュは付けていない。
大型ディーゼル・エンジン1’は、公知の方式で一般に、シリンダ・カバー内に配置される排ガス弁3’が付いた複数のシリンダ・ライナGZ1’を具備するシリンダ・アセンブリGZ’を有し、そのシリンダ・ライナGZ1’には、ピストンK’が下死点UT’と上死点OT’の間に摺動面に沿って前後に動けるように配置されている。シリンダ・カバー及びピストンK’が付いたシリンダ・ライナGZ1’のシリンダ・ウォールは、公知の方法でシリンダ・ライナGZ1’の燃焼室2’を制限している。
見やすくするために、図1には例示的にシリンダ・ライナGZ1’のみが図示されている。実際には、シリンダ・アセンブリG’は複数の、通常は多数のシリンダ・ライナGZ1’を具備していると理解される。
シリンダ・ライナGZ1’の下部の領域には、掃気スロットとして実施されている複数の掃気開口部9’が取り付けられている。ピストンK’の位置に応じて、掃気スロットはこのピストンによって覆われるか、又は開放される。掃気開口部9’によって、掃気81’と称されるチャージ・エアはシリンダ・ライナGZ1’の燃焼室2’に流入することができる。シリンダ・カバー内に配置された排ガス弁3’を通って、燃焼時に生成された排ガス5’は、開いた状態の排ガス弁3’を経由して各燃焼室2’に流れが接続されている排ガス集合管4’から、排ガス・ターボチャージャとして開発された過給アセンブリ71’に流入する。
過給アセンブリ71’の排ガス・ターボチャージャは、上記のように重要な構成部品としてそれ自体公知の方式で、空気80’の圧縮用コンプレッサ・フライホイール711’付きコンプレッサ、及びシャフトにより公知の方法で 確実にタービン・フライホイール712’に接続されているコンプレッサ・フライホイール711’の駆動用タービン・フライホイール712’付きタービンを具備している。タービン及びコンプレッサはハウジング内に配置され、こうしてたいていラジアル・コンプレッサとして形成される排ガス・ターボチャージャを形づくる。タービンは公知の方法で、シリンダ・ライナGZ1’の燃焼室2’から流入する加熱された排ガス5’によって駆動される。
シリンダ・ライナGZ1’の燃焼室2’に掃気81’を送り込むために、コンプレッサ・フライホイール711’によって吸気ノズルを経由して周囲から空気80’が吸入され、排ガス・ターボチャージャ内で圧縮される。排ガス・ターボチャージャから、圧縮された空気80’が後置接続されているディフューザ720’及びチャージ・エア・クーラ730’によって水分離器740’を経由してインテーク・レシーバ750’に到達し、そこから圧縮された空気80’は最終的に、掃気スロットとして開発された掃気開口部9’により高められた圧力が印加されて掃気81’としてシリンダ・ライナGZ1’の燃焼室2’に到達する。
1つ又は複数のターボチャージャを使用した、チャージ・エアによるエンジン過給のこの原理は、長い間、エンジンの考えられ得る全ての形式で公知であり、ユニフロー掃気の2サイクル大型ディーゼル・エンジンの場合でもそれ相応に数十年来、成功裏に使用されてきた。ここでその間に開発の過程の中で、排ガス集合管並びにディフューザ、チャージ・エア・クーラ、及び水分離器付きの前記のターボチャージャ・システムから成る排ガス・システムの形状及び配置も、常に一層最適化されてきたことにより、公知の排ガス・システムはその間に著しく省スペース化もされて最適化され、エンジンの全形状に組み込まれている。これはとりわけ、船舶に取り付けられているユニフロー掃気の2サイクル大型ディーゼル・エンジンの場合、船体内では原則として僅かなスペースしか使用することができず、それによりエンジン構成部品の省スペース型配置が決定的な役割を果たすため、極めて決定的なポイントである。
しかしまさにこのポイントに関しては、このところ、多大な問題が発生しており、その原因はとりわけ、厳格になる一方の排ガス基準において確認され、当初は予期されていなかったものである。
厳格になる一方の排ガス規定に基づいて、数年来、排ガスの品質に対する要求が常に増大しており、そればかりではないが、とりわけ排ガス中の窒素酸化物濃度も排ガス基準の焦点となっている。ここで、該当する排ガス規制値に関する法的基準値及び規制値が常にますます厳格になってきている。このためとりわけ2サイクル大型ディーゼル・エンジンの場合、排ガス規制値の遵守が常に一層難しくなり、技術的に高コストとなり、それにより高価になるか、又はそれどころか最終的にその遵守がもはやまったく合理的には実現不可能になることが危惧されるため、有害物質を含んだ高負荷の従来型重油の燃焼、さらにはディーゼル燃料又は他の燃料の燃焼は常にますます問題となっている。
そのため実際には、最近、排ガス浄化、「排ガス触媒」というキー・ワード及び代替燃料に関して多大な努力が払われている。したがって、つまり追加的に又は代替的に、同一の理由からすでに長い間、いわゆる「デュアル・フューエル・エンジン」、すなわち2種類の燃料により駆動できるエンジンに対する要求が発生している。ガス・モード時は、ガス、例えば、LNG(液化天然ガス)といった天然ガス、或いは液化ガソリン・ガス又は内燃機関駆動用に適合された別のガスの形態でのガスを燃焼させ、他方、液体モード時は、ベンジン、ディーゼル、重油又は他の適合済み液体燃料を同一のエンジン内で燃焼させることができる。ここでエンジンは、2サイクル・エンジンでもあれば、4サイクル・エンジンでもあり、ここで小型エンジンでも、中型エンジンでも、さらには大型エンジンでも、とりわけユニフロー掃気2サイクル大型ディーゼル・エンジンでもあり得る。
こうして、「大型ディーゼル・エンジン」という概念によって、本出願の枠組の中で、重油又はディーゼル燃料で駆動される従来の2サイクル大型ディーゼル・エンジンと並んで、燃料の自己着火によって特徴付けられるディーゼル・モード時のほかに、燃料の外部点火によって特徴付けられるガソリン・モード時においても、又はこの両方による混合形態で駆動することができるような大型エンジンも理解されている。さらに、大型ディーゼル・エンジンという概念はとりわけ、上記のデュアル・フューエル・エンジンも、そして別の燃料による外部点火によって燃料の着火が開始されるような 大型エンジンも含む。
液体モード時は一般に、燃料は噴射ノズルによってシリンダの燃焼室に直接送り込まれて、自己着火原理によりそこで燃焼される。ガス・モード時は、オットー原理に基づいて、気体の状態のガスを掃気と混合することによって、シリンダの燃焼室内で点火可能な混合気が生成されることが公知である。このような低圧プロセスにおいて、一般に適正なモーメントで小量の液体燃料がシリンダの燃焼室又は予燃室に噴射されることによって、混合気の点火がシリンダ内で行われ、これによりその後、空気とガスの混合気の点火が引き起こされる。デュアル・フューエル・エンジンは、多くの場合、運転中でもガス・モードから液体モードへ、そしてその逆に切り替えられ得る。
しかしながら、ガスでしか駆動できず、代わりにディーゼル燃料、重油又は別の燃料で駆動できないエンジンである、純粋なガス・エンジンはとりわけ、是認できる技術的なコスト上、経済的な合理性からはガスの燃焼によってしか遵守できない、高い排ガス基準値が要求されている場合に需要があり、したがって、同様にさらに後述する下記の発明の対象であり得る。
デュアル・フューエル・エンジンであれ、純粋なガス・エンジンであれ、又はベンジン、ディーゼル燃料、若しくは重油といった液体燃料で駆動されるエンジンであれ、或いは前記のタイプのエンジンの混合タイプのエンジンであれ、まったく同様に、排ガスが周囲に排出される前に適切な装置及び方法で排ガスを浄化又は処理することが将来絶対に必要となる。
とりわけ排ガス中の窒素酸化物の還元のためには、排ガス・リアクタ、とりわけいわゆる「SCRリアクタ」を使用することが公知である。
SCRという概念はここで「Selective Catalytic Reduction(選択的触媒還元)」という英語の略語であり、口語的には触媒と称されることができ、排ガスの窒素酸化物を還元するものである。これは、例えば、プラチナ触媒の材料を備えた自動車の場合のようには機能せず、SCRリアクタでは、触媒要素が例えばセラミック又は金属から成り、特殊な反応層を備えている。ただし、還元反応は、あらかじめ排ガスが例えば、尿素又はアンモニアといった適切な化学物質と混合された場合にのみ、コーティングと化合して発生し、尿素は排ガスの中で気化してアンモニアにならなければならない。
この混合及び気化に関しては、SCRリアクタへの進入前に、排ガスとの反応材、例えば、尿素の混合及び気化のための混合及び気化管として開発された特定の長さの混合流路を備え付けることが背景技術により公知である。信頼できる混合及び気化を保証するために、従来、混合流路は混合管路の形態で排ガス・パイプ集合管と特定の最低長さのSCRリアクタの間に配置された。しかし、背景技術により公知の解決策の場合、図2により以下で図式的にさらに説明されるとおり、混合管路はエンジンから延伸するため、背景技術により公知の大型エンジンの混合管路は船体内で極めて大きな取付けスペースを必要とし、それによりコンパクトな構造を阻害する。
なお、混合管路だけがそのようなものとして相当程度の有益な取付けスペースを要求する訳ではない。多数のシリンダ・ライナ、例えば、6、8、10、12、それどころか14個のシリンダ・ライナを備えた、まさに大型ディーゼル・エンジンでは、多くの場合、ただ1つの過給アセンブリではなく、2つ又はそれどころか3つ以上の過給アセンブリをターボチャージャと共に備え付ける必要があり、従来の背景技術では、各ターボチャージャに対して混合管路及び排ガス・リアクタから成る全体の配置が別に取り付けられるが、これは当然追加の取付けスペースの膨大な使用を制限する。
前記の問題は、ただ1つのターボチャージャが取り付けられている 場合の排ガス集合管、混合管路、SCRリアクタ及び過給アセンブリ付きの背景技術により公知の大型ディーゼル・エンジンを示す概略図2により例示的に図示される。複数のターボチャージャが取り付けられている場合、背景技術で従来は各個別のターボチャージャに相応して各1つの、混合管路及びSCRリアクタから成る個別配置が施される。複数のターボチャージャを備えたそのような図は、スペース上の理由からここでは断念されるが、とりわけ当業者向けには複数のターボチャージャを備えた全体の配置が自由に図2からもたらされている。
図2は、排ガス集合管4’、排ガス5’に例えば、排ガス5’内でアンモニアに気化する尿素が混入する混合管路121’の形態での混合流路12’が付いた公知の大型ディーゼル・エンジン1’を示す。すでに触れたように、SCRリアクタ6’への進入前の排ガス5’との尿素の信頼できる混合及び気化に関して、図示のように、混合及び気化管として開発された混合流路12’、及びこれにより混合管路121’の特定の最低長さが保証される必要がある。排ガス集合管4’とSCRリアクタ6’の間の混合管路121’のこの最低長さを遵守することを可能にするために、図2による背景技術により公知の大型ディーゼル・エンジンの場合、混合管路121’が最初に接続部122’を経由してエンジンから延伸することによって、混合管路121’の必要な最低長さを遵守するのに十分なスペースが用意されている。
他に説明なしで、概略図2からも、この構造によって混合管路121’に進入する排ガス5’への排ガス集合管4’からの尿素の信頼できる気化及び混合が保証されていることが直接読み取れよう。しかし他方、この構造のためには根本において受け入れがたい大規模スペースが必要とされ、このようなスペースはとりわけ船体内では確保できないか、又は他の方法であればもっとうまく使用できる可能性があるものである。
ここで当業者に容易に認識するように、構造には他の問題のある特徴がある。重要な、それ自体公知の問題とはすなわち、作動時、しばしばシリンダ当たりの出力が最大で又はそれどころか10,000KWを超えるような巨大なエンジンで、周囲及びこのようなエンジンが取り付けられた構成部品に発生する振動である。今日公知の船舶用エンジンにはここで例えば、たいていの場合、12個以下のシリンダ、又はそれどころか14個のシリンダが備え付けられており、作動時、それほどに大きな振動が船体内、そしてとりわけエンジンに取り付けられた構成部品でも、さらには排ガス・システム、触媒システム及び過給アセンブリ付きターボチャージャ・システムでも発生する可能性があるため、例えば、振動補償器といった適切な対抗策が施されなければ、これらの甚大な損傷を蒙るか、さもなければ破壊する可能性がある。しかしながら、図2によるSCR触媒システムのこのような自由支持構造では、多くの場合、持続的にそのような構造の損傷を回避するには公知の振動補償器でももはや十分ではない。
しかし、例えば接続部122’によって、又は他の追加の接続部によって追加の管路部とそれに接続された排ガス流の長めの経路も、図2の大型ディーゼル・エンジンの場合、例えば、混合管路121’とSCRリアクタ6’の間、及びSCRリアクタ6’と過給アセンブリ71’の間に取り付けられているように、根本において望まれたものではなく、無駄な材料の消費のほかに、例えば、管路システム内での排ガス5’の温度及び/又は圧力低下といった他のマイナスの技術的作用ももたらし、これは最終的にターボチャージャの出力を低下させたり、当業者にはそれ自体公知で、当然望ましいものではなく、そのためできる限り回避する必要がある一連の他のマイナスの技術的影響を自らもたらしたりする。
したがって、背景技術により、本発明の課題は、背景技術により公知の短所が回避され、とりわけできる限り省スペース型の排ガス・システムの配置、及び排ガス弁、シリンダ・ライナとターボチャージャ付き過給アセンブリの間の流路の長さ短縮が達成される改良型エンジン、とりわけ排ガス触媒システム、とりわけSCRリアクタ付きのクロスヘッド大型ディーゼル・エンジンを提案することである。本発明のもう1つの課題は、同等の負荷の場合に燃費を向上させることができ、排ガス排出量を総合的に削減することができる、レシプロ式内燃機関、とりわけ2サイクル大型ディーゼル・エンジンを製作することである。
これらの課題を解決する本発明の対象は独立請求項の指標によって特徴付けられている。
従属請求項は本発明のとりわけ有利な実施形態に関する。
本発明はこうして、各1つの燃焼室と各1つの排ガス弁が付いた複数のシリンダ・ライナのシリンダ・アセンブリを具備するレシプロ式内燃機関、とりわけユニフロー掃気の2サイクル大型ディーゼル・エンジンに関するものであり、シリンダ・ライナのシリンダ・アセンブリのそれぞれの燃焼室が共通の排ガス集合管で流れが接続されることにより、作動時、シリンダ・ライナのシリンダ・アセンブリの各燃焼室からの排ガスを、それぞれに配置された排ガス弁を経由して排ガス集合管に供給することができ、処理のために排ガスを排ガス集合管から浄化モード時には排ガス・リアクタに供給することができるようになっている。さらに、空気圧縮用の第1過給アセンブリを具備する過給ユニットが取り付けられ、ここに浄化モード時には、排ガス・リアクタから排ガスを供給することができることによって、第1過給アセンブリにより圧縮された空気は、1つ又は複数のシリンダ・ライナ及び/又はシリンダ・アセンブリの1つ又は複数のシリンダ・ライナに、それぞれに1つ配置された掃気開口部を経由して掃気として供給することができる。本発明により混合流路が一方では第1過給アセンブリに隣接する領域に、そして他方では主として排ガス集合管の集合管部と平行して少なくとも部分的に伸長することによって、混合流路を経由して排ガス・リアクタに排ガスを供給することができるようになっている。
こうして本発明に関して重要なことは、混合流路が一方では第1過給アセンブリに隣接する領域に、そして他方では主として排ガス集合管の集合管部と平行して少なくとも部分的に伸長することによって、混合流路を経由して排ガス・リアクタに排ガスを供給することができることである。
より分かりやすく説明すれば、排ガス集合管と過給アセンブリの排ガス・ターボチャージャの間に、本発明により、排ガス集合管から来る排ガスが反応材、とりわけ尿素又はアンモニアと混合されるか、又は気化され、その後、排ガス・リアクタにさらに送り込まれる混合流路、とりわけ好ましくは混合管路の形態での混合流路が取り付けられている。
各排ガス・リアクタに少なくとも1本の混合流路を個別に取り付けなければならず、上記の多大な取付けスペースの追加消費をもたらした、従来の背景技術により公知のエンジンとは異なり、本発明によって、初めて、とりわけ多数のシリンダ・ライナ、例えば、6、8、10、12個又はそれどころか14個のシリンダ・ライナを備えた大型ディーゼル・エンジンの場合、たいていは2個以上の過給アセンブリが各1個の排ガス・ターボチャージャによって駆動され、とりわけ好ましい一実施例では、ただ1本の混合管路及びただ1個の排ガス・リアクタを備え付けることが可能となり、排ガス・リアクタから処理された排ガスはその後、過給アセンブリに分配される。ここで、特定の理由から複数の混合流路又は混合管路を取り付ける必要がある特定の一実施例では、排ガス集合管の下又は集合管部の下の従来使用されなかったスペースが本発明にしたがって混合流路の長さの少なくとも一部によって使用されるため、本発明により依然としてある非常に多くの取付けスペースを削減することができることが理解される。
すなわち、本発明によるエンジンの特殊な場合、とりわけ多数のシリンダ・ライナを備えたエンジンでは、特定の理由から、例えば、2つ以上の排ガス・リアクタ又は混合管路及び排ガス・リアクタの2つ以上配置が取り付けられていることも当然可能である。
そのため、本発明によって初めて、一方では排ガス・リアクタの数又は混合管路及び排ガス・リアクタの配置数を絶対的最小限に削減することができ、ここで最も都合の良い場合には、排ガス・リアクタをさらに1つ、又は混合管路及び排ガス・リアクタの配置をさらに1つ取り付けるだけですむため、多大な取付けスペースが削減される。それのみに留まらず、すでに本発明による混合管流路、とりわけ排ガス集合管とターボチャージャ付き過給アセンブリの間の混合管路の極めてコンパクトな配置のみによって、取付けスペースは広範囲にわたって削減され得る。
さらにまた、追加的に同時に、上記の一連の別の背景技術により公知の問題が本発明によって解消される。
こうして本発明による配置の場合、作動時にエンジンによって発生する振動による上記の問題は著しく削減され、これは最終的に、とりわけコンパクトな構造によって制限されている。それゆえ、本発明により、排ガス・システム全体のコンパクトな配置及びコンパクトな構造に基づく構造に制限されて、排ガス集合管、混合管路付き排ガス・リアクタ、過給アセンブリ及び排ガス分配管付きターボチャージャ・システムを含む排ガス・システムの、発生する振動による損傷のリスクが著しく削減されるため、本発明によるエンジンの場合はしたがって、多くの場合、すでに構造に制限されていわば自動的に実現されているため、排ガス・システムの構成部品における振動又は排ガス・システム全体の振動を削減するために、追加の対策をもはや施す必要はない。
本発明の排ガス・システムのコンパクトな配置及び構造は、とりわけ、排ガス・システムにおける上述の追加の管路部はもはや不要であり、したがって節約することができるという、別のプラスの結果ももたらす。これによって、背景技術により公知の排ガス流の長めの経路は、当然望ましいものではなく、本発明によって回避される。したがって、もはや不要となる追加の管路部の材料が節約されるだけでなく、背景技術により公知の排ガス・システムにおける無駄に長い経路に端を発する他のマイナスの技術的影響も確実に回避される。こうして、例えば、排ガス・システム内の排ガスの温度及び/又は圧力の低下は著しく低減され、それによりターボチャージャの出力が向上し、これによって最終的に、例えば、同等の負荷の場合、燃料も節約することができ、及び全体的な排ガス排出量も削減され、結果的に環境にもプラスの影響をもたらす。
ここで追加の管路部の廃止によって、さらには同様に振動特性も改善されるが、それは追加の管路部の廃止によって、排ガス・システムの構造及び配置は全体的に一層コンパクトになり、最終的には振動技術上も堅牢になるため、発生する振動の補償が向上し得るか、又は排ガス・システム若しくはその構成部品によって振動がまったく吸収され得ないことになり、それに伴って追加的に損傷の可能性がさらに削減されるからである。
実際に特に好ましい一実施例では、レシプロ式内燃機関は大型エンジン、とりわけユニフロー掃気の2サイクル大型ディーゼル・エンジンであり、混合流路又は混合管路は、少なくとも部分的に、多かれ少なかれ直接、排ガス集合管の下、したがって垂直方向に対して、第1過給アセンブリと一方では第2過給アセンブリ、及び他方では排ガス集合管の間で、並びに1つのシリンダ・ライナと隣接して配置される。
これによって、とりわけ過給アセンブリの排ガス・ターボチャージャへの供給管は著しく短縮され、重要なスペースは節約されることになり、このスペースはその際例えば、サービス・メカニックや他のスタッフがエンジン上で移動することができる例えばエンジンのギャラリ用に、及びサービス作業又は他の作業用に提供される。このほか、管路の短縮によって少なくとも一部の圧力損失は回避され、排ガス装置、とりわけまた排ガス集合管の固有周波数もプラスの影響を受け、それによって、それらの構成部品の材料を節約することができ、したがって、これによってコストも削減される。
実際に重要な一実施例では、排ガス集合管はガイド・ボックスの形態でのガイド・エレメントによって支持され、レシプロ式内燃機関に固定される。ここで上記ガイド・ボックスは接続流路として形成され、混合流路に流れが接続されるため、浄化モード時、排ガスは、ガイド・ボックスを経由して混合流路に供給することができる。特に好ましくは、ガイド・ボックス又は接続流路はさらに接続弁を具備することによって、バイパス・モード時、したがって非浄化モード時、排ガス集合管から混合流路への排ガス流は遮断されている。
ここでさらに重要な取付けスペースは、混合流路が少なくとも部分的に、好ましくは排ガス集合管内で完全に、好ましくは混合管路として平行に集合管部と平行に排ガス集合管内に一体化され、及び/又は排ガス集合管自体が混合流路として形成されていることによって節約することができる。これにより上述のとおり、当然さらにますます重要なスペースが節約され、最終的には材料の消費及び費用もさらに最小化することができる。
実際にはここで多くの場合、第1過給アセンブリに加えて、空気圧縮用の少なくとも1つの第2過給アセンブリが取り付けられ、ここに浄化モード時には、排ガス・リアクタから排ガスを供給することができることによって、第1過給アセンブリ及び第2過給アセンブリにより圧縮された空気は、1つ又は複数のシリンダ・ライナ及び/又はシリンダ・アセンブリの1つ又は複数のシリンダ・ライナに、それぞれに1つ配置された掃気開口部を経由して掃気として供給することができる。
本発明の実際にとりわけ重要な別の一実施例では、排ガス分配管は、排ガス・リアクタから第1過給アセンブリ及び第2過給アセンブリの排ガス分配管 を経由して排ガスを供給することができるように、シリンダ・ライナに隣接し、主として内燃エンジンのクランク軸と平行な、第1過給アセンブリと一方では第2過給アセンブリとの間、そして他方では排ガス集合管との間の領域に配置される。より簡単に説明すると、本発明により、排ガス集合管と過給アセンブリの排ガス・ターボチャージャの間に、排ガス・リアクタから送られてきて処理された排ガスをターボチャージャに分配する排ガス分配管を取り付けることができる。これによって初めて、大型エンジンでも、とりわけユニフロー掃気の2サイクル大型ディーゼル・エンジンの場合に、1つの、そして同じ排ガス・リアクタから排出され、処理された排ガスが複数の過給アセンブリ又は排ガス・ターボチャージャに効率的に分配することが可能となる。
具体的な内燃機関に場合によってはさらにより良く適合されている、本発明の別の一実施例では、ターボチャージャの前でも、つまり排ガス分配管を垂直方向に対して第1過給アセンブリ及び第2過給アセンブリの高さに配置することができ、ここで第1過給アセンブリ及び第2過給アセンブリは排ガス分配管と、隣接したいずれか1つのシリンダ・ライナの間に配置されている。
好ましくは、ここで排ガス分配管がまさに配置された全ての排ガス・ターボチャージャと流れを接続できるように、排ガス分配管の長さは排ガス集合管より短縮することができる。なお、長さを短縮しない場合は、配置に制限されずにターボチャージャから突出することになる。
別の一実施例では、混合流路が少なくとも部分的に、しかし好ましくは完全に排ガス・リアクタに組み込まれていることも可能であるか、又は 排ガス・リアクタ及び排ガス分配管が共通の一体型アセンブリを形成していることも当然可能である。
ここで排ガス集合管、混合流路、排ガス・リアクタ及び排ガス分配管は、特別の場合には共通の一体型アセンブリの形態で実施することさえでき、これは主として内燃エンジンの前記クランク軸と平行に、一方では第1過給アセンブリ及び第2過給アセンブリと隣接した領域に、そして他方ではシリンダ・ライナと隣接して伸長する。
もちろん実際には、例えば本発明による機関を備える船舶が対応の厳しい排ガス規制の存在しない領域を航行しているときには、排ガス・リアクタは持続的に運転する必要はなく、したがって例えば経済的理由から、又は例えば保守作業のために、排ガス・リアクタを一時的に運転停止することが有利であり得ることがしばしばである。
したがって、排ガスが排ガス分配管の排ガス・リアクタを迂回して流れて過給アセンブリ若しくはターボチャージャにさらに導かれるようにするために供給し得るように、つまり排ガスが排ガス・リアクタにもはや貫流しないように、バイパス管を有利に配置し、取り付けることができる。このためにさらなるバイパス管を、例えば排ガス集合管と排ガス分配管との間に設けることができる。
バイパス管自体は、例えばバイパス弁によって遮断できるように設けることができる。ここでバイパス管自体は、必須ではないが実施形態に応じて、有利にはバイパス弁として構成することができる。すなわちバイパス弁はバイパス管として機能する。このことは、例えば排ガス分配管が排ガス集合管のごく近傍に、例えばこれに平行に配置されている場合に特に有利であり得る。
ここでも、もちろん排ガス集合管は排ガス集合管バルブによって、排ガスが排ガス集合管から排ガス・リアクタに、排ガス浄化又は排ガスの処理が上に述べたように必要でない運転状態では、もはや供給されないように遮断することができる。このような目的のためにも、排ガス・リアクタから排ガス分配管に排ガスを供給することができないように、排ガス分配管を排ガス分配弁によってもはや遮断することができる。
本発明のさらなる一実施例では排ガス集合管は、第1の排ガス集合室とこの第1の排ガス集合室に流体連通された第2の排ガス集合室とを、シリンダ・ライナの第1のアセンブリからの排ガスは第1の排ガス集合室にだけ直接供給可能であり、シリンダ・ライナの第2のアセンブリからの排ガスは第2の排ガス集合室にだけ直接可能であるように有し、ここで第1の排ガス集合室と第2の排ガス集合室との間には特に好ましくは、機械的及び/又は熱的応力及び/又は伸びを補償するための補償部が設けられている。
これにより、例えば振動のような別の形式の熱的膨張又は機械的応力をもより良く補償することができるだけでなく、排ガス集合管での排ガスの流れの分配もこれにより最適化することができ、排ガス集合管に同時に接続される種々のシリンダ・ライナからの排ガス流の相互の影響を少なくとも十分に阻止又は最小化することができる。
まったく同様に、排ガス分配管は第1排ガス分配室と、第1排ガス分配室に流れが接続された第2排ガス分配室を具備し、第1バイパス管又は排ガス集合管から第1バイパス弁を経由した排ガスは前記第1排ガス分配室にのみ直接供給することができ、排ガス集合管から第2バイパス管又は第2バイパス弁を経由した排ガスは第2排ガス集合室にのみ直接供給することができるように、排ガス集合管に流れが接続されている。
前に述べた本発明の実施例の特に有利な一変形例では、排ガス集合管の第1排ガス集合室からの排ガスは第1バイパス管又は第1バイパス弁を介して第1排ガス分配室にだけ直接供給され、排ガス集合管の第2排ガス集合室からの排ガスは第2バイパス管又は第2バイパス弁を介して第2の排ガス集合室にだけ直接供給される。
ここで各対応の実施例では、第1排ガス分配室と第2排ガス分配室との間には有利には、機械的及び/又は熱的応力及び/又は膨張を補償するための補償接続部を設けることができる。これにより、例えば振動のような別の形式の熱的伸び又は機械的応力をもより良く補償することができるだけでなく、排ガス分配管での排ガスの流れの分配もこれにより最適化することができ、分配管路に同時に接続される種々の排ガス集合管、バイパス管路からの排ガス流の相互の影響を少なくとも十分に阻止又は最小化することができる。
ここで同様の方法で、混合流路、とりわけ混合管路もまた第1混合室及び第2混合室を具備することができ、第1混合室と第2混合室の間に機械的及び/又は熱的応力及び/又は膨張の補償のための補償管を取り付けることが可能であることは自明である。
もちろん接続弁及び/又はバイパス弁、とりわけ第1バイパス弁及び/又は第2バイパス弁及び/又は排ガス集合管弁及び/又は排ガス分配弁も制御又は調整可能であり得、とりわけ電気的又は液圧式又は空気圧式に、特に有利にはコンピュータ制御される装置によりレシプロ式内燃機関の設定可能な動作パラメータに依存して制御又は調整可能であり得ることは自明である。
そのために特別に、例えば、それ自体公知のように、センサ、とりわけ排ガス・センサ、温度センサ、圧力センサ、或いはバイパス弁、とりわけ第1バイパス弁及び/又は第2バイパス弁及び/又は排ガス集合管弁及び/又は排ガス分配弁の制御又は調整のために適合された別のセンサも適切に取り付けることもできる。
排ガスの流れをさらに最適化するために、排ガス集合管、とりわけ第1排ガス集合室及び/又は第2排ガス集合室が導流装置、とりわけ導流板を排ガス集合管内での排ガスの導流及び分配のために具備し、とりわけ排ガスを排ガス分配管の異なる部分、特別の場合には排ガス分配管の第1排ガス分配室及び第2排ガス分配室上に分配することができる。
まったく同様に、そして同様の目的で、排ガス分配管、とりわけ第1排ガス分配室及び/又は第2排ガス分配室もまた当然、誘導装置、とりわけ排ガス分配管内の排ガスの誘導及び分配のため、とりわけ過給ユニットの異なる排ガス・ターボチャージャ上、とりわけ過給ユニットの第1過給アセンブリ及び第2過給アセンブリ上での排ガスの分配のために誘導板を具備することができ、ここで当然、誘導時にもオリフィス板、とりわけ制御又は調整可能なオリフィス板が備え付けられることができることによって、ガス流はオリフィス板によって制御又は調整可能である。
固定のために、排ガス集合管及び/又は混合流路、とりわけ混合管路及び/又は排ガス分配管は特に好ましいが、共通のガイド・エレメントによって支持及び/又は誘導される必要はなく、ここでガイド・エレメントは排ガス集合管及び排ガス分配管の固定及び誘導のために、ガイド・プレート、ガイド・ボックス或いは別の適切な誘導又は固定装置であることが有利である。
ここでガイド・エレメントは実際には、極めて有利に形成され、排ガス集合管及び/又は混合流路、とりわけ混合管路及び/又は排ガス分配管がガイド・エレメントに配置されるが、排ガス集合管及び排ガス分配管又は他の機械構成部品の機械的及び/又は熱的に制限された応力及び/又は膨張又は振動であっても、少なくとも部分的に補償可能であるようになっている。
ガイド・エレメント、とりわけガイド・プレート及び/又はガイド・ボックスは、排ガス集合管、及び排ガス分配管の機械的及び/又は熱的に制限された応力及び/又は膨張及び/又は振動の補償及び/又は調整のためにスライド・シュー内で動くように有利に配置することが可能であることが特に有利である。
本発明はさらに、混合流路、とりわけ本出願において記載された本発明による レシプロ式内燃機関に関する混合管路に関するものであり、ここで本発明の混合管流路は特殊な一実施例において、排ガス集合管及び/又は排ガス分配管及び/又は排ガス・リアクタを具備することが可能な混合流路の組合せである。
本発明は、図面により以下により詳細に記載される。概略図で示される。
2サイクル大型ディーゼル・エンジンの、背景技術により公知の排ガス・ターボチャージャ・システムの概略図である。 排ガス処理用SCRリアクタ付きの、公知の大型ディーゼル・エンジンである。 排ガス集合管下に混合管路が付いた、本発明による2サイクル大型ディーゼル・エンジンの第1の実施例の斜視図である。 図3aによる実施例の側面図である。 図3aよる実施例の第3図である。 接続弁付き接続流路として開発されたガイド・ボックスが付いた、本発明による2サイクル大型ディーゼル・エンジンの第2の実施例の概略図である。 図4による第2の実施例である。 集合管部下に混合管路が付いた、本発明による2サイクル大型ディーゼル・エンジンの一実施例である。 排ガス集合管又は排ガス分配管及び補償部又は補償接続部である。 排ガス用導流装置及びオリフィス板が付いた排ガス集合管の第1の実施例である。 図7aによる別の一実施例である。 図7aによる第3の実施例である。 排ガス誘導装置及びオリフィス板が付いた排ガス分配管の第1の実施例である。 図8aによる別の一実施例である。 図9cは、図8aによる第3の実施例である。 図10は、スライド・シュー、排ガス集合管及び混合管流路が付いた、ガイド・エレメントである。
図1及び図2は背景技術による例に関するものであり、すでに冒頭で詳細に説明されたため、この場所で再度論じる必要はない。
以下で包括的に符号1で標示される、本発明に関するレシプロ式内燃機関は、とりわけユニフロー掃気による2サイクル大型ディーゼル・エンジンとして設計される、例えば船舶建造で広範囲に使用が確認される。
図3a、図3b、及び図3cにより、図3aの本発明による2サイクル大型ディーゼル・エンジンの第1の実施例が斜視図で、排ガス集合管下の混合管路付きで明示され、本発明によるレシプロ式内燃機関の、本発明で重要な部品を、船、例えば、コンテナ船での使用のために、複数のシリンダ・ライナを備えるユニフロー掃気の2サイクル大型ディーゼル・エンジンの特殊な実施例で示す。ここで図3bは単なる側面図であるが、図3cは重要な構成部品の相互作用をより分かりやすくし得るために図示した、図3aによるエンジンの前面図である。
図3a又は図3b及び図3cによる本発明に関するレシプロ式内燃機関1は、それ自体公知の方式で各1つの燃焼室2と各1つの排ガス弁3が付いた複数のシリンダ・ライナGZ1、GZ2のシリンダ・アセンブリGZを具備するユニフロー掃気の2サイクル大型ディーゼル・エンジンであり、シリンダ・ライナGZ1、GZ2のシリンダ・アセンブリGZのそれぞれの燃焼室2が共通の排ガス集合管4で流れが接続されることにより、作動時、シリンダ・ライナGZ1、GZ2のシリンダ・アセンブリGZの各燃焼室2からの排ガス5を、それぞれに配置された排ガス弁3を経由して排ガス集合管4に供給することができるようになっている。処理又は浄化、すなわち、主として排ガス5中の危険な窒素酸化物の除去のために、排ガス集合管4の排ガス5は浄化モード時、混合管路として開発された混合流路12を経由して排ガス・リアクタ6に送り込むことができる。
このほか、過給ユニット7は、過給アセンブリ71及び過給アセンブリ72の各1つのターボチャージャによって周囲から吸い込まれる空気80の圧縮のために第1過給アセンブリ71及び第2過給アセンブリ72を具備して設けられており、過給アセンブリ71、72は浄化モード時、排ガス・リアクタ6から排ガス5を供給することができるが、第1過給アセンブリ71及び第2過給アセンブリ72によって圧縮された空気80は、シリンダ・ライナZ又はシリンダ・アセンブリGZのシリンダ・ライナGZ1、GZ2に、図3a〜図3cには図示されていない、各1つ配置された掃気開口部を経由して掃気として供給することができるようになっている。
図3a〜図3cの例ではここで例示的に混合管路121、排ガス・リアクタ6及び過給アセンブリ7、71、72から成る、作動の効率化のためにここで複数のシリンダ・ライナZにより必要とされる2つの配置が図式的に示される。
本発明により混合流路12が一方では第1過給アセンブリ71に隣接する領域に、そして他方では主として排ガス集合管4の集合管部401と平行して少なくとも部分的に伸長することによって、混合流路12を経由して排ガス・リアクタ6に排ガス5を供給することができる。
ここで混合流路12は、レシプロ式内燃機関1の垂直方向VRに対して、一方では排ガス集合管4と他方ではレシプロ式内燃機関1のクランク軸11の間で、少なくとも部分的に主として排ガス集合管4と平行に伸長する。混合流路12はここで排ガス5が混合流路12を経由して排ガス・リアクタ6に供給することができ、混合流路12が排ガス集合管4と排ガス・リアクタ6の間で混合管路121の形態になるように配置され、排ガス装置内に取り付けられる。
図4及び図5によって以下では、本発明による2サイクル大型ディーゼル・エンジン1の図式的な第2の実施例が接続弁V130付き接続流路130として開発されたガイド・ボックス142により論じられる。
図4及び図5は、排ガス集合管4と混合管路121として開発された混合流路12の間で各1つの接続弁V130を具備する、接続流路130として開発された各1つのガイド・ボックス142を示す。実際に特に好ましいこの実施例の場合、混合管路121は排ガス集合管4下のガイド・ボックス142に直接配置され、接続弁V130は同時にガイド・ボックス142内で接続流路130を形成し、それにより追加の接続導流が原理上溢れるため、特にスペースが削減される。ここでバイパス・モード時、排ガス5が排ガス集合管4から排ガス・リアクタ6にもはや供給することができなくなるように、排ガス集合管4は排ガス集合管弁40によって遮断することができる。
このほか、排ガス分配管10の排ガス5を排ガス集合管4、401からもはや直接供給することができないように、排ガス分配管10は排ガス分配弁100によって遮断することができる。すなわち、レシプロ式内燃機関1の特定の作動状態で排ガス・リアクタ6が必要とされない、又は別の理由により非作動となっているとき、排ガス・リアクタ6及び混合流路12は排ガス・システムから切断することができ、ここではそれが排ガス集合管弁40が閉じられ、同時に排ガス分配弁10が開かれることによって行われ、排ガス5は排ガス集合管4からガイド・ボックス142及び排ガス分配管10を経由して、見やすくするために図5には示されていない過給アセンブリ7、71、72のターボチャージャに直接供給することができるようになる。
図6の特殊な実施例の場合、混合流路12は、集合管部401下の排ガス集合管4に混合管路121の形態で一体化される。ここで排ガス5は、給入弁DVを経由して混合流路12に直接供給するか、又はバイパス・モード中に給入弁DVを閉じ、排ガス集合管弁40を開くことによって過給アセンブリ7、71、72に直接供給し、装備されている場合は排ガス分配管10を経由して供給することができる。
図7は、図式で補償部400又は補償接続部500付きの排ガス集合管4又は排ガス分配管10を示し、ここで例えば排ガス集合管4及び/又は排ガス分配管10と平行に伸長できる混合流路12、121は、見やすくするために明示されていない。
ここで排ガス分配管10は、排ガス5が排ガス・リアクタ6から第1過給アセンブリ71及び第2過給アセンブリ72の排ガス分配管10を経由して供給することができるように、主として図7に示されていない、内燃エンジン1のずっと低位置にあるクランク軸11と平行に、一方で第1過給アセンブリ71及び第2過給アセンブリ72の隣接領域にあり、他方でレシプロ式内燃機関1の垂直方向VRに対して、排ガス集合管4とクランク軸11の間に、排ガス集合管4下に配置されている。特殊な実施例で排ガス分配管10は、垂直方向VRに対して、第1過給アセンブリ71と一方は第2過給アセンブリ72、他方は排ガス集合管4の間に、及びシリンダ・ライナZ、GZ1、GZ2の1つに隣接して配置される。
特に好ましいこの実施例の場合、図7により、機械的若しくは熱的応力又は他の障害の補償のために各1つの補償部400又は補償接続部500を明示する排ガス集合管4及び排ガス分配管10が取り付けられている。ここでシリンダ・ライナZの第1アセンブリEZ1からの排ガス5は第1排ガス集合室41にのみ直接供給することができ、シリンダ・ライナZの第2アセンブリEZ2からの排ガス5は第2排ガス集合室42にのみ直接供給することができるように、排ガス集合管4は第1排ガス集合室41と、第1排ガス集合室41と流れが接続された第2排ガス集合室42を具備する。
ここですでに述べたように、第1排ガス集合室41と第2排ガス集合室42の間には、機械的及び/又は熱的応力及び/又は膨張及び/又は振動又は他の機械的若しくは熱的障害の補償のための補償部400が取り付けられている。
このほか、排ガス分配管10は第1排ガス分配室101と、第1排ガス分配室101に流れが接続された第2排ガス分配室102を具備し、排ガス集合管4から第1バイパス弁1311を経由した排ガス5は第1排ガス分配室101のみに直接供給することができ、排ガス集合管4から第2バイパス弁1312を経由した排ガス5は第2排ガス集合室102のみに直接供給することができるように、排ガス集合管4に流れが接続されている。ここで排ガス集合管4の第1排ガス集合室41から第1バイパス弁1311を経由した排ガス5は第1排ガス分配室101にのみ直接供給することができ、排ガス集合管4の第2排ガス集合室42から第2バイパス弁1312を経由した排ガス5は第2排ガス集合室102にのみ直接供給することができる。排ガス集合管4と同様に、第1排ガス分配室101と第2排ガス分配室102の間には、補償接続部500が機械的及び/又は熱的応力及び/又は膨張及び又は振動及び/又は他の機械的若しくは熱的障害の補償のために取り付けられている。
バイパス弁131、ここではとりわけ第1バイパス弁1311及び又は第2バイパス弁1312及び/又は明示されていない排ガス集合管弁40及び/又は同様に明示されていない排ガス分配弁100はここで特に好ましく制御又は調整することができ、とりわけ電気的又は油圧的又は空圧的に制御又は調整可能にできている。そのために、センサ、とりわけ排ガス・センサ、温度センサ又は圧力センサ、或いはバイパス弁131、とりわけ第1バイパス弁1311及び/又は第2バイパス弁1312及び/又は排ガス集合管弁40及び/又は排ガス分配弁100の制御又は調整のために適合された別のセンサも適切に取り付けることができる。
図8aにより、排ガス5用導流装置15、151付きの排ガス集合管4の特に好ましい第1の実施例がさらに図式的に示されており、ここで制御又は調整可能なオリフィス板Bが取り付けられていることによって、ガス流をオリフィス板Bによって制御又は調整することができる。図8aによる別の実施例を図8bが示し、他方、図8cによって、図8aによる第3の実施例が図示されている。
図8a〜図8cをから読み取れるとおり、排ガス集合管4、とりわけ第1排ガス集合室41及び/又は第2排ガス集合室42が導流装置15、151、とりわけ導流板151を排ガス集合管4内での排ガス5の導流及び分配のために具備し、とりわけ排ガス5を排ガス分配管10の異なる部分、特別の場合には排ガス分配管の第1排ガス分配室101及び第2排ガス分配室102上に分配している。図8a〜図8cによる実施例のいずれが、又は場合によっては簡単でこれら実施例の発明的でない発展形態が、実際に使用可能であるかは、当業者がその専門知識により単純にどう判断したらよいか、また具体的な実際の場合にどう適用すればよいかを心得ている。
ここで図9は、排ガス5用導流装置16、161付きの排ガス分配管10の第1の実施例を示しており、ここで制御又は調整可能なオリフィス板Bが取り付けられていることによって、ガス流をオリフィス板Bによって制御又は調整することができる。
図9aによる別の実施例を図9bが示し、他方、図9cによって、図9aによる第3の実施例が図示されている。ここで排ガス分配管10、とりわけ第1排ガス分配室101及び/又は第2排ガス分配室102が誘導装置16、161、とりわけ誘導板161を排ガス分配管10内での排ガス5の誘導及び分配のために具備し、とりわけ排ガス5を過給ユニット7の異なる排ガス・ターボチャージャ上で、すなわち過給ユニット7の第1過給アセンブリ71及び第2過給アセンブリ72上で分配している。図9a〜図9cによる実施例のいずれが、又は簡単でこれら実施例の発明的でない発展形態が、実際に使用可能であるかは、当業者がその専門知識により単純にどう判断したらよいか、また具体的な実際の場合にどう適用すればよいかを心得ている。
図10は最終的にガイド・ボックスのほかに追加的に排ガス集合管4も排ガス分配管10も一緒にエンジンに固定することができることが有利であるガイド・エレメント14、141の実際にとりわけ重要な特殊な実施例を例示的に示しており、その際、ここで排ガス集合管4及び排ガス分配管10は共通のガイド・エレメント 14、141で支持される及び/又は誘導される。追加のガイド・エレメント14、141によって、排ガス分配管10付き排ガス集合管4は、さらにより良くエンジンに固定され、例えば、熱的膨張もさらにより良く補償され、振動による影響を受けた振動特性は著しく改善される。
図10によるガイド・エレメント14、141はここで、ガイド・プレート141の形態で形成され、これは排ガス集合管及び/又は排ガス集合管10の熱的膨張も、他の機械的応力又は例えば機械的振動といった障害も、例えばレシプロ式内燃機関の運転状態において非常に激しく発生し得る機械的振動も受け止め又は補償するのに特に良く適する。ここでは、排ガス集合管4又は排ガス集合管路10の縦方向での熱的膨張又は振動を補償することができ、さらにこれに対して垂直のものも補償することができる。このことはとりわけ、ガイド・プレートの比較的に薄いプレートとしての構成により、及び個別事例に適合可能な特別の形状により可能である。ここで特殊なことは、図10のガイド・エレメント14、141、とりわけガイド・プレート141及び/又はガイド・ボックス142が排ガス集合管4及び排ガス分配管10の機械的及び/又は熱的に制限された応力及び/又は膨張及び/又は振動の補償及び/又は調整のためにスライド・シュー1400内で動けるように配置されていることである。
当業者であれば、本発明が明示的に論議された実施例に限定されるものではなく、相応の発展形態も同様に本発明により保護されることが理解される。とりわけ本発明は、自明であるが、論議された特別の実施形態の適切な全ての組合せに関するものである。

Claims (35)

  1. 各1つの燃焼室(2)及びそれぞれに配置された排ガス弁(3)付きの複数のシリンダ・ライナ(GZ1、GZ2)のシリンダ・アセンブリ(GZ)を具備するレシプロ式内燃機関作動時には、排ガス(5)が前記シリンダ・ライナ(GZ1、GZ2)の前記シリンダ・アセンブリ(GZ)の各燃焼室(2)からそれぞれに配置された前記排ガス弁(3)を経由してガス集合管(4)に供給することができ、浄化モード時には、処理のために前記排ガス集合管(4)からの前記排ガス(5)を排ガス・リアクタ(6)に送り込むことができるように、各燃焼室(2)は共通の排ガス集合管(4)付きシリンダ・ライナ(GZ1、GZ2)の前記シリンダ・アセンブリ(GZ)流れ接続されており、さらには浄化モード時、前記排ガス・リアクタ(6)から前記排ガス(5)を供給することができる過給ユニット(7、71、72)を具備する第1過給アセンブリ(71)が空気(80)の圧縮のために取り付けられていることによって、前記第1過給アセンブリ(71)により圧縮された前記空気(80)が1つ又は複数のシリンダ・ライナ(Z)及び/又は前記シリンダ・アセンブリ(GZ)の1つ又は複数の前記シリンダ・ライナ(GZ1、GZ2)に、それぞれに1つ配置された掃気開口部を経由して掃気として供給することができるレシプロ式内燃機関あり、混合流路(12)が一方では前記第1過給アセンブリ(71)に隣接する領域で、及び他方では前記混合流路(12)を経由して前記排ガス・リアクタ(6)に前記排ガス(5)を供給することができるように、少なくとも部分的に主として前記排ガス集合管(4)の集合管部(401)と平行して伸長し、前記混合流路(12)が、前記レシプロ式内燃機関の垂直方向(VR)に対して、一方では前記排ガス集合管(4)と他方では前記レシプロ式内燃機関のクランク軸(11)の間で、少なくとも部分的に主として前記排ガス集合管(4)と平行に伸長することを特徴とするレシプロ式内燃機関
  2. 前記混合流路(12)が混合管路(121)として設計されている、請求項1記載のレシプロ式内燃機関。
  3. 前記排ガス集合管(4)がガイド・エレメント(14、142)によりガイド・ボックス(142)の形態で支持され、前記レシプロ式内燃機関に固定されており、浄化モード時、前記ガイド・ボックス(142)を経由して前記混合流路(12)に前記排ガス(5)を供給することができるように、前記ガイド・ボックス(142)が接続流路(130)として形成され、前記混合流路(12)と流れが接続されている、請求項1又は2に記載のレシプロ式内燃機関。
  4. 前記ガイド・ボックス(142)又は前記接続流路(130)が接続弁(V130)を具備することによって、バイパス・モード時、前記排ガス集合管(4)からの排ガス流が前記混合流路(12)内で遮断されている、請求項に記載のレシプロ式内燃機関。
  5. 前記混合流路(12)が少なくとも部分的に前記排ガス集合管(4)内で前記集合管部(401)と平行に混合管路(121)として前記排ガス集合管(4)内に平行に一体化され、及び/又は前記排ガス集合管(4)自体が混合流路(12)として形成されている、請求項1からまでのいずれか一項に記載のレシプロ式内燃機関。
  6. 前記第1過給アセンブリ(71)に加えて、少なくとも1つの第2過給アセンブリ(72)が空気(80)の圧縮のために取り付けられており、浄化モード時、前記排ガス(5)を前記排ガス・リアクタ(6)から供給することができることによって、前記第1過給アセンブリ(71)及び前記第2過給アセンブリ(72)により、前記シリンダ・アセンブリ(GZ)の1つ又は複数のシリンダ・ライナ(Z)及び/又は1つ又は複数の前記シリンダ・ライナ(GZ1、GZ2)にそれぞれに1つ配置された掃気開口部を経由して掃気として、圧縮された空気(80)を供給することができる、請求項1からまでのいずれか一項に記載のレシプロ式内燃機関。
  7. 前記排ガス・リアクタ(6)からガス分配管(10)を経由して前記第1過給アセンブリ(71)及び前記第2過給アセンブリ(72)に前記排ガス(5)を供給することができるように、排ガス分配管(10)が少なくとも部分的に、主として前記レシプロ式内燃機関のクランク軸(11)と平行に、一方では前記第1過給アセンブリ(71)及び前記第2過給アセンブリ(72)に隣接する領域で、及び他方では前記レシプロ式内燃機関の前記垂直方向(VR)に対して前記排ガス集合管(4)と前記混合流路(12)と前記クランク軸(11)の間で伸長する、請求項に記載のレシプロ式内燃機関。
  8. 前記排ガス分配管(10)が前記垂直方向(VR)に対して、前記第1過給アセンブリ(71)と一方は前記第2過給アセンブリ(72)、他方は前記排ガス集合管(4)の間に前記シリンダ・ライナ(Z、GZ1、GZ2)の1つと隣接して配置されている、請求項に記載のレシプロ式内燃機関。
  9. 前記排ガス分配管(10)が垂直方向(VR)に対して、前記第1過給アセンブリ(71)及び前記第2過給アセンブリ(72)の高さに配置されており、前記第1過給アセンブリ(71)及び前記第2過給アセンブリ(72)が前記排ガス分配管(10)と隣接した1つの前記シリンダ・ライナ(Z、GZ1、GZ2)の間に配置されている、請求項又はに記載のレシプロ式内燃機関。
  10. 前記混合流路(12)及び前記排ガス・リアクタ(6)が少なくとも部分的一体型ユニットを形成している、請求項1からまでのいずれか一項に記載のレシプロ式内燃機関。
  11. 前記排ガス・リアクタ(6)及び前記排ガス分配管(10)が共通の一体型アセンブリを形成している、請求項7に従属する請求項8、請求項7に従属する請求項9、及び請求項7に従属する請求項10までのいずれか一項に記載のレシプロ式内燃機関。
  12. 前記排ガス集合管(4)、前記混合流路(12)、前記排ガス・リアクタ(6)及び前記排ガス分配管(10)が共通の一体型アセンブリの形態で取り付けられていて、主として前記レシプロ式内燃機関の前記クランク軸(11)と平行に、一方では前記第1過給アセンブリ(71)及び前記第2過給アセンブリ(72)と隣接した領域に、そして他方ではシリンダ・ライナ(GZ1、GZ2、Z)の1つと隣接して伸長する、請求項6に従属する請求項7に記載のレシプロ式内燃機関。
  13. 記第1過給アセンブリ(71)及び/又は前記第2過給アセンブリ(72)の前記排ガス・リアクタ(6)を迂回して前記過給ユニット(7、71、72)の前記排ガス分配管(10)を経由して前記排ガス(5)を供給することができるように、バイパス管(13)が配置され、取り付けられている、請求項6に従属する請求項7に記載のレシプロ式内燃機関。
  14. 前記バイパス管(13)が前記排ガス集合管(4)と前記排ガス分配管(10)の間に取り付けられている、請求項1に記載のレシプロ式内燃機関。
  15. 前記バイパス管(13)をバイパス弁(131)によって遮断することができる、請求項1又は1に記載のレシプロ式内燃機関。
  16. 前記バイパス管(13)がバイパス弁(131)として設計されている、請求項1に記載のレシプロ式内燃機関。
  17. 前記排ガス集合管(4)から前記排ガス・リアクタ(6)に前記排ガス(5)をもはや供給することができないように前記集合管部(401)を排ガス集合管弁(40)によって遮断することができる、請求項1から1までのいずれか一項に記載のレシプロ式内燃機関。
  18. 前記排ガス・リアクタ(6)から前記排ガス分配管(10)に前記排ガス(5)をもはや供給することができないように、前記排ガス分配管(10)を排ガス分配弁(100)によって遮断することができる、請求項7、請求項7に従属する請求項8、請求項7に従属する請求項9、請求項7に従属する請求項10、請求項7に従属する請求項11、請求項7に従属する請求項12、請求項7に従属する請求項13、請求項7に従属する請求項14、請求項7に従属する請求項15、請求項7に従属する請求項16、及び請求項7に従属する請求項17までのいずれか一項に記載のレシプロ式内燃機関。
  19. シリンダ・ライナ(Z)の第1アセンブリ(EZ1)からの前記排ガス(5)は前記第1排ガス集合室(41)にのみ直接供給することができ、シリンダ・ライナ(Z)の第2アセンブリ(EZ2)からの前記排ガス(5)第2排ガス集合室(42)にのみ直接供給することができるように、前記排ガス集合管(4)第1排ガス集合室(41)と、前記第1排ガス集合室(41)と流れが接続された前記第2排ガス集合室(42)を具備する、請求項1から1までのいずれか一項に記載のレシプロ式内燃機関。
  20. 前記第1排ガス集合室(41)と前記第2排ガス集合室(42)の間に機械的及び/又は熱的応力及び/又は膨張の補償のための補償部(400)が取り付けられている、請求項19に記載のレシプロ式内燃機関。
  21. 前記排ガス分配管(10)は第1排ガス分配室(101)と、前記第1排ガス分配室(101)に流れが接続された第2排ガス分配室(102)を具備し前記排ガス集合管(4)から第1バイパス弁(1311)を経由した前記排ガス(5)は前記第1排ガス分配室(101)にのみ直接供給することができ、前記排ガス集合管から第2バイパス弁(1312)を経由した前記排ガス(5)は前記第2排ガス分配室(102)にのみ直接供給することができるように、前記排ガス集合管(4)に流れが接続されている、請求項1から2までのいずれか一項に記載のレシプロ式内燃機関。
  22. 前記排ガス集合管の前記第1排ガス集合室(41)から第1バイパス弁(1311)を経由した前記排ガス(5)は前記第1排ガス分配室(101)にのみ直接供給することができ、前記排ガス集合管の前記第2排ガス集合室(42)から第2バイパス弁(1312)を経由した前記排ガス(5)は前記第2排ガス分配室(102)にのみ直接供給することができる、請求項19又は20に記載のレシプロ式内燃機関。
  23. 前記第1排ガス分配室(101)と前記第2排ガス分配室(102)の間に機械的及び/又は熱的応力及び/又は膨張の補償のための補償接続部(500)が取り付けられている、請求項2又は2に記載のレシプロ式内燃機関。
  24. 記混合管路(121)が第1混合室(1201)及び第2混合室(1202)を具備し、前記第1混合室(1201)と前記第2混合室(1202)の間に機械的及び/又は熱的応力及び/又は膨張の補償のための補償管(600)が取り付けられている、請求項1から2までのいずれか一項に記載のレシプロ式内燃機関。
  25. 前記接続弁(V130)及び/又は1バイパス弁(1311)及び/又は2バイパス弁(1312)及び/又は前記排ガス集合管弁(40)及び/又は前記排ガス分配弁(100)電気的又は油圧的又は空圧的に制御又は調整可能である、請求項4に従属する請求項7に従属する請求項17に従属する請求項18に記載のレシプロ式内燃機関。
  26. ガス・センサ、温度センサ又は圧力センサが前記接続弁(V130)及び/又は記第1バイパス弁(1311)及び又は前記第2バイパス弁(1312)及び/又は前記排ガス集合管弁(40)及び/又は前記排ガス分配弁(100)の制御又は調整のために適合されて取り付けられている、請求項25に記載のレシプロ式内燃機関。
  27. 1排ガス集合室(41)及び/又は2排ガス集合室(42)導流板(151)を前記排ガス集合管(4)内での前記排ガス(5)の導流及び分配のために具備し前記排ガス(5)前記排ガス分配管の前記第1排ガス分配室(101)及び前記第2排ガス分配室(102)上に分配するために具備している、請求項7に従属する請求項までのいずれか一項に記載のレシプロ式内燃機関。
  28. 記第1排ガス分配室(101)及び/又は前記第2排ガス分配室(102)誘導板(161)を前記排ガス分配管(10)内での前記排ガス(5)の誘導及び分配のために具備し前記排ガス(5)前記過給ユニット(7)の前記第1過給アセンブリ(71)及び前記第2過給アセンブリ(72)上で分配するために具備している、請求項7に従属する請求項27に記載のレシプロ式内燃機関。
  29. 制御又は調整可能なオリフィス板(B)を取り付けることができることによって、ガス流を前記オリフィス板(B)によって制御又は調整することができる、請求項2又は2に記載のレシプロ式内燃機関。
  30. 前記排ガス集合管(4)及び/又は前記混合流路(12)、とりわけ前記混合管路(121)及び/又は前記排ガス分配管(10)が共通のガイド・エレメント(14、141)によって支持及び/又は誘導されている、請求項2又は5に従属する請求項7に記載のレシプロ式内燃機関。
  31. 前記ガイド・エレメント(14、141)がガイド・プレート(141)又はガイド・ボックス(142)である、請求項3に記載のレシプロ式内燃機関。
  32. 前記排ガス集合管(4)及び前記排ガス分配管(10)の機械的及び/又は熱的に制限された応力及び/又は膨張が少なくとも部分的に圧縮することができるように、前記ガイド・エレメント(14、141)がそのように形成され、前記排ガス集合管(4)及び/又は記混合管路(121)及び/又は前記排ガス分配管(10)が前記ガイド・エレメント(14、141)に配置されている請求項3又は3に記載のレシプロ式内燃機関。
  33. 記ガイド・プレート(141)及び/又は前記ガイド・ボックス(142)が前記排ガス集合管(4)及び前記排ガス分配管(10)の機械的及び/又は熱的に制限された応力及び/又は膨張及び/又は振動の補償及び/又は調整のためにスライド・シュー(1400)内で動けるように配置されている、請求項30又はに記載のレシプロ式内燃機関。
  34. 請求項1から3までのいずれか一項に記載のレシプロ式内燃機関(1)用の混合流路、とりわけ混合管路。
  35. 前記混合路が、排ガス集合管(4)及び/又は前記排ガス分配管(10)及び/又は排ガス・リアクタ(6)を具備する混合流路の組合せである、請求項3に記載の混合流路。
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