JP6711912B2 - シート成形用ダイ、シートの成形方法及びシート - Google Patents

シート成形用ダイ、シートの成形方法及びシート Download PDF

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Description

本発明は、シート成形用ダイと、シートの成形方法と、シート成形用ダイで成型されたシートに関し、特にシート成形用ダイの構成に関する。
シートの幅方向の一部領域に副材が主材で包み込まれたエンカプシュレーション構造を有する熱可塑性樹脂のシートが知られている。このようなシートは、耐薬品性や、粘着性といったシートの表面特性が主材に依存するため、主材だけで形成された単層シートと同様に扱うことができる。
特許文献1には、主材をダイの端部からダイのマニホールドへ流入させるLダイが開示されている。副材を供給するプローブがダイのマニホールドをシートの幅方向に貫通して設けられている。プローブの流出口から副材を吐出させ、マニホールドに接続されたスリットから主材とともに排出させることで、エンカプシュレーション構造のシートが形成される。
特許文献2には、マニホールドの一端で支持されマニホールドの全長より短いプローブを備えたTダイが開示されている。
特許文献3には、マニホールドの両端で支持されたプローブを備えたTダイが開示されている。副材の流出口はプローブの一端側に設けられている。
特許文献4には、Tダイの上流側に主材と副材の流路を規定する流路部材を備えたシート成形装置が開示されている。流路部材は主材の流入路から分岐した2つの流路と、2つの流路の間を通る副材の流路を有する。2つの流路から排出された主材の間に副材の流路から排出された副材が挟まれた状態で主材と副材が排出されることでエンカプシュレーション構造のシートが形成される。
特許文献1:特許第3241200号明細書
特許文献2:特許第1663079号明細書
特許文献3:特許第4686208号明細書
特許文献4:特許第5220607号明細書
副材は遮光性などの機能をシートに付与するために設けられることから、副材の形成幅、形成位置、厚さなどについて高い精度が求められることがある。このため、副材の形成幅、形成位置、厚さなどを調整する際にプローブの交換が必要となることがある。しかし、特許文献1〜3に記載されたプローブはダイに固定されているため、交換作業が煩雑である。特許文献4に記載されたシート成形装置では流路部材の交換作業が煩雑なほか、複雑な構成の流路部材の設計及び製作が必要となる。
本発明は、副材の形成幅や形成位置の調整を容易に行うことのできるシート成形用ダイを提供することを目的とする。
本発明は、主材の一部に副材が積層されたシートを成形するためのシート成形用ダイに関する。本発明のシート成形用ダイは、主材が導入され、少なくとも一方の軸方向端部に開口端が形成されたマニホールドと、マニホールドの少なくとも一方の軸方向端部に位置し、開口端と連通する貫通孔を備えたサイドプレートと、マニホールドの内部に位置し、副材が供給される流入口と副材をマニホールドに排出する流出口とを備え、マニホールドより断面積が小さいノズルと、少なくとも一部が貫通孔に収容され、ノズルを支持し、サイドプレートに着脱可能に支持されるプラグ本体と、を有するプラグ部材と、マニホールドに接続され、マニホールドから排出された主材及び副材の流出口を備えるスリットと、を有する。ノズルは、スリットとマニホールドとの接続部の、スリットの流路高さ方向における一端から流路高さの途中までの部分を覆い、ノズルの流出口は接続部の上記部分と対向している。
本発明によれば、プラグ本体がサイドプレートに着脱可能に支持される。このため、副材の形成幅や形成位置の調整の際に、プラグ本体をプラグ本体に支持されたノズルとともに取外し、新たなプラグ部材を取り付けることができる。従って、本発明によれば、副材の形成幅や形成位置の調整を容易に行うことのできるシート成形用ダイを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るダイの断面図である。 図1のA部拡大図である。 プラグ部材の図示を省略した、図1のA部拡大図である。 プラグ部材の斜視図である。 ノズルの断面図である。 本発明のダイで形成される熱可塑性樹脂のシートの断面図である。 ノズルが上側に偏心配置されたダイの断面図である。 ノズルが下側に偏心配置されたダイの断面図である。 プラグ部材の他の実施形態を示す斜視図である。 図8Aに示すプラグ部材を備えたダイの断面図である。
1 ダイ
2 ダイプレート
3,103 プラグ部材
4 マニホールド
4a,4b 開口端
5 スリット
5a 流出口
6 供給路
8a,8b サイドプレート
9 貫通孔
11,111 ノズル
12 プラグ本体
18 流出口
21 主材
22 副材
本発明のシート成形用ダイ(以下、ダイ1という)のいくつかの実施形態を、図面を参照して説明する。以下の説明で、x方向はスリットの流路高さ方向、y方向は鉛直方向である。z方向はマニホールドの延びる方向であり、軸方向または長手方向ともいう。本発明のシート成形用ダイは、主材の一部に副材が積層されたエンカプシュレーション構造を有する熱可塑性樹脂のシートの成形に好適に適用できる。図1はマニホールドとスリットの流路高さの半分の位置で切ったダイの断面図、図2は図1のA部拡大図、図3はプラグ部材の図示を省略した、図1のA部拡大図である。図1では、ノズル11は外形図として示されている。
ダイ1は、ダイプレート2と、ダイプレート2に固定された一対のサイドプレート8a,8bと、サイドプレート8a,8bに装着されるプラグ部材3,13と、を備えている。ダイプレート2は一対の金型であり、図示しないボルトによって互いに締結されている。ダイプレート2の内部(一対の金型で挟まれた空間)には主材が導入されるマニホールド4と、マニホールド4に接続されたスリット5と、が形成されている。マニホールド4は概ね水平方向(z方向)に延びる円筒形状の管状空間であり、スリット5は鉛直方向(y方向)及びz方向に広がる平板状の空間である。マニホールド4の断面形状は円形に限定されず、矩形などの多角形でもよい。ダイプレート2の内部にはさらに、マニホールド4の長手方向中央部でマニホールド4に接続される主材の供給路6が形成されている。主材の供給路6の上端には主材の流入口6aが形成されている。主材の供給路6から供給された主材はマニホールド4に充填される。
ダイ1は、本実施形態においては、マニホールド4と主材の供給路6がT字形をなすいわゆるTダイであるが、主材の供給路6がマニホールド4の一方の端部に設けられたいわゆるLダイであってもよい。また、本実施形態のTダイは直線状に延びるマニホールド4を備えているが、長手方向中央部を中心に流路が屈曲または湾曲したハンガーコート型など、公知の種々の形状が適用可能である。
スリット5はマニホールド4の下部に連結されており、シート幅とほぼ等しい幅(z方向寸法)を有している。スリット5はマニホールド4に接続され、下端に主材と副材の流出口5aを備えている。マニホールド4内の加圧された樹脂はマニホールド4とスリット5の接続部7からスリット5に流入し、流出口5aから排出される。
マニホールド4の長手方向(z方向)両側の端部は開口端4a,4bとなっている。また、ダイプレート2の、マニホールド4の長手方向(z方向)に関する両側側方、すなわちマニホールド4の軸方向端部には、一対のサイドプレート8a,8bが設けられている。サイドプレート8a,8bには、マニホールド4の開口端4a,4bと連通する貫通孔9が設けられている(図3参照)。一方のサイドプレート8aの貫通孔9は副材が供給される第1のプラグ部材3で塞がれており、他方のサイドプレート8bの貫通孔9は副材が供給されない第2のプラグ部材13で塞がれている。第2のプラグ部材13はマニホールド4に挿入される挿入部13aを有している。挿入部13aはマニホールド4の内部空間の幅(z方向寸法)がスリット5に向けて漸増するように、上部が下部より長く形成されている。第2のプラグ部材13を設ける代わりに、副材が供給されない方のマニホールド4の開口端4bを、開口のないサイドプレートで塞いでもよい。また、マニホールド4が一方の軸方向端部のみに開口端4aを有し、他方の軸方向端部はダイプレート2で塞がれていてもよい。すなわち、マニホールド4の少なくとも一方の軸方向端部に開口端が形成されていればよい。シートの両側に副材を形成する場合は、両側の貫通孔9に第1のプラグ部材3を設けてもよい。ダイプレート2とサイドプレート8a,8bの間には樹脂の漏えいを防止するためのサイドプレートパッキン10が挿入されている。以下、第1のプラグ部材3を単にプラグ部材3という。
サイドプレート8aの貫通孔9はマニホールド4の開口端4aと同軸であり、マニホールド4から遠ざかるにつれて内径が段階的に増加している。具体的には、図3に示すようにサイドプレート8aの貫通孔9はマニホールド4側の第1の部分9aと、サイドプレート8aの外面側の第3の部分9cと、第1の部分9aと第3の部分9cの間に位置する第2の部分9bと、からなっている。第1の部分9aの内径はマニホールド4の内径とほぼ等しく、第2の部分9bの内径は第1の部分9aの内径より大きく、第3の部分9cの内径は第2の部分9bの内径より大きい。サイドプレート8aの貫通孔9の第1の部分9aと第2の部分9bの間には、x―y平面に位置する第1の面8cが形成されている。サイドプレート8aの貫通孔9の第2の部分9bと第3の部分9cの間には、第1の面8cと平行な第2の面8dが形成されている。説明は省略するが、サイドプレート8bもサイドプレート8aと同じ構成を有している。
図4はプラグ部材3の斜視図を、図5は図4のA−A線で切った断面図を示している。サイドプレート8aの貫通孔9にはプラグ部材3が装着されている。プラグ部材3は副材が流出する流出口18を備えたノズル11と、ノズル11を支持し、サイドプレート8aに着脱可能に保持されるプラグ本体12と、を有している。ノズル11の強度を高めるため、ノズル11は切削加工などによってプラグ本体12と一体形成されている。プラグ本体12との接続部14における応力集中を抑えるため、ノズル11の肉厚がプラグ本体12に向かって増加するようにしてもよい。ノズル11とプラグ本体12は円形の断面を有しているが、多角形、楕円形などでもよい。
ノズル11の内部には副材が流通する流路15が設けられている。図2に示すように、流路15は流入口15aにおいてプラグ本体12の流路16と連通しており、流路16は外部の副材の供給源(図示せず)と配管17で接続されている。ダイプレート2とスリット5との接続部7に面するノズル11の下面には流路15と連通する副材の流出口18が設けられている。従って、副材は供給源から、配管17、流路16を通って、流入口15aからノズル11に供給され、流出口18から排出される。流出口18はノズル11の軸方向zに延びる細長い開口であり、副材の形成範囲に応じてその長さ、位置が決定される。また、流出口18のx方向の幅(間口)を調整することで副材の厚みを調整することができる。流出口18はノズル11の最下部に設けられているため、副材は鉛直方向下方に吐出される。
ノズル11のz軸と直交する面における外側断面積は、マニホールド4のz軸と直交する面における断面積より小さく、ノズル11の周囲はマニホールド4の空間となっている。このため、主材はノズル11の周囲を流動し、マニホールド4のz方向端部まで行き渡る。特に、図4に示すように、ノズル11の軸方向中央付近から先端部にかけての範囲19では、ノズル11がx方向に徐々に扁平化しており、これによってノズル11の周囲での主材の流動性が高められている。図1に示すように、副材は流出口18の長さ(z方向寸法)に対応する範囲27でノズル11から流出する。主材はマニホールド4の長手方向zの端部まで到達し、マニホールド4の長さ(z方向寸法)に対応する範囲28でマニホールド4から流出する。ノズル11から流出した副材は主材に包み込まれ、3層構造の溶融樹脂層が形成される。溶融樹脂層はスリット5へ流入し、この状態を保ったままスリット5を下方に流れ、流出口5aから吐出される。これによって、主材21に副材22が包まれたエンカプシュレーション構造のシート状の樹脂23が形成される。図6にはこのようにして形成された樹脂の断面図を示している。
ノズル11はプラグ本体12だけに支持されている。すなわち、ノズル11とマニホールド4の内面の間に、ノズル11を支持する支持脚などの支持構造物は設けられていない。支持構造物は主材の均一な流動を阻害するため、形成されたシートに筋が入るなどの外観不良を招きやすく、シートの品質に影響を与える場合がある。本実施形態ではマニホールド4内に主材の流動を阻害する支持構造物が設けられていないため、このような問題が生じにくい。また、本実施形態では、副材の吐出に必要なだけの長さのノズル11が片持ち梁構造でプラグ本体12に支持されており、マニホールド4全長に渡ってノズル11を設ける必要がない。すなわち、主材だけが形成される位置にノズル11を設ける必要がないため、主材の流動性への悪影響が抑制される。
ノズル11はプラグ本体12の長手方向中心軸から鉛直方向y下方に偏心して設けられている。この結果、ノズル11の長手方向中心軸はマニホールド4の中心軸よりも、マニホールド4とスリット5の接続部7に近接している。図7Aには、ノズル11がマニホールド4の上側に偏心して設けられている例を示している。副材はノズル11から流出した直後に、マニホールド4内をz方向端部に向けて流動する主材によって、マニホールド4の端部に向けて押される。この結果、副材はシート内の想定した位置よりマニホールド4の端部側に形成されやすくなり、さらに副材の軸方向長さも想定通りに形成されない可能性が増加する。図7Bには、ノズル11がマニホールド4の下側に偏心して設けられている例を示している。副材はノズル11から流出された直後に、主材から同様の影響を受けるが、ノズル11の流出口18とマニホールド4とスリット5の接続部7との距離が短いため、副材の形成位置が軸方向にずれにくい。従って、副材をより高い精度で想定した位置に形成することが可能となる。
図2に示すように、プラグ本体12はサイドプレート8aの貫通孔9と相補的な形状を有している。具体的には、プラグ本体12は外径が異なる3つの部分、すなわち小径部12aと中径部12bと大径部12cとからなっている。小径部12aはノズル11より大きな外径と断面積を有し、中径部12bは小径部12aより大きな外径と断面積を有し、大径部12cは中径部12bより大きな外径と断面積を有している。小径部12aと中径部12bと大径部12cは同軸である。小径部12aはマニホールド4の軸方向端部を形成する第1の端面12dを有し、ノズル11は第1の端面12dから延びている。中径部12bの小径部12aとの接続部は第1の端面12dと平行な第2の端面12eを形成している。大径部12cの中径部12bとの接続部は第1及び第2の端面12d,12eと平行な第3の端面12fを形成している。第1の端面12dがダイプレート2の側面とほぼ一致しているため、ノズル11の長さが最小化され、ノズル11の強度の確保が容易となっている。小径部12aはサイドプレート8aの貫通孔9の第1の部分9aに収容され、中径部12bはサイドプレート8aの貫通孔9の第2の部分9bに収容され、大径部12cはサイドプレート8aの貫通孔9の第3の部分9cに収容される。
小径部12aの第1の端面12dに隣接する側面12gはサイドプレートパッキン10の内周部と隣接しており、サイドプレートパッキン10と主材の接触を抑制している。このため、サイドプレートパッキン10のシール効果を高めることができる。サイドプレート8aの第1の面8cと中径部12bの第2の端面12eとの間にはプラグパッキン20が設けられている。中径部12bはプラグパッキン20を押し付ける押圧部としての役目を有している。プラグパッキン20は、サイドプレート8aの貫通孔9とプラグ本体12との間の隙間からの主材の漏洩を防止する。
図2,4に示すように、プラグ本体12の大径部12cには複数の貫通孔28が円周方向に設けられている。サイドプレート8aの第2の面8dには、貫通孔28と対向する、ねじ溝が形成された穴24が設けられている。ボルト25を貫通孔28に通し、穴24に係合させ、ナット26で締め付けることで、プラグ本体12の最も大きな大きな第3の端面12fがサイドプレート8aの第2の面8dに密着する。これによって、プラグ本体12はサイドプレート8aに強固に固定される。ナット26を緩めることでプラグ本体12をサイドプレート8aから容易に取り外すことができる。本実施形態ではプラグ本体12の全体がサイドプレート8の貫通孔9に収容されるが、プラグ本体12の一部がサイドプレート8aの貫通孔9から突き出していてもよく、プラグ本体12の少なくとも一部が貫通孔9を塞いでいればよい。
図8Aはプラグ部材の他の実施形態103を示す斜視図である。図8Bは図8Aに示す実施形態の図7A,7Bと同様の図である。ノズル111は円形断面のマニホールド4と同じ径の半円断面を有している。この結果、ノズル111はマニホールド4の内周面の一部と(本実施形態では半周分の長さで)接している。ノズル111の端部はマニホールド4とスリット5の接続部7のx方向中央部と対向している。従って、マニホールド4とスリット5の接続部7は、一部がノズル111の流出口18と連通し、他はマニホールド4の内部空間と連通している。接続部7のx方向片側が副材の流路となり、残りが主材の流路となるため、副材は主材に囲まれることなく主材の上に積層され、主材と副材との2層構造が形成される。ノズル111の断面形状は半円形に限定されず、三分の一円、四分の一円でもよい。より一般的には、ノズル111は、スリット5とマニホールド4の接続部7の、スリット5の流路高さh方向(x方向)における一端5bから流路高さhの途中までの部分を覆っていればよく、ノズル111の流出口18は接続部7の当該部分と対向していればよい。
シートを成形するときは、プラグ部材3を貫通孔9に挿入し、サイドプレート8aに固定する。これによって、ノズル11がマニホールド4の内部に位置し、プラグ部材3がサイドプレート8aの貫通孔9に収容され、プラグ部材3がサイドプレート8aに支持されるように装着される。次に、主材をマニホールド4に導入する。これとともに、副材をプラグ部材3に導入し、ノズル11の流出口18から排出させる。これによって、マニホールド4に導入された主材と、ノズル11の流出口18から排出された副材の層が形成され、スリット5の流出口18から排出される。プラグ部材3はシートの成形件によって容易に交換することができる。プラグ本体12は全てのプラグ部材3で共通とすることができるため、ノズル11の長さ、流出口18の長さ、流出口18の幅などが異なる複数のプラグ部材3を準備すればよい。ノズル11の偏心位置が互いに異なる複数のプラグ部材3を用意することもできる。
(実施例)
以下、本発明のいくつかの実施例について説明する。実施例1〜4と比較例で用いたダイ1は図1〜4に示すダイ1と同様の構成を有しており、ダイ1の幅(z方向寸法)は270mm、マニホールド4は内径20mmの真円形状である。ノズル11の断面形状は円形、z方向長さは67mm、副材の流出口18はマニホールド4の軸方向端面から測って10mmの位置から60mmの位置まで延びており、長さは50mmである。主材及び副材としてフィルム成形グレードのポリプロピレン(メルトインデックス(MI)=3)を使用した。主材、副材とも同一の原料を使用し、副材を顔料で着色することで副材の積層形状を観察した。
表1に、実施例1〜4と比較例におけるパラメータを、形成された副材の形状及び位置とともに示す。比較例1と実施例1〜3ではノズル11の中心がマニホールド4の中心と一致しており、実施例4ではノズル11の中心がマニホールド4の中心から偏心している。
Figure 0006711912
比較例(ノズル径18mm)では、副材だけがシート端部に形成され、副材と主材のエンカプシュレーション構造が明確にみられなかった。これはノズル径が大きく、マニホールド4内での主材の流路が狭くなったため、主材がノズル11の周囲を流れにくくなったためと推察される。
実施例1(ノズル径16mm)では、副材の周囲への主材の積層が確認できた。このとき、ノズル11のz方向と直交する面における断面積の、マニホールド4のz方向と直交する面における断面積に対する比率は64%であった。実施例2(ノズル径13mm)では、主材がマニホールド4の端部まで行き渡り、比較的良好なエンカプシュレーション構造が得られた。実施例3(ノズル径10mm)では、実施例2と同様、比較的良好なエンカプシュレーション構造が得られたが、副材はやや端部側に形成された。これはノズル11から流出した副材が主材の流動の影響を受け、マニホールド4端部へ押されたためと推察される。ノズル11をマニホールド4の中心からダイ1出口側へ3mm偏心させた実施例4(ノズル径10mm)では、良好なエンカプシュレーションが得られるとともに、副材がほぼ所望の位置に形成された。これはマニホールド4の端部まで主材の流路が十分に確保でき、主材がマニホールド4の端部まで行き渡ったこと、及び副材が主材の流動による影響を比較的受けにくかったためと推察される。
一般に、Tダイによるシート成形では、ネックイン等のダイ1からの樹脂吐出後に生じるシートの変形挙動のため、副材の形成位置がノズル11の流出口18の位置と一致することは少なく、副材の長さがノズル11の流出口18の長さと一致することも少ない。しかし、この実験結果が示すように、ノズル11の断面積とマニホールド4の断面積の比率やノズル11の設置位置は予め適正化が可能であり、また、シートの変形挙動についても解析等で予め予測可能である。従って、副材の形状や位置の精度が工業的に利用可能なレベルで得られるシートを作成するのに適したプラグ部材3を予め設計することができる。
上述の実施例1〜4と比較例は、プラグ部材3を交換することで実施している。すなわち、一つの実施例ないし比較例の実験が終了した後に、樹脂圧力がほぼ0Paに低下するまでTダイ内の樹脂を排出し、樹脂配管をプラグ部材3から取外し、プラグ部材3をダイ1から取り外し、新たなプラグ部材3をダイ1に装着し、新たに装着したプラグ部材3に樹脂配管を接続している。これらの工程を含めたプラグ部材3の交換に要する時間は約15分であった。プラグ部材3の交換が容易に行えるため、実施例1〜4と比較例を1日間で終了することができた。すなわち、本発明のダイ1では短時間でプラグ部材3を交換することができるため、シートの成形条件の最適化が容易かつ迅速に行える。
表2は図8Aに示す半円形状のノズル111を用いた実施例5を示している。ノズル径は20mmとした。本実施例ではマニホールド4での主材の流れが片側に制限されるため、副材と主材の2層の積層形状を形成することができた。
Figure 0006711912
実施例1〜5と比較例より、良好なエンカプシュレーションを形成するために、マニホールド4の断面積に対するノズル11の断面積の占有率は64%以下であることが好ましい。ノズル11の中心軸をマニホールド4の断面中央よりもスリット5との接続部7に近接させることがさらに好ましく、副材が主材の流動の影響を受けにくくなり、より高い位置精度で副材を形成することができる。
前述のようにノズル11の外径がマニホールド4の内径より小さいため、ノズル11はその周囲を流動する主材の流動圧力による影響を受ける。ノズル11自体が弓なりに変形することは生じにくいが、プラグ本体12に接続されるノズル11の付け根部分に応力が集中する可能性がある。そこで、実施例4のプラグを対象にノズル11に生じる応力を解析で求めた。まず、Tダイ内に比較的高粘度(MFR=1.9)のポリプロピレンを220℃の一定温度で流動させた条件で流動解析を行った。次に、流動解析で得られた内部樹脂圧力分布をTダイ流路の壁面の圧力境界条件に設定し、構造解析を実施し、各部品に生じる応力を求めた。対象とした270mm幅のTダイは一般的に1時間あたり数kg〜25kgの樹脂を吐出するが、本解析では安全側に1時間あたり100kgの吐出量を仮定した。構造解析の結果、最大応力はノズル11の付け根部分で発生し、その値は63.2MPaであった。一般的な炭素鋼材の降伏応力は350MPa程度、圧延鋼材は200MPaであり、通常Tダイ部材として採用されるクロムモリブデン鋼の降伏応力は835MPa程度である。解析によって得られた最大応力は降伏応力よりも十分に低く、支持脚などの支持構造物を設けなくても十分なノズル11の強度が確保できることが確認された。

Claims (6)

  1. 主材の一部に副材が積層されたシートを成形するためのシート成形用ダイであって、
    主材が導入され、少なくとも一方の軸方向端部に開口端が形成されたマニホールドと、
    前記マニホールドの前記少なくとも一方の軸方向端部に位置し、前記開口端と連通する貫通孔を備えたサイドプレートと、
    前記マニホールドの内部に位置し、前記副材が供給される流入口と前記副材を前記マニホールドに排出する流出口とを備え、前記マニホールドより断面積が小さいノズルと、少なくとも一部が前記貫通孔に収容され、前記ノズルを支持し、前記サイドプレートに着脱可能に支持されるプラグ本体と、を有するプラグ部材と、
    前記マニホールドに接続され、前記マニホールドから排出された前記主材及び前記副材の流出口を備えるスリットと、を有し、
    前記ノズルは、前記スリットと前記マニホールドとの接続部の、前記スリットの流路高さ方向における一端から流路高さの途中までの部分を覆い、前記ノズルの前記流出口は前記接続部の前記部分と対向している、シート成形用ダイ。
  2. 前記マニホールドは円筒形状を有し、前記ノズルは前記マニホールドと同じ径の半円断面を有している、請求項1に記載のシート成形用ダイ。
  3. 前記ノズルは前記プラグ本体だけに支持されている、請求項1または2に記載のシート成形用ダイ。
  4. 前記プラグ本体は、前記マニホールドの前記少なくとも一方の軸方向端部の端面を形成する端部を有し、前記ノズルは前記端部から延びている、請求項1から3のいずれか1項に記載のシート成形用ダイ。
  5. 前記マニホールドと前記プラグ本体との境界部にサイドプレートパッキンを有し、前記プラグ本体は前記境界部において、前記ノズルの断面積よりも大きな面積を有し且つ前記サイドプレートパッキンに隣接している、請求項1から4のいずれか1項に記載のシート成形用ダイ。
  6. 少なくとも一方の軸方向端部に開口端が形成されたマニホールドと、前記マニホールドの前記少なくとも一方の軸方向端部に位置し、前記開口端と連通する貫通孔を備えたサイドプレートと、前記マニホールドに接続され、前記主材と前記副材の流出口を備えるスリットと、を有するシート成形用ダイによって、主材の一部に副材が積層されたシートを成形する方法であって、
    前記マニホールドより断面積が小さいノズルと、前記ノズルを支持するプラグ本体とを有するプラグ部材を、前記ノズルが前記マニホールドの内部に位置し、前記プラグ部材の少なくとも一部が前記サイドプレートの前記貫通孔に収容され、前記プラグ部材が前記サイドプレートに支持されるように装着することと、
    前記主材を前記マニホールドに導入することと、
    前記副材を前記プラグ部材に導入し、前記ノズルの流出口から排出させることと、
    前記マニホールドに導入された前記主材と、前記ノズルの前記流出口から前記マニホールドに排出された前記副材を、前記スリットの前記流出口から排出させることと、を有し、
    前記ノズルは、前記スリットと前記マニホールドとの接続部の、前記スリットの流路高さ方向における一端から流路高さの途中までの部分を覆い、前記ノズルの前記流出口は前記接続部の前記部分と対向している方法。
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