JP6711251B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流電源から負荷へと至る電源供給経路に直列に介在する開閉用MOSトランジスタおよび保護用MOSトランジスタの駆動を制御する駆動装置に関する。
例えばモータなどの駆動を制御する駆動装置では、電源であるバッテリの正側端子および負側端子が逆に接続される状態(以下、逆接続と呼ぶ)が生じると、過大な逆向きの電流が流れることにより、トランジスタなどの回路素子の故障を招くおそれがある。特許文献1には、このような逆向きの電流から回路素子を保護するため、元々設けられる電源遮断用のMOSトランジスタとは寄生ダイオードの向きが逆となるように接続された保護用のMOSトランジスタを設ける構成が開示されている。この場合、保護用のMOSトランジスタの寄生ダイオードにより逆向きの電流を遮断することが可能となる。
特開2016−127364号公報
しかし、上記した従来技術の構成では、負荷に供給される電源と駆動装置に供給される電源とが分離されていないと、逆接続時に流れる電流を遮断することができない可能性がある。なぜなら、逆接続時、駆動回路にも正常に電源供給が行われなくなると、保護用のMOSトランジスタを制御することができず、保護用のMOSトランジスタがオンのままとなって逆向きの電流を遮断することができないおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、逆接続時に流れる電流を確実に遮断することができる駆動装置を提供することにある。
請求項1に記載の駆動装置は、直流電源から負荷へと至る電源供給経路に直列に介在するものであり且つ互いの寄生ダイオードが逆向きとなるように接続された開閉用MOSトランジスタおよび保護用MOSトランジスタの駆動を制御する。駆動装置は、開閉用MOSトランジスタおよび保護用MOSトランジスタを駆動する駆動部を備えている。駆動部は、直流電源の高電位側端子に接続される高電位側電源線および直流電源の低電位側端子に接続される低電位側電源線を介して直流電源から電源供給を受けて動作する。
上記構成では、負荷に供給される電源と駆動部に供給される電源とが同じになっている。そのため、直流電源が逆接続された場合、駆動部は、正常に電源供給がされなくなることから、保護用MOSトランジスタを制御することができなくなる。そうすると、駆動部による保護用MOSトランジスタの制御が行われなくなり、保護用MOSトランジスタがオンの状態が維持されてしまい、逆向きの電流を遮断することができない。
そこで、駆動装置は、さらに、逆接保護制御部を備えている。逆接保護制御部は、高電位側電源線および低電位側電源線の電位関係が正常の関係とは逆転した関係になると、駆動部による駆動に関係なく保護用MOSトランジスタを強制的にオフ駆動して電源供給経路に流れる電流を遮断する保護動作を実行する。
上記構成では、直流電源の逆接続が生じると、高電位側電源線および低電位側電源線の電位関係が正常の関係とは逆転した関係になるため、逆接保護制御部による保護動作が実行される。これにより、たとえ駆動部が正常に動作していなくとも、保護用MOSトランジスタがオフ駆動され、逆接続に起因して生じる逆向きの電流が流れる経路が遮断される。したがって、上記構成によれば、逆接続時に流れる電流を確実に遮断することができるという優れた効果が得られる。
第1実施形態に係る駆動装置およびその駆動対象の構成を模式的に示す図 第1実施形態に係る駆動装置およびその駆動対象の具体的な構成例を示す図 第1実施形態に係る通常時の各トランジスタのゲート電圧を模式的に示す図 第1実施形態に係る逆接続時の各トランジスタのゲート電圧を模式的に示す図 第2実施形態に係る駆動装置およびその駆動対象の具体的な構成例を示す図 第3実施形態に係る駆動装置およびその駆動対象の具体的な構成例を示す図
以下、本発明の複数の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図4を参照して説明する。
図1に示す駆動装置1は、直流電源2から負荷3へと至る電源供給経路に直列に介在するトランジスタQ1、Q2の駆動を制御するもので、半導体集積回路(IC)として構成されている。
直流電源2は、例えば車載のバッテリであり、その高電位側端子には高電位側電源線L1(以下、電源線L1と省略する)が接続され、その低電位側端子には低電位側電源線L2(以下、電源線L2と省略する)が接続されている。トランジスタQ1、Q2は、いずれもNチャネル型MOSトランジスタであり、ドレイン・ソース間にソース側をアノードとして接続された寄生ダイオード(ボディダイオード)を備えている。
トランジスタQ1のドレインは、電源線L1に接続され、そのソースはトランジスタQ2のソースに接続されている。トランジスタQ2のドレインは、負荷3を介して電源線L2に接続されている。このように、トランジスタQ1、Q2は、互いの寄生ダイオードが逆向きとなるように接続されている。本実施形態では、トランジスタQ1が開閉用MOSトランジスタに相当し、トランジスタQ2が保護用MOSトランジスタに相当する。
駆動装置1の端子P1は、ダイオードD1を逆方向に介して電源線L1に接続されている。駆動装置1の端子P2、P3は、それぞれ電源線L1、L2に接続されている。駆動装置1は、制御部4、駆動部5および逆接保護制御部6を備えている。制御部4および駆動部5は、直流電源2から端子P1、P3を介して電源供給を受けて動作する。
駆動部5は、制御部4から与えられる制御信号に従い、トランジスタQ1、Q2を駆動するためのゲート駆動信号を生成する。それらゲート駆動信号は、端子P4、P5を介してトランジスタQ1、Q2の各ゲートにそれぞれ与えられる。制御部4は、次のように駆動部5の動作を制御する。すなわち、制御部4は、負荷3への通電を行う際、トランジスタQ1、Q2の双方がオン駆動されるように駆動部5の動作を制御する。
逆接保護制御部6は、電源線L1およびL2の電位関係が正常の関係とは逆転した関係になると、駆動部5による駆動に関係なくトランジスタQ2を強制的にオフ駆動して直流電源2から負荷3へと至る電源供給経路に流れる電流を遮断する保護動作を実行する。逆接保護制御部6は、このような保護動作を実現するための構成として、電位関係検出部7および電位固定部8を備えている。電位関係検出部7には、端子P2、P3を介して電源線L1、L2の各電圧が与えられている。電位関係検出部7は、上記各電圧を分圧し、その分圧電圧に基づいて電源線L1、L2の電位関係を検出する。
直流電源2の逆接続が生じていない正常時、電源線L1、L2の電位関係は下記(1)式に示す関係となる。ただし、電源線L1およびL2の各電位をそれぞれL1およびL2とする。
L1>L2 …(1)
また、直流電源2の逆接続が生じている逆接続時、電源線L1、L2の電位関係は下記(2)式に示す関係となる。
L1<L2 …(2)
以下の説明では、上記(1)式に示す関係を「正常の関係」と呼び、上記(2)式に示す関係を「逆転した関係」と呼ぶ。電位関係検出部7は、電源線L1、L2の電位関係が「正常の関係」および「逆転した関係」のいずれであるかを検出し、その検出結果を表す信号を電位固定部8に与える。
電位固定部8は、電位関係検出部7から電源線L1、L2の電位関係が逆転した関係であることを表す信号が与えられると、トランジスタQ2のゲート電位を電源線L1の電位に固定する。詳細は後述するが、このようにすることで、前述した保護動作が実現されるようになっている。
このような機能を有する駆動装置1の具体的な構成としては、例えば図2に示すような構成を採用することができる。図2では、モータMおよびモータMを駆動する駆動回路により負荷3が構成される場合を例示している。この場合、上記駆動回路は、4つのトランジスタQ3〜Q6からなるHブリッジ回路として構成されている。
トランジスタQ3〜Q6は、いずれもNチャネル型MOSトランジスタであり、ドレイン・ソース間にソース側をアノードとして接続された寄生ダイオードを備えている。この場合、トランジスタQ3、Q4の相互接続ノードN1がモータMの一方の端子に接続され、トランジスタQ5、Q6の相互接続ノードN2がモータMの他方の端子に接続されている。また、トランジスタQ3、Q5の相互接続ノードN3がトランジスタQ2のドレインに接続され、トランジスタQ4、Q6の相互接続ノードN4が電源線L2に接続されている。
駆動装置1は、このような構成の負荷3を駆動する負荷駆動部10を備えている。負荷駆動部10は、駆動部5と同様、直流電源2から端子P1、P3を介して電源供給を受けて動作する。負荷駆動部10は、トランジスタQ3〜Q6を駆動するためのゲート駆動信号を生成する。それらゲート駆動信号は、端子P6〜P9を介してトランジスタQ3〜Q6の各ゲートにそれぞれ与えられる。なお、図示は省略するが、上記各ゲート駆動信号を出力するための出力段は、2つのNチャネル型MOSトランジスタによるハーフブリッジ回路で構成されている。
駆動部5は、チャージポンプ回路11、トランジスタQ7〜Q10およびゲート抵抗Rg1、Rg2を備えている。チャージポンプ回路11は、端子P1を介して供給される電圧を昇圧した昇圧電圧を生成して出力する。トランジスタQ7〜Q10は、いずれもNチャネル型MOSトランジスタであり、ドレイン・ソース間にソース側をアノードとして接続された寄生ダイオードを備えている。
トランジスタQ7のドレインは、チャージポンプ回路11の出力端子に接続され、そのソースはトランジスタQ8のドレインに接続されている。トランジスタQ8のソースは、端子P3に接続されている。トランジスタQ9のドレインは、チャージポンプ回路11の出力端子に接続され、そのソースはトランジスタQ10のドレインに接続されている。トランジスタQ10のソースは、端子P3に接続されている。
トランジスタQ7、Q8の相互接続ノードN5は、トランジスタQ1に対応したゲート駆動信号の出力端子となるものであり、ゲート抵抗Rg1を介して端子P4に接続されている。トランジスタQ9、Q10の相互接続ノードN6は、トランジスタQ2に対応したゲート駆動信号の出力端子となるものであり、ゲート抵抗Rg2を介して端子P5に接続されている。制御部4は、駆動部5のトランジスタQ7〜Q10の駆動を制御する。
逆接保護制御部6は、抵抗R1〜R4およびトランジスタQ11〜Q13を備えている。端子P2および端子P3の間には、抵抗R1およびR2の直列回路が接続されている。トランジスタQ11〜Q13は、いずれもNチャネル型MOSトランジスタであり、ドレイン・ソース間にソース側をアノードとして接続された寄生ダイオードを備えている。トランジスタQ11のドレインは端子P2に接続され、そのソースはトランジスタQ12のソースに接続されている。トランジスタQ12のドレインは、抵抗R3およびR4の直列回路を介して端子P3に接続されている。
トランジスタQ11、Q12の各ゲートは、抵抗R1およびR2の相互接続ノードN7に接続されている。トランジスタQ13のドレインは端子P5に接続され、そのソースはトランジスタQ12のドレインに接続されている。トランジスタQ13のゲートは、抵抗R3およびR4の相互接続ノードN8に接続されている。
本実施形態では、抵抗R1の抵抗値が抵抗R2の抵抗値よりも非常に高い値となるように各抵抗値が設定されている。具体的には、それら各抵抗値は、相互接続ノードN7の電圧が、逆接続時にほぼ直流電源2の電圧レベル(例えば12V)になるとともに、正常時にほぼ0Vになるような値に設定されている。また、抵抗R3、R4の各抵抗値は、逆接続時、トランジスタQ13のゲート・ソース間電圧が、トランジスタQ13をオン駆動するための閾値電圧以上の電圧になるような値に設定されている。
上記構成では、抵抗R1、R2およびトランジスタQ11、Q12により電位関係検出部7が構成されるとともに、抵抗R3、R4およびトランジスタQ13により電位固定部8が構成されている。電位固定部8を構成するトランジスタQ13は、トランジスタQ2のゲートと電源線L1との間を開閉するスイッチに相当する。電位固定部8を構成する抵抗R3およびR4は、電位関係検出部7により電位関係が正常の関係であることが検出されるとトランジスタQ13をオフし、上記電位関係が逆転した関係であることが検出されるとトランジスタQ13をオンするスイッチ制御部12に相当する。
次に、上記構成の作用について、図3および図4も参照して説明する。なお、以下では、直流電源2の電圧値が例えば12Vであるものとして説明する。
[1]正常時の動作
この場合、直流電源2の高電位側端子および低電位側端子の接続が正しく行われているため、電源線L1の電位が12Vであるとともに、電源線L2の電位が0Vである。つまり、電源線L1、L2の電位関係は正常の関係となっている。そのため、制御部4、駆動部5および負荷駆動部10に対し、正常に電源供給が行われている。したがって、制御部4、駆動部5および負荷駆動部10は、いずれも通常通りの動作状態となる。
すなわち、駆動部5は、トランジスタQ1、Q2をオン駆動するためのゲート駆動信号を出力する。これにより、図3に示すように、トランジスタQ1、Q2の各ゲート電圧がONレベルとなり、トランジスタQ1、Q2がオン駆動される。負荷駆動部10は、所望するモータMの通電状態に応じてトランジスタQ3〜Q6を駆動する。
なお、この場合、図3に示すように、トランジスタQ3、Q6のゲート電圧がONレベルである期間にはトランジスタQ4、Q5のゲート電圧がOFFレベルとなり、トランジスタQ3、Q6のゲート電圧がOFFレベルである期間にはトランジスタQ4、Q5のゲート電圧がONレベルとなる。つまり、トランジスタQ3、Q6と、トランジスタQ4、Q5とは、相補的にオンオフされる。
また、この場合、ノードN7の電圧がほぼ0Vとなり、トランジスタQ11、Q12がオフされる。トランジスタQ11、Q12のオフに伴い、トランジスタQ13のソース電圧は、電源線L2の電圧である0Vとなる。また、図3に示すように、トランジスタQ13のゲート電圧も、電源線L2の電圧である0V(OFFレベル)となり、トランジスタQ13がオフされる。このように、正常時、トランジスタQ13がオフされているため、逆接保護制御部6によって、駆動部5によるトランジスタQ2のオン駆動が妨げられることはない。
[2]逆接続時の動作
この場合、直流電源2の高電位側端子および低電位側端子の接続が誤って行われているため、電源線L1の電位が0Vであるとともに、電源線L2の電位が12Vである。つまり、電源線L1、L2の電位関係は逆転した関係となっている。そのため、制御部4、駆動部5および負荷駆動部10に対し、正常に電源供給が行われない。したがって、制御部4、駆動部5および負荷駆動部10は、いずれも通常通りに動作することができない。
特に、この場合、駆動部5は、トランジスタQ2をオフ駆動することができない。なぜなら、トランジスタQ2のソースは、トランジスタQ1のソースに接続されている。そのため、この場合、トランジスタQ2のソース電圧は、電源線L1の電位である0VよりもトランジスタQ1の寄生ダイオードの順方向電圧だけ高い電圧(例えば0.7V)となる。
一方、トランジスタQ2のゲート電圧は、電源線L2の電位である12VよりもトランジスタQ10の寄生ダイオードの順方向電圧だけ低い電圧(例えば11.3V)となる。このようなことから、トランジスタQ2のゲート・ソース間電圧が閾値電圧Vt以上となり、トランジスタQ2がオンしてしまう。
また、この場合、負荷駆動部10は、トランジスタQ3〜Q6をオフ駆動することができない。この理由は、前述した駆動部5がトランジスタQ2をオフ駆動することができない理由と同様である。そのため、図4に示すように、トランジスタQ3〜Q6のゲート電圧がいずれもONレベルとなり、トランジスタQ3〜Q6がオンしてしまう。
このようなことから、逆接続時、「電源線L2→トランジスタQ4→トランジスタQ3→トランジスタQ2→トランジスタQ1→電源線L1」という経路および「電源線L2→トランジスタQ6→トランジスタQ5→トランジスタQ2→トランジスタQ1→電源線L1」という経路で、過大な電流が流れるおそれがある。
このような過大な電流が流れると、トランジスタQ1〜Q6の素子発熱により、回路素子が故障する可能性がある。しかし、本実施形態では、逆接保護制御部6の次のような動作によって、上記過大な電流が流れることを防止している。すなわち、この場合、ノードN7の電圧がほぼ12Vとなり、トランジスタQ11、Q12がオンされる。
トランジスタQ11、Q12のオンに伴い、「端子P3→抵抗R4→抵抗R3→トランジスタQ12→トランジスタQ11(の寄生ダイオード)」という経路で電流が流れる。なお、この際に流れる電流は、抵抗R3、R4により制限されて比較的小さいものとなる。上記電流が流れることにより、図4に示すように、ノードN8の電圧、つまりトランジスタQ13のゲート電圧がONレベルとなり、トランジスタQ13がオンされる。
これにより、トランジスタQ2のゲート電圧は、電源線L1の電圧である0VよりもトランジスタQ11の寄生ダイオードの順方向電圧だけ高い電圧(例えば0.7V)となる。つまり、図4に示すように、トランジスタQ2のゲート電圧がOFFレベルとなり、トランジスタQ2がオフ駆動される。このように、逆接続時、逆接保護制御部6は、駆動部5によるトランジスタQ2の駆動に関係なく、トランジスタQ2を強制的にオフ駆動する。そのため、上述した各経路がいずれも遮断され、過大な電流が流れることが防止される。なお、トランジスタQ2の寄生ダイオードは、電源線L2側がカソードとなるように接続されている。そのため、上述した動作により、トランジスタQ2の寄生ダイオードを経由した逆方向電流の発生も防止される。
以上説明した本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
本実施形態では、直流電源2の逆接続が生じると、電源線L1およびL2の電位関係が正常の関係とは逆転した関係になる。そのため、逆接保護制御部6は、駆動部5による駆動に関係なくトランジスタQ2を強制的にオフ駆動して電源供給経路に流れる電流を遮断する保護動作を実行する。これにより、たとえ駆動部5が正常に動作していなくとも、トランジスタQ2がオフ駆動され、逆接続に起因して生じる逆向きの電流が流れる経路が遮断される。このように、本実施形態によれば、逆接続時に流れる電流を確実に遮断することができるため、直流電源2が誤って逆接続された場合であっても、トランジスタQ1〜Q6などの回路素子の故障を防止することができる。
逆接保護制御部6は、抵抗R3、R4により逆接続時に流れる電流を制限するようになっており、比較的小さな電流を流すことができればよい構成となっている。そのため、逆接保護制御部6を構成するトランジスタQ11〜Q13としては、そのような小さな電流を流すことが可能な比較的小さいサイズのものを用いることができる。したがって、本実施形態によれば、回路面積の増加およびコストアップを小さく抑えつつ、逆接続時に流れる電流を確実に遮断することができる。
電位関係検出部7は、抵抗R1、R2により電源線L1、L2の電圧を分圧し、その分圧電圧に基づいて電源線L1、L2の電位関係を検出するような構成となっている。このようにすれば、簡単な回路構成で電位関係を検出することができるため、上述した回路面積の増加およびコストアップを小さく抑えるといった効果が一層高まることになる。
電位固定部8は、電位関係検出部7により電源線L1、L2の電位関係が逆転した関係であることが検出されると、Nチャネル型MOSトランジスタであるトランジスタQ2のゲート電位を電源線L1の電位に固定する。このようにすれば、逆接続時、トランジスタQ2のゲート電圧を確実にOFFレベル(0V)にしてトランジスタQ2をオフ駆動することができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について図5を参照して説明する。
図5に示すように、本実施形態の駆動装置21は、第1実施形態の駆動装置1に対し、逆接保護制御部6に代えて逆接保護制御部22を備えている点が異なる。逆接保護制御部22は、逆接保護制御部6に対し、電位固定部の構成が異なっている。この場合、電位固定部23は、抵抗R21〜R24およびコンパレータCP21を備えている。
トランジスタQ12のドレインと端子P3の間には、抵抗R21、R22の直列回路と、抵抗R23、R24の直列回路とがそれぞれ接続されている。抵抗R21、R22の相互接続ノードN21はコンパレータCP21の反転入力端子に接続され、抵抗R23、R24の相互接続ノードN22はコンパレータCP21の非反転入力端子に接続されている。
コンパレータCP21の出力端子は、端子P5に接続されている。コンパレータCP21は、動作用電源の供給を受けるための電源端子P21およびグランド端子P22を備えている。電源端子P21は端子P3に接続され、グランド端子P22はトランジスタQ12のドレインに接続されている。
このような構成により、コンパレータCP21は、トランジスタQ11、Q12がオンのとき、且つ電源線L1、L2の電位関係が逆転した関係となっているとき、動作用電源の供給を受けて動作可能な動作状態となる。つまり、コンパレータCP21は、逆接続が生じている逆接続時、電位関係検出部7により電源線L1、L2の電位関係が逆転した関係であることが検出されてトランジスタQ11、Q12がオンすると、動作状態になる。
また、コンパレータCP21は、トランジスタQ11、Q12がオフのとき、動作用電源の供給が停止されて動作不能な非動作状態となる。つまり、コンパレータCP21は、逆接続が生じていない正常時、電位関係検出部7により電源線L1、L2の電位関係が正常の関係であることが検出されてトランジスタQ11、Q12がオフすると、非動作状態になる。
抵抗R21〜R24の各抵抗値は、逆接続時、相互接続ノードN21の電圧が相互接続ノードN22の電圧よりも高くなるような値に設定されている。そのため、逆接続時、コンパレータCP21は、動作状態になるとともに、その出力信号の電圧レベルは0Vとなる。
次に、上記構成の作用について説明する。
[1]正常時の動作
この場合、制御部4、駆動部5および負荷駆動部10は、第1実施形態と同様、いずれも通常通りの動作状態となる。また、この場合、ノードN7の電圧がほぼ0Vとなり、トランジスタQ11、Q12がオフされる。これにより、コンパレータCP21は、非動作状態となる。トランジスタQ13のソース電圧は、電源線L2の電圧である0Vとなる。このように、正常時、コンパレータCP21が非動作状態であるため、逆接保護制御部22によって、駆動部5によるトランジスタQ2のオン駆動が妨げられることはない。
[2]逆接続時の動作
この場合、制御部4、駆動部5および負荷駆動部10は、第1実施形態と同様、いずれも通常通りに動作することができない。また、この場合、ノードN7の電圧がほぼ12Vとなり、トランジスタQ11、Q12がオンされる。これにより、コンパレータCP21は、動作状態となり、その出力信号の電圧レベルが0Vとなる。そのため、トランジスタQ2のゲート電圧がOFFレベル(0V)となり、トランジスタQ2がオフ駆動される。このように、逆接続時、逆接保護制御部22は、駆動部5によるトランジスタQ2の駆動に関係なく、トランジスタQ2を強制的にオフ駆動する。そのため、電源線L2から電源線L1へと向かう電流経路が遮断され、過大な電流が流れることが防止される。
以上説明したように、本実施形態の逆接保護制御部22は、第1実施形態の逆接保護制御部6と同様、逆接続時、駆動部5による駆動に関係なくトランジスタQ2を強制的にオフ駆動して電源供給経路に流れる電流を遮断する保護動作を実行する。したがって、本実施形態によっても、逆接続時に流れる電流を確実に遮断することができるため、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態について図6を参照して説明する。
図6に示すように、本実施形態の駆動装置31は、直流電源2から負荷3へと至る電源供給経路に直列に介在するトランジスタQ1、Q31の駆動を制御する。トランジスタQ31は、Pチャネル型MOSトランジスタであり、ドレイン・ソース間にドレイン側をアノードとして接続された寄生ダイオードを備えている。
トランジスタQ1のドレインは、電源線L1に接続され、そのソースはトランジスタQ31のドレインに接続されている。トランジスタQ31のソースは、負荷3を介して電源線L2に接続されている。このように、トランジスタQ1、Q31は、互いの寄生ダイオードが逆向きとなるように接続されている。本実施形態では、トランジスタQ31が保護用MOSトランジスタに相当する。
駆動装置31は、第1実施形態の駆動装置1に対し、逆接保護制御部6に代えて逆接保護制御部32を備えている点が異なる。逆接保護制御部32は、逆接保護制御部6に対し、電位固定部の構成が異なっている。この場合、電位固定部33は、抵抗R31、R32、トランジスタQ32およびダイオードD31を備えている。
トランジスタQ12のドレインは、抵抗R31およびR32の直列回路を介して端子P3に接続されている。トランジスタQ32は、Pチャネル型MOSトランジスタであり、ドレイン・ソース間にドレイン側をアノードとして接続された寄生ダイオードを備えている。トランジスタQ31のゲートは、抵抗R31およびR32の相互接続ノードN31に接続されている。トランジスタQ32のドレインは、ダイオードD31を順方向に介して端子P5に接続されている。トランジスタQ32のソースは、端子P3に接続されている。
抵抗R31およびR34の各抵抗値は、逆接続時、トランジスタQ32のソース・ゲート間電圧が、トランジスタQ31をオン駆動するための閾値電圧以上の電圧になるような値に設定されている。本実施形態では、トランジスタQ32は、トランジスタQ2のゲートと電源線L1との間を開閉するスイッチに相当する。また、抵抗R31およびR32は、電位関係検出部7により電位関係が正常の関係であることが検出されるとトランジスタQ32をオフし、上記電位関係が逆転した関係であることが検出されるとトランジスタQ32をオンするスイッチ制御部34に相当する。
次に、上記構成の作用について説明する。
[1]正常時の動作
この場合、制御部4、駆動部5および負荷駆動部10は、第1実施形態と同様、いずれも通常通りの動作状態となる。また、この場合、ノードN7の電圧がほぼ0Vとなり、トランジスタQ11、Q12がオフされる。トランジスタQ11、Q12のオフに伴い、トランジスタQ32のソース電圧およびゲート電圧は、いずれも電源線L2の電圧である0Vとなる。そのため、トランジスタQ32がオフされる。このように、正常時、トランジスタQ32がオフされているため、逆接保護制御部32によって、駆動部5によるトランジスタQ31のオン駆動が妨げられることはない。
[2]逆接続時の動作
この場合、制御部4、駆動部5および負荷駆動部10は、第1実施形態と同様、いずれも通常通りに動作することができない。また、この場合、ノードN7の電圧がほぼ12Vとなり、トランジスタQ11、Q12がオンされる。トランジスタQ11、Q12のオンに伴い、「端子P32→抵抗R32→抵抗R31→トランジスタQ12→トランジスタQ11(の寄生ダイオード)」という経路で電流が流れる。なお、この際に流れる電流は、抵抗R31、R32により制限されて比較的小さいものとなる。
上記電流が流れることにより、トランジスタQ32のソース・ゲート間電圧が閾値電圧以上の電圧となり、トランジスタQ32がオンされる。これにより、トランジスタQ31のゲート電圧は、電源線L2の電圧である12VよりもダイオードD31の順方向電圧だけ低い電圧となる。そのため、トランジスタQ31のゲート電圧がOFFレベルとなり、トランジスタQ31がオフ駆動される。このように、逆接続時、逆接保護制御部32は、駆動部5によるトランジスタQ31の駆動に関係なく、トランジスタQ31を強制的にオフ駆動する。そのため、電源線L2から電源線L1へと向かう電流経路が遮断され、過大な電流が流れることが防止される。
以上説明したように、本実施形態の逆接保護制御部32は、第1実施形態の逆接保護制御部6と同様、逆接続時、駆動部5による駆動に関係なくトランジスタQ31を強制的にオフ駆動して電源供給経路に流れる電流を遮断する保護動作を実行する。したがって、本実施形態によっても、逆接続時に流れる電流を確実に遮断することができるため、第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、逆接保護制御部32の電位固定部33は、ダイオードD31を備えている。ダイオードD31を設ける理由は次の通りである。すなわち、ダイオードD31を設けることなく、トランジスタQ32のドレインを端子P5に直接接続した場合、端子P5つまりトランジスタQ31のゲートからトランジスタQ32の寄生ダイオードを介して電源線L2へと至る電流経路が形成されてしまう。そうすると、正常時、逆接保護制御部32によって、駆動部5によるトランジスタQ31のオン駆動が妨げられるおそれがある。これに対し、本実施形態のようにトランジスタQ32のドレインと端子P5の間にトランジスタQ32側をアノードとして接続したダイオードD31を設ければ、正常時、逆接保護制御部32によって、駆動部5によるトランジスタQ31のオン駆動が妨げられることはない。
電位固定部33は、電位関係検出部7により電源線L1、L2の電位関係が逆転した関係であることが検出されると、Pチャネル型MOSトランジスタであるトランジスタQ31のゲート電位を電源線L2の電位に固定する。このようにすれば、逆接続時、トランジスタQ31のゲート電圧を確実にOFFレベル(約12V)にしてトランジスタQ31をオフ駆動することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で任意に変形、組み合わせ、あるいは拡張することができる。
逆接保護制御部の具体的な構成は、上記各実施形態で例示した構成に限らずともよく、電源線L1、L2の電位関係が正常の関係とは逆転した関係になると、駆動部5による駆動に関係なくトランジスタQ2を強制的にオフ駆動して直流電源2から負荷3へと至る電源供給経路に流れる電流を遮断する保護動作を実行することができる構成であればよい。
負荷3としては、図2などに示した構成に限らずともよく、例えば、抵抗負荷、誘導性負荷などでもよいし、3相モータおよびその3相モータを駆動する駆動回路により構成されてもよい。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
1、21、31…駆動装置、2…直流電源、3…負荷、5…駆動部、6、22、32…逆接保護制御部、7…電位関係検出部、8、23、33…電位固定部、12、34…スイッチ制御部、CP21…コンパレータ、L1…高電位側電源線、L2…低電位側電源線、Q1、Q2、Q13、Q31、Q32…トランジスタ。

Claims (5)

  1. 直流電源(2)から負荷(3)へと至る電源供給経路に直列に介在するものであり且つ互いの寄生ダイオードが逆向きとなるように接続された開閉用MOSトランジスタ(Q1)および保護用MOSトランジスタ(Q2、Q31)の駆動を制御する駆動装置(1、21、31)であって、
    前記直流電源の高電位側端子に接続される高電位側電源線(L1)および前記直流電源の低電位側端子に接続される低電位側電源線(L2)を介して前記直流電源から電源供給を受けて動作するものであり、前記開閉用MOSトランジスタおよび前記保護用MOSトランジスタを駆動する駆動部(5)と、
    前記高電位側電源線および前記低電位側電源線の電位関係が正常の関係とは逆転した関係になると、前記駆動部による駆動に関係なく前記保護用MOSトランジスタを強制的にオフ駆動して前記電源供給経路に流れる電流を遮断する保護動作を実行する逆接保護制御部(6、22、32)と、
    を備え、
    前記逆接保護制御部は、
    前記高電位側電源線および前記低電位側電源線の間の電圧を分圧し、その分圧電圧に基づいて前記高電位側電源線および前記低電位側電源線の電位関係を検出する電位関係検出部(7)を備え、
    前記電位関係検出部の検出結果に基づいて前記保護動作を実行し、
    前記電位関係検出部は、
    前記高電位側電源線および前記低電位側電源線の間に接続された抵抗(R1、R2)の直列回路と、
    前記高電位側電源線および前記低電位側電源線の間に接続され、前記抵抗の相互接続ノードの電圧である前記分圧電圧に基づいてオンオフされるトランジスタ(Q11、Q12)と、
    を備え、
    前記トランジスタのオンオフにより前記電位関係の検出結果を表すようになっており、
    前記逆接保護制御部は、
    前記電位関係検出部により前記電位関係が逆転した関係であることが検出されると、前記保護用MOSトランジスタのゲート電位を前記高電位側電源線または前記低電位側電源線の電位に固定する電位固定部(8、33)を備え、
    前記電位固定部は、
    前記保護用MOSトランジスタのゲートと前記高電位側電源線または前記低電位側電源線との間を開閉するスイッチ(Q13、Q32)を備え、
    前記スイッチは、前記電位関係検出部の前記トランジスタとは異なるトランジスタにより構成されている駆動装置。
  2. 前記保護用MOSトランジスタ(Q2)は、Nチャネル型であり、
    前記電位固定部(8)は、
    前記電位関係検出部により前記電位関係が逆転した関係であることが検出されると、前記保護用MOSトランジスタのゲート電位を前記高電位側電源線の電位に固定する請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記保護用MOSトランジスタ(Q31)は、Pチャネル型であり、
    前記電位固定部(33)は、
    前記電位関係検出部により前記電位関係が逆転した関係であることが検出されると、前記保護用MOSトランジスタのゲート電位を前記低電位側電源線の電位に固定する請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記電位固定部(8)は、
    さらに、前記電位関係検出部により前記電位関係が正常の関係であることが検出されると前記スイッチ(Q13)をオフし、前記電位関係が逆転した関係であることが検出されると前記スイッチ(Q13)をオンするスイッチ制御部(12)を備える請求項2に記載の駆動装置
  5. 前記電位固定部は、
    さらに、前記電位関係検出部により前記電位関係が正常の関係であることが検出されると前記スイッチ(Q32)をオフし、前記電位関係が逆転した関係であることが検出されると前記スイッチ(Q32)をオンするスイッチ制御部(34)を備える請求項3に記載の駆動装置
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