JP6709722B2 - 焼結軸受 - Google Patents

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Description

本発明は、焼結材料を使用して軸部材を支持する焼結軸受に関する。
焼結材料は、安定した品質かつ大量生産により製造できるだけでなく、溶製材では困難な組成を用いることが可能であり、また多孔質体を製造することができるなどの多くの利点を有している。このような性質を利用して、多孔質体の気孔内に吸収させておいた潤滑油を表面から一様にしみ出させることができる含油軸受や、潤滑性のよい黒鉛等を材料粉末中に含有することにより潤滑油が不要であるドライベアリング(乾燥摩擦軸受)等、潤滑油補給の手間が少なく給油の困難な場所などにも配置できる焼結製品、即ち、軸受に好適な焼結製品が実現されており、従来から焼結軸受として広く用いられている(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。
こうした焼結軸受は、例えばEGR(Exhaust Gas Recirculation、排気ガス再循環)装置の弁軸を支持する軸受として使用され、弁軸の軸方向に沿って排ガスや液体などが流出するのを防止する目的のリップシールとセットで組み付けられたEGRバルブが知られている(例えば、特許文献3を参照)。さらに、軸方向に沿ってガスや液体が流れ出ることを防止するシールを備えた焼結軸受としては、例えば、軸受部材にシール部材を一体化したものが知られている(例えば、特許文献4を参照)。また、軸受部材にシール部材を一体化した弁体を備えたバルブも知られている(例えば、特許文献5を参照)。
特開2004−68074号公報 特開2006−63398号公報 特開2013−7266号公報 特開2003−202022号公報 国際公開第2010/018650号
しかしながら、例えば、特許文献3のように軸受部材とは別にシール部材を保持したシール保持部材を組み込む構成では、シールを保持するために軸受部材とは別にシール保持部材を形成する必要があり、構造が複雑化して製造コストが高いという課題があった。また、軸受部材の端部に樹脂製のシールをインサート成形する構成では、軸受部材からシール部材が剥離しやすく、焼結体からなる軸受部材に、樹脂からなるシール部材を一体化させることが困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであって、軸方向に沿って流体が移動するのを阻止するシール部材を一体に備えた焼結軸受を、簡易な構成で低コストに提供することを目的とする。
すなわち、本発明の焼結軸受は、以下の構成を有する。
焼結材料から成り、軸孔を有する軸受スリーブと、一面が前記軸受スリーブに接するように配された輪環状のシール部材と、前記シール部材の前記一面とは反対側の他面に接し、該シール部材を前記軸受スリーブに係着させたワッシャー部材と、を備え、
前記ワッシャー部材は、前記軸受スリーブに対して固定されていることを特徴とする。
このような構成の焼結軸受によれば、焼結軸受は、機器等の軸を支持する軸受スリーブと、軸に沿った流体の移動を阻止するシール部材とが一体化された部品として機能する。これにより、軸を支持する軸受と、軸に沿った流体の移動を阻止するシールとを別部材としてそれぞれ組み込む場合と比較して、簡易な構成で低コストに軸受と流体のシールとの機能とを兼ね備えた部品を実現することができる。
また、エラストマー、樹脂など柔軟な部材からなるシール部材を、軸受スリーブとワッシャー部材との間で挟み込んで保持することにより、シール部材を軸受スリーブに直接接合した構成と比較して、シール部材が軸受スリーブから剥離するといった不具合が生じることが無く、信頼性の高いシール機能を実現することができる。
前記軸受スリーブが軸方向一端と軸方向他端との間に、前記軸方向に対して直角方向に広がる平坦面を備え、前記シール部材の前記一面は、前記平坦面に接することを特徴とする。
前記シール部材が前記軸受スリーブの一方の軸端面と前記ワッシャー部材との間に挟持されてなることを特徴とする。
前記シール部材の内径が前記軸受スリーブの前記軸孔の直径よりも小さいことを特徴とする。
本発明の焼結軸受によれば、軸方向に沿って流体が移動するのを阻止するシール部材を一体に備えた焼結軸受を、簡易な構成で低コストに提供することが可能になる。
本発明の第一実施形態に係る焼結軸受を示す一部破断斜視図である。 図1に示す焼結軸受に軸を保持させた状態を示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係る焼結軸受を示す断面図である。 本発明の第三実施形態に係る焼結軸受を示す断面図である。 従来の焼結軸受を示す要部拡大断面図である。
以下、本発明を適用した実施形態である焼結軸受について図面を参照して説明する。なお、以下に示す各実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。また、以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために、便宜上、要部となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態に係る焼結軸受を示す一部破断斜視図である。また、図2は、図1の焼結軸受に軸を保持させた状態を示す、図1のA−A’線に沿った断面図である。
焼結軸受10は、例えば、EGR装置のEGR通路に設けられたEGRバルブの構成部品として用いられる。EGRバルブのハウジングには、弁体を弁座に対して開閉させるためにアクチュエータにより往復運動(ストローク運動)される弁軸Sが、焼結軸受10を介して設けられる。この焼結軸受10は、弁軸Sとハウジングとの間を気密に封止するシールとしての機能と、軸受としての機能とが一体化された部材である。
焼結軸受10は、略円筒形の軸受スリーブ11と、輪環状のシール部材12と、ワッシャー部材(係着部材)13とから構成されている。
軸受スリーブ11は、焼結材料、特に固体潤滑材としてカーボン等を含む金属系焼結材料、例えば、青銅系(Cu−Sn−C)材やリン青銅系(Cu−Sn−P−C)材および白銅系(Cu−Ni−Sn−C、Cu−Ni−Sn−P−C)材、ニッケル銅系(Ni−Cu−Sn−P−C、Ni−Cu−Sn−P−BN)材などから形成されている。軸受スリーブ11の中心部には、例えば、EGRバルブの弁軸Sを中心軸Qに沿って貫通させるための軸孔21が形成されている。軸受スリーブ11は、軸方向の一端21aと軸方向の他端21bとの間に、軸方向に対して直角方向に広がる平坦面22を備えている。
シール部材12は、エラストマー、樹脂など、例えば、ポリウレタンゴム,四フッ化エチレン樹脂などから形成され、例えばEGRバルブの弁軸Sを貫通させるための内周面23が形成されている。こうしたシール部材12は、一面12aが軸受スリーブ11の平坦面22に接するように配されている。
シール部材12の内周面23の直径、即ちシール部材12の内径は、軸受スリーブ11の軸孔21の直径よりも小さく、かつ、弁軸Sの直径、即ち、軸径よりも小さい。これによって、図2に示すように、軸受スリーブ11の平坦面22に接するシール部材12の一面12a側から、例えば、EGRバルブの弁軸Sが焼結軸受10に差し込まれると、弁軸Sの直径よりも小さい直径の内周面23をもつシール部材12は、内周面23がシール部材12の一面12aとは反対側の他面12b側に湾曲し、内周面23の内周縁が弁軸Sに密着する。なお、シール部材12は、予め湾曲した形状にしておくこともできる。
ワッシャー部材(係着部材)13は板状の部材であり、例えば、ステンレス鋼,アルミ合金、鉄鋼材料などからなる金属製部材、あるいはセラミックスや樹脂であり、シール部材12の少なくとも他面12bに接し、シール部材12を軸受スリーブ11に係着させている。このワッシャー部材13は、例えば、軸受スリーブ11の軸方向一端21aの周縁部分に形成された複数のカシメ部24,24…によって軸受スリーブ11に係着され、シール部材12をこのワッシャー部材13と、軸受スリーブ11の平坦面22との間で挟持しており、軸受スリーブ11に対して固定されている。ワッシャー部材(係着部材)13の板厚は、例えば、0.3mm〜2mm程度である。
こうした構成によって、焼結軸受10は、軸、例えばEGRバルブの弁軸Sを支持する軸受スリーブ11と、軸に沿った流体、例えば、ガスの移動を阻止するシール部材12とが一体化された部品として機能する。
本実施形態では、エラストマー、樹脂など柔軟な部材からなるシール部材12を軸受スリーブ11とワッシャー部材13との間に挟み込み、軸受スリーブ11の軸方向一端21aの周縁部分に形成された複数のカシメ部24,24…によって軸受スリーブ11に係着している。このように、軸受スリーブ11とワッシャー部材13とをカシメといった容易な加工によって係着させるだけで、ワッシャー部材13とシール部材12とを容易に焼結軸受10に一体化させることができる。
これにより、従来のように、シール部材を軸受スリーブに直接接合した構成と比較して、本実施形態のシール部材12は、カシメ部24,24…によって係着された軸受スリーブ11とワッシャー部材13との間にシール部材12が強固に挟持されているから、接着などの直接接合で起こりうるシール部材が軸受スリーブから剥離するといった不具合が生じる虞が無く、簡易な構成で信頼性の高いシール機能を実現することができる。
また、軸を支持する軸受と、弁軸に沿った流体の移動を阻止するシールとを別部材としてそれぞれ組み込む場合と比較して、簡易な構成で低コストに軸受と流体のシールとの機能を実現することができる。
また、シール部材12を軸受スリーブ11とワッシャー部材13との間に挟み込み、軸受スリーブ11とシール部材12とを一体化させることによって、軸に沿って流れる流体、例えばガスのリーク経路を無くすことができ、流体のリークを抑制することが可能になる。
また、シール部材12の内径を軸径よりも小さくなるように形成することによって、シール部材12の内周面23は、軸受スリーブ11の平坦面22に接するシール部材12の一面12aとは反対側の他面12b側に湾曲する。これにより、シール部材12の一面12aが軸に対して広い面積で接触できるので、例えば、図2において、シール部材12の一面12a側が低圧、他面12b側が高圧の環境である時に、軸方向に他面12b側から一面12a側に向かおうとするガスなどの流体G1をより確実に封止することができる。
一方で、図5に示すような、従来の焼結軸受100では、軸受スリーブ101の一端側に輪環状のシール部材102が載置され、焼結軸受100が挿入される開口内にワッシャー部材104によってシール部材102が係止された構造となっている。
このような構成の従来の焼結軸受100では、ワッシャー部材104と軸受スリーブ101とが一体化されていないので、例えば、図5においては、軸方向にシール部材102の他面102b側から一面102a側に向かおうとするガスなどの流体G2が、軸受スリーブ101とシール部材102との隙間を介して漏れ出る懸念があった。
また、シール部材12は内周面23が他面12b側に湾曲することにより、シール部材12に湾曲状態から元の湾曲していない状態に戻ろうとする復元力が生じ、内周面23の内周縁と軸とがより強く密着し、軸に沿って流れようとするガスなど流体を、確実に封止することができる。
なお、上述した実施形態では、本発明の軸受部材をEGR装置のEGR通路に設けられたEGRバルブの構成部品として適用した例を挙げたが、本発明の軸受部材は、軸の周囲の流体が移動することを阻止し、かつ、軸を支持する軸受部材として、各種機器に広く適用することができ、EGRバルブの構成部品に限定されるものではない。
(第二実施形態)
図3は本発明の第二実施形態に係る焼結軸受を示す断面図である。なお、図1、2に示す第一実施形態と同様の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第二実施形態の焼結軸受30は、第一実施形態のようなカシメ部を介した軸受スリーブと係着部材との係着に代えて、圧入キャップとなるワッシャー部材(係着部材)33を用いている。このワッシャー部材33は、軸方向に平行な断面がL字状の部材であり、軸方向に円筒状に延びる外周部33aと軸方向に対して直角方向に外周部33aから内側に延びる輪環部33bとを有する。外周部33aの外径が軸受スリーブ31の平坦面22から続き軸方向に延びる内周壁36で囲まれた内径よりも僅かに大きくなるように形成されている。
シール部材12の一面12aが軸受スリーブ31の平坦面22に接するように配された状態で、圧入キャップとなるワッシャー部材33の輪環部33bをシール部材12の他面12bに向けて、ワッシャ―部材33の外周部33aを軸受スリーブ31の内周壁36に圧入することによって、シール部材12は、軸受スリーブ31の平坦面22とワッシャー部材33との間で挟持され、軸受スリーブ31とシール部材12とが一体化された焼結軸受30が実現できる。
(第三実施形態)
図4は本発明の第三実施形態に係る焼結軸受を示す断面図である。なお、図1、2に示す第一実施形態と同様の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第三実施形態の焼結軸受40は、第一実施形態のようなカシメ部を介した軸受スリーブと係着部材との係着に代えて、圧入キャップとなるワッシャー部材(係着部材)43を用いている。このワッシャー部材43は、軸方向に平行な断面がL字状の部材であり、軸方向に円筒状に延びる外周部43aと軸方向に対して直角方向に外周部43aから内側に延びる輪環部43bとを有していて、軸受スリーブ41の軸方向の一端面41aを覆うように配される。
また、軸受スリーブ41には、このワッシャー部材43の外周部43aの内周壁43sと係合する切欠外周面47が形成されている。ワッシャー部材43は、外周部43aの内周壁43sで囲まれた内径が、軸受スリーブ41の切欠外周面47の外径よりも僅かに小さくなるように形成されている。
シール部材12の一面12aが軸受スリーブ41の軸方向の一端面41aに接するように配された状態で、圧入キャップとなるワッシャー部材43の外周部43aの内周壁43sを軸受スリーブ41の切欠外周面47に圧入することによって、シール部材12は、軸受スリーブ41の軸方向の一端面41aとワッシャー部材43の輪環部43bとの間で挟持され、軸受スリーブ41とシール部材12とが一体化された焼結軸受40が実現できる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 焼結軸受
11 軸受スリーブ
12 シール部材
13 ワッシャー部材(係着部材)
21 軸孔
22 平坦面

Claims (4)

  1. 焼結材料から成り、軸孔を有する軸受スリーブと、一面が前記軸受スリーブに接するように配された輪環状のシール部材と、前記シール部材の前記一面とは反対側の他面に接し、該シール部材を前記軸受スリーブに係着させたワッシャー部材と、を備え、
    前記ワッシャー部材は、前記軸受スリーブに対して固定されていることを特徴とする焼結軸受。
  2. 前記軸受スリーブが軸方向一端と軸方向他端との間に、前記軸方向に対して直角方向に広がる平坦面を備え、前記シール部材の前記一面は、前記平坦面に接することを特徴とする請求項1記載の焼結軸受。
  3. 前記シール部材が前記軸受スリーブの一方の軸端面と前記ワッシャー部材との間に挟持されてなることを特徴とする請求項1記載の焼結軸受。
  4. 前記シール部材の内径が前記軸受スリーブの前記軸孔の直径よりも小さいことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一項記載の焼結軸受。
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