JP6707923B2 - 刺繍枠移送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、刺繍枠を移送可能な刺繍枠移送装置に関する。
刺繍縫製が可能なミシンに装着されて使用される刺繍枠移送装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の刺繍枠移送装置は、係合機構とロック機構とを備える。係合機構は、刺繍枠の連結部をキャリッジに係脱可能に係合させ、係止部によりスライド移動方向に移動した刺繍枠の連結部を所定位置に係止する。ロック機構は、キャリッジに支持される。ロック部材は、刺繍枠の連結部を係止部に押圧する押圧位置と、押圧を解除する解除位置とに切り替え可能である。
特開2006−14800号公報
特許文献1に記載の刺繍枠移送装置では、刺繍枠を刺繍枠移送装置から取り外す場合、ユーザは、ロック機構のロック部材を解除位置に切り替える操作を行い、加えて、刺繍枠を所定方向に引き出す操作を行う必要があり、煩雑である。
本発明は、従来よりも簡単な操作で、刺繍枠移送装置に対して刺繍枠を着脱可能な刺繍枠移送装置を提供することを目的とする。
本発明の第一態様に係る刺繍枠移送装置は、刺繍枠の連結部を着脱可能に装着するキャリッジと、前記キャリッジに設けられ、前記刺繍枠の装着方向及び取り外し方向を規定する案内部と、前記キャリッジの前記案内部と対向する位置に設けられた回動軸と、前記回動軸を中心に第一位置と第二位置とに回動可能なロック解除レバーであって、前記連結部を前記キャリッジに装着する過程で、前記刺繍枠を前記装着方向に移動させた場合に、前記第一位置に移動して前記連結部と当接し、前記取り外し方向に前記刺繍枠が移動することを規制する第一規制部と、前記キャリッジに前記連結部が装着された状態で、前記ロック解除レバーが前記第一位置から前記第二位置に向かう解除方向に回動された場合に前記第一位置と前記第二位置との間の第三位置に移動して前記連結部に当接し、前記刺繍枠を前記取り外し方向に押圧する当接部とを有するロック解除レバーとを備える。
第一態様に係る刺繍枠移送装置によれば、ユーザは解除部材を操作することにより、解除部材が、係合機構と刺繍枠の連結部との係合を解除することと、刺繍枠を装着方向とは反対の取り外し方向に押圧することとができる。つまり、刺繍枠移送装置は、従来の刺繍枠移送装置に比べ、刺繍枠を刺繍枠移送装置から取り外す操作を簡略化できる。
本発明の第二態様の刺繍枠は、第一枠と、第二枠とで被縫製物を保持する刺繍枠であって、前記第二枠と連結し、刺繍枠移送装置のキャリッジに装着される連結部であって、前記キャリッジに当接して、前記刺繍枠の装着方向を規定する案内部と、前記装着方向に沿って延び、前記装着方向に向かって前記案内部側に傾斜した傾斜部とを有する連結部を備える。第二態様の刺繍枠によれば、案内部と傾斜部とを有するので、刺繍枠を刺繍枠移送装置に着脱する場合に、キャリッジに対して刺繍枠をスムーズに移動させることができる。
刺繍枠移送装置40が装着されたミシン1の斜視図である。 刺繍枠50が装着位置に配置された刺繍枠移送装置40の平面図である。 (A)は、刺繍枠50の斜視図であり、(B)は刺繍枠50の連結部55の拡大斜視図であり、(C)は刺繍枠50の連結部55の左側面図であり、(D)は連結部55の背面図である。 (A)はホルダ43の斜視図であり、(B)はホルダ43の分解斜視図であり、(C)はロック解除レバー80が第一位置にある場合のホルダ43の右側面図であり、(D)はロック解除レバー80が第二位置にある場合のホルダ43の右側面図である。 ホルダ43に装着された刺繍枠50を取り外す操作の説明図である(図2のB−B線に対応する矢視方向断面図)。 ホルダ43に装着された刺繍枠50を取り外す操作の説明図である(図2のA−A線に対応する矢視方向断面図)。
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1及び図2を参照して、刺繍枠移送装置(以下、単に「装置」と言う。)40が装着されたミシン1の物理的構成を説明する。図1の上下方向、右下側、左上側、左下側、右上側が、各々、装置40が装着されたミシン1の上下方向、前方、後方、左方、右方である。ベッド部11及びアーム部13の長手方向がミシン1の左右方向である。脚柱部12が配置されている側が右側である。脚柱部12の伸長方向がミシン1の上下方向である。
図1及び図2に示すように、装置40は、ミシン1に対して着脱可能に装着される。図1に示すように、ミシン1は、ベッド部11、脚柱部12、アーム部13、及び頭部14を備える。ベッド部11は、左右方向に延びるミシン1の土台部である。脚柱部12は、ベッド部11の右端部から上方へ立設されている。アーム部13は、ベッド部11に対向して脚柱部12の上端から左方へ延びる。頭部14は、アーム部13の左先端部に連結する部位である。
ミシン1は、ベッド部11内に、図示しない送り歯、送り機構、及び釜機構等を備える。送り歯は、刺繍縫製ではない通常の縫製時に、送り機構によって駆動され、被縫製物を所定の移動量で移動させる。釜機構は、ベッド部11の上面に設けられた針板(図示略)の下方において上糸(図示略)を下糸(図示略)に絡ませる。脚柱部12は、内部にミシンモータ(図示略)を備える。アーム部13の上部には、開閉可能なカバー16が設けられている。図1は、カバー16が開いた状態を示す。カバー16の下方(つまり、アーム部13の内部)には、糸収容部18が設けられている。糸収容部18は、上糸が巻回された糸駒20を収容可能である。アーム部13内部には、左右方向に延びる主軸(図示略)が設けられている。主軸は、ミシンモータにより回転駆動される。頭部14には、針棒6、及び押え棒8等が設けられる。針棒6の下端には、縫針7が着脱可能に装着される。押え棒8の下端部には、押え足9が着脱可能に取り付けられる。針棒6は、主軸の回転により上下方向に駆動される。
図1及び図2に示すように、装置40は、針棒6に対して刺繍枠50に保持された被縫製物Cを相対的に移動可能に構成されている。装置40は、本体部41及びキャリッジ42を備える。キャリッジ42は、ホルダ43、Y軸移動機構(図示略)、及びY軸モータ(図示略)を備える。ホルダ43は、キャリッジ42の右側面に設けられている。キャリッジ42が有するホルダ43は、刺繍枠50の連結部55を着脱可能に装着する。Y軸移動機構は、ホルダ43を前後方向(Y軸方向)に移動させる。Y軸モータは、Y軸移動機構を駆動する。ホルダ43の詳細な構成は後述する。
本体部41は、X軸移動機構(図示略)及びX軸モータ(図示略)を内部に備える。X軸移動機構は、キャリッジ42を左右方向(X軸方向)に移動させる。X軸モータは、X軸移動機構を駆動する。刺繍枠50を用いた刺繍縫製時には、装置40は、キャリッジ42のホルダ43に装着された刺繍枠50を、固有のXY座標系(刺繍座標系)で示される位置に移動可能である。
図3を参照して、刺繍枠50について説明する。刺繍枠50は、第一枠51、第二枠52及び連結部55を有し、且つ第一枠51と第二枠52とで被縫製物C(図1参照)を保持可能である。連結部55は、キャリッジ42のホルダ43に着脱可能に装着される部位である。連結部55は、刺繍枠50の装着方向Mに沿って延びる平面視矩形状である。本例の刺繍枠50の装着方向Mは後方である。本例の刺繍枠50の取り外し方向Rは前方である。連結部55は、第二枠52の左部に連結される。連結部55は、当接部56、73、前端部75、及び後端部76を備える。当接部56は、平面視前後方向に長い矩形状の連結部55の上面をなす部位である。当接部56には、凸部57、傾斜部63、及び識別部39が設けられる。
凸部57は、当接部56の前部の左右方向の略中心において、前端から後方に向けて延設された当接部56の延設面(上面)よりも上方に突出する凸部である。図3(C)に示すように凸部57は、左側面視、前側程上方に突出する段状に形成される。凸部57は、傾斜部58、60、平坦部59、61、及び当接部62を有する。傾斜部58、60は、装着方向Mに向かって後述の案内部74側(下方)に傾斜した部分である。傾斜部58は、凸部57の後端部に設けられる。傾斜部58の当接部56に対する角度は鋭角である。傾斜部58の後端は、連結部55の前後方向の中心よりも前側にある。平坦部59、61は、当接部56の延設面と略平行に延設された部位である。平坦部59は、傾斜部58の前端に接続する。平坦部59の装着方向Mの長さは、傾斜部58の装着方向Mの長さよりも長い。傾斜部60は、平坦部59の前端に接続する。傾斜部60の当接部56に対する角度は、傾斜部58の当接部56に対する角度よりも大きい。平坦部61は、傾斜部60の前端と接続する。平坦部61の装着方向Mの長さは、傾斜部60の装着方向Mの長さよりも短い。当接部62は、凸部57の前面である。当接部62の延設面は、上側ほど下側に比べ、当接部56の延設面に対して垂直な面よりもやや前方に傾斜する。
傾斜部63は、当接部56の後端に設けられた、装着方向Mに向かって後述の案内部74側(下側)に傾斜した部位である。識別部39は、当接部56の左面から左方に突出した、刺繍枠50に固有の位置に設けられた凸部である。刺繍枠50が装置40のホルダ43に装着された場合、ミシン1は検出器(図示略)によって検出される識別部39の位置に基づき、刺繍枠50が取り付けられたこと及び刺繍枠50の種類を特定可能である。当接部56は、下面に案内部74を備える。案内部74は、キャリッジ42のホルダ43に当接して、刺繍枠50の装着方向Mを規定する。案内部74は、連結部55の長手方向に沿って延びる、下方に向かって突出する凸部である。
当接部73は、当接部56よりも左方において、当接部56の延設面と略平行に延設された部位である。当接部73の上面の上下方向の位置は、当接部56の上面の位置よりも低い位置にある。前端部75は、連結部55の前端に設けられた前面をなす。図3(C)に示すように前端部75の左部は、左側面視、下方が開放された鉤状の形状を有する。前端部75の左後端部は、当接部73と接続する。前端部75は、当接部73よりも下方まで延設される。前端部75は、当接部71、72を備える。当接部71は、当接部73の前端から上方に延びる部分である。当接部72は、当接部73よりも前方において、当接部73よりも下方に延びる部分である。後端部76は、当接部56の延設面に対して略垂直に設けられる。
図4を参照して、ホルダ43について説明する。ホルダ43は、平面視、前後方向に長い矩形状の部材である。図4に示すように、ホルダ43は、取付台22、ロック解除レバー80、付勢部材31、及び第二付勢部材36を主に備える。取付台22は、正面視、右方が開口したC状である。取付台22は、第一板部26、第二板部28、及び第三板部29を有する。第一板部26は、装置40がミシン1に取り付けられた場合に、ミシン1のベッド部11と対向する平板状の部位である。第一板部26は、正面視C状の取付台22の下側部分をなす。第一板部26には、ホルダ43の長手方向に平行に延びる溝状の案内部25が設けられる。案内部25は、キャリッジ42のホルダ43に設けられ、刺繍枠50の連結部55に設けられた案内部74と当接し、刺繍枠50の装着方向M及び取り外し方向Rを規定する。本例の刺繍枠50の装着方向M及び取り外し方向Rは、ホルダ43及び連結部55の長手方向と一致する。
第二板部28は、第一板部26の左端部から上方に延びる。第二板部28は、キャリッジ42のY軸移動機構(図示略)に対向する平板状の部位である。第二板部28は、正面視C状の取付台22の左側部分をなす。第二板部28の前部には、第二板部28の延設面から案内部25が設けられる側(右方)に突出する円柱状の回動軸27が設けられる。回動軸27は、キャリッジ42(ホルダ43)の案内部25と対向する位置に設けられる。第二板部28の前後方向の中央部は、左右方向に貫通する孔19が設けられる。孔19には、識別部39を検出する検出器(図示略)が配置される。
第三板部29は、第一板部26と対向する平板状の部位である。第三板部29は、正面視C状の取付台22の上側部分をなす。第三板部29の後部には、上下方向に貫通する孔48及び上下方向に突出する凸部47が前後方向に並んで設けられる。第三板部29の前後方向中央部には、上下方向に貫通する一対の孔46の間において、上下方向に突出する一対の凸部45が、前後方向に並んで設けられる。第三板部29の前右部には矩形状に切りかかれた切欠部21がある。第三板部29の装着方向Mにおける中央部よりもやや後ろ側には、右端から左方に向けて切りかかれた切欠部23がある。
ロック解除レバー80は、回動軸27に挿通され、回動軸27を中心に図4(C)に示す第一位置と、図4(D)に示す第二位置とに回動可能なレバーである。ロック解除レバー80は、ホルダ43の取り外し方向Rの端部に設けられる。ロック解除レバー80は、基端部81、孔82、レバー部83、当接部84、及び第一規制部85を有する。基端部81は、ロック解除レバー80の一端部に設けられた側面視円状の部分である。図2に示すように、基端部81の右端の左右方向の位置は、第三板部29の切欠部21の左端の左右方向の位置と略同じである。基端部81は、左右方向に貫通する孔82を有する。孔82には、回動軸27が挿通される。回動軸27の先端部には、止め輪86が固定される。レバー部83は、ロック解除レバー80の基端部81から他端に向けて延設された棒状の部位である。レバー部83の左右方向の幅は、基端部81の左右方向の幅よりも広い。図4(C)に示すように、ロック解除レバー80のレバー部83は、ロック解除レバー80が第一位置にある場合に、回動軸27から取り外し方向Rに延び、且つ案内部25の延設方向に沿った姿勢となる。当接部84は、基端部81から、レバー部83の延設方向と交差する方向に延びる部位である。当接部84は、キャリッジ42のホルダ43に連結部55が装着された状態で、ロック解除レバー80が第一位置から第二位置に向かう解除方向(右側面視時計回り)に回動された場合に第一位置と第二位置との間の第三位置に移動して連結部55の当接部71に当接し、刺繍枠50を取り外し方向Rに押圧する。図2に示すように当接部84は、ロック解除レバー80の左右方向の中心よりも左側に延設される。刺繍枠50の連結部55がホルダ43に装着された場合、当接部84は、連結部55の当接部56の左方、且つ当接部73の上方に位置する。
第一規制部85は、レバー部83の基端部81側の端部であって、基端部81よりも右方に突出している部位である。第一規制部85は、連結部55をキャリッジ42のホルダ43に装着する過程で、刺繍枠50を装着方向Mに移動させ、装着位置に配置した場合に、第一位置に移動して連結部55の凸部57(当接部62)と当接する。ロック解除レバー80の当接部84は、第三板部29の下面に当接する。ロック解除レバー80は、第三板部29によって右側面視反時計回りの移動が規制される。これにより、ロック解除レバー80は、取り外し方向Rに刺繍枠50が移動することを規制する。図2に示すように、ロック解除レバー80が第一位置にある場合、凸部57の傾斜部60は、回動軸27の右方に位置する。
第一付勢部材24は、キャリッジ42のホルダ43に設けられ、ロック解除レバー80を、回動軸27周りに第二位置から第一位置に向かうロック方向(右側面視反時計回り)に付勢する。本例の第一付勢部材24は、回動軸27に挿通されたねじりバネである。第二付勢部材36は、キャリッジ42のホルダ43に設けられ、キャリッジ42のホルダ43に装着された連結部55を取り外し方向Rに付勢する。本例の第二付勢部材36は、前後方向に延びる前部と、上下方向に延びる後部とを有するように、側面視L字状に折り曲げられた板バネである。本例の第二付勢部材36の前部は第三板部29に沿って延びる。第二付勢部材36の前部には、上下方向に貫通する一対の孔38(図4(B)では、一方のみ図示)が設けられる。前側の孔38には、第三板部29の凸部47が挿通される。ボルト37は、後ろ側の孔38と、孔48とに挿通され、ボルト37の下端には、ナット92が締結される。第二付勢部材36は、ボルト37及びナット92によって、取付台22に固定される。第二付勢部材36は、孔38に挿入された凸部47によって、取付台22に対する回動が規制される。第二付勢部材36の後部は、前側にU字状に屈曲される。
付勢部材31は、案内部25と略平行に延設された板バネである。付勢部材31は、第三付勢部材32、第四付勢部材33及び4つの孔35(図4(B)では、2つのみ図示)を備える。第三付勢部材32は、キャリッジ42(ホルダ43)の案内部25と対向する位置に設けられ、案内部25側に突出した付勢部材である。第三付勢部材32は、右側面視、付勢部材31の前部を下方に向けて円弧状に湾曲させた形状を有する。第四付勢部材33は、キャリッジ42(ホルダ43)の案内部25と対向する位置であって、第三付勢部材32に対して第二付勢部材36側(後ろ側)に設けられる。第四付勢部材33は、第三付勢部材32よりも案内部25側(下方)に突出している。第四付勢部材33は、右側面視、付勢部材31の後部を下方に向けて円弧状に湾曲させた形状を有する。連結部55が装着位置に位置する場合に、第三付勢部材32と、第四付勢部材33とは各々、連結部55と当接し、連結部55を案内部25側に付勢する。
4つの孔35は、付勢部材31の前後方向中央部に、前後方向に並んで設けられる。付勢部材31は、第三付勢部材32が取付台22の第三板部29の切欠部21に配置され、第四付勢部材33が、上方から下方に向けて切欠部23に挿通された状態で、一対のボルト34及びナット91によって固定される。詳細には、取付台22一対のボルト34は各々、最も前側及び最も後ろ側の孔35と、一対の孔46とに挿通され、下端が一対のナット91によって固定される。残りの2つの孔35には、凸部45が挿通される。
第三付勢部材32の前端及び第四付勢部材33の後端は自由端である。第三付勢部材32及び第四付勢部材33は、連結部55をホルダ43に装着する際に、連結部55の後端部と衝突しないように、下方に向けて凸となる湾曲形状をなしている。第三付勢部材32、及び第四付勢部材33と、第一板部26とは離間している。連結部55がホルダ43に取り付けられる場合、連結部55は、第三付勢部材32、及び第四付勢部材33と、第一板部26との間に配置される。第三付勢部材32、及び第四付勢部材33の上方からの押圧力は、装着方向M及び取り外し方向Rに対する連結部55の移動を妨げず、連結部55を着脱する時に上下方向にガタが生じることを抑制する。
ロック解除レバー80は、レバー部83が第三板部29に当接する位置まで、ロック方向に回動できる。第三板部29は、キャリッジ42のホルダ43に設けられ、ロック解除レバー80が第一位置にある場合に、ロック解除レバー80と当接し、ロック解除レバー80が第一位置から更に解除方向に移動するのを規制する。ロック解除レバー80は、当接部84が第三板部29に当接する位置まで、解除方向に回動できる。
図5及び図6を参照して、ホルダ43に刺繍枠50を着脱する動作について説明する。ホルダ43に刺繍枠50を装着する場合、ユーザは、連結部55の後端をホルダ43の前端から挿入し、連結部55の案内部74を、ホルダ43の案内部25に係合させた状態で、連結部55を装着方向Mに移動させる。ホルダ43に設けられた第三付勢部材32は、連結部55の当接部56と離間する。ユーザが更に、連結部55を装着方向Mに移動させると、レバー部83が連結部55の凸部57に当接する。レバー部83は、傾斜部58、60に案内されて、解除方向(右側面視時計回り)に回転する。つまり、ロック解除レバー80は、連結部55をキャリッジ42のホルダ43に装着する過程で、刺繍枠50を装着方向Mに移動させた場合に、連結部55に当接して、第一付勢部材24の付勢力に抗して、解除方向に回動する。
ユーザが更に、連結部55を装着方向Mに移動させ、連結部55が状態(1)に示す装着位置に配置されると、連結部55の後端部76が第二付勢部材36に当接する。連結部55は、第二付勢部材36から取り外し方向Rの力を受ける。連結部55が装着位置に移動した場合に、ロック解除レバー80のレバー部83と、凸部57の平坦部61との当接が解除されて、ロック解除レバー80のレバー部83は、第一付勢部材24の付勢力によってロック方向に回動し、第一位置に移動する。第一規制部85は、当接部62と当接する。ホルダ43は、第二付勢部材36と第一規制部85とで、装着方向M及び取り外し方向Rに連結部55が移動することを規制する。第三付勢部材32は、凸部57の平坦部59に当接する。第四付勢部材33は、当接部56と当接する。連結部55は、第一板部26と、第三付勢部材32、及び第四付勢部材33とによって、上下方向の移動が規制される。
図5及び図6に示すように、ホルダ43から刺繍枠50を取り外す場合に、ユーザは、ロック解除レバー80を回動軸27を中心に、第一位置から右側面視時計回りに回動させる。状態(2)に示すように、ユーザがロック解除レバー80を第三位置に移動させると、ロック解除レバー80の当接部84が、連結部55の当接部71に当接する。ロック解除レバー80の第一規制部85と、連結部55の当接部62とは離間する。状態(3)に示すように、ユーザが更にロック解除レバー80を解除方向に回動させると、ロック解除レバー80の当接部84が、連結部55の当接部71を前方に押圧し、連結部55を前方に移動させる。
状態(4)に示すように、ユーザが更にロック解除レバー80を解除方向に回動させると、第三付勢部材32は、連結部55の平坦部59から離間する。第四付勢部材33は、傾斜部63に当接し、連結部55を前方に向けて押す。ユーザがロック解除レバー80を更に解除方向に回動させ、図4(D)に示す第二位置に移動すると、ロック解除レバー80の当接部84は、連結部55と離間する。第三付勢部材32及び第四付勢部材33は、連結部55(凸部57及び当接部56)と離間する。連結部55は第三付勢部材32及び第四付勢部材33と離間しているので、ユーザは、比較的少ない力で連結部55を取り外し方向Rに移動させ、ホルダ43から刺繍枠50を取り外すことができる。
上記実施形態において、キャリッジ42、案内部25、第一付勢部材24、第二付勢部材36、及び第三板部29は各々、本発明の刺繍枠移送装置に係るキャリッジ、案内部、第一付勢部材、第二付勢部材、及び第二規制部材の一例である。回動軸27、ロック解除レバー80、第一規制部85、当接部84、及びレバー部83は各々、本発明の刺繍枠移送装置に係る回動軸、ロック解除レバー、第一規制部、当接部、及びレバー部の一例である。第三付勢部材32及び第四付勢部材33は各々、本例の第三付勢部材及び第四付勢部材の一例である。刺繍枠50、第一枠51、第二枠52、連結部55、及び案内部74は各々、本発明の刺繍枠に係る刺繍枠、第一枠、第二枠、連結部、及び案内部の一例である。傾斜部58、63は各々、本発明の傾斜部の一例である。
装置40によれば、ユーザはロック解除レバー80を操作することにより、第一規制部85による連結部55の移動規制の解除と、刺繍枠50を取り外し方向Rに押し出すこととの双方ができる。つまり、装置40は、ホルダ43に対する刺繍枠のロックの解除と、刺繍枠を引き出す操作とを別々に行う従来の刺繍枠移送装置に比べ、刺繍枠50を刺繍枠移送装置40から取り外す操作を簡略化できる。ロック解除レバー80に、当接部84と、第一規制部85とが設けられるので、両者が別部材である場合に比べ、部品点数を減らすことができる。図2に示すように本例では、ロック解除レバー80の左右方向において、第一規制部85をロック解除レバー80の右部に配置し、当接部84をロック解除レバー80の左部に配置する。このような構成により、装置40は、ロック解除レバー80の構成を比較的簡単にすることができる。ユーザは、ロック解除レバー80が第一位置にあるか否かによって、刺繍枠50がキャリッジ42のホルダ43に装着したか否かを確認できる。
装置40は、第一付勢部材24及び第二付勢部材36を備える。第一付勢部材24は、キャリッジ42のホルダ43に設けられ、ロック解除レバー80を、回動軸27周りに第二位置から第一位置に向かうロック方向に付勢する。第二付勢部材36は、キャリッジ42のホルダ43に設けられ、キャリッジ42のホルダ43に装着された連結部55を取り外し方向Rに付勢する。ロック解除レバー80は、連結部55をキャリッジ42のホルダ43に装着する過程で、刺繍枠50を装着方向Mに移動させた場合に、連結部55に当接する。ロック解除レバー80は、第一付勢部材24の付勢力に抗して、解除方向に回動する。連結部55が装着位置に移動した場合に、ロック解除レバー80と連結部55の凸部57の平坦部61との当接が解除されて、ロック解除レバー80は、第一付勢部材24の付勢力によって第一位置に回動する。キャリッジ42のホルダ43は、第二付勢部材36と第一規制部85とで、装着方向M及び取り外し方向Rに連結部55が移動することを規制する。装置40によれば、ユーザは刺繍枠50の連結部55を装着方向Mに移動させ、装着位置に位置させるという簡単な操作により、刺繍枠50を装置40のキャリッジ42のホルダ43に装着し、刺繍枠50が装着方向M及び取り外し方向Rに移動することを規制できる。
装置40の第三板部29は、ロック解除レバー80が第一位置にある場合に、ロック解除レバー80と当接し、ロック解除レバー80が第一位置から更に解除方向に移動するのを規制する。したがって装置40によれば、ロック解除レバー80が第一位置から更に解除方向に移動することを確実に回避できる。
ロック解除レバー80は、ホルダ43の取り外し方向Rの端部に設けられる。第一規制部85は、ロック解除レバー80が第一位置に配置された場合、連結部55の取り外し方向Rの端部である当接部62と当接する。ロック解除レバー80は、レバー部83を備える。レバー部83は、ロック解除レバー80が第一位置にある場合に、回動軸27から取り外し方向Rに延び、且つ案内部25の延設方向に沿った姿勢となる。したがって装置40によれば、ユーザは、ロック解除レバー80を操作しやすい。装置40は、ロック解除レバー80が、刺繍縫製時に縫製の邪魔になることを回避できる。更に装置40は、第二付勢部材36と、ロック解除レバー80というシンプルな構成によって、連結部55を前後方向に挟持し、連結部55の装着方向M及び取り外し方向Rの移動を規制できる。
装置40は、第三付勢部材32及び第四付勢部材33を備える。第三付勢部材32は、案内部25と対向する位置に設けられ、案内部25側に突出する。第四付勢部材33は、案内部25と対向する位置であって、第三付勢部材32に対して第二付勢部材36側に設けられる。第四付勢部材33は、第三付勢部材32よりも案内部25側に突出する。連結部55が装着位置に位置する場合に、第三付勢部材32と、第四付勢部材33とは各々、連結部55の当接部56と当接し、連結部55を案内部25側に付勢する。したがって、装置40によれば、連結部55をキャリッジ42のホルダ43に装着させた場合に、第三付勢部材32と、第四付勢部材33とで、連結部55を案内部25側に押圧できる。
連結部55が装着位置に位置する状態で、ロック解除レバー80が第一位置から第二位置に回動された場合、第三付勢部材32と、第四付勢部材33とは各々、連結部55と離間する。装置40によれば、ロック解除レバー80が第二位置まで回動された場合には、刺繍枠50は、装置40の第三付勢部材32と第四付勢部材33との各々から力を受けないので、ユーザは比較的小さい力で容易に刺繍枠50を装置40から取り外すことができる。
刺繍枠50は、第一枠51、第二枠52、及び連結部55を有する。連結部55は、案内部74及び傾斜部58、63を有する。刺繍枠50によれば、刺繍枠50を装置40に装着する場合に、キャリッジ42に対して刺繍枠50をスムーズに移動させることができる。状態(4)に示すように、第四付勢部材33が傾斜部63と当接した場合には、連結部55は第四付勢部材33から取り外し方向Rに向かう力を受ける。したがって、装置40は、第三付勢部材32及び第四付勢部材33の付勢力を利用して、刺繍枠50を取り外し方向に移動させることができる。
本発明の刺繍枠移送装置及び刺繍枠は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更が加えられてもよい。例えば、以下の(A)及び(B)の変形が適宜加えられてもよい。
(A)ミシン1の構成は適宜変更してよい。ミシン1は、工業用ミシン及び多針ミシンであってもよい。装置は、針棒に対してホルダを相対的に第一方向と、第一方向に交差する方向に移動できればよい。装置40は、ミシン1と一体に形成されてもよい。装置40に装着可能な刺繍枠は、第一枠、第二枠及び連結部を有していればよく、例えば、上下方向に被縫製物を挟持する刺繍枠でもよい。刺繍枠の大きさ及び形状は適宜変更されてよい。刺繍枠の、連結部の構成は適宜変更されてよい。連結部の凹部の形状及び位置は適宜変更されてよい。
(B)第一付勢部材24、及び第二付勢部材36の少なくとも一方は、省略されてもよいし、構成を変更されてもよい。第二規制部は必要に応じて省略されてもよいし、構成が変更されてもよい。例えば、第二規制部は、ロック解除レバー80が第一位置にある場合に、レバー部83の下面と当接する、取付台22の第二板部28から右方に突出する凸部であってもよい。ロック解除レバー80の設置位置は適宜変更されてよい。ロック解除レバー80が第一位置にある場合のレバー部83の延設方向は適宜変更されてよい。第三付勢部材32及び第四付勢部材33の少なくとも一方は省略されてもよいし、構成及び材料等が適宜変更されてもよい。ロック解除レバー80の回動可能範囲は適宜変更されてよい。ロック解除レバー80が第二位置にある場合に、第三付勢部材32及び第四付勢部材33の少なくとも一方が、刺繍枠50の連結部55と当接してもよい。刺繍枠50の傾斜部58、63は一方が省略されてもよいし、傾斜部58、63は連続していてもよい。
55:連結部、24:第一付勢部材、25:案内部、27:回動軸、29:第三面、32:第三付勢部材、33:第四付勢部材、40:刺繍枠移送装置、50:刺繍枠、51:第一枠、52:第二枠、55:連結部、58、63:傾斜部、74:案内部、80:ロック解除レバー、84:当接部、85:第一規制部

Claims (7)

  1. 刺繍枠の連結部を着脱可能に装着するキャリッジと、
    前記キャリッジに設けられ、前記刺繍枠の装着方向及び取り外し方向を規定する案内部と、
    前記キャリッジの前記案内部と対向する位置に設けられた回動軸と、
    前記回動軸を中心に第一位置と第二位置とに回動可能なロック解除レバーであって、
    前記連結部を前記キャリッジに装着する過程で、前記刺繍枠を前記装着方向に移動させた場合に、前記第一位置に移動して前記連結部と当接し、前記取り外し方向に前記刺繍枠が移動することを規制する第一規制部と、
    前記キャリッジに前記連結部が装着された状態で、前記ロック解除レバーが前記第一位置から前記第二位置に向かう解除方向に回動された場合に前記第一位置と前記第二位置との間の第三位置に移動して前記連結部に当接し、前記刺繍枠を前記取り外し方向に押圧する当接部と
    を有するロック解除レバーと
    を備えることを特徴とする刺繍枠移送装置。
  2. 前記キャリッジに設けられ、前記ロック解除レバーを、前記回動軸周りに前記第二位置から前記第一位置に向かうロック方向に付勢する第一付勢部材と、
    前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジに装着された前記連結部を前記取り外し方向に付勢する第二付勢部材と
    を更に備え、
    前記ロック解除レバーは、前記連結部を前記キャリッジに装着する過程で、前記刺繍枠を前記装着方向に移動させた場合に、前記連結部に当接して、前記第一付勢部材の付勢力に抗して、前記解除方向に回動し、前記連結部が装着位置に移動した場合に、前記第一付勢部材の前記付勢力によって前記第一位置に回動し、前記第二付勢部材と前記第一規制部とで、前記装着方向及び前記取り外し方向に前記連結部が移動することを規制することを特徴とする請求項1に記載の刺繍枠移送装置。
  3. 前記キャリッジに設けられ、前記ロック解除レバーが前記第一位置にある場合に、前記ロック解除レバーと当接し、前記ロック解除レバーが前記第一位置から更に前記解除方向に移動するのを規制する第二規制部を更に有することを特徴とする請求項2に記載の刺繍枠移送装置。
  4. 前記ロック解除レバーは、前記ロック解除レバーが前記第一位置にある場合に、前記回動軸から前記取り外し方向に延び、且つ前記案内部の延設方向に沿った姿勢となるレバー部を更に備え、
    前記第一規制部は、前記連結部の前記取り外し方向の端部と当接することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の刺繍枠移送装置。
  5. 前記キャリッジの前記案内部と対向する位置に設けられ、前記案内部側に突出した第三付勢部材と、
    前記キャリッジの前記案内部と対向する位置であって、前記第三付勢部材に対して前記第二付勢部材側に設けられ、前記第三付勢部材よりも前記案内部側に突出した第四付勢部材と
    を更に備え、
    前記連結部が前記装着位置に位置する場合に、前記第三付勢部材と、前記第四付勢部材とは各々、前記連結部と当接し、前記連結部を前記案内部側に付勢することを特徴とする請求項2又は3に記載の刺繍枠移送装置。
  6. 前記ロック解除レバーは、前記ロック解除レバーが前記第一位置にある場合に、前記回動軸から前記取り外し方向に延び、且つ前記案内部の延設方向に沿った姿勢となるレバー部を更に備え、
    前記第一規制部は、前記連結部の前記取り外し方向の端部と当接し、
    前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジに装着された前記連結部を前記取り外し方向に付勢する第二付勢部材と、
    前記キャリッジの前記案内部と対向する位置に設けられ、前記案内部側に突出した第三付勢部材と、
    前記キャリッジの前記案内部と対向する位置であって、前記第三付勢部材に対して前記第二付勢部材側に設けられ、前記第三付勢部材よりも前記案内部側に突出した第四付勢部材と
    を更に備え、
    前記連結部が装着位置に位置する場合に、前記第三付勢部材と、前記第四付勢部材とは各々、前記連結部と当接し、前記連結部を前記案内部側に付勢することを特徴とする請求項1に記載の刺繍枠移送装置。
  7. 前記連結部が前記装着位置に位置する状態で、前記ロック解除レバーが前記第一位置から前記第二位置に回動された場合、前記第三付勢部材と、前記第四付勢部材とは各々、前記連結部と離間することを特徴とする請求項5又は6に記載の刺繍枠移送装置。
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