JP6707240B1 - 卓上型水素水生成器及び卓上型水素水生成器による水素水生成方法 - Google Patents

卓上型水素水生成器及び卓上型水素水生成器による水素水生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】卓上型水素水生成器を構成したとき、生成された水素水を複数人のカップに複数回に亘って提供することができる、例えば1.5Lというカップに比べれば比較的に大容量であって、水素水サーバーに比べれば小容量の飲料水を収納できるジャーポットを備えた卓上型水素水生成器でありながら、ジャーポットを小型にすることができて、軽量で持ち運びができるようにすることができる卓上型水素水生成器を提供する。【解決手段】設定された電解モードに基づいて、前記陰電極膜及び陽電極膜への電解電流強度を大に調節されて、前記ピッチャー容量の水の水素水濃度がスイッチONされると数分内に高められ、及びその後電解電流強度を小に調節されて、生成された水素水濃度を維持するために水素が補給され、前記基台から離脱された前記ジャーポットから、前記数分内に生成された所定の水素水濃度を持つ水素水の複数の小容量のコップへの第1回目の分配及び第1回目の分配後に複数の小容量のコップへ水素水濃度が維持された水素水の次回の分配を可能とする。【選択図】図7

Description

本発明は、卓上型水素水生成器及び卓上型水素水生成器による水素水生成方法に関する。
卓上型水素水生成器が販売されている。この卓上型水素水生成器は、1.5Lの飲料水を収納できるジャーポットを備えて、基台から分離可能とされ、複数回に亘ってカップに生成された水素水を提供することができる。
水素生成中は、LEDが点灯して、水素生成中であることを報知することがなされる。また、2段階の生成モードを持ち、通常生成モードでは、1.5Lの水素水を30分で、溶存水素濃度1.2ppmで生成できること、素早く少量だけ飲みたい場合には、時短生成モードに切り替えられて、500mlの飲料水を10分間で、溶存水素濃度1.2ppmで生成できることが報道されている。
特許文献1には、水を電解して還元水素水を作る電極ユニットを内部に備える容器ユニットを備え、電極端子を介して前記電極ユニットに電解波形を供給する制御ユニットとから構成され、電極ユニットを容器の底部開口に水密的に螺着する取付リング板有して、分離構造とした容器分離型還元水素水生成装置が記載される。
特許文献2には、飲用水を収容可能なコップ状容器を備え、コップ状容器を載せるコースターテーブルに電力を供給する受電コイルを有する受電ユニットを備え、受電コイルと所定間隔を介して、ユニットコースターテーブルに給電ユニットを備えた水素水生成器が記載される。
特許文献3には、陽極電極板及び陰極電極板を備えた電解セルを有し、
電界セルへ供給電流の大きさを調整する電流調整機構と、
電界セルへ被電解体を供給するため被電解体供給機構と、
電界セルへ供給される被電解体の温度を調節する被電解体温度調節機構と、
電流調整機構及び被電解体温度調節機構を制御する制御装置とを備え、作動条件に従って電流調整機構を制御し、被電解体の温度が適正範囲になるように被電解体温度調節機構を制御する電界装置が記載される。
特許文献4には、水を貯えるタンクを有し、電解電流を継続的に供給する第1モード及び電解電流を間欠的に供給する第2モードを有し、原水が供給されたときに第1モードとして溶存水素濃度を高め、第2モードに切り替えて溶存水素濃度を維持するようにした水素水サーバーが記載される。
特許文献4には、水を貯えるタンクが用いられ、タンクに原水が供給され、電解電流を継続的に供給する第1モード及び電解電流を間欠的に供給する第2モードを含み、第1モードで水素濃度を高めた後に、第2モードで水素濃度を維持する水素水サーバーが記載される。
特許第3976721号公報 特許第6012782号公報 特開2017−87110号公報 特開2018−65071号公報
従来、上述したように電界セルへ供給電流の大きさを調整する電流調整機構を備え、コントローラで当該電流調整機構を制御すること、例えば溶存水素濃度を高めるモードから溶存水素濃度を維持するモードに切り替えることが知られている。また、受電ユニットと給電ユニットとを設けて、容器と基台を分離可能にしたものが知られる。
卓上型水素水生成器を構成したとき、生成された水素水を複数人のカップに複数回に亘って提供することができる、例えば1.5Lというコップに比べれば比較的に大容量であって、水素水サーバーに比べれば小容量の飲料水を収納できるジャーポットを備えた卓上型水素水生成器でありながら、ジャーポットを小型にすることができて、軽量で持ち運びができるようにすることが求められる。
この卓上型水素水生成器を、卓上に置いて利用するときに、家族、気の合った友達仲間、老人ホーム、職場の会議などの懇談・懇親の場で水素水をカップに分けて提供することができる。このように利用することで懇談・懇親を和やかにして懇談・懇親メリットを提供し得る。
この場合、懇談・懇親は、短期間で終了するものではない場合がある。多くの場合1〜2時間継続することが想定され、参加人には、懇談・懇親の開始直後に当初の1杯の提供に引き続いて時間を置いての2杯目の水素水の提供を要望することになる。そして、参加人に提供される水素水は、純水であることよりも、味覚を向上させる添加物が添加されることで形成された水素水であること、さらには加温された水素水であることが望まれる。
水素水中の水素は、よく知られているようにポット外に飛散し易く、一度濃度を1.2ppmのような濃度に形成しても濃度は、低下し易い。
このように、比較的に容量が大きく水素水を複数人のカップに複数回に亘って提供することができるが、比較的に容量が大きく、容量に限定がある卓上型水素水生成器の特性を利用するに際して、懇談・懇親の場に参加する参加人に、懇談・懇親の開始時に生成された水素水を速やかに提供し、懇談・懇親の時間内において所定濃度のカップ2杯目の水素水を提供したいというニーズがある。
本発明は、かかる点に鑑み、卓上型水素水生成器を構成したとき、生成された水素水を複数人のカップに複数回に亘って提供することができる、例えば1.5Lというカップに比べれば比較的に大容量であって、水素水サーバーに比べれば小容量の飲料水を収納できるジャーポットを備えた卓上型水素水生成器でありながら、ジャーポットを小型にすることができて、軽量で持ち運びができるようにすることができる卓上型水素水生成器を形成して、懇談・懇親の場に参加する参加人に、懇談・懇親の開始時に迅速にカップ1杯目の水素水を提供し、懇談・懇親中に引き続いてカップ1杯目の水素濃度を維持したカップ2杯目の水素水の提供するようにすることを課題とする。
図1は、多数の人間がある卓の前に集合して、懇談・懇親する状態を示す図である。
図2は、本発明になる卓上型水素水生成器100の全体を示す図である。
図1において、セットされた卓1の周囲に、懇談・懇親に参加する複数の参加人2が集合している。卓上には、図2に示される卓上型水素水生成器100が卓上に準備され、各参加人2には、カップ3が配られる。卓上型水素水生成器100は、各カップの有する容量に対して、10数倍の容量を有する。例えば、卓上型水素水生成器100は、1.5Lの容量を持ち、カップ3は、例えば100ccの容量を持つ。
卓上型水素水生成器は、ジャーポットと基台とからなり、当該ジャーポットが、本体部と電解部を備える。基台が、電源への接続部及び高周波磁界を発生させる高周波生成回路部を備え、ジャーポットの電解部が基板を備え、当該基板に一体成形された、高周波磁界を受け、電磁誘導作用により起電力を誘起させる誘導コイル部を備えることで、ジャーポットが基台から容易に切り離すことができ、容易に装着することができる。
電解部が、陰電極膜及び陽電極膜と当該両電極膜間に配置された隔膜とからなり、水素が前記隔膜によって酸素から分離されて前記本体内に投入されて水素水が生成される。
卓上型水素水生成器は、陰電極膜及び陽電極膜への電解電流通電モードを設定するMPUを備える。
卓上型水素水生成器100が、懇談・懇親の場に参加する参加人2に、水素水形成されたら速やかに当初のカップ1杯の水素水を提供し、懇談・懇親に要する時間内において引き続いて所定濃度のカップ2杯目の水素水の提供することのできるニーズに対応したモードを備えた卓上型水素水生成器として構成される。さらに、卓上型水素水生成器100が、提供される水素水が単なる純水ではなく、味覚を向上させた添加物を含む適度に温度調整された水素水の提供することのできるニーズに対応した卓上型水素水生成器とされ得る。
経験上、懇談・懇親の場で、複数の参加者への当初のカップ1杯の水素水は、懇談・懇親が開始されてから20分以内に提供され、懇談・懇親の終了する2時間以内にカップ2杯目の水素水が提供されることが多い。提供される水素水が単なる純水ではなく、味覚を向上させた添加物を含む適度に温度調整される。このように、複数の参加者への当初のカップ1杯の水素水を提供する第1モードは、前時間と後時間のトータルを2時間以内としたときに、前時間に対応して、20分以内に設定され、複数の参加者への当初のカップ2杯の水素水を提供する第2モードは、残り時間に設定される。多くの場合に、第1モードの実行中に、新たな水道水、あるいは味覚向上の添加物が添加された水が加えられることがない。これは卓上型水素水生成器の特性の一つである。
第1モードは、溶存水素濃度を高めるための電解電流が供給されるモードであり、第2モードは、溶存水素濃度を維持するための電解電流が供給されるモードとされる。
スイッチONからスイッチOFFまでの時間内で、前時間と後時間のトータルを2時間以内とすることで、多くの場合、懇談・懇親の場で当初のカップ1杯の水素水及びカップ2杯目の水素水の提供で参加者の満足が得られる。第1モードの20分以内に設定された前時間と第2モードの残り時間内に設定された後時間に対応して、前時間と後時間で供給される2つの電解電流の切り替えがなされる。
第1モードで、電解電流の強さを強くし、迅速に水素水を生成し、第2モードで、電解電流の強さを弱くする調整を行って水素水濃度を維持することができる。あるいは電解電流の強度を同一に設定する場合には、第2モードで継続,間欠送電による電流密度の調整することができる。ここでは、前時間における強電解力と後時間における弱電解力と表現される。
スイッチONは、操作者による操作によって開始されるが、スイッチOFFは、操作者による操作ばかりでなく、2時間以内の所定の時間経過時での自動的なOFF操作、あるいは水素水量検知によるOFF操作によってなされる。
このような電解電流の強弱調整に制御装置が使用されるが、この制御装置には、マイクロコンピュータ、いわゆるマイコンを組み込んだ、MPUを備えた制御手段が採用される。マイコンを採用することで、第1モード及び第2モードに採用される電解電流の波形を設定された通電時間、更には第1モードから第2モードへの切換えと共にその格納手段に記録しておくことができる。
卓上型水素水生成器は、水素水生成部を備えたジャーポットと電気供給部を備えた基台とからなり、前記ジャーポットが前記基台から着脱自在とされる。
ジャーポットが基台から着脱自在とされることで、ジャーポットの基台からの着脱自在が、各カップへの水素水の提供が基台に装着されるコード差込み口に接続される電線配線に邪魔されることがなく容易となる。ジャーポットは、ピッチャー形をなし、ピッチャーとしての容量を持ち、ポット形態の本体部を備える。
電気供給部が、電源に接続される。
ジャーットが、ピッチャー形態の本体部と、水を電気分解して水素及び酸素を発生させる、当該本体部に一体化された電解部を備え、当該電解部が、両電極と当該両電極間に配置された隔膜とからなる。隔膜の典型的例として高分子電解膜が採用される。
高分子電解膜が、発生した酸素の通過を阻止して、水素が本体部内部に供給され、分離された酸素が当該ジャーポット外に排出される。
ジャーポットが基台から離脱されて、生成された水素水を個別に外部のカップに導出され、提供される。
卓上型水素水生成器は、水素水生成部内に又は電気供給部内に、誘導コイル部の起電力誘起期間の長さと起電力の強さを制御する制御手段を備える。卓上型水素水生成器は、水素水生成状態を報知する水素水生成状態報知手段を備え得る。
両電極に通電がなされ、水素が発生される。発生した水素を本体部内部に投入、供給する。
制御手段によって、予め記録された電解電流の通電期間を設定して、電気供給部に、スイッチONからスイッチOFFまでの時間内で、前期間が後期間よりも極短く設定される。
当該制御手段が、前時間と後時間で通電される電解電流を切り替えて、前記電気供給部に、前時間における強電解力で水素発生量を大きくし、後時間における弱電解力で水素発生量を小さくする。後時間における弱電解力で水素発生量を小さくすることで、第1のモードで形成された水素水の水素濃度の低下をカバーして、当該水素濃度を維持する電解電流波形になる第2モードが形成される。
このようにして、前時間で水素濃度増加中水素水を提供し、後時間で水素濃度維持中の水素水を提供する卓上型水素水生成器が構成される。
また、卓上型水素水生成器100は、前記水素水生成部に水素水生成状態報知手段を備え得る。
この場合、当該制御手段が、強起電力誘起信号及び弱起電力誘起信号を生成し、強起電力誘起信号及び弱起電力誘起信号に対応して、水素水生成状態報知手段に、前時間における増加した水素発生中であること、及び後時間における減少した水素発生中であることの異なる水素発生状態を報知する報知情報を生成させ得る。
本発明の対象となる卓上型水素水生成器は、
ジャーポットと基台とからなり、当該ジャーポットが、本体部と電解部を備える。
前記ジャーポットに、小容量であるコップ容量の複数倍の容量になる大容量であるピッチャー容量の水素水が生成され、当該ピッチャー容量の水素水が少容量ごとにコップに分配される。
前記電解部が、陰電極膜及び陽電極膜と当該両電極膜間に配置された隔膜とからなり、
水素が前記隔膜によって酸素から分離されて前記本体内に投入されて水素水が生成され、分離された酸素が当該ジャーポット外に排出される。
当該卓上型水素水生成器は、次の構成を有する。
前記基台が、電源への接続部及び高周波磁界を発生させる高周波生成回路部を備えて、前記ジャーポットと前記基台とが電気的に無接点接続される。
前記ジャーポットの電解部が基板を備え、当該基板に、一体成形された、高周波磁界を受け、電磁誘導作用により起電力を誘起させる誘導コイル部、及び前記陰電極膜及び陽電極膜への電解モードを設定するMPUを備える。
前記電解モードが、前記陰電極膜及び陽電極膜への電解電流強度を大にして水素水濃度を高める前時間からなる第1モード及び電解電流強度を小にして水素水濃度を維持し、前時時間に比べて長い時間とされた第2モードからなるモードであり、
前記ジャーポットが前記第1モード及び第2のモードを通して前記基台から着脱自在とされ、前記ジャーポットが前記基台から前記第1モード及び第2のモードのときに各離脱可能されて、生成されたピッチャー容量の水素水が前記第1モード及び第2のモードのときに少容量のコップに分配可能とされる。
本発明によれば、ジャーポットの電解部が基板を備え、当該基板に、一体成形された、高周波磁界を受け、電磁誘導作用により起電力を誘起させる誘導コイル部、及び前記陰電極膜及び陽電極膜への電解電流波形モードを設定するMPUを備え、前記ジャーポットが前記基台から着脱自在とされ、前記ジャーポットが前記基台から離脱されて、前記本体部に溜められた水素水が参加者のニーズに対応したモードで外部に供給可能とされる卓上型水素水生成器を提供することができる。
これによって、卓上型水素水生成器を構成したとき、生成された水素水を複数人のカップに複数回に亘って提供することができる、例えば1.5Lというカップに比べれば比較的に大容量であって、水素水サーバーに比べれば小容量の飲料水を収納できるジャーポットを備えた卓上型水素水生成器でありながら、ジャーポットを小型にすることができて、軽量で持ち運びができるようにすることができる卓上型水素水生成器を提供することができる。懇談・懇親の場に参加する参加人に、水素水形成されたら速やかに当初のカップ1杯の水素水を提供し、懇談・懇親に要する時間内において、省エネを実現しながら迅速に引き続いてカップ1杯目の水素濃度を維持した濃度のカップ2杯目の水素水の提供することのできるニーズに対応することができる。そして、前記基台から離脱された前記ジャーポットから、別個の異なる光色を持つ光の照射で分別された、前記数分内に生成された所定の水素水濃度を持つ水素水の複数の小容量のコップへの第1回目の分配及び別個の異なる光色を持つ光の照射で分別された、第1回目の分配後に複数の小容量のコップへ水素水濃度が維持された水素水の次回の分配を可能とする卓上型水素水生成器を提供することができる。
多数の人間がある卓の前に集合して、懇談・懇親する状態を示す図 本発明の実施例の卓上型水素水生成器の全体図 卓上型水素水生成器の分解図 卓上型水素水生成器の基台の分解図 基台の内部に構成される電気供給部の内部構成図 電解部の内部構成図 本発明の実施例の卓上型水素水生成器の機能図 電極及びイルミネーションへの電気を給電する電気給電図 電気回路をブロックで示す図 タイムチャートを示す図 ヒーターを配設した状態を示す図 味覚を向上させる添加物を添加する状態を示す図 味覚を向上させる添加物を添加する状態の他の例を示す図
以下、本発明に実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例で使用される用語について説明する。
<卓上型水素水生成器>卓上に置く目的で試作された水素生成ポット
<ジャーポット>容量が1.5L程度で、ポット形態をなして、何回にも分けて水素水を分配するのに適した量を持つピッチャータイプのポット。基台との間で、電気的に無接点接続が形成される。
<基台>ジャーポットを受け、ジャーポットを載置するに適した土台で、電気供給部を備える。
<着脱自在>螺着などの固着部材を介在することなく、取っ手で持ち上げるだけで離脱分離され、そして載置することで、機能的に一体のものとなる構成
<水素水生成>生成され水素が溶解した水を生成すること
<電気供給部>電源から交流電気を取り入れ、直流電流に整流して電解部への電気供給部を形成する。
<電解部>水素水生成のための水素生成部。陰電極膜及び陽電極膜と当該両電極膜間に配置された隔膜(高分子電解膜)とからなり、投入された水を電気分解して水素と酸素を発生させる。陰電極膜及び陽電極膜は、陰電極板及び陽電極板ということもできる。
<高分子電解膜>高分子膜から形成される。高分子膜には、例えば広く市販されているスルフォン酸基を有するフッ素樹脂系カチオン交換膜が用いられ得る。双方の電極膜で発生した水素及び酸素を分離状態におく作用がある。
<第1モードと前時間>第1の電解電流の波形で形成され、水素水生成するモード。電流強さが強に設定された第1の電解電流によって、スイッチONからスイッチOFFの前段階の前時間で水素水の生成がなされる。第1モードによる前時間は、第2モードによる後時間よりも短く、そして電解電流波形は大きくされ、迅速な水素水の形成を可能とする。
<第2モードと後時間>第2の電解電流の波形で形成され、生成された水素水の水素濃度を維持するモード。生成された水素は、外部に飛散しやすく、水素濃度は低下するために、水素を供給して水素濃度の低下が防止され、水素濃度が維持される。水素生成量は、第1モードの場合に比べて少量とされ、消費エネルギーは小さくて済む。後時間は、前時間が数分であるのに対して2時間というように極めて長い時間に設定される。
<MPU>マイクロプロセッサ。第1モード及び第1モードを設定し、第1モード及び第1モードからなる全体時間を設定する。また第1モード、第2モードの電解波形に同期させてイルミネーションLEDランプを点灯させる信号を生成し、前記電解波形に同期させることができる。
<ヒーター>電磁誘導加熱手段が採用される。
<水素水生成状態報知手段>典型的には、イルミネーションLEDランプによる光照射によって水素水生成状態報知する装置。水素水生成状態報知は、イルミネーション光による報知以外に音声による報知がある。イルミネーション光による報知、音声による報知手段以外の報知手段であってもよい。
<味覚を向上させる添加物>例えば、コーヒー、お茶(ウーロン茶、紅茶、昆布茶、麦茶、緑茶)、ココア、ミルク、チョコレート飲料等の飲料用添加物

図3は、本発明の実施例である卓上型水素水生成器100の分解図である。
卓上型水素水生成器100は、ジャーポット11と電気供給部を備えた基台12と蓋13からなる。ジャーポット11は、樹脂容器形態であり、生成された水素水を収納する本体部14とその下部に配設された電解部15からなる。ジャーポット11は、基台12に着脱自在にされ、取っ手16及び差し口17を備えて、取っ手16を持つことで基台12から離脱され、生成された水素水を差し口16から図1に示されるカップ3に供給することができる。
本体部14は、保持部18を備え、電解部15は保持部内に収納され、ビス止めされて本体部14に固着される。本体部14と電解部15を持ち、水素水を形成し、保持することのできるジャーポット11が形成される。
ジャーポット11の電解部15で水が電気分解され、電解によって水素と酸素が生成され、水素が分離されて本体内に収納された水に投入されて水素水が生成される。
ジャーポット11の外表面には、生成され、保持される水素水の量を知るに便利な目盛19が設けられる。
図3(イ)は、本体部14の底部を上方から見た図であり、図3(ロ)は、本体部14の底部を下方から見た図である。
図3(イ)に示されるように、本体部14の底部25には、突起部26が形成され、突起部26の中央部に貫通孔部27が設けられる。図3(ロ)に示されるように、貫通孔部27の周囲に4つのビス穴28が設けられる。
電解部の保持部内に収納された電解部15は、円筒状をなし、樹脂形態とされて、収納さたときに外部からは見えない。
電解部15は、保持板51を備え、保持板51には、電解部15を電解部の保持部18に固着するためのビス穴22が設けられ、電解部15で分離された酸素をジャーポット外に排出するための空気出口穴23が設けられる。
電解部15は、保持板51上に基板(1)42(図4参照)を備える。
基台12は、樹脂容器形態であり、円筒状をなす。円筒状の外面部に一体成形の底部を備え、上端が電界部15に接する。円筒状の外面部に、コード差込む口24が設けられ、底部に、ビス穴22に対抗して、ビス穴(図示せず)が上方に向けて設けられる。基台12は、ジャーポット11が組み込まれたときに、ジャーポット11を安定して図1に示される卓1の上に保持することができる。
基台12は、底部上面に図5に示される基板(2)を備える。
図4は、卓上型水素水生成器の基台の分解図である。
基台12は、基台本体部12A及び基台本体部内部に組み込まれる電気供給部30からなり、電気供給部30は、上方から電気導入部31、パッキング32、高周波磁界発生部33及び電気接続部36からなる。電気導入部31は、図5に示されるように直流整流回路35を持ち、高周波磁界発生部33は、高周波磁界発生コイル39を持つ。電気接続部36は、ビス受け91を有して電気導入部31を受け、電気導入部31は、ビス止によって電気接続部36に固定される。電気接続部36は、中央に基板(1)42を備え、図において左端に差し込み口92を持つ。
電気導入部31と高周波磁界発生部33との間にパッキング32は配設される。
基台本体部12Aは、受け部93を有して、電気導入部31、パッキング32、高周波磁界発生部33及び電気接続部36を受け、これら部品を固定する。さらに基台本体部12Aは、差し込み口92を収納する差込口収納部90を有している。
図5は、基台に内部に構成される電気供給部の内部構成図である。
基台本体部12Aは、上側にわずかに狭くなる円錐状に形成され、差込口収納部90を備え、内部周囲にジャーポットの底部を載置する受け部93を備え、内部中央部に電気供給部30を備える。
電気供給部30は、電源回路部を構成するもので、2つのパーツからなり、その一つは直流電源回路部31であり、もう一つは高周波磁界発生部33である。電気供給部30は、蓄電池を設けることで、充電タイプの電気供給部とすることができる。
電気導入部31は、直流電源回路部を形成する。直流電源回路部は、基板(1)32に形成され、基板(1)上に、端子が挿入される差し込み口92、差し込み口92に接続された配線部34、直流整流回路部35からなり、保持部材36に保持される。電気接続部36にビス穴37が設けられる。
高周波磁界発生部33は、基板(1)上に載置される保持板38、保持板38の上の載置される高周波磁界発生コイル39、高周波磁界発生コイル39を保持板38に固定する固定シート40からなり、制御ユニットをなす。制御ユニットは、交流100Vの電源を整流して直流電流とし、高周波磁界を発生させる。
保持部材38にビス穴41が設けられる。これらの部品を向き合わせにして、保持板38を保持板36の上に載置し、双方のビス穴にビスを螺着することで、基板(1)上に設けられた直流電源回路部31と高周波磁界発生部33が双方間に設けられた間隙を介してビス止で一体化される。
一体化された電気供給部30は、図4に示されるように、高周波磁界発生部32を上側にし、直流電源回路部31を下側にして、それらの間にパッキング32を備えて、基台12に、下方向から基台2の中央に設けた貫通する空間部に嵌め込まれて、組み込まれる。
図6は、電解部の内部構成図である。
電解部15は、中央部に電解セル50を構成する。電解セル50は、底部に保持板51を有し、主要部は2つのパーツからなる。その一つは保持板51に載置される誘導コイル部52であり、もう一つは電極部53である。
誘導コイル部52が、基板(2)54と基板(2)54に一体成形で形成された誘導コイル55、コネクタCN56から形成される。すなわち基板(2)54は、誘導コイル55、コネクタCN56及び制御回路に電解電流波形を形成させるMPU81を載置する。MPU81及び電解発生回路87は、制御回路からなる制御手段を形成する。この制御手段で制裁された信号によって電解波形出力回路88が電解波形を生成し、出力する。
基板(2)54には、制御手段によって照射が制御されるイルミネーションライトを載置することができる。また、加温された水素水を形成するような場合、制御手段に、ヒーターに加温制御された電流を通電するための回路が設けられる。
電極部53が、陰電極膜57、陽電極膜58、双方の電極膜間に配置される隔膜としての高分子電解膜59、これらの膜を保持する保持部材60及びコネクタCN56と陰電極膜57、陽電極膜58とを結ぶ接続端子6364から形成される。
陰電極膜57を上側して、陽電極膜58を下側にして水平配置され、双方電極膜間に高分子電解膜59が挟持されて配設され、一体として透明材になる保持板61に保持される。保持板61は、中央部に貫通孔部を持つ、透明材になる保持部材60に固定して保持される。
電解セルを構成する陰電極膜57、陽電極膜58は水の供給を受けて、水素及び酸素を生成し、高分子電解膜59は水素のみを本体部14に導入させる。
保持部材60は、図3(イ)(ロ)に示される貫通孔部27に配設され、保持部材60は、貫通孔部27に固定される。透明材になる保持部材60、保持板61は、イルミネーションライトからのLED光になるイルミネーション光を透過して本体部14内を照射する。保持部材60と保持板61との間にパッキングが装着され、空間部が形成される。
保持板61は、中央部に孔部(図示せず)を有して、発生した酸素は、保持部材60と保持板61との間に形成される空間部に排出される。空間部に排出された酸素は、保持板61に設けた空気出口穴から保持板61と電解部15との間に形成される空間部に排出される。
図7は、本発明の実施例の卓上型水素水生成器の機能図である。
上述したように、実施例の卓上型水素水生成器100は、ジャーポット11と基台12とからなり、ジャーポット11が基台12から着脱自在とされ、
ジャーポット11が、本体部14と電解部15を備え、
電解部15が、陰電極膜57及び陽電極膜58と両電極間に配置された高分子電解膜59とからなり、
水素が高分子電解膜59酸素から分離されて本体内に投入されて水素水が生成され、分離された酸素が当該ジャーポット外に排出される。
電解部15が、高周波磁界による電磁誘導作用により起電力を誘起させる誘導コイル部52を備える。また、基板(2)54の上にイルミネーションライト82を備える。
前記ジャーポットの電解部が基板を備え、当該基板に一体成形された、高周波磁界を受け、電磁誘導作用により起電力を誘起させる誘導コイル部及び前記陰電極膜及び陽電極膜への電解電流通電時間を前時間で、そして電解電流通電時間を後時間で設定された電解電流波形を形成するMPUを備える。
当該MPUによって、電解電流通電時間が前時間で設定される第1モードと電解電流通電時間が後時間で設定される第2のモードからなるモードであって、例えば予め設定される時間が2時間以内とされたモード、数分の前時間が予め設定された第1モード、及び残り時間になる後時間が設定された第2モードを取得し、第1モードから第2モードに切り替える制御を行う制御手段が形成される。
卓上型水素水生成器100は、ジャーポット11が基台12から離脱されて、生成された水素水を外部に供給可能である。
上述した卓上型水素水生成器100は、次の機能を備える。
・水を電気分解して水素及び酸素を発生させる。
・水素を酸素から分離して、本体部内の水に投入し、水素水を生成する。
・基台電源への接続部及び高周波磁界を発生させる高周波生成回路部を持つ前記基台を備える。
・高周波磁界を受け、電磁誘導作用により起電力を誘起させる誘導コイル部及び前記陰電極膜及び陽電極膜への電解電流通電時間が前時間で設定される第1モードと電解電流通電時間が後時間で設定される第2のモードからなるモードであって、時間が予め設定されたモード、前時間が予め設定された第1モード、及び残り時間になる後時間が設定された第2モードを設定し、第1モードから第2モードに切り替える制御がなされる。
・第1のモードで、前時間で発生される単位時間当たりの水素発生量が第2モードの後時間で発生される単位時間当たりの水素発生量に比べて大きくされ、前時間が経過すると第2モードに切り替えられる。これによって、第2のモード時に水素が継続して補給されて、水素水の水素濃度が所定の濃度に維持することが可能とされる。
・電解部が、高周波磁界による電磁誘導作用により起電力を誘起させる誘導コイル部を備えることで、ジャーポット11は、基台12から分離され、電源80から脱離された状態での使用が可能とされる。
・卓上型水素水生成器100は、第1モードで生成された水素水であって、イルミネーション光が照射されて第1モードで生成された水素水であることが報知された水素水、及び第1モードを経て第2モードで生成された水素水であって、前記光とは異なる光色のイルミネーション光が照射されて第2モードで生成された水素水であることが報知された水素水を保持する。
・本体部内に収納された水に、味覚を向上させる添加物が包含され、当該味覚を向上させる添加物が包含した水素水を生成することを可能として懇談・懇親時に当該水素水の提供を可能とする。
図8は、電極57、58及びイルミネーションライト82に電気を給電する電気給電図である。
基板(2)54は、制御基板をなし、板上にMPU81及び照射装置としてのイルミネーションライト82備える。イルミネーションライト82は、MPU81によって連係されて、電解電流波形に連動して光を照射させる水素水生成状態報知手段83を形成する。
電解部15が、高周波磁界による電磁誘導作用により起電力を誘起させる誘導コイル部52を備えることで、電気供給部30との間に無接点接続が形成される。
図9は、電気回路及び制御手段をブロックで示す図である。
図9において、電気系統は、誘起した起電力基づく電源回路84と、ON、OFスイッチ85と、出力制御リレー85に接続された過電流保護回路86と、電源回路84に接続され、MPU81によって制御された電解波形を発生させる電解波形発生回路87と、電解波形発生回路87に接続されたから電解波形を出力する電解波形出力回路88と、MPU81からの制御信号でイルミネーションライト82作動させるLEDライトドライバー回路(図示せず)とを含んで構成される。
卓上型水素水生成器100のON,OFF操作にON、OFFスイッチ85が採用される。
ON,OFFスイッチ85は、電源80に接続された電気接続部36の差し込み、抜出操作によってON,OFF操作がなされるようにしてもよい。水素水水位検出器を設けておいて、水位が所定以下になったことを検知してON、OFF操作させるようにしてもよい。
図10は、タイムチャートを示す図である。
図10に、第1モード及び第2モードに対応して、設定された前時間、後時間が取得される。第1モード、第2モードに対応して、A.電源の元となる起電力、B.水素生成量、C.水素水水素濃度、D.温度、E.イルミネーション光照射、F.ジャーポットからの水素水の提供が示される。
MPU81に、電解電流通電時間が前時間で設定される第1モードと電解電流通電時間が後時間で設定される第2のモードからなるモードであって、予め設定される時間が2時間以内とされたモード、20分以内になる前時間の第1モード、及び残り時間になる後時間の第2モードが予め設定される。これらの時間は、2時間以内で、前時間が後時間よりも短き時間とする範囲で調整可能である。
MPU81は、第1モードに設定された前時間が終了すると、光色の光照射が異なるものとするが、このときに”ピー”という音声を発生させる信号を生成することで、基板(2)に設けた音声発生装置(図示せず)に”ピー”という音声を発生させることができる。
起電力は、第1モードで強に、第2モードで弱に設定され、第2モードでの省エネ運転が実行される。第1モードにおいて、水素生成量は、単位時間当たり増大され、これに伴って、水素水の水素濃度が増大する。
卓上型水素水生成器100に加熱装置が装着された場合、急速な加熱がなされ、温度が急速に高められ、本体部内に収納された水に、味覚を向上させる添加物が添加されるに適した状態が迅速に形成される。
このモードでは、複数のイルミネーション光の光色を切換えられて使用される。
このモードで、懇談・懇親への参加者2が持つ当初のカップへの水素水の数分内で第1回目の供給(第1回目の分配)がなされる。第2モード期間では、継続して水素水の供給(次回目の分配)がなされる。電源が切られた場合には、第1モード、第2モードはリセットとなる。
適切に加温され、味覚を向上させる添加物が添加された水素水が生成されて、供給されると懇談・懇親がより和やかになることが期待される。
設定された第1モードが終了すると、第1モードは自動的に第2モードに切り替えられる。第2のモードでは、水素生成は、第1モードで生成した水素が水素水から飛散してロスした分の量の水素生成とされる。これによって、第2モードにおいて水素水の水素濃度が保持される。第2モードにおいて、水素水の温度は、適温に維持される。
このモードで、懇談・懇親への参加者2が持つ第2回目のカップへの水素水の供給がなされる。適切に加温され、味覚を向上させる添加物が添加された水素水が生成されて、供給されると懇談・懇親がより和やかになることが期待される。
複数の異なる光色を持つ光を照射させる光照射装置を備えた卓上型水素水生成器内に保持された水素水は、卓上型水素水生成器100によって第1モードで生成された水素水であって、光が照射されて第1モードで生成された水素水であることが報知された水素水、及び第1モードを経て第2モードで生成された水素水であって、前記光とは異なる光色の光が照射されて第2モードで生成された水素水であることが報知された水素水である。
以上のように、電解モードに基づいて設定された第1のモードによって、陰電極膜及び陽電極膜への電解電流強度を大に調節されて、ピッチャー容量の水の水素水濃度がスイッチONされると数分内に高められ、及び第2のモードによって、その後電解電流強度を小に調節されて、生成された水素水濃度を維持するために水素が補給される。
水素水生成状態報知手段が、第1モード内にある水素水及び第2モード内にある水素水に別個の異なる報知情報を発する。
基台から離脱された前記ジャーポットから、別個の異なる報知情報で分別された、数分内に生成された所定の水素水濃度を持つ水素水の複数の小容量のコップへの第1回目の分配及び別個の異なる報知情報で分別された、第1回目の分配後に複数の小容量のコップへ水素水濃度が維持された水素水の次回の分配を可能とされる。
図11は、ヒーターを配設した状態を示す図である。
本体部14の底部25の下側にニクロム線になるヒーター95が配設される。ヒーター95は、電磁誘導加熱手段によって形成される。ヒーター95に設置によって、水素水の温度を適温に維持することができる。ヒーターに下部には断熱材96が設置される。
図12は、味覚を向上させる添加物を添加する状態を示す図である。
貫通孔部27に、味覚を向上させる添加物を収納し,多孔性の容器97を装着して、生成された水素98を、多孔性の容器97を通過させて本体部14に流出させる。図10に示されるヒーター設置と組み合わせることで、味覚を向上させた添加物を含む適度に温度調整された水素水の提供することができる。
図13は、味覚を向上させる添加物を添加する状態の他の例を示す図である。
本体部14の内部の水中に、味覚を向上させる添加物を入れた添加物袋(パック)99が置かれる。
例えば、紅茶パック、お茶パックが本体部14の内部の水中に置かれる。紅茶エキス、お茶エキスが溶出することで、また。図10に示されるヒーター設置と組み合わせることで、味覚を向上させる添加物を含む適度に温度調整された水素水の提供することができる。

本実施例によれば、予め設定された前時間の電解電流通電時間で設定される第1モードと後時間の電解電流通電時間で設定される第2のモードを取得し、双方のモードに予め設定される時間、特に第2モードに設定される時間を2時間以内とし、第1モードから第2モードに切り替えられ、第1モードの数分以内の時間では水素発生量が大きくされ、第2モードの残り時間では水素発生量が小さくされ、第1モードから第2モードに切り替えられることができる。
これによって、懇談・懇親の場に参加する参加人に、水素水形成されたら速やかに当初のカップ1杯の水素水を提供し、懇談・懇親に要する時間内において引き続いてカップ1杯目の水素濃度を維持した濃度のカップ2杯目の水素水の提供することのできるニーズに対応した卓上型水素水生成器を提供することができ、カップ2杯目以降の水素水の水素濃度保持のモードの採用によって省エネによる水素水の供給を実現することができる。
基台から離脱されたジャーポットから、別個の異なる報知情報で分別された、数分内に生成された所定の水素水濃度を持つ水素水の複数の小容量のコップへの第1回目の分配及び別個の異なる報知情報で分別された、第1回目の分配後に複数の小容量のコップへ水素水濃度が維持された水素水の次回の分配が可能とされる。
前記水素水生成状態報知手段が複数の異なる光色を持つ光を照射させる光照射装置であり、
前記光照射装置が、第1モード内にある水素水及び第2モード内にある水素水に別個の異なる光色を持つ光を照射し、
前記基台から離脱された前記ジャーポットから、別個の異なる光色を持つ光の照射で分別された、前記数分内に生成された所定の水素水濃度を持つ水素水の複数の小容量のコップへの第1回目の分配及び別個の異なる光色を持つ光の照射で分別された、第1回目の分配後に複数の小容量のコップへ水素水濃度が維持された水素水の次回の分配を可能とする。
さらに本発明の実施例によれば、提供される水素水が単なる純水ではなく、味覚を向上させた添加物を含む適度に温度調整された水素水の提供ニーズに対応した卓上型水素水生成器が提供される。
100…卓上型水素水生成器、1…卓、2…参加者、3…カップ、11…ジャーポット、12…基台、13…蓋、14…本体部、15…電解部、16…取っ手、18…電解部の保持部、23…空気出口孔、27…貫通孔部、30…電気供給部、31…電気導入部、32…パッキング、33…高周波磁界発生部、35…直流整流回路、36…電気接続部、38…保持板、39…高周波磁界発生コイル、40固定シート、42…基板(1)、50…電解セル、51…保持板、52…誘導コイル部、53…電極部、54…基板(2)、55…誘導コイル、56…コネクタCN、57…陰電極膜、58…陽電極膜、59…隔膜としての高分子電解膜、60…保持部材、61…保持板、81…MPU、82…イルミネーションライト(LEDライト)、83…水素水生成状態報知手段、87…電解発生回路、88…電解波形出力回路、92…差し込み口。

Claims (7)

  1. ジャーポットと基台とからなり、
    当該ジャーポットが、樹脂製で、本体部と電解部と光照射装置とを備え、
    記本体部が、外部に酸素を排出する酸素排出孔を有して、小容量であるコップ容量の複数倍の容量になる大容量のピッチャー容量を備え、
    記電解部が、酸素排出孔を有し、陰電極膜及び陽電極膜と当該両電極膜間に配置された隔膜とを保持する保持部材を備え、
    電解により水素及び酸素が生成され、生成された水素が前記隔膜によって酸素から分離されて前記本体内に投入されて水素水が生成され、分離された酸素が当該ジャーポット外に排出される卓上型水素水生成器において、
    前記基台が、電源への接続部及び高周波磁界を発生させる高周波生成回路部を備え、
    基板が、高周波磁界を受け、電磁誘導作用により起電力を誘起させる誘導コイル部前記陰電極膜及び陽電極膜への電解モードを設定するMPU、及び光照射装置載置し、
    保持板が、酸素排出孔を有して、当該基板及び前記保持部材を備え、
    前記電解部が、当該保持板を備え、当該保持板によって前記本体部に固着され、
    前記本体部、前記保持板及び前記保持部材にそれぞれ酸素排出孔が設けられ、前記ジャーポットと前記基台とが電気的に無接点接続され、前記ジャーポットが前記基台着脱自在とされ、
    生成された水素と酸素とが分離され、分離された水素が前記本体部内の水に供給され、そして分離された酸素が前記本体部、前記保持板及び前記保持部材に設けられた3つの酸素排出孔を経て当該ジャーポット外に排出され、
    時間経過に基づいて設定された、第1のモードによって、前記陰電極膜及び陽電極膜への電解電流強度を大に調節されて、前記ピッチャー容量の水の水素水濃度がスイッチONされると数分内に高められ、及び第2のモードによって、その後電解電流強度を小に調節されて、生成された水素水濃度を維持するために水素が補給され、
    記光照射装置が、前記本体部内で、第1モードの時間内にある水素水及び第2モードに時間内にある水素水に別個の異なる光色の光が照射されることで、前記ジャーポットが、第1モードの時間内で生成された水素水、及び第2モードに時間内で生成された水素水のいずれの水素水であることを示す水素水生成状態の報知されたジャーポットであること
    を特徴とする卓上型水素水生成器。
  2. 請求項1に記載された卓上型水素水生成器において、
    前記光照射装置が複数の異なる光色を持つイルミネーション光を照射させるLEDランプで構成され、当該LEDランプが前記電解内に配置の透明材になる保持板に備えられ、
    前記LEDランプが、第1モード内にある水素水及び第2モード内にある水素水に別個の異なる光色を持つイルミネーション光を照射し、
    前記基台から離脱された前記ジャーポットから、別個の異なる光色を持つイルミネーション光の照射で分別された、前記数分内に生成された所定の水素水濃度を持つ水素水の複数の小容量のコップへの第1回目の分配及び別個の異なる光色を持つイルミネーション光の照射で分別された、第1回目の分配後に複数の小容量のコップへ水素水濃度が維持された水素水の次回の分配を可能とすることを特徴とする卓上型水素水生成器。
  3. 請求項1に記載された卓上型水素水生成器において、
    前記MPUによって、第1モードから第2モードへの切り替え制御の際に、別個の異なる光色を持つ光の照射の切換え制御を行うことを特徴とする卓上型水素水生成器。
  4. 請求項1に記載された卓上型水素水生成器において、
    前記MPUによって、第2モードに予め設定される時間が2時間以内とされ、当該時間が経過するとスイッチOFFが自動的になされることを特徴とする卓上型水素水生成器。
  5. 請求項1に記載された卓上型水素水生成器において、
    記電解部が、基板を備え、当該基板に、一体成形された、高周波磁界を受け、電磁誘導作用により起電力を誘起させる前記誘導コイル部を備えることを特徴とする卓上型水素水生成器。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載された卓上型水素水生成器において、
    記本体部が、当該本体内の水を前記生成された起電力で加熱するヒーターを備えることを特徴とする卓上型水素水生成器。
  7. ジャーポットと基台とからなり、
    当該ジャーポットが、樹脂製で、本体部と電解部と光照射装置とを備え、
    記本体部が、外部に酸素を排出する酸素排出孔を有して、小容量であるコップ容量の複数倍の容量になる大容量のピッチャー容量を備え、
    記電解部が、酸素排出孔を有し、陰電極膜及び陽電極膜と当該両電極膜間に配置された隔膜とを保持する保持部材を備え、
    前記基台が、電源への接続部及び高周波磁界を発生させる高周波生成回路部を備え、
    基板が、高周波磁界を受け、電磁誘導作用により起電力を誘起させる誘導コイル部及び前記陰電極膜及び陽電極膜への電解モードを設定するMPU、及び光照射装置載置し、
    保持板が、酸素排出孔を有して、当該基板及び前記保持部材を備え、
    前記電解部が、当該保持板を備え、当該保持板によって前記本体部に固着され、
    前記本体部、前記保持板及び前記保持部材にそれぞれ酸素排出孔が設けられ、前記ジャーポットと前記基台とが電気的に無接点接続され、前記ジャーポットが前記基台着脱自在とされ、
    電解により水素及び酸素が生成され、生成された水素が前記隔膜によって酸素から分離されて前記本体内に投入されて水素水が生成され、分離された酸素が当該ジャーポット外に排出される卓上型水素水生成器による水素水生成方法において、
    生成された水素と酸素とが分離され、分離された水素が前記本体部内の水に供給され、そして分離された酸素が前記本体部、前記保持板及び前記保持部材に設けられた3つの酸素排出孔を経て当該ジャーポット外に排出され、
    前記MPUが電解電流電解波形による電解モードを設定し、
    時間経過に基づいて設定された、第1のモードによって、前記陰電極膜及び陽電極膜への電解電流強度を大に調節されて、前記ピッチャー容量の水の水素水濃度がスイッチONされると数分内に高められ、及び第2のモードによって、その後電解電流強度を小に調節されて、生成された水素水濃度を維持するために水素が補給され、
    記光照射装置が、前記本体部内で、第1モードの時間内にある水素水及び第2モードに時間内にある水素水に別個の異なる光色の光が照射されることで、前記ジャーポットが、第1モードの時間内で生成された水素水、及び第2モードに時間内で生成された水素水のいずれの水素水であることを示す水素水生成状態の報知されたジャーポットとして形成され、
    当該ジャーポットから、光照射で分別された第1回目に分配される水素水及び第2回目に分配される水素水が提供されること
    を特徴とする卓上型水素水生成器による水素水生成方法。
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