JP6705679B2 - リトラクタ及びシートベルト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リトラクタ及びシートベルト装置に関し、特に、自動ロック機構を備えたリトラクタ及び該リトラクタを備えたシートベルト装置に関する。
自動車等の車両には、一般に、乗員が着座する腰掛部と乗員の背面に位置する背もたれ部とを備えたシートに乗員を拘束するシートベルト装置が設けられている。かかるシートベルト装置は、乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うリトラクタと、車体側に設けられ前記ウェビングを案内するガイドアンカーと、前記ウェビングを車体側に固定するベルトアンカーと、前記シートの側面に配置されたバックルと、前記ウェビングに配置されたトングと、を有し、前記トングを前記バックルに嵌着させることによってウェビングにより乗員をシートに拘束している。かかるシートベルト装置では、ウェビングの一端はベルトアンカーに固定されており、ウェビングの他端はガイドアンカーに挿通されてリトラクタに接続されている。
かかるリトラクタには、車両衝突時等の緊急時にウェビングの引き出しをロックする緊急ロック機構を有する緊急時ロック式リトラクタ(ELR:Emergency Locking Retractor)と、チャイルドシートの取り付け時等にウェビングの巻き取りのみを行いウェビングの引き出しをロックする自動ロック機構を有する自動ロック式リトラクタ(ALR:Automatic Locking Retractor)と、がある。これらのロック機構を有するリトラクタでは、例えば、特許文献1に記載されたように、ALR付きELRが主流である。
特許文献1に記載された自動ロック機構は、ウェビングを巻き取るスプールのシャフトに減速機構を介して回転されるカム部材と、カム部材の外周に形成された切換突起又はロックストッパーに接触して回動されるパウル制御アームと、パウル制御アームと連動して回動可能に配置されたパウルと、スプールのシャフトに固定されたラチェットホイールと、を備えている。
かかる自動ロック機構では、通常使用時はパウルがラチェットホイールから離隔した状態(オフ状態)に保持されており、ウェビングを全量引き出すとパウル制御アームが切換突起に接触して回動し、それに伴ってパウルも回動してラチェットホイールに係止した状態(オン状態)に切り換えられる。その後、パウル制御アームがロックストッパーに接触するまでの間は、ウェビングの引き出しがロックされる。そして、ウェビングを一定量巻き取るとパウル制御アームがロックストッパーに接触して回動し、それに伴ってパウルも回動してラチェットホイールから離隔した状態(オフ状態)に切り換えられる。
実開平5−62360号公報
上述した特許文献1に記載されたリトラクタでは、パウルのオン状態及びオフ状態を切り換えるカム部材は略円板形状を有しており、その外周の一部に切換突起及びロックストッパーの両方が形成されている。また、カム部材及びパウル制御アームは、回転部品であることから、少なからず軸方向のズレを生じる可能性がある。したがって、この軸方向のズレに加えて、製造公差や組付誤差等を考慮すれば、カム部材とパウル制御アームとの接触を担保するには、カム部材及びパウル制御アームの厚さ(軸方向の幅)を一定量確保する必要がある。
ところで、近年、車載機器の小型化のニーズが高く、リトラクタの小型化が望まれている。しかしながら、上述したように、従来の自動ロック機構では、カム部材の薄型化が難しいという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、自動ロック機構の部品を薄型化することによって装置の小型化を図ることができる、リトラクタ及びシートベルト装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、前記ウェビングの引き出しをロックする自動ロック機構と、を備えたリトラクタにおいて、前記自動ロック機構は、前記スプールに減速機構を介して回転可能に接続されたスイッチングプレートと、該スイッチングプレートによって操作されるレバー部材と、を備え、前記スイッチングプレートは、円板形状のガイド部と、該ガイド部の一方の面に配置された第一凸部と、前記ガイド部の他方の面に配置された第二凸部と、前記ガイド部の一方の面に同軸上に配置され前記ガイド部よりも小径の第一円板部と、前記ガイド部の他方の面に同軸上に配置され前記ガイド部よりも小径の第二円板部と、を備え、前記第一凸部は前記第一円板部の側面に配置され、前記第二凸部は前記第二円板部の側面に配置されており、前記レバー部材は、前記第一凸部に接触する第一レバーと、前記第二凸部に接触する第二レバーと、前記第一レバーと前記第二レバーとの間に配置され前記ガイド部を通過可能な隙間と、を備える、ことを特徴とするリトラクタが提供される。
また、本発明によれば、乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うリトラクタと、前記ウェビングを車体側に固定するベルトアンカーと、前記乗員が着座する腰掛部を備えたシートの側面に配置されたバックルと、前記ウェビングに配置されたトングと、を備えたシートベルト装置において、前記リトラクタは、前記ウェビングの巻き取りを行うスプールと、前記ウェビングの引き出しをロックする自動ロック機構と、を備え、前記自動ロック機構は、前記スプールに減速機構を介して回転可能に接続されたスイッチングプレートと、該スイッチングプレートによって操作されるレバー部材と、を備え、前記スイッチングプレートは、円板形状のガイド部と、該ガイド部の一方の面に配置された第一凸部と、前記ガイド部の他方の面に配置された第二凸部と、前記ガイド部の一方の面に同軸上に配置され前記ガイド部よりも小径の第一円板部と、前記ガイド部の他方の面に同軸上に配置され前記ガイド部よりも小径の第二円板部と、を備え、前記第一凸部は前記第一円板部の側面に配置され、前記第二凸部は前記第二円板部の側面に配置されており、前記レバー部材は、前記第一凸部に接触する第一レバーと、前記第二凸部に接触する第二レバーと、前記第一レバーと前記第二レバーとの間に配置され前記ガイド部を通過可能な隙間と、を備えることを特徴とするシートベルト装置が提供される。
前記リトラクタ及び前記シートベルト装置において、前記レバー部材は、前記スプールと同期回転する部品に係止可能な係止アームを備えていてもよい。
また、前記第一凸部及び前記第二凸部の何れか一方は、前記係止アームを前記スプールと同期回転する部品に係止させたオン状態に切り換えるように前記レバー部材を回動させる位置に配置され、前記第一凸部及び前記第二凸部の何れか他方は、前記係止アームを前記スプールと同期回転する部品から離隔させたオフ状態に切り換えるように前記レバー部材を回動させる位置に配置されていてもよい。
また、前記自動ロック機構は、前記レバー部材の前記オン状態又は前記オフ状態を一時的に保持する弾性体を含んでいてもよい。
上述した本発明に係るリトラクタ及びシートベルト装置によれば、スイッチングプレートにガイド部を形成したことにより、ガイド部によりレバー部材を案内することができることから、部品の軸方向のズレ、製造公差や組付誤差等による影響を低減することができ、スイッチングプレートを薄型化することができ、最終的に装置の小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るリトラクタを示す部品展開図である。 自動ロック機構の構成部品を示す詳細図であり、(A)はスイッチングプレートの側面図、(B)はレバー部材の側面図、(C)はレバー部材の周辺斜視図、を示している。 自動ロック機構をオフ状態からオン状態に切り換える動作を示す説明図であり、(A)はオフ状態、(B)はオン状態、を示している。 自動ロック機構をオン状態からオフ状態に切り換える動作を示す説明図であり、(A)はオン状態、(B)はオフ状態、を示している。 本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を示す全体構成図である。
以下、本発明の実施形態について図1〜図5を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の一実施形態に係るリトラクタを示す部品展開図である。図2は、自動ロック機構の構成部品を示す詳細図であり、(A)はスイッチングプレートの側面図、(B)はレバー部材の側面図、(C)はレバー部材の周辺斜視図、を示している。なお、図1においてウェビングの図を省略してある。また、図2(A)は図1におけるA矢印方向から見た側面図であり、図2(B)は図1におけるB矢印方向から見た側面図である。
本発明の一実施形態に係るリトラクタ1は、例えば、図1〜図2(C)に示したように、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプール2と、ウェビングの引き出しをロックする自動ロック機構3と、を備え、自動ロック機構3は、スプール2に減速歯車4を介して回転可能に接続されたスイッチングプレート5と、スイッチングプレート5によって操作されるレバー部材6と、を備え、スイッチングプレート5は、円板形状のガイド部50と、ガイド部50の一方の面に配置された第一凸部51と、ガイド部50の他方の面に配置された第二凸部52と、を備え、レバー部材6は、第一凸部51に接触する第一レバー61と、第二凸部52に接触する第二レバー62と、第一レバー61と第二レバー62との間に配置されガイド部50を通過可能な隙間63と、を備えている。
スプール2は、ウェビングを巻き取る巻胴であり、リトラクタ1の骨格を形成するベースフレーム11内に回転可能に収容されている。ベースフレーム11は、例えば、略四角形状の筒形状を有している。ベースフレーム11の一方(例えば、図の右側)の端面にはスプリングユニット12が配置され、ベースフレーム11の他方(例えば、図の左側)の端面にはプリテンショナ13、緊急ロック機構14、ビークルセンサ15等の構成部品が配置される。なお、図1において、スプリングユニット12、プリテンショナ13、緊急ロック機構14については、説明の便宜上、一部の構成部品のみを図示している。また、スプリングユニット12、プリテンショナ13、緊急ロック機構14等の配置は、図示した構成に限定されるものではない。
スプリングユニット12は、スプール2のシャフトに接続されたゼンマイバネを備え、ゼンマイバネによってウェビングを巻き取り方向に付勢している。プリテンショナ13は、車両衝突時等の緊急時にスプール2のシャフトに接続された駆動輪を回転させてウェビングの弛みを除去する部品である。プリテンショナ13は、駆動輪に動力を伝達する動力伝達手段を備え、動力伝達手段は、例えば、駆動輪を回転駆動させる動力伝達部材、動力伝達部材を収容するとともに緊急時に排出するパイプ131、緊急時にパイプ131内にガスを供給するガス発生器等を備えている。
緊急ロック機構14は、車両衝突時等の緊急時にウェビングの引き出し加速度に基づいてウェビングの引き出しをロックする部品である。緊急ロック機構14は、例えば、スプール2のシャフトの端部に配置されたロッキングベース、ロッキングベースに径方向に移動可能に配置されたパウル、ロッキングベースに回転可能に配置され外周に外歯141aを有するロックギア141、ロックギア141に揺動可能に配置されたフライホイール142、これらの部品を収容するとともにロッキングベースを回転可能に支持するリテーナカバー143等を備えている。なお、緊急ロック機構14は、図示した構成に限定されるものではなく、従来から存在している種々の構成のものを任意に選択して使用することができる。
ビークルセンサ15は、車体の急減速を検出する部品である。ビークルセンサ15は、例えば、球形の質量体151と、質量体151の移動によって揺動されるセンサレバー152と、を備えている。センサレバー152の先端は、ロックギア141の外歯141aに係止可能に構成されている。
上述した緊急ロック機構14によれば、ウェビングが通常の引き出し速度よりも早い場合、すなわち、ウェビングの引き出し加速度が所定の閾値を超えた場合には、フライホイール142が揺動してリテーナカバー143の内歯に係合し、ロックギア141の回転が規制される。また、ビークルセンサ15が作動した場合には、センサレバー152がロックギア141の外歯141aに係止し、ロックギア141の回転が規制される。
そして、ロックギア141の回転が規制されると、ロッキングベースとロックギア141との間に相対回転が生じ、この相対回転に伴ってパウルが径方向外方に移動し、パウルの先端がベースフレーム11の開口部に形成された内歯に係止することとなる。その結果、ロッキングベースの回転が規制され、スプール2の回転も規制される。したがって、ウェビングの引き出しがロックされる。
なお、通常時(ウェビングの引き出し加速度が所定の閾値以下の場合)は、緊急ロック機構14は作動せず、スプール2の回転に伴ってロッキングベース及びロックギア141が一緒に回転することとなる。したがって、通常時には、ロッキングベースとロックギア141とが相対回転しないことから、パウルはベースフレーム11の開口部に形成された内歯と干渉しない位置に退避した状態を維持するように構成されている。
本実施形態に係る自動ロック機構3は、緊急ロック機構14の軸方向外側に配置されている。具体的には、自動ロック機構3は、例えば、リテーナカバー143の外面143aと、外面143aに配置された壁部材143bと、壁部材143bに固定される蓋部材143cと、により構成される収容空間に配置される。また、外面143aには、スプール2のシャフト端部に配置されたベアリングキャップ21を挿通する開口部143d、ベアリングキャップ21に接続される偏心カム41を収容する第一凹部143e、減速歯車4を収容する第二凹部143f等が形成されている。
減速歯車4は、スプール2の回転を減速させてスイッチングプレート5に動力を伝達する減速機構を構成する部品である。減速歯車4は、スプール2の回転軸に対して偏心した偏心軸(図示せず)を備えた偏心カム41によって回転可能に支持されている。減速歯車4は、中心部に偏心軸を挿通する開口部42と、スイッチングプレート5が配置される側の面に形成されスイッチングプレート5と係止する突起部43と、を備えている。また、リテーナカバー143の第二凹部143fの側面部には減速歯車4と係止可能な内歯143gが形成されている。
したがって、減速歯車4は、歯部の一部が内歯143gに係止した状態に配置されており、スプール2の回転によって内歯143gに沿ってスプール2の回転軸の周囲を回転しながら公転する。このとき、突起部43は、突起部43に近い部分の歯部が内歯143gに係止した状態ではスプール2の回転軸から離れた位置に存在し、突起部43から遠い部分の歯部が内歯143gに係止した状態ではスプール2の回転軸に近い位置に存在することとなる。すなわち、突起部43は、減速歯車4の回転に応じて径方向に移動する。
上述した減速機構は、内接式の減速歯車4を用いた、いわゆるハイポサイクロイド減速装置を使用したものである。かかる減速機構の構成は、例えば、特開2001−213275号公報に詳細に記載されている。なお、減速機構は、上述した構成に限定されるものではなく、スプール2とスイッチングプレート5との間で減速することができれば、他の装置(例えば、遊星歯車装置、不思議遊星歯車装置、波動歯車装置、ピン歯車装置等)を用いた減速機構であってもよい。
スイッチングプレート5は、レバー部材6のオン状態及びオフ状態を切り換える部品である。スイッチングプレート5は、中心部に偏心カム41の外縁を挿通する開口部54を備えている。偏心カム41の外縁は、スプール2の回転軸と同心軸に形成された円形状を有しており、スイッチングプレート5はスプール2の回転軸に対して同心軸上に回転可能に配置される。また、スイッチングプレート5は、減速歯車4の突起部43と係止する開口部55を備えている。開口部55は、突起部43の径方向の移動を許容する径方向の幅を備え、突起部43の周方向に移動に伴ってスイッチングプレート5を回転させる。
スイッチングプレート5は、例えば、図2(A)に示したように、ガイド部50の一方(例えば、図の上側)の面に同軸上に配置されガイド部50よりも小径の第一円板部56と、ガイド部50の他方(例えば、図の下側)の面に同軸上に配置されガイド部50よりも小径の第二円板部57と、を備えている。すなわち、ガイド部50は、第一円板部56及び第二円板部57よりも大きな径を有する円板形状に形成されている。なお、第一円板部56及び第二円板部57は、同じ径の大きさを有していてもよいし、異なる大きさの径を有していてもよい。
そして、第一凸部51は第一円板部56の側面に配置され、第二凸部52は第二円板部57の側面に配置されている。このとき、第一凸部51及び第二凸部52は、ガイド部50から径方向外側にはみ出さないように配置される。また、第一凸部51及び第二凸部52は、図2(A)に示したように、その機能に応じて、回転方向に対して異なる位相の位置に配置される。
なお、第一凸部51及び第二凸部52は、第一円板部56及び第二円板部57に配置される構成に限定されるものではなく、第一円板部56及び第二円板部57を省略してガイド部50の表面又は裏面に直に配置するようにしてもよい。
レバー部材6は、スイッチングプレート5の第一凸部51及び第二凸部52によって異なるタイミングで回動される部品である。具体的には、図1及び図2(B)に示したように、レバー部材6は、例えば、リテーナカバー143の外面143aに形成された軸部143hに挿通される開口部64と、第一凸部51に接触する第一レバー61と、第二凸部52に接触する第二レバー62と、第一レバー61と第二レバー62との間に配置されガイド部50を通過可能な隙間63と、スプール2と同期回転する部品(例えば、ロックギア141)に係止可能な係止アーム65と、リテーナカバー143の外面143aに配置された弾性体7に当接する支持部66と、を備えている。
第一レバー61及び第二レバー62は、図2(B)に示したように、軸方向に異なる高さ位置に形成されており、第一レバー61と第二レバー62との軸方向には幅dの隙間63が形成されている。この隙間63は、スイッチングプレート5のガイド部50が通過できるように、ガイド部50の厚さよりも大きな幅dを有している。第一レバー61及び第二レバー62は、ガイド部50の外縁部よりも径方向内側に位置している第一凸部51及び第二凸部52に接触する必要があることから、ガイド部50の外縁部よりも径方向内側まで伸びるように形成されている。
このように、スイッチングプレート5のガイド部50をレバー部材6の隙間63に通過させることにより、ガイド部50でレバー部材6の軸方向の移動を規制することができ、第一レバー61と第一凸部51、第二レバー62と第二凸部52を従来よりも確実に接触させることができる。したがって、図2(A)に示したスイッチングプレート5の厚さDを従来よりも小さく設定することができる。
なお、第一レバー61及び第二レバー62は、図1及び図2(C)に示したように、レバー部材6の回転方向に対して異なる位相となる位置に形成してもよいし、同じ位相となる位置に形成してもよい。また、第一レバー61及び第二レバー62は、必要な強度に応じて部分的に肉厚に形成するようにしてもよい。
係止アーム65は、図1及び図2(B)に示したように、レバー部材6の回動軸の軸方向と平行な方向に伸びるように形成されている。また、係止アーム65は、ロックギア141の外歯141aと係止可能な軸方向長さを有している。なお、リテーナカバー143の外面143aには、係止アーム65を挿通する開口部143iが形成されている。開口部143iは、係止アーム65の回動を阻害しない大きさに形成されている。
支持部66は、図2(C)に示したように、レバー部材6の姿勢(オン状態又はオフ状態)を保持するように弾性体7に当接して付勢される部分である。弾性体7は、例えば、オン状態を保持する窪み71と、オフ状態を保持する窪み72と、を備えた板バネによって構成される。レバー部材6が回動しない静止した状態では、支持部66は窪み71又は窪み72の何れかに嵌まっており、レバー部材6の姿勢が保持される。また、レバー部材6がスイッチングプレート5に接触して回動されるときには、その回転力によって弾性体7が弾性変形し、支持部66は窪み71から窪み72に又は窪み72から窪み71に移動して保持される。
すなわち、本実施形態に係る自動ロック機構3は、レバー部材6のオン状態又はオフ状態を一時的に保持する弾性体7を備えている。なお、リテーナカバー143の外面143aには、弾性体7を収容する凹部143jが形成されており、凹部143jには弾性体7を位置決めする複数の支持ピン143kが配置されている。また、支持部66の先端は、凹部143jに挿入されるフック部66aを有していてもよい。フック部66aを形成することにより、凹部143jは支持部66の移動を案内するガイド溝として使用することもできる。
なお、かかる弾性体7及びその支持構造は図示した構成に限定されるものではない。例えば、弾性体7は、ゴム等の弾性体であってもよいし、レバー部材6の回転力によって弾性変形する突起物であってもよい。また、必要に応じて、支持部66のフック部66aを省略してもよいし、リテーナカバー143の外面143aに形成された凹部143jを省略してもよい。
上述した本実施形態において、第一凸部51及び第一レバー61はレバー部材6をオン状態に切り換えるスイッチを構成し、第二凸部52及び第二レバー62はレバー部材6をオフ状態に切り換えるスイッチを構成している。すなわち、第一凸部51は、係止アーム65をスプール2と同期回転する部品(ロックギア141)に係止させたオン状態に切り換えるようにレバー部材6を回動させる位置に配置され、第二凸部52は、係止アーム65をスプール2と同期回転する部品(ロックギア141)から離隔させたオフ状態に切り換えるようにレバー部材6を回動させる位置に配置されている。
なお、図示しないが、第一凸部51及び第一レバー61がレバー部材6をオフ状態に切り換えるスイッチを構成し、第二凸部52及び第二レバー62がレバー部材6をオン状態に切り換えるスイッチを構成するようにしてもよい。また、本実施形態では、係止アーム65をロックギア141に係止させているが、スプール2と同期回転する部品であれば他の部品(例えば、ロッキングベース、緊急ロック機構14を構成しない新規部品等)に係止アーム65を係止させるようにしてもよい。
続いて、自動ロック機構3の動作について、図3(A)〜図4(B)を参照しつつ説明する。ここで、図3は、自動ロック機構をオフ状態からオン状態に切り換える動作を示す説明図であり、(A)はオフ状態、(B)はオン状態、を示している。図4は、自動ロック機構をオン状態からオフ状態に切り換える動作を示す説明図であり、(A)はオン状態、(B)はオフ状態、を示している。
最初に、自動ロック機構3をオフ状態からオン状態に切り換える動作について説明する。自動ロック機構3が作動していないオフ状態では、図3(A)に示したように、レバー部材6の係止アーム65は、ロックギア141の外歯141aから離隔した退避位置に存在している。このとき、レバー部材6の第一レバー61は、第一凸部51と接触可能な位置に存在している。また、かかるオフ状態では、レバー部材6の支持部66が弾性体7の窪み72に嵌っており、レバー部材6がオフ状態に位置決めされている。
自動ロック機構3をオン状態に切り換えるには、例えば、ウェビングを全量引き出すことによってスイッチングプレート5を回転させ、第一凸部51を第一レバー61に接触させる。例えば、図3(A)に示したように、ウェビングをPw方向(図の上方向)に引き出すと、スプール2はRs方向(図の反時計回り方向)に回転し、スイッチングプレート5は減速歯車4の作用によって減速されRp方向(図の時計回り方向)に回転する。そして、図3(A)に示したように、ウェビングを全量引き出す直前に第一凸部51が第一レバー61に接触する。
さらに、ウェビングをPw方向に引き出してウェビングを全量引き出すと、図3(B)に示したように、第一凸部51はさらに時計回りに回転し、第一レバー61を押圧してレバー部材6を反時計回りに回転させる。このとき、支持部66は、レバー部材6の回転力によって弾性体7を弾性変形させながら窪み72から窪み71に移動する。レバー部材6の回転が終了すると、支持部66は弾性体7の弾性力によって窪み71に留まり、レバー部材6の姿勢が保持される。
かかるレバー部材6の回動によって、係止アーム65はロックギア141の外歯141aに係止したオン状態に切り換えられる。係止アーム65がロックギア141の外歯141aに係止すると、ロックギア141はウェビングの引き出し方向(図の反時計回り方向)の回転が規制され、ウェビングの引き出しがロックされる。一方で、係止アーム65がロックギア141の外歯141aに係止した状態であっても、ロックギア141はウェビングの巻き取り方向(図の時計回り方向)に回転可能であり、ウェビングを巻き取ることができる。
このように、レバー部材6をオン状態に切り換えると、レバー部材6の回動により、第一レバー61は第一凸部51と接触しない位置に移動し、第二レバー62は第二凸部52と接触可能な位置に移動する。
次に、自動ロック機構3をオン状態からオフ状態に切り換える動作について説明する。自動ロック機構3が作動したオン状態では、図4(A)に示したように、レバー部材6の係止アーム65は、ロックギア141の外歯141aに係止した位置に存在している。このとき、レバー部材6の第二レバー62は、第二凸部52と接触可能な位置に存在している。また、かかるオン状態では、レバー部材6の支持部66が弾性体7の窪み71に嵌っており、レバー部材6がオン状態に位置決めされている。
自動ロック機構3をオフ状態に切り換えるには、例えば、ウェビングを所定量だけ巻き取ることによってスイッチングプレート5を回転させ、第二凸部52を第二レバー62に接触させる。例えば、図4(A)に示したように、ウェビングをWw方向(図の下方向)に巻き取ると、スプール2はRs方向(図の時計回り方向)に回転し、スイッチングプレート5は減速歯車4の作用によって減速されRp方向(図の反時計回り方向)に回転する。そして、図4(A)に示したように、ウェビングを所定量巻き取る直前に第二凸部52が第二レバー62に接触する。
さらに、ウェビングをWw方向に巻き取ると、図4(B)に示したように、第二凸部52はさらに反時計回りに回転し、第二レバー62を押圧してレバー部材6を時計回りに回転させる。このとき、支持部66は、レバー部材6の回転力によって弾性体7を弾性変形させながら窪み71から窪み72に移動する。レバー部材6の回転が終了すると、支持部66は弾性体7の弾性力によって窪み72に留まり、レバー部材6の姿勢が保持される。
かかるレバー部材6の回動によって、係止アーム65はロックギア141の外歯141aから離隔した、すなわち、係止状態を解除したオフ状態に切り換えられる。係止アーム65がロックギア141の外歯141aから離隔すると、ロックギア141はウェビングの引き出し方向(図の反時計回り方向)の回転の規制が解除され、ウェビングを引き出すことができるようになる。このとき、ロックギア141はウェビングの巻き取り方向(図の時計回り方向)にも回転可能であり、ウェビングを巻き取ることもできる。
このように、レバー部材6をオフ状態に切り換えると、レバー部材6の回動により、第二レバー62は第二凸部52と接触しない位置に移動し、第一レバー61は第一凸部51と接触可能な位置に移動する。
上述した本実施形態に係るリトラクタ1によれば、スイッチングプレート5にガイド部50を形成したことにより、ガイド部50によりレバー部材6を案内することができることから、部品の軸方向のズレ、製造公差や組付誤差等による影響を低減することができ、スイッチングプレート5を薄型化することができ、最終的に装置(リトラクタ1)の小型化を図ることができる。
次に、本発明の実施形態に係るシートベルト装置について、図5を参照しつつ説明する。ここで、図5は、本発明の実施形態に係るシートベルト装置を示す全体構成図である。なお、図5において、説明の便宜上、シートベルト装置以外の部品については、一点鎖線で図示している。
図5に示した本実施形態に係るシートベルト装置100は、乗員を拘束するウェビングBと、ウェビングBの巻き取りを行うリトラクタ1と、車体側に設けられウェビングBを案内するガイドアンカー101と、ウェビングBを車体側に固定するベルトアンカー102と、シートSの側面に配置されたバックル103と、ウェビングBに配置されたトング104と、を備え、リトラクタ1は、例えば、図1に示した構成を有している。
以下、リトラクタ1以外の構成部品について簡単に説明する。シートSは、例えば、乗員が着座する腰掛部S1と、乗員の背面に位置する背もたれ部S2と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト部S3と、を備えている。リトラクタ1は、例えば、車体のBピラーTに内蔵される。また、一般に、バックル103は腰掛部S1の側面に配置されることが多く、ベルトアンカー102は腰掛部S1の下面に配置されることが多い。また、ガイドアンカー101は、BピラーTに配置されることが多い。そして、ウェビングBは、一端がベルトアンカー102に接続され、他端がガイドアンカー101を介してリトラクタ1に接続されている。
したがって、トング104をバックル103に嵌着させる場合、ウェビングBはガイドアンカー101の挿通孔を摺動しながらリトラクタ1から引き出されることとなる。また、乗員がシートベルトを装着した場合や降車時にシートベルトを解除した場合には、リトラクタ1のスプリングユニット12の作用により、ウェビングBは一定の負荷がかかるまで巻き取られる。
上述したシートベルト装置100は、前部座席における通常のシートベルト装置に、上述した実施形態に係るリトラクタ1を適用したものである。リトラクタ1は、上述した実施形態に係る自動ロック機構3を備えている。したがって、本実施形態に係るシートベルト装置100によれば、スイッチングプレート5を薄型化したことによりリトラクタ1の小型化を図ることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されず、例えば、車両の後部座席に使用されるシートベルト装置に適用してもよいし、車両以外の乗物に使用されるシートベルト装置に適用してもよい等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 リトラクタ
2 スプール
3 自動ロック機構
4 減速歯車
5 スイッチングプレート
6 レバー部材
7 弾性体
11 ベースフレーム
12 スプリングユニット
13 プリテンショナ
14 緊急ロック機構
15 ビークルセンサ
21 ベアリングキャップ
41 偏心カム
42 開口部
43 突起部
50 ガイド部
51 第一凸部
52 第二凸部
54,55 開口部
56 第一円板部
57 第二円板部
61 第一レバー
62 第二レバー
63 隙間
64 開口部
65 係止アーム
66 支持部
66a フック部
71,72 窪み
100 シートベルト装置
101 ガイドアンカー
102 ベルトアンカー
103 バックル
104 トング
131 パイプ
141 ロックギア
141a 外歯
142 フライホイール
143 リテーナカバー
143a 外面
143b 壁部材
143c 蓋部材
143d 開口部
143e 第一凹部
143f 第二凹部
143g 内歯
143h 軸部
143i 開口部
143j 凹部
143k 支持ピン
151 質量体
152 センサレバー


Claims (5)

  1. 乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、前記ウェビングの引き出しをロックする自動ロック機構と、を備えたリトラクタにおいて、
    前記自動ロック機構は、前記スプールに減速機構を介して回転可能に接続されたスイッチングプレートと、該スイッチングプレートによって操作されるレバー部材と、を備え、
    前記スイッチングプレートは、円板形状のガイド部と、該ガイド部の一方の面に配置された第一凸部と、前記ガイド部の他方の面に配置された第二凸部と、前記ガイド部の一方の面に同軸上に配置され前記ガイド部よりも小径の第一円板部と、前記ガイド部の他方の面に同軸上に配置され前記ガイド部よりも小径の第二円板部と、を備え、前記第一凸部は前記第一円板部の側面に配置され、前記第二凸部は前記第二円板部の側面に配置されており、
    前記レバー部材は、前記第一凸部に接触する第一レバーと、前記第二凸部に接触する第二レバーと、前記第一レバーと前記第二レバーとの間に配置され前記ガイド部を通過可能な隙間と、を備える、
    ことを特徴とするリトラクタ。
  2. 前記レバー部材は、前記スプールと同期回転する部品に係止可能な係止アームを備える、ことを特徴とする請求項1に記載のリトラクタ。
  3. 前記第一凸部及び前記第二凸部の何れか一方は、前記係止アームを前記スプールと同期回転する部品に係止させたオン状態に切り換えるように前記レバー部材を回動させる位置に配置され、前記第一凸部及び前記第二凸部の何れか他方は、前記係止アームを前記スプールと同期回転する部品から離隔させたオフ状態に切り換えるように前記レバー部材を回動させる位置に配置されている、ことを特徴とする請求項2に記載のリトラクタ。
  4. 前記自動ロック機構は、前記レバー部材の前記オン状態又は前記オフ状態を一時的に保持する弾性体を含む、ことを特徴とする請求項3に記載のリトラクタ。
  5. 乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うリトラクタと、前記ウェビングを車体側に固定するベルトアンカーと、前記乗員が着座する腰掛部を備えたシートの側面に配置されたバックルと、前記ウェビングに配置されたトングと、を備えたシートベルト装置において、
    前記リトラクタは、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のリトラクタである、ことを特徴とするシートベルト装置。
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