JP6705630B2 - 防火戸 - Google Patents
防火戸 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6705630B2 JP6705630B2 JP2015161925A JP2015161925A JP6705630B2 JP 6705630 B2 JP6705630 B2 JP 6705630B2 JP 2015161925 A JP2015161925 A JP 2015161925A JP 2015161925 A JP2015161925 A JP 2015161925A JP 6705630 B2 JP6705630 B2 JP 6705630B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- cover
- wall
- fire door
- cover member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
この防火戸によれば、カバー部材が芯材を覆う部分を含むため、芯材が外部から視認されにくい。このため、防火戸の美観がより高められる。
この防火戸によれば、カバー部材が芯材の開放されている部分の全体を覆っているため、押縁接続ねじが外部から視認されない。
この防火戸によれば、芯材の長手方向の寸法がカバー部材の長手方向の寸法よりも短いため、芯材の長手方向の端部と他の枠体との間に隙間が形成される。このため、芯材の温度が上昇して芯材が長手方向に熱膨張したとき、芯材の端部と他の枠体とが接触しにくい。これにより、芯材が座屈しにくく、芯材の支持壁が耐熱ガラスを支持している状態が維持されやすい。
図1に示されるように、引き分け式の防火戸1は、建物に形成された長方形状の間口300の長手方向において間隔をあけて配置された一対の縦枠2、および、一対の縦枠2の上方に配置され、一対の縦枠2により支持されている無目100を備える。防火戸1は、さらに、2つの固定壁10と、2つの固定壁10が並べられている方向に沿って移動する2つの引戸20、および、無目100の内部に配置され、引戸20を駆動する駆動部90を備える。駆動部90が引戸20を駆動方向ZBに移動させることにより、2つの引戸20が2つの固定壁10の間の出入口を開閉する。なお、防火戸1は、1つの固定壁10、および、1つの引戸20を備える片引き式であってもよい。また、引戸20は、ドアの一例であり、防火戸1は、引戸20に代えて、駆動部90により駆動される開戸、または、駆動部90により駆動される折戸を備えていてもよい。
固定壁10は、防火戸1の高さ方向ZAに延びる中空形状の中方立11、および、中方立11と縦枠2との間に配置され、引戸20の駆動方向ZBに延びる巾木12、ならびに、縦枠2、中方立11、および、巾木12に支持されている耐熱ガラス13を備える。
枠体40は、耐熱ガラス30の上部を支持している第1の枠体50、耐熱ガラス30の下部を支持している第2の枠体60、耐熱ガラス30の一方の側部を支持している第3の枠体70、および、耐熱ガラス30の他方の側部を支持している第4の枠体80を含む。引戸20は、戸車を有するドアハンガ210,220を介して無目100内に配置された走行レール(図示略)に吊り下げられ、ドアハンガ210,220により引戸20の駆動方向ZBにスライド自在に支持されている。
芯材54は、例えば鉄により形成されている。芯材54は、耐熱ガラス30を支持している支持壁54A、支持壁54Aと連続し、上框51に接続される框接続壁54B、および、カバー部材55と接続されるカバー接続壁54Cを備える。芯材54は、さらに、防火戸1の前後方向ZCにおいて、支持壁54Aと対向する位置に形成されている開放された部分である開口54D、および、押縁接続ねじ53が配置される空間54Eを含む。
芯材64は、例えば鉄により形成されている。芯材64は、耐熱ガラス30を支持している支持壁64A、支持壁64Aと連続し、下框61に接続される框接続壁64B、および、カバー部材65と接続されるカバー接続壁64Cを備える。芯材64は、さらに、防火戸1の前後方向ZCにおいて、支持壁64Aと対向する位置に形成されている開放された部分である開口64D、および、押縁接続ねじ63が配置される空間64Eを含む。
芯材74は、例えば鉄により形成されている。芯材74は、耐熱ガラス30を支持している支持壁74A、支持壁74Aと連続し、戸尻側縦框71に接続される框接続壁74B、および、カバー部材75と接続されるカバー接続壁74Cを備える。芯材74は、さらに、防火戸1の前後方向ZCにおいて、支持壁74Aと対向する位置に形成されている開放された部分である開口74D、および、押縁接続ねじ73が配置される空間74Eを含む。
芯材84は、例えば鉄により形成されている。芯材84は、耐熱ガラス30を支持している支持壁84A、支持壁84Aと連続し、戸先側縦框81に接続される框接続壁84B、および、カバー部材85と接続されるカバー接続壁84Cを備える。芯材84は、さらに、防火戸1の前後方向ZCにおいて、支持壁84Aと対向する位置に形成されている開放された部分である開口84D、および、押縁接続ねじ83が配置される空間84Eを含む。
図2に示されるように、第1の枠体50は、カバー部材55が芯材54の開口54Dを覆っているため、芯材54の内部に配置されている押縁接続ねじ53が外部から視認されない。同様に、第2の枠体60は、カバー部材65が芯材64の開口64Dを覆っているため、芯材64の内部に配置されている押縁接続ねじ63が外部か視認されない。
本実施形態の防火戸1は、さらに以下の効果を奏する。
上記実施形態に関する説明は、本発明に従う防火戸が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う防火戸は、例えば以下に示される実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
(b)カバー部材55は、上壁55Aを有さなくてもよい。
(c)カバー部材55の側壁55Bと上框51とをねじにより接続してもよい。
(e)カバー接続ねじ56としてなべねじを用いることもできる。
(f)芯材54の長手方向の寸法XAを上框51の長手方向の寸法XBと実質的に等しい寸法としてもよい。
(h)カバー部材55を芯材54および上框51の少なくとも一方に嵌め込むことにより固定してもよい。すなわち、この変形例の防火戸1はカバー接続ねじ56を有さない。
10 :固定壁
20 :引戸(ドア)
30 :耐熱ガラス
40 :枠体
50 :第1の枠体
52,62,72,82 :押縁
53,63,73,83 :押縁接続ねじ
54,64,74,84 :芯材
54A,64A,74A,84A:支持壁
54B,64B,74B,84B:框接続壁
54C,64C,74C,84C:カバー接続壁
54E,64E,74E,84E:空間
55,65,75,85 :カバー部材
56,66,76,86 :カバー接続ねじ
60 :第2の枠体
70 :第3の枠体
80 :第4の枠体
100 :無目
118 :開口溝
120 :閉鎖部材
121 :上壁(壁部)
130 :ねじ
Claims (5)
- 耐熱ガラス、および、前記耐熱ガラスを支持している枠体を含むドアを備える防火戸であって、
前記耐熱ガラスの縁に沿って延びる框と接続され前記框との間で前記耐熱ガラスを挟み込み前記耐熱ガラスを支持する芯材と、
前記芯材と接続され前記芯材を覆うカバー部材と、
前記芯材と前記框とを接続する押縁接続ねじと、
前記芯材と前記カバー部材とを接続するカバー接続ねじとを備え、
前記カバー接続ねじの数が、前記押縁接続ねじの数よりも少ない
防火戸。 - 前記芯材は、前記框との間で前記耐熱ガラスを支持する支持壁と、前記支持壁と連続して前記押縁接続ねじによって前記框に接続される框接続壁と、前記押縁接続ねじが配置される空間とを含むように構成され、
前記空間は、一部が開放され、
前記カバー部材は、前記開放されている部分の少なくとも一部を閉じる
請求項1に記載の防火戸。 - 前記カバー部材は、前記芯材の開放されている部分の全体を覆っている
請求項2に記載の防火戸。 - 前記芯材は、前記支持壁と連続し、前記框接続壁と間隔をあけて形成されているカバー接続壁を含み、
前記カバー部材は、前記カバー接続壁と接続されている
請求項2または3に記載の防火戸。 - 前記芯材の長手方向の寸法は、前記カバー部材の長手方向の寸法よりも短い
請求項1〜4のいずれか一項に記載の防火戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015161925A JP6705630B2 (ja) | 2015-08-19 | 2015-08-19 | 防火戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015161925A JP6705630B2 (ja) | 2015-08-19 | 2015-08-19 | 防火戸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017040082A JP2017040082A (ja) | 2017-02-23 |
JP6705630B2 true JP6705630B2 (ja) | 2020-06-03 |
Family
ID=58206418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015161925A Active JP6705630B2 (ja) | 2015-08-19 | 2015-08-19 | 防火戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6705630B2 (ja) |
-
2015
- 2015-08-19 JP JP2015161925A patent/JP6705630B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017040082A (ja) | 2017-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6251125B2 (ja) | 建具 | |
JP6567944B2 (ja) | 防火戸 | |
JP6799045B2 (ja) | 防火戸 | |
JP6705630B2 (ja) | 防火戸 | |
JP6682187B2 (ja) | 建具 | |
JP2015048598A (ja) | 建具 | |
JP7080191B2 (ja) | 建具 | |
WO2009066122A1 (en) | Insulated compound frame for doors or windows with double glazing | |
JP2017008583A (ja) | 建具 | |
JP6705626B2 (ja) | 防火戸 | |
JP6808580B2 (ja) | 建具 | |
JP6625362B2 (ja) | 防火戸 | |
JP2016098536A (ja) | 窓 | |
JP7152259B2 (ja) | 防火戸 | |
JP6831212B2 (ja) | 自動ドア | |
JP6706535B2 (ja) | 防火設備 | |
JP6401636B2 (ja) | 建築用シャッター装置 | |
JP7144637B2 (ja) | 建具 | |
JP7114493B2 (ja) | 建具 | |
JP7211907B2 (ja) | 建具 | |
JP6675925B2 (ja) | 防火設備 | |
JP5290688B2 (ja) | 引き戸 | |
JP7085365B2 (ja) | 防火建具 | |
JP6434824B2 (ja) | 引戸 | |
JP6718215B2 (ja) | 扉 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180719 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190514 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190712 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200421 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200514 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6705630 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |