JP6704892B2 - インクジェット記録装置およびインクボトル - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置、及び該インクジェット記録装置に補充されるインクを収容するインクボトルに関する。
記録ヘッドの吐出口面に配置された吐出口からインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置には、ユーザーが外部からインクを補充可能な方式のものがある。このような記録装置では、ユーザーがインクボトルから任意のタイミングでインクを補充することが可能であり、大量印刷を行う際にインク切れによる記録の中断を回避することができる。
しかしながら、ユーザーが補充を行うことにより、製品の使用に適さないインクが収容されたインクボトルや、色の異なるインクが収容されたインクボトルから補充がなされるおそれがある。その結果、正しい色再現ができなかったり、成分の異なるインク同士が反応し内部で固着してしまい装置の故障に繋がるおそれがある。そのため、製品の使用に適したインクボトルからの補充であるかを判別する必要がある。
特許文献1には、補充するインクに識別符号を割り当て、プリンタ制御装置にインク識別符号が入力される入力機能を設け、ユーザーにより入力された識別符号を解析してインクが適正であるか否かを判定する技術が開示されている。
特開2012−084048号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ユーザーが識別符号を入力する必要があるため、ユーザーに手間がかかることに加え、誤入力による判定ミスのおそれがあった。またインクが適正でないと判定された場合に、例えば、補充したインクが適正でないことを警告することを可能としているが、あくまでインク補充後の警告であり、製品の使用に適さないインクや色の異なるインクが補充されることを回避することはできなかった。
本発明は、上記課題に鑑み、ユーザー利便性を向上させつつ、記録装置に誤ったインクが補充されることを防止する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る記録装置は、インクを吐出して画像を記録する記録ヘッドへ供給されるインクを収容し、インクボトルからインクを注入するための注入口を有するインクタンクと、前記注入口を覆った閉状態と前記注入口を露出した開状態とに移動可能なカバー部材と、記カバー部材が前記閉状態から前記開状態に移動することができない第1の状態と、前記カバー部材が前記閉状態から前記開状態に移動することができる第2の状態とに切り替え可能なロック機構と、前記インクボトルに設けられた記憶手段に記憶された当該インクボトルの識別情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた前記識別情報に応じて、前記ロック機構を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替える制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記ロック機構を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えてから所定時間が経過しても前記カバー部材が前記閉状態の場合には、前記ロック機構を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザー利便性を向上させつつ、記録装置に誤ったインクが補充されることを防止する技術が提供される。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式構成図である。 第1実施形態に係るインクボトルを示す模式構成図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式構成図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置のソレノイドロック機構を示す模式概要図である。 第1実施形態におけるインクボトルからインク補充を行う際のフローチャートを示す図である。 第2実施形態におけるインクボトルからインク補充を行う際の拡張フローチャートを示す図である。 第3実施形態におけるインクボトルからインク補充を行う際の拡張フローチャートを示す図である。
(第1実施形態)
以下、図面を参照しながら、本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置について説明する。図1は、本実施形態に係るインクジェット記録装置を示す模式構成図である。100はインクジェット記録装置(単に記録装置、プリンタとも称する)である。記録装置100は、インク色毎に独立したインクタンク101〜104を備える。記録装置100は、インクタンク101〜104から供給されたインクを記録ヘッドから吐出することで記録媒体に画像を記録する。101はブラック(Bk)インクを収容するブラック用インクタンクである。102はシアン(C)インクを収容するシアン用インクタンクである。103はマゼンタ(M)インクを収容するマゼンタ用インクタンクである。104はイエロー(Y)インクを収容するイエロー用インクタンクである。それぞれのインクタンク101〜104は、外部のインクボトルからインクを補充するためのインク補充口110を有している。105〜108は、インクタンク101〜104のそれぞれのインク補充口110を覆うインク補充口カバー(カバー部材)である。インク補充口カバー105〜108は、装置本体に軸支され、インクタンク101〜104のインク補充口を覆った閉状態とインク補充口を露出した開状態とに移動可能である。インク補充口カバー107が開き、インク補充口110が露出しているときの図を図2に示す。インク補充口カバー105〜108には、インク補充口を塞ぎ密封するためのキャップ機構111が一体化して設けられている。
300は近距離無線通信用のNFC(Near Field Communication)通信部である。NFC通信部300は、所定のインダクタンス及びキャパシタンスを有する共振回路、共振回路から受信された信号を復調する復調回路、及び搬送波を増幅して共振回路から送信させる送信回路等により構成される。またNFC通信部300は、リーダライタ機能と電磁誘導により外部機器に対して電力を供給する電力供給機能とを有する。303はユーザーに対してメッセージを表示したり、ユーザーが記録装置を操作するための表示操作部である。
図3は、インクタンク101〜104に補充されるインクを収容するインクボトルを示す模式構成図である。インクボトル201は、内部に補充用のインクを収容する。例えば、インクタンク103内のインク量が少なくなった場合、ユーザーはインクボトル201からインク補充口110にインクを注入し、インクタンク103内をインクで満たす。インクタンク101、102、104へ補充を行う場合も同様である。
本実施形態では、インク補充口に対する注ぎ口202は、ユーザーの手により開閉可能なスクリュー型のキャップ構成である。これによりユーザーはインクボトル201内のインクが無くなるまでの間、必要に応じて繰り返しキャップを開閉し補充を行うことができる。
また、インクボトル201は底面にNFCタグ203を有する。本実施形態では、NFCタグ203は、IEC14443等で規定される近距離無線通信用のNFCタグである。NFCタグ203は、NFC通信部300と同様に、所定のインダクタンス及びキャパシタンスを有する共振回路、共振回路から受信された信号を復調する復調回路、及び搬送波を増幅して共振回路から送信させる送信回路等により構成される。また、NFCタグ203は、前述の共振回路を介して書き込み、読み出しが可能な記憶領域となるメモリを有している。メモリ内にはインクボトルの識別情報としてインクボトルの型式情報やインクボトル内のインク色情報、固有のシリアル番号等を保持している。なおNFCタグ203は、前述のNFC通信部300のようなリーダライタ機能を備える近距離無線通信部からの電磁誘導による電力供給を受けて共振回路およびメモリを駆動させるため、インクボトル201は電源装置を有することなく通信を行うことができる。
図4は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の構成を示すブロック図である。301は記録装置全体の制御を行う制御部である。制御部301は、CPUやタイマ機能を内蔵し、演算、制御、判断、設定などの処理動作を実行するためのASIC311を有する。また制御部301は、記録装置を動作させるための制御プログラムや各種パラメータ等を格納するROM312を有する。また制御部301は、記録データを格納するバッファ及びCPUによる処理のワークエリア等として用いられるメモリ領域であるRAM313を有する。制御部301は、NFC通信部300の制御も行っており、NFC通信部300と通信可能な距離に外部機器が配置されたことを検出し、外部機器に対する書き込み、読み出しのためのコマンドをNFC通信部300に送出することにより通信を行う。
302はプリンタエンジン部である。プリンタエンジン部302は、記録媒体に対して記録動作を行う記録ヘッド314を有する。またプリンタエンジン部302は、記録ヘッド314を搭載するキャリッジを駆動して、記録媒体の搬送方向と交差する方向に移動させるキャリッジモータ315を有する。またプリンタエンジン部302は、記録を行うべき記録媒体(用紙)を給送トレイから記録ヘッドと対向する位置まで搬送し、記録が行われた記録媒体を排出トレイまで搬送する搬送ローラを駆動する搬送モータ317を有している。制御部301は、搬送モータドライバ318を介して搬送モータ317により記録媒体を搬送させ、キャリッジモータドライバ316を介してキャリッジモータ315によりキャリッジを往復移動させることで記録動作を行う。
303は表示操作部である。表示操作部303は、表示部となるLCD319と、ボタンやタッチパネル等の操作機構320とを有する。操作機構320は、ユーザーが直接、記録装置の設定値の変更等を指示するための機能を果たす。本実施形態では、LCD319の表示の上にタッチパネルを備えたものを想定している。
304はインターフェイス部である。インターフェイス部304は、ホスト装置からの記録データを受信するための複数のインターフェイスを備えている。321はUSB(Universal Serial Bus)通信の子機としてのインターフェイスとなるUSB Type Bコネクタを示している。322は無線LAN通信のインターフェイスとなる無線LANモジュールを示している。
また、本実施形態では、制御部301に接続され、インク補充口のインク補充口カバー105〜108が開いている開状態であるか、閉じている閉状態であるかを検出するための状態検知センサ(センサ)323を各インク補充口カバーにそれぞれ有している。これにより、制御部301からインク補充口カバーの開閉状態の確認が可能となっている。
さらに、本実施形態では、インク補充口カバー105〜108はそれぞれ、ユーザーによる開口を制限するためのロック機構324を有している。ロック機構324は、制御部301からの制御により開口可能なインク補充口カバーを制限することができる。すなわち、ロック機構324は、インク補充口カバーを閉状態から開状態にすることができない開口不可状態と、インク補充口カバーを閉状態から開状態にすることができる開口可能状態とに切り替え可能である。本実施形態におけるロック機構324はソレノイドロック機構を用いている。ソレノイドロック機構は、記録装置100の通電状態においてのみ制御部301からの制御により解錠し、必要なインク補充口カバーのみに限定して開口可能状態とすることができる。
図5に本実施形態におけるソレノイドロック機構の模式概要図を示す。501はソレノイドである。ソレノイド501は、電磁コイルに電流を流すことで発生する磁力によりプランジャー(可動鉄心)502を直線運動させる。ソレノイドロック機構は、施錠状態ではプランジャー502が突出した状態(図5(a))となり、解錠状態ではプランジャー502が引っ込んだ状態(図5(b))となる。このプランジャー502に対して受け側となるインク補充口カバー105〜108に貫通する形で制御穴503を設け、施錠状態ではプランジャー502が制御穴503に侵入することで、インク補充口カバー105〜108の開口を制限することができる。一方、解錠状態ではプランジャー502が受け側となるインク補充口カバー105〜108の制御穴503から退避した形となるため、インク補充口カバーの開口が可能となる。なお、ソレノイドには通電時施錠型と通電時解錠型の二つの種類があるが、本実施形態では通電時解錠型を用いている。これにより必要なときに必要な箇所のみ解錠制御を行い、かつ記録装置100の電源がオフの状態では施錠状態のまま保持することができる。よって、記録装置100が電源オフの状態ではインク補充口カバーを開くことができないため、記録装置100の電源オフ時に誤ってインクが補充されてしまうことを防止することができる。
図6は、本実施形態におけるインクボトルからインク補充を行う際のフローチャートを示す図である。記録装置100は、省電力待機状態を含め装置の通電状態においてASIC311からの制御により定期的にNFC通信部300を起動させて、NFC通信部300の周囲にNFCタグを具備する外部機器が存在するかのサーチを行う。ステップS601でサーチに対し応答がなければサーチを継続し、応答があればNFCアクセスとしてASIC311への通知を行う。NFCアクセスの通知を受けたASIC311は、RAM313に展開されたNFC通信部300の制御プログラムを使用して、サーチに対して応答した外部機器が有するNFCタグ203の記憶領域からデータを読み出す。そして、ステップS602で、読み出したデータから記録装置に適応するインクボトルであるか否かを判別する。本実施形態では、記録装置に適応するインクボトルであるかの判別にNFCタグ203の記憶領域に予め格納されたインクボトル201の型番情報を参照する構成としている。しかし、本発明はこれに限定されず、例えば、対応する記録装置の型番を格納し参照して使用する等の構成にしても良い。
ステップS602でサーチに応答した外部機器が記録装置に適応したインクボトル201以外であった場合には、必要に応じた処理を実施し処理を終了した後、再び外部機器のサーチを開始する。ステップS602でサーチに応答した外部機器が記録装置に適応したインクボトル201であった場合には、ステップS603へ進む。ステップS603では、NFCタグ203の記憶領域からインクボトル201の格納インク色情報を読み出し、インク色が合致し補充先となるインクタンクの判別を行う。ステップS604で、制御部301は、インクボトル201のインク色に対応する色のインクタンクのインク補充口を覆うインク補充口カバーに対し、ロック機構324の解錠制御を行い、開口可能状態にする。この際、開口可能状態となったインク補充口カバーに対応するインクタンクが、インクタンク101〜104のいずれであるかを表示操作部303のLCD319に画像として表示し、ユーザーへの明示を行う。なお、ユーザーへの明示方法はこれに限定されず、例えば、それぞれのインクタンク補充口やインク補充口カバーに個別のLEDを設け、該当箇所のLEDを点灯または点滅させる方式などを採用しても良い。
制御部301は、不図示の計時手段によりインク補充口カバー105〜108のいずれかが開口可能状態になってからの経過時間を計時する。そして、ステップS605において計時時間が所定時間を経過するか、ステップS606において状態検知センサ323によりインク補充口カバーの開状態になったことが検知されるかまで待機する。本実施形態では、ユーザーがインク補充口カバー105〜108をインク補充のために開くまでの時間として1分以内を想定しているため、所定時間を1分に設定している。なお、計時手段はASIC311に接続または内蔵されたReal Time Clock(RTC)や、プログラムにより構成されたカウンタ等を用いることで実現できる。
ステップS606で、所定時間内にインク補充口カバー105〜108のいずれかがユーザーにより開状態にされたことが検知されると、制御部301はインクボトル201から該当するインクタンクに正常にインクの補充が開始されたと判断する。
制御部301は、状態検知センサ323を監視し、ユーザーによるインクの補充が完了し、開状態のインク補充口カバーがユーザーにより再度閉状態とされるまで待機する。ステップS607で、開状態であったインク補充口カバーが閉状態とされたことを検知すると、制御部301はロック機構324を制御して当該インク補充口カバーを開口不可状態にし、所定の処理を終了した後、再び外部機器のサーチを開始する。
なお、ステップS605で開口可能状態にしたインク補充口カバー105〜108がいずれかも開状態になることなく所定時間が経過した場合、同様にステップS608でインク補充口を開口不可状態に移行させる。
また、インク補充口カバーを開口可能状態とした後も、所定時間が経過しておらず、インク補充口カバーが開状態になったことが検知されていない間は、ステップS609でNFC通信部300に対し異なる外部機器からの応答サーチを継続する制御を行う。ステップS609で外部機器からの応答があった場合、ステップS610で応答した外部機器がステップS602でのサーチに応答したインクボトル以外のインクボトルであるか否かの判別を行う。ステップS610でステップS602でのサーチに応答したインクボトル以外のインクボトルではない(同じインクボトルやインクボトル以外の外部機器)と判別された場合、必要に応じた処理を実行すると共に、ステップS605へ戻る。一方、ステップS610でステップS602でのサーチに応答したインクボトル以外のインクボトルである(他のインクボトル)と判別された場合、ステップS611へ進む。ステップS611では、ステップS604で開口可能状態としたインク補充口カバーに対し、ロック機構324を制御することで開口不可状態にする。その後、ステップS603に戻り、インクボトルの色情報の読み出しを行う。
なお、本実施形態ではステップS602で応答したインクボトルとステップS610で応答した異なるインクボトルとの個体判別を各インクボトルが有するNFCタグ203の記憶領域に格納された固有のシリアル番号により判別している。しかし、本発明はこれに限定されず、例えば、NFCタグ203に格納されたインク色情報を先に参照し、インク色が同一であればステップS611でインク補充口カバーに対するロックを行わず、そのままステップS605に戻るようにしても良い。
以上、本実施形態によれば、インクの補充に用いられるインクボトルが有するNFCタグから近距離無線通信を介してインクボトルの識別情報を読み取る(読取る)ことで、そのインクボトルに対応したインク補充口カバーを開口可能状態にする。これによりユーザーは対応するインク補充口を誤ることなくインクの補充を行うことが可能となり、補充先となるインクタンクと補充に使用するインクボトルが誤った組み合わせで使用されることを防止することができる。
また、インク補充口を色毎に独立とし、それぞれにロック機構を設け、補充すべきインク補充口に対応するインク補充口カバーのみを開口可能状態とし、それ以外を開口不可状態に保持している。これにより、ユーザーの作業を単純化し、ユーザーの誤操作を低減することができる。
さらに、ユーザーが誤って本来補充を行うことを所望したインク色と異なるインクボトルで近距離無線通信によるアクセスを行った場合でも、インク補充口カバーが閉じた状態であれば、開口可能なインク補充口カバーを切り替えることを可能としている。すなわち、最初に近距離無線通信でアクセスしたインクボトルに対応するインク補充口カバーを開かないことにより、次に近距離無線通信でアクセスしたインクボトルに対応するインク補充口カバーを開口可能状態にするように切り替えることができる。また、インク補充口カバーを開いた場合でも、そのインク補充口カバーを閉じることにより、次のインクボトルに対応するインク補充口カバーを開口可能状態にするように切り替えることができる。これによりユーザーが誤操作をした場合でも煩雑な作業を要することなく、使用するインクボトルやインクが供給されるインクタンクを容易に切り替えることができる。
さらに、本実施形態では、インク補充口カバーのいずれかが開状態であるときに、装置本体の電源がオフにされた場合、開状態にあるインク補充口を閉じるように促す警告表示を行うと共に、電源をオフにせずに電源をオンの状態に保持することができる。これにより、誤ってインク補充口カバーが開状態のまま装置本体の電源がオフにされることを防止することができ、装置本体の電源がオフの状態においてユーザーによる不用意なインク補充を防止することができる。
さらに、本実施形態では、インクボトルは底面にNFCタグを有する構成となっている。これにより、インクボトルの注ぎ口を上方に向けたまま、記録装置の近距離無線通信にアクセスすることが可能である。これにより、万一インクボトルの注ぎ口を閉じ忘ていた場合や閉じ方が不十分であった場合でも、インクボトルからのインクの漏れやこぼれを防止することができる。
さらに、インクボトルのNFCタグには、インクボトルに収容されるインクの色情報やインクボトルの型番情報、またはインクボトルが適応する記録装置の型番情報等が予め格納されている。これにより、インクボトルに対応した適切なインク補充口の判別が可能となり、記録装置の使用に適切なインクボトルであるかの判別が可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。記録装置の構成については第1実施形態に係る記録装置と同様のため、その説明を省略する。本実施形態では、インクボトルからインク補充を行う際の制御が第1実施形態と異なる。
図7は、本実施形態におけるインクボトルからインク補充を行う際の拡張フローチャートを示す図である。図7は、第1実施形態の図6に対し、ステップS606でインク補充口カバー105〜108のいずれかが開状態になったことを検知した後のフローを追加・拡張したものである。
ステップS606でインク補充口カバー105〜108のいずれかが開状態であることを検知すると、ステップS607で開状態であったインク補充口カバーが閉状態になったか否かを判定する。ステップS607でインク補充口カバーが閉状態であることを検知すると、図6のステップS608へ進み、第1実施形態で説明したものと同様の処理を行う。一方、ステップS607でインク補充口カバーが閉状態であることを検知しない場合、ステップS701でインク補充口カバーが開状態になっていからの経過時間が所定時間を経過したか否かを判定する。ステップS701で経過時間が所定時間を経過していない場合、ステップS702でNFC通信部300からのサーチに応答があるかを判別する。NFC通信部300への外部機器からの応答サーチは、ステップS607でインク補充口カバーが閉状態であることを検知するか、ステップS701でインク補充口カバーが開状態になってからの経過時間が所定時間を経過するまで繰り返し行われる。本実施形態では、インク補充口カバーが開状態になってからインクの補充が完了するまでの操作時間を3分以内と想定しているため、所定時間を3分と設定している。
ステップS702で外部機器の応答があった場合、ステップS703で応答した外部機器がステップS602でのサーチに応答したインクボトル以外のインクボトル(他のインクボトル)であるかの判別を行う。ステップS703で、ステップS602でのサーチに応答したインクボトル以外のインクボトルではない(同じインクボトルやインクボトル以外の外部機器)と判別した場合、必要に応じた処理を実行すると共にステップS607へ戻る。そして、ステップS701〜ステップS703の処理を繰り返す。
一方、ステップS703でステップS602でのサーチに応答したインクボトル以外のインクボトルである(他のインクボトル)と判別された場合、ステップS704へ進む。ステップS704では、表示操作部303のLCD319を用いて、ユーザーに対して閉じられていないインク補充口カバーがある旨を報知し警告すると共に、ユーザーに対してそのインク補充口カバーを閉じることを促す。この際、制御部301は、状態検知センサ323によりどのインク補充口カバーが開いたままであるかを判別することができるため、LCD319に図示する等によりユーザーに対して閉じるべき補充口カバーを明示することができる。また、ステップS701でインク補充口カバーが開いてからの経過時間が所定時間を経過した場合も、同様にステップS704へ進み、警告表示等を行う。これによりユーザー利便性をより向上させることが可能となる。
以上、本実施形態によれば、インク補充口カバーが開いてからの経過時間が所定時間を経過した場合や、インク補充口カバーが開いた状態で他のインクボトルのアクセスがあった場合に、ユーザーに対して警告表示を行うようにしている。これにより、ユーザーは閉じるべきインク補充口カバーを容易に判別し対応することが可能となり、ユーザー利便性を向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。記録装置の構成については第1実施形態に係る記録装置と同様のため、その説明を省略する。本実施形態では、インクボトルからインク補充を行う際の制御が第1実施形態と異なる。
図8は、本実施形態におけるインクボトルからインク補充を行う際の拡張フローチャートを示す図である。図8は、第1実施形態の図6に対し、ステップS602で記録装置に適応するインクボトルを検出した後、インクボトルがNFC通信部を介して、初めて記録装置と通信したか否かを判別するフローを追加・拡張したものである。
本実施形態では、インクボトル201が有するNFCタグ203は、規定された記憶領域内の予め規定された領域に日時に関する情報(日時情報)を格納する日時情報格納領域を有する。ステップS602で記録装置100に適応したインクボトル201との通信を確認した場合、ステップS801でNFCタグ203内の記憶領域内の規定された日時情報格納領域から日時情報のデータを読み出す。ステップS802では、ステップS801で読み出した日時情報がデータとして初期値であるかを判別する。日時情報が初期値であった場合には、インクボトル201は今回初めて記録装置100とNFC通信部300を介して通信が行われたと判断し、ステップS803へ進む。ステップS803では、NFCタグ203内の日時情報格納領域にインク補充のために初めてインクボトル201が開封された日時として現在日時に関する情報(現在日時情報)を書き込む。この際、ステップS803で書き込む日時情報は、ASIC311に接続、または内蔵されたRTCから読み出した情報を用い、NFC通信部300のライタ機能を用いてNFCタグ203内の日時情報格納領域に書き込む。そして、第1実施形態の図6のステップS603の処理へ戻る。
一方、ステップS802で読み出した日時情報がデータとして初期値でなかった場合には、ステップS804で、ASIC311に接続、または内蔵されたRTCから現在日時情報を読み出し、NFCタグ203から読み出した日時情報との比較を行う。この際、現在日時情報とNFCタグ203から読み出した日時情報との差が所定期間以上でなければ、インクボトル201は開封日時から所定期間内のものであると判断し、ステップS603の処理へ戻る。本実施形態では、インクボトル201が開封されてから1年以内の使用を想定しているため所定期間を1年として設定している。
一方、ステップS804で、現在日時情報との差が所定期間以上であった場合は、インク補充に用いるインクボトル201が開封日時から所定期間が過ぎているため使用することができない(使用不可)と判断し、ステップS805へ進む。ステップS805では、表示操作部303によりユーザーに対してその旨の警告表示を行う。この際、インク補充口カバー105〜108を開口可能状態にせずに警告表示を行い、使用者による警告停止の操作、または他のインクボトルがNFC通信部300との通信に応答するまで警告表示のまま保持し処理を終了する。
以上、本実施形態では、インクボトルが有するNFCタグが近距離無線通信を介して記録装置のNFC通信部に初めてアクセスされた際には日時情報を書き込み(書込み)、二回目以降はその日時情報を読み取り現在時刻と比較を行う構成としている。比較の結果、日時情報が現在時刻に対し所定期間以上経過している場合にはユーザーに対して警告表示を行う。このようにしたのは、インクボトルが一度開封されると、内部のインクは空気に触れ少なからず化学反応を起してしまい、時間経過と共に成分変化や乾燥による固着のおそれが高まるからである。よって本実施形態によれば、インクボトルが初めて開封された日時をインクボトル内に保持し再使用の日時が所定期間以上経過していた場合には使用不可とし警告表示を行うことで、画像品質の低下やインクの固着による装置の故障等を防止することができる。
なお、上記実施形態では、インク補充口カバーを開口不可状態から開口可能状態にし、ユーザーが手動で開口する方式としたが、本発明はこれに限定されず、対応するインク補充口カバーを自動的に閉状態から開状態にする構成としても良い。
また、上記実施形態では、各インク補充口カバーに状態検知センサを設け、開状態を判別する構成としたが、本発明はこれに限定されず、インク補充口カバーのいずれか1つ以上が開状態であることを検知する構成であればどのような形態であっても良い。例えば、光学式センサの発光部と受光部を複数のインク補充口カバーを跨いだ状態で配置する。そして、インク補充口カバーが閉じられた状態では発光部からの光を受光部が受光し、いずれかのインク補充口カバーが開けられた状態では発光部からの光が遮蔽される構成とする。その光の受光・遮蔽の状態を判別することで、インク補充口カバーのいずれか1つ以上が開いていることを検知する構成としても良い。
さらに、上記実施形態では、インクボトルが有する近距離無線通信手段としてNFCタグを共振回路により通信を行うアンテナ部と記憶領域となるメモリとが一体化された構成を用いているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、アンテナ部とメモリが独立、または一体型ではあるが距離を持って配置され、アンテナ部とメモリの配置がインクボトルの異なる面に配置された構成であっても良い。この場合、NFC通信部となるアンテナ部がインクボトルの注ぎ口に対して対面となるように配置されることが望ましい。
100 記録装置
101、102、103、104 インクタンク
105、106、107、108 インク補充口カバー
110 インク補充口
201 インクボトル
203 NFCタグ
300 NFC通信部
301 制御部
314 記録ヘッド
324 ロック機構

Claims (16)

  1. インクを吐出して画像を記録する記録ヘッドへ供給されるインクを収容し、インクボトルからインクを注入するための注入口を有するインクタンクと、
    前記注入口を覆った閉状態と前記注入口を露出した開状態とに移動可能なカバー部材と、
    記カバー部材が前記閉状態から前記開状態に移動することができない第1の状態と、前記カバー部材が前記閉状態から前記開状態に移動することができる第2の状態とに切り替え可能なロック機構と、
    前記インクボトルに設けられた記憶手段に記憶された当該インクボトルの識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた前記識別情報に応じて、前記ロック機構を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替える制御手段と、を備え
    前記制御手段は、前記ロック機構を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えてから所定時間が経過しても前記カバー部材が前記閉状態の場合には、前記ロック機構を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えることを特徴とする記録装置。
  2. インクを吐出して画像を記録する記録ヘッドへ供給されるインクを収容し、インクボトルからインクを注入するための注入口を有するインクタンクと、
    前記注入口を覆った閉状態と前記注入口を露出した開状態とに移動可能なカバー部材と、
    記カバー部材が前記閉状態から前記開状態に移動することができない第1の状態と、前記カバー部材が前記閉状態から前記開状態に移動することができる第2の状態とに切り替え可能なロック機構と、
    前記インクボトルに設けられた記憶手段に記憶された当該インクボトルの識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた前記識別情報に応じて、前記ロック機構を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替える制御手段と、
    前記読取手段が前記インクボトルの前記識別情報を読み取った際に当該インクボトルの前記記憶手段に日時に関する情報を書き込む書込手段と、を備え
    前記制御手段は、前記読取手段が前記インクボトルの前記識別情報を再び読み取った際、前記日時と現在日時の差が所定期間以上である場合には、前記識別情報に関わらず、前記ロック機構を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えないことを特徴とする記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記カバー部材が前記開状態であるときに、装置本体の電源をオフにする操作が行われた場合には、装置本体の電源をオフにすることなく、ユーザーに対して警告を行うとを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記インクタンクは、第1のインクを収容し第1のインクボトルから前記第1のインクを注入するための第1の注入口を有する第1のインクタンクと、第2のインクを収容し第2のインクボトルから前記第2のインクを注入するための第2の注入口を有する第2のインクタンクと、を含み
    前記カバー部材は、前記第1の注入口を覆った閉状態と前記第1の注入口を露出した開状態とに移動可能な第1のカバー部材を含み
    前記制御手段は、前記読取手段により読み取られた前記識別情報が前記第1のインクに対応するものであった場合、前記第1のカバー部材に対応する前記ロック機構を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えるとを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. インクを吐出して画像を記録する記録ヘッドへ供給される第1のインクを収容し、第1のインクボトルから前記第1のインクを注入するための第1の注入口を有する第1のインクタンクと、
    前記記録ヘッドへ供給される第2のインクを収容し、第2のインクボトルから前記第2のインクを注入するための第2の注入口を有する第2のインクタンクと、
    前記第1の注入口を覆った閉状態と前記第1の注入口を露出した開状態とに移動可能な第1のカバー部材と、
    前記第1のカバー部材が前記閉状態から前記開状態に移動することができない第1の状態と、前記第1のカバー部材が前記閉状態から前記開状態に移動することができる第2の状態とに切り替え可能なロック機構と、
    前記インクボトルに設けられた記憶手段に記憶された当該インクボトルの識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた前記識別情報に応じて、前記ロック機構を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替える制御手段と、を備え
    前記読取手段が前記第1のインクボトルの識別情報を読み取り、前記制御手段が前記ロック機構を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えた後、前記読取手段が前記第2のインクボトルの識別情報を読み取った場合、前記制御手段は、前記第1のカバー部材が前記開状態である場合は、ユーザーに対して警告を行うことを特徴とする記録装置。
  6. 前記第2の注入口を覆った閉状態と前記第2の注入口を露出した開状態とに移動可能な第2のカバー部材を備え、
    前記制御手段は、前記第1のバー部材が前記開状態である場合には、前記第2のバー部材を前記閉状態に保持するとを特徴とする請求項4または5に記載の記録装置。
  7. 前記読取手段が前記第1のインクボトルの識別情報を読み取り、前記制御手段が前記ロック機構を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えた後、前記読取手段が前記2のインクボトルの識別情報を読み取った場合、前記制御手段は、前記第1のカバー部材が前記閉状態である場合は、前記ロック機構を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えるとを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記読取手段は、前記インクボトルの記憶手段と近距離無線による通信を行うことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記識別情報は、前記インクボトルに収容されるインクの色に関する情報を含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記識別情報は、前記記録装置に適応するインクボトルであるかを判別するための情報を含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の記録装置。
  11. インクを吐出して画像を記録する記録ヘッド供給されるインクを収容し、インクを注入するための注入口を有するインクタンクと、前記注入口を覆った閉状態と前記注入口を露出した開状態とに移動可能なカバー部材と、を備える記録装置に用いられ前記注入口から注入されるインクを収容するインクボトルであって、前記インクボトルは当該インクボトルの識別情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記記録装置は、読取手段によって読み取った前記記憶手段に記憶された前記識別情報に応じて、前記カバー部材を前記閉状態から前記開状態に移動することができない第1の状態と、前記閉状態から前記開状態に移動することができる第2の状態とに切り替え
    前記ロック機構を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えてから所定時間が経過しても前記カバー部材が前記閉状態の場合には、前記ロック機構を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えることを特徴とするインクボトル。
  12. インクを吐出して画像を記録する記録ヘッド供給されるインクを収容し、インクを注入するための注入口を有するインクタンクと、前記注入口を覆った閉状態と前記注入口を露出した開状態とに移動可能なカバー部材と、を備える記録装置に用いられ前記注入口から注入されるインクを収容するインクボトルであって、前記インクボトルは当該インクボトルの識別情報を記憶する記憶手段と、前記記録装置が前記インクボトルの前記識別情報を読み取った際に前記記憶手段に日時に関する情報を書き込む書込手段と、を備え、
    前記記録装置は、前記インクボトルの前記識別情報を再び読み取った際、前記日時と現在日時の差が所定期間以上である場合には、前記識別情報に関わらず、前記ロック機構を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えないことを特徴とするインクボトル。
  13. 前記記憶手段は、前記記録装置の記憶手段と近距離無線による通信を行うことを特徴とする請求項11または12に記載のインクボトル
  14. 前記注入口にインクを注入するための注ぎ口を備え、
    前記記憶手段は、前記注ぎ口と対面になるように配置されるとを特徴とする請求項11ないし13のいずれか1項に記載のインクボトル。
  15. 前記識別情報は、前記インクボトルに収容されるインクの色に関する情報を含むことを特徴とする請求項11ないし14のいずれか1項に記載のインクボトル
  16. 前記識別情報は、前記記録装置に適応するインクボトルであるかを判別するための情報を含むことを特徴とする請求項11ないし15のいずれか1項に記載のインクボトル
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