JP2010012659A - プリンター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリンター装置において、インクタンクをプリンター装置本体に装着する前に、ユーザーに対して誤装着を防ぐために正しい装着位置への誘導を行うことができなかった。
また、インクタンクにエラーが発生した場合、エラーの発生したインクタンクの正しい装着位置をユーザーが判断して装着しなおす必要があり、ユーザーが正しい装着位置を認識できなかった場合には、再度インクタンク誤装着が発生する可能性があった。
【解決手段】 プリンタ装置本体とインクタンクにRFID無線システムを備え、インクタンクをプリンター本体に装着せずとも、プリンター本体にインクタンクを近づけただけでインクタンクの情報をプリンター本体が読み取り、インクタンクの正しい装着位置を表示することにより、ユーザーに装着位置を誘導することが可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、着脱可能なインクタンクを複数装着可能なプリンター装置におけるインクタンクの装着誘導処理に係り、プリンター装置とインクタンクに無線交信手段を設けることにより、インクタンクが装着されたる前にインクタンクの種類を判定し、誤装着されたことを警告するインジケータと、インクタンクの正しい装着位置を表示するインジケータを備えることにより、インクタンクを正しい装着位置へと誘導することを目的とする、装着誘導手段に関する。
従来のプリンター装置においては、RFID無線システムを利用して、装着されたインクタンクの情報を非接触方式により読み出して制御に利用するというものがある(例えば、特許文献1参照)。
この様なプリンタ装置本体とインクタンクにRFID無線システム無線システムを利用して情報を読み出す装置においては、インクタンクが装着位置に装着された後にのみ情報を読み出しており、インクタンクが装着される前にインクタンクの情報を読み出して制御に利用することができなかった。
特開2005-104117号公報([0005]項)
前記のような制御方法であると、インクタンクをプリンター装置本体に装着する前に、ユーザーに対して誤装着を防ぐために正しい装着位置への誘導を行うことができなかった。
また、インクタンクにエラーが発生した場合、エラーの発生したインクタンクの正しい装着位置をユーザーが判断して装着しなおす必要があり、ユーザーが正しい装着位置を認識できなかった場合には、再度インクタンク誤装着が発生する可能性があった。
上記課題を解決するために、本発明のプリンタ装置においては、プリンタ装置本体とインクタンクにRFID無線システムを備え、インクタンクをプリンター本体に装着せずとも、プリンター本体にインクタンクを近づけただけでインクタンクの情報をプリンター本体が読み取り、インクタンクの正しい装着位置を表示することが可能な構成とする。
以上の様に、インクタンクをプリンター本体に装着せずとも、プリンター本体にインクタンクを近づけただけでインクタンクの情報をプリンター本体が読み取り、インクタンクの正しい装着位置を表示することが可能な構成とすることにより、インクタンクの誤装着を回避することが可能になる。
また、インクタンクにエラーが発生した場合でも、交換用のインクタンクを近づけると交換が必要なインクタンク装着位置のカバーを自動的に開放し、交換表示をすることが可能になり、交換が必要なインクタンクの正しい位置をユーザーが判断する必要がなくなり、誤装着が再度発生することを防ぐことが可能になる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
図1は本発明を実施したプリンター装置の構成を表す模式図である。
本発明は、着脱可能である種類の違ったインクタンクを複数個装着可能なプリンター装置に適用されるものである。
本実施例では4種類のインクタンクを装着可能なプリンター装置に適用した例について解説するが、インクタンクの数は任意であり、何個装着できる構成であっても本発明は適用可能である。
図中100はプリンター装置本体であり、その下部に101.用紙積載用カセット(以下カセットと表記)が挿入されている。
図中102は操作パネルであり、表示パネルと操作用のキーが配置されている。
図中103はインクタンクカバーであり、内部にインクタンクが装着されている。103.インクタンクカバーは通常は閉じられた状態であるが、プリンター装置本体内部に設けられた自動開閉装置(図中には未記載)により、任意のタイミングで自動的に解放することが可能な構成となっている。
図中104はインクタンク装着部上面であり、インクタンクの装着口が設けられている。
図中105〜108 は装着されたインクタンクである。
図2は、図1で装着されているインクタンクのうちの一つを表す模式図であり、インクタンク装着部の底部を表す断面図となっている。
図中108はインクタンクであり、下方向へ移動することにより装着される。
図中201はインク受給ノズルであり、インクタンクのインク供給口に挿入され、インクタンク内に蓄えられたインクをプリンタ装置本体へと供給する。
図中202はインクタンク装着検知部であり、インクタンクが装着されたかどうかを判定するための装置である。本件においては接触センサーを使用しているが、検知方式に関しては電気式、機械式、光学式等、どのような方式でもインクタンクが装着されたことを検知することが可能であればかまわない。
図3は、図2における108.インクタンクの底面部を表す模式図である。
図中203はインクタンク供給口であり、201.インク受給ノズルが挿入されることにより、インクタンク内に蓄えられたインクを201.インク受給ノズルへと供給する。
図中204はRFIDタグを示している。RFIDタグとは、書き換え可能な所定の情報をデータとして記憶するとともに、無線によりデータの送受信が可能となっている。RFIDタグには電源を供給する必要がなく、RFIDタグとの通信を行う受信機に当たるRFIDリーダーより発生する磁界の電磁誘導現象を利用し、RFIDタグ側に電流を発生させることで電力が供給される。こうして供給された電流により、RFIDタグは無線によりデータ送信を行う。
204.RFIDタグはインクタンクの表面に装着してある必要はなく、インクタンク内部に内蔵されていれば問題ない。
本図においては、108.インクタンクに204.RFIDタグが装備されていることを明示的に示すために表面に装着されているように記載されているが、実際には目視できる位置にある必要はない。
図2で示されたようなインクタンク装着部へ、図3で示されたようなインクタンクを装着した場合、インク装着部に設けられた202.インクタンク装着検知部によりインクタンクが検知され、プリンター本体においてインクタンクが装着されたことを認知することが可能になる。
図4は、図1における104.インクタンク装着部上面を真上から見た場合の模式図である。
図中105〜108はインクタンクであり、それぞれ所定の位置に装着されていることを表している。
図中301〜304はインクタンク装着口であり、それぞれ所定のインクタンクが装着された状態であることを表している。
図中305〜308は警告表示用の赤色LEDを示している。
図中309〜312は誘導表示用の緑色LEDを示している。
本実施例ではユーザーに対する表示にLEDを使用しているが、ユーザーに対して警告、誘導を行うことが可能であるデバイスであれば、電球、LCDその他のデバイスであってもかまわない。
図中204および322〜324はRFIDタグを示している。
図中325はRFIDリーダーを示している。325.RFIDリーダーはインクタンク装着部の表面に装着してある必要はなく、プリンター本体内部に内蔵されていれば問題ない。本図においては、104.インクタンク装着部に325.RFIDリーダーが装備されていることを明示的に示すために表面に装着されているように記載されているが、実際には目視できる位置にある必要はない。
図5は、図4における105〜108.インクタンクを取り除いた104. インクタンク装着部上面を真上から見た場合の模式図であり、301〜304.インクタンク装着口の底部の状態を表している。
図中201および313〜315はインク受給ノズルを示している。
図中305〜308は警告表示用の赤色LEDを示している。
図中309〜312は誘導表示用の緑色LEDを示している。
図中202および316〜318はインクタンク装着検知部であり、インクタンクが装着されたかどうかを判定するための装置である。
図中325はRFIDリーダーを示している。
図6は、RFIDシステムを使用してプリンター本体でインクタンクの情報を読み出している状態を表す模式図である。
104.インクタンク装着部に105. インクタンクを近づけた場合、所定の距離まで近づいた際にプリンター本体に備えられた325.RFIDリーダーが、105.インクタンクに備えられた322.RFIDタグ上に書き込まれた105.インクタンクに関する情報を読み出し、105.インクタンクの装着位置へと誘導するために309.誘導表示用の緑色LEDを点灯する。
325.RFIDリーダーが322.RFIDタグとの通信を行う所定の距離は、通常数cmから数mの間であるが、本出願においては325.RFIDリーダーと322.RFIDタグの距離が10cm以下になった場合に通信を行うよう設定されている。
上記のように、105.インクタンクを104. インクタンク装着部に装着せずに、104.インクタンク装着部に105. インクタンクを近づけただけで105.インクタンクに関する情報を読み出せる構成とすることにより、ユーザーに対してインクタンクを正常な装着位置へと誘導し、誤装着を防ぐことが可能になる。
図7は、誤った位置にインクタンクを装着した場合の動作を表す模式図である。
図中105.インクタンクは303.インクタンク装着口に挿入されているが、この位置は105.インクタンクの正しい装着位置ではなく、誤装着である。
この場合、303.インクタンク装着口の底部に設けられたインクタンク装着検知部によりインクタンクが装着されたことが検知される。
前述のように105.インクタンクを303.インクタンク装着口に装着する前から325.RFIDリーダーが、105.インクタンクに備えられた322.RFIDタグ上に書き込まれた105.インクタンクに関する情報を読み出している。
このため、インクタンク装着検知部により105.インクタンクが303.インクタンク装着口に装着されたことを検知した時点で、装着位置が間違っていることを認知できる。
誤装着であると判定された時点で、誤装着が発生したインクタンク装着口を明示するために307.赤色LEDを点灯する。
また、105.インクタンクの正常な装着位置である301.インクタンク装着口を明示するために309.緑色LEDを点滅させる。
上記の通り、誤った位置に105.インクタンクが装着された場合、装着位置が間違っていることを307.赤色LEDにて警告し、309.緑色LEDにより正しい装着位置を示すことにより、ユーザーに対してインクタンクを正しい位置に装着し直すことを誘導することが可能になる。
図8は、正しい位置にインクタンクを装着した場合の動作を表す模式図である。
図7において誤挿入された105.インクタンクを抜いて、正しい位置である301.インクタンク装着口に装着した状態を示している。
303.インクタンク装着口より105.インクタンクが取り除かれたため、307.赤色LEDは消灯する。
301.インクタンク装着口に105.インクタンクが装着されると、301.インクタンク装着口の底部に設けられたインクタンク装着検知部により装着されたことが検知される。
前述のように105. インクタンクに関する情報は既に読み出されているため、105.インクタンクが正常に装着されたことを明示するために309.緑色LEDを点灯する。
このような処理を行うことにより、誤装着が発生していることをユーザーに対して明示することが可能になり、かつユーザーに対してインクタンクの正しい装着位置を明示して誘導することが可能になり、再度誤装着が発生することを防ぐことが可能になる。
図9は、装着されたインクタンクに異常が発生した場合の動作を示す模式図である。
図中301.インクタンク装着口に装着されている105.インクタンクに異常が発生した場合、図1に記載された102.操作パネル上の表示パネルにインクタンクに異常が発生したことが表示される。エラーを発見したユーザーが交換用の109.インクタンクをプリンター本体に近づけた場合、325.RFIDリーダーが、109.インクタンクに備えられた326.RFIDタグ上に書き込まれた109.インクタンクに関する情報を読み出し、異常が発生している105.インクタンクの交換用として適しているかどうかを判定する。
109.インクタンクが105.インクタンクの交換用として適していると判定された場合、前述の自動開閉装置によりインクタンクカバーを自動的に開く。
また、109.インクタンクが105.インクタンクの交換用として適さないと判定された場合は、インクタンクカバーを開かないようにし、間違って交換されることを防ぐ。
インクタンクカバーが開いた後に、105.インクタンクに異常が発生していることを明示するために305.赤色LEDを点滅させる。
このような処理を行うことにより、ユーザーに対して交換する必要のあるインクタンクを明示し、正しい位置に装着し直すことを誘導することが可能になる。
図10は、インクタンクの正しい装着位置を表示している状態の模式図である。
異常の発生していた105.インクタンクは301.インクタンク装着口より除去され、空いた状態になっている。
この301.インクタンク装着口に交換用の109.インクタンクのインクタンクを装着する必要があることを明示するために、309.緑色LEDを点滅させる。
上記の通り、309.緑色LEDにより正しい装着位置を示すことにより、ユーザーに対してインクタンクを正しい位置に装着することを誘導することが可能になる。
図11は、正しい位置にインクタンクを装着した場合の動作を表す模式図である。
図10にける正しい装着位置である301.インクタンク装着口に109.インクタンクを装着した状態を示している。
301.インクタンク装着口に109.インクタンクが装着されると、301.インクタンク装着口の底部に設けられたインクタンク装着検知部により装着されたことが検知される。
装着された109.インクタンクに関する情報は既に読み出されているため、109.インクタンクが正常に装着されたことを明示するために309.緑色LEDを点灯する。
このような処理を行うことにより、正しくインクタンク交換が行われたことをユーザーに明示することが可能になる。
図12は本発明を実施したプリンタ装置の構成を表すブロック図である。
図中102.は操作パネルであり、操作パネル上には操作用のキーおよび、表示パネルが配されている。
601.操作パネル制御部は、102.操作パネル上のキーの状態を監視し、押下されたキーによって適切な制御コマンドを、603.CPUを含むプリンター装置の制御回路に対して発行する。また、表示パネルに表示する文字列を作成し、表示パネルの制御を行なう。
また、表示パネル上に配されたキーによりユーザーがキー入力をすることが可能になっており、この操作用のキーを用いてエラー発生状態からの回復処理の開始等、プリンタ装置に対する動作の指定を入力することが可能である。
604. インターフェースは、プリンタ装置と 605. ホストコンピュータを接続し、605. ホストコンピュータよりデータを受信したり、ステータスを送信したりする機能を持ち、605.ホストコンピュータとのデータ送受信用通信ポートとして動作する。
図中606.は制御回路のバスであり、603. CPUとその他の装置を接続する機能を持つ。
602. 不揮発性メモリは各種情報を保存記録している記録装置であり、電力の供給が断たれても記録した情報を保持し続けることが可能である。本発明においては、102.操作パネルより入力された印刷用紙の種類を記憶しておくための手段として使用される。
607.モータドライバーは、プリンター装置の印字動作を行うためのキャリッジモーター(印字ヘッドを動作させる)、紙送りモーター(印刷用紙を動かし、給紙、排紙を行う)、回復モーター(印字ヘッドの回復動作を行う)等のモーター類を制御するための制御回路である。
608.印字ヘッドは、印刷用紙上に画像を印刷する機能を持つ。交換式ヘッドの場合、各ヘッドごとに固有のヘッドIDを持ち、ヘッドが交換されたかどうかはこのIDを比較することで判別できる。また各ヘッドごとに、ヘッドランク(ヘッド内部部材の発熱量)、温度センサー補正値(ヘッド内部の温度を示すセンサーのバラツキの補正値)等の個体差があり、これらはプリンター装置の初期化動作の際にチェックされる。
609.RAM(Random Access Memory)は、電力が供給されている間のみ情報を保持できる記録装置であり、電力の供給が断たれると保持している情報は消滅してしまう。
610.ROM(Read Only Memory)は、読み出しのみ可能な記録装置で、プリンター装置の制御プログラムを記録してあり、これを603.CPUで参照して制御動作を行う。
以下に回路の動作状況を説明する。
603.CPUは610.ROMより制御プログラムを読み出し、プログラムに従って各制御装置の制御を実行する。604.インターフェースは、605.ホストコンピュータより印字データを受信し、609.RAMに書き込み、書き込まれたデータをもとに603.CPUは607.モータードライバー、608.印字ヘッドの制御を行い、用紙上に印字データを印刷する。
611.インクタンク検知部では、図2の図中202の接触式センサーによりインクタンクが装着されたかどうかを判定する。
612.インクタンクカバー自動開放部は通常閉じられているインクタンクカバーを、コマンドにより解放する処理を実行する。
613.LED制御部はインクタンク装着部に設けられたLEDの制御を行う。
614.RFIDリーダーは、インクタンクに備えられた615.RFIDタグに書き込まれた情報を非接触状態で読み出すことが可能な無線通信装置である。
615.RFIDタグが614.RFIDリーダーに一定距離まで近づいた際に、615.RFIDタグ内部に書き込まれているインクタンクに関する情報を読み取ることができる。
これにより、インクタンクがプリンター装置本体に装着される前に、インクタンクに関する情報をプリンター本体で認識できるようになり、614.RFIDリーダーで615.RFIDタグ内部に書き込まれているインクタンクに関する情報を読み取ることができた時点で、603. CPUは 読み取ったインクタンクの情報をもとに、613.LED制御部に制御情報を送り、近づいてきたインクタンクの正しい装着位置のLEDを点灯させることが可能になる。
前記の様な構成とすることにより、インクタンクがプリンター装置に装着される前に、ユーザーに対しインクタンクの正しい装着位置を明示することが可能になり、ユーザーに対しインクタンクを正常な装着位置へと誘導を行うことが可能になる。
図13は、本発明を実施したプリンター装置の処理内容を表すフローチャートである。
まず、ステップ701においてはRFIDリーダーの検知範囲にRFIDタグがあるかどうかを監視している。
続いてステップ702においては、RFIDタグが検知されたかどうかの判定を行っている。検知されていなければステップ701に戻ってRFIDタグの監視を続ける。
検知された場合にはステップ703へ進む。
ステップ703においては、検知されたRFIDタグよりインクタンクの情報を読み出す。
続いてステップ704においては、読み出したインクタンクの状態により、インクタンクの装着位置を示す緑LEDを点滅させる。
続いてステップ705においては、インクタンク装着部のインクタンク検知センサーの状態を監視する。
続いてステップ706においては、インクタンクが装着されたかどうかの判定を行っている。
インクタンクの装着が検知されない場合にはステップ705へと戻る。
インクタンクの装着が検知された場合にはステップ707へと進む。
ステップ707においては、インクタンクの装着された位置が正しいかどうかの判定を行っている。
誤装着が発生していない場合にはステップ708へと進む。
誤装着が発生している場合にはステップ709へと進む。
誤装着が発生していない場合、インクタンクは正しい装着位置に装着されたことになるので、ステップ708においてはインクタンクが装着された位置の緑LEDを点灯する。
この処理により、インクタンクが正常に装着されたことをユーザーに明示する。
処理完了後はステップ701へと戻ってRFIDタグの監視を続ける。
誤装着が発生している場合、ステップ709においてはインクタンクが装着された位置の赤LEDを点灯し、正しい装着位置の緑LEDを点滅させる。
この処理によりユーザーに対してインクタンクの正しい装着位置を明示し、正常に装着できるように誘導することが可能になる。
処理完了後はステップ701へと戻ってRFIDタグの監視を続ける。
以上の様な構成とすることにより、インクタンクがプリンター装置に装着される前にインクタンクの情報を読み出すことが可能な構成とすることにより、ユーザーに対しインクタンクの正しい装着位置を明示することが可能になり、ユーザーに対しインクタンクを正常な装着位置へと誘導を行うことが可能になる。
また誤装着が発生した場合には、誤装着されたインクタンクの正しい装着位置を表示することが可能な構成とすることにより、ユーザーに対してインクタンクを正しい装着位置へと誘導することが可能になり、誤装着が再度発生することを防ぐことが可能になる。
図14は、インクタンクに異常が発生した際の処理内容を表すフローチャートである。
インクタンクになんらかの異常(インク無し等)が発生した場合、まずステップ711において、発生したエラーの情報を操作パネル上の表示パネルに表示し、ユーザーにインクタンク交換を行うことを促す。
続いてステップ712においてはRFIDリーダーの検知範囲にRFIDタグがあるかどうかを監視している。
続いてステップ713においては、RFIDタグが検知されたかどうかの判定を行っている。検知されていなければステップ712に戻ってRFIDタグの監視を続ける。
検知された場合にはステップ714へ進む。
ステップ714においては、検知されたRFIDタグよりインクタンクの情報を読み出す。
続いてステップ715においては、読み出したインクタンクの情報より、近づけられたインクタンクのが、異常が発生しているインクタンクの交換用として正しいかどうかの判定を行っている。
近づけられたインクタンクが、交換用として適切でなかった場合には表示などの変更は行わず、ステップ712に戻り、別のRFIDタグが検知されるのを待つ。
近づけられたインクタンクが、交換用として適切だった場合には、ステップ716へ進む。
ステップ716においては、タンクカバー自動開放部によりインクタンクカバーを解放する。
続いてステップ717においては、異常が発生したインクタンクが装着されている位置の赤LEDを点滅させる。
続いてステップ718においては、インクタンク装着部のインクタンク検知センサーの状態を監視する。
続いてステップ719においては、インクタンクが抜かれたかどうかの判定を行っている。
インクタンクが装着されたままの場合にはステップ718へと戻る。
インクタンクが抜かれたことが検知された場合にはステップ720へと進む。
ステップ720においてはインクタンクが抜かれた位置の赤LEDを消灯し、緑LEDを点滅させる。
続いてステップ721においては、インクタンク装着部のインクタンク検知センサーの状態を監視する。
続いてステップ722においては、インクタンクが装着されたかどうかの判定を行っている。
インクタンクの装着が検知されない場合にはステップ721へと戻る。
インクタンクの装着が検知された場合にはステップ723へと進む。
ステップ723においては、インクタンクが装着された位置の緑LEDを点灯する。
以上の処理により、異常が発生したインクタンクを正しいインクタンクへ交換する作業が完了する。
以上の様な処理を行うことにより、異常が発生したインクタンクを、誤装着を発生させることなく正しいインクタンクに交換することが可能になる。
また、インクタンクがプリンター装置に装着される前にインクタンクの情報を読み出すことが可能な構成とすることにより、ユーザーに対しインクタンクの正しい装着位置を明示することが可能になり、ユーザーに対しインクタンクを正常な装着位置へと誘導を行うことが可能になる。
本発明を実施したプリンター装置の構成を表す模式図 図1で装着されているインクタンクのうちの一つを表す模式図 図2における108.インクタンクの底面部を表す模式図 図1におけるインクタンク装着部上面を真上から見た場合の模式図 インクタンク装着口の底部を真上から見た場合の模式図 RFIDシステム通信状態を表す模式図 誤装着が発生した場合に状態を表す模式図 正しい位置にインクタンクを装着した場合の動作を表す模式図 装着されているインクタンクに異常が発生した場合の状態を表す模式図 インクタンクが正しい装着位置を表示している状態を表す模式図 正しい位置にインクタンクを装着した場合の動作を表す模式図 本発明を実施したプリンター装置の構成を表すブロック図 本発明を実施した処理実行時の動作状況を表すフローチャート 本発明を実施したエラー処理実行時の動作状況を表すフローチャー
符号の説明
100 プリンター装置本体
101 印刷用紙カセット
102 操作パネルおよび表示パネル
103 インクタンクカバー
104 インクタンク装着部上面
105 Cインクタンク
106 Mインクタンク
107 Yインクタンク
108 Bkインクタンク
201 インク受給ノズル
202 インクタンク装着検知部
203 インクタンク供給口
204 RFIDタグ1
301 Cインクタンク装着口
302 Mインクタンク装着口
303 Yインクタンク装着口
304 Bkインクタンク装着口
305 警告表示用の赤色LED1
306 警告表示用の赤色LED2
307 警告表示用の赤色LED3
308 警告表示用の赤色LED4
309 誘導表示用の緑色LED1
310 誘導表示用の緑色LED2
311 誘導表示用の緑色LED3
312 誘導表示用の緑色LED4
322 RFIDタグ2
323 RFIDタグ3
324 RFIDタグ4
325 RFIDリーダー
313 インク受給ノズル1
314 インク受給ノズル2
315 インク受給ノズル3
316 インクタンク装着検知部1
317 インクタンク装着検知部2
318 インクタンク装着検知部3
601 操作パネル制御部
602 不揮発性メモリ
603 CPU
604 インターフェース
605 ホストコンピュータ
606 制御バス
607 モータードライバー
608 印字ヘッド
609 RAM
610 ROM
611 インクタンク検知部
612 インクタンクカバー自動開放部
613 LED制御部
614 RFIDリーダー
615 RFIDタグ

Claims (4)

  1. 着脱可能なインクタンクを複数装着可能なプリンター装置において、プリンター装置本体に無線受信手段を備え、インクタンクに無線発信手段と、情報記録手段を備え、前記インクタンク上の情報記録手段に記録された情報を、前記インクタンク上の無線発信手段により発信し、前記プリンター本体上の無線受信手段により、発信された情報を受信することにより、前記インクタンクをプリンター本体に装着せずとも前記インクタンク上の情報をプリンター本体で認知することが可能なことを特徴とするプリンター装置。
  2. インクタンク装着部にインクタンク装着誘導用の表示手段を備え、前記無線受信手段によりインクタンクの情報を受信し、前記インクタンクを正常な装着位置へと誘導することが可能なことを特徴とする請求項1に記載のプリンター装置。
  3. 前記インクタンク装着部にインクタンク装着確認手段を備え、インクタンク誤装着警告用の警告表示手段を備え、前記インクタンク装着確認手段によりインクタンクが装着されたことを検知し、かつ装着されたインクタンクの装着位置が間違っていると判定された場合、前記インクタンク誤装着警告用の警告表示手段により、インクタンクの誤装着を警告することが可能なことを特徴とする請求項1に記載のプリンター装置。
  4. 前記インクタンク装着部にインクタンクカバー自動開閉手段を備え、交換用として正しいインクタンクが接近した場合に前記インクタンクカバー自動開閉手段によりインクタンクカバーを自動的に開き、かつ前記インクタンク装着誘導用の表示手段を点灯することにより、前記交換用インクタンクを正常な装着位置へと誘導することが可能なことを特徴とする請求項1に記載のプリンター装置。
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