JP6703375B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

この発明は、洗濯機に関する。
洗濯機における脱水工程では、回転槽の回転速度を所定の高速回転速度まで上昇させて高速脱水を行っているが、回転槽内で洗濯物が偏った状態になっている場合、高速回転速度に達する前に、洗濯機から大きな振動や騒音が発生する。洗濯機からの振動等を抑制するために、以下のことが行われている。
例えば、特許文献1のドラム式洗濯機では、モータの回転変動に基づいて回転槽内のアンバランス状態を判定して、アンバランス状態にあると判定されると、そのアンバランス状態に応じて布ほぐし制御を行っている。
特許文献2の縦型洗濯機では、その背景技術の説明において、洗濯物が回転槽内で自由に動くことができる程度に給水を行い、回転槽やパルセータを回転させることを開示している。
特開2008−61856号公報 特開2014−8313号公報
特許文献1のドラム式洗濯機では、回転槽の回転数が50rpm程度になるように低速回転させることを行っている。しかしながら、含水の少ない洗濯物が回転槽の内側面に張り付くと、洗濯物が自重で落下することが起こりにくいため、洗濯物の偏りを修正することが容易ではない。
特許文献2の背景技術に記載されている縦型洗濯機では、縦型回転槽の内側面に張り付いている洗濯物が、ある程度自由に動けるようになるには、縦型回転槽内での水位を高くする必要がある。縦型回転槽において水位を高くするためには、多くの給水が必要になる。
このように、従来の洗濯機では、脱水工程で生じた洗濯物の偏りを低減させるためには、多くの給水が必要になるという問題がある。
したがって、この発明の解決すべき技術的課題は、脱水工程で洗濯物の偏りが生じたときに、少ない給水量でも、洗濯物の偏りを低減させる洗濯機を提供することである。
上記技術的課題を解決するために、この発明によれば、以下の洗濯機が提供される。
すなわち、この発明に係る洗濯機は、
外箱と、
前記外箱内に配置される水槽と、
前記水槽内に回転可能に配置されて洗濯物を収容する回転槽と、
前記回転槽を回転駆動する駆動装置と、
前記回転槽内に収容された前記洗濯物に向けて給水する給水部と、
前記給水部への給水を制御する給水弁と、
前記洗濯物が前記回転槽の内側面に張り付いて落下しない第1回転速度で前記回転槽を回転させた状態で、前記回転槽内での前記洗濯物の偏りを検出する偏り検出部と、
前記給水部の水圧を検知する水圧検知手段と、
前記駆動装置及び前記給水弁を制御する制御装置と
を備え、
前記偏り検出部が前記回転槽内での前記洗濯物の偏りを検出したとき、前記制御装置は、前記第1回転速度よりも低速で前記洗濯物が自重で落下可能な第2回転速度で前記回転槽を回転させた状態で、回転している前記回転槽に対して前記給水部を通じた給水を行い、
前記水圧が所定値よりも低いことが検出された場合には、前記水圧が前記所定値よりも高いと検出された場合に比べて、前記第2回転速度を遅くするように前記駆動装置及び前記給水弁を制御する。
前記給水部が、粒状の旋回流を噴射する給水ノズルであることが好ましい。
前記洗濯機がドラム式洗濯機であって、前記回転槽の回転数が20乃至30rpmであることが好ましい。
記制御装置は、前記回転槽を前記第2回転速度で間欠に回転駆動することが好ましい
この発明では、回転槽内での洗濯物の偏りが検出されたとき、回転槽を回転させながら、給水部からの水を、洗濯物が収容されている回転槽内の場所に向けて噴射するので、少量の水で洗濯物が含水状態になることができる。洗濯物が含水することにより、洗濯物が自重で落下しやすくなるので、少ない給水量でも、脱水工程で生じた洗濯物の偏りを低減させることができる。
この発明の第1実施形態に係るドラム式洗濯機の外観斜視図。 図1に示した洗濯機の構成を説明する模式的断面図。 水槽及びその周辺の斜視図。 給水ノズルの取り付けを説明する斜視図。 給水ノズルの外観斜視図。 図5に示した給水ノズルの分解斜視図。 水槽前部の要部を説明する断面図。 給水ノズルの噴射領域を説明する模式図。 図1に示した洗濯機の要部のブロック図。 洗濯機の全体動作を説明するフローチャート。 洗濯機における偏り修正動作を説明するフローチャート。
以下に、第1実施形態に係るドラム式洗濯機1の構成について、図1乃至9を参照しながら説明する。なお、この実施形態は、あくまでも一例であって、当該実施形態に限定されるものではない。
図1は、ドラム式洗濯機1の外観斜視図であり、図9は、図1に示したドラム式洗濯機1の要部のブロック図である。まず、図1及び9に基づいて、ドラム式洗濯機1の全体構成を説明する。以下、説明の便宜上、図1等において、ドア2が設けられた側を前面側(前方)とし、洗濯機1を前面側から見た図1を基準として洗濯機1の方向を特定する。
ドラム式洗濯機1は、外箱開口部11を前面部に有する外箱1Aを備える。外箱1Aの前面部には、外箱開口部11を開閉するドア2が、ヒンジで左右方向に回動可能に取り付けられている。また、表示操作部12が、外箱1Aの前面部の上部に設けられている。ユーザは、表示操作部12を操作することにより、所望の洗濯コースを選択する。また、表示操作部12は、例えば洗濯コースの残り時間などを表示する。
図9に示すように、表示操作部12と、モータ5と、第1給水弁15,第2給水弁16と、排水弁9と、偏り検出装置7と、水位センサ(水位検出装置)8とが、制御装置10に接続されている。制御装置10は、例えばマイクロコンピュータである。制御装置10は、モータ5の回転を制御するとともに、水位センサ8によって検出された水槽3の水位に基づいて、第1給水弁15,第2給水弁16及び排水弁9の開閉を制御する。
偏り検出部7の一例が、偏り検出装置7である。偏り検出装置7は、回転槽4内での洗濯物43の偏りによって生じる回転槽4の異常振動を検出する装置であり、例えば、安全レバーのような機械的スイッチ、加速度センサや回転速度センサのようなセンサである。なお、偏り検出部7は、回転槽4内での洗濯物43の偏りによって生じる、モータ5における電流や電圧の変動を検出するものであってもよい。
図2は、ドラム式洗濯機1の構成を説明する模式的断面図である。
ドラム式洗濯機1は、外箱1A内に配置された有底筒状の水槽3と、この水槽3内に回転可能に配置された有底円筒状の回転槽4と、水槽3の後部に配設されて回転槽4を回転駆動するモータ5とを備える。なお、回転槽4は、例えばドラムである。駆動装置の一例がモータ5である。
給水管13が、外箱1A内に設けられている。給水管13の一端部は、給水口14を有し、図示しないホースを介して水道蛇口(水栓)に接続されている。給水管13の他端部は、複数の流路に分岐されている。分岐されている流路の一つは、第1給水弁15及び第1給水ホース17を介して給水ノズル6に接続されている。また、分岐されている他の流路は、第2給水弁16及び第2給水ホース18を介して、図示しない洗剤ケースに接続されている。また、分岐されているさらなる他の流路は、図示しない第3給水弁及び第3給水ホースを介して、水槽3の後方底部に設けられた給水接続口(不図示)に接続されている。
洗剤ケースに流入した水道水は、洗剤ケース内の洗剤又は柔軟剤を含んだ後、図示しないホースを介して、水槽3と回転槽4との間に供給される。なお、第1給水ホース17,第2給水ホース18としては、例えば、比較的柔らかいゴム又は塩化ビニールからなるホースが用いられる。図1では、給水口14の図示を省略している。
ドア2は、ガラス製の窓21と、窓21の周縁部に取り付けられた樹脂製の枠体22とを有する。枠体22には、ユーザが把持するための取手が設けられている。
水槽3は、後部が前部より下がるように傾いている。また、水槽3は、外箱開口部11に対向する水槽開口部31を有する。給水ノズル6と、環状のゴム製のパッキン32(図3に図示)とが、水槽開口部31の縁部36に取り付けられている。外箱開口部11がドア2で閉じられたとき、ドア2の窓21の前部がパッキン32の内周縁部に密着する。これにより、水槽3内の洗濯水が水槽3外に漏れ出ることが防止される。また、外箱開口部11がドア2で閉じられると、ドア2の窓21の後部が回転槽4内に入り込んでいるために、窓21の後部が給水ノズル6から噴射される水の噴射領域の一部分と重なる。なお、洗濯水とは、洗剤もしくは柔軟剤等を含む水、又は、洗剤もしくは柔軟剤などを含まない水である。
回転槽4は洗濯物43を収容する。回転槽4も、水槽3と同様に、後部が前部より下がるように傾いている。また、回転槽4の前面部には、水槽開口部31に対向する回転槽開口部41が設けられている。また、複数の貫通穴42(図2では3個のみを例示)が、回転槽4の周壁全体に渡って設けられている。
回転槽4に設けられた貫通穴42は、水槽3と回転槽4との間の間隙と、回転槽4内の洗濯物収容室とを連通する。そして、貫通穴42を通じて洗濯水や空気が流通する。例えば、回転槽4内の洗濯物43を脱水するために回転槽4を回転させると、遠心力により、回転槽4内の洗濯水が貫通穴42を通って回転槽4の外に排出される。
駆動装置として働くモータ5は、回転槽4を回転駆動する。回転槽4を回転駆動するモータ5の回転軸51は、水平面に対して傾斜し、先端部が水槽3の後面部の中央に固定されている。制御装置10により、モータ5による回転槽4の回転が、連続するように又は間欠するように制御される。
図3は、水槽3及びその周辺の斜視図である。水槽3は、図3に示すように、水槽開口部31が設けられた筒状の水槽前部3Aと、有底筒状の水槽後部3Bとから構成される。水槽後部3Bの前端部は、水槽前部3Aの後端部に一体的に連接して固定される。水槽後部3Bは、サスペンション7A,7Bによって弾性的に支持されている。
図4は、給水ノズル6の取り付けを説明する斜視図である。
環状の樹脂製のパッキンカバー33が、パッキン32の後方に位置するように、水槽開口部31に取り付けられている。給水ノズル6の一部がパッキンカバー33に重なるように、給水ノズル6が水槽開口部31に取り付けられている。給水ノズル6は、水槽開口部31の縁部36に配設されて、給水ノズル6からの水を、回転槽開口部41を介して、給水ノズル6の配設位置と対向する側に向けて噴射するように構成されている。当該構成によれば、給水ノズル6からの水が、回転槽4内に収容されている洗濯物43に対して万遍なく吹き付けられて、洗濯物43が効率良く含水することができる。
筒状の接続部131が水槽開口部31に設けられている。給水ノズル6が水槽開口部31に取り付けられるとき、給水ノズル6の内筒部が接続部131内に挿入されると共に、給水ノズル6の外筒部が接続部131に外嵌される。
図5は、給水ノズル6の外観斜視図であり、図6は、給水ノズル6の分解斜視図である。
給水ノズル6は、図5及び図6に示すように、ノズル本体61と、このノズル本体61の下流側の端部に取り付けられたキャップ62と、旋回流を発生させる旋回子63とを備えている。
ノズル本体61は、第1ノズル管71と、第1ノズル管71に組み付けられた第2ノズル管81とを有する。
水槽開口部31にネジで取り付けるための板状の第1取付部72及び第2取付部73が、第1ノズル管71に設けられている。第1取付部72及び第2取付部73は、ネジが挿通される挿通穴74,75をそれぞれ有する。また、板状の段付きリブ76が、第1取付部72の図中上側の表面に立設されている。
水槽開口部31に取り付けるための板状の取付部82が、第2ノズル管81に設けられている。取付部82は、ネジを挿通するための挿通穴83を有する。第2ノズル管81が第1ノズル管71に組み付けられたとき、取付部82の挿通穴83が第1取付部72の挿通穴74と重なる。これにより、第1取付部72の挿通穴74にネジを挿通すると、このネジが取付部82の挿通穴83にも挿通される。
また、フック部84が、取付部82の図中上側の表面に立設されている。第2ノズル管81が第1ノズル管71に組み付けられたとき、フック部84が段付きリブ76の比較的低い部分に対して解除可能に係止する。
径方向外側に突出する三角柱形状の突起部85が、第2ノズル管81の外周面の上流側の端部に立設されている。第2ノズル管81が第1ノズル管71に組み付けられたとき、突起部85が第1ノズル管71の下流側の端面に当接する。
環状の第1リブ86と、この第1リブ86よりも下流側に位置する環状の第2リブ87とが、第2ノズル管81の外周面の下流側の端部に設けられている。第1リブ86は、キャップ62の上流側の端面に当接することで、キャップ62を位置決めする。第2リブ87がキャップ62の内周面に食い込むことで、キャップ62が第2ノズル管81から外れにくくなっている。
キャップ62は、弾性部材(例えばゴム)からできている。噴射口91がキャップ62の先端面に設けられている。ノズル本体61側からの水は、液滴シャワー流Sとして、噴射口91を通して噴射される。
旋回子63は、第2ノズル管81の下流側の端部内に回転可能に収容されている。旋回子63は、水の流れを変更する略半円板形状の2つの部分101,102を有する。旋回子63の長手直交方向の断面形状が、略X字形状をしている。高圧の水が旋回子63に供給されると、旋回子63が第2ノズル管81の下流側の端部内で高速で回転する。旋回子63の高速回転により、第2ノズル管81内を流れる水の流れが分断される。そのため、給水ノズル6の噴射口91からは、粒状の液滴の旋回流が噴射される。粒状の液滴のサイズは、例えば、100乃至500μmである。旋回しながら噴射される粒状の液滴によって、末広がりで円錐状の液滴シャワー流Sが形成される。
第2ノズル管81の外周面の上流側の端部には、径方向において突起部85と対向するように三角柱形状の突起部88が立設されている。突起部88は、突起部85とは逆方向に突出する。また、突起部88は、第1ノズル管71の下流側の端面に当接しないが、水槽開口部31に設けられた板状のリブ121に当接する。
図7は、水槽前部3Aの要部を説明する断面図である。
水が流れる流路L1が、ノズル本体61に設けられている。旋回子63が、流路L1の下流側の端部に配置されている。流路L1は、絞り部L2及び第1広がり部L3,第2広がり部L4を有する。絞り部L2は、旋回子63よりも上流側に設けられている。第1広がり部L3,第2広がり部L4は、絞り部L2よりも下流側に、かつ、旋回子63よりも上流側に設けられている。第1広がり部L3,第2広がり部L4は、それぞれ、絞り部L2の流路断面積よりも大きな流路断面積を有している。なお、水の一例が、水道水である。
流路L1の一部が、第1ノズル管71に設けられている。流路L1の残りが、第2ノズル管81に設けられている。すなわち、流路L1は、第1ノズル管71内の流路と、第2ノズル管81内の流路とから構成されている。
第2ノズル管81の上流側の端部が、第1ノズル管71の下流側の端部内に遊嵌している。言い換えれば、第2ノズル管81の上流側の端部が第1ノズル管71の下流側の端部内に挿入されており、第1ノズル管71の下流側の端部の内周面と、第2ノズル管81の上流側の端部の外周面との間に隙間が形成されている。このとき、第1ノズル管71の下流側の端部の内周面の径と、第2ノズル管81の上流側の端部の外周面の径との差が、例えば0.5mm以下に設定される。
給水ノズル6の流路L1では、流入口から絞り部L2に至るまで、流路断面積が段階的に減少する。例えば、流入口と絞り部L2の間の領域の流路断面積は、流入口の流路断面積から、流入口の流路断面積の1/3以上減った値である。絞り部L2の流路断面積も、流入口と絞り部L2の間の領域の流路断面積から、上記流入口と絞り部L2の間の領域の流路断面積の1/3以上減った値である。すなわち、流路断面積の変化量は1/3以上になっている。
給水ノズル6の流路L1では、第1広がり部L3から噴射口91に至るまで、流路断面積が段階的に減少する。例えば、旋回子63が配置された領域の流路断面積は、第2広がり部L4の流路断面積から、第2広がり部L4の流路断面積の1/4以上減った値である。また、噴射口91の流路断面積も、旋回子63が配置された領域の流路断面積から、旋回子63が配置された領域の流路断面積の1/3以上減った値である。すなわち、流路断面積の変化量は1/3以上になっている。なお、旋回子63が配置された領域の流路断面積は、旋回子63の回転軸に垂直な面が旋回子63の回転軸方向の中央を通るとき、その面において水が通過する部分の面積に相当する。
環状の樹脂製のパッキンカバー33が、パッキン32の後方に位置するように、水槽開口部31に取り付けられている。給水ノズル6の一部がパッキンカバー33に重なるように、給水ノズル6が水槽開口部31に取り付けられる。
筒状の接続部131が、水槽開口部31に設けられている。給水ノズル6が水槽開口部31に取り付けられるとき、給水ノズル6の内筒部が接続部131内に挿入されると共に、給水ノズル6の外筒部112が接続部131に外嵌される。給水ノズル6が水槽開口部31に取り付けられるとき、図7に示すように、パッキンカバー33がキャップ62の先端面に当接する。このとき、当接部として働くパッキンカバー33は、キャップ62の外周面の一部に接触する。
第1給水ホース17内に連通する給水路L11が、水槽前部3Aに設けられている。給水ノズル6の内筒部が接続部131内に挿入されると、流路L1が接続部131を介して給水路L11に連通する。この給水路L11は、内筒部の軸方向に交差する方向に延びている。
当該構成によれば、給水ノズル6からの液滴シャワー流Sが、洗濯物43が収容されている回転槽4内の場所に向けて噴射されるとき、水がノズル本体61の流路L1を流れる。このとき、ノズル本体61では、水が絞り部L2という狭い箇所を通過するので、絞り部L2よりも下流側に高い水圧の水が流れる。また、絞り部L2よりも下流側に、かつ、旋回子63よりも上流側には、絞り部L2の流路断面積よりも大きな流路断面積を有する第1広がり部L3,第2広がり部L4が設けられている。当該構成により、高い圧力で且つ多量の水を旋回子63に流すことができるので、高い噴射圧力を有し且つ噴射角度の大きな液滴シャワー流Sが、給水ノズル6から噴射される。したがって、給水ノズル6からの液滴シャワー流Sが、広い噴射範囲で洗濯物43に強く当てられる。
洗濯物43をシャワーですすぐシャワーすすぎ工程では、回転槽4が回転している状態で、給水ノズル6からの液滴シャワー流Sが、洗濯物43が収容されている回転槽4内の場所に向けて噴射される。給水ノズル6から高い圧力で噴射される液滴シャワー流Sが、洗濯物43に強く当たることで、洗濯物43に残った洗濯水や汚れが効果的に除去される。
また、洗濯物43を脱水する前に回転槽4内での洗濯物43の偏りが検出された場合、回転槽4が回転している状態で、給水ノズル6からの液滴シャワー流Sが、洗濯物43に向けて広い噴射角度で噴射される。その結果、少ない水量で、洗濯物43が効果良く含水することができ、節水効果を得ることができる。
水が絞り部L2から第2広がり部L4まで略直線状に流れるので、水が流れるときの乱れを抑制することができ、圧力損失を低減できる。
噴射口91が例えば糸屑で閉塞されて、給水ノズル6内の水圧が過度に上昇した場合、キャップ62は、弾性部材からなるので、弾性変形する。その結果、ノズル本体61の下流側の端部とキャップ62との間に隙間が生じる。したがって、当該隙間から水を適度に排出して、給水ノズル6内の水圧が過度に上昇するのを防止できる。噴射口91が例えば糸屑で閉塞されて、給水ノズル6内の水圧が過度に上昇した場合、パッキンカバー33がキャップ62の先端面に当接するので、キャップ62の脱落が防止される。キャップ62の脱落防止により、洗濯物43が傷付く恐れも低減できる。
第1ノズル管71の下流側の端部内に第2ノズル管81の上流側の端部を遊嵌させているので、第1ノズル管71の下流側の端部の内周面と第2ノズル管81の上流側の端部の外周面との間に隙間が存在している。したがって、水が隙間を通じて適度に排出されるので、給水ノズル6内の水圧が過度に上昇するのが防止される。
給水ノズル6が水槽開口部31に取り付けられているので、第1ノズル管71の下流側の端部の内周面と第2ノズル管81の上流側の端部の外周面との間の隙間から水道水が漏れ出たとしても、この水を水槽3内に溜めることができる。したがって、水が水槽3外に漏れ出るのを防止できる。給水ノズル6内の水圧が過度に上昇するのを解消できるので、過度に上昇した水圧の影響で第1給水ホース17が破損するのを防止できる。
図8は、給水ノズル6から噴射される液滴シャワー流Sの噴射領域を説明する模式図である。図8において、角度αは、液滴シャワー流Sの噴射領域の中心軸が回転槽4の前端部となす角度であり、βは、液滴シャワー流Sの噴射角度である。
給水ノズル6が液滴シャワー流Sを噴射するとき、回転槽4の後端部と回転槽4の回転軸51とが交わる点よりも上側の部分に液滴シャワー流Sが吹き付けられる。より詳しくは、回転槽4の後端部において液滴シャワー流Sが当たる部分で最も長い部分の長さXは、回転槽4の内半径rよりも長く構成されている。これにより、液滴シャワー流Sを広範囲にわたって洗濯物43に吹き付けることができる。
回転槽4の前端部から窓21の最後端までの長さY1は、回転槽4の内側面において液滴シャワー流Sが当たる部分で最も長い部分と、回転槽4の前端部との間の長さY2よりも長く構成されている。当該構成により、外箱開口部11がドア2で閉鎖されたときに回転槽4内に入ったドア2の窓21の後部が、液滴シャワー流Sの噴射領域と重なる。したがって、窓21の後部に付着した例えば糸屑が、給水ノズル6から噴射される液滴シャワー流Sで洗い流される。その結果、窓21を洗浄するための窓用洗浄ノズルを別途に設けることが不要になり、部品点数を削減して、コストダウンを図ることができる。
図10は、ドラム式洗濯機1の全体動作を説明するフローチャートである。図10に示したフローチャートでは、ユーザが、洗濯物43の洗い工程、すすぎ工程、最終脱水工程及び乾燥工程を行うか否かを、表示操作部12を通じて選択できるものである。しかしながら、ドラム式洗濯機1は、洗濯物43の洗い工程、すすぎ工程、最終脱水工程及び乾燥工程を自動的に順次行う全自動タイプのものであってもよい。
図10において、制御装置10は、ユーザにより洗い工程が選択されているか否かを判定する(ステップS10)。洗い工程が選択されている場合(ステップS10でYES)、ステップS100の洗い工程を行う。洗い工程が選択されていない場合(ステップS10でNO)、洗い工程を行わずに次のステップへ進む。
制御装置10は、ユーザによりすすぎ工程が選択されているか否かを判定する(ステップS20)。すすぎ工程が選択されている場合(ステップS20でYES)、ステップS200のすすぎ工程を行う。すすぎ工程が選択されていない場合(ステップS20でNO)、すすぎ工程を行わずに次のステップへ進む。なお、ステップS200のすすぎ工程は、例えば、すすぎ水を給水する前の中間脱水工程と、シャワーすすぎ工程と、水槽3内の所定位置まで給水を行ってすすぎを行ういわゆる溜めすすぎ工程とを備える。シャワーすすぎ工程では、給水ノズル6からの高い圧力で広い噴射範囲の液滴シャワー流Sが、洗濯物43に当てられることで、洗濯物43に含まれる洗濯水や汚れを除去することができる。
制御装置10は、ユーザにより最終脱水工程が選択されているか否かを判定する(ステップS30)。最終脱水工程が選択されている場合(ステップS30でYES)、ステップS300の最終脱水工程を行う。ステップS30にて最終脱水工程が選択されていない場合(ステップS30でNO)、最終脱水工程を行わずに次のステップへ進む。
制御装置10は、ユーザにより乾燥工程が選択されているか否かを判定する(ステップS40)。乾燥工程が選択されている場合(ステップS40でYES)、ステップS400の乾燥工程を行う。ステップS400の乾燥工程終了後、制御装置10はステップS50の終了処理を行う。ステップS40にて乾燥工程が選択されていない場合(ステップS40でNO)、脱水工程を行わずに、制御装置10はステップS50の終了処理を行う。ステップS50の終了処理は、例えば、ブザーを鳴らしてユーザに報知する等の処理を含む。
図11は、ドラム式洗濯機1における偏り修正動作を説明するフローチャートである。当該偏り修正動作は、図10に示した、少なくとも、すすぎ工程においてすすぎ水を給水する前に行われる中間脱水工程と、すすぎ工程を終了した後に行われる最終脱水工程とにおいて行われる。
図11において、洗い工程が完了すれば、ステップS70の洗濯水の排水が行われる。排水が完了すれば、すすぎ工程においてすすぎ水が給水される前の段階であって、洗濯物に含まれる洗濯水を脱水する中間脱水工程が行われる。中間脱水工程は、洗剤成分を含む洗濯水を洗濯物から脱水し、すすぎを短時間に、かつ確実に行うための動作である。
中間脱水工程では、洗濯物43が回転槽4の内側面に張り付いて落下しない程度の低速(例えば40乃至60rpm)で回転槽4を回転して低速脱水を開始する(ステップS72)。偏り検出装置7によって洗濯物43の偏りを検出して、制御装置10は、回転槽4内での洗濯物43の偏りの有無を判定する(ステップS74)。
制御装置10は、検出された偏りが所定値を超えることにより洗濯物43の偏りが有ると判定した場合(ステップS74でYES)、ステップS77の偏り修正処理を行う。偏り修正処理では、偏り検出時よりもさらに低速(例えば20乃至30rpm)で回転槽4を回転させながら、給水ノズル6からの液滴シャワー流Sを、洗濯物43が収容されている回転槽4内の場所に向けて噴射する。これにより、少量の水で洗濯物43が含水して洗濯物43が自重で落下しやすくなるとともに、洗濯物43のほぐし動作が行われて、回転槽4内での洗濯物43の偏りが修正される。
ステップS77の偏り修正処理を行ったあと、ステップS72の低速脱水を開始し、ステップS74の回転槽4内での洗濯物43の偏りの有無を判定する工程に進む。洗濯物43の偏りが無いと判定されるまで、ステップS77,S72,S74を繰り返す。
制御装置10は、検出された偏りが所定値以下であることにより洗濯物43の偏りが無いと判定した場合(ステップS74でNO)、回転槽4を高速で回転させて高速脱水を行う(ステップS76)。ステップS76では、回転槽4の高速回転による遠心力で、洗濯物43が回転槽4の内側面に押し付けられ、洗濯物43に含まれる洗濯水が脱水される。以上の工程を経て、中間脱水工程が終了する(ステップS78)。中間脱水工程のあと、例えば、シャワーすすぎ工程や溜めすすぎ工程等のすすぎ工程が行われる。
すすぎ工程が完了すれば、最終脱水工程へ移る。最終脱水工程においても、上述した中間脱水工程と同様の動作が行われる。
ステップS70のすすぎ水の排水が行われる。排水が完了すれば、洗濯物43が回転槽4の内側面に張り付いて落下しない程度の低速(例えば40乃至60rpm)で回転槽4を回転して低速脱水を開始する(ステップS72)。偏り検出装置7によって洗濯物43の偏りを検出して、制御装置10は、回転槽4内での洗濯物43の偏りの有無を判定する(ステップS74)。
制御装置10は、検出された偏りが所定値を超えることにより洗濯物43の偏りが有ると判定した場合(ステップS74でYES)、ステップS77の偏り修正処理を行う。偏り修正処理では、偏り検出時よりもさらに低速(例えば20乃至30rpm)で回転槽4を回転させながら、給水ノズル6からの液滴シャワー流Sを、洗濯物43が収容されている回転槽4内の場所に向けて噴射する。これにより、少量の水で洗濯物43が含水して洗濯物43が自重で落下しやすくなるとともに、洗濯物43のほぐし動作が行われて、回転槽4内での洗濯物43の偏りが修正される。
ステップS77の偏り修正処理を行ったあと、ステップS72の低速脱水を開始し、ステップS74の回転槽4内での洗濯物43の偏りの有無を判定する工程に進む。洗濯物43の偏りが無いと判定されるまで、ステップS77,S72,S74を繰り返す。
制御装置10は、検出された偏りが所定値以下であることにより洗濯物43の偏りが無いと判定した場合(ステップS74でNO)、回転槽4を高速で回転させて高速脱水を行う(ステップS76)。ステップS76では、回転槽4の高速回転による遠心力で、洗濯物43が回転槽4の内側面に押し付けられ、洗濯物43に含まれるすすぎ水が脱水される。以上の工程を経て、最終脱水工程が終了する(ステップS78)。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、偏り検出時よりもさらに低速(例えば20乃至30rpm)で回転槽4を回転させながら、給水ノズル6からの液滴シャワー流Sを、洗濯物43が収容されている回転槽4内の場所に向けて噴射するという偏り修正処理を行っている。これに対して、第2実施形態では、給水ノズル6に水圧計(不図示)を設けている。水圧が所定値(例えば平地における水道水圧)よりも低い場合、液滴シャワー流Sの噴射勢いが弱い。そこで、水圧計によって水圧が低いことが検出された場合、回転槽4の回転速度が遅くなるように制御する。これにより、液滴シャワー流Sが洗濯物43にかかりやすくなる。したがって、少量の水でも、洗濯物43が含水して洗濯物43が自重で落下しやすくなるとともに、洗濯物43のほぐし動作が行われて、回転槽4内での洗濯物43の偏りが修正される。なお、回転槽4の回転駆動を間欠にしてもよい。
(第3実施形態)
上記第2実施形態では、給水ノズルに水圧計を設けて、水圧計によって水圧が低いことが検出された場合に、回転槽4の回転速度を遅くして、液滴シャワー流Sが洗濯物43にかかりやすくしている。これに対して、第3実施形態では、水圧計によって水圧が高いことが検出された場合、回転槽4の回転速度が早くなるように制御する。これにより、少量の水でも、洗濯物43が含水して洗濯物43が自重で落下しやすくなるとともに、洗濯物43のほぐし動作が行われて、回転槽4内での洗濯物43の偏りが修正される。
この発明の洗濯機1は、
外箱1Aと、
前記外箱1A内に配置される水槽3と、
前記水槽3内に回転可能に配置されて洗濯物43を収容する回転槽4と、
前記回転槽4を回転駆動する駆動装置5と、
前記回転槽4内に収容された前記洗濯物43に向けて給水する給水部6と、
前記給水部6への給水を制御する給水弁15と、
前記回転槽4内での前記洗濯物43の偏りを検出する偏り検出部7と、
前記駆動装置5及び前記給水弁15を制御する制御装置10とを備え、
前記偏り検出部7が前記回転槽4内での前記洗濯物43の偏りを検出したとき、前記制御装置10は、回転している前記回転槽4に対して前記給水部6を通じた給水を行うように前記駆動装置5及び前記給水弁15を制御することを特徴とする。
上記構成によれば、回転槽4内での洗濯物43の偏りが検出されたとき、回転槽4を回転させながら、給水部6からの水が、洗濯物43が収容されている回転槽4内の場所に向けて噴射されるので、少量の水で洗濯物43が含水状態になることができる。洗濯物43が含水することにより、洗濯物43が自重で落下しやすくなるので、少ない給水量でも、脱水工程で生じた洗濯物の偏りを低減させることができる。
前記給水部6が、粒状の旋回流を噴射する給水ノズル6であることが好ましい。
上記構成によれば、給水ノズル6からの水が洗濯物43に対して万遍なく吹き付けられて、洗濯物43が効率良く含水できる。
前記洗濯機1がドラム式洗濯機1であって、前記回転槽4の回転数が20乃至30rpmであることが好ましい。
上記構成によれば、回転槽4が低速で回転することで、回転槽4の内側面に張り付いている洗濯物43が、自重で落下しやすくなり、洗濯物43の偏りを低減させることができる。
前記洗濯機がドラム式洗濯機1であって、前記回転槽4を間欠して回転駆動することが好ましい。
上記構成によれば、回転槽4が間欠して回転することで、回転槽4の内側面に張り付いている洗濯物43が、自重で落下しやすくなり、洗濯物43の偏りを低減させることができる。また、回転槽4が停止しているときには給水部6への給水が行われないため、節水効果も得ることができる。
この発明の実施形態を具体的に説明したが、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
上述したドラム式洗濯機1は、乾燥機能を有してもよいし、乾燥機能を有さなくてもよい。ドラム式洗濯機1が乾燥機能を有する場合、乾燥機能は、例えば、シーズヒータで温風を生成するヒータ乾燥方式、又は、ヒートポンプで温風を生成するヒートポンプ乾燥方式で提供される。
上記実施形態では、洗濯機1としてドラム式洗濯機1について説明したが、洗濯機1は、回転槽4が縦方向(垂直方向)に配設されて、パルセータの回転により洗い工程及びすすぎ工程を行い、回転槽4の高速回転により洗濯物43の脱水工程を行う縦型洗濯機であってもよい。縦型洗濯機においては、回転槽4を回転駆動する駆動装置5は、例えばモータとブレーキとクラッチとを備える。
上記実施形態では、給水ノズル6に供給される水として清浄度の高い水道水が使用されているが、給水口14にホースを介して風呂水ポンプを接続することにより、風呂水が給水ノズル6に供給されてもよい。また、給水ノズル6は、水槽開口部31以外の場所(例えば外箱開口部11)に取り付けられてもよい。この場合、給水ノズル6は、外箱開口部11の縁部36に配設されて、給水ノズル6からの水を、水槽開口部31及び回転槽開口部41を介して、給水ノズル6の配設位置と対向する側に向けて噴射するように構成される。
上記実施形態では、1つの給水ノズル6が、中間脱水工程と最終脱水工程とで共用されているが、各工程に対応する別々の給水ノズル6が配設されてもよい。また、上記実施形態では、給水ノズル6は、粒状の液滴の旋回流を噴射する末広がりで円錐状の液滴シャワー流Sを噴射するが、給水ノズル6は、水をミスト状にして末広がりで円錐状の霧を噴射する噴霧ノズルであってもよい。
1 洗濯機
1A 外箱
2 ドア
3 水槽
3A 水槽前部
3B 水槽後部
4 回転槽(ドラム)
5 モータ(駆動装置)
6 給水ノズル(給水部)
7 偏り検出装置
7A,7B サスペンション
8 水位センサ(水位検出装置)
9 排水弁
10 制御装置
11 外箱開口部
12 表示操作部
13 給水管
14 給水口
15 第1給水弁(給水制御装置)
16 第2給水弁(給水制御装置)
17 第1給水ホース
18 第2給水ホース
21 窓
22 枠体
31 水槽開口部
32 パッキン
33 パッキンカバー(当接部)
36 縁部
41 回転槽開口部
42 貫通穴
43 洗濯物
51 回転軸
61 ノズル本体
62 キャップ
63 旋回子
71 第1ノズル管
81 第2ノズル管
91 噴射口
131 接続部
S 液滴シャワー流

Claims (3)

  1. 外箱と、
    前記外箱内に配置される水槽と、
    前記水槽内に回転可能に配置されて洗濯物を収容する回転槽と、
    前記回転槽を回転駆動する駆動装置と、
    前記回転槽内に収容された前記洗濯物に向けて給水する給水部と、
    前記給水部への給水を制御する給水弁と、
    前記洗濯物が前記回転槽の内側面に張り付いて落下しない第1回転速度で前記回転槽を回転させた状態で、前記回転槽内での前記洗濯物の偏りを検出する偏り検出部と、
    前記給水部の水圧を検知する水圧検知手段と、
    前記駆動装置及び前記給水弁を制御する制御装置と
    を備え、
    前記偏り検出部が前記回転槽内での前記洗濯物の偏りを検出したとき、前記制御装置は、前記第1回転速度よりも低速で前記洗濯物が自重で落下可能な第2回転速度で前記回転槽を回転させた状態で、回転している前記回転槽に対して前記給水部を通じた給水を行い、
    前記水圧が所定値よりも低いことが検出された場合には、前記水圧が前記所定値よりも高いと検出された場合に比べて、前記第2回転速度を遅くするように前記駆動装置及び前記給水弁を制御することを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機において、
    前記給水部が、粒状の旋回流を噴射する給水ノズルであることを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1又は2に記載の洗濯機において、
    前記制御装置は、前記回転槽を前記第2回転速度で間欠に回転駆動することを特徴とする洗濯機。
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