JP6702235B2 - 蓄電池システム、パワーコンディショナおよび蓄電池の寿命保証方法 - Google Patents

蓄電池システム、パワーコンディショナおよび蓄電池の寿命保証方法 Download PDF

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Description

本発明は、蓄電池システム、パワーコンディショナおよび蓄電池の寿命保証方法に関する。
近年、パワーコンディショナ(PC:Power Conditioning System)と蓄電池とを備え
た蓄電池システムが普及してきている。蓄電池システムでは、例えば、太陽電池や燃料電池、コジェネレーションシステム等で発電された直流電力を交流電力に変換した上で、変換後の電力の負荷(電力使用機器群)への供給、または、蓄電池への充電、系統(商用電力系統)への売電出力が行われる。蓄電池システムでは、例えば、電力単価の安い夜間電力を蓄電池に充電することで、朝方や夕方における充電電力の利用が可能になる。また、蓄電池システムでは、平常時に蓄電池に充電された電力の、停電等の非常時における利用が可能になる。
なお、本明細書で説明する技術に関連する技術が記載されている先行技術文献としては、以下の特許文献が存在している。
特開2016−059183号公報 特開2015−177606号公報
蓄電池システムの蓄電池は、蓄電池システムの提供メーカや、蓄電池の製造メーカ等によって稼働寿命が保証される。蓄電池の稼働寿命は、例えば、蓄電池を安全に使用することができる指標として、劣化状態を示すSOH(State Of Health)を用いて表される。
ここで、SOHは、例えば、稼働前の満充電容量(Ah)に対する劣化時(稼働後)の満充電容量(Ah)の比率(パーセント)として表される。蓄電池システムの保守・整備においては、上記メーカは、所定の環境条件(例えば、0°〜40°)下の稼働状態を前提として蓄電池のSOHを計測し、蓄電池の稼働寿命による交換を含む保証サービスを提供していた。
ところで、充放電の繰り返しを前提とする蓄電池においては、電池の寿命は、放電深度(DOD:Depth Of Discharge)に依存することが知られている。ここで、放電深度とは、蓄電池の容量に対する放電量の比率を表し、例えば、容量が10kwhの蓄電池を7kwhの放電量を上限として稼働した場合には、放電深度は70パーセントとして表される。
蓄電池の稼働寿命による交換保証サービスを提供するメーカでは、保証期間の確定のため、上記放電深度は固定値に設定されていた。しかしながら、蓄電池システムの利用者においては、稼働環境や使用形態に応じて放電深度を変更し、蓄電池の稼働寿命を長くしたいという要望があった。
本発明は、上記の課題を考慮してなされたものであり、蓄電池の放電深度を変更可能にすると共に、放電深度に応じた寿命保証を可能とする技術の提供を目的とする。
本発明は、蓄電池システムによって例示される。
すなわち、蓄電池システムは、充放電可能な蓄電池と、前記蓄電池の充放電量を制御するパワーコンディショナを有する。前記パワーコンディショナは、前記蓄電池の充放電に係る放電深度の設定を受け付ける受付手段と、前記放電深度の設定に応じて前記蓄電池の充放電容量を変更すると共に、前記蓄電池の寿命保証期間を前記放電深度の設定に応じて更新する更新手段と、を備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、蓄電池システムの設置時、もしくは出荷時などのシステム稼働前に、固定値として設定された蓄電池の放電深度(DOD)が変更できると共に、変更後の放電深度(DOD)の設定に応じて蓄電池の寿命保証を行うことができる。
また、本発明においては、前記パワーコンディショナは、前記放電深度が設定された前記蓄電池の稼働履歴を記録する記録手段と、を備え、前記更新手段は、変更前の放電深度が設定された前記蓄電池の稼働期間と、変更後の放電深度に対応する寿命変化係数とに基づいて、前記変更後の放電深度が設定された前記蓄電池の寿命保証期間を算出するようにしてもよい。かかる構成によれば、既に設定された放電深度(DOD)の稼働履歴と、変更後の放電深度(DOD)の設定とに基づいて蓄電池の再寿命が計算でき、寿命保証を行うことができる。
また、本発明においては、前記更新手段は、前記パワーコンディショナの表示部に前記放電深度の設定に応じて更新された前記蓄電池の寿命保証期間を表示するようにしてもよい。また、本発明においては、前記更新手段は、前記パワーコンディショナに接続される機器に対して、前記放電深度の設定に応じて更新された前記蓄電池の寿命保証期間を出力するようにしてもよい。かかる構成によれば、蓄電池システムの保守・整備を行う担当者、あるいは、蓄電池システムの利用者に対して、表示部に表示された寿命保証期間やPC等の操作を介して、放電深度(DOD)更新後の寿命保証期間を提示することができる。
また、本発明は、充放電可能な蓄電池の充放電量を制御するパワーコンディショナであって、前記蓄電池の充放電に係る放電深度の設定を受け付ける受付手段と、前記放電深度の設定に応じて前記蓄電池の充放電容量を変更すると共に、前記蓄電池の寿命保証期間を前記放電深度の設定に応じて更新する更新手段と、を備えることを特徴とするパワーコンディショナであってもよい。
また、本発明は、充放電可能な蓄電池と、前記蓄電池の充放電量を制御するパワーコンディショナを有する蓄電池システムの前記パワーコンディショナが、
前記蓄電池の充放電に係る放電深度の設定を受け付ける受付ステップと、前記放電深度の設定に応じて前記蓄電池の充放電容量を変更すると共に、前記蓄電池の寿命保証期間を前記放電深度の設定に応じて更新する更新ステップと、を実行することを特徴とする蓄電池の寿命保証方法であってもよい。
なお、本発明は、上記手段や処理の少なくとも一部を含む蓄電池システムとして特定することができる。上記処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
本発明によれば、蓄電池の放電深度を変更可能にすると共に、放電深度に応じた寿命保証を可能とする技術が提供できる。
実施形態に係る蓄電池システムの構成例を示す図である。 制御装置のハードウェア構成例を示す図である。 寿命保証テーブルの一例を示す図である。 実施形態に係る処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、一実施形態に係る蓄電池システムについて説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本蓄電池システムは実施形態の構成には限定されない。
<1.装置構成>
図1は、本実施形態に係る蓄電池システム1の構成例を示す図である。図1の蓄電池システム1は、自然エネルギーとして太陽光を利用して発電する太陽光発電システムと組合せられる形態の一例である。図1の蓄電池システム1は、太陽光発電システムの備える太陽電池2と、系統(商用電力系統)3と、負荷(電力使用機器群)4とに接続される。
なお、本実施形態に係る蓄電池システム1と組み合せられる発電システムは、太陽光発電に限定されるものではなく、例えば、風力発電、潮力発電、地熱発電、小規模水力発電、コジェネレーションシステム、燃料電池等を利用した発電システムであってもよい。蓄電池システム1は、上記各種の発電システムの一部を構成するとしてもよい。また、蓄電池システム1は、系統3と負荷4に限定して接続される形態としてもよい。
図1に示すように、本実施形態に係る蓄電池システム1は、パワーコンディショナ10に接続される蓄電池20を構成に含む。蓄電池20は、充放電可能な2次電池である。蓄電池20として、例えば、NaS電池(ナトリウム−硫黄電池)、リチウム・イオン電池、鉛電池が例示される。
また、本実施形態の蓄電池システム1は、蓄電池20の使用にあたり、放電深度(DOD)を設定するための機器を構成に含む。放電深度(DOD)を設定するための機器として、例えば、リモコン30が例示される。リモコン30には、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等の表示パネル30aが含まれる。
但し、放電深度(DOD)を設定するための機器は、通信ネットワークを介してパワーコンディショナ10に接続するスマートフォンやPC(Personal Computer)等の情報処
理装置であってもよく、パワーコンディショナ10の筐体に設けられた入力ボタン等であってもよい。以下では、放電深度(DOD)を設定するための機器はリモコン30として説明する。
パワーコンディショナ10は、DC/DC変換回路5と、双方向DC/DC変換回路6と、双方向DC/AC変換回路7と、制御装置10aと、表示部10bとを含む。制御装置10aには、DOD制御部101が含まれる。なお、矩形破線で示すDC/DC変換回路5、双方向DC/DC変換回路6、双方向DC/AC変換回路7は、例えば、パワーコンディショナ10に接続される電力変換装置といった形態で提供されるとしてもよい。表示部10bは、例えば、パワーコンディショナ10の筐体に設けられたLCDパネル等の表示デバイスである。
蓄電池システム1において、パワーコンディショナ10は、例えば、太陽電池2から出力された直流電力をDC/DC変換回路5を介して昇圧し、昇圧した直流電力を双方向DC/AC変換回路7を介して交流電力に変換する。変換された交流電力は、系統3、あるいは、負荷4に出力される。また、パワーコンディショナ10は、例えば、DC/DC変換回路5から出力される直流電力や双方向DC/AC変換回路7から出力されるAC/D
C変換後の直流電力を、双方向DC/DC変換回路6を介して所定電力に変換し蓄電池20に充電する。なお、蓄電池20に充電された電力は、双方向DC/DC変換回路6および双方向DC/AC変換回路7を介して交流電力に変換され、系統3に接続された負荷4に供給される。
パワーコンディショナ10の制御装置10aは、例えば、図2に示すハードウェア構成を有するコンピュータとして提供される。図2に示す制御装置10aは、接続バス16によって相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)11、主記憶装置12、補
助記憶装置13、通信IF(Interface)14、入出力IF15を有する。CPU11は
、MPU(Microprocessor)、プロセッサとも呼ばれる。但し、CPU11は、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPU11がマルチコア構成であってもよい。主記憶装置12および補助記憶装置13は、CPU11が読み取り可能な記録媒体である。
制御装置10aは、CPU11が補助記憶装置13に記憶されたプログラムを主記憶装置12の作業領域に実行可能に展開し、プログラムの実行を通じて周辺機器の制御を行うことで、所定の目的に合致した機能を提供する。
CPU11は、制御装置10a全体の制御を行う中央処理演算装置である。CPU11は、補助記憶装置13に記憶されたプログラムに従って処理を行う。主記憶装置12は、CPU11がプログラムやデータをキャッシュしたり、作業領域を展開したりする記憶媒体である。主記憶装置12は、例えば、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。補助記憶装置13は、CPU11により実行されるプログラムや、動作の設定情報などを記憶する記憶媒体である。補助記憶装置13は、例えば、HDD(Hard-disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、USBメモリ、SD(Secure Digital)メモリカード等である。通信IF14は、制御装置10aに接続されるネットワーク
等とのインターフェースである。入出力IF15は、制御装置10aに接続される機器との間でデータの入出力を行うインターフェースである。なお、上記の構成要素はそれぞれ複数に設けられてもよいし、一部の構成要素を設けないようにしてもよい。
制御装置10aにおいては、通信IF14を介し、ネットワークに接続される機器との間で蓄電池20の充放電量や稼働履歴等の情報のやり取りが行われる。また、入出力IF15を介し、リモコン30を介した設定操作やパワーコンディショナ10の筐体に設けられた入力ボタンを用いた操作入力が受け付けられる。また、入出力IF15を介して、LCD等の表示デバイスへの表示データや情報が出力される。
制御装置10aは、CPU11のプログラムの実行により、DOD制御部101の処理機能を提供する。但し、上記処理部の少なくとも一部の処理がDSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等によって提供さ
れてもよい。また、上記処理部の少なくとも一部が、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、数値演算プロセッサ等の専用LSI(large scale integration)、その他のデジタル回路であってもよい。また、上記処理部の少なくとも一部にアナログ回路を含むとしてもよい。制御装置10aは、上記処理部が参照し、或いは、管理するデータの格納先として補助記憶装置13を備える。
本実施形態に係るパワーコンディショナ10は、上記制御装置10aのDOD制御部101の処理機能を提供することで、放電深度(DOD)の設定値に応じた蓄電池20の寿命保証を可能にする。なお、本実施形態に係るパワーコンディショナ10の制御装置10aにおいては、放電深度(DOD)の設定値と共に蓄電池20の稼働状態が稼働履歴とし
て記録される。
<2.処理機能>
図1のパワーコンディショナ10において、DOD制御部101は、リモコン30またはパワーコンディショナ10の筐体に設けられた入力ボタンを介し、蓄電池20の放電深度(DOD)の設定値を受け付ける。なお、DOD制御部101は、通信IF14を介し、ネットワークに接続されたPC等の情報処理装置から入力された蓄電池20の放電深度(DOD)の設定値を受け付けるとしてもよい。DOD制御部101は、例えば、受け付けた放電深度(DOD)の設定値と、年歴、月歴、日歴を含む時刻情報とを対応付けて主記憶装置12の所定の領域に一時的に記憶する。
DOD制御部101は、放電深度(DOD)の設定値に基づいて、蓄電池20の充放電に係る容量を変更する。例えば、放電深度(DOD)値が100パーセントの状態で10kwhの電力量が充放電可能な蓄電池20では、放電深度(DOD)値を80パーセントに設定することで充放電に係る相対的な容量が8kwhに制限される。放電深度(DOD)が80パーセントに設定された蓄電池20においては、例えば、使用可能な電力量は、稼働前の状態であっても最大8kwhに制限される。DOD制御部101は、放電深度(DOD)の設定値に基づいて、蓄電池20の充放電可能な容量の使用領域を相対的に制限する。
DOD制御部101は、例えば、蓄電池20の充放電に係る双方向DC/DC変換回路6の充放電制御量を設定された放電深度(DOD)に基づいて変更する。蓄電池20の充放電量は、双方向DC/DC変換回路6を介し、設定された放電深度(DOD)に応じて制御される。そして、DOD制御部101は、例えば、補助記憶装置13に保持された寿命保証テーブルTb1を参照し、蓄電池20の寿命保証を放電深度(DOD)の設定値に基づいて更新する。
DOD制御部101は、更新された蓄電池20の寿命保証期間と、更新後の放電深度(DOD)の設定値と、更新時の時刻情報とを対応付けて補助記憶装置13の所定の領域に記録する。なお、DOD制御部101は、更新時の時刻情報に基づいて放電深度(DOD)の更新後の稼働期間を算出する。
図3は、パワーコンディショナ10の保持する寿命保証テーブルTb1の一例である。パワーコンディショナ10の制御装置10aにおいては、例えば、図3に示す寿命保証テーブルTb1が補助記憶装置13の所定の記憶領域に保持される。
図3に例示の寿命保証テーブルTb1では、放電深度(DOD)毎に「保証年数」、「保証日数」、「ゲイン」の各フィールドを有する。なお、図3の寿命保証テーブルTb1では、10パーセントを単位ステップとして、「50」パーセントから「80」パーセントまでの放電深度(DOD)の各設定値が例示されている。
寿命保証テーブルTb1の「保証年数」フィールドには、放電深度(DOD)の設定値に対応する保証年数が格納される。「保証年数」フィールドに格納される保証年数は、例えば、蓄電池20が稼働前の状態(すなわち、SOHが「100パーセント」の状態)での保証年数を表す。なお、保証年数は、蓄電池20の周囲温度が0°から40度の範囲内で使用され、且つ、蓄電池20の劣化状態を示す指標(SOH)が50パーセントになる期間で表される。同様にして、「保証日数」フィールドには、「保証年数」フィールドに格納された保証年数を、1年を「365」日で日数換算した保証日数が格納される。
寿命保証テーブルTb1の「ゲイン」フィールドには、蓄電池システム1の稼働後にお
いて、放電深度(DOD)の設定値が変更された場合の再寿命を計算するための係数値が格納される。ここで、「ゲイン」とは、放電深度(DOD)の変更後の、蓄電池20の寿命保証期間に対する寿命変化係数を表す。
このような係数値は、例えば、放電深度(DOD)の設定値が異なる複数の蓄電池を用いて実験的に求めることができる。例えば、放電深度(DOD)の設定値が異なる複数の蓄電池に対して、所定回数の充放電サイクル試験を行い、それぞれのSOHを計測する。そして、計測されたSOHを統計的に処理することで、放電深度(DOD)の設定値が異なる蓄電池の寿命保証期間に対する相対的な変化係数を求めるとすればよい。例えば、蓄電池の寿命保証が、SOH:50パーセントで設定される場合には、変化係数の基準となる放電深度(DOD)の設定値を50パーセントとすることができる。
本実施形態に係るパワーコンディショナ10においては、DOD制御部101は、寿命保証テーブルTb1の「ゲイン」フィールドの格納値と、変更前の放電深度(DOD)設定値と稼働日数に基づいて、放電深度(DOD)変更後の蓄電池20の寿命保証期間を算出する。
(算出例)
算出例として、放電深度(DOD)の設定値が80パーセント、稼働期間が1000日の蓄電池20に対して、放電深度(DOD)の設定値を60パーセントに変更した場合を想定する。この場合では、以下の式(1)に示すように残りの寿命保証期間(残り日数)が算出される。
残り日数=((DOD:50パーセントの保証日数)−(DOD変更前の稼働日数)×(DOD変更前のゲイン値))/(DOD変更後のゲイン値) 式(1)
DOD制御部101は、寿命保証テーブルTb1を参照し、蓄電池20の残りの寿命保証期間を算出するための基準となる「DOD:50パーセント」の保証日数「5840日」を取得する。同様にして、DOD制御部101は、「DOD変更前のゲイン値」として、寿命保証テーブルTb1の「DOD:80パーセント」のゲイン値「1.6」を取得する。また、DOD制御部101は、「DOD変更後のゲイン値」として、寿命保証テーブルTb1の「DOD:60パーセント」のゲイン値「1.1」を取得する。DOD制御部101は、取得した各種の値を主記憶装置12の所定の領域に一時的に記憶する。なお、「DOD変更前の稼働日数」は、稼働履歴から求められる。
DOD制御部101においては、式(1)と、寿命保証テーブルTb1から取得した各種の値、および、稼働履歴から求められた稼働日数に基づいて、残り日数が算出される。
残り日数=((5840)−(1000日)×(1.6))/(1.1)
=3854日(小数点以下、切り捨て)
なお、上記の状態で2000日間に稼働させた後、放電深度(DOD)の設定値を50パーセントに変更した場合では、残り日数は、以下のように算出される。DOD制御部101は、放電深度(DOD):80パーセントの稼働日数に対してゲイン値(放電深度(DOD):80パーセントのゲイン値)を掛合せ、式(1)の分子項目に反映すればよい。
残り日数=((5840)−(1000日)×(1.6)−(2000日)×(1.1))/(1.0)
=2040日
本実施形態に係るパワーコンディショナ10においては、上記放電深度(DOD)の設定値の変更に伴って更新された蓄電池20の寿命保証期間を表示部10b、あるいは、リ
モコン30の表示パネル30aに表示するとしてもよい。また、パワーコンディショナ10は、更新された蓄電池の寿命保証期間をネットワークに接続されるPC等の情報処理装置に提供するとしてもよい。蓄電池システム1の保守・整備を行う担当者、あるいは、蓄電池システム1の利用者は、表示部10bやリモコン30の表示パネル30aに表示された寿命保証期間、あるいは、PC等の操作を介して表示された寿命保証期間に基づいて、放電深度(DOD)更新後の寿命保証期間を確認することができる。
<3.処理フロー>
次に、図4を参照し、本実施形態に係る処理を説明する。図3は、パワーコンディショナ10の制御装置10aを介して提供される処理の一例を示すフローチャートである。本実施形態の制御装置10aは、例えば、CPU11等が補助記憶装置13に記憶された各種プログラムや各種データを読み出して実行することで、図4に示す処理を提供する。
図4のフローチャートにおいて、処理の開始は、蓄電池20の放電深度(DOD)の設定値の受け付けのときが例示される。制御装置10aは、入出力IF15を介し、リモコン30またはパワーコンディショナ10の筐体に設けられた入力ボタンから入力された蓄電池20の放電深度(DOD)の設定値を受け付ける(S1)。なお、制御装置10aは、通信IF14を介し、ネットワークに接続されたPC等の情報処理装置からの放電深度(DOD)の設定値を受け付けるとしてもよい。制御装置10aは、受け付けた放電深度(DOD)の設定値をS2の処理に引き渡す。
制御装置10aは、S1の処理で受け付けた放電深度(DOD)の設定値に基づいて蓄電池20の放電深度(DOD)を変更する(S2)。制御装置10aは、例えば、蓄電池20の充放電に係る双方向DC/DC変換回路6の充放電制御量を受け付けた放電深度(DOD)に基づいて変更する。蓄電池20の充放電量は、双方向DC/DC変換回路6を介し、受け付けた放電深度(DOD)に応じて制御される。制御装置10aは、S3の処理に移行する。
制御装置10aは、補助記憶装置13に保持された寿命保証テーブルTb1を参照し、蓄電池20の寿命保証期間を、受け付けた放電深度(DOD)の設定値に基づいて算出する(S3)。寿命保証期間の算出については、図3を用いて説明した。制御装置10aは、算出された寿命保証期間をS4の処理に引き渡す。
なお、蓄電池システム1の出荷時といった蓄電池システム1の稼働前においては、寿命保証テーブルTb1の受け付けた放電深度(DOD)の設定値に対応する保証期間(保証年数、保証日数)がS4の処理に引き渡される。
S4の処理では、制御装置10aは、S3の処理から引き渡された寿命保証期間に基づいて、蓄電池20の寿命保証期間を更新する。制御装置10aは、更新後の寿命保証期間と放電深度(DOD)の設定値と、更新時の時刻情報(年歴、月歴、日歴を含む)とを対応付けて補助記憶装置13の所定の領域に記録する。補助記憶装置13に記録された更新後の寿命保証期間は、例えば、リモコン30の操作、入力ボタンの操作を受けてパワーコンディショナ10の筐体に設けられた表示部10b、リモコン30の表示パネル30aに表示される。あるいは、ネットワークに接続されるPC等の情報処理装置の操作を受けて、補助記憶装置13に記録された更新後の寿命保証期間が提供される。S4の処理後、制御装置10aは、図4の処理を終了する。
以上、説明したように、本実施形態に係る蓄電池システム1のパワーコンディショナ10は、蓄電池20に対する放電深度(DOD)の設定操作を受け付けることができる。そして、パワーコンディショナ10は、受け付けた放電深度(DOD)の設定値に基づいて
、蓄電池20の充放電制御量を変更し、蓄電池20の寿命保証期間を更新することができる。
この結果、パワーコンディショナ10は、例えば、蓄電池システム1の設置時、もしくは出荷時にリモコン30等を介して放電深度(DOD)が設定されたときには、寿命保証テーブルTb1の放電深度(DOD)設定値に対応する「保証年数」あるいは「保証日数」を蓄電池20の寿命保証の初期値として設定することができる。本実施形態に係る蓄電池システム1においては、放電深度(DOD)の設定値に対応した蓄電池20の寿命保証が可能になる。
また、蓄電池システム1の稼働後においては、パワーコンディショナ10は、変更前の放電深度(DOD)設定値と稼働日数、変更後の放電深度(DOD)の設定値に基づいて、蓄電池20の寿命保証期間を算出できる。この結果、本実施形態に係る蓄電池システム1においては、放電深度(DOD)の設定が複数に行われた場合であっても、算出された寿命保証期間に基づいて更新後の蓄電池20の寿命保証が可能になる。
本実施形態に係る蓄電池システム1、および、パワーコンディショナ10によれば、蓄電池の放電深度を変更可能にすると共に、放電深度に応じた寿命保証を可能とする技術が提供できる。
なお、上述の実施形態は、本開示の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更して実施し得る。本実施形態に係る蓄電池システム1は、太陽光発電、風力発電、潮力発電、地熱発電、小規模水力発電、コジェネレーションシステム、燃料電池等を利用した発電システムの一部を構成するとしてもよい。また、蓄電池システム1は、系統(商用電力系統)から供給される電力に限定して蓄電池20を充電し、蓄電池20の充電電力を負荷(電力使用機器群)に供給する形態であってもよい。また、パワーコンディショナ10は、表示部10bを構成に含ないとしてもよい。放電深度(DOD)の変更後の寿命保証期間は、リモコン操作により、リモコン30の備えるLCD等の表示パネル30aに表示されるとしてもよい。
1 蓄電池システム
2 太陽電池
3 系統(商用電力系統)
4 負荷(電力使用機器群)
5 DC/DC変換回路
6 双方向DC/DC変換回路
7 双方向DC/AC変換回路
10 パワーコンディショナ
10a 制御装置
10b 表示部
11 CPU
12 主記憶装置
13 補助記憶装置
14 通信IF
15 入出力IF
16 接続バス
20 蓄電池
30 リモコン
30a 表示パネル
101 DOD制御部

Claims (5)

  1. 充放電可能な蓄電池と、前記蓄電池の充放電量を制御するパワーコンディショナを有する蓄電池システムであって、
    前記パワーコンディショナは、
    前記蓄電池の充放電に係る放電深度の設定を受け付ける受付手段と、
    前記放電深度が設定された前記蓄電池の稼働履歴を記録する記録手段と、
    前記放電深度の設定に応じて前記蓄電池の充放電容量を変更すると共に、変更前の放電深度が設定された前記蓄電池の稼働期間と、変更後の放電深度に対応する寿命変化係数とに基づいて、前記変更後の放電深度が設定された前記蓄電池の寿命保証期間を算出して更新する更新手段と、
    を備えることを特徴とする蓄電池システム。
  2. 記更新手段は、前記パワーコンディショナの表示部に前記放電深度の設定に応じて更新された前記蓄電池の寿命保証期間を表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の蓄電池システム。
  3. 前記更新手段は、前記パワーコンディショナに接続される機器に対して、前記放電深度の設定に応じて更新された前記蓄電池の寿命保証期間を出力する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電池システム。
  4. 充放電可能な蓄電池の充放電量を制御するパワーコンディショナであって、
    前記蓄電池の充放電に係る放電深度の設定を受け付ける受付手段と、
    前記放電深度が設定された前記蓄電池の稼働履歴を記録する記録手段と、
    前記放電深度の設定に応じて前記蓄電池の充放電容量を変更すると共に、変更前の放電深度が設定された前記蓄電池の稼働期間と、変更後の放電深度に対応する寿命変化係数とに基づいて、前記変更後の放電深度が設定された前記蓄電池の寿命保証期間を算出して更新する更新手段と、
    を備えることを特徴とするパワーコンディショナ。
  5. 充放電可能な蓄電池と、前記蓄電池の充放電量を制御するパワーコンディショナを有する蓄電池システムの前記パワーコンディショナが
    前記蓄電池の充放電に係る放電深度の設定を受け付ける受付ステップと、
    前記放電深度が設定された前記蓄電池の稼働履歴を記録する記録ステップと、
    前記放電深度の設定に応じて前記蓄電池の充放電容量を変更すると共に、変更前の放電深度が設定された前記蓄電池の稼働期間と、変更後の放電深度に対応する寿命変化係数とに基づいて、前記変更後の放電深度が設定された前記蓄電池の寿命保証期間を算出して更新する更新ステップと、
    実行することを特徴とする蓄電池の寿命保証方法。
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