JP6700911B2 - 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6700911B2
JP6700911B2 JP2016069171A JP2016069171A JP6700911B2 JP 6700911 B2 JP6700911 B2 JP 6700911B2 JP 2016069171 A JP2016069171 A JP 2016069171A JP 2016069171 A JP2016069171 A JP 2016069171A JP 6700911 B2 JP6700911 B2 JP 6700911B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power transmission
power
communication
unit
response
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016069171A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017184488A (ja
Inventor
航 立和
航 立和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016069171A priority Critical patent/JP6700911B2/ja
Publication of JP2017184488A publication Critical patent/JP2017184488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6700911B2 publication Critical patent/JP6700911B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は無線電力伝送システムの送電装置に関するものである。
近年、無線電力伝送システムの技術開発は広く行われている。一方、NFC(Near Field Communication)等の近接無線通信も広く利用されている。特許文献1には、無線電力伝送機能とNFC通信機能とを備えた機器について記載されている。特許文献1に記載の充電装置は、無線電力伝送の認証用のポーリング及びNFC機能による認証用のポーリングを同時期に行い、無線電力伝送及びNFC機能のポーリングのうち、応答がない方のポーリングを停止することが記載されている。
特開2014−75857号公報
特許文献1の技術では、無線電力伝送機能と無線通信機能とを備えた機器同士が近接された場合、無線電力伝送機能によるポーリング及び無線通信機能によるポーリングの夫々に応答が生じる。そして、無線電力伝送と無線通信とが近接された機器間で同時期に開始され得る。この場合、電磁波、磁界エネルギー及び電界エネルギー等の比較的電力が大きい無線電力伝送に用いる媒体がNFCなどの無線通信に影響を与え、無線通信が正常に行えないという場合が生じ得る。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、無線電力伝送機能と無線通信機能とを備えた機器同士で無線電力伝送と無線通信を行う場合であっても、無線電力伝送が無線通信に与える影響を低減する技術を提供するものである。
本発明の送電装置は、
送電範囲に存在する物体を検出するための送電を無線により行う第1送電手段と、
前記第1送電手段による送電に応じて物体が検出された場合に行われる制御通信により要求された電力を供給するための送電であって、前記第1送電手段より大きい電力を供給するための送電を行う第2送電手段と、
通信相手に応答信号を送信させるためのポーリング信号を、前記制御通信を行う第1通信方式と異なる第2通信方式により送信する送信手段と、
前記送信手段によるポーリング信号の送信の後に応答信号を受信した場合、当該応答信号の送信元とデータ通信を前記第2通信方式により行う無線通信手段と、
前記送信手段によるポーリング信号の送信中及び前記送信手段によるポーリング信号の送信の後の少なくとも所定の期間、前記第1送電手段及び前記第2送電手段に送電を制限させる制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記所定の期間に応答信号を受信した場合、前記無線通信手段によるデータ通信が終了するまで前記第1送電手段及び前記第2送電手段による送電を制限させ、
前記所定の期間に応答信号を受信しなかった場合、前記第1送電手段よる送電の制限を解除し、前記第1送電手段に送電を行わせることを特徴とする。
無線電力伝送機能と無線通信機能とを備えた機器同士で無線電力伝送と無線通信を行う場合であっても、無線電力伝送が無線通信に与える影響を低減することができる。
送電装置の構成を示す図である。 受電装置の構成を示す図である。 NFCアンテナと送電アンテナの配置を示す図である。 送電電力を説明する図である。 無線電力伝送システムの動作シーケンスを示す図である。 送電装置の動作の流れを示すフローチャートである。 ポーリングと小電力との出力タイミングの関係を示す図である。 送電装置の動作の流れを示すフローチャートである。
本実施形態に係る無線電力伝送を行う無線電力伝送システムの構成を説明する。本実施形態に係る無線電力伝送システムは、WPC(Wireless Power Consortium)が規定するQi規格に準拠した電磁誘導方式を用いて無線電力伝送を行うものとする。しかしながら、無線電力伝送方式(非接触電力伝送方法)は電磁誘導方式に限るものではなく、磁界共鳴方式、電界共鳴方式、マイクロ波方式、レーザー等を利用した電力伝送方式を用いてもよい。
本実施形態の無線電力伝送システムの送電装置100の構成を、図1を用いて説明する。送電装置100は、制御部101、電源102、送電部103、通信部104、送電アンテナ105、NFC部106、タイマ107及びメモリ108を有する。
制御部101は、メモリ108に記憶されている制御プログラムを実行することにより送電装置100全体を制御する。制御部101の一例はCPUである。制御部101は制御プログラムを実行中に変数の値を記憶する際にもメモリ108を用いる。また制御部101は、時間を計測する際に、タイマ107を用いる。電源102は送電装置100から無線電力伝送を行う際に電力を供給する。電源102は、商用電源またはバッテリである。
送電部103は、電源102から入力される直流又は交流電力を、無線電力伝送に用いる周波数帯の交流周波数電力に変換し、送電アンテナ105を介して受電装置200に受電させるための電磁波を発生させる。なお、送電部103が用いる交流電力の周波数は数百kHz(例えば、110kHz〜205kHz)程度であり後述するNFCの動作周波数である13.56MHzとは異なるものとする。送電部103は、制御部101の指示に基づいて、受電装置200に送電を行うための電磁波を送電アンテナ105から出力する。また送電部103は、送電アンテナ105に入力する電圧(送電電圧)または電流(送電電流)を調節することで、出力させる電磁波の強度の制御を行う。送電電圧または送電電流を大きくすると電磁波の強度が強くなる。また送電部103は、制御部101の指示に基づいて、送電アンテナ105からの送電を停止する制御を行う。通信部104は受電装置200との間で、無線電力伝送に関する制御通信を行う。通信部104は、送電アンテナ105から出力され、受電装置200において変調された電磁波を復調する。また、通信部104は、送電アンテナ105から出力される電磁波を変調する。即ち、無線電力伝送の制御通信は送電アンテナ105からの送電に重畳されて行われる。
NFC部106は、NFC規格に準拠したリーダライタモードで動作し、受電装置200と近接無線通信を行う。なお、NFC部106による通信は、送電アンテナ105とは異なるNFCアンテナを介して行われる。また、NFC部106で行われる通信は、無線電力伝送の制御通信とは異なり、アプリケーションを実行する為の通信を行う。また、NFC部106は、NFC規格に準拠した通信を行うものとしたが、トランスファージェット等他の通信方式により行われてもよい。
なお、送電装置100は、送電を専用に行う装置だけでなく、例えば、プリンタ、PC等の他の処理も行う装置であってもよい。
受電を行う装置であって、本実施形態の無線電力伝送システムの受電装置200の構成を、図2を用いて説明する。受電装置200は、制御部201、NFC部202、受電アンテナ203、通信部204、受電部205、バッテリ206及びメモリ207を有する。
制御部201は受電装置200を制御する制御部である。制御部201は、メモリ207に記憶される制御プログラムを実行し、受電装置200全体を制御するCPUである。NFC部202はNFC規格に準拠したカードエミュレーションモード(NFCタグ)で動作し、送電装置100とNFC規格に準拠した近接無線通信を行う。NFC部202による通信は、受電アンテナ203とは異なるNFCアンテナを介して行われる。
受電アンテナ203は、送電装置100から無線により供給される電力を伝送するための電磁波を受ける。受電部205は、受電アンテナ203で受けた電磁波から電力を生成する。受電部205は、受電アンテナ203により受けた電磁波に基づく電磁誘導により生じた交流電力を得る。そして、受電部205は、交流電力を直流または所望周波数の交流電力に変換し、バッテリ206の充電回路に電力を出力する。
通信部204は、受電アンテナ203を介して、無線電力伝送の制御通信を行う。通信部204は、受電アンテナ203が受けた電磁波を負荷変調する。なお、受電部205により生じた電圧が一定値を超えた場合、通信部204は、無線電力伝送の制御通信を開始する。具体的には通信部204を起動する為に十分な電力が受電部205を介して供給された場合に、通信部204は制御通信を行う。なお、制御部201及び通信部204を起動する為に十分な電力が受電部205を介して供給された場合に、通信部204は、制御部201による制御に従って制御通信を行ってもよい。バッテリ206は受電部205が受電した電力を蓄電する。なお、受電装置200の一例として、デジタルカメラ、携帯電話等の装置がある。
送電アンテナ105及び受電アンテナ203について説明する。送電アンテナ105とNFC部106のアンテナの配置を図3に示す。図3において、NFC部106のアンテナ300に囲まれるように送電アンテナ105は配置されている。なお、受電装置200における受電アンテナ203とNFC部202のNFCアンテナの関係も、図3と同様にNFCアンテナに囲まれるように受電アンテナ203が配置されているとする。このような構成とすることで、送電装置100の上に受電装置200が置かれたときに、NFC規格に準拠した通信が行えると共に、無線電力伝送における制御通信ならびに電力の送受も行える。即ち、図3のように無線電力伝送アンテナとNFCアンテナとを配置することで、送電範囲と通信範囲とを重複させることができる。なお、送電アンテナ105及び受電アンテナ203は、図3に示す構成に限らず、例えば、送電アンテナ105または受電アンテナ203に囲まれるようにNFCアンテナが配置されていてもよい。また、送電範囲と通信範囲とが重複されていれば、送電アンテナ105または受電アンテナ203とNFCアンテナとのうちの一方が他方を囲まなくてもよい。
上述の構成を有する無線電力伝送システムの動作を、図4を用いて説明する。図4は送電装置100の送電部103が送電アンテナ105を介して送る電力を説明する図である。図4において、横軸は時間を示し、縦軸は電力を示す。送電装置100は送電範囲に物体が存在することを検出する為に物体検出用の断続的な小電力400を定期的に出力する。小電力は、Qi規格に規定されるAnalog Pingである。送電装置100は周期的に訪れる小電力400の送電中に物体検知を行う。送電装置100は、小電力400の送電中にインピーダンス変化が生じたか否かを判定する。具体的には、送電装置100は、送電部103の入力または出力の電圧値および電流値を検出し、電圧値を電流値で除算したインピーダンスを算出する。送電範囲内に物体が存在すれば、物体に渦電流が流れることにより算出されるインピーダンスは送電範囲内に物体が存在しない場合とは異なる値を示す。つまりインピーダンスが変化することで送電装置100は物体を検出することができる。なお、送電装置100は、小電力400に対する受電装置200からの応答の有無によって、受電装置200を検出するようにしてもよい。
送電装置100が送電範囲内に存在する物体を検出すると、送電部103は小電力400より大きい中電力401を出力する。中電力は、Qi規格に規定されるDigital Pingである。なお、中電力401は、小電力400を継続的に出力するものであってもよい。即ち、中電力401は、小電力400と略同じ電力であってもよい。中電力401は、受電装置200に制御通信を行うための電力を供給するための送電である。中電力401は、通信部204および/または制御部201を起動する為に十分な大きさの電力であるとする。中電力の出力中に、送電装置100と受電装置200は無線電力伝送システムにおける認証処理のための制御通信を行う。認証処理では受電装置200から識別情報を送信する。識別情報には、受電装置200を識別する情報や、受電装置がサポートしている無線電力伝送規格や規格バージョン、受電装置200で必要とする電力の情報などが含まれる。識別情報には、その他の情報が含まれてもよい。送電装置100は、この識別情報に基づいて受電装置200の認証と充電に供される大電力402の送電電力の決定を行う。認証が成立し、送電電力が決定されると、送電部103は中電力401より電力が大きい大電力402を出力する。大電力402はバッテリを充電するに十分な大きさの電力であり、バッテリの充電に用いられる。物体検出用の小電力400と認証用の中電力401は短時間の送電で終了するが、大電力402はバッテリの充電が完了するまで継続されるため、長時間の送電が継続される。
ここで、送電装置100のNFC部106と受電装置200のNFC部202の間で行われるNFC通信について説明する。先に述べたとおりNFC部106はNFC規格に準拠したリーダライタであり、NFC部202はNFCタグである。NFC規格では、イニシエータであるリーダライタは、ターゲットであるNFCタグからの応答があるまで定期的にポーリング信号を発信し、ポーリングを行う。ここでポーリングとは、イニシエータからターゲットにポーリング信号を発信し、そのポーリング信号に応じてターゲットが応答信号(レスポンス)を返信する行為のことである。このポーリングにより、各装置は、NFCによる通信相手が通信範囲に存在するか否かを判定することができる。また、ポーリング信号は、所定のポーリング周期で間欠的に発信される。
NFCタグがNFC通信を開始するためのポーリング信号に対する応答を行うと、リーダライタは、その応答信号の送信元とNFCによるデータ通信を開始する。NFCによるデータ通信では、リーダライタからのコマンドの送信と、NFCタグからの応答をデータ通信が終了するまで繰り返される。
本実施形態に係る無線電力伝送システムの動作を図5及び図6を用いて説明する。図5は、無線電力伝送システムの動作シーケンスを示す図である。図6は、送電装置100の処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すフローチャートは、制御部101がメモリ108に記憶されている制御プログラムを実行し、情報の演算および加工、各ハードウェアの制御を実行することにより実現される。なお、図6に示すフローチャートに示すステップの一部または全部を例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアで実現する構成としてもよい。また、図6のフローチャートは、送電装置100の電源がオンされた場合に開始される。また、図5のシーケンス開始時点においては送電装置100の上に何も置かれておらず、505において受電装置200が送電装置100上に置かれるものとする。
送電装置100の制御部101は、処理を開始すると、ポーリング信号の送信指示をNFC部106に対して行い、ポーリング信号をNFC部106に送信させる(S600)。なお、送電装置100は、ポーリング信号の送信中は、送電部103から電力の伝送に用いる電磁波の出力を制限する。送電装置100は、第一時間(T1)を計測するためにタイマ107を起動し、第一時間を計測する(S601、S602)。送電装置100は、タイマ107により計測される第一時間の間、NFC部106によりレスポンス信号を受信したか否かを判定する(S609)。なお、第一時間は、ポーリング信号に対するレスポンス信号を受信し得る時間であり、レスポンスを期待する時間である。例えば、第一時間は、パッシブモードで動作するNFC部202がレスポンスを送信するのに十分な電力がポーリング信号により発電されるまでの時間より長く設定される。
また、送電装置100は、ポーリング信号送信の後の第一時間計測中は、送電部103から電力の伝送に用いる電磁波の出力を制限する。送電部103から電力の伝送に用いる電磁波の出力の制限は、送電される電力を低減させるものでもよいし、電磁波の出力を禁止するものであってもよい。このように送電装置100は、NFCによるポーリング信号に対するレスポンスを受信し得る期間の間、送電部103から電力の伝送に用いる電磁波の出力を制限するため、レスポンス信号が送電部103の電力伝送による影響を受けることが低減される。
図5において、制御部101のポーリング送信指示500により、NFC部106は、ポーリング信号501を送信する。この時点で、受電装置200は、送電装置100との通信範囲である送電装置100上に置かれた状態ではないので、レスポンスを送信しない。したがって、この時点で、送電装置100は、レスポンス信号を受信しない。送電部103は、物体が検出されなったことを示す物体検出結果504を制御部101に通知する。
制御部101は、ポーリング信号に対する応答を受信することなくS601で起動したタイマがタイムアウトした場合(S602でNO)、送電部103に対して、送電の制限を解除し、小電力の出力指示を出す。送電部103は、小電力の出力指示に応じて、小電力を出力させる(S603)。なお小電力は間欠的なパルス状の送電である。
図5において、制御部101の小電力指示502により、送電部103は、小電力503を出力する。この時点で、受電装置200は、送電装置100の送電範囲である送電装置100上に置かれた状態ではないので、送電装置100は、送電範囲に物体を検出せず、無線電力伝送の制御通信は開始されない。
制御部101は、送電範囲に存在する物体を小電力の出力に応じて検出できなかった場合(S604でNO)、ポーリング周期によって規定される次のポーリング信号送信タイミングまで待機する(S612)。そして、制御部101は、再びS600からの処理を繰り返す。
一方、S609においてポーリング信号に対するレスポンスを受信したと判定された場合、NFC部106は、データ通信を開始する(S610)。なお、送電装置100は、データ通信中は、送電部103から電力の伝送に用いる電磁波の出力を制限する。電磁波の出力の制限は、送電される電力を低減させるものでもよいし、電磁波の出力を禁止するものであってもよい。このように送電装置100は、NFCによるデータ通信中、送電部103から電力の伝送に用いる電磁波の出力を制限するため、NFCによるデータ通信が送電部103の電力伝送による影響を受けることが低減される。
図5において、送電装置100は、受電装置200が送電装置100の上に置かれた(500)後に送信されたポーリング信号507に対するレスポンス508を、NFC部106を介して受信する。NFC部106は、レスポンスを受信したことを示す受信通知509を制御部101に通知する。これにより、送電装置100と受電装置200は、NFCによるデータ通信を開始し、必要な回数のリードまたはライトを行うためのコマンド510とそのレスポンス511の送受によりNFCによるデータ通信を行う。なお、図5では一度のコマンドとレスポンス(510、511)でNFCによるデータ通信が終了するとしたが、複数回コマンドとレスポンスのやり取りを行ってもよい。NFC部106は、NFCによるデータ通信が終了した場合、NFCによるデータ通信が終了したことを示す終了通知512を制御部101に通知する。
送電装置100は、NFCによるデータ通信が終了したか否かを判定する(S611)。NFCのデータ通信の終了は、NFCによるデータ通信を司るアプリケーションにより判断されてもよいし、レスポンスの内容に応じて判断されてもよい。また、送電装置100は、NFCによる論理的な接続が切断された場合、NFCによるデータ通信が終了したと判断してもよい。また、送電装置100は、最後にレスポンスを受信してから所定期間が経過した場合または最後にコマンドを送信してから所定期間が経過した場合にNFCによるデータ通信が終了したと判断してもよい。この所定期間は、第一時間より長い時間であってもよい。
送電装置100は、NFCによるデータ通信が終了した場合(S611でYES)、S603に処理を進め、送電部103に小電力を出力させる。なお、この場合、送電装置100は小電力出力周期によって規定される次の小電力出力タイミングまで待機してから、小電力を出力してもよい。
また、送電装置100は、小電力の出力中にインピーダンス変化を検出したことまたは小電力に対する応答を受信したことにより、送電範囲に存在する物体を検出した場合(S604でYES)、送電部103により中電力を出力する(S605)。
送電装置100は、中電力の出力中に無線電力伝送の認証処理に用いる識別情報を通信部104により受信したか否かを判定する(S606)。S606において識別情報を通信部104により受信したと判定されなかった場合、送電装置100は、中電力の出力を停止し、S612に処理を進める。一方、S606において識別情報を通信部104により受信したと判定された場合、送電装置100は、受信された識別情報が認証成立の条件を満たしていれば送電部103により大電力を出力する(S607)。なお、送電装置100は、受信された識別情報が認証成立の条件を満たしていなければ、処理をエラー終了してもよいし、送電を停止してS612に処理を進めてもよい。
なお、S605〜S608までの処理を行っている際には、ポーリング周期によって規定されるポーリング信号送信タイミングにおいても、NFC部106は、ポーリング信号を送信しない。送電中にNFCによる通信を始めると、NFCによる通信が、送電により影響を受け干渉や遅延が生じ、正しく行われない可能性があるためである。
送電装置100は、大電力の出力中に通信部104を介して送電停止要求を受信した場合、送電を停止し(S608でNO)、送電処理を終了する。なお、送電装置100は、S608でNOの場合、再びS600からの処理を開始してもよい。また、ポーリング信号または小電力により送電が終了した受電装置が通信範囲または送電範囲から検出できなくなった後に再びS600からの処理を開始してもよい。
図5において、制御部101はNFC通信終了通知512を受け取ると、中電力指示513を送電部103に出す。中電力517の送電により受電装置200の通信部204から認証のための識別情報518が送信され、送電装置100は、通信部104を介してこれを受信する。通信部104は、識別情報を受信したことを及びその内容を示す識別情報受信通知519を制御部101に通知する。制御部101は、受信した識別情報が認証の条件を満たしていれば、識別情報によって要求される電力を供給するための大電力指示520を送電部103に出力する。
受電装置200は、大電力521により供給される電力を充電する。受電装置200においてバッテリ206の充電が大電力521により完了すると送電停止要求522が送信される。これにより送電部103は送電を停止し、また制御部101には送電終了523が通知される。制御部101はこれをもって送電終了と判断する。
上述の図5の500〜504において行われる受電装置200が送電装置100上に載置されていない場合のポーリング信号の送信及び電力の出力との関係を図7(a)に示す。図7(a)において、700はポーリング信号を示し、400は、小電力を示す。図7(a)において時刻T2から時刻T3にかけてポーリング信号は送信される。そして、送電装置100は、ポーリング信号の送信後のT1の間、電力を出力せず、ポーリング信号に対するレスポンスを待ち受ける。これにより、ポーリング信号に対するレスポンスが送電に影響を受けることなく、正しく受信されることができる。また、ポーリング信号の送信後のT1が経過した場合、時刻T4からT5にかけて小電力400は出力される。
小電力400において送電範囲に存在する物体が検出されない場合、ポーリング周期によって規定される次のポーリング信号の送信タイミングまでの時刻T6まで送電装置100は待機する。時刻T6において、送電装置100は、再びポーリング信号を送信し、時刻T2〜時刻T6までの処理を同様に繰り返す。
このように、受電装置200が送電装置100上に置かれていない期間は、ポーリング信号700及びポーリング信号に対するレスポンスが小電力400と重なることは無く、無線電力伝送がNFC通信に干渉することは無い。
T5とT6の間の期間に受電装置200が置かれた場合のNFC通信及び電力の出力との関係を図7(b)に示す。図7(b)においては、図5の説明と同様の処理が行われる。即ち、時刻T6におけるポーリング信号700に対してレスポンス701が送電装置100において受信され、NFCによるデータ通信702が行われる。受電装置200が置かれなかった場合に小電力400が出力される時刻である時刻T7では、NFCによるデータ通信702が行われている。したがって、送電装置100は、NFCによるデータ通信702が終了するまで、電力の出力を停止する。そして、送電装置100は、時刻T8にデータ通信702が終了した後の時刻T9から小電力400、中電力401、大電力402を出力する。したがって、T5とT6の間に受電装置200が置かれた場合、無線電力伝送がNFC通信に干渉することは無い。なお、NFCによるデータ通信702が終了した後は、受電装置200が通信範囲または送電範囲から除かれるまで、ポーリング周期に従ったポーリング信号の送信タイミングにおいても、ポーリングおよびコマンドの送信は行わない。これにより、NFCによるデータ通信702が終了した場合、干渉が生じ得るNFC通信を抑制し、無線電力伝送を優先して行うことができる。
続いて、時刻T3とT4の間に受電装置200が置かれた場合について説明する。このとき、受電装置はT2におけるポーリング信号700を受信しないため、レスポンスを返すことができない。しかしながらT4における小電力400では物体検出されることになる。制御部101は、NFC通信を行わずにS602でタイムアウトした後でS604にて物体検出し、S605の中電力とS607の大電力の出力に処理を進めることになる。するとS608で充電終了後にS600に戻り、その後のS609でNFC通信が行われることになるので、受電装置200が置かれてからNFC通信を開始するまでの時間が長くなってしまう。
そこで、送電装置100は、図8に示すフローチャートのように動作してもよい。図8のフローチャートは、図6と同様の処理を行うステップに関しては、図6と同じ符号を付している。図8のフローチャートと図6のフローチャートとの違いは、S604の後にS800及びS801を追加した点のみである。図8のS800において、送電装置100は、小電力の出力により物体を検出した場合に、S610のNFCによるデータ通信が行われたか否かを判定する。なお、S800の処理は省略してもよい。S800において、S610のNFCによるデータ通信が行われたと判定された場合、S605に処理を進める。S801において、送電装置100は、連続した複数回の小電力の出力により送電範囲の物体を検出したか否かを判定する。S801において、送電装置100は、小電力の出力により物体を検出したとしても、複数回物体を検出していない場合、即ち、1回目の小電力の出力により物体を検出した場合は、中電力を出力せず、S612に処理を進める。
送電装置100は、図8のように動作することにより、図7のT3とT4の間で受電装置200が置かれた場合、図7(b)と同様に動作することになる。即ち、送電装置100は、時刻T4からT5までの小電力の出力により物体検出するが、この場合、NFCによるデータ通信が行われておらず(S800でNO)、小電力の出力により物体検出は1回目(S801でNO)である。したがって、送電装置100は、中電力出力には進まずにポーリング信号の送信を行う(S600)。その後、受電装置200からのレスポンスによりNFCによるデータ通信702を開始することができる。このNFC通信が終了後、時刻T9において小電力の出力が行われ、受電装置200を再度検出する。送電装置100は、小電力により2回続けて物体検出したため中電力の出力を行う。
このように、図8に示す処理を行うことで、T3とT4の間に受電装置200が置かれた場合でも、比較的長時間行われる大電力の出力の前に比較的短時間で終了するNFCによるデータ通信を行うことができる。
続いて、T2からT3の間に受電装置200が置かれた場合について説明する。このとき受電装置200はポーリング信号700を途中で受信することになるので、正しく応答することができる場合とできない場合がある。正しく応答できた場合は、NFC通信を開始することができ、T5からT6の間に受電装置が置かれた場合と同じ動作となる。また、正しく応答できなかった場合は、S602からS603へ進み、T3からT4の間に受電装置が置かれた場合と同じ動作となる。
同様に、T4からT5の間に受電装置200が置かれた場合、受電装置は小電力400の途中で送電装置に対するインピーダンス変化を起こすことになるのでS604で物体検知される場合とされない場合がある。物体検知された場合は、T3からT4の間に受電装置が置かれた場合と同じ動作となる。物体検知されなかった場合は、T5からT6の間に受電装置が置かれた場合と同じ動作となる。
図8の制御により、T2〜T6の間のどのタイミングで受電装置200が置かれた場合であっても、無線電力伝送がNFC通信に干渉することは無い。さらに、受電装置200が置かれた後、大電力の出力より前にNFC通信が行われることから、比較的短時間で完了するNFC通信を優先して行うことができる。したがって、大電力の出力が先に開始された後に、受電装置200を送電装置100上から取り去ることによってユーザが充電を途中でやめてしまった場合に、装置間を近接したにもかかわらずNFC通信が行われていないということが低減される。
以上説明したように、本実施形態によれば無線電力伝送が無線通信に与える影響を低減することができる。
なお、受電装置200は、NFC部202と受電部205を備える構成として説明したが、受電装置200がNFC部202と受電部205とのうちいずれか一方を有する装置であってもよい。
また、受電装置200が識別情報を送信して送電装置100が送電の認証をする構成としたが、送電装置100も識別情報を送信し、受電装置200が認証する構成としてもよい。さらに、送電装置100及び受電装置200の双方で識別情報を交換し、相互認証を行ってもよい。
また、制御部101が送電部103と別に存在するとしたが、送電部103と制御部101が一体となっていてもよい。同様に送電部103と通信部104、制御部101が一体である構成や、さらにNFC部106も一体である構成としてもよい。
また、S600においてNFC部106が複数のタイプのNFC規格、例えばタイプA、タイプFの夫々をサポートしている場合には、S600で各タイプのポーリングを順次送信してもよい。この場合、第一タイマの起点は最後のポーリング送信が終了したタイミングとしてもよい。例えば、最後にタイプFのポーリングを送信した後は、少なくともそのポーリングに対するタイプFの応答を期待する時間が経過した後に小電力の出力を行うように構成してもよい。
また、NFC部106及び202は、Bluetooth(登録商標) low Energy(BLE)やIEEE802.11シリーズ、Zigbee(登録商標)またはGPS等の通信を行ってもよい。
また、通信部104及び通信部204により行われる無線電力伝送の制御通信は、電力伝送に用いる媒体を用いて行われるいわゆるインバンド通信であると説明した。しかし無線電力伝送の制御通信は、インバンド通信に限定されずアウトバンド通信であってもよく、BLE、IEEE802.11シリーズまたはZigbee(登録商標)等により行われてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、送電装置100および受電装置200は例えば、撮像装置(カメラやビデオカメラ等)やスキャナ等の画像入力装置であってもよいし、プリンタやコピー機、プロジェクタ等の画像出力装置であってもよい。また、ハードディスク装置やメモリ装置などの記憶装置であってもよいし、パーソナルコンピュータ(PC)やスマートフォンなどの情報処理装置であってもよい。
また、図6、図8に示すフローチャートの少なくとも一部をハードウェアにより実現してもよい。ハードウェアにより実現する場合、例えば、所定のコンパイラを用いることで、各ステップを実現するためのプログラムからFPGA上に自動的に専用回路を生成すればよい。FPGAとは、Field Programmable Gate Arrayの略である。また、FPGAと同様にしてGate Array回路を形成し、ハードウェアとして実現するようにしてもよい。
100 送電装置
101 制御部
103 送電部
106 NFC部

Claims (11)

  1. 送電装置であって、
    送電範囲に存在する物体を検出するための送電を無線により行う第1送電手段と、
    前記第1送電手段による送電に応じて物体が検出された場合に行われる制御通信により要求された電力を供給するための送電であって、前記第1送電手段より大きい電力を供給するための送電を行う第2送電手段と、
    通信相手に応答信号を送信させるためのポーリング信号を、前記制御通信を行う第1通信方式と異なる第2通信方式により送信する送信手段と、
    前記送信手段によるポーリング信号の送信の後に応答信号を受信した場合、当該応答信号の送信元とデータ通信を前記第2通信方式により行う無線通信手段と、
    前記送信手段によるポーリング信号の送信中及び前記送信手段によるポーリング信号の送信の後の少なくとも所定の期間、前記第1送電手段及び前記第2送電手段に送電を制限させる制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記所定の期間に応答信号を受信した場合、前記無線通信手段によるデータ通信が終了するまで前記第1送電手段及び前記第2送電手段による送電を制限させ、
    前記所定の期間に応答信号を受信しなかった場合、前記第1送電手段よる送電の制限を解除し、前記第1送電手段に送電を行わせることを特徴とする送電装置。
  2. 前記所定の期間に応答信号を受信しなかった場合において、前記所定の期間の後の前記第1送電手段による送電に応じて物体が検出されなかった場合、前記送信手段は、ポーリング信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の送電装置。
  3. 前記所定の期間に応答信号を受信しなかった場合において、前記所定の期間の後の前記第1送電手段による送電に応じて検出された物体に前記第2送電手段による送電を行う場合、前記送信手段は、ポーリング信号の送信を制限することを特徴とする請求項1または2に記載の送電装置。
  4. 前記第1送電手段は、断続的な送電を周期的に行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の送電装置。
  5. 前記第1送電手段は、Qi規格に規定されるPingを行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の送電装置。
  6. 前記無線通信手段は、Near Field Communicationにより通信を行うことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の送電装置。
  7. 前記第1送電手段による送電に応じて物体が検出された場合、前記制御通信を行うための電力を供給するための送電を行う第3送電手段を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の送電装置。
  8. 前記所定の期間に応答信号を受信しなかった場合において、前記所定の期間の後の前記第1送電手段による送電に応じて物体が検出された場合、前記送信手段は、前記第2送電手段による送電を行う前に、ポーリング信号を送信することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の送電装置。
  9. 前記所定の期間に応答信号を受信しなかった場合において、前記所定の期間の後の前記第1送電手段による送電に応じて物体が検出され、当該検出の後の前記送信手段によってポーリング信号が送信された後に、前記第1送電手段による送電に応じて物体が再度検出された場合、前記第2送電手段は、送電を行うことを特徴とする請求項8に記載の送電装置。
  10. 送電範囲に存在する物体を検出するための送電を無線により行う第1送電手段と、
    前記第1送電手段による送電に応じて物体が検出された場合に行われる制御通信により要求された電力を供給するための送電であって、前記第1送電手段より大きい電力を供給するための送電を行う第2送電手段と、
    通信相手に応答信号を送信させるためのポーリング信号を、前記制御通信を行う第1通信方式と異なる第2通信方式により送信する送信手段と、
    前記送信手段によるポーリング信号の送信の後に応答信号を受信した場合、当該応答信号の送信元とデータ通信を前記第2通信方式により行う無線通信手段と、を有する送電装置の制御方法であって、
    前記送信手段によるポーリング信号の送信中及び前記送信手段によるポーリング信号の送信の後の少なくとも所定の期間、前記第1送電手段及び前記第2送電手段に送電を制限させ、
    前記所定の期間に応答信号を受信した場合、前記無線通信手段によるデータ通信が終了するまで前記第1送電手段及び前記第2送電手段による送電を制限させ、
    前記所定の期間に応答信号を受信しなかった場合、前記第1送電手段よる送電の制限を解除し、前記第1送電手段に送電を行わせることを特徴とする送電装置の制御方法。
  11. コンピュータを請求項1乃至9の何れか1項に記載の送電装置として動作させるためのプログラム。
JP2016069171A 2016-03-30 2016-03-30 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム Active JP6700911B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016069171A JP6700911B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016069171A JP6700911B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017184488A JP2017184488A (ja) 2017-10-05
JP6700911B2 true JP6700911B2 (ja) 2020-05-27

Family

ID=60008851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016069171A Active JP6700911B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6700911B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019073390A1 (en) * 2017-10-09 2019-04-18 Voice Life Inc. RECEIVING DEVICE FOR RECEIVING WIRELESS ENERGY RECEPTION
JP7021059B2 (ja) * 2018-12-05 2022-02-16 株式会社東芝 電子装置及び方法
KR102648609B1 (ko) 2019-02-19 2024-03-18 삼성전자 주식회사 무선 충전을 제어하는 전자 장치 및 그의 제어 방법
JP7278855B2 (ja) * 2019-04-24 2023-05-22 キヤノン株式会社 送電装置、送電装置が実行する制御方法、及びプログラム
JP7169937B2 (ja) * 2019-04-26 2022-11-11 キヤノン株式会社 受電装置、送電装置およびそれらの制御方法、無線電力伝送システム
JP7336581B2 (ja) * 2019-04-26 2023-08-31 キヤノン株式会社 送電装置および通信方法、プログラム
JP2021035257A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 株式会社東芝 電子装置及び方法
EP3796564A1 (en) * 2019-09-18 2021-03-24 Continental Automotive GmbH Method for detecting a removal of a nfc-counterpart
JP2023135122A (ja) * 2022-03-15 2023-09-28 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014075858A (ja) * 2012-10-02 2014-04-24 Tokai Rika Co Ltd ワイヤレス充電器
JP2014093818A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Tokai Rika Co Ltd 非接触充電器
JP6498391B2 (ja) * 2014-06-25 2019-04-10 ローム株式会社 モバイル機器およびその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017184488A (ja) 2017-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6700911B2 (ja) 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム
CN106100154B (zh) 用于安全无线充电站的系统和方法
US11750245B2 (en) Power transmission apparatus, power reception apparatus, method, and recording medium
US9438316B2 (en) Control apparatus, method and computer-readable storage medium
EP3002974B1 (en) Communication system and communication method, communication apparatus and control method for the same, program, and storage medium
US10050477B2 (en) Power transmission device, control method for power transmission device, and storage medium
JP6381305B2 (ja) 電子機器
JP6781563B2 (ja) 受電装置、制御方法、及びプログラム
US11503447B2 (en) Power receiving apparatus, control method of power receiving apparatus, and storage medium
JP2016111792A (ja) 受電装置、受電装置の制御方法、プログラム
JP2015233392A (ja) 電子機器
JP2023100793A (ja) 送電装置、無線電力伝送方法、及びプログラム
JP2020072577A (ja) 受電装置、送電装置、制御方法及びプログラム
JP6425528B2 (ja) 送電装置、送電装置の制御方法、プログラム
JP2015076998A (ja) 給電装置、制御方法及びプログラム
US20230412008A1 (en) Power receiving apparatus, power transmitting apparatus, control methods thereof, and non-transitory computer-readable storage medium
JP6778005B2 (ja) 送電装置、その制御方法、およびプログラム
JP2022020086A (ja) 送電装置、送電装置の制御方法、およびプログラム
US20190097470A1 (en) Power supply device that supplies power to power receiving device in contactless manner, method of controlling power supply device, and storage medium
US20170155284A1 (en) Power transmission apparatus, control method for power transmission apparatus, and program
JP2023059942A (ja) 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム
US10264434B2 (en) Communication apparatus, method for controlling the same, and program
JP6905313B2 (ja) 給電装置、および、制御方法
JP6497020B2 (ja) 通信装置
JP2016220394A (ja) 送電装置、送電装置の制御方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200501

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6700911

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151