JP6699527B2 - タンクの大気開放構造 - Google Patents
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Description
(3)前記大気開放管の他端が、前記ホイールハウスインナと前記スプラッシュシールドと前記チャンバとに囲まれた空間で大気開放されることが好ましい。
(4)前記大気開放管の他端が、前記チャンバに固定されることが好ましい。
(5)ここで開示する第二のタンクの大気開放構造は、エンジンの排気を浄化する添加剤が貯留されるタンクに設けられた大気開放弁と、一端が前記大気開放弁に接続され、他端が車両のホイールハウスの内部で大気開放された大気開放管と、前記タンクに接続され、前記タンクに前記添加剤を補充する際に大気開放されて上限液面を規定するレベリング管と、前記レベリング管の中途に介装され、前記上限液面を越えて前記添加剤が補充された場合に、前記添加剤の液だまりとなるチャンバと、を備える。
本実施形態のタンクの大気開放構造は、図1に示す車両10に適用される。車両10の後方側のフロア下では、車体に対してタンク9が固定される。タンク9は、排気浄化用の尿素SCRシステム(Urea Selective Catalytic Reduction System)で使用される添加剤(例えば、尿素水溶液,アンモニア水溶液など)を貯留する樹脂製の容器である。車両10の左リヤフェンダーには、燃料を補充するための給油口と添加剤を補充するための注水口7とが隣接して配置される。注水口7とタンク9との間には、注水管8が連通状態で接続されるとともに、これと併走するようにレベリング管4が配索される。
[1]ホイールハウス15の内部でタンク9の大気開放管2の先端3を大気開放することで、車室居住性を向上させつつ、雨や泥などによる大気開放管2の閉塞を抑制することができる。また、ホイールハウス15の内部は車室空間ではないため、たとえ添加剤の気化成分が漏洩したとしても、車室内環境に影響を与えることがない。したがって、車室居住性を向上させることができる。一方、ホイールハウス15の内部は、車両10の下面と比較して走行風や排気流の影響を受けにくいため、車両10の走行に伴う圧力変動が大気開放弁1の動作に影響を与えにくくなり、大気開放弁1の作動状態を安定させることができる。
上述の実施形態では、尿素SCRシステムのタンク9について詳述したが、タンク9に貯留される添加剤の種類は尿素水に限定されない。NOx選択還元触媒を利用した排気浄化システムにおいては、尿素の代わりにアンモニアを使用することがある。したがって、アンモニア水溶液を貯留する添加剤容器として、上記のタンク9を用いることができる。また、DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)を利用した排気浄化システムにおいては、PM(パティキュレート・マター)の燃焼を促進するために、排気管内に炭化水素(HC,未燃燃料)を噴射することがある。この場合、燃料を貯留する添加剤容器として、上記のタンク9を用いることもできる。
2 大気開放管
3 先端(他端)
4 レベリング管
5 チャンバ
6 クリップ
7 注水口
8 注水管
9 タンク
10 車両
15 ホイールハウス
16 ホイールハウスインナ
17 ホイールハウスアウタ
18 スプラッシュシールド
Claims (5)
- エンジンの排気を浄化する添加剤が貯留されるタンクに設けられた大気開放弁と、
車両のホイールハウスの内部でホイールハウスインナよりもタイヤ側に固定されたスプラッシュシールドと、
一端が前記大気開放弁に接続され、他端が前記ホイールハウスインナと前記スプラッシュシールドとに囲まれた空間で大気開放された大気開放管と、
を備えることを特徴とする、タンクの大気開放構造。 - 前記タンクに接続され、前記タンクに前記添加剤を補充する際に大気開放されて上限液面を規定するレベリング管と、
前記レベリング管の中途に介装され、前記上限液面を越えて前記添加剤が補充された場合に、前記添加剤の液だまりとなるチャンバとを備える
ことを特徴とする、請求項1記載のタンクの大気開放構造。 - 前記大気開放管の他端が、前記ホイールハウスインナと前記スプラッシュシールドと前記チャンバとに囲まれた空間で大気開放される
ことを特徴とする、請求項2記載のタンクの大気開放構造。 - 前記大気開放管の他端が、前記チャンバに固定される
ことを特徴とする、請求項3記載のタンクの大気開放構造。 - エンジンの排気を浄化する添加剤が貯留されるタンクに設けられた大気開放弁と、
一端が前記大気開放弁に接続され、他端が車両のホイールハウスの内部で大気開放された大気開放管と、
前記タンクに接続され、前記タンクに前記添加剤を補充する際に大気開放されて上限液面を規定するレベリング管と、
前記レベリング管の中途に介装され、前記上限液面を越えて前記添加剤が補充された場合に、前記添加剤の液だまりとなるチャンバと、
を備えることを特徴とする、タンクの大気開放構造。
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JP2016234659A JP6699527B2 (ja) | 2016-12-02 | 2016-12-02 | タンクの大気開放構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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