JP6699115B2 - 診療支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、診療支援システムに関する。
従来、院内サーバーが管理する患者情報等のデータは、院内サーバーとデータ通信可能に接続された院内クライアント端末との間でのみ共有されていた。近年、医療の分野においては、在宅診療の需要が増してきており、往診時にはノートPCなどの可搬機器で患者情報を持ち運びたいという要望が存在する。しかしながら、院内サーバーには来院患者を含む全ての患者の患者情報が大量に記憶されており、データの流出や紛失等のリスクが高いことから、患者全員分の患者情報を持ち出すことは難しい。
そこで、往診先情報と患者情報と往診情報とを紐付けして管理し、訪問先施設に所属する各患者からなる往診グループが選択された場合に、選択された往診グループに属する各患者の患者情報を抽出して携行装置へと複写する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、例えば、往診先の施設に所属する各患者の患者情報のみを抽出して携行装置へと複写することができる。
特開2005−100069号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の技術では、選択された往診グループに属する各患者の患者情報を抽出して携行装置へと複写するようにしているが、各往診患者の患者情報を全て持ち出すことは必ずしも必要ではない。例えば、患者情報に含まれる画像データは、ファイルサイズが大きくて複写に時間が掛かるため、必要なデータのみを持ち出すことが好ましい。また、持ち出しの際に患者や患者情報を選択したのでは、手間が掛かるうえ、例えば、当日の必要画像を確認するにしても、カルテなど別の資料から情報を取得したり、記憶を辿ったりする必要があるため、効率がよくないという問題がある。
本発明は、データの流出や紛失等のリスクを軽減しつつ、効率的に複写作業を行うことが可能な診療支援システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
サーバー装置と、往診先に携帯可能な往診用端末と、が互いにデータ通信可能に接続された診療支援システムにおいて、
前記サーバー装置は、
患者の患者情報及び画像データを記憶する記憶部と、
往診する患者を識別する患者識別情報、当該患者に対する往診予定日時及び当該患者に対する往診時の検査予定情報を含む往診予定情報を取得する情報取得部と、
前記情報取得部により取得された往診予定情報に基づいて、前記記憶部に記憶された患者情報及び画像データのうち、前記患者識別情報により識別された患者の患者情報を前記記憶部から抽出するとともに当該患者に対する往診時に必要な画像データを前記記憶部から選択的に抽出して、当該患者情報及び画像データを前記往診用端末に出力する出力制御部と、
を備え、
前記往診用端末は、
前記サーバー装置から送信された患者情報及び画像データを受信して記憶する受信記憶部と、
前記往診予定情報を設定する第1情報設定部と、
前記第1情報設定部により設定された往診予定情報を前記サーバー装置に送信する第1情報送信部と、
前記第1情報設定部により設定された往診予定情報を前記サーバー装置に送信した後、前記受信記憶部に記憶している患者情報及び画像データを削除する記憶制御部と、
を備え、
前記検査予定情報は、往診時のCR/DR撮影の有無を示す撮影予定情報を含み、
前記出力制御部は、前記情報取得部により取得された往診予定情報に含まれる撮影予定情報がCR/DR撮影ありであった場合、CR/DR撮影された過去画像のJPEG画像ファイルを前記往診用端末に出力する画像データに含み、
前記情報取得部は、前記第1情報送信部により送信された往診予定情報を取得し、
前記記憶制御部は、前記出力制御部により前記患者情報及び前記画像データが出力された後、前記受信記憶部に記憶されている往診時に不要な患者情報及び画像データのみを削除することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の診療支援システムにおいて、
前記記憶制御部は、前記第1情報設定部により設定された往診予定情報を前記サーバー装置に送信した後、前記受信記憶部に記憶されてから所定期間以上経過した患者情報及び画像データを前記受信記憶部から削除することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の診療支援システムにおいて、
前記記憶制御部は、前記第1情報設定部により設定された往診予定情報を前記サーバー装置に送信した後、前記受信記憶部に記憶されているデータ量が所定量以内となるまで古い患者情報及び画像データから順に削除することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の診療支援システムにおいて、
前記サーバー装置は、クライアント端末と互いにデータ通信可能に接続され、
前記クライアント端末は、
前記往診予定情報を設定する第2情報設定部と、
前記第2情報設定部により設定された往診予定情報を前記サーバー装置に送信する第2情報送信部と、
を備え、
前記情報取得部は、前記第2情報送信部により送信された往診予定情報を取得することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の診療支援システムにおいて、
前記検査予定情報は、往診時の経時差分機能実行の有無を示す経時差分予定情報を含み、
前記出力制御部は、前記情報取得部により取得された往診予定情報に含まれる経時差分予定情報が経時差分機能実行ありであった場合、過去画像のRAWファイルを前記往診用端末に出力する画像データに含むことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の診療支援システムにおいて、
前記往診予定情報は、出力先としての往診用端末を識別するための端末識別情報を含み、
前記出力制御部は、前記情報取得部により取得された往診予定情報に基づいて、前記患者情報及び画像データを前記端末識別情報により識別された前記往診用端末に出力することを特徴とする。
本発明によれば、データの流出や紛失等のリスクを軽減しつつ、効率的に複写作業を行うことができる。
本実施形態に係る診療支援システムを構成する各装置の主制御構成を示すブロック図である。 各種テーブルの構造及び各種テーブル間の対応関係の一例を示す図である。 画像ファイルの分類の一例を示す図である。 受付リスト画面の一例を示す図である。 次回往診日設定画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る診療支援システムの動作を示すフローチャートである。 往診出力画面の一例を示す図である。 患者情報画面の一例を示す図である。 変形例3に係る診療支援システムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[診療支援システムの構成の説明]
本実施形態に係る診療支援システム1は、図1に示すように、院内サーバー(サーバー装置)10と、院内クライアント端末(クライアント端末)20と、往診用端末30と、を備えて構成されている。診療支援システム1を構成する各装置は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されている。
病院内の通信方式としては、一般的に、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格が用いられており、LAN接続された各装置間の通信では、DICOM MWM(Modality Worklist Management)やDICOM MPPS(Modality Performed Procedure Step)が用いられる。なお、本実施の形態に適用可能な通信方式はこれに限定されない。
院内サーバー10は、通信ネットワークNを介して院内クライアント端末20、往診用端末30等から送信された患者情報及び医療データを記憶して管理する。医療データは、医療に関するデータであり、例えば、モダリティー(図示省略)による撮影により得られた医用画像の画像データ、検査データ、バイタルデータ等を含むものである。院内サーバー10は、院内クライアント端末20及び往診用端末30等の外部装置からの要求に応じて患者情報及び医療データ(例えば画像データ)を提供する。
院内クライアント端末20は、PC等から構成され、電子カルテ表示機能、画像ビューアー機能等を有するコンピューター装置である。院内クライアント端末20は、院内サーバー10から取得した患者情報に基づいて電子カルテを表示させる。また、院内クライアント端末20は、院内サーバー10から取得した医用画像の画像データに基づいて医用画像を表示させる。
往診用端末30は、ノートPCやタブレット端末等の携帯型端末機器である。往診用端末30には、複写した情報を院内端末(院内サーバー10及び院内クライアント端末20)と同様に動作させるソフトウェアがインストールされている。なお、往診用端末30は、通常時には通信ネットワークNを介して院内サーバー10及び院内クライアント端末20に接続されているが、往診時には通信ネットワークNから切り離されて、医師により往診先へと携行される。
[院内サーバーの構成の説明]
院内サーバー10は、図1に示すように、制御部11と、操作部12と、表示部13と、通信部14と、記憶部15と、を備えて構成されており、各部はバス16により接続されている。
制御部11は、CPU、ROM及びRAM等から構成され、院内サーバー10の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部12から入力される操作信号又は通信部14により受信される指示信号に応じて、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部12は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部11に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニターを備えて構成されており、制御部11から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部14は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部14は、モダリティーにより患者を撮影して得られた画像データを受信する。また、通信部14は、各種測定機器により取得された検査データ及びバイタルデータを受信する。
記憶部15は、HDDや不揮発メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。記憶部15は、医療データを記憶する。例えば、記憶部15は、通信部14で受信した検査データやバイタルデータを記憶する。また、記憶部15は、図2に示すように、患者毎の患者情報を管理する患者情報テーブルT1と、来院毎の来院情報を管理する来院情報テーブルT2と、画像毎の画像情報を管理する画像情報テーブルT3と、を記憶している。
患者情報テーブルT1には、患者LID(Link Identification)毎に、患者を一意に識別する患者ID、患者名(漢字)、患者の生年月日、患者の性別等が対応付けられて格納されている。
来院情報テーブルT2には、来院LID毎に、患者LID、患者の来院/往診日等が対応付けられて格納されている。来院情報テーブルT2内の患者LIDは、患者情報テーブルT1の患者LIDとリンクされており、各来院がいずれの患者に属するものであるかを示している。
画像情報テーブルT3には、画像LID毎に、来院LID、患者LID、画像取得時間、画像を取得したモダリティーを一意に識別するデバイスID、画像ファイルの保存箇所を示すファイル保存パス等が対応付けられて格納されている。画像情報テーブルT3内の来院LIDは、来院情報テーブルT2の来院LIDとリンクされており、各画像がいずれの来院に属するものであるかを示している。また、画像情報テーブルT3内の患者LIDは、患者情報テーブルT1の患者LIDとリンクされており、各画像がいずれの患者に属するものであるかを示している。
また、記憶部15に記憶される画像ファイルは、図3に示すように、2つの種類に分類される。具体的には、画像ファイルは、原画像ファイルF1と、JPEG画像ファイルF2と、に分類される。各画像ファイルは、図3に示すように、画像データの先頭に付加されるヘッダーファイルを格納するヘッダー領域(\Header\)H1と、画像データを格納する画像領域(\Image\)H2と、により構成される。なお、図3に示す画像種類H3は、画像データの種類を示す項目であり、CR半切胸部正面画像ファイルサイズH4は、画像種類H3毎のCR半切胸部正面画像のファイルサイズを示す項目である。
原画像ファイルF1は、画像領域H2に原画像データ(OrgImg)を格納し、ヘッダー領域H1に原画像データのヘッダーファイル(Orgihd)を格納している。また、原画像ファイルF1におけるCR半切胸部正面画像(原画像)のファイルサイズは「1枚当たり約8000KB」となっている。
JPEG画像ファイルF2は、画像領域H2にJPEG画像データ(Jpg)を格納している。また、JPEG画像ファイルF2におけるCR半切胸部正面画像(JPEG画像)のファイルサイズは「1枚当たり約70KB」となっている。
本実施形態では、JPEG画像を複写する設定の場合、JPEG画像ファイルF2を複写する。また、RAW画像を複写する設定の場合、原画像ファイルF1を複写する。
[院内クライアント端末の構成の説明]
院内クライアント端末20は、図1に示すように、制御部21と、操作部22と、表示部23と、通信部24と、記憶部25と、を備えて構成されており、各部はバス26により接続されている。
制御部21は、CPU、ROM及びRAM等から構成され、院内クライアント端末20の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部22から入力される操作信号又は通信部24により受信される指示信号に応じて、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部22は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部21に出力する。
表示部23は、LCD等のモニターを備えて構成されており、制御部21から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。例えば、表示部23は、電子カルテや医用画像等を表示する。
通信部24は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部24は、院内サーバー10から患者情報を受信する。また、通信部24は、院内サーバー10から医用画像の画像データを受信する。
記憶部25は、HDDや不揮発メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。
[往診用端末の構成の説明]
往診用端末30は、図1に示すように、制御部31と、操作部32と、表示部33と、通信部34と、記憶部35と、を備えて構成されており、各部はバス36により接続されている。
制御部31は、CPU、ROM及びRAM等から構成され、往診用端末30の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部32から入力される操作信号又は通信部34により受信される指示信号に応じて、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部32は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部31に出力する。なお、操作部32は、例えば、表示部33と一体的に形成されたタッチパネルなどであってもよい。
表示部33は、LCD等のモニターを備えて構成されており、制御部31から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部34は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部34は、院内サーバー10から患者情報及び医療データ(例えば画像データ)を受信する。
記憶部(受信記憶部)35は、HDDや不揮発メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。また、記憶部35は、院内サーバー10から送信された患者情報及び医療データ(例えば画像データ)を記憶する。
[診療支援システムの動作の説明]
次に、本実施形態に係る診療支援システム1の院内サーバー10及び院内クライアント端末20の具体的な動作について、図4〜図7を参照して説明する。この動作は、院内クライアント端末20の表示部23に、受付リスト画面G1が表示されたことを契機として開始される。
受付リスト画面G1は、図4に示すように、受付を済ませた患者を、簡略な患者情報(患者ID、患者氏名、性別、誕生日、年齢等)と対応付けてリスト表示する画面である。受付リスト画面G1には、受付を済ませた患者をリスト表示するための受付患者リスト表示領域E1が設けられている。また、受付リスト画面G1の下部には、当日往診予定の患者の患者情報及び画像ファイル(往診時に必要な画像データ)を出力させるための往診一括出力ボタンB1が設けられている。
なお、本実施形態では、前回往診時に、往診用端末30の表示部33に表示された次回往診日設定画面G2において、予め「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等が設定されているものとする。次回往診日設定画面G2は、例えば、前回往診時に撮影した画像や過去画像等を表示させるビューアー画面(図示省略)の終了操作を契機として自動的に表示される。
次回往診日設定画面G2は、図5に示すように、当月及び前後の月のカレンダーを表示するカレンダー表示部E21と、次回の往診日を入力するための往診日入力部E22と、次回の往診時間を入力するための往診時間入力部E23と、定期的に往診する場合に往診間隔を選択するための往診間隔選択部E24と、往診時に撮影(CR/DR撮影)を行うか否かを選択するための撮影予定選択部E25と、経時差分処理を行うか否かを選択するための経時差分選択部E26と、次回の持出画像を設定するための持出画像設定部E27と、により構成されている。持出画像設定部E27は、次回の持出画像を絞り込むか否かを選択するための持出画像絞り込み設定部E271と、撮影したモダリティーにより次回の持出画像を絞り込むための持出画像モダリティー設定部E272と、次回持ち出す画像の枚数を設定するための持出画像枚数設定部E273と、撮影されてからの期間により次回の持出画像を絞り込むための持出画像期間設定部E274と、により構成されている。
この次回往診日設定画面G2において、所定の操作を行うことで、「次回の往診日時」、「次回の撮影予定」や「経時差分処理予定」などの検査予定情報、及び「次回の持出画像」等の往診予定情報を設定することができる。即ち、往診用端末30の制御部31は、本発明の第1情報設定部として機能する。そして、次回往診日設定画面G2において「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等の往診予定情報を設定した後、往診用端末30を通信ネットワークNに接続して通信部34により往診予定情報を院内サーバー10に送信し、上記設定を院内システム(院内サーバー10)にマージする。即ち、往診用端末30の通信部34は、本発明の第1情報送信部として機能する。
以下、受付リスト画面G1において、往診一括出力ボタンB1が押下されたときの動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、院内クライアント端末20の制御部21は、受付リスト画面G1の下部に表示された往診一括出力ボタンB1の押下操作を検出したか否かを判定する(ステップS101)。
制御部21は、往診一括出力ボタンB1の押下操作を検出したと判定した場合(ステップS101:YES)、次のステップS102へと移行する。
一方、制御部21は、往診一括出力ボタンB1の押下操作を検出していないと判定した場合(ステップS101:NO)、往診一括出力ボタンB1の押下操作が検出されるまでステップS101の処理を繰り返す。
次に、制御部21は、往診出力画面G3を表示部23に表示させる(ステップS102)。
往診出力画面G3は、図7に示すように、出力対象のデータ(患者情報及び画像ファイル)の出力先となる往診用端末30を選択するための出力先機器名選択部E31と、データ出力対象の往診患者を往診日により絞り込むために往診日を設定可能とした往診日設定部E32と、データ出力対象の往診患者を往診時間により絞り込むために往診時間を設定可能とした往診時間設定部E33と、往診日設定部E32及び往診時間設定部E33により絞り込まれた往診患者毎に出力対象のデータをリスト表示するリスト表示部E34と、リスト表示部E34にリスト表示された往診患者のうち選択された往診患者を対象として持ち出す画像の枚数を設定するための持出画像枚数設定部E35と、リスト表示部E34にリスト表示された往診患者のうち選択された往診患者を対象として撮影したモダリティーにより持出画像を絞り込むための持出画像モダリティー設定部E36と、等により構成されている。
リスト表示部E34には、往診患者毎に、患者情報である「患者ID」、「患者氏名」、「誕生日」、「年齢」の各情報と、持出画像の枚数を示す情報である「持出画像」の情報と、持出画像を撮影したモダリティーであるか否かをモダリティー毎に示す情報である「CR」、「FPD」、「CT」の各情報と、を対応付けたリストが表示されている。ここで、「CR」、「FPD」、「CT」の各項目では、それぞれ持出画像を撮影したモダリティーである場合に、チェックマークが表示されるようになっている。
また、往診出力画面G3の下部には、当日往診予定の患者の患者情報及び画像ファイルを出力させるためのOKボタンB31と、往診出力画面G3を終了して前画面に戻るためのキャンセルボタンB32と、が設けられている。
なお、本実施形態では、次回往診日設定画面G2において予め「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等が設定されているため、この設定が往診出力画面G3に反映されている。つまり、制御部21は、ステップS102で往診出力画面G3を表示部23に表示させるタイミングで、データ出力対象の往診患者並びにデータ出力対象の患者情報及び画像データ(画像ファイル)を抽出して、往診出力画面G3に反映させている。
そして、往診出力画面G3は、上記反映された設定を変更したい場合に、変更操作を行うための画面である。例えば、往診日設定部E32及び往診時間設定部E33の設定を変更することにより、データ出力対象の往診患者を変更することができる。また、持出画像枚数設定部E35及び持出画像モダリティー設定部E36の設定を変更することにより、往診患者毎に出力対象の画像ファイルを変更することができる。なお、往診出力画面G3において、特に変更操作が行われなかった場合は、反映された設定のまま出力が行われる。
次に、制御部21は、出力先機器の選択操作を検出したか否かを判定する(ステップS103)。具体的には、制御部21は、ステップS102で表示された往診出力画面G3の下部に設けられたOKボタンB31の押下操作を検出したか否かを判定し、OKボタンB31の押下操作を検出したと判定した場合に、出力先機器の選択操作を検出したと判定する。
制御部21は、出力先機器の選択操作を検出したと判定した場合(ステップS103:YES)、次のステップS104へと移行する。
一方、制御部21は、出力先機器の選択操作を検出していないと判定した場合(ステップS103:NO)、出力先機器の選択操作が検出されるまでステップS103の処理を繰り返す。
次に、制御部21は、ステップS103で選択された出力先機器の情報(選択情報)を、通信部24を介して院内サーバー10に送信する(ステップS104)。なお、選択情報は、往診出力画面G3で選択された出力先機器の情報(出力先としての往診用端末を識別するための端末識別情報)、往診する患者を識別する患者識別情報、往診出力画面G3に反映された(又は往診出力画面G3で変更された)往診予定日時や検査予定情報、往診時に必要な画像データ(持出画像)を含む往診予定情報である。
院内サーバー10の制御部11は、ステップS104で院内クライアント端末20から送信された出力先機器の選択情報を取得する(ステップS105)。即ち、制御部11は、本発明の情報取得部として機能する。
次に、制御部11は、ステップS105で取得された出力先機器の選択情報(往診予定情報)に基づいて、記憶部15に記憶された患者情報及び画像データのうち、患者識別情報により識別された患者の患者情報を記憶部15から抽出するとともに当該患者に対する往診時に必要な画像データを記憶部15から選択的に抽出して、当該患者情報及び画像データを端末識別情報により識別された出力先機器(往診用端末30)に出力する(ステップS106)。即ち、制御部11は、本発明の出力制御部として機能する。出力先機器の選択情報には、持出画像の情報が含まれているので、即座に所望の持出画像を出力させることができる。
なお、往診予定情報には、往診時のCR/DR撮影の有無を示す撮影予定情報が含まれている。即ち、次回往診日設定画面G2の撮影予定選択部E25でCR/DR撮影を行うと選択されていた場合、撮影予定情報としてCR/DR撮影ありとの情報が院内サーバー10に送信され、院内サーバー10から、過去画像のJPEG画像ファイルF2を含む画像データ及び患者情報が往診用端末30に出力される。これにより、往診時の撮影の際、過去画像のJPEG画像ファイルF2を参照することで前回撮影時とポジショニングを合わせることができるので、過去画像との比較を容易に行うことができる。
なお、ポジショニングを合わせることが目的であるため、鮮明な画像である必要はないことから、ファイルサイズの小さいJPEG画像ファイルF2を出力するようにしている。
また、往診予定情報には、往診時の経時差分機能実行の有無を示す経時差分予定情報が含まれている。即ち、次回往診日設定画面G2の経時差分選択部E26で経時差分処理を行うと選択されていた場合、経時差分予定情報として経時差分機能実行ありとの情報が院内サーバー10に送信され、院内サーバー10から、過去のRAW画像、即ち、原画像ファイルF1を含む画像データ及び患者情報が往診用端末30に出力される。これにより、往診時に経時差分処理を行うことができる。
一方、経時差分処理を行わないと選択されていた場合、ファイルサイズの大きいRAW画像は不要であるため、過去画像の出力は行わない。
また、本実施形態では、次回往診日設定画面G2において「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等の往診予定情報を設定した後、往診用端末30を通信ネットワークNに接続して上記往診予定情報を院内システム(院内サーバー10)に送信する。往診用端末30の制御部31は、往診予定情報の送信が終了したと判定した場合に、記憶部35に記憶された患者情報及び画像データを削除する。即ち、制御部31は、本発明の記憶制御部として機能する。なお、院内サーバー10の制御部11を記憶制御部として機能させるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態に係る診療支援システム1のサーバー装置(院内サーバー10)は、患者の患者情報及び画像データを記憶する記憶部15と、往診する患者を識別する患者識別情報、当該患者に対する往診予定日時及び当該患者に対する往診時の検査予定情報を含む往診予定情報を取得する情報取得部(制御部11)と、情報取得部により取得された往診予定情報に基づいて、記憶部15に記憶された患者情報及び画像データのうち、患者識別情報により識別された患者の患者情報を記憶部15から抽出するとともに当該患者に対する往診時に必要な画像データを記憶部15から選択的に抽出して、当該患者情報及び画像データを往診用端末30に出力する出力制御部(制御部11)と、を備える。また、往診用端末30は、サーバー装置から送信された患者情報及び画像データを受信して記憶する受信記憶部(記憶部35)を備える。
従って、本実施形態に係る診療支援システム1によれば、必要最小限のデータのみが往診用端末30に複写されるので、データの流出や紛失等のリスクを軽減しつつ、効率的に複写作業を行うことができる。
また、本実施形態に係る診療支援システム1によれば、往診用端末30は、往診予定情報を設定する第1情報設定部(制御部31)と、第1情報設定部により設定された往診予定情報をサーバー装置に送信する第1情報送信部(通信部34)と、を備え、情報取得部は、第1情報送信部により送信された往診予定情報を取得する。
従って、本実施形態に係る診療支援システム1によれば、前回往診時に予め「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等を設定することができるので、持ち出しの際にデータを選別する手間を省いたり、データの選別ミスを抑制したりすることができる。
また、本実施形態に係る診療支援システム1によれば、往診用端末30は、第1情報設定部により設定された往診予定情報をサーバー装置に送信した後、受信記憶部に記憶している患者情報及び画像データを削除する記憶制御部(制御部31)を備える。
従って、本実施形態に係る診療支援システム1によれば、往診用端末30により持ち出したデータの流出を抑制することができるので、情報漏洩のリスクを軽減することができる。
また、本実施形態に係る診療支援システム1によれば、検査予定情報は、往診時のCR/DR撮影の有無を示す撮影予定情報を含み、出力制御部は、情報取得部により取得された往診予定情報に含まれる撮影予定情報がCR/DR撮影ありであった場合、CR/DR撮影された過去画像を往診用端末30に出力する画像データに含む。
従って、本実施形態に係る診療支援システム1によれば、往診時の撮影の際、過去画像(JPEG画像ファイルF2)を参照することで前回撮影時とポジショニングを合わせることができるので、撮影画像と過去画像との比較を容易に行うことができる。
また、本実施形態に係る診療支援システム1によれば、検査予定情報は、往診時の経時差分機能実行の有無を示す経時差分予定情報を含み、出力制御部は、情報取得部により取得された往診予定情報に含まれる経時差分予定情報が経時差分機能実行ありであった場合、過去画像のRAWファイルを往診用端末30に出力する画像データに含む。
従って、本実施形態に係る診療支援システム1によれば、往診時に経時差分処理を行うことができるので、往診時における診断の精度を向上させることができる。
また、本実施形態に係る診療支援システム1によれば、往診予定情報は、出力先としての往診用端末30を識別するための端末識別情報を含み、出力制御部は、情報取得部により取得された往診予定情報に基づいて、患者情報及び画像データを端末識別情報により識別された往診用端末30に出力する。
従って、本実施形態に係る診療支援システム1によれば、往診時に使用する予定の往診用端末30にのみ患者情報及び画像データを出力することができるので、他の往診用端末30へのデータの複写等に起因する情報漏洩を防止することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(変形例1)
例えば、上記実施形態では、前回往診時に往診用端末30の次回往診日設定画面G2(図5参照)において「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等を設定するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、往診用端末30の次回往診日設定画面G2において「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等を設定する代わりに、院内クライアント端末20に表示された患者情報画面G4から次回往診日設定画面G2を呼び出して、「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等を設定するようにしてもよい。なお、院内クライアント端末20の患者情報画面G4から呼び出される次回往診日設定画面G2は、往診用端末30の次回往診日設定画面G2と全く同一の内容であるものとする。
患者情報画面G4は、図8に示すように、各種患者情報を入力するための患者情報入力部E41と、次回の往診日を入力するための往診日入力部E42と、次回の往診時間を入力するための往診時間入力部E43と、により構成されている。
また、往診日入力部E42の左上部には、チェックすることで往診患者であることを示すための往診患者指定ボックス部E44が設けられている。
また、患者情報画面G4の下部には、表示されている往診患者の患者情報及び画像ファイルを出力させるための往診出力ボタンB41と、次回往診日設定画面G2を表示するための次回往診日設定ボタンB42と、が設けられている。
この患者情報画面G4において、次回往診日設定ボタンB42を押下する操作を行うことで、次回往診日設定画面G2が表示され、「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等の往診予定情報を設定することができる。即ち、院内クライアント端末20の制御部21は、本発明の第2情報設定部として機能する。そして、患者情報画面G4から「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等の往診予定情報を設定した後、通信部24により往診予定情報を院内サーバー10に送信し、上記設定を院内システム(院内サーバー10)にマージする。即ち、院内クライアント端末20の通信部24は、本発明の第2情報送信部として機能する。
以上のように、変形例1に係る診療支援システム1によれば、クライアント端末は、往診予定情報を設定する第2情報設定部(制御部21)と、第2情報設定部により設定された往診予定情報をサーバー装置に送信する第2情報送信部(通信部24)と、を備え、情報取得部は、第2情報送信部により送信された往診予定情報を取得する。
従って、変形例1に係る診療支援システム1によれば、データを複写する前に予め「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等を設定することができるので、持ち出しの際にデータを選別する手間を省いたり、データの選別ミスを抑制したりすることができる。
なお、前回往診時に往診用端末30の次回往診日設定画面G2において「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等を設定する構成と、院内クライアント端末20の患者情報画面G4から呼び出される次回往診日設定画面G2において「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等を設定する構成と、の双方を備えるようにしてもよい。
(変形例2)
また、次回往診日設定画面G2において「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等を設定する代わりに、院内クライアント端末20に表示された、診療支援システム1内の全ての患者を一覧表示する患者リスト画面(図示省略)において、往診したい患者のチェックボックスをオンにするようにしてもよい。
これにより、所望の往診患者の患者情報及び画像データを出力先機器に出力することができる。従って、データの複写直前に急遽往診患者を追加するような状況であっても、当該往診患者のデータを漏れなく複写することができる。
(変形例3)
また、ある患者の患者情報画面G4を表示中に往診出力ボタンB41が押下された場合に、当該患者の患者情報及び画像データを出力先機器に出力するようにしてもよい。
以下、患者情報画面G4において、往診出力ボタンB41が押下されたときの動作について、図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、院内クライアント端末20の制御部21は、患者情報画面G4の下部に表示された往診出力ボタンB41の押下操作を検出したか否かを判定する(ステップS201)。
制御部21は、往診出力ボタンB41の押下操作を検出したと判定した場合(ステップS201:YES)、次のステップS202へと移行する。
一方、制御部21は、往診出力ボタンB41の押下操作を検出していないと判定した場合(ステップS201:NO)、往診出力ボタンB41の押下操作が検出されるまでステップS201の処理を繰り返す。
次に、制御部21は、往診出力画面G3を表示部23に表示させる(ステップS202)。変形例3では、実施形態と異なり、予め「次回の往診日時」及び「次回の持出画像」等が設定されていないため、往診出力画面G3にはデフォルトの設定が反映されている。
次のステップS203〜ステップS205の処理は、実施形態に係る診療支援システム1の動作について示す図6のステップS103〜ステップS105の処理と同様であるため、説明を省略する。
次に、制御部11は、ステップS205で取得された出力先機器の選択情報に基づいて、患者情報画面G4に表示されていた往診患者の患者情報及び画像データを当該出力先機器に出力する(ステップS206)。
これにより、データ出力を忘れていた往診患者のデータを単体で容易に出力することができる。
(その他の変形例)
また、上記実施形態では、往診一括出力ボタンB1ボタンの押下をトリガーとして往診患者の患者情報及び画像データを出力先機器に出力するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、往診用端末30が通信ネットワークNに接続されている場合に、予め設定された所定の時間になったら自動的に往診患者の患者情報及び画像データを出力先機器に出力するようにしてもよい。
これにより、手間なくより効率的に複写作業を行うことができる。
また、上記実施形態では、往診からの帰院時に往診用端末30を通信ネットワークNに接続して、次回往診日設定画面G2での設定を院内システム(院内サーバー10)に送信するとともに、往診用端末30の記憶部35に記憶された患者情報及び画像データを削除するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、患者情報及び画像データの削除に条件を付するようにしてもよい。例えば、所定期間以上経過した患者情報及び画像データのみを記憶部35から削除するようにしてもよい。また、所定量を超える患者情報及び画像データが記憶されている場合に、所定量以内となるまで古い患者情報及び画像データから順に削除するようにしてもよい。
これにより、近日中の再往診のようにデータの入れ替えが必ずしも必要ないような場合に、わざわざデータを削除しては複写する処理を繰り返す必要がなくなるので、無駄な作業を省くことができる。
また、例えば、往診予定情報に含まれる往診予定日時が、現在日時から予め設定された期間を超える日時の患者情報及び画像データのみを、記憶部35から削除するようにしてもよい。
また、例えば、往診からの帰院時に院内システムへのマージ処理のみを行い、次回患者情報及び画像データが往診用端末30に出力された後、記憶部35に記憶されている往診時に不要な患者情報及び画像データのみを削除するようにしてもよい。
これにより、データの複写時に必要最小限の削除作業のみを行えばよいので、データの移行に係る作業時間を短縮することができる。
また、上記実施形態では、往診時にCR/DR撮影する場合にCR/DR撮影された過去画像を往診用端末30に出力するようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、往診時にCR/DR撮影する場合であっても、CR/DR撮影された過去画像を往診用端末30に出力しないようにしてもよい。
また、上記実施形態では、往診時に経時差分機能を実行する場合に過去画像のRAWファイルを往診用端末30に出力するようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、往診時に経時差分機能を実行する場合であっても、過去画像のRAWファイルを往診用端末30に出力しないようにしてもよい。
また、上記実施形態では、患者情報及び画像データを端末識別情報により識別された往診用端末30に出力するようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、患者情報及び画像データを、通信ネットワークN上の全ての往診用端末30に自動的に出力するようにしてもよい。
また、本出願に示す各態様は、方法、プログラムなどとしても把握することができる。方法やプログラムのカテゴリについては、装置のカテゴリで示した「部」を、例えば、「工程」や「ステップ」、「手段」のように適宜読み替えるものとする。また、処理やステップの順序は、本出願に直接明記のものに限定されず、順序を変更したり、一部の処理をまとめて若しくは随時一部分ずつ実行するよう変更したりすることができる。
その他、診療支援システムを構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 診療支援システム
10 院内サーバー(サーバー装置)
11 制御部(情報取得部、出力制御部)
12 操作部
13 表示部
14 通信部
15 記憶部
20 院内クライアント端末(クライアント端末)
21 制御部(第2情報設定部)
22 操作部
23 表示部
24 通信部(第2情報送信部)
25 記憶部
30 往診用端末
31 制御部(第1情報設定部、記憶制御部)
32 操作部
33 表示部
34 通信部(第1情報送信部)
35 記憶部(受信記憶部)
N 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. サーバー装置と、往診先に携帯可能な往診用端末と、が互いにデータ通信可能に接続された診療支援システムにおいて、
    前記サーバー装置は、
    患者の患者情報及び画像データを記憶する記憶部と、
    往診する患者を識別する患者識別情報、当該患者に対する往診予定日時及び当該患者に対する往診時の検査予定情報を含む往診予定情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された往診予定情報に基づいて、前記記憶部に記憶された患者情報及び画像データのうち、前記患者識別情報により識別された患者の患者情報を前記記憶部から抽出するとともに当該患者に対する往診時に必要な画像データを前記記憶部から選択的に抽出して、当該患者情報及び画像データを前記往診用端末に出力する出力制御部と、
    を備え、
    前記往診用端末は、
    前記サーバー装置から送信された患者情報及び画像データを受信して記憶する受信記憶部と、
    前記往診予定情報を設定する第1情報設定部と、
    前記第1情報設定部により設定された往診予定情報を前記サーバー装置に送信する第1情報送信部と、
    前記第1情報設定部により設定された往診予定情報を前記サーバー装置に送信した後、前記受信記憶部に記憶している患者情報及び画像データを削除する記憶制御部と、
    を備え、
    前記検査予定情報は、往診時のCR/DR撮影の有無を示す撮影予定情報を含み、
    前記出力制御部は、前記情報取得部により取得された往診予定情報に含まれる撮影予定情報がCR/DR撮影ありであった場合、CR/DR撮影された過去画像のJPEG画像ファイルを前記往診用端末に出力する画像データに含み、
    前記情報取得部は、前記第1情報送信部により送信された往診予定情報を取得し、
    前記記憶制御部は、前記出力制御部により前記患者情報及び前記画像データが出力された後、前記受信記憶部に記憶されている往診時に不要な患者情報及び画像データのみを削除することを特徴とする診療支援システム。
  2. 前記記憶制御部は、前記第1情報設定部により設定された往診予定情報を前記サーバー装置に送信した後、前記受信記憶部に記憶されてから所定期間以上経過した患者情報及び画像データを前記受信記憶部から削除することを特徴とする請求項に記載の診療支援システム。
  3. 前記記憶制御部は、前記第1情報設定部により設定された往診予定情報を前記サーバー装置に送信した後、前記受信記憶部に記憶されているデータ量が所定量以内となるまで古い患者情報及び画像データから順に削除することを特徴とする請求項に記載の診療支援システム。
  4. 前記サーバー装置は、クライアント端末と互いにデータ通信可能に接続され、
    前記クライアント端末は、
    前記往診予定情報を設定する第2情報設定部と、
    前記第2情報設定部により設定された往診予定情報を前記サーバー装置に送信する第2情報送信部と、
    を備え、
    前記情報取得部は、前記第2情報送信部により送信された往診予定情報を取得することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の診療支援システム。
  5. 前記検査予定情報は、往診時の経時差分機能実行の有無を示す経時差分予定情報を含み、
    前記出力制御部は、前記情報取得部により取得された往診予定情報に含まれる経時差分予定情報が経時差分機能実行ありであった場合、過去画像のRAWファイルを前記往診用端末に出力する画像データに含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の診療支援システム。
  6. 前記往診予定情報は、出力先としての往診用端末を識別するための端末識別情報を含み、
    前記出力制御部は、前記情報取得部により取得された往診予定情報に基づいて、前記患者情報及び画像データを前記端末識別情報により識別された前記往診用端末に出力することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の診療支援システム。
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