JP4152284B2 - 診療支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、往診対応の電子カルテ機能を備えたコンピュータシステム(診療支援システム)に関する。往診対応の電子カルテ機能とは、医療機関のデータベースサーバから往診対象患者のカルテを抽出して携行装置(ノートパソコン,PDA等の携帯型のコンピュータ装置)へ複写し、該複写したカルテに対して往診先にて診療情報を入力し、これを、データベースの該当部分に戻す機能である。
高齢化社会の到来に伴い、老人ホーム等の社会福祉施設への定期又は不定期の訪問診療への要望が高まっている。社会福祉施設への訪問診療では、当該施設に入居している各患者のカルテを医療機関から持参して診療情報を入力し、この入力結果を、医療機関の電子カルテに反映させる必要がある。
従来は、電子カルテシステムの往診機能を利用して、訪問先施設の各患者のカルテ入力及びデータベースへの戻しを行っている。即ち、訪問先施設に入居している各患者のカルテをそれぞれデータベースから抽出して携行装置へ複写し、訪問先施設にて各患者毎にカルテを開いてそれぞれ診療情報を入力し、これらをデータベースへ戻している。
訪問先施設に入居している患者を漏れなく調べ、各患者のカルテを漏れなく携行装置へ複写する作業は、煩雑なばかりでなく、多大な注意力を要する。また、訪問先施設にて患者毎にカルテを開き、そして閉じるという作業を繰り返すことは、手間が煩雑なばかりでなく、当該施設内の患者が既定であることを考慮すると、無駄でもある。また、訪問先施設にて入力した各患者の診療情報をデータベースの適宜の部分へそれぞれ記録する作業にも、煩雑な手間を要する。
本発明は、訪問先施設に入居している各患者のカルテを簡単な操作入力により漏れなく確実に抽出して複写できるようにすることを目的とする。また、訪問先施設にて入居している各患者のカルテを自動的に開き、閉じ得るようにすることを目的とする。また、訪問先施設にて入力した各患者の診療情報を、簡単な操作入力によって、データベースの適宜の部分へ戻し得るようにすることを目的とする。
本発明は、下記[1]〜[10]のように構成される。
[1]構成1:
往診先情報を患者に関連つけて持つ患者管理と、カルテを患者に関連つけて持つカルテ管理と、往診情報を患者に関連つけて持つ往診管理と、を有するデータベースと、
前記往診管理の記録中から選択された患者のカルテを前記カルテ管理から抽出して所定の記憶手段に複写するカルテ複写手段と、入力対象として選択された患者のカルテを前記所定の記憶手段から読み出して開くカルテオープン手段と、開いたカルテに入力された診療情報を当該カルテの診療情報として前記所定の記憶手段に記憶する記憶制御手段と、前記所定の記憶手段に記憶された診療情報を前記カルテ管理内の該当するカルテに記録するカルテ記録手段と、を備えた携行装置と、
を有し、
前記データベースは往診先情報が同一である患者を同一の往診グループとして持ち、
前記往診管理は患者又は往診グループに関連つけて往診情報を持ち、
前記往診管理の記録再生を制御する往診情報制御手段は、記録すべき情報として往診情報と患者が入力された場合は当該往診情報に当該患者を関連つけて記録し、往診情報と往診グループが入力された場合は当該往診情報に当該往診グループを関連つけて記録し、
前記カルテ複写手段は、前記往診管理の記録中から往診グループが選択された場合は当該往診グループに属する各患者のカルテを抽出して複写する、
ことを特徴とする診療支援システム。
即ち、構成1では、往診(訪問診療)計画として、患者と往診情報が入力された場合には該患者と該往診情報が関連つけて往診管理に記録され、往診グループと往診情報が入力された場合には該往診グループと該往診情報が関連つけて往診管理に記録される。
また、往診対象として往診グループが選択された場合には、該往診グループに属する各患者のカルテが携行装置の記憶手段に複写される。なお、往診対象として患者が選択された場合には、当然ながら、該患者のカルテが複写される。
往診先情報としては、例えば、患者住所、患者(代表)電話番号等を例示できる。
往診情報としては、例えば、往診予定日、所定期間内の往診予定曜日等を挙げることができる。往診管理に於いて、往診情報は、患者が何れかの往診グループに所属する場合には、該往診グループに関連つけられている。
「往診先情報が同一である患者を同一の往診グループとして持つ」持ち方は、単一のテーブルで持ってもよく、複数のテーブルを連携させて持ってもよい。
[2]構成2:
往診先情報を患者に関連つけて持つ患者管理と、カルテを患者に関連つけて持つカルテ管理と、往診情報を患者に関連つけて持つ往診管理と、を有するデータベースと、
前記往診管理の記録中から選択された患者のカルテを前記カルテ管理から抽出して所定の記憶手段に複写するカルテ複写手段と、入力対象として選択された患者のカルテを前記所定の記憶手段から読み出して開くカルテオープン手段と、開いたカルテに入力された診療情報を当該カルテの診療情報として前記所定の記憶手段に記憶する記憶制御手段と、前記所定の記憶手段に記憶された診療情報を前記カルテ管理内の該当するカルテに記録するカルテ記録手段と、を備えた携行装置と、
を有し、
前記データベースは往診先情報が同一である患者を同一の往診グループとして持ち、
前記往診管理は患者又は往診グループに関連つけて往診情報を持ち、
前記往診管理の記録再生を制御する往診情報制御手段は、往診情報とともに入力された患者が往診グループに属さない場合は当該往診情報に当該患者を関連つけて記録し、往診グループに属する場合は当該往診情報に当該往診グループを関連つけて記録し且つ往診グループと往診情報が同一となるレコードの重複記録を禁止し、
前記カルテ複写手段は、前記往診管理の記録中から選択された患者が往診グループに属する場合は当該往診グループに属する各患者のカルテを抽出して複写する、
ことを特徴とする診療支援システム。
即ち、構成2では、往診計画の入力は患者と往診情報とで行われるが、入力された患者が何れかの往診グループに所属する場合には、当該所属先の往診グループと往診情報とが関連つけて往診管理に記録される。なお、患者が何れの往診グループにも所属しない場合には、当然ながら、当該患者と往診情報とが関連つけて往診管理に記録される。
また、往診対象の選択は患者を選択することにより行われるが、選択された患者が何れかの往診グループに所属する場合には、当該所属先の往診グループに属する他の患者のカルテもそれぞれ携行装置の記憶手段に複写される。
[3]構成3:
前記構成1に於いて、
前記カルテ複写手段は、前記往診管理の記録中から往診グループが選択された場合は当該往診グループに属する各患者のカルテに当該往診グループを関連つけて複写し、
前記カルテオープン手段は、入力対象として往診グループが選択された場合は当該往診グループに属する各患者のカルテを順に開く、
ことを特徴とする診療支援システム。
即ち、構成3では、往診グループに所属する患者のカルテの複写時に当該所属先の往診グループを指す往診グループ情報が関連つけて複写され、その後、往診先にて診療情報入力対象として往診グループが選択されると、当該往診グループ情報が関連つけられている患者のカルテが順に開かれる。この順番は適宜変更可能である。順番の変更は、例えば、後述の実施の形態であれば、グループ管理画面や往診患者画面で行うことができる。
[4]構成4:
前記構成1に於いて、
前記カルテ複写手段は、前記往診管理の記録中から往診グループが選択された場合は当該往診グループに属する各患者のカルテに当該往診グループを関連つけて複写し、
前記カルテオープン手段は、入力対象として選択された患者が往診グループに属する場合は当該往診グループに属する各患者のカルテを順に開く、
ことを特徴とする診療支援システム。
即ち、構成4では、往診グループに所属する患者のカルテの複写時に当該所属先の往診グループを指す往診グループ情報が関連つけて複写され、その後、診療情報入力対象として往診先にて選択された患者が往診グループに属する場合には、当該往診グループが関連つけられている患者のカルテが順に開かれる。この順番は適宜変更可能である。順番の変更は、例えば、後述の実施の形態であれば、グループ管理画面や往診患者画面で行うことができる。
[5]構成5:
前記構成2に於いて、
前記カルテ複写手段は、前記往診管理の記録中から選択された患者が往診グループに属する場合は当該往診グループに属する各患者のカルテに当該往診グループを関連つけて複写し、
前記カルテオープン手段は、入力対象として往診グループが選択された場合は当該往診グループに属する各患者のカルテを順に開く、
ことを特徴とする診療支援システム。
即ち、構成5では、カルテを複写される患者が往診グループに属する場合は当該所属先の往診グループを指す往診グループ情報が当該カルテに関連つけて複写され、その後、往診先にて診療情報入力対象として往診グループが選択されると、当該往診グループに属する患者のカルテが順に開かれる。この順番は適宜変更可能である。順番の変更は、例えば、後述の実施の形態であれば、グループ管理画面や往診患者画面で行うことができる。
[6]構成6:
前記構成2に於いて、
前記カルテ複写手段は、前記往診管理の記録中から選択された患者が往診グループに属する場合は当該往診グループに属する各患者のカルテに当該往診グループを関連つけて複写し、
前記カルテオープン手段は、入力対象として選択された患者が往診グループに属する場合は当該往診グループに属する各患者のカルテを順に開く、
ことを特徴とする診療支援システム。
即ち、構成6では、カルテを複写される患者が往診グループに属する場合は当該所属先の往診グループを指す往診グループ情報が当該カルテに関連つけて複写される。また、診療情報入力対象として往診先にて選択された患者が往診グループに属する場合は、当該往診グループに属する患者のカルテが順に開かれる。この順番は適宜変更可能である。順番の変更は、例えば、後述の実施の形態であれば、グループ管理画面や往診患者画面で行うことができる。
[7]構成7:
前記構成1に於いて、
前記往診情報制御手段は、変更又は削除すべきレコードとして患者が選択された場合は該患者のレコードを変更又は削除し、往診グループが選択された場合は該往診グループのレコードを変更又は削除する、
ことを特徴とする診療支援システム。
即ち、構成7では、往診管理に記録されている内容の変更/削除の対象が、患者毎又は往診グループ毎のレコードである。このため、往診グループに関連つけて往診情報を持つレコードでは、往診グループ単位で変更/削除が行われる。
[8]構成8:
前記構成2に於いて、
前記往診情報制御手段は、変更又は削除すべきレコードとして選択された患者が往診グループに属さない場合は該患者のレコードを変更又は削除し、往診グループに属する場合は該往診グループに属し且つ選択された患者のレコードと同一の往診情報を持つ各患者のレコードを同じく変更又は削除する、
ことを特徴とする診療支援システム。
即ち、構成8では、往診管理に記録されている内容の変更/削除の対象が患者毎のレコードであるが、患者が往診グループに属する場合には、当該往診グループに属する他の患者のレコードも同様に変更/削除される。
[9]構成9:
前記構成1〜8の何れかに於いて、
前記データベースは、グループ名と往診先情報をグループ識別情報に関連つけて持つグループ管理を有し、且つ、前記患者管理にグループ識別情報の項目を持つことにより、往診先情報が同一である患者を同一の往診グループとして持ち、
前記グループ管理の記録再生を制御するグループ情報制御手段は、記録すべき情報としてグループ名と往診先情報が入力された場合は当該グループ名に当該往診先情報を関連つけて記録する、
ことを特徴とする診療支援システム。
[10]構成10:
前記構成9に於いて、
前記患者管理の記録再生を制御する患者情報制御手段は、記録すべき情報として入力された往診先情報が前記グループ管理が持つ何れかのグループの往診先情報と合致する場合は該グループのグループ識別情報を当該入力にかかる往診先情報のレコードのグループ識別情報項目に記録する、
ことを特徴とする診療支援システム。
即ち、構成10では、患者の往診先情報(住所等)が、既存の往診グループの往診先情報と合致する場合は、該患者を該グループのメンバーとする処理が実行される。
前記構成1では、往診(訪問診療)計画として患者と往診情報が入力された場合は該患者と往診情報が関連つけて往診管理に記録され、往診グループと往診情報が入力された場合は該往診グループと往診情報が関連つけて往診管理に記録される。したがって、往診グループを指定することにより、往診(訪問診療)計画を往診グループ単位で一括して登録ずくことができる。
また、往診対象として往診グループが選択された場合は該往診グループに属する各患者のカルテが携行装置の記憶手段へ複写され、患者が選択された場合は該患者のカルテが複写される。したがって、往診グループを選択することにより、当該往診グループに属する各患者のカルテを一括して携行装置へ複写することができる。
前記構成2では、往診(訪問診療)計画として患者と往診情報が入力された場合に於いて該患者が往診グループに所属する場合は、往診情報が当該往診グループに関連つけて往診管理に記録される。したがって、往診グループに所属の患者を指定することにより、往診(訪問診療)計画を往診グループ単位で一括して登録することができる。
また、往診対象として患者が選択された場合に於いて該患者が往診グループに所属する場合は、当該往診グループに所属する各患者のカルテがそれぞれ携行装置の記憶手段へ複写される。したがって、往診グループに所属の患者を選択することにより、当該往診グループに所属の各患者のカルテを一括して携行装置へ複写することができる。
前記構成3では、往診グループに所属する患者のカルテの複写時に当該所属先の往診グループを指す往診グループ情報が関連つけて複写され、その後、往診先にて診療情報入力対象として往診グループが選択されると、当該往診グループ情報が関連つけられている患者のカルテが順に開かれる。したがって、往診グループを選択することにより、当該往診グループに所属の各患者のカルテを順に開くことができる。
前記構成4では、往診グループに所属する患者のカルテの複写時に当該所属先の往診グループを指す往診グループ情報が関連つけて複写される。また、診療情報入力対象として往診先にて選択された患者が往診グループに所属する場合は、当該往診グループを指す往診グループ情報が関連つけられている患者のカルテが順に開かれる。したがって、往診グループに所属の患者を選択することにより、当該往診グループに所属する各患者のカルテを順に開くことができる。
前記構成5では、カルテを複写される患者が往診グループに属する場合は当該所属先の往診グループを指す往診グループ情報が当該カルテに関連つけて複写され、その後、往診先にて診療情報入力対象として往診グループが選択されると、当該往診グループに属する患者のカルテが順に開かれる。したがって、往診グループを選択することにより、当該往診グループに所属の各患者のカルテを順に開くことができる。
前記構成6では、カルテを複写される患者が往診グループに属する場合は当該所属先の往診グループを指す往診グループ情報が当該カルテに関連つけて複写される。また、診療情報入力対象として往診先にて選択された患者が往診グループに属する場合は、当該往診グループに属する患者のカルテが順に開かれる。したがって、往診グループに所属の患者を選択することにより、当該往診グループに所属する各患者のカルテを順に開くことができる。
前記構成7では、往診管理に記録されている内容の変更/削除の対象が、患者毎又は往診グループ毎のレコードである。このため、往診グループに関連つけて往診情報を持つレコードでは、往診グループ単位で変更/削除を行うことができる。
前記構成8では、往診管理に記録されている内容の変更/削除の対象が患者毎のレコードであるが、患者が往診グループに属する場合には、当該往診グループに属する他の患者のレコードも同様に変更/削除される。したがって、往診グループ単位で内容を変更/削除することができる。
前記構成9では、「往診先情報が同一である患者を同一の往診グループとして持つ」持ち方の一具体例を提供することができる。
前記構成10では、患者の往診先情報(住所等)が、既存の何れかの往診グループの往診先情報と合致する場合は、該患者を当該往診グループのメンバーとする処理が実行される。したがって、既登録の往診グループに所属する患者の書誌情報の登録時や、既登録の往診グループに所属するようになった患者の往診先情報の変更時に、該患者を自動的に往診グループのメンバーとして登録することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施の形態の診療支援システムの構成を示すブロック図、図8〜10は図1の医療機関装置(データベースサーバ機能を持つコンピュータ装置)10が有するデータベースを構成するテーブルや、該テーブルから抽出されて携行装置(ノートパソコン等のコンピュータ装置)20のメモリへ複写されるデータの構成を例示する説明図である。携行装置20は、通常は有線及び/又は無線の医療機関内LANを介して医療機関装置10に接続されているが、往診(訪問診療)時には、医療機関内LANから切り離されて、医師により往診(訪問診療)先へ持参される。
図示のように、医療機関装置10が持つデータベースは、診療情報テーブル、患者テーブル、往診管理テーブル、グループテーブル等から構成される。
診療情報テーブルには、図9に示すように、一意の診療情報IDに対応つけて、患者ID、診療日、各種の診療情報(例:処方,検査結果,等)が、診療情報毎に記録されている。この診療情報テーブルは、請求項に記載のカルテ管理に該当する。
患者テーブルには、図8内右上段に示すように、一意の患者IDに対応つけて、患者氏名、グループID、患者住所(往診先情報1)等の患者書誌情報が、患者毎に記録されている。グループIDは、患者が何れかの往診グループに所属する場合における当該所属先の往診グループを指す往診グループ情報である。グループIDの値が「0」の患者は、何れの往診グループにも属さない。患者住所は往診先情報としての機能を持つ。なお、往診先情報としては、他に、例えば、患者の公的な電話番号を採用することもできる。この患者テーブルは、請求項に記載の患者管理に該当する。
往診管理テーブルは往診予定を管理するテーブルであり、図8内下段に示すように、一意の往診管理IDに対応つけて、往診予定日、患者ID、グループID、状態、医師ID、往診区分等の往診管理情報が記録されている。往診予定日は往診情報としての機能を持つ。なお、往診予定日と医師IDを併せて往診情報として機能させてもよい。患者IDとグループIDは、本例では一レコードに何れか一方のみが記録されるが、往診グループ所属の全患者の患者IDを一レコード内に記録可能なデータ構成を採用した場合には、患者IDとグループIDの両者が記録可能となる。本例では、患者IDが「0」のレコードにはグループIDのみが記録され、グループIDが「0」のレコードには患者IDのみが記録される。往診区分には、患者からの電話等の要請に応えて出かける「往診」、患者或いは社会福祉施設からの事前の要請やイベントに応じて不定期に設定される「訪問診療(臨時)」、患者或いは社会福祉施設からの要請や医療機関側での長期の見通しにたって定期的に設定される「訪問診療(計画)」がある。状態は当該レコードの往診予定の現在状態を示し、往診予定が往診管理テーブルに登録されたことを示す「1:受付」、当該レコードに対応する患者又は往診グループ所属の患者群のカルテがデータベースから携行装置へ複写されたことを示す「2:持出し中」、往診先にて当該レコードに対応する患者又は往診グループ所属の患者群のカルテが開かれたことをを示す「3:往診中」、往診先にて開かれた当該レコードに対応する患者又は往診グループ所属の患者群のカルテが再び閉じられたことを示す「4:取込み待ち」、当該レコードに対応する患者又は往診グループ所属の患者群のカルテに対して往診先にて入力した診療情報がデータベースへ取り込まれたが医師の承認前であることを示す「5:未承認」がある。本例では医師によりカルテが承認されると該カルテ又はカルテ群に対応するレコードは削除されるが、「6:承認済み」という状態に進めて記録しておいてもよい。この往診管理テーブルは、請求項の往診管理に該当する。
グループ管理テーブルは往診グループを管理するテーブルであり、図8内左上段に示すように、一意のグループIDに対応つけて、グループ名、グループ住所、メンバー数等が記録されている。グループ住所は、当該往診グループに所属する各患者の患者住所と同一である。往診グループに所属する患者の場合、前述のように、患者テーブルのグループID項目に当該グループのグループIDが記録され、これにより、「往診先情報が同一である患者を同一の往診グループとして持つ」ことが実現されている。メンバー数は、当該グループに所属する患者数である。
画面遷移:
図2は、携行装置20の画面表示の推移を示すフローチャートである。院内モードでの表示は、往診先への携行機能が無い端末装置(医療機関装置10を含み得る医療機関内LANの端末装置)でも可能であるが、以下では、携行装置20での画面表示として説明する。なお、図2内に影付きで示す画面は、往診機能に直接的に関連する画面である。
モード選択画面(G01)で、院内モード又は往診モードを選択する。院内モードは医療機関内LANに接続して使用する場合、往診モードは医療機関内LANから切り離して往診(訪問診療)先へ持参する場合である。
院内モードでは、ログイン画面(G11)にてログインし、メイン画面(G13)にて所望のメニューを選択する。
メイン画面(G13)にて頭書登録を選択すると、図12(a)に一例を示す頭書登録画面(G21)が表示される。頭書登録画面は、新規患者の書誌情報を患者テーブルの新規レコードに登録するための画面である。
頭書登録画面にて「メンバー登録ボタン」を押下すると、図12(b)に一例を示すメンバー登録画面(G23)が表示される。メンバー登録画面は、新規登録中の患者の所属先往診グループを既存の往診グループ中から選択するための画面である。メンバー登録画面にて「登録ボタン」を押下すると頭書登録画面(G21)に戻り、メンバー登録画面で登録した当該患者の所属先往診グループのグループ名が「グループ欄」に表示される。
頭書登録画面内の「OKボタン」の押下により、頭書登録画面での各入力データがデータベース内の患者テーブルに記録される。また、メンバー登録画面にて所属先の往診グループが入力されていた場合は、データベース内のグループテーブルの当該往診グループのメンバー数が更新される。
以上の処理を、図6に示す。なお、図6では、「キャンセルボタン」押下時のような周知の画面遷移については記載を省略している。
前記メイン画面(G13)にて患者検索を選択すると、図13(a)(b)に例示する患者検索画面(G31)が表示される。図13(a)は患者検索の場合の画面例、(b)は往診グループ検索の場合の画面例である。即ち、本システムでは、患者を検索できるばかりでなく、往診グループを直接検索することもできる。
患者検索画面にて「グループ管理ボタン」を押下すると、図14(a)に一例を示すグループ管理画面(G51)が表示される。
また、グループ管理画面にて「新規作成ボタン」を押下すると、図14(b)に一例を示すグループ新規作成画面(G61)が表示されて、往診グループの新規登録が可能となる。また、グループ管理画面にて患者又は往診グループを選択して「編集ボタン」を押下すると、図15(a)に一例を示すグループ編集画面(G63)が表示され、当該選択した患者又は往診グループのデータの編集(修正)が可能となる。また、グループ管理画面にて往診グループを選択して「追加ボタン」を押下すると、図15(b)に一例を示すメンバー追加画面(G65)が表示され、当該選択した往診グループへ患者を追加することが可能となる。
グループ新規作成画面(G61)、グループ編集画面(G63)、又は、メンバー追加画面(G65)で「OKボタン」を押下すると、グループ管理画面(G51)に戻る。
また、グループ管理画面での「OKボタン」の押下により、グループ管理画面、グループ新規作成画面、グループ編集画面、メンバー追加画面での入力結果が、データベース内の該当するテーブルへそれぞれ記録される。
以上の処理を、図7に示す。なお、図7では、「キャンセルボタン」押下時のような周知の画面遷移や、「削除ボタン」押下時に選択されているレコードを削除するような周知の処理については、記載を省略している。
一方、前記患者検索画面にて患者又は往診グループを選択して「往診受付ボタン」を押下すると、図16(a)(b)に一例を示す往診受付画面(G53)が表示される。図16(a)は選択した患者の往診(訪問診療)予定を新規登録する画面例、(b)は選択した往診グループの訪問診療(往診)予定を新規登録する画面例である。なお、この往診受付画面は、後述の往診患者画面(G41)にて「確認モード」を選択した場合にも表示される。この場合の往診受付画面は、往診患者画面にて選択した患者又は往診グループの既登録の往診(訪問診療)予定を修正するための画面である。
往診受付画面での処理の詳細は、図3を参照して後述する。
往診受付画面で「OKボタン」を押下すると、該往診受付画面で入力/修正した各データがデータベース内の往診管理テーブルの該当欄にそれぞれ記録/更新される。
前記メイン画面(G13)にて往診患者を選択すると、図17(a)に一例を示す往診患者画面(G41)が表示される。往診患者画面では、持出し、取込み、確認、取消、という4つのモードが選択される。
持出しモードは、往診管理テーブルに登録されている往診予定から選択した患者又は往診グループ所属患者群のカルテを携行装置20へ複写するモードである。
取込みモードは、往診先にて携行装置20に入力した診療情報を、データベース内の該当箇所へ記録するモードである。
確認モードは、往診管理テーブルに登録されている中から選択した往診予定を往診受付画面で修正するモードである。
取消モードは、往診管理テーブルに登録されている中から選択した往診予定を削除するモードである。
院内モードの往診患者画面での処理の詳細は、図4を参照して後述する。
往診モードでは、ログイン画面(G71)にてログインし、メイン画面(G73)にて所望のメニューを選択する。
メイン画面(G73)にて往診患者を選択すると、往診モードでの往診患者画面(G81)が表示される。往診モードの往診患者画面では、図17(b)に示す状態遷移図から明らかなように、院内モードの往診患者画面の持出しモードで選択されたレコードのデータのみが表示される。
往診モードの往診患者画面での処理の詳細は、図5を参照して後述する。
往診受付画面(G53)での処理:
図3を参照して説明する。
往診受付画面は、患者検索画面で往診受付ボタンを押下することにより、又は、往診患者画面で確認モードを選択することにより、表示される(S01)。
患者検索画面から開かれた場合は新規登録の場合であり、各入力欄にはデフォルト(例:空欄)が初期表示される(S05)。なお、直前の患者検索画面にて患者又は往診グループが選択されていた場合、患者又は往診グループのデータとしては、当該選択された患者又は往診グループのデータが初期表示される(S05)。
一方、往診患者画面から開かれた場合は既登録データの修正の場合であり、各入力欄には、直前の往診患者画面にて選択された患者又は往診グループの既登録の各データがそれぞれ初期表示される(S07)。
往診受付画面で所要の往診情報が入力されると(S09でYES)、当該往診受付画面が、患者検索画面から開かれた画面であるか、又は、往診患者画面から開かれた画面であるか、チェックされる(S11)。
その結果、患者検索画面から開かれた場合は新規登録の場合であるため、データベース内の往診管理テーブルに新規レコードを作成して、該新規レコードに上記の入力データをそれぞれ記録する(S13)。また、該レコードの状態を「1:受付」に設定する。(S15)。その後、次入力(次の新規登録)がある場合はステップS09に戻り、次の新規入力を待機する。また、次入力が無い場合は、処理を終了する。
一方、往診患者画面から開かれた場合は既登録データの修正であるため、当該既登録のレコードのデータを、上記の入力データで更新する(S17)。また、該レコードの状態を「1:受付」に設定して(S19)、往診患者画面の「次選択チェック(S51;詳細は後述)へ進む。
往診患者画面(G41;院内モード)での処理:
図4を参照して説明する。
往診患者画面(G41)は、院内モードにて、メイン画面のメニュー中から往診患者を選択することにより表示される(S31)。
まず、モードをチェックする(S33)。
その結果、持出しモード、確認モード、取消モードの何れかである場合は、データベース内往診管理テーブルの該当日のレコードを全て表示する(S35)。例えば、該当日が2003年9月13日の場合であれば、往診管理IDが1501〜1504の4レコードのデータ等が該当するため、図11に例示するように表示する。
一方、モードが取込みモードの場合は、当該携行装置がデータベースから持出して往診先にて必要に応じて診療情報を入力したカルテに対応する患者又は患者群(往診グループの場合)に対応する各レコードを全て表示する(S37)。
次に、往診患者画面にて患者又は往診グループが選択されると(S39でYES)、モードをチェックする(S41)。
その結果、持出しモードの場合は、当該選択患者の診療情報及び患者情報、又は、当該選択往診グループに所属の各患者の診療情報及び患者情報を、当該携行装置のメモリに複写する(S43)。また、当該選択レコードの状態を「2:持出し中」に設定して(S45)、次選択の有無をチェックし、次選択が有る場合は(S51でYES)ステップS39へ戻り、無い場合は(S51でNO)処理を終了する。
前記ステップS41でのチェックの結果、取込みモードの場合は、当該選択患者の往診先にて入力した診療情報、又は、当該選択往診グループに所属の各患者の往診先にて入力した各診療情報を、データベース内診療情報テーブルに新規レコードを作成して、それぞれ記録する(S47)。また、当該選択レコードの状態を「5:未承認」に設定して(S49)、次選択の有無をチェックし、次選択が有る場合は(S51でYES)ステップS39へ戻り、無い場合は(S51でNO)処理を終了する。
前記ステップS41でのチェックの結果、取消モードの場合は、当該選択患者又は選択往診グループのレコードを往診管理テーブルから削除する(S53)。
また、前記ステップS41でのチェックの結果、確認モードの場合は、前述の往診受付画面を開き、前述(図3)のように処理を行う。
往診患者画面(G81;往診モード)での処理:
図5を参照して説明する。
往診患者画面(G81)は、往診モードにて、メイン画面のメニュー中から往診患者を選択することにより表示される(S61)。
まず、当該携行装置がデータベースから持出したカルテに対応する患者又は患者群(往診グループの場合)に対応するレコードのデータを表示する(S63)。
次に、往診患者画面にて患者又は往診グループが選択されると(S65でYES)、患者が選択されたか、往診グループが選択されたかをチェックする(S67)。
その結果、患者が選択された場合は、当該選択患者のカルテを開き(S71)、該カルテへの入力を待機する(S73)。例えば、公知の診療情報入力画面を開く。また、このレコードの状態を「3:往診中」に設定する(S73)。
当該カルテに入力したデータが例えば「公知の診療情報画面内のOKボタン」の押下等により当該携行装置のメモリに保存されると(S75でYES)、当該患者のレコードの状態を「4:取込み待ち」に設定し(S77)、次選択の有無をチェックし、次に選択すべき患者又は往診グループが有る場合は(S99でYES)ステップS65に戻り、無い場合は(S99でNO)、当該往診患者画面での処理を終了する。
前記ステップS67でのチェックの結果、往診グループが選択された場合は、当該往診グループに所属の患者i(第i番目の患者;i=1〜当該往診グループのメンバー数)のカルテを開き(S81)、当該開いたカルテへの入力を例えば公知の診療情報入力画面にて待機し(S83)、当該往診グループのレコードの状態を「3:往診中」に設定し(S83)、当該カルテに入力したデータが例えば「公知の診療情報画面内のOKボタン」の押下等により当該携行装置のメモリに保存されると(S85でYES)、iをインクリメントし(S87)、当該往診グループに所属の患者全てのカルテを開いたか否かチェックし、未処理の患者が存在する場合は(S89でNO)、ステップS81へ戻り上述の処理を繰り返し、全て処理を終えた場合は(S89でYES)、当該往診グループのレコードの状態を「4:取込み待ち」に設定し(S91)、次選択の有無をチェックし、次に選択すべき患者又は往診グループが有る場合は(S99でYES)ステップS65に戻り、無い場合は(S99でNO)、当該往診患者画面での処理を終了する。なお、上記ステップS81〜S89の繰り返しによりカルテを開く際の順番は、予め変更可能である。この順番の変更は、例えば、グループ管理画面や往診患者画面で行うことができる。
上述のシステム例では、往診患者画面に往診予定が登録されている患者及び往診グループを表示し、往診グループが選択された場合は当該往診グループに所属する各患者のカルテ各々に対して、携行装置への複写/携行装置での診療情報入力/携行装置からデータベースへの診療情報の取込み、等の処理を行う。
このような処理に代えて、又は、このような処理と選択により切換可能に、往診患者画面には往診予定が登録されている患者及び往診予定が登録されている往診グループに所属する各患者を表示し、患者が選択されると、当該選択患者が往診グループに所属するか否かチェックして、所属する場合には、当該所属先の往診グループにに所属する各患者のカルテ各々に対して、携行装置への複写/携行装置での診療情報入力/携行装置からデータベースへの診療情報の取込み、等の処理を行うようにしてもよい。
実施の形態のシステム構成を示すブロック図。 実施の形態のシステムを構成する装置(携行装置等)の画面表示の遷移を示すフローチャート。 往診受付画面G53での処理手順を示すフローチャート。 往診患者画面(院内モード)G41での処理手順を示すフローチャート。 往診患者画面(往診モード)G81での処理手順を示すフローチャート。 頭書登録中の患者を往診グループに登録する手順を示すフローチャート。 往診グループの登録手順、既登録の往診グループ情報の修正手順、往診グループへのメンバーの追加手順を示すフローチャート。 医療機関装置10が持つデータベースを構成するグループテーブル、患者テーブル、往診管理テーブルの構成例を示す説明図。 医療機関装置10が持つデータベースを構成する診療情報テーブルの構成例を示す説明図。 医療機関装置10が持つデータベースから携行装置20のメモリへ複写した診療情報を例示する説明図と、携行装置20で開いたカルテに入力された診療情報を示す説明図。 図8の往診管理テーブル、グループテーブル、及び患者テーブルに基づいて、院内モードでの往診管理テーブルの表示例を示す説明図。 頭書登録画面を例示する説明図(a)と、頭書登録画面から開かれるメンバー登録画面を例示する説明図(b)。 患者検索モードの患者検索画面を例示する説明図(a)と、グループ検索モードの患者検索画面を例示する説明図(b)。 グループ管理画面を例示する説明図(a)と、グループ管理画面から開かれるグループ新規作成画面を例示する説明図(b)。 グループ管理画面から開かれるグループ編集画面(a)と、グループ管理画面から開かれるメンバー追加画面を例示する説明図。 患者モードの往診受付画面を例示する説明図(a)と、グループモードの往診受付画面を例示する説明図(b)。 往診患者画面を例示する説明図(a)と、往診受付されたレコード(患者/往診グループ別、且つ、訪問日別のレコード)の状態遷移を示す説明図。
符号の説明
10 医療機関装置
20 携行装置

Claims (10)

  1. 往診先情報を患者に関連つけて持つ患者管理と、カルテを患者に関連つけて持つカルテ管理と、往診情報を患者に関連つけて持つ往診管理と、を有するデータベースと、
    前記往診管理の記録中から選択された患者のカルテを前記カルテ管理から抽出して所定の記憶手段に複写するカルテ複写手段と、入力対象として選択された患者のカルテを前記所定の記憶手段から読み出して開くカルテオープン手段と、開いたカルテに入力された診療情報を当該カルテの診療情報として前記所定の記憶手段に記憶する記憶制御手段と、前記所定の記憶手段に記憶された診療情報を前記カルテ管理内の該当するカルテに記録するカルテ記録手段と、を備えた携行装置と、
    を有し、
    前記データベースは往診先情報が同一である患者を同一の往診グループとして持ち、
    前記往診管理は患者又は往診グループに関連つけて往診情報を持ち、
    前記往診管理の記録再生を制御する往診情報制御手段は、記録すべき情報として往診情報と患者が入力された場合は当該往診情報に当該患者を関連つけて記録し、往診情報と往診グループが入力された場合は当該往診情報に当該往診グループを関連つけて記録し、
    前記カルテ複写手段は、前記往診管理の記録中から往診グループが選択された場合は当該往診グループに属する各患者のカルテを抽出して複写する、
    ことを特徴とする診療支援システム。
  2. 往診先情報を患者に関連つけて持つ患者管理と、カルテを患者に関連つけて持つカルテ管理と、往診情報を患者に関連つけて持つ往診管理と、を有するデータベースと、
    前記往診管理の記録中から選択された患者のカルテを前記カルテ管理から抽出して所定の記憶手段に複写するカルテ複写手段と、入力対象として選択された患者のカルテを前記所定の記憶手段から読み出して開くカルテオープン手段と、開いたカルテに入力された診療情報を当該カルテの診療情報として前記所定の記憶手段に記憶する記憶制御手段と、前記所定の記憶手段に記憶された診療情報を前記カルテ管理内の該当するカルテに記録するカルテ記録手段と、を備えた携行装置と、
    を有し、
    前記データベースは往診先情報が同一である患者を同一の往診グループとして持ち、
    前記往診管理は患者又は往診グループに関連つけて往診情報を持ち、
    前記往診管理の記録再生を制御する往診情報制御手段は、往診情報とともに入力された患者が往診グループに属さない場合は当該往診情報に当該患者を関連つけて記録し、往診グループに属する場合は当該往診情報に当該往診グループを関連つけて記録し且つ往診グループと往診情報が同一となるレコードの重複記録を禁止し、
    前記カルテ複写手段は、前記往診管理の記録中から選択された患者が往診グループに属する場合は当該往診グループに属する各患者のカルテを抽出して複写する、
    ことを特徴とする診療支援システム。
  3. 請求項1に於いて、
    前記カルテ複写手段は、前記往診管理の記録中から往診グループが選択された場合は当該往診グループに属する各患者のカルテに当該往診グループを関連つけて複写し、
    前記カルテオープン手段は、入力対象として往診グループが選択された場合は当該往診グループに属する各患者のカルテを順に開く、
    ことを特徴とする診療支援システム。
  4. 請求項1に於いて、
    前記カルテ複写手段は、前記往診管理の記録中から往診グループが選択された場合は当該往診グループに属する各患者のカルテに当該往診グループを関連つけて複写し、
    前記カルテオープン手段は、入力対象として選択された患者が往診グループに属する場合は当該往診グループに属する各患者のカルテを順に開く、
    ことを特徴とする診療支援システム。
  5. 請求項2に於いて、
    前記カルテ複写手段は、前記往診管理の記録中から選択された患者が往診グループに属する場合は当該往診グループに属する各患者のカルテに当該往診グループを関連つけて複写し、
    前記カルテオープン手段は、入力対象として往診グループが選択された場合は当該往診グループに属する各患者のカルテを順に開く、
    ことを特徴とする診療支援システム。
  6. 請求項2に於いて、
    前記カルテ複写手段は、前記往診管理の記録中から選択された患者が往診グループに属する場合は当該往診グループに属する各患者のカルテに当該往診グループを関連つけて複写し、
    前記カルテオープン手段は、入力対象として選択された患者が往診グループに属する場合は当該往診グループに属する各患者のカルテを順に開く、
    ことを特徴とする診療支援システム。
  7. 請求項1に於いて、
    前記往診情報制御手段は、変更又は削除すべきレコードとして患者が選択された場合は該患者のレコードを変更又は削除し、往診グループが選択された場合は該往診グループのレコードを変更又は削除する、
    ことを特徴とする診療支援システム。
  8. 請求項2に於いて、
    前記往診情報制御手段は、変更又は削除すべきレコードとして選択された患者が往診グループに属さない場合は該患者のレコードを変更又は削除し、往診グループに属する場合は該往診グループに属し且つ選択された患者のレコードと同一の往診情報を持つ各患者のレコードを同じく変更又は削除する、
    ことを特徴とする診療支援システム。
  9. 請求項1〜請求項8の何れかに於いて、
    前記データベースは、グループ名と往診先情報をグループ識別情報に関連つけて持つグループ管理を有し、且つ、前記患者管理にグループ識別情報の項目を持つことにより、往診先情報が同一である患者を同一の往診グループとして持ち、
    前記グループ管理の記録再生を制御するグループ情報制御手段は、記録すべき情報としてグループ名と往診先情報が入力された場合は当該グループ名に当該往診先情報を関連つけて記録する、
    ことを特徴とする診療支援システム。
  10. 請求項9に於いて、
    前記患者管理の記録再生を制御する患者情報制御手段は、記録すべき情報として入力された往診先情報が前記グループ管理が持つ何れかのグループの往診先情報と合致する場合は該グループのグループ識別情報を当該入力にかかる往診先情報のレコードのグループ識別情報項目に記録する、
    ことを特徴とする診療支援システム。
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