JP3657228B2 - 教育・保育機関における情報の処理方法、処理装置及び処理プログラム - Google Patents

教育・保育機関における情報の処理方法、処理装置及び処理プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、幼稚園や保育園等の教育・保育機関における情報の処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開平5−189408号公報には、幼稚園や学校に通う園児や生徒の保護者が学校等への連絡手段としてファクシミリを用いる技術が開示されている。保護者から学校等にファクシミリで欠席とその理由と連絡事項とを含む連絡用紙を送信し、学校等に設置された連絡自動受付け装置は受信した連絡用紙の内容を認識し、欠席者とその理由をクラス分けして一覧表を作成する。また、連絡自動受付け装置は、先生からの連絡入力を受け付けて、欠席者の家庭に連絡用紙を自動的に送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この公報記載の技術によれば保護者と学校等の連絡作業を省力化できるが、幼稚園や保育園等の教育・保育機関における様々な業務、例えば、連絡帳の一貫管理、給食数の管理、幼稚園等の送迎バスの運行管理、先生のスケジュール管理、保護者の連絡先管理、アルバム作成などの効率化・省力化については何ら考慮されていない。
【0004】
また本発明の他の目的は、保護者の連絡先管理を可能にする情報処理技術を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様に係る、教育・保育機関における情報の処理方法は、教育・保育機関における端末から子供の保護者の連絡先情報を要求する連絡先要求情報を受信する受信ステップと、連絡先要求情報に該当する子供の保護者の所定の日付の連絡先情報を、各子供の保護者の連絡先情報を日付に関連付けて記憶する連絡先情報記憶手段より抽出する抽出ステップと、抽出ステップにおいて抽出された連絡先情報を教育・保育機関における端末に送信する送信ステップとを含む。
【0006】
また、上で述べた抽出ステップにおいて、教育・保育機関における端末のログインIDに対応するクラスに該当する子供の保護者の連絡先情報を、連絡先情報記憶手段より抽出するような構成であってもよい。
【0007】
さらに、上で述べた所定の日付が、抽出ステップの処理時点の日付であるような構成であってもよい。
【0008】
また、上で述べた連絡先情報記憶手段が、各子供の保護者の連絡先情報を時間に関連付けて記憶しており、上で述べた抽出ステップにおいて、所定の時間における、子供の保護者の連絡先情報を、連絡先情報記憶手段より抽出するような構成であってもよい。
【0009】
さらに、上で述べた所定の時間が、抽出ステップの処理時点の時間であるような構成であってもよい。
【0010】
本発明の第2の態様に係る、教育・保育機関における子供に関する情報の処理方法は、保護者が操作する端末に対して、当該保護者の子供に関して出欠の登録のための画面情報を送信するステップと、保護者から出欠の情報を受信した場合には、当該保護者の子供に対応して出欠の情報を記憶装置に格納するステップと、保護者が操作する端末からの要求に応じて、時間帯及び当該保護者の連絡先電話番号の登録のための画面情報を送信するステップと、保護者から時間帯及び連絡先電話番号の情報を受信した場合には、当該保護者の子供に対応して時間帯及び連絡先電話番号を記憶装置に格納するステップと、教育・保育機関における端末からの要求に応じて、各子供に関して当該要求の時刻に対応する連絡先電話番号と出欠の情報とを記憶装置から抽出して、送信するステップとを含む。
【0011】
これにより保護者の連絡先電話番号が時間によって変化する場合であっても、幼稚園等ではその時々に合わせた連絡先電話番号を取得することができるようになる。よって連絡不通を防止できる。また、例えばクラス毎に各子供の出欠の情報と連絡先電話番号とを取得できるようにすれば、クラス内の園児管理が効率的になる。
【0012】
本発明の第3の態様に係る、教育・保育機関における子供に関する情報の処理方法は、保護者が操作する端末に対して、当該保護者の子供に関して出欠の登録のための画面情報を送信するステップと、保護者から出欠の情報を受信した場合には、当該保護者の子供に対応して出欠の情報を記憶装置に格納するステップと、教育・保育機関における端末からの送迎情報要求に応じて、記憶装置に格納された出欠の情報を用いて、特定の日における送迎対象者及び送迎場所についての情報を送信するステップとを含む。これにより幼稚園等の送迎バスの運行管理が効率化される。また、子供が欠席する場合において保護者の負担も軽減される。
【0013】
本発明の第4の態様に係る、教育・保育機関における子供に関する情報の処理方法は、保護者が操作する端末に対して、当該保護者の子供に関して出欠と給食の要否との登録のための画面情報を送信するステップと、保護者からの出欠の情報と給食の要否の情報とを受信した場合には、当該保護者の子供に対応して出欠の情報と給食の要否の情報とを記憶装置に格納するステップと、教育・保育機関における端末からの要求に応じて、記憶装置に格納された給食の要否の情報(出欠の情報をも参照する場合もある)に基づき、クラス毎に給食の必要数を集計するステップとを含む。
【0014】
出欠のみにより給食数を集計してもよいし、別途入力される給食の要否の情報を用いて集計してもよい。また、欠席の場合には自動的に給食不要に設定されるようにすれば、入力漏れを防ぐことができる。そして、給食関係者に、電子メールやFAX、給食関係者向け掲示板などによりクラス毎の給食必要数を通知すれば、より業務効率化を図ることができる。
【0015】
本発明の第5の態様に係る、教育・保育機関における子供に関する情報の処理方法は、保護者が操作する端末に対して、当該保護者の子供に関して出欠と延長保育の要否との登録のための画面情報を送信するステップと、保護者からの出欠の情報と延長保育の要否の情報とを受信した場合には、当該保護者の子供に対応して出欠の情報と延長保育の要否の情報とを記憶装置に格納するステップと、教育・保育機関における端末からの要求に応じて、記憶装置に格納されたクラス毎の延長保育の要否の情報を用いて、延長保育の対象者を集計するステップと、集計結果を用いて、先生のスケジューリングを行うステップとを含む。これにより、延長保育についての先生のスケジューリングを効率的に行うことができる。幼稚園等では計画的な人員配置を行うことができるようになる。なお、出欠の情報を用いて通常の保育時間についてもスケジューリングするようにしてもよい。さらに、先生の個人スケジュールを参照するような構成でもよい。
【0016】
本発明の第6の態様に係る、教育・保育機関における子供に関する情報の処理方法は、保護者が操作する端末から当該保護者の子供に関する出欠の情報と連絡事項の情報とを受信した場合(同時の場合も別々の場合もある)には、当該保護者の子供に対応して出欠の情報と連絡事項の情報とを連絡帳記憶部に格納するステップと、教育・保育機関からの入力に応じて、子供毎に先生からの連絡事項の情報を連絡帳記憶部に格納するステップと、保護者が操作する端末からの要求に応じて、教育・保育機関が撮影したイベント関連写真の情報を送信するステップと、保護者が操作する端末から写真の選択入力を受信することに応じて、選択されたイベント関連写真に関する情報を当該子供のイベント関連写真記憶部に格納するステップと、保護者が操作する端末からの要求に応じて、連絡帳記憶部とイベント関連写真記憶部に格納された情報を用いてアルバム・データを作成するデータ作成ステップとを含む。子供毎に個別のアルバムを作成することができるようになり、幼稚園等ではアルバム作成作業の省力化が図れる。
【0017】
なお、上で述べたような情報処理方法を、通常のコンピュータとプログラムの組み合せ(情報処理装置)にて実施することができ、当該プログラムは、例えばフロッピーディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、処理途中の中間的なデータは、コンピュータのメインメモリなどの記憶装置に格納される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施の形態に係るシステム概要を示す。コンピュータ・ネットワークであるインターネット1には、幼稚園等に通う園児の保護者が操作し、ウェブ(Web)ブラウザを実行することができる複数の保護者端末3と、同じく保護者が操作し、Webブラウザを実行することができる複数の保護者携帯電話機5と、幼稚園等に設置され且つWebブラウザや電子メール・プログラムを実行可能な複数の幼稚園端末7と、本実施の形態において幼稚園等や保護者に対して情報処理を実施するサーバ9と、幼稚園等が給食業務を委託している給食センタ101に設置され且つWebブラウザを実行可能な給食関係者端末11とが接続されている。なお、幼稚園等は保育園や学校であってもよい。また、給食センタ101ではなく、幼稚園等の中に設けられた給食室等であってもよい。さらに、幼稚園等が自らサーバ9を管理運営するような形態であってもよいし、ASP(Application Service Provider)における幼稚園等向けのサービスとして提供されるものであっても良い。なお、サーバ、端末の数については特に制限はない。
【0019】
サーバ9は、園児の保護者と先生との連絡情報を格納するためにクラス毎に設けられる連絡帳データベース(DB)91と、幼稚園等の送迎バスの順路などの情報を格納する園バス順路DB92と、運動会や延長保育実施日などの行事日程についての情報を格納する行事日程DB93と、園児の記念アルバムを作成するための情報を格納するアルバム作成用DB95と、園児のID・氏名・住所・保護者名等を格納する園児個人情報DB96と、園児の保護者の連絡先の情報を格納するためにクラス毎に設けられる連絡先DB97と、幼稚園等の送迎バスの送迎対象園児及び送迎場所についての情報を格納する送迎園児名簿DB98とを管理している。また、サーバ9はWebサーバ機能及びメール・サーバ機能を有している。さらに、サーバ9は、公衆回線網13に接続されており、例えば給食センタ101に設置され且つ公衆回線網13に接続されているFAX機15にFAXを送信することができるようになっている。
【0020】
次に図2乃至図53を用いて図1に示したシステムの動作を説明する。最初に図2乃至図10を用いて保護者が連絡帳に入力を行う場面についての処理を説明する。保護者は、保護者端末3(又は保護者携帯電話機5)を操作して幼稚園保護者のホームページにアクセスする(図2:ステップS1)。そうすると、サーバ9はID及びパスワードの入力要求を当該保護者端末3に送信する(ステップS3)。保護者端末3は、ID及びパスワードの入力要求を受信して入力画面を表示し(ステップS5)、保護者にID及びパスワードの入力を促す。ID及びパスワードが保護者端末3に入力されると、この入力されたID及びパスワードをサーバ9に送信する(ステップS7)。
【0021】
サーバ9は、保護者端末3からID及びパスワードを受信すると保護者認証処理を実施する(ステップS9)。例えば、園児個人情報DB96にID及びパスワードを格納しておき、受信したID及びパスワードの対と、園児個人情報DB96に格納されているID及びパスワードの対とを比較して、正しいか判断する。正しくない場合には、幼稚園保護者のホームページへのアクセスを拒否する通知を当該保護者端末3に送信する。一方、正しいと判断された場合には、サーバ9はメインメニュー画面情報を保護者端末3に送信する(ステップS11)。保護者端末3は、メインメニュー画面情報を受信して表示装置に表示する(ステップS13)。
【0022】
このメインメニュー画面の一例を図3に示す。図3の上部には、幼稚園等からの一般的なお知らせに関するWebページへのリンクである「園からのお知らせ」と、行事日程DB93に格納されている運動会などのイベントの日程表に関するWebページへのリンクである「イベント日程」と、イベント等についての先生からの報告に関するWebページへのリンクである「イベント報告」と、住所変更などの各種幼稚園等への届出を行うためのWebページへのリンクである「各種申請」と、本実施の形態において主要な機能である連絡帳のためのWebページへのリンクである「連絡帳」と、保護者間の意見交換などを行うための会議室Webページへのリンクである「電子会議室」と、園児の工作などの作品の写真等を含むWebページへのリンクである「クラス作品展」と、後に説明する電子アルバム作成のためのWebページへのリンクである「アルバム作成」と、体操服などの各種物品の販売に関するWebページへのリンクである「購入申し込み」とが示されている。
【0023】
図2に戻ってここでは連絡帳への入力場面であるから、保護者はメインメニュー画面において「連絡帳」をクリックする。そうすると、保護者端末3は、サーバ9に「連絡帳」が選択されたことを送信する(ステップS15)。サーバ9は、保護者端末3から「連絡帳」が選択されたことを受信すると(ステップS17)、ログイン時のIDに係る園児の連絡帳データを連絡帳DB91から抽出し、当該園児用の連絡帳画面情報を作成し、保護者端末3に送信する(ステップS19)。保護者端末3は、サーバ9から連絡帳画面情報を受信して表示する(ステップS21)。なお、以下の処理は端子A及びBにて他の図面に移行する。
【0024】
図4に連絡帳画面の一例を示す。上部については図3と同じでメニュー一覧が含まれる。連絡帳の見出しの下には、園児の名前と、日付を変更するためのボタン群と、連絡帳のテーブルが示されている。この連絡帳のテーブルには、日毎に、保護者から先生への連絡事項の欄400と、幼稚園等の先生が入力する先生からのアドバイス表示欄402と、出欠の別を入力するためのボタンが用意されている出欠欄404と、給食の要否を入力するためのボタンが用意されている給食欄406と、今日の連絡先を表示する連絡先表示欄408と、延長保育の要否を入力するためのボタンが用意されている延長保育欄410とが含まれる。
【0025】
保護者は、連絡事項を入力したい場合には、「連絡事項」部分をクリックするか、入力した日付の※印をクリックする。そうすると連絡事項入力画面を呼び出すことができる。なお、連絡事項の欄400に直接入力できるような態様とすることも可能である。出欠欄404に設けられた「○」のボタンを押すと「×」表示となり、欠席が設定される。給食欄406に設けられた「要」のボタンを押すと「否」表示となり、給食不要が設定される。但し、出欠欄404に欠席が設定されると自動的に給食不要が設定されるような態様も可能である。今日の連絡先については後に説明するが、「今日の連絡先」部分をクリックするとその日の連絡先を設定するための画面を呼び出すことができる。なお、連絡先欄408に直接入力できるような態様とすることも可能である。延長保育欄410に設けられた「する」のボタンを押すと「しない」表示となり、延長保育不要が設定される。給食と同じように出欠欄404に欠席が設定されると自動的に延長保育を「しない」という設定になるような態様も可能である。
【0026】
連絡帳では、幼稚園等が休みの日には出欠などの設定ができないようにしておいたり、予め「×」表示されているような態様、給食のない日には給食の要否を設定できないようにしておいたり、予め「否」表示しておくような態様、延長保育を実施しない日には延長保育の要否を設定できないようにしたり、延長保育を「しない」表示にしておくような態様も可能である。また、ボタンを押した時点でサーバ9に設定情報を送信するような構成であってもよいし、図4の連絡帳画面の下部に設けた送信ボタンを押した場合に、連絡帳画面で設定された情報がサーバ9に送信されるような構成であってもよい。なお、キャンセルボタンが押されると連絡帳への入力がキャンセルされる。
【0027】
図4のような表示を行うための情報を格納した連絡帳DB91の一例を図5に示す。連絡帳DB91には、園児番号と、日付、保護者一言連絡事項、保護者詳細連絡事項、先生一言アドバイス、先生詳細アドバイス、出欠フラグ、給食フラグ、延長保育フラグの欄が設けられている。なお、保護者一言連絡事項が先生の連絡帳表示画面に表示され、その一言をクリックすると保護者詳細連絡事項が表示されるようになっている。また、先生一言アドバイスが図4に示す先生からのアドバイス表示欄402に表示され、その先生からの一言アドバイスをクリックすると先生詳細アドバイスが表示される。出欠フラグのfalseは欠席、trueは出席を意味する。給食フラグのfalseは不要、trueは要を意味する。延長保育フラグのfalseは不要、trueは要を意味する。なお、図4の連絡帳画面に含まれる今日の連絡先については連絡先DB97の情報が用いられる。なお、図4に示される今日の連絡先については園児個人情報DB96のデフォルトの情報を用いても良い。
【0028】
図2の処理に続き、図4のような連絡帳画面表示に従って、保護者は出欠・給食の要否・延長保育の要否を設定する。そして、保護者端末3は、サーバ9に、日毎に設定された出欠・給食の要否・延長保育の要否の情報を送信する(図6:ステップS23)。これに対してサーバ9は、日毎に設定された出欠・給食の要否・延長保育の要否の情報を受信して(ステップS25)、ログイン時のIDに対応して出欠・給食の要否・延長保育の要否の情報を連絡帳DB91に格納する(ステップS27)。なお、園児のID及び日付で新規か更新かの判定を行い、新規の場合には連絡帳DB91(図5)の新たな行に入力情報を格納する。一方、更新の場合には既に格納されている行の情報を更新する。
【0029】
そして、サーバ9は、メインメニュー画面情報(図3)を保護者端末3に送信する(ステップS29)。これに対して保護者端末3はメインメニュー画面情報(図3)を受信して表示する(ステップS31)。
【0030】
図4のような連絡帳画面表示が行われている場面において、先生への連絡事項を入力する場合の処理を図7を用いて説明する。保護者は、先生への連絡事項を入力する場合には、入力すべき日の「※」印をクリックするか、図4の「連絡事項」の部分をクリックする。そうすると、保護者端末3は、サーバ9に、先生への連絡事項の入力が選択されたことを送信する(ステップS33)。なお、指定の日付の情報を合わせて送信するような構成であってもよい。サーバ9は、先生への連絡事項の選択入力を保護者端末3から受信すると(ステップS35)、連絡事項入力用フォーム画面情報を当該保護者端末3に送信する(ステップS37)。なお、保護者端末3から日付の情報を受信した場合には、当該日付への連絡事項入力用フォーム画面情報を送信する。この連絡事項入力用フォーム画面にて日付を設定できるようにしてもよい。保護者端末3は、サーバ9から連絡事項入力用フォーム画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS39)。この連絡事項入力用フォーム画面では、保護者一言連絡事項と、保護者詳細連絡事項を入力するようになっている。なお、その他所定の入力事項(例えば園児の起床時間、就寝時間)を入力する専用の欄を設けて、生活の記録を入力できるようにすることも可能である。
【0031】
保護者が連絡事項を入力して送信を命令すると、保護者端末3はサーバ9に、当該連絡事項の入力情報を送信する(ステップS41)。それに応じてサーバ9は保護者端末3から連絡事項の入力情報を受信し(ステップS43)、ログイン時のIDに対応して当該連絡事項の情報を連絡帳DB91(図5)に格納する(ステップS45)。そして、更新された連絡帳DB91の内容に従って連絡帳画面情報(図4)を作成して、その保護者端末3に送信する(ステップS47)。保護者端末3は、連絡帳画面情報を受信して表示する(ステップS49)。ここで、図4に示されるような画面表示状態に戻るため、処理も端子A及びBに戻る。
【0032】
図4のような連絡帳画面表示が行われている場面において、保護者の連絡先を設定する場合の処理を図8乃至図10を用いて説明する。緊急連絡先の設定を行う場合には、保護者は、例えば図4の「今日の連絡先」部分又は設定すべき日の連絡先表示をクリックする。そうすると、保護者端末3は、連絡先の設定が選択されたことをサーバ9に送信する(ステップS51)。設定すべき日についての情報をサーバ9に送信するようにしてもよい。サーバ9は、保護者端末3から連絡先の設定選択を受信すると(ステップS53)、連絡先設定用画面情報を当該保護者端末3に送信する(ステップS55)。これに応じて保護者端末3は、連絡先設定用画面情報を受信して、表示装置に表示する(ステップS57)。
【0033】
連絡先設定用画面の一例を図9に示す。図9における連絡先設定用画面の上部は、図3におけるメニュー一覧が表示される。例えばシステム日付又は保護者端末3から受信した設定すべき日付に基づき「○月□日緊急連絡先指定」の表示がなされる。そして、時間(開始時刻及び終了時刻)の指定、勤務先や自宅若しくは携帯電話機5といった場所の指定、連絡先電話番号の指定を行うことができるようになっている。1日に複数の場所を指定することも可能であり、移動する場合でも確実に連絡できるようにする。下部に設けられた送信ボタンを押せば、連絡先の入力情報が送信される。キャンセルボタンが押されると、入力内容がキャンセルされる。
【0034】
図8に戻って、保護者が、図9のような表示画面に従って連絡先を設定し、送信ボタンを押すと、保護者端末3は、連絡先の入力情報をサーバ9に送信する(ステップS59)。これに対応して、サーバ9は保護者端末3から連絡先の情報を受信して(ステップS61)、ログイン時におけるIDに対応して連絡先情報を連絡先DB97に格納する(ステップS63)。
【0035】
連絡先DB97の一例を図10に示す。連絡先DB97も連絡帳DB91と同様に例えばクラス毎に設ける。図10に示すように、園児番号(ID)と、日付、開始時刻を表す時間1と、終了時刻を表す時間2と、勤務先などの場所と、連絡先電話番号とが格納されている。図10の第1行目及び第2行目に示されるように、時間帯によって連絡先が複数ある場合には、一人の園児に対して複数行のレコードが生成される。
【0036】
サーバ9は、更新された連絡先DB97の内容と連絡帳DB91の内容とを用いて、連絡帳画面情報を作成し、保護者端末3に送信する(ステップS65)。なお、連絡帳画面情報作成時のシステム時刻に従って、その時点での連絡先及び電話番号を決定する。これに応じて、保護者端末3は連絡帳画面情報を受信して、表示装置に表示する(ステップS67)。これで図4に示した画面表示状態に戻るため、処理も端子A及びBに戻る。
【0037】
以上のように、保護者は例えばパーソナルコンピュータである保護者端末3や保護者携帯電話機5のような端末を用いて、インターネット1経由で、いつでもどこでも幼稚園等との連絡情報を送受信することができる。また、上で述べたような簡単なインターフェースで幼稚園等との連絡を確実に行うことができる。また、連絡帳DB91に入力情報は蓄積されるので、紙によるノートの管理を行わずに済み、後にアルバム作成などで利用することができるようになる。
【0038】
次に幼稚園等に設置された幼稚園端末7に関連する処理を図11乃至図31を用いて説明する。まず、幼稚園等の管理職等(又は先生)が幼稚園端末7を操作して幼稚園ホームページにアクセスする(ステップS71)。このアクセスに応じて、サーバ9はID及びパスワードの入力要求を送信する(ステップS73)。これに対応して、幼稚園端末7は、ID及びパスワードの入力要求を受信して、ID及びパスワードの入力画面を表示させる(ステップS75)。幼稚園等の管理職等がその人のID及びパスワードを入力してサーバ9への送信を命ずると、幼稚園端末7は当該ID及びパスワードをサーバ9へ送信する(ステップS77)。サーバ9は、ID及びパスワードを受信するとユーザ認証処理を実施する(ステップS79)。例えば先生情報DB(図示せず)に格納された先生の認証情報と受信したID及びパスワードを用いて認証処理を実施する。なお、認証に失敗した場合には、ステップS73に戻る。
【0039】
認証に成功した場合には、サーバ9はメインメニュー画面情報を幼稚園端末7に送信する(ステップS81)。これに対応して、幼稚園端末7はメインメニュー画面情報を受信して、表示装置に表示する(ステップS83)。なお、以下の処理は端子C及びDにて他の図面に移行する。
【0040】
幼稚園等のメインメニュー画面(管理職用)の一例を図12に示す。図12の例では、「幼稚園のホームページ」というタイトルの下に、メニュー一覧が含まれる。先生向けのお知らせに関するWebページへのリンクである「園からのお知らせ」と、行事日程DB93の情報に従って作成されるイベント日程に関するWebページへのリンクである「イベント日程」と、延長保育人数の集計を表示するためのWebページへのリンクである「延長保育人数集計」と、幼稚園等の送迎バスの送迎順路についての情報を表示するWebページへのリンクである「園バス送迎順路」と、給食数の集計結果を表示するWebページへのリンクである「給食数集計」と、園児・保護者の情報を園児個人情報DB96の情報に従って表示するためのWebページへのリンクである「園児・保護者名簿」とが含まれる。
【0041】
[給食管理業務]
図13乃至図16を用いて給食管理業務を説明する。図11の端子C及びDを介して図13の処理を実行する。すなわち、幼稚園等の管理職が図12に示したメニュー一覧の中の「給食数集計」をクリックすると、幼稚園端末7は「給食数集計」が選択されたことをサーバ9に送信する(ステップS85)。これに応答して、サーバ9は「給食数集計」の選択入力を受信し(ステップS87)、システム日付を取得する(ステップS89)。すなわち、本日が何日であるかを確認する。そして、取得した日付において給食要(給食フラグがtrue)に該当するレコードを連絡帳DB91から抽出する(ステップS91)。給食要のレコードをカウントすれば必要給食数がわかる。また、抽出時にクラスの全てのレコードを検査するので検査時にクラスの人数もカウントできる。この処理にて、例えば図14のような一時ファイルが作成される。すなわち、日付と、クラス名と、その日付でそのクラスの必要給食数と、通常のクラス人数とが含まれる。
【0042】
そして、サーバ9はこの集計結果を含む一時ファイルを用いて集計結果表示画面情報を作成し、幼稚園端末9に送信する(ステップS95)。これに応答して、幼稚園端末7は集計結果表示画面情報を受信して、表示装置に表示する(ステップS97)。
【0043】
集計結果表示画面情報の一例を図15に示す。図15の上部にはメインメニュー画面と同じメニュー一覧が含まれる。また、給食集計表のタイトルを含む部分には、日付けを設定する部分の下に図14の情報に基づき作成された集計表が含まれる。これにより給食必要数が分かると共に園児数から欠席数も把握することができる。左側部分には処理メニュー一覧が含まれる。ここでは、この給食数集計結果を給食関係者に通知するためのメニューが一つ表示される。
【0044】
図13のステップS97に戻って、集計結果が表示されると、幼稚園等の管理職は給食必要数を通知するか若しくは本システムを用いて通知するか判断する。例えば時刻によっては通知するには早すぎる場合もあり、また給食関係者への通知は本システムによらず例えば電話をかけることにより行う場合もあるからである。これらの場合には処理を終了する。ここでは説明の都合上本システムを用いて通知を行うものとし、幼稚園等の管理職はこの時点で通知を行うと判断したものとする。そうすると、幼稚園等の管理職は、図15の集計結果表示画面の左側に設けられた「通知」部分をクリックする。幼稚園端末7はこのクリックに応答して通知命令をサーバ9に送信する(ステップS99)。サーバ9は通知命令を受信し(ステップS101)、通知処理を実施する(ステップS103)。
【0045】
通知処理は、例えばサーバ9に設けられた給食関係者用の掲示板に本日の給食情報を掲示する場合や、給食関係者宛てに電子メールを送信する場合や、公衆回線網13を介して給食情報をFAX15に送信する場合もある。これは給食センタ101の体制に合わせることができる。なお、サーバ9で通知処理を行う場合のみならず、幼稚園端末7にて通知処理を実施する場合もある。例えば幼稚園端末7から電子メールを給食関係者宛てに送信したり、「通知」部分をクリックすることにより自動的に給食センタ100に電話をかけるようになっている構成でもよい。
【0046】
給食センタ100の職員は、給食関係者端末11を操作してサーバ9の給食センタ100向けWebページにアクセスすると、例えば図16のような画面が表示される。内容は、幼稚園端末7に表示されたものと同じである。また、給食関係者端末11を操作して電子メールを受信するような場合であっても当該電子メールに含まれる情報は図16に示されるような内容である。FAX15にて給食情報を受信する場合であっても図16に示されるような内容がFAX用紙に含まれる。
【0047】
サーバ9は通知処理を実行すると、通知処理完了画面情報を幼稚園端末7に送信する(ステップS105)。これに応じて幼稚園端末7は通知処理完了画面情報を受信して、表示装置に表示する(ステップS107)。
【0048】
このように保護者の連絡帳への入力により自動的に給食必要数が集計されるので、正確に且つ簡単に給食管理業務を行うことができる。
【0049】
[送迎バス管理業務]
次に図17乃至図23を用いて、送迎バス管理業務における処理を説明する。例えば図12の幼稚園等の管理職用メインメニューのメニュー一覧において、幼稚園等の管理職により「園バス送迎順路」が選択された場合には、幼稚園端末7はサーバ9に「園バス送迎順路」が選択されたことを送信する(ステップS109)。これに対してサーバ9は、「園バス送迎順路」の選択入力を幼稚園端末7から受信し(ステップS111)、システムから本日の日付を取得する(ステップS113)。
【0050】
次にサーバ9は、連絡帳DB91(図5)から、システムから取得した日付及び欠席(出欠フラグがfalse)に該当するレコードを抽出し、欠席園児ファイルを作成する(ステップS115)。欠席園児ファイルは例えば図18に示すようなものである。欠席園児の園児番号(ID)と、出欠席(すべてfalse)と、送迎場所、そしてバス番号とが含まれる。なお、送迎場所及びバス番号については、図19に示す送迎園児名簿DB98に含まれる情報を使用する。すなわち、送迎園児名簿DB98には、バス番号と、園児番号(ID)と、送迎場所とが格納されている。
【0051】
そしてサーバ9は、園児個人情報DB96と、欠席園児ファイル(図18)と、園バス順路DB92と、送迎園児名簿DB98(図19)とを用いて、表示用一時ファイルを作成する(ステップS117)。園児個人情報DB96の一例を図20に示す。本実施の形態における園児個人情報DB96には、園児番号(ID)と、園児氏名と、園児ふりがなと、父親氏名と、母親氏名と、郵便番号と、市町村名と、住所と、電話番号とが格納される。また、園バス順路DB92の一例を図21に示す。本実施の形態における園バス順路DB92には、バス番号と、順路(送迎順番)と、送迎場所と、送迎場所に行く予定時間とが含まれる。表示用一時ファイルには、バス番号(図19)、園児番号(図19)、送迎場所(図19)、園児氏名(図20)、順路(順番)(図21)、時間(図21)、出欠席(true又はfalse)(図18)とが含まれる。
【0052】
次にサーバ9は、表示用一時ファイルにおいて、送迎場所及びバス番号をキーにレコードの並び替え及び園児の集計を行い、表示用一時ファイルを変更する(ステップS119)。この段階における表示用一時ファイルの一例を図22に示す。なお、ここでは一つのバス番号についてのデータのみを示す。本実施の形態において表示用一時ファイルには、順路(順番)と、送迎場所と、出席者0の送迎場所の場合に1がセットされ且つ出席者が一人でもいる送迎場所には0がセットされる色属性0と、時間と、本日の送迎人数と、送迎者(園児)氏名1と、送迎者1が出席ならば0を欠席なら1を格納する色属性1と、送迎者(園児)氏名2と、送迎者2が出席ならば0を欠席なら1を格納する色属性2と、送迎者(園児)氏名3と、送迎者3が出席ならば0を欠席なら1を格納する色属性3と、送迎者(園児)氏名4と、送迎者4が出席ならば0を欠席なら1を格納する色属性4と、が格納される。なお、送迎者の数がさらに多い場合には、送迎者氏名と色属性の情報が増やされる。
【0053】
次にサーバ9は、図22のような表示用一時ファイルを用いて、園バス送迎順路表示画面情報を作成し、幼稚園端末7に送信する(ステップS121)。幼稚園端末7は、園バス送迎順路表示画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS123)。図23に、園バス送迎順路表示画面情報の一例を示す。図23の例では、上部は図12のメニュー一覧と同じである。バス送迎順路のタイトルの下は日付を設定するための部分である。ここでは、園バス1号車についての情報が示されており、送迎順番、送迎場所、時間、送迎人数、送迎者名簿が表示される。なお、送迎者が0である送迎場所については、その送迎場所を強調するような表示がなされる。図23の例では送迎順番3の東郵便局前では送迎者が0となっているので、ハッチングが付されている。このハッチングは表示用一時ファイルの色属性0において1がセットされている場合に付される。また、送迎者名簿には欠席者にハッチングが付されるようになっている。例えば送迎順番1では北村賢治が欠席であることを示すようにハッチングが付されている。表示用一時ファイルで色属性1乃至4で1がセットされている場合にハッチングが付される。なお、欠席者については送迎者名簿から削除するような構成であってもよい。
【0054】
以上のように園児の送迎についての集計情報が毎日簡単に取得できるため、効率的な送迎を行うことができる。例えば図23の画面を印刷して各送迎バスの運転手などに持たせるようにする。また、保護者も欠席時に送迎バスを待って欠席を伝える必要がなくなり、負担が減る。
【0055】
[延長保育管理業務]
次に図24乃至図27を用いて延長保育管理業務における処理を説明する。例えば図12の幼稚園等の管理職用メインメニューのメニュー一覧において、幼稚園等の管理職により「延長保育人数集計」が選択された場合には、幼稚園端末7はサーバ9に「延長保育人数集計」が選択されたことを送信する(ステップS125)。これに対してサーバ9は、「延長保育人数集計」の選択入力を幼稚園端末7から受信し(ステップS127)、システムから本日の日付を取得する(ステップS129)。
【0056】
そしてサーバ9は行事日程DB93から、システム日付以降の延長保育の日程を抽出する(ステップS131)。行事日程DB93は、例えば図25に示すような情報を格納している。本実施の形態における行事日程DB93には、行事コードと、延長保育や運動会といった行事内容と、その日付が格納される。そして、連絡帳DB91(図5)から、システム日付以降であって且つ延長保育実施日における延長保育要(延長保育フラグがtrue)に該当するレコードを抽出して、表示用一時ファイルに格納する(ステップS135)。次いで、サーバ9は表示用一時ファイル内のレコードを日付単位で並べ替え、日付毎にレコードを集計する(ステップS137)。
【0057】
そしてサーバ9は、先生の勤務情報を参照して、延長保育の担当先生を初期的に人選する(ステップS139)。例えば、延長保育要の人数が多いクラスの担当先生を初期的に人選する。ステップS137及びS139により生成される表示用一時ファイルの一例を図26に示す。本例では、日付と、クラス名と、出席園児数と、担当時間帯と、担当先生名とが含まれる。担当時間帯の午前及び午後については、別途入力されている各先生のスケジュール入力を参照して担当先生名を格納し、延長保育時間帯については上で述べたように初期的に人選を行う。そして、図26のような表示用一時ファイルを用いて、先生スケジュール画面情報を作成し、幼稚園端末7に送信する(ステップS141)。幼稚園端末7は、先生スケジュール画面情報を受信して、表示装置に表示する(ステップS143)。
【0058】
先生スケジュール画面の一例を図27に示す。図27の例において、上部は図12と同じメニュー一覧が含まれる。また、先生スケジュールの下部分には日付を設定する部分がある。その下には、図26の表示用一時ファイルの内容に基づき、日付と、クラス名と、通常の場合の人数と、午前、午後における担当先生名と、延長保育における担当先生名と延長保育人数とが含まれる。なお、延長保育の担当先生についてはあくまで初期的に設定された先生の名前が表示されるようになっているので、この画面から先生の負荷等を考慮して設定し直すような画面に移行するような構成であってもよい。また、上で述べたような初期的な担当先生の決定アルゴリズムを用いずに他のアルゴリズムにて初期的な担当先生を決定しても良い。例えば、先生の勤務状況や臨時勤務者の勤務可能時間帯情報等を用いて、スケジューリングする場合もある。
【0059】
なお、ステップS139で先生の勤務情報を使用せずに単に担任である先生を図27で表示するような構成であってもよい。そして、先生の勤務状態などから、図27から実際の担当先生を変更するような画面に移行するような構成であってもよい。
【0060】
このように延長保育などにおける先生のスケジューリング処理を簡単に行うことができ、幼稚園等における管理業務の効率化が図られる。
【0061】
[連絡帳処理業務]
クラスを受け持つ先生も図11に示したような処理フローに従ってサーバ9にログインし、図12に類似の当該先生のメインメニュー画面が表示される。先生が当該先生のメインメニュー画面のメニュー一覧から連絡帳を選択し、先生が担当するクラスの連絡帳を開く。連絡帳処理業務はこの際の処理であって、ここでは図28乃至図31を用いて説明する。先生がメニュー一覧から「連絡帳」を選択すると、幼稚園端末7は当該「連絡帳」の選択入力をサーバ9に送信する(ステップS145)。これに応答してサーバ9は、「連絡帳」の選択入力を受信し(ステップS147)、システム日付とシステム時刻を取得する(ステップS149)。
【0062】
サーバ9は、ログイン時に入力された先生のIDから担当クラスを特定し、担当クラスの連絡帳DB91(図5)からシステム日付のレコードを抽出し、表示用一時ファイルに格納する(ステップS151)。なお、保護者氏名等を園児個人情報DB96などから抽出して表示用一時ファイルに含める場合もある。また、担当クラスの連絡先DB97(図10)からシステム日付のレコードを抽出する(ステップS153)。そして、サーバ9は、各園児につきシステム時刻の連絡先を確定させて、表示用一時ファイルに格納する(ステップS155)。
【0063】
一人の園児につきステップS153で複数のレコードが抽出された場合には、各レコードに含まれる時間1と時間2の間にシステム時刻が入るか否かを検査する。そのシステム時刻が時間1と時間2に含まれるようなレコードに設定されている連絡先電話番号を表示用一時ファイルに格納する。
【0064】
ステップS155における表示用一時ファイルの一例を図29に示す。ここでは園児氏名、保護者氏名、保護者一言連絡事項、先生一言アドバイス、出欠フラグ、給食フラグ、延長保育フラグ、連絡先電話番号が含まれる。保護者氏名は、園児個人情報DB96からの情報である。
【0065】
サーバ9は、図29のような表示用一時ファイルを用いて、連絡帳画面情報を作成し、幼稚園端末7に送信する(ステップS157)。幼稚園端末7は、サーバ9から連絡帳画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS159)。なお、連絡帳に関連する処理は、端子E及びFで接続される他の図面で説明される。
【0066】
図30に連絡帳画面の一例を示す。図30は、さくら組の▲▲▲▲先生の連絡帳である。クラスを受け持つ先生のメニュー一覧には、先生向けのお知らせを含むWebページへのリンクである「園からのお知らせ」、連絡帳Webページへのリンクである「連絡帳」、行事日程DB93に格納されているイベント日程に関するWebページへのリンクである「イベント日程」、保護者の電子掲示板のWebページへのリンクである「電子会議室」、運動会などのイベントについての報告を入力するためのWebページへのリンクである「イベント報告」、工作などのクラス作品展についての処理を行うためのWebページへのリンクである「クラス作品展」、先生個人のスケジュールを入力するためのWebページへのリンクである「スケジュール」とが含まれる。
【0067】
連絡帳というタイトルの下には、日付を変更するための部分がある。その下には、さくら組の本日の連絡帳一覧が含まれる。図29のような表示用一時ファイルに従って、園児氏名が表示される園児氏名欄300、保護者氏名が含まれる保護者氏名欄302、保護者一言連絡事項が表示される保護者からの連絡欄304、先生一言連絡事項が表示される先生からのアドバイス欄306、出欠表示欄308、給食要否表示欄310、延長保育要否表示欄312、ステップS155にて確定された現在の連絡先を表示する今日の連絡先表示欄314とが含まれる。この画面を見ることにより、クラスの園児の情報を一覧にて取得することができる。保護者氏名や、今日の連絡先の情報にて緊急時にも即座に連絡を取ることができる。また、各園児の保護者からの連絡欄304をクリックすれば、保護者からの詳細な連絡事項を表示させることができる。
【0068】
次にクラス内の特定の園児に対して先生からのアドバイスを入力する際の処理を図31に示す。先生は、図30のような連絡帳表示画面において、担当クラスの特定の園児を選択して、先生からのアドバスの部分をクリックする。そうすると、幼稚園端末7は、特定の園児について先生からのアドバイスの入力が選択されたことをサーバ9に送信する(ステップS161)。サーバ9は、これに応答して、幼稚園端末7から先生からのアドバイス入力の選択入力を受信し(ステップS163)、アドバイス入力用フォーム画面情報を当該幼稚園端末7に送信する(ステップS165)。このアドバイス入力用フォーム画面には、一言アドバイスと詳細アドバイスの入力欄が設けられている。
【0069】
幼稚園端末7は、サーバ9からアドバイス入力用フォーム画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS167)。先生は、特定の園児についての連絡事項や今日の過ごし方などのアドバイス入力を行う。そして、アドバイス入力用フォーム画面に設けられた送信ボタンが押されると、その画面に入力されたアドバイス入力情報をサーバ9に送信する(ステップS169)。これに応答してサーバ9は、アドバイス入力情報を受信し(ステップS171)、先生に特定された園児に対応して、アドバイス入力情報を連絡帳DB91(図5)に格納する(ステップS173)。
【0070】
そしてサーバ9は、連絡帳DB91の更新に応じて連絡帳画面情報を更新して、幼稚園端末7に送信する(ステップS175)。連絡先についてはシステム時刻に応じて変更される。これに応答して幼稚園端末7は、連絡帳画面情報(図30)を受信して、表示装置に表示する(ステップS177)。なお、図30の画面表示状態に戻るので、処理も端子E及びFに戻る。
【0071】
このようにクラスを受け持つ先生は、連絡帳に情報を入力することができ、連絡帳により保護者から情報を受け取ることができる。保護者は、このように入力された先生からの連絡事項を同じく保護者の連絡帳で見ることができる。また、連絡帳DB91に先生及び保護者が入力された情報は蓄積されて、後に説明するアルバム作成で使用できるようになる。
【0072】
次にアルバム作成について説明する。従来アルバムはクラス単位又は幼稚園単位で作成されており、各子供に共通のものが作成されてきた。アルバム作成には先生や保護者の意向が反映されるものではあるが、保護者毎に異なるアルバムを作成するには大きな手数がかかった。本実施の形態では、保護者毎に異なる要求に応じた個別の子供アルバムを作成できるようにする。
【0073】
最初に、図3のような保護者のメインメニュー画面が表示されている場面を想定し、以下に図2に示される端子G及びHからの処理を説明する。最初に、保護者が図3のメニュー一覧に含まれる「アルバム作成」をクリックすると、保護者端末3はサーバ9に「アルバム作成」が選択されたことを送信する(ステップS201)。これに応答してサーバ9は、保護者端末3から「アルバム作成」を受信すると(ステップS203)、電子アルバム作成メニュー画面情報を当該保護者端末3に送信する(ステップS205)。そして、保護者端末3は、電子アルバム作成メニュー画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS207)。
【0074】
この電子アルバム作成メニューの一例を図33に示す。本実施の形態では、個人のアルバム作成処理と、イベントアルバム作成処理と、総合アルバム作成処理とを行うことができるように、それぞれの選択メニューが表示される。
【0075】
では最初に個人のアルバム作成処理を図34乃至図41を用いて説明する。保護者が図33の「個人のアルバム作成」を選択すると、保護者端末3は「個人のアルバム作成」の選択入力をサーバ9に送信する(ステップS209)。これに応答してサーバ9は「個人のアルバム作成」の選択入力を受信し(ステップS211)、撮影日入力用画面情報を保護者端末3に送信する(ステップS213)。保護者端末3は、撮影日入力用画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS215)。
【0076】
撮影日入力用画面の一例を図35に示す。このように月ごとのカレンダーを表示し、撮影日をクリックするような画面であってもよい。月変更ボタンも設けられている。また、撮影日をキーボードで入力するような画面であってもよい。
【0077】
保護者が例えば撮影日をクリックすると、その日付の選択入力が保護者端末3からサーバ9に送信される(ステップS217)。サーバ9は、保護者端末3から日付選択入力を受信し、記憶装置に記録しておく(ステップS219)。そして、写真ファイル送信用画面情報を保護者端末3に送信する(ステップS221)。保護者端末3は、サーバ9から写真ファイル送信用画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS223)。
【0078】
図36に写真ファイル送信用画面の一例を示す。この画面では、ファイル名を入力するためのファイル名入力欄366a乃至366fが設けられ、一度に6つのファイルをサーバ9に送信できるようになっている、参照ボタン360a乃至360fは、ファイル名入力欄366a乃至366fに直接ファイル名を入力するのではなく、保護者端末3の記憶装置に格納されているファイル名を表示して、その中から選択するためのボタンである。もし図35のメニュー画面に戻る場合には「戻る」ボタン362を、指定されたファイルを送信する場合には「送信」ボタン364を押すようになっている。
【0079】
もし保護者が「送信」ボタン364を押した場合には、保護者端末3は、指定された写真ファイルをサーバ9へ送信する処理を実施する(ステップS225)。これに応答してサーバ9は保護者端末3からの写真ファイルを受信して、記憶装置に格納する(ステップS227)。次にサーバ9は、受信した写真ファイルを用いて写真ファイル確認・コメント入力用画面情報を作成し、保護者端末3に送信する(ステップS229)。保護者端末3は、サーバ9から写真ファイル確認・コメント入力用画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS231)。
【0080】
写真ファイル確認・コメント入力用画面の一例を図37に示す。保護者端末3からサーバ9に送信された写真370及び372が含まれ、写真370に対応するコメント入力欄374、写真372に対応するコメント入力欄376とが設けられている。また、写真370及び372は他の保護者に公開することも可能であり、写真370を公開又は非公開にする指定を行うためのラジオボタン群378と、写真372を公開又は非公開にする指定を行うためのラジオボタン群379とが含まれる。保護者は、写真を確認して、コメントを入力した場合には、送信ボタンを押す。もし、写真の登録を取り消す場合にはキャンセルボタンを押す。キャンセルボタンが押された場合には最初に戻るか、又は写真ファイル送信用画面等に戻る。
【0081】
保護者が、写真の公開・非公開の選択を行い、コメント入力を行って、送信ボタンを押した場合には、保護者端末3は写真の公開・非公開情報及びコメント入力情報をサーバ9に送信する(ステップS233)。これに対してサーバ9は、公開・非公開情報及びコメント入力情報を受信し、記憶装置に格納する(ステップS235)。そして、記憶装置に格納された写真ファイル、公開・非公開情報及びコメント入力情報を使用して最終確認画面情報を作成し、保護者端末3に送信する(ステップS237)。保護者端末9は、サーバ9から最終確認画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS239)。
【0082】
最終確認画面情報の一例を図38に示す。写真毎に、選択された「公開する」「公開しない」の別と、入力されたコメントとが含まれる。保護者は、最終確認画面を見て入力内容を確認し、登録する場合には「OK」ボタンを押し、登録しない場合には「キャンセル」ボタンを押す。これに応じて、保護者端末3はその確認入力をサーバ9に送信する(ステップS241)。サーバ9は確認入力を受信する(ステップS243)。もし、キャンセルボタンが押された場合にはステップS229に戻る。ステップS213又はS221に戻るようにしてもよい。
【0083】
そしてサーバ9は、保護者端末3から「OK」に対応する確認入力を受け取った場合には、登録確定処理を実施する(ステップS245)。登録確定処理では、保護者端末3から受信した情報から個人アルバムDBファイル及び写真ファイル及びコメントファイルをWebブラウザで表示するためのHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルとを作成し、写真ファイルと、コメントファイルとを所定のディレクトリに保存する。個人アルバムDBファイルの一例を図39に示す。指定された撮影の日付と、格納先ファイル名1(写真ファイル)と、公開フラグ(trueが公開、falseが非公開)と、格納先ファイル名2(コメント・テキストファイル)とが格納されるようになっている。本実施の形態では、写真ファイルはJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式で格納される。一方、コメントはテキストファイルとして格納される。
【0084】
写真ファイル、コメントファイル、個人アルバムDBファイルは、図1のアルバム作成用DB95に格納される。図40に、アルバム作成用DB95のディレクトリ構造を示す。個人アルバムDBファイル(図39)は、アルバムDATAディレクトリの下の階層に設けられた園児番号ディレクトリに格納される。また、写真ファイル及びテキストファイルはそれぞれ写真ファイル格納フォルダ及びテキストファイル格納フォルダとに格納される。写真ファイルやテキストファイルをWebブラウザで表示するためのHTMLファイルはHTMLファイル格納フォルダに格納される。
【0085】
登録処理が完了すると、サーバ9は登録完了画面情報を保護者端末3に送信する(ステップS247)。そして、保護者端末3は、サーバ9から登録完了画面情報を受信して、表示装置に表示する(ステップS249)。登録完了画面情報の一例を図41に示す。この画面では、撮影日である○月○日の電子アルバムが完成した旨の表示と、トップページへのリンク、アルバム作成トップ(図33)に戻るためのリンク、個人アルバム日付選択(図35)のためのリンクとを含む。
【0086】
次にイベントアルバムの作成処理について図42乃至図49を用いて説明する。図33のような画面が表示されている場面から説明する(端子I及びJから)。保護者が、「イベントアルバム作成」を選択すると、保護者端末3は「イベントアルバム作成」が選択されたことを送信する(ステップS251)。これに応答してサーバ9は、「イベントアルバム作成」の選択入力を受信し(ステップS253)、イベント等の一覧は例えばアルバム作成用DB95(図40)の園撮影イベントアルバムDBファイルを参照して作成する。イベント等一覧画面情報を作成し、保護者端末3に送信する(ステップS255)。保護者端末3は、サーバ9からイベント等一覧画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS257)。
【0087】
図43にイベント等一覧画面の一例を示す。ここでは、入園式、春の遠足、発表会、運動会、秋の遠足、卒園式といったイベントと、○×の絵、工作、粘土工作、△△の絵といった○○○組作品集とが一覧として示されている。イベントについては、イベント実施日である期日、場所、そしてアルバム作成のためのWebページへのリンクである「アルバム作成」欄が設けられている。また、○○○組作品集については、題名と、作成日と、アルバム作成のためのWebページへのリンクである「アルバム作成」欄とが設けられている。
【0088】
そこで保護者はイベントを選択して、保護者端末3はサーバ9に選択イベントの情報を送信する(ステップS259)。これに対応して、サーバ9は保護者端末3から選択イベント情報を受信し(ステップS261)、選択イベントに係る園撮影写真を含む園児名コメント入力画面情報を作成し、保護者端末3に送信する(ステップS263)。園撮影写真については、アルバム作成用DB95から抽出される。図40に示したアルバム作成用DB95のディレクトリ構成上では、アルバムDATAというディレクトリに含まれる園撮影イベントアルバムDBファイルと、写真ファイル格納フォルダ内の写真ファイルと、テキストファイル格納フォルダ内のコメントについてのテキストファイルとが用いられる。保護者端末3は、選択イベントに係る園撮影写真を含む園児名コメント入力画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS265)。
【0089】
図44に選択イベントに係る園撮影写真を含む園児名コメント入力画面情報の一例を示す。ここでは保護者が2000年運動会というイベントを選択した場合の例を示している。左側には幼稚園が撮影した写真が配置され、写真の右側には当該写真に写っている園児氏名を入力する園児氏名入力欄と、保護者のコメントを入力するための保護者コメント入力欄と、先生のコメントが表示される先生コメント欄とが含まれる。保護者は自分の子供が写っている写真について選択する場合には、園児氏名と、コメントがあればコメントとを入力し、画面下部に設けられている送信ボタンを押す。写真の選択などをキャンセルする場合にはキャンセルボタンを押す。
【0090】
図44に関連して説明したように、保護者は選択した写真に対する園児名とコメントを入力し、保護者端末3は選択写真に対する園児名とコメント入力をサーバ9に送信する(ステップS267)。これに対してサーバ9は、選択写真とそれに対応する園児名及びコメント入力を受信し、記憶装置に格納しておく(ステップS269)。そして、選択イベントについての個人アルバムを選択イベント実施日(期日)から取り出し、その画面情報を作成して、保護者端末3に送信する(ステップS271)。アルバム作成用DB95において、アルバムDATAディレクトリ(図40)の下の園児番号(ID)のディレクトリに含まれる個人アルバムDBファイル(図39)を参照し、選択イベントと同じ日付の写真ファイル及びコメント・テキストファイルとを特定する。そして、写真ファイル格納フォルダ内の特定された写真ファイルと、テキストファイル格納フォルダ内の特定されたコメントテキスト・ファイルとを取り出して、画面情報を構成する。保護者端末3は、サーバ9から選択イベントに係る個人アルバム画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS273)。個人アルバム画面情報は図38とほぼ同じである。
【0091】
保護者は、個人アルバム画面を見て内容を確認する。そして、問題なければ個人アルバム画面の「OK」ボタンを押し、個人アルバムを作成し直す場合には「キャンセル」ボタンを押す。保護者端末3は、保護者からの指示に従って確認入力をサーバ9に送信する(ステップS275)。サーバ9は、保護者端末3から確認入力を受信する(ステップS277)。もし、キャンセルであれば個人アルバム作成に移行する。
【0092】
一方、OKの確認入力であれば、他の保護者が公開登録した選択イベントに係る写真及びコメントを取り出し、当該写真及びコメントを含む写真選択・コメント入力画面情報を作成し、保護者端末3に送信する(ステップS279)。アルバム作成用DB95(図40)のアルバムDATAディレクトリの下の各園児番号(ID)ディレクトリに含まれる個人アルバムDBファイル(図39)を検索して、同じイベント(撮影日付)であって公開フラグがTrueである写真ファイル名とコメント・テキストファイル名とを抽出して、それらのファイルを写真ファイル格納フォルダとテキストファイル格納フォルダとから取り出して画面情報を作成する。保護者端末3は、サーバ9から他の保護者による写真及びコメントを含む写真選択・コメント入力画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS281)。
【0093】
他の保護者による写真及びコメントを含む写真選択・コメント入力画面情報の一例を図45に示す。写真毎に、選択・非選択を入力するための「載せる」「載せない」を選択するためのラジオボタン450a及び450bと、コメント入力欄452a及び452bと、他の保護者によるコメント(○○さんのコメント)表示欄とが含まれる。
【0094】
保護者は図45の「載せる」「載せない」の選択を行い、入力する場合にはコメント入力欄452a及び452bにコメントを入力し、登録ボタンを押す。イベントアルバムの作成をキャンセルする場合には、キャンセルボタンを押す。保護者端末3は、保護者により入力された写真選択及びコメント入力の情報をサーバ9に送信する(ステップS283)。サーバ9は、保護者端末3から写真選択・コメント入力情報を受信し(ステップS285)、記憶装置に格納する。そして、選択イベントに係る写真及びコメント情報の確認画面を作成し、保護者端末3に送信する(ステップS287)。保護者端末3は、サーバ9から選択イベントに係る写真及びコメント情報の確認画面を受信し、表示装置に表示する(ステップS289)。
【0095】
この選択イベントに係る写真及びコメント情報の確認画面の一例を図46に示す。写真毎に先生コメント、他の保護者である○○さんのコメント、自分のコメントとが表示される。保護者は、問題がなければ画面下部に設けられた「OK」ボタンを押し、問題があれば「キャンセル」ボタンを押す。保護者端末3は、保護者からの確認入力をサーバ9に送信する(ステップS290)。サーバ9は、保護者端末3から確認入力を受信し、その内容を判断する(ステップS291)。「キャンセル」に係る確認入力の場合には、ステップS263に戻る。「OK」に係る確認入力である場合には、選択イベントに係る情報の登録処理を実施する(ステップS293)。
【0096】
選択イベントに係る情報の登録処理は、園撮影写真についての登録処理と、他保護者の撮影写真についての登録処理に分けられる。園撮影写真についての登録処理においては、アルバム作成用DB95のアルバムDATAディレクトリの写真ファイル格納フォルダから選択された写真ファイルを取り出し、テキストファイル格納フォルダから先生コメント・テキストファイルを取り出す。そして、園児番号(ID)ディレクトリの下の日付+行事名のディレクトリを作成し、さらに、その下にテキストファイル格納フォルダ及び写真ファイル格納フォルダを作成する。取り出した写真ファイル及び先生コメント・テキストファイル並びに入力された保護者コメントについての保護者コメント・テキストファイルを、それぞれ日付+行事名のディレクトリの下の写真ファイル格納フォルダ及びテキストファイル格納フォルダに格納する。その格納状態に応じて園撮影イベントアルバムDBファイルを作成し、日付+行事名のディレクトリに格納する。また、写真ファイルやテキストファイルをWebブラウザで表示するためのHTMLファイルはHTMLファイル格納フォルダに格納される。
【0097】
園撮影イベントアルバムDBファイルの一例を図47に示す。本実施の形態における園撮影イベントアルバムDBファイルでは、選択した写真毎にシーケンシャル番号と、格納先ファイル名1(写真ファイル名)と、格納先ファイル名2(先生コメント・テキストファイル名)と、格納先ファイル名3(保護者コメント・テキストファイル名)とを格納する。ファイル名はシリアル番号に対応して付された例を示しているが、これに限定されない。
【0098】
他保護者撮影写真についての登録処理の場合には、選択された写真をアルバム作成用DB95の他の園児番号(ID)ディレクトリの写真ファイル格納フォルダから写真ファイルを取り出し、テキストファイル格納フォルダから他保護者コメント・テキストファイルを取り出す。そして、当該保護者の子供の園児番号(ID)ディレクトリの下の日付+行事名のディレクトリに含まれる写真ファイル格納フォルダ及びテキストファイル格納フォルダに格納する。同じく、保護者が入力した保護者コメントについての保護者コメント・テキストファイルもテキストファイル格納フォルダに格納する。その格納状態により他保護者撮影DBファイルを作成し、日付+行事名のディレクトリに格納する。写真ファイルやテキストファイルをWebブラウザで表示するためのHTMLファイルはHTMLファイル格納フォルダに格納される。
【0099】
他保護者撮影DBファイルの一例を図48に示す。本実施の形態における他保護者撮影DBファイルでは、選択した写真毎にシーケンシャル番号と、格納先ファイル名1(写真ファイル名)と、格納先ファイル名2(他保護者コメント・テキストファイル名)と、格納先ファイル名3(保護者コメント・テキストファイル名)とを格納する。ファイル名はシリアル番号に対応して付された例を示しているが、これに限定されない。
【0100】
選択イベントに係る情報の登録処理が終了すると、サーバ9は登録完了画面情報を保護者端末3に送信する(ステップS295)。これに対して保護者端末3は、登録完了画面情報を受信して、表示装置に表示する(ステップS297)。
【0101】
登録完了画面の一例を図49に示す。「イベント電子アルバムが完成しました。」といった登録完了を示す情報と、トップページへのリンクと、アルバム作成トップWebページ(図33)へのリンクと、イベントアルバム作成Webページ(図43)へのリンクとが含まれる。
【0102】
次に総合アルバム作成の処理フローを図50乃至図53を用いて説明する。なお、図33の画面が表示されている状況から説明を開始する。保護者は「総合アルバム作成」をクリックし、保護者端末3は「総合アルバム作成」の選択入力をサーバ9に送信する(ステップS301)。これに対してサーバ9は保護者端末3から「総合アルバム作成」の選択入力を受信し(ステップS303)、総合アルバムに含めることができる情報一覧の情報画面を作成し、保護者端末3に送信する(ステップS305)。総合アルバムに含めることができる情報一覧については、図40のアルバム用作成DB95において園児番号(ID)ディレクトリに含まれる日付+行事名ディレクトリを用いて作成する。保護者端末3は、サーバ9から選択可能情報一覧画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS307)。
【0103】
選択可能情報一覧画面の一例を図51に示す。本実施の形態では、タイトルの下には園児の名前○○のアルバムであることを明示し、これまでに作成された電子アルバムの一覧表を示している。一覧表には、イベント名、イベント実施の日(期日)、イベント実施の場所、アルバム作成日(日付+イベント名ディレクトリの作成日)、総合アルバムに入れるか否かを指示するためのラジオボタンの欄とが含まれる。また、工作などの作品集についての電子アルバムについては別途表になっており、ここでは作品集という一つの項目のみが含まれている。ここでも総合アルバムに入れるか否かを指示するためのラジオボタンも含まれる。なお、「アルバム作成日」については、個々の電子アルバムへのリンクとなっており、内容の再確認を行うことができるようになっている。
【0104】
保護者は、今まで作成した電子アルバムのうち総合アルバムに含めるものについてラジオボタンをオンの状態にする。そして、「作成する」ボタンを押す。総合アルバム作成をキャンセルする場合には「戻る」ボタンを押す。キャンセルする場合には図33の画面に戻る。保護者端末3は、電子アルバムの選択情報をサーバ9に送信する(ステップS309)。サーバ9は、これに応じて電子アルバムの選択情報を受信し(ステップS311)、これに応じて総合アルバム表紙画面情報を作成し、保護者端末3に送信する(ステップS131)。保護者端末3は、サーバ9から総合アルバム表紙画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS315)。
【0105】
総合アルバム表示画面の一例を図52に示す。「○○くんの総合アルバム」というタイトル、「平成○○年さくら組 ○○○○」というクラス及び名前、200X年3月作成という作成年月、表紙絵、「生活の記録」「イベント写真集」「作品集」という見出し、△△幼稚園という幼稚園名とが含まれる。これは表紙例であって中身の確認はこれより前の画面で行っておく。
【0106】
保護者は問題なければ「OK」ボタンを押し、アルバム作成をキャンセルする場合には「戻る」ボタンを押す。これに対して保護者端末3は、確認入力をサーバ9に送信する(ステップS317)。サーバ9は、確認入力を受信し、確認入力の内容を確認する(ステップS319)。もし、「戻る」ボタンによる確認入力であればステップS305に戻る。もし「OK」ボタンによる確認入力であれば、サーバ9はファイルの格納ディレクトリ(図40)の構成に従って、アルバム表紙及び目次のファイル(HTMLファイル)を作成する(ステップS321)。なお、この時点で、連絡帳DB91を、当該保護者の子供の園児番号に対応するレコードを全て抽出し、図40に示される園児番号ディレクトリの下の園児連絡帳DBファイルに格納する。また、アルバム表紙及び目次ファイルは、図40の園児番号ディレクトリ以下のファイル及びディレクトリ構造を参照して作成される。そして、サーバ9は、園児番号ディレクトリ以下のファイルを圧縮する(ステップS323)。例えば自己解凍可能な実行形式プログラムに圧縮する。
【0107】
サーバ9は、圧縮処理後、ダウンロード実行画面情報を保護者端末3に送信する(ステップS325)。保護者端末3は、ダウンロード実行画面情報を受信し、表示装置に表示する(ステップS327)。なお、ダウンロード実行画面情報は、例えば圧縮された後のダウンロード用ファイルの容量についてのデータを含み、保護者はその容量を確認する。もし、保護者がダウンロード用ファイルの容量を確認し、ダウンロードを命令すると、保護者端末3はダウンロード選択入力をサーバ9に送信する(ステップS329)。
【0108】
サーバ9は、保護者端末3からダウンロード選択入力を受信し(ステップS331)、当該保護者端末3に圧縮されたファイルを送信する(ステップS333)。なお、ダウンロードを選択しなかった場合には、端子Jに戻る。保護者端末3は、保護者にダウンロードされるファイルの保存先ディレクトリを指定するように命じ、圧縮されたファイルを受信して、指定されたディレクトリに保存する(ステップS335)。
【0109】
図53に総合アルバムの最終的な表紙例を示す。生活のアルバムについては、連絡帳DB91を園児番号で検索抽出したデータを表示するものであって、カレンダーから又は日にちを指定して参照できるような構成となっている。「幼稚園より」の部分は、例えば、歴代担任の先生の写真とコメント等で構成される。
【0110】
以上のように幼稚園等の園児の保護者は、自由に子供独自のアルバムを作成することができるようになる。幼稚園等では通常と同じように素材を用意するだけで、編集作業は不要になり、事務の効率化・省力化が図られる。
【0111】
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されず様々な変形が可能である。例えば、自分の総合アルバムをネットワークを介して送信するような構成を示したが、例えばCD−RやDVD−RAMなどの媒体に格納し、別途郵送などするような構成であってもよい。また、郵送かダウンロードを選択できるようにしても良い。上の例では連絡帳DB91の内容は、単にダウンロードするだけとなっているが、例えば連絡帳DB91のある日の内容に合致するような写真ファイルを連絡帳に含められるような構成とすることも可能である。
【0112】
延長保育についての先生のスケジューリングを行う例を示したが、通常の保育時間についても、予め各先生に登録してもらった各先生のスケジュールを調整するような機能を含める場合もある。
【0113】
以上述べたような処理を実行するようなプログラムがサーバ9にはインストールされており、当該プログラムは記憶媒体、記憶装置に格納されて配布される場合がある。中間的なデータについてはサーバ9のメインメモリ等の記憶装置に格納される。
【0114】
(付記1)
教育・保育機関における子供に関する情報の処理方法であって、
保護者が操作する端末に対して、当該保護者の子供に関して出欠の登録のための画面情報を送信するステップと、
前記保護者から前記出欠の情報を受信した場合には、当該保護者の子供に対応して前記出欠の情報を記憶装置に格納するステップと、
前記保護者が操作する端末からの要求に応じて、時間帯及び当該保護者の連絡先電話番号の登録のための画面情報を送信するステップと、
前記保護者から前記時間帯及び連絡先電話番号の情報を受信した場合には、当該保護者の子供に対応して前記時間帯及び連絡先電話番号を記憶装置に格納するステップと、
前記教育・保育機関における端末からの要求に応じて、各子供に関して当該要求の時刻に対応する連絡先電話番号と前記出欠の情報とを前記記憶装置から抽出して、送信するステップと、
を含む教育・保育機関における情報の処理方法。
【0115】
(付記2)
前記保護者が操作する端末に対して、当該保護者の子供に関して前記教育・保育機関に対する連絡事項の登録のための画面情報を送信するステップと、
前記保護者から前記連絡事項の情報を受信した場合には、当該保護者の子供に対応して前記連絡事項の情報を記憶装置に格納するステップと、
をさらに含み、
前記連絡先電話番号と前記出欠の情報とを前記記憶装置から抽出して、送信するステップが、
前記教育・保育機関における端末からの要求に応じて、前記記憶装置に格納された情報を用いて、クラス毎に各子供の前記出欠の情報と前記連絡事項の情報と前記要求の時刻に対応する連絡先電話番号とを抽出して、送信するステップ
であることを特徴とする付記1記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0116】
(付記3)
教育・保育機関における子供に関する情報の処理方法であって、
保護者が操作する端末に対して、当該保護者の子供に関して出欠の登録のための画面情報を送信するステップと、
前記保護者から前記出欠の情報を受信した場合には、当該保護者の子供に対応して前記出欠の情報を記憶装置に格納するステップと、
前記教育・保育機関における端末からの送迎情報要求に応じて、前記記憶装置に格納された前記出欠の情報を用いて、特定の日における送迎対象者及び送迎場所についての情報を送信するステップと、
を含む教育・保育機関における情報の処理方法。
【0117】
(付記4)
前記送迎対象者及び送迎場所についての画面情報において、前記送迎対象者がいない送迎場所若しくは欠席者が強調されることを特徴とする付記3記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0118】
(付記5)
教育・保育機関における子供に関する情報の処理方法であって、
保護者が操作する端末に対して、当該保護者の子供に関して出欠と給食の要否との登録のための画面情報を送信するステップと、
前記保護者からの前記出欠の情報と前記給食の要否の情報とを受信した場合には、当該保護者の子供に対応して前記出欠の情報と前記給食の要否の情報とを記憶装置に格納するステップと、
前記教育・保育機関における端末からの要求に応じて、前記記憶装置に格納された前記給食の要否の情報に基づき、クラス毎に給食の必要数を集計するステップと、
を含む教育・保育機関における情報の処理方法。
【0119】
(付記6)
給食関係者に、前記クラス毎の給食必要数を通知するステップ、
をさらに含む付記5記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0120】
(付記7)
教育・保育機関における子供に関する情報の処理方法であって、
保護者が操作する端末に対して、当該保護者の子供に関して出欠と延長保育の要否との登録のための画面情報を送信するステップと、
前記保護者からの前記出欠の情報と前記延長保育の要否の情報とを受信した場合には、当該保護者の子供に対応して前記出欠の情報と前記延長保育の要否の情報とを記憶装置に格納するステップと、
前記教育・保育機関における端末からの要求に応じて、前記記憶装置に格納されたクラス毎の前記延長保育の要否の情報を用いて、延長保育の対象者を集計するステップと、
前記集計結果を用いて、先生のスケジューリングを行うステップと、
を含む教育・保育機関における情報の処理方法。
【0121】
(付記8)
教育・保育機関における子供に関する情報の処理方法であって、
保護者が操作する端末から当該保護者の子供に関する出欠の情報と連絡事項の情報とを受信した場合には、当該保護者の子供に対応して前記出欠の情報と前記連絡事項の情報とを連絡帳記憶部に格納するステップと、
前記教育・保育機関からの入力に応じて、子供毎に先生からの連絡事項の情報を連絡帳記憶部に格納するステップと、
前記保護者が操作する端末からの要求に応じて、前記教育・保育機関が撮影したイベント関連写真の情報を送信するステップと、
前記保護者が操作する端末から写真の選択入力を受信することに応じて、選択されたイベント関連写真に関する情報を当該子供のイベント関連写真記憶部に格納するステップと、
前記保護者が操作する端末からの要求に応じて、前記連絡帳記憶部と前記イベント関連写真記憶部に格納された情報を用いてアルバム・データを作成するデータ作成ステップと、
を含む教育・保育機関における情報の処理方法。
【0122】
(付記9)
前記保護者が操作する端末から当該保護者が有する子供の写真の情報を受信して、当該子供の個人アルバム記憶部に格納する写真情報受信ステップをさらに含み、
前記データ作成ステップが、
前記保護者が操作する端末からの要求に応じて、前記連絡帳記憶部と前記イベント関連写真記憶部と前記個人アルバム記憶部とに格納された情報を用いてアルバム・データを作成するステップ
であることを特徴とする付記8記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0123】
(付記10)
前記保護者が操作する端末からの要求に応じて、他の保護者が公開している写真の情報を送信するステップと、
前記保護者が操作する端末から前記他の保護者が公開している写真の選択入力を受信した場合には、選択された写真に関する情報を当該子供の公開写真記憶部に格納するステップと
をさらに含み、
前記データ作成ステップにおいて、さらに前記公開写真記憶部に格納された情報を用いてアルバム・データを作成する
ことを特徴とする付記8又は9記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0124】
(付記11)
前記教育・保育機関における端末に対して、各子供の保護者に対する連絡事項の入力のための画面情報を送信するステップと、
前記教育・保育機関からの入力に応じて、各子供に対応して前記連絡事項の情報を記憶装置に格納するステップと、
前記保護者が操作する端末からの要求に応じて、前記記憶装置から当該保護者の子供に関する前記教育・保育機関からの連絡事項を抽出して、送信するステップと、
をさらに含む付記2記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0125】
(付記12)
前記送迎対象者及び送迎場所についての画面情報において、前記送迎対象者及び送迎場所が送迎車毎にまとめられていることを特徴とする付記3又は4記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0126】
(付記13)
教育・保育機関における子供に関する情報の処理方法であって、
保護者が操作する端末に対して、当該保護者の子供に関して出欠と前記教育・保育機関に対する連絡事項との登録のための画面情報を送信するステップと、
前記保護者から前記出欠の情報と前記連絡事項の情報とを受信した場合には、当該保護者の子供に対応して前記出欠と連絡事項の情報とを記憶装置に格納するステップと、
前記教育・保育機関における端末からの要求に応じて、前記記憶装置に格納された出欠の情報に基づき、クラス毎に給食の必要数を集計するステップと、
を含む教育・保育機関における情報の処理方法。
【0127】
(付記14)
前記教育・保育機関における端末からの要求に応じて、前記記憶装置からクラス毎に各子供の出欠の情報を抽出して、送信するステップと、
前記教育・保育機関における端末に対して、各子供の保護者に対する連絡事項の入力のための画面情報を送信するステップと、
前記教育・保育機関からの入力に応じて、子供毎に前記連絡事項の情報を記憶装置に格納するステップと、
前記保護者が操作する端末からの要求に応じて、前記記憶装置から当該保護者の子供に関する前記教育・保育機関からの連絡事項を抽出して、送信するステップと、
を含む付記3又は7記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0128】
(付記15)
前記保護者が有する子供の写真の情報には、他の保護者に公開するか否かについての設定情報を含むことを特徴とする付記9記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0129】
(付記16)
前記写真の選択は、当該写真に対して子供を識別する情報を入力して送信することにより行われることを特徴とする付記8記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0130】
(付記17)
教育・保育機関における端末から連絡帳情報を要求する連絡帳要求情報を受信する受信ステップと、
前記連絡帳要求情報に該当する連絡帳情報を、子供ごとの連絡帳情報を記憶する連絡帳情報記憶手段より抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された前記連絡帳情報を子供ごとに一覧表示させるための連絡帳表示情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理方法。
【0131】
(付記18)
前記抽出ステップにおいて、前記教育・保育機関における端末のログインIDに対応するクラスに該当する連絡帳情報を、前記連絡帳情報記憶手段より抽出することを特徴とする付記17記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0132】
(付記19)
前記抽出ステップにおいて、所定の日付に該当する連絡帳情報を、前記連絡帳情報記憶手段より抽出することを特徴とする付記17又は18記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0133】
(付記20)
前記連絡帳情報記憶手段は、保護者からの連絡事項情報を記憶しており、
前記送信ステップにおいて、前記連絡帳表示情報に前記連絡事項情報を含んで送信することを特徴とする付記17から19までのいずれかに記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0134】
(付記21)
前記連絡帳情報記憶手段は、子供の出欠情報を記憶しており、
前記送信ステップにおいて、前記連絡帳表示情報に前記子供の出欠情報を含んで送信することを特徴とする付記17から20までのいずれかに記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0135】
(付記22)
前記連絡帳情報記憶手段は、子供の給食要否情報を記憶しており、
前記送信ステップにおいて、前記連絡帳表示情報に前記子供の給食要否情報を含んで送信することを特徴とする付記17から21までのいずれかに記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0136】
(付記23)
前記連絡帳情報記憶手段は、子供の延長保育要否情報を記憶しており、
前記送信ステップにおいて、前記連絡帳表示情報に前記子供の延長保育要否情報を含んで送信することを特徴とする付記17から22までのいずれかに記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0137】
(付記24)
保護者が操作する端末から連絡帳情報を要求する連絡帳要求情報を受信する受信ステップと、
前記保護者が操作する端末のログインIDに対応する子供に該当する連絡帳情報を、子供ごとの連絡帳情報を記憶する連絡帳情報記憶手段より抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された連絡帳情報を前記保護者が操作する端末に送信する送信ステップと、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理方法。
【0138】
(付記25)
前記連絡帳情報記憶手段は、教育・保育機関からのアドバイス情報を記憶しており、
前記送信ステップにおいて、前記連絡帳情報に前記アドバイス情報を含んで送信することを特徴とする付記23記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0139】
(付記26)
子供ごとの連絡帳情報を記憶する連絡帳情報記憶手段と、
教育・保育機関における端末から連絡帳情報を要求する連絡帳要求情報を受信する受信手段と、
前記連絡帳要求情報に該当する連絡帳情報を、前記連絡帳情報記憶手段より抽出する抽出手段と、
前記抽出手段において抽出された前記連絡帳情報を子供ごとにー覧表示させるための連絡帳表示情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理装置。
【0140】
(付記27)
子供ごとの連絡帳情報を記憶する連絡帳情報記憶手段と、
保護者が操作する端末から連絡帳情報を要求する連絡帳要求情報を受信する受信手段と、
前記保護者が操作する端末のログインIDに対応する子供に該当する連絡帳情報を、前記連絡帳情報記憶手段より抽出する抽出手段と、
前記抽出手段において抽出された連絡帳情報を前記保護者が操作する端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理装置。
【0141】
(付記28)
コンピュータに、
教育・保育機関における端末から連絡帳情報を要求する連絡帳要求情報を受信する受信ステップと、
前記連絡帳要求情報に該当する連絡帳情報を、子供ごとの連絡帳情報を記憶する連絡帳情報記憶手段より抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された前記連絡帳情報を子供ごとに一覧表示させるための連絡帳表示情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
を動作させることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理プログラム。
【0142】
(付記29)
コンピュータに、
保護者が操作する端末から連絡帳情報を要求する連絡帳要求情報を受信する受信ステップと、
前記保護者が操作する端末のログインIDに対応する子供に該当する連絡帳情報を、子供ごとの連絡帳情報を記憶する連絡帳情報記憶手段より抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された連絡帳情報を前記保護者が操作する端末に送信する送信ステップと、
を動作させることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理プログラム。
【0143】
(付記30)
保護者が操作する端末から給食要否情報を含む連絡帳情報を受信する連絡帳情報受信ステップと、
前記連絡帳情報受信ステップにおいて受信した連絡帳情報を、子供ごとの連絡帳情報を記憶する連絡帳情報記憶手段に記憶する記憶ステップと、
教育・保育機関における端末から給食の必要数を要求する給食必要数要求情報を受信する給食必要数要求情報受信ステップと、
前記給食必要数要求情報の受信に基づき、子供の給食要否情報を、前記連絡帳情報記憶手段から抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された給食要否情報に基づいて、クラスごとの給食の必要数を集計する集計ステップと、
前記集計ステップにおいて集計されたクラスごとの給食必要数情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理方法。
【0144】
(付記31)
前記連絡帳情報受信ステップにおいて、日付に関連付けた給食要否情報を含む連絡帳情報を受信し、
前記抽出ステップにおいて、所定の日付に該当する子供の給食要否情報を、前記連絡帳情報記憶手段より抽出することを特徴とする付記30記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0145】
(付記32)
前記集計ステップにおいて集計された給食の必要数を、給食関係者に通知するステップ、
をさらに備えることを特徴とする付記30又は31記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0146】
(付記33)
教育・保育機関における端末から送迎バスの順路情報を要求する順路情報要求情報を受信する受信ステップと、
前記順路情報要求情報の受信に基づき、送迎バスの順路と該順路の送迎場所に対応する子供の情報とを含む順路情報を記憶する順路情報記憶手段から順路情報を抽出する抽出ステップと、
前記順路情報に基づき、子供ごとの出欠情報を記憶する出欠情報記憶手段を参照し、欠席者を強調表示させるための順路表示情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理方法。
【0147】
(付記34)
前記出欠情報記憶手段は、子供ごとの出欠情報を日単位で記憶し、
前記送信ステップにおいて、前記出欠情報記憶手段を参照し、欠席者を強調表示させるための所定の日付の順路表示情報を送信することを特徴とする付記33記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0148】
(付記35)
教育・保育機関における端末から送迎バスの順路情報を要求する順路情報要求情報を受信する受信ステップと、
前記順路情報要求情報の受信に基づき、送迎バスの順路と該順路の送迎場所に対応する子供の情報とを含む順路情報を記憶する順路情報記憶手段から順路情報を抽出する抽出ステップと、
前記順路情報に基づき、子供ごとの出欠情報を記憶する出欠情報記憶手段を参照し、出席者のみを表示させるための順路表示情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理方法。
【0149】
(付記36)
前記出欠情報記憶手段は、子供ごとの出欠情報を日単位で記憶し、
前記送信ステップにおいて、前記出欠情報記憶手段を参照し、出席者のみを表示させるための所定の日付の順路表示情報を送信することを特徴とする付記35記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0150】
(付記37)
前記順路表示情報において、前記子供が送迎場所ごとにまとめられていることを特徴とする付記33から36までのいずれかに記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0151】
(付記38)
教育・保育機関における端末から先生のスケジュール情報を要求するスケジュール要求情報を受信する受信ステップと、
子供ごとの延長保育要否情報を記憶する連絡帳情報記憶手段の情報を用いて、所定の日付の延長保育対象者数を集計する集計ステップと、
前記集計ステップの集計結果に基づいて、先生のスケジュールを作成し、該スケジュールを前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理方法。
【0152】
(付記39)
子供ごとの連絡帳情報を記憶する連絡帳情報記憶手段と、
保護者が操作する端末から給食要否情報を含む連絡帳情報を受信する連絡帳情報受信手段と、
前記連絡帳情報受信手段において受信した連絡帳情報を、前記連絡帳情報記憶手段に記憶する記憶手段と、
教育・保育機関における端末から給食の必要数を要求する給食必要数要求情報を受信する給食必要数要求情報受信手段と、
前記給食必要数要求情報の受信に基づき、子供の給食要否情報を、前記連絡帳情報記憶手段から抽出する抽出手段と、
前記抽出手段において抽出された給食要否情報に基づいて、クラスごとの給食の必要数を集計する集計手段と、
前記集計手段において集計されたクラスごとの給食必要数情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理装置。
【0153】
(付記40)
送迎バスの順路と該順路の送迎場所に対応する子供の情報とを含む順路情報を記憶する順路情報記憶手段と、
子供ごとの出欠情報を記憶する出欠情報記憶手段と、
教育・保育機関における端末から送迎バスの順路情報を要求する順路情報要求情報を受信する受信手段と、
前記順路情報要求情報の受信に基づき、前記順路情報記憶手段から順路情報を抽出する抽出手段と、
前記順路情報に基づき、前記出欠情報記憶手段を参照し、欠席者を強調表示させるための順路表示情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理装置。
【0154】
(付記41)
送迎バスの順路と該順路の送迎場所に対応する子供の情報とを含む順路情報を記憶する順路情報記憶手段と、
子供ごとの出欠情報を記憶する出欠情報記憶手段と、
教育・保育機関における端末から送迎バスの順路情報を要求する順路情報要求情報を受信する受信手段と、
前記順路情報要求情報の受信に基づき、前記順路情報記憶手段から順路情報を抽出する抽出手段と、
前記順路情報に基づき、前記出欠情報記憶手段を参照し、出席者のみを表示させるための順路表示情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理装置。
【0155】
(付記42)
子供ごとの延長保育要否情報を記憶する連絡帳情報記憶手段と、
教育・保育機関における端末から先生のスケジュール情報を要求するスケジュール要求情報を受信する受信手段と、
前記連絡帳情報記憶手段の情報を用いて、所定の日付の延長保育対象者数を集計する集計手段と、
前記集計手段の集計結果に基づいて、先生のスケジュールを作成し、該スケジュールを前記教育・保育機関における端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理装置。
【0156】
(付記43)
コンピュータに、
保護者が操作する端末から給食要否情報を含む連絡帳情報を受信する連絡帳情報受信ステップと、
前記連絡帳情報受信ステップにおいて受信した連絡帳情報を、子供ごとの連絡帳情報を記憶する連絡帳情報記憶手段に記憶する記憶ステップと、
教育・保育機関における端末から給食の必要数を要求する給食必要数要求情報を受信する給食必要数要求情報受信ステップと、
前記給食必要数要求情報の受信に基づき、子供の給食要否情報を、前記連絡帳情報記憶手段から抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された給食要否情報に基づいて、クラスごとの給食の必要数を集計する集計ステップと、
前記集計ステップにおいて集計されたクラスごとの給食必要数情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
を動作させることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理プログラム。
【0157】
(付記44)
コンピュータに、
教育・保育機関における端末から送迎バスの順路情報を要求する順路情報要求情報を受信する受信ステップと、
前記順路情報要求情報の受信に基づき、送迎バスの順路と該順路の送迎場所に対応する子供の情報とを含む順路情報を記憶する順路情報記憶手段から順路情報を抽出する抽出ステップと、
前記順路情報に基づき、子供ごとの出欠情報を記憶する出欠情報記憶手段を参照し、欠席者を強調表示させるための順路表示情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
を動作させることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理プログラム。
【0158】
(付記45)
コンピュータに、
教育・保育機関における端末から送迎バスの順路情報を要求する順路情報要求情報を受信する受信ステップと、
前記順路情報要求情報の受信に基づき、送迎バスの順路と該順路の送迎場所に対応する子供の情報とを含む順路情報を記憶する順路情報記憶手段から順路情報を抽出する抽出するステップと、
前記順路情報に基づき、子供ごとの出欠情報を記憶する出欠情報記憶手段を参照し、出席者のみを表示させるための順路表示情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
を動作させることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理プログラム。
【0159】
(付記46)
コンピュータに、
教育・保育機関における端末から先生のスケジュール情報を要求するスケジュール要求情報を受信する受信ステップと、
子供ごとの延長保育要否情報を記憶する連絡帳情報記憶手段の情報を用いて、所定の日付の延長保育対象者数を集計する集計ステップと、
前記集計ステップの集計結果に基づいて、先生のスケジュールを作成し、該スケジュールを前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
を動作させることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理プログラム。
【0160】
(付記47)
教育・保育機関における端末から子供の保護者の連絡先情報を要求する連絡先要求情報を受信する受信ステップと、
前記連絡先要求情報に該当する子供の保護者の所定の日付の連絡先情報を、各子供の保護者の連絡先情報を日付に関連付けて記憶する連絡先情報記憶手段より抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された連絡先情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理方法。
【0161】
(付記48)
前記抽出ステップにおいて、前記教育・保育機関における端末のログインIDに対応するクラスに該当する子供の保護者の連絡先情報を、前記連絡先情報記憶手段より抽出することを特徴とする付記47記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0162】
(付記49)
前記所定の日付が、前記抽出ステップの処理時点の日付であることを特徴とする請求項47又は48記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0163】
(付記50)
前記連絡先情報記憶手段は、各子供の保護者の連絡先情報を時間に関連付けて記憶し、
前記抽出ステップにおいて、所定の時間における、子供の保護者の連絡先情報を、前記連絡先情報記憶手段より抽出することを特徴とする付記47から49までのいずれかに記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0164】
(付記51)
前記所定の時間が、前記抽出ステップの処理時点の時間であることを特徴とする請求項50記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0165】
(付記52)
各子供の保護者の連絡先情報を日付に関連付けて記憶する連絡先情報記憶手段と、
教育・保育機関における端末から子供の保護者の連絡先情報を要求する連絡先要求情報を受信する受信手段と、
前記連絡先要求情報に該当する子供の保護者の所定の日付の連絡先情報を、前記連絡先情報記憶手段より抽出する抽出手段と、
前記抽出手段において抽出された連絡先情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理装置。
【0166】
(付記53)
コンピュータに、
教育・保育機関における端末から子供の保護者の連絡先情報を要求する連絡先要求情報を受信する受信ステップと、
前記連絡先要求情報に該当する子供の保護者の所定の日付の連絡先情報を、各子供の保護者の連絡先情報を日付に関連付けて記憶する連絡先情報記憶手段より抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された連絡先情報を前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
を動作させることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理プログラム。
【0167】
(付記54)
教育・保育機関における子供に関する情報の処理方法であって、
保護者が操作する端末から当該保護者の子供に関する日付情報を含む写真の情報を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信した写真の情報を、個人ごとの写真情報を記憶する個人写真記憶手段に日付に関連付けて記憶する個人写真記憶ステップと、
前記個人写真記憶手段と、教育・保育機関が日付に関連付けて写真情報を登録した機関写真記憶手段とから、所定の日付の写真情報を抽出し、該写真情報を用いてアルバム・データを作成するデータ作成ステップと、
を含む教育・保育機関における情報の処理方法。
【0168】
(付記55)
前記データ作成ステップにおいて、前記個人写真記憶手段と、他の保護者の個人写真記憶手段と、前記機関写真記憶手段とから、所定の日付の写真情報を抽出し、該写真情報を用いてアルバム・データを作成することを特徴とする付記54記載の教育・保育機関における情報の処理方法。
【0169】
(付記56)
連絡帳記億手段と、
イベント関連写真記憶手段と、
保護者が操作する端末から当該保護者の子供に関する出欠の情報と連絡事項の情報とを受信する手段と、
前記出欠の情報と連絡事項の情報の受信に伴い、当該保護者の子供に対応して前記出欠の情報と前記連絡事項の情報とを前記連絡帳記憶手段に格納する手段と、
教育・保育機関からの入力に応じて、子供毎に先生からの連絡事項の情報を前記連絡帳記憶手段に格納する手段と、
前記保護者が操作する端末からの要求に応じて、前記教育・保育機関が撮影したイベント関連写真の情報を送信する手段と、
前記保護者が操作する端末から写真の選択入力を受信することに応じて、選択されたイベント関連写真に関する情報を当該子供の前記イベント関連写真記憶手段に格納する手段と、
前記保護者が操作する端末からの要求に応じて、前記連絡帳記憶手段と前記イベント関連写真記憶手段に格納された情報を用いてアルバム・データを作成するデータ作成手段と、
を含む教育・保育機関における情報の処理装置。
【0170】
(付記57)
個人ごとの写真情報を記憶する個人写真記憶手段と、
教育・保育機関が日付に関連付けて写真情報を登録した機関写真記憶手段と、
保護者が操作する端末から当該保護者の子供に関する日付情報を含む写真の情報を受信する受信手段と、
前記受信手段において受信した写真の情報を、前記個人写真記憶手段に日付に関連付けて記憶する手段と、
前記個人写真記憶手段と、前記機関写真記憶手段とから、所定の日付の写真情報を抽出し、該写真情報を用いてアルバム・データを作成するデータ作成手段と、
を含む教育・保育機関における情報の処理装置。
【0171】
(付記58)
コンピュータに、
保護者が操作する端末から当該保護者の子供に関する出欠の情報と連絡事項の情報とを受信した場合には、当該保護者の子供に対応して前記出欠の情報と前記連絡事項の情報とを連絡帳記憶部に格納するステップと、
前記教育・保育機関からの入力に応じて、子供毎に先生からの連絡事項の情報を連絡帳記憶部に格納するステップと、
前記保護者が操作する端末からの要求に応じて、前記教育・保育機関が撮影したイベント関連写真の情報を送信するステップと、
前記保護者が操作する端末から写真の選択入力を受信することに応じて、選択されたイベント関連写真に関する情報を当該子供のイベント関連写真記憶部に格納するステップと、
前記保護者が操作する端末からの要求に応じて、前記連絡帳記憶部と前記イベント関連写真記憶部に格納された情報を用いてアルバム・データを作成するデータ作成ステップと、
を動作させることを特徴とする教育・保育期間における情報の処理プログラム。
【0172】
(付記59)
コンピュータに、
保護者が操作する端末から当該保護者の子供に関する日付を含む写真の情報を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信した写真の情報を、個人ごとの写真情報を記憶する個人写真記憶手段に日付に関連付けて記憶する個人写真記憶ステップと、
前記個人写真記憶手段と、教育・保育機関が日付に関連付けて写真情報を登録した機関写真記憶手段とから、所定の日付の写真情報を抽出し、該写真情報を用いてアルバム・データを作成するデータ作成ステップと、
を動作させることを特徴とする教育・保育機関における情報の処理プログラム。
【0173】
【発明の効果】
以上述べたように、教育・保育機関における業務の効率化・省力化を可能にする情報処理技術を提供することができた。
【0174】
また、保護者の連絡先管理を可能にする情報処理技術を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るシステムの概要を示す図である。
【図2】保護者端末とサーバによる処理フロー(その1)を示すフローチャートである。
【図3】幼稚園保護者のメインメニュー・ページの一例を示す図である。
【図4】幼稚園保護者の連絡帳ページの一例を示す図である。
【図5】連絡帳DBに格納される情報の一例を示す図である。
【図6】保護者端末とサーバによる処理フロー(その2)を示すフローチャートである。
【図7】保護者端末とサーバによる処理フロー(その3)を示すフローチャートである。
【図8】保護者端末とサーバによる処理フロー(その4)を示すフローチャートである。
【図9】幼稚園保護者の連絡先設定画面の一例を示す図である。
【図10】連絡先DB97に格納される情報の一例を示す図である。
【図11】サーバと幼稚園端末による処理フロー(その1)を示すフローチャートである。
【図12】幼稚園先生向けのメインメニュー画面の一例を示す図である。
【図13】サーバと幼稚園端末による処理フロー(その2)を示すフローチャートである。
【図14】給食集計処理における表示用一時ファイルの情報の一例を示す図である。
【図15】幼稚園端末に表示される給食集計結果の画面の一例を示す図である。
【図16】給食関係者端末に表示される給食集計結果の画面の一例を示す図である。
【図17】サーバと幼稚園端末による処理フロー(その3)を示すフローチャートである。
【図18】欠席園児ファイルの一例を示す図である。
【図19】送迎園児名簿DBに格納される情報の一例を示す図である。
【図20】園児個人情報DBに格納される情報の一例を示す図である。
【図21】園バス順路DBに格納される情報の一例を示す図である。
【図22】バス送迎順路画面を表示のための表示用一時ファイルの一例を示す図である。
【図23】バス送迎順路画面の一例を示す図である。
【図24】サーバと幼稚園端末による処理フロー(その4)を示すフローチャートである。
【図25】行事日程DBに格納される情報の一例を示す図である。
【図26】先生スケジュール画面のための表示用一時ファイルの一例を示す図である。
【図27】先生スケジュール画面の一例を示す図である。
【図28】サーバと幼稚園端末による処理フロー(その5)を示すフローチャートである。
【図29】幼稚園先生の連絡帳の表示用一時ファイルの一例を示す図である。
【図30】幼稚園先生の連絡帳画面の一例を示す図である。
【図31】サーバと幼稚園端末による処理フロー(その6)を示すフローチャートである。
【図32】保護者端末とサーバによる処理フロー(その5)を示すフローチャートである。
【図33】アルバム作成メニューの画面例を示す図である。
【図34】保護者端末とサーバによる処理フロー(その6)を示すフローチャートである。
【図35】個人アルバム作成における日付指定のための画面例を示す図である。
【図36】個人アルバム作成におけるファイル指定画面の一例を示す図である。
【図37】個人アルバム作成におけるコメント入力画面の一例を示す図である。
【図38】個人アルバム確認画面の一例を示す図である。
【図39】個人アルバムDBファイルの一例を示す図である。
【図40】アルバム作成用DB95のディレクトリ構成の一例を示す図である。
【図41】個人アルバム作成完了時の画面例を示す図である。
【図42】保護者端末とサーバによる処理フロー(その7)を示すフローチャートである。
【図43】イベントアルバム作成時におけるイベント等の一覧表示画面の一例を示す図である。
【図44】運動会の園撮影写真を表示するための画面例を示す図である。
【図45】他保護者撮影写真の選択画面例を示す図である。
【図46】他保護者撮影写真の選択確認画面例を示す図である。
【図47】園撮影イベントアルバムDBファイルの一例を示す図である。
【図48】他保護者撮影DBファイルの一例を示す図である。
【図49】イベントアルバム作成完了時の画面例を示す図である。
【図50】保護者端末とサーバによる処理フロー(その8)を示すフローチャートである。
【図51】総合アルバム作成時における一覧表画面の一例を示す図である。
【図52】総合アルバム確認画面の一例を示す図である。
【図53】総合アルバムの表紙の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 インターネット 3 保護者端末 5 保護者携帯電話機
7 幼稚園端末 9 サーバ 11 給食関係者端末
13 公衆回線網 15 FAX
91 連絡帳DB 92 園バス順路DB 93 行事日程DB
95 アルバム作成用DB 96 園児個人情報DB
97 連絡先DB 98 送迎園児名簿DB

Claims (4)

  1. 少なくとも教育・保育機関に対する情報処理を実施するサーバによる情報処理方法であって、
    教育・保育機関における端末から連絡帳情報を要求する連絡帳要求情報を受信する受信ステップと、
    前記連絡帳要求情報に該当する子供の処理時点の日付の連絡帳情報を、各子供の連絡帳情報を日付に関連付けて記憶する連絡帳情報記憶手段より抽出する連絡帳情報抽出ステップと、
    前記連絡帳要求情報に該当する子供の保護者の処理時点の時間における連絡先情報を、各子供の保護者の連絡先情報を時間に関連付けて記憶する連絡先情報記憶手段より抽出する連絡先情報抽出ステップと、
    前記連絡帳情報抽出ステップにおいて抽出された連絡帳情報と、前記連絡先情報抽出ステップにおいて抽出された連絡先情報とを前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  2. 前記連絡帳情報抽出ステップにおいて、前記教育・保育機関における端末から受信したログインIDに対応するクラスに該当する子供の連絡帳情報を、前記連絡帳情報記憶手段より抽出し、
    前記連絡先情報抽出ステップにおいて、前記教育・保育機関における端末から受信したログインIDに対応するクラスに該当する子供の保護者の連絡先情報を、前記連絡先情報記憶手段より抽出することを特徴とする請求項記載の情報処理方法。
  3. 前記送信ステップが、
    前記連絡帳情報抽出ステップにおいて抽出された連絡帳情報と、前記連絡先情報抽出ステップにおいて抽出された連絡先情報とを、子供毎にまとめて一覧表示させるための表示情報を生成するステップと、
    生成された前記表示情報を前記教育・保育機関における端末に送信するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理方法。
  4. コンピュータに、
    教育・保育機関における端末から連絡帳情報を要求する連絡帳要求情報を受信する受信ステップと、
    前記連絡帳要求情報に該当する子供の処理時点の日付の連絡帳情報を、各子供の連絡帳情報を日付に関連付けて記憶する連絡帳情報記憶手段より抽出する連絡帳情報抽出ステップと、
    前記連絡帳要求情報に該当する子供の保護者の処理時点の時間における連絡先情報を、各子供の保護者の連絡先情報を時間に関連付けて記憶する連絡先情報記憶手段より抽出する連絡先情報抽出ステップと、
    前記連絡帳情報抽出ステップにおいて抽出された連絡帳情報と、前記連絡先情報抽出ステップにおいて抽出された連絡先情報とを前記教育・保育機関における端末に送信する送信ステップと、
    を実施させるための情報処理プログラム。
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