JP6699113B2 - 内燃機関の排ガス浄化システム及び排ガス浄化触媒 - Google Patents

内燃機関の排ガス浄化システム及び排ガス浄化触媒 Download PDF

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Description

本開示は、簡易な構成で排ガスの浄化を可能にした内燃機関の排ガス浄化システム及び排ガス浄化触媒に関する。
大気のクリーン化が求められる中、ガソリンエンジンでは、触媒を用いた排ガス浄化性能のさらなる向上が求められ、特に、エンジン冷態時の排ガス浄化が重要な課題となっている。エンジン冷態時の排ガス浄化策として、排ガス通路に設けられた触媒が昇温するまでの間に排出されるHCの低減を狙って、HCトラップ触媒など、排ガス通路に多種の触媒を直列に配置した浄化システムが検討されている。
しかし、このような浄化システムでは、排ガスの圧力損失が大きくなり、排気圧力の上昇によって、エンジン性能が低下するだけでなく、触媒コストが極めて高価になるという問題がある。特に、触媒担持層を担持する担持基材がハニカム構造体であるとき、排ガスの圧力損失がエンジン性能に及ぼす影響を無視できない。
例えば、特許文献1には、排ガス通路に排ガス上流側から第1の触媒コンバータと第2の触媒コンバータとが直列に設けられ、第1の触媒コンバータには、酸化性能を有する高温用NOx吸着触媒と触媒温度が低いときNOxを吸着する低温用NOx吸着触媒とが内蔵され、第2の触媒コンバータには、第1の触媒コンバータから放出されたNOxを還元浄化するためのNOx還元触媒と、捕集したPMを燃焼し浄化するPM燃焼触媒とが内蔵されている。
特開2015−025433号公報
排ガス通路に複数種の触媒を直列に配置すると、排ガスの圧力損失が増加する。特許文献1に開示された排ガス浄化システムは、排気圧力の増加を抑え、エンジン性能の低下を抑えることを目的としている。しかしながら、今後、さらなる排ガス浄化性能の向上を狙って触媒の多機能化が求められる状況下では、排気圧力の抑制と触媒コストの削減が必要である。
そこで、これら技術的課題に鑑み、本発明の少なくとも一つの実施形態は、排ガス浄化性能の多機能化に対応しつつ、排ガスの圧力損失をさらに低減して内燃機関の効率向上を図ると共に、触媒コストの削減を図ることを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る内燃機関の排ガス浄化システムは、排ガス通路に、担持基材と、該担持基材の表面に形成された触媒担持層と、該触媒担持層に担持された触媒活性成分とで構成された排ガス浄化触媒を備えた内燃機関の排ガス浄化システムにおいて、前記排ガス通路に第1の排ガス浄化触媒を備え、前記第1の排ガス浄化触媒の前記触媒担持層は、前記担持基材の表面に近い下層と該下層より相対的に遠い上層とで構成され、前記上層の前記触媒活性成分は、排ガス中に含まれるNHで排ガス中のNOxを選択還元する材料を含み、前記下層の前記触媒活性成分は、HC及びNOxを吸着可能な材料を含み、NOxの酸化機能を有さない
排ガス中にCO、HCが存在すると、反応式(1)の水性ガス反応と、反応式(2)の水蒸気改質反応が進行してHが生成され、反応式(3)、反応式(4)や反応式(5)の反応によりNHが生成する。これらの反応は、とくに貴金属を担持した触媒上で進行する。
CO+HO → CO+H (1)
CH+2HO → CO+(2+n/2)H (2)
5/2H+NO → NH+HO (3)
3/2H+NO+CO → NH+CO (4)
NO+HC+HO → CO+NH (5)
上記第1の排ガス浄化触媒では、上層の触媒活性成分により排ガス中に存在するNHとNOxとを反応させ、反応式(6)〜(8)の反応によりNOxを選択還元する。
NO+NO+2NH → 2N+3HO (6)
4NO+4NH+O → 4N+6HO (7)
6NO+8NH → 7N+12HO (8)
また、下層の触媒活性成分で吸着したHC及びNOxから、上記反応式(1)〜(5)によりNHを生成し、生成したNHをNOxの選択還元に用いることができる。
また、下層の触媒活性成分で吸着したNOxが上層の触媒活性成分を通過する機会が与えられるため、NOxの還元率を向上できる。
このように、排ガスに曝される上層側に排ガス中に存在するNHとNOxを反応させる成分を含み、下層側にHC及びNOx吸着能成分を含むため、NOxを効率良く低減できる。
また、上下積層構造の触媒担持層を備えることで、排ガス通路に直列に配置される触媒担体の数を低減できるため、触媒コストを削減できると共に、排ガスの圧力損失を低減できるため、内燃機関の性能低下を抑制できる。
(2)幾つかの実施形態では、前記構成(1)において、前記第1の排ガス浄化触媒より上流側の前記排ガス通路に、担持基材と、該担持基材の表面に形成された触媒担持層と、該触媒担持層に担持された触媒活性成分とで構成された第2の排ガス浄化触媒を備え、前記第2の排ガス浄化触媒の前記触媒活性成分は、排ガス中のHC及びCOを酸化すると共にNOxを還元することで、これらを低減する材料を含む。
上記構成(2)によれば、上記第2の排ガス浄化触媒はいわゆる三元触媒としての浄化機能を有し、排ガス中のHC及びCOを酸化し、かつNOxを還元してN、CO及びHOに変換し低減できる。
こうして、第1の排ガス浄化触媒及び第2の排ガス浄化触媒との組合せで排ガス浄化性能の多機能化が可能になる。
(3)幾つかの実施形態では、前記構成(2)において、前記第2の排ガス浄化触媒の前記触媒担持層は、前記担持基材の表面に近い下層と該下層より相対的に遠い上層とで構成され、前記上層の前記触媒活性成分はRhを含み、前記下層の前記触媒活性成分はPd及び触媒用酸素吸蔵材料を含む。
上記構成(3)によれば、上層に含まれるRhの優れた排ガス浄化性能で高い排ガス浄化効果を得ることができると共に、触媒活性成分として比較的安価なPdを含む下層の存在によって、高い浄化性能を維持しつつ触媒コストを低減できる。
また、下層に酸素吸蔵及び放出能を有する触媒用酸素吸蔵材料を含むことで、空燃比が変動した場合でも高い排ガス浄化効果を維持できる。
さらに、排ガス浄化効果の向上に伴って、第1の排ガス浄化触媒及び第2の排ガス浄化触媒の触媒担持層の膜厚を薄くでき、これによって、特に、担持基材がハニカム構造体である場合などで、排ガスの圧力損失の増加を抑えることができる。
さらに、RhやPd等の貴金属を担持した触媒担持層を積層させることで、上記反応式(1)〜(5)によりNHが多く生成され、ここで生成されたNHがNOxの還元浄化に寄与する。
(4)幾つかの実施形態では、前記構成(3)において、前記第2の排ガス浄化触媒の前記下層は、排ガス流れ上流側領域のみに設けられている。
上記構成(4)によれば、排ガス温度が高く排ガス浄化効果が大きい排ガス上流側領域では、上記下層の存在により排ガス浄化効果を高めることができる。他方、排ガス温度が低く上流側領域ほど排ガス浄化効果が見込めない排ガス下流側領域では、下層を形成しないことで、排ガス浄化効果を大きく低下させることなく触媒コストを低減できる。
幾つかの実施形態では、前記構成(3)又は(4)において、前記第2の排ガス浄化触媒の前記上層は、前記触媒活性成分として担持基材の容積1リットル当たり0.1乃至2.0gのRhを含み、前記第2の排ガス浄化触媒の前記下層は、前記触媒活性成分として担持基材の容積1リットル当たり1乃至15gのPdと、助触媒としてCeOを主成分とする1乃至80gの前記触媒用酸素吸蔵材料とを含む。
上記構成によれば、触媒担持層に、触媒活性成分としてのRh及びPd及び助触媒としての触媒用酸素吸蔵材料が上記範囲の量を担持されることで、高い排ガス浄化効果を得ることができる。また、浄化効果が高いために上層及び下層とも膜厚を抑えることができるので、触媒担持層のコーティングが容易になる。
(5)幾つかの実施形態では、前記構成(3)又は(4)において、前記第2の排ガス浄化触媒の前記上層は、前記触媒活性成分の担持量が排ガス流れ上流側領域で排ガス流れ下流側領域より多い。
上記構成(5)によれば、排ガス温度が高く排ガス浄化効果が大きい排ガス流れ上流側領域で触媒活性成分の担持量を多くすることで、排ガス浄化効果を向上できると共に、排ガス流れ下流側領域では触媒活性成分の担持量を少なくすることで、触媒コストを削減できる。
(6)幾つかの実施形態では、前記構成(1)〜(5)の何れかにおいて、前記第1の排ガス浄化触媒において、前記下層に含まれる前記触媒活性成分が吸着したHC及びNOxを脱離させる工程で、内燃機関をリッチ燃焼に制御するための制御装置をさらに備える。
上記構成(6)によれば、下層に含まれる触媒活性成分が吸着したHC及びNOxを脱離させる工程で、内燃機関をリッチ燃焼に制御することで、排ガス中のCO量やHC量を増やし、これによって、上記反応式(1)〜(5)から、排ガス中に含まれるNH量を増やすことができる。
そして、増加したNHによって下層の触媒活性成分から脱離したNOxを高効率で低減できる。また、下層の触媒活性成分から脱離したHCは上層触媒や下流触媒の浄化作用によって低減できる。
(7)幾つかの実施形態では、前記構成(6)において、前記第1の排ガス浄化触媒を通る排ガスの温度を検出するための温度センサをさらに備え、前記制御装置は、前記温度センサの検出値が閾値を超えた時、HC及びNOxの脱離工程であると判定し、前記内燃機関をリッチ燃焼に制御するものである。
上記構成(7)によれば、第1の排ガス浄化触媒を通る排ガスの温度を検出し、この検出値に基づいてHC及びNOxの脱離工程が開始されたか否かを正確に判定できる。
(8)本発明の少なくとも一実施形態に係る排ガス浄化触媒は、担持基材と、該担持基材の表面に形成された触媒担持層と、該触媒担持層に担持された触媒活性成分とで構成された排ガス浄化触媒において、前記触媒担持層は、前記担持基材の表面に近い下層と該下層より相対的に遠い上層とで構成され、前記上層の前記触媒活性成分は、排ガス中に含まれるNHで排ガス中のNOxを選択還元する材料を含み、前記下層の前記触媒活性成分は、HC及びNOxを吸着可能な材料を含む。
上記構成(8)によれば、上記排ガス浄化触媒では、上層の触媒活性成分により排ガス中に存在するNHとNOxとを反応させ、NOxを選択還元する。また、下層の触媒活性成分で吸着したHC及びNOxから、上記反応式(1)〜(5)によりNHを生成し、生成したNHを上記反応式(6)〜(8)によりNOxの選択還元に寄与させることができる。
また、下層の触媒活性成分で吸着したHC、NOxが上層の触媒活性成分を通る間に、NOxの還元率を向上できる。さらに、下層の触媒活性成分で吸着したHCが上層の触媒活性成分を通る間に、HCの酸化率を向上できる。
このように、上下積層構造の触媒担持層を備えることで、排ガス通路に直列に配置される触媒担体の数を低減できるため、触媒コストを削減できる。また、排ガスの圧力損失を低減できるため、内燃機関の性能低下を抑制できる。
(9)幾つかの実施形態では、前記構成(8)において、前記下層は排ガス上流側領域のみに設けられている。
上記構成(9)によれば、排ガス温度が高く排ガス浄化効果が大きい排ガス上流側領域では、下層の存在により排ガス浄化効果を高めることができる。他方、排ガス温度が低下し上流側領域ほど排ガス浄化効果が見込めない排ガス下流側領域では、下層を形成しないことで、排ガス浄化効果をそれほど低下させることなく触媒コストを低減できる。
幾つかの実施形態では、前記構成(8)又は(9)において、前記上層及び前記下層は、夫々前記担持基材の容積1リットル当たり20乃至300gの前記触媒活性成分を含む。
上記構成によれば、上層及び下層において、上記含有量の触媒活性成分を含むため、NOxの浄化効果を向上できる。また、上層及び下層の膜厚を抑えることができるので、排ガスの圧力損失を抑制できると共に、触媒担持層のコーティングが容易になる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、排ガス浄化性能の多機能化に対応しつつ、内燃機関の排ガス通路を流れる排ガスの圧力損失を低減して内燃機関の効率を向上できると共に、排ガス通路に設けられる排ガス浄化触媒のコストを削減できる。
一実施形態に係る内燃機関の排ガス浄化システムを示す概略構成図である。 一実施形態に係る触媒コンバータの概略構成図である。 (A)は図2中のA―A線に沿う断面図であり、(B)は同じくB―B線に沿う断面図であり、(C)は同じくC―C線に沿う断面図であり、(D)は同じくD―D線に沿う断面図である。 一実施形態に係る触媒の断面図である。 (A)は図4中のE―E線に沿う断面図であり、(B)は同じくF―F線に沿う断面図である。 排ガス浄化プロセスを時系列で示す線図である。 触媒内部の排ガス温度分布を示す線図である。 貴金属担持量と総HCの浄化効率との関係を示す線図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、これらの実施形態に記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状及びその相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一つの構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
本発明の幾つかの実施形態に係る排ガス浄化システム10は、図1に示すように、内燃機関(例えばガソリンエンジン)11の燃焼室(不図示)と連通する排気ポート12が気筒毎に形成されている。そして、内燃機関11には夫々の排気ポート12と連通するように排気マニフォールド14が接続されている。
排気マニフォールド14の排ガス流れ方向下流には、排気過給機16が設けられている。排気過給機16ではタービンハウジング16aと排気管(排ガス通路)18とが連通し、内燃機関11から排出される排ガスeのエネルギを利用して吸入された新気を圧縮し、内燃機関10の燃焼室に供給する。
排気管18には、第1の排ガス浄化触媒20を内蔵した触媒コンバータ22が設けられている。
図2に示すように、第1の排ガス浄化触媒20は、担持基材24と、担持基材24の表面に形成された触媒担持層26と、触媒担持層26に担持される触媒活性成分(不図示)で構成されている。
図示した実施形態では、担持基材24は例えばコーディエライト製や金属箔製のハニカム構造体で構成される。
触媒担持層26は、担持基材24の表面に近い下層28と、下層28より相対的に遠い上層30とで構成される。上層30は、触媒活性成分として排ガスeに含まれるNHとNOxを選択還元する材料(以下「SCR材」とも言う。)、例えば、ゼオライト(結晶性アルミノケイ酸塩)やV(バナジウム)を触媒活性の主成分として担持する。ゼオライトとしては、様々な結晶構造を有する材料があるが、ここでは、NHによるNOxの選択還元作用を有する材料であればよい。また、Fe−ゼオライト、Cu−ゼオライトのように少なくとも1種類の遷移金属元素を含んでもよい。
また、下層28は、触媒活性成分として、HC及びNOxを吸着可能な材料(以下「HC・NOx吸着材」とも言う。)担持する。例えば、AgやFeなどの遷移金属やβ―ゼオライトやY−ゼオライトのように150℃以下の温度でHCやNOxの吸着作用を有する材料である。
排ガス中にCO、HC、NOxが存在すると、前記反応式(1)から(5)に示す反応によって、第1の排ガス浄化触媒20の上流部にはNHが存在する。
第1の排ガス浄化触媒20では、排ガス中に存在するNHとNOxとを上層30に含まれるSCR材で反応させ、NOxを選択還元する。また、下層28に担持されるHC・NOx吸着材に吸着されたHC及びNOxは、排ガス温度の上昇と共に脱離しNHの生成を促進する。生成されたNHがNOxを選択還元する。
また、下層28の触媒活性成分で吸着したNOxが下層28から上層30に向かい、上層30を通る間にSCR材でNOxを選択還元する。
さらに、下層28の触媒活性成分で吸着したHCが下層28から上層30に向かい、上層30を通る間に減少する。
例示的な実施形態では、図2に示すように、下層28は排ガス上流側領域のみ(例えば、上流側略半分の領域)に設けられている。
例示的な実施形態では、下層28及び上層30は、夫々担持基材24の容積1リットル当たり20〜300gの触媒活性成分を含む。
例示的な実施形態では、図1に示すように、第1の排ガス浄化触媒20の排ガス流れ方向上流側の排気管18に、第2の排ガス浄化触媒32を内蔵した触媒コンバータ34が設けられる。
図2及び図3に示すように、第2の排ガス浄化触媒32は、担持基材36と、担持基材36の表面に形成された触媒担持層38と、触媒担持層38に担持された触媒活性成分(不図示)で構成されている。
図示した実施形態では、担持基材36はコーディエライト製や金属箔製のハニカム構造体で構成される。触媒担持層38は、例えばAl、ZrO、TiO、CeOのうち少なくとも1つを含む触媒活性主のサポート材料で構成される。
触媒担持層38に担持される触媒活性成分は、排ガスに含まれるHC及びCOを酸化すると共に、NOxを還元して低減する材料であり、いわゆる三元触媒を構成する触媒活性成分を含む。
内燃機関11が車両に搭載される場合、第1の排ガス浄化触媒20は例えば床下に配置され、第2の排ガス浄化触媒32は例えば内燃機関11の近傍に配置される。ただし、第1の排ガス浄化触媒20と第2の排ガス浄化触媒32の車両への搭載位置は、車両サイズにも依存するので種々考えられ、第1の排ガス浄化触媒20が第2の排ガス浄化触媒32の下流にあればよい。
例示的な実施形態では、図2及び図3に示すように、第2の排ガス浄化触媒32の触媒担持層38は、担持基材36の表面に近い下層40と、下層40より相対的に遠い上層42とで構成される。上層42は触媒活性成分としてRh(ロジウム)を含み、下層40は触媒活性成分としてのPd(パラジウム)と、助触媒として酸素の吸蔵及び放出能を有する触媒用酸素吸蔵材料(以下「OSC材」とも言う。)を含む。OSC材は例えばCeOやCeO−ZrOを主成分とする複合酸化物を含む。
第2の排ガス浄化触媒32では、上層42に含まれるRh及び下層40に含まれるPdによって、排ガスeに含まれるHC及びCOを酸化し、NOxを還元してこれらを無害なHO、CO及びNに変える。また、下層40にOSC材を含むことで、空燃比が変動しても高い排ガス浄化効果を維持できる。なお、上層42にはPt、Pd、OSC材を添加してもよく、下層40にはRh、Ptを添加してもよい。
例示的な実施形態では、図2及び図3に示すように、第2の排ガス浄化触媒32の下層40は、排ガス流れ上流側領域のみ(上流側略半分の領域)に設けられている。
例示的な実施形態では、第2の排ガス浄化触媒32の上層42は、担持基材36も容積1リットル当たり0.1〜2.0gのRhを含み、下層40は担持基材36の容積1リットル当たり1〜15gのPdと、CeOを主成分とする1〜80gのOSC材とを含む。
例示的な実施形態では、図4及び図5に示すように、第2の排ガス浄化触媒32の上層42は、触媒活性成分の担持量が排ガス流れ上流側領域42aで排ガス流れ下流側領域42bより多い。
例示的な実施形態では、図1に示すように、第1の排ガス浄化触媒20において、下層28に含まれるHC・NOx吸着材が吸着したHC及びNOxを脱離させる工程(以下「脱離工程」とも言う。)で、内燃機関11をリッチ燃焼に制御するための制御装置44をさらに備える。
制御装置44によって脱離工程で内燃機関11をリッチ燃焼とすることで、排ガス中のCOやHCの量を増やすことができる。これによって、上記反応式(1)〜(5)から、第2の触媒下流の排ガス中に含まれるNH量が増え、増えたNHで下層28から脱離したNOxを低減できる。
例示的な実施形態では、図1に示すように、第1の排ガス浄化触媒20の入口に、第1の排ガス浄化触媒20を通る排ガスの温度を検出するための温度センサ46をさらに備える。制御装置44は、温度センサ46の検出値が閾値T(図6参照)を超えた時、脱離工程が開始されたと判定し、内燃機関11をリッチ燃焼に制御する。
図6は内燃機関11の稼動開始からの排ガス浄化プロセスを示している。横軸は稼動開始からの時間を示している。図において、内燃機関11の稼動開始と共に第1の排ガス浄化触媒20の下層28でHC及びNOxの吸着工程が始まり、その後、第1の排ガス浄化触媒20が閾値温度T(例えば150℃)を超えると脱離工程が始まる。この脱離行程中のHC、NOxが最も多く排出されるタイミングに空燃比をリッチ化することで,上流触媒32でより多くのNHが生成されるので,触媒20から脱離したNOxの浄化効率が高まる。
図7は、内燃機関11の稼動開始から20秒後の触媒内部の温度を示している。図7から、稼動初期には、触媒担体の熱容量の影響で、触媒担体の入口領域と出口領域との間に大きな温度勾配を生じる。したがって、HC、CO、NOxが極めて多く排出される触媒の昇温過程においては、触媒担体の入口領域に触媒活性成分を高密度に担持することが排ガス低減に有効であることがわかる。
図8は、貴金属(PGM)の触媒入口温度及び貴金属担持量に対する総HC量の浄化効率を示し、数値は貴金属担持量を示している。図8から、貴金属担持量が多く、かつ触媒温度が高いほど、触媒活性が優れる。したがって、HC、CO、NOxが極めて多く排出される触媒の昇温過程においては、排ガス浄化効率を高めるには、触媒活性主である貴金属の担持量を増大することが排ガス低減に有効であることがわかる。
幾つかの実施形態によれば、図2及び図3に示すように、第1の排ガス浄化触媒20では、排ガス中に存在するNOやHC及び下層28で吸着したHCからNHが生成され、生成したNHと排ガス中のNOxとを反応させ、NOxを選択還元するので、NOxの浄化効率を向上できる。また、下層28に吸着したNOxが脱離して上層30を通る間にNOxの還元率を向上できる。さらに、下層28に吸着したHCが脱離して上層30を通る間にHCの酸化率を向上できる。
このように、NOx、HC浄化効果を高め、且つ上下積層構造の触媒担持層を備えることで、排気管18に直列に配置される触媒担体の数を低減できるため、触媒コストを削減できる。また、排ガス浄化効果を高めたことで、触媒担持層26の膜厚を低減できるため、排ガスeの圧力損失を抑制でき、これによって、内燃機関11の性能低下を抑制できる。
例示的な実施形態によれば、図2及び図3に示すように、第1の排ガス浄化触媒20の上流側に、いわゆる三元触媒と称される機能を有する第2の排ガス浄化触媒32を設けることで、排ガス中のHC、CO及びNOxを同時に低減できる。こうして、第1の排ガス浄化触媒20と第2の排ガス浄化触媒32とを組み合わせることで、排ガス浄化性能の多機能化が可能になる。
例示的な実施形態によれば、第2の排ガス浄化触媒32は、触媒活性成分として貴金属のなかで担持量当たりの触媒活性が最も優れるRhを含む上層42と、触媒活性成分として比較的安価なPdを含む下層40とで構成されるので、高い排ガス浄化性能を持ちつつ、触媒コストを抑えることができる。
また、第2の排ガス浄化触媒32ではRhやPd等の貴金属を担持した触媒担持層を積層させることで、反応式(1)〜(5)で示すNH生成反応も触媒コストを抑えた上で効率良く進行する。従って、第1の排ガス浄化触媒20でNHが多く生成され、ここで生成されたNHが第1の排ガス浄化触媒20でのNOxの還元浄化に寄与する。
さらに、下層28はOSC材を含むので、空燃比が変動しても高い排ガス浄化性能を維持できる。
これにより、排ガス浄化効果が向上するに伴って、第1の排ガス浄化触媒20及び第2の排ガス浄化触媒32の触媒担持層の膜厚を薄くできるため、特に、担持基材がハニカム構造体である場合などで、排ガスの圧力損失の増加を抑えることができる。
例示的な実施形態によれば、第1の排ガス浄化触媒20及び第2の排ガス浄化触媒32において、下層28及び40は排ガス温度が高く排ガス浄化効果が大きい排ガス上流側領域のみに設けられるので、排ガス上流側領域では下層28及び40の存在により排ガス浄化効果を高めることができると共に、排ガス上流側領域ほど排ガス浄化効果が見込めない排ガス流れ下流側領域では、下層28及び40をなくすことで、触媒システムのコストをより効果的に低減できる。
例示的な実施形態によれば、第1の排ガス浄化触媒20の上層30及び下層28では、夫々触媒活性成分の担持量を担持基材24の容積1リットル当たり20〜300gとしたことで、NOxの浄化効果を維持しつつ、触媒担持層26の膜厚を抑制できるので、排ガスeの圧力損失を抑制できる。
第2の排ガス浄化触媒32においても、上層42の触媒活性成分であるRhの担持量を担持基材38の容積1リットル当たり0.1〜2.0gとし、下層28の触媒活性成分であるPdの担持量を同じく1〜15gとし、OSC材の担持量を同じく1〜80gとしたことで、排ガス浄化効果を維持しつつ、触媒担持層38の膜厚を抑制できるので、排ガスeの圧力損失を抑制できる。
例示的な実施形態によれば、図4及び図5に示すように、第2の排ガス浄化触媒32の上層42は、触媒活性成分の担持量を排ガス流れ上流側領域42aで排ガス流れ下流側領域42bより多くしたので、排ガス浄化効果を維持しつつ触媒コストを低減できる。また,触媒担持層当たりのNHの生成能も高くすることができる。
例示的な実施形態によれば、第1の排ガス浄化触媒20の下層28で吸着したHC及びNOxの脱離工程で、制御装置44により内燃機関11をリッチ燃焼に制御することで、排ガス中に含まれるNHの量を増やし、NHでNOxを高効率で低減できる。
また、第1の排ガス浄化触媒20の入口における排ガス温度を検出することで、HC及びNOxの脱離工程の開始時期を正確に判定できる。
上記実施形態では、排ガス中の含まれるNH、特に第2の排ガス浄化触媒32で生成するNHを用いて、第1の排ガス浄化触媒20に流入するNOxを選択還元浄化しているが、排ガス通路の外部からNHを供給するようにしてもよい。例えば、第1の排ガス浄化触媒20と第2の排ガス浄化触媒32との間の排ガス通路に外部から尿素水溶液を供給するようにしてもよい。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、内燃機関の排ガス通路を流れる排ガスの圧力損失を低減して内燃機関の効率を向上できると共に、触媒コストを削減できる。
10 排ガス浄化システム
11 内燃機関
12 排気ポート
14 排気マニフォールド
16 排気過給機
16a タービンハウジング
18 排気管
20 第1の排ガス浄化触媒
22、34 触媒コンバータ
24、36 担持基材
26、38 触媒担持層
28、40 下層
30、42 上層
42a 排ガス流れ上流側領域
42b 排ガス流れ下流側領域
32 第2の排ガス浄化触媒
44 制御装置
46 温度センサ
e 排ガス

Claims (9)

  1. 排ガス通路に、担持基材と、該担持基材の表面に形成された触媒担持層と、該触媒担持層に担持された触媒活性成分とで構成された排ガス浄化触媒を備えた内燃機関の排ガス浄化システムにおいて、
    前記排ガス通路に第1の排ガス浄化触媒を備え、
    前記第1の排ガス浄化触媒の前記触媒担持層は、前記担持基材の表面に近い下層と該下層より相対的に遠い上層とで構成され、
    前記上層の前記触媒活性成分は、排ガス中に含まれるNHで排ガス中のNOxを選択還元する材料を含み、
    前記下層の前記触媒活性成分は、HC及びNOxを吸着可能な材料を含み、NOxの酸化機能を有さないことを特徴とする内燃機関の排ガス浄化システム。
  2. 前記第1の排ガス浄化触媒より上流側の前記排ガス通路に、担持基材と、該担持基材の表面に形成された触媒担持層と、該触媒担持層に担持された触媒活性成分とで構成された第2の排ガス浄化触媒を備え、
    前記第2の排ガス浄化触媒の前記触媒活性成分は、排ガス中のHC及びCOを酸化すると共に、NOxを還元して低減する材料を含むことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排ガス浄化システム。
  3. 前記第2の排ガス浄化触媒の前記触媒担持層は、前記担持基材の表面に近い下層と該下層より相対的に遠い上層とで構成され、
    前記上層の前記触媒活性成分はRhを含み、
    前記下層の前記触媒活性成分はPd及び触媒用酸素吸蔵材料を含むことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の排ガス浄化システム。
  4. 前記第2の排ガス浄化触媒の前記下層は、排ガス流れ上流側領域のみに設けられていることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の排ガス浄化システム。
  5. 前記第2の排ガス浄化触媒の前記上層は、前記触媒活性成分の担持量が排ガス流れ上流側領域で排ガス流れ下流側領域より多いことを特徴とする請求項3又は4に記載の内燃機関の排ガス浄化システム。
  6. 前記第1の排ガス浄化触媒において、前記下層に含まれる前記触媒活性成分が吸着したHC及びNOxを脱離させる工程で、内燃機関をリッチ燃焼に制御するための制御装置をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の内燃機関の排ガス浄化システム。
  7. 前記第1の排ガス浄化触媒を通る排ガスの温度を検出するための温度センサをさらに備え、
    前記制御装置は、前記温度センサの検出値が閾値を超えた時、HC及びNOxの脱離工程であると判定し、前記内燃機関をリッチ燃焼に制御することを特徴とする請求項6に記載の内燃機関の排ガス浄化システム。
  8. 担持基材と、該担持基材の表面に形成された触媒担持層と、該触媒担持層に担持された触媒活性成分とで構成された排ガス浄化触媒において、
    前記触媒担持層は、前記担持基材の表面に近い下層と該下層より相対的に遠い上層とで構成され、
    前記上層の前記触媒活性成分は、排ガス中に含まれるNHで排ガス中のNOxを選択還元する材料を含み、
    前記下層の前記触媒活性成分は、HC及びNOxを吸着可能な材料を含むことを特徴とする排ガス浄化触媒。
  9. 前記下層は排ガス流れ上流側領域のみに設けられていることを特徴とする請求項8に記載の排ガス浄化触媒。
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