JP6698484B2 - 組電池 - Google Patents

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Description

本発明は、複数個の電池を一列状に配置した電池列を、ユニット筐体に上下方向に複数段積み上げてなる組電池に関する。
例えば、電気自動車やハイブリッド車の車載電源装置は、車両のシステム側の要求に応じ、モータジェネレータに対しインバータを介して三相交流電力に変換される直流電流を供給する。一般に、この種の車載電源装置は、複数個の電池を組み合わせた組電池で構成される。
従来のこの種の組電池として、例えば、特許文献1に示すものが知られている。特許文献1に示す組電池は、複数個の電池(リチウムイオン二次電池)を組み合わせた電池モジュールであって、各電池は、一対の底面と側面とからなる柱状形で、前記側面が一対の平面部と一対の曲面部とからなる角丸長方形の形状を有しており、複数個の電池のぞれぞれの平面部が隙間を空けながら対面し、かつそれぞれの底面が同じ方向を向くように一列状に配列されている。
この特許文献1に示した組電池においては、複数個の電池が一列状に配列されているので、かかる電池の個数を増加しようとすると、複数個の電池の配列方向の大きさが大きくなってしまうという問題がある。
この問題を解決するために、複数個の電池の配列方向の大きさを大きくせずに電池の個数を増加させるものとして、例えば、特許文献2に示すものが知られている。
特許文献2に示す組電池は、複数個の電池を一列状にユニットケース内に収納固定したユニット電池を、上下方向に複数段積み上げて載置して構成されている。
この組電池によれば、複数個の電池の配列方向の大きさを大きくせずに電池の個数を増加させることができる。
また、複数個の電池を一列状に配置した電池列を、上下方向に複数段積み上げてなる組電池として、例えば、特許文献3に示すものが知られている。
特許文献3に示す組電池は、上下方向及び水平方向に延びる所定板厚のウェイト本体を備え、ウェイト本体の厚み方向の面に、ウェイト本体から突出する第1の載置部、第2の載置部、第3の載置部及び第4の載置部を上下方向に沿って所定の間隔で設け、第1の載置部、第2の載置部、第3の載置部及び第4の載置部のそれぞれの上に、複数個の電池を一列状に配置したもの(電池モジュール)を載置して構成されている。
この特許文献3に示す組電池においても、複数個の電池の配列方向の大きさを大きくせずに電池の個数を増加させることができる。
特開2012−146588号公報 特開2003−51299号公報 特開2014−120272号公報
しかしながら、これら従来の特許文献2及び特許文献3に示す組電池にあっては、以下の問題点があった。
即ち、特許文献2に示す組電池にあっては、上段のユニット電池における複数個の電池と下段のユニット電池における複数個の電池とが密着しているため、放熱性が悪いという問題がある。つまり、上段側の複数個の電池で発生した熱が下段側の複数個の電池に直接伝熱し、また、下段側の複数個の電池で発生した熱が上段側の複数個の電池に直接伝熱し、上段側及び下段側の電池が加熱されやすく、電池特性が劣化しやすいという問題がある。
一方、特許文献3に示す組電池の場合には、上段側の複数個の電池と下段側の複数個の電池との間に隙間が設けられているため、放熱性の問題はないが、上段側の複数個の電池と下段側の複数個の電池との間には載置部が設けられている。具体的に述べると、2段目の複数個の電池と1段目の複数個の電池との間に第1載置部、3段目の複数個の電池と2段目の複数個の電池との間に第2載置部、4段目の複数個の電池と3段目の複数個の電池との間に第3載置部が設けられている。このため、これら複数の載置部の存在により、組電池の上下方向の高さが高くなってしまうという問題がある。
従って、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、その目的は、上下方向の高さを高くすることなくコンパクト性を維持しつつ放熱性を向上させて電池特性の長期信頼性を確保することができる、複数個の電池を一列状に配置した電池列をユニット筐体に上下方向に複数段積み上げてなる組電池を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る組電池は、複数個の電池を一列状に配置した電池列をユニット筐体に上下方向に複数段積み上げてなる組電池であって、前記ユニット筐体は、前記上下方向に延びる4本の柱部材であって、複数段に積み上げられる電池列の配列方向である左右方向及び該左右方向に直交する前後方向において、各段の電池列の外側に配置される4本の柱部材と、前記前後方向において各段の電池列の外側に配置される各段ごとに2本ずつ設けられる梁部材であって、それぞれが前記左右方向に延びてそれぞれの両端が2本の前記柱部材に固定される複数の梁部材とを備え、最下段以外の段の電池列が、当該段に対応して設けられた2本の前記梁部材に1つ下の段の電池列と隙間を設けて浮かした状態で固定部材によって固定されることを要旨とする。
本発明に係る組電池によれば、上下方向の高さを高くすることなくコンパクト性を維持しつつ放熱性を向上させて電池特性の長期信頼性を確保することができる、複数個の電池を一列状に配置した電池列をユニット筐体に上下方向に複数段積み上げてなる組電池を提供できる。
本発明の一実施形態に係る組電池の斜視図である。 図1に示す組電池の平面図である。 図1に示す組電池の右側面図である。 図2における4−4線に沿う断面図である。 各電池の斜視図である。 図1に示す組電池を構成するユニット筐体の一部の斜視図である。 ハーネスと電池に設けられた負極端子との接続状態を説明するための図である。 図1に示す組電池が搭載された車両が進行方向において急発進した場合の2段目の電池列の挙動を説明するための図である。但し、図8において、2段目の第1梁部材は図示されていない。 図1に示す組電池の模式的回路図である。 2段目の電池列を第1梁部材に固定するための第1固定部材の変形例を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態に係る組電池について図1乃至図10を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る組電池1が示されており、この組電池1は、例えば、車両のシステム側の要求に応じ、モータジェネレータに対しインバータを介して三相交流電力に変換される直流電流を供給する電気自動車やハイブリッド車の車載電源装置に用いられる。
図1に示す組電池1は、複数個(本実施形態にあっては16個)の電池2を一列状に配置した電池列3a,3bをユニット筐体10に上下方向に複数段(本実施形態にあっては2段)に積み上げてなる。ここで、1段目の電池列3aは、図1における矢印Aで示す右方向及び矢印Bで示す左方向である左右方向に複数個の電池2が配列されている。また、2段目の電池列3bは、1段目の電池列3aに対し、矢印Eで示す上方向に配置され、複数個の電池2が左右方向に配列されている。図1において、矢印Cは前方向を、矢印Dは後方向を、矢印Fは下方向を示している。以後、本明細書においては、これらの方向を基準に説明する。
1段目の電池列3a及び2段目の電池列3bのそれぞれを構成する各電池2は、図5に示すように、扁平な直方体形状のケース内にリチウム二次イオン電池である複数の図示しないセルが収納されている。そして、各電池2の一側端面には、正極端子2aと負極端子2bとが設けられている。
ここで、1段目の電池列3aにおいて、左端の電池2から右端の電池2まで16個の電池2が一列状に配列されている。そして、左端の電池2は、正極端子2a及び負極端子2bを設けた一端側面(前面)を前側とし、正極端子2aを上側、負極端子2bを下側に配置している。以後、左端から右端にかけて電池2は、正極端子2a及び負極端子2bを設けた一端側面を前側とし、隣接する電池2の正極端子2a及び負極端子2bと上下が逆になるように正極端子2a及び負極端子2bを上下に配置している。このため、右端の電池2は、負極端子2bを上側、正極端子2aを下側に配置している。
また、2段目の電池列3bにおいて、左端の電池2から右端の電池2まで16個の電池2が一列状に配列されている。そして、左端の電池2は、正極端子2a及び負極端子2bを設けた一端側面(前面、端子面)を前側とし、正極端子2aを上側、負極端子2bを下側に配置している。以後、左端から右端にかけて電池2は、正極端子2a及び負極端子2bを設けた一端側面(前面、端子面)を前側とし、隣接する電池2の正極端子2a及び負極端子2bと上下が逆になるように正極端子2a及び負極端子2bを上下に配置している。このため、右端の電池2は、負極端子2bを上側、正極端子2aを下側に配置している。
ここで、組電池1の電気回路は、図9に示すように、2段目の電池列3bと1段目の電池列3aとが直列に接続される。
2段目の電池列3bにおいて、図1及び図9に示すように、左端の電池2の正極端子2aがハーネスHを介してジャンクションボックス17内のリレーRL1に接続され、負極端子2bが右隣の電池2の正極端子2aにバスバー5を介して接続され、この右隣の電池2の負極端子2bが更に右隣の電池2の正極端子2aにバスバー5を介して接続され、これが繰り返されて、右端一個手前の電池2の負極端子2bが右端の電池2の正極端子2aにバスバー5を介して接続される。そして、2段目の電池列3bの右端の電池2の負極端子2bが、1段目の電池列3aの右端の電池2の正極端子2aに導電経路としてのハーネスHを介して接続される。そして、この1段目の電池列3aの右端の電池2の負極端子2bが右端1個手前の電池2の正極端子2aにバスバー5を介して接続され、これが繰り返されて、左端1個手前の電池2の負極端子2bが左端の電池2の正極端子2aにバスバー5を介して接続される。そして、2段目の電池列3bの左端の電池2の負極端子2bがリレーRL2にハーネスHを介して接続される。また、リレーRL1及びリレーRL2は、それぞれコネクタCに接続され、このコネクタCが図示しない負荷に接続される。
ここで、2段目の電池列3bの右端の電池2の負極端子2bと、1段目の電池列3aの右端の電池2の正極端子2aとを接続するハーネスHは、図1及び図7に示すように、電線Wの両端に圧着端子Tを接続して構成される。そして、圧着端子Tと負極端子2b及び正極端子2aとの接続は、圧着端子Tを取付けねじ6によって負極端子2b及び正極端子2aに取り付けることにより達成される。
そして、1段目の電池列3a及び2段目の電池列3bを固定するユニット筐体10は、図1乃至図4に示すように、2本の柱支持部材11a,11bと、4本の柱部材12a,12b,12c,12dと、2本の第1梁部材13a,13bと、2本の第2梁部材14a,14bと、2本の基礎梁部材15a,15bとを備えている。
2本の柱支持部材11a,11bの各々は、図1、図2及び図6に示すように、2段に積み上げられる電池列3a,3bの配列方向である左右方向において、1段目の電池列3aの外側に配置され、前後方向に延びている。柱支持部材11aは、1段目の電池列3aの左外側に配置され、柱支持部材11bは、1段目の電池列3aの右外側に配置される。各柱支持部材11a,11bは、前後方向において1段目の電池列3aの外側に至るまで延びている。各柱支持部材11a,11bは、断面ハット形の鋼製部材である。
また、4本の柱部材12a,12b,12c,12dは、上下方向に延び、2段に積み上げられる電池列3a,3bの配列方向である左右方向及び前後方向において、各段の電池列3a,3bの外側に配置される。具体的に述べると、柱部材12aは、柱支持部材11aの前端上に、柱部材12bは、柱支持部材11aの後端上に固定される。また、柱部材12cは、柱支持部材11bの前端上に、柱部材12dは、柱支持部材11bの後端上に固定される。各柱部材12a,12b,12c,12dは、鋼製の角筒部材である。
また、第1梁部材13a,13bは、前後方向において2段目の電池列3bの外側に配置されて2本設けられるものであり、それぞれが左右方向に延びてそれぞれの両端が、左右方向及び前後方向において、各段の電池列3a,3bの外側に配置される2本の柱部材12a,12c、12b,12dに固定される。具体的に述べると、図6に示すように、第1梁部材13aは、2段目の電池列3bの前外側に配置され、左右方向に延びてその両端が柱部材12a,12cに固定される。また、第1梁部材13bは、2段目の電池列3bの後外側に配置され、左右方向に延びてその両端が柱部材12b,12dに固定される。各第1梁部材13a,13bは、鋼製の角筒部材である。
また、第2梁部材14a,14bは、左右方向において2段目の電池列3bの外側に配置されて2本設けられるものであり、それぞれが前後方向に延びてそれぞれの両端が、左右方向及び前後方向において、各段の電池列3a,3bの外側に配置される2本の柱部材12a,12b、12c,12dに固定される。具体的に述べると、図6に示すように、第2梁部材14aは、2段目の電池列3bの左外側に配置され、前後方向に延びてその両端が柱部材12a,12bに固定される。また、第2梁部材14bは、2段目の電池列3bの後外側に配置され、前後方向に延びてその両端が柱部材12c,12dに固定される。各第2梁部材14a,14bは、鋼製の角筒部材である。
また、基礎梁部材15a,15bは、前後方向において1段目の電池列3aの外側に配置されて2本設けられるものであり、それぞれが左右方向に延びてそれぞれの両端が、左右方向及び前後方向において、各段の電池列3a,3bの外側に配置される2本の柱部材12a,12c、12b,12dにが固定される。具体的に述べると、図1乃至図4に示すように、基礎梁部材15aは、1段目の電池列3aの前外側に配置され、左右方向に延びてその両端が柱部材12a,12c及び柱支持部材11a,11bに固定される。基礎梁部材15aは、図4に示すように、鋼製板を折り曲げてなる第1基礎梁部材15aaと、鋼製板を折り曲げてなる第2基礎梁部材15abとを互いに合わせて、断面略矩形状に形成される。一方、基礎梁部材15bは、1段目の電池列3aの後外側に配置され、左右方向に延びてその両端が柱部材12b,12d及び柱支持部材11a,11bに固定される。基礎梁部材15aは、図4に示すように、鋼製板を折り曲げてなる第1基礎梁部材15baと、鋼製板を折り曲げてなる第2基礎梁部材15bbとを互いに合わせて、断面略矩形状に形成される。
ここで、第1梁部材13a,13bと基礎梁部材15a,15bとが請求項1に規定する「梁部材」を構成する。
また、2本の第1梁部材13a,13bのそれぞれは、図1及び図4に示すように、1本の副柱部材15によって下側から支持されている。前側の第1梁部材13aを支持する副柱部材15は、2本の柱部材12a,12cの間の左右方向略中間部であって、基礎梁部材15aの第2基礎梁部材15abの上面と第1梁部材13aとの間に設置される。また、後側の第1梁部材13bを支持する副柱部材15は、2本の柱部材12b,12dの間の左右方向略中間部であって、基礎梁部材15bの第2基礎梁部材15bbの上面と第1梁部材13aとの間に設置される。副柱部材15は、1本に限らず、2本以上設けてもよい。
更に、図1に示すように、前側の第1梁部材13aと前側の第1梁部材13aを固定する2本の柱部材12a,12cとは、1段目の電池列3aが配置されている側において斜め方向に延びる2つの筋交16aによって結合されている。また、後側の第1梁部材13bと後側の第1梁部材13bを固定する2本の柱部材12b,12dとは、1段目の電池列3aが配置されている側において斜め方向に延びる2つの筋交(図示せず)によって結合されている。
そして、図1に示すように、前側の筋交16aの柱部材12cとの交点の位置Pは、1段目の電池列3aにおける各電池2の下側端子(各電池2における下側に配置された正極端子2aあるいは負極端子2b)よりも高く上側端子(各電池2における上側に配置された負極端子2bあるいは正極端子2a)よりも低い位置となっている。前側の筋交16aの柱部材12aとの交点の位置についても同様である。また、後側の筋交の柱部材12dとの交点の位置及び後側の筋交の柱部材12bとの交点の位置については、図示はしないが、それぞれ、前側の筋交16aの柱部材12cとの交点の位置P及び前側の筋交16aの柱部材12aとの交点の位置と同一の高さ一である。
また、図1に示すように、前側の2つの筋交16aと前側の副柱部材15とは、斜め方向に延びる2つの副筋交16bによって結合されている。また、後側の2つの筋交と後側の副柱部材15とも、斜め方向に延びる2つの副筋交(図示せず)によって結合されている。
そして、各段の電池列3a,3bは、次のようにしてユニット筐体10に固定される。
先ず、1段目の電池列3aは、図1、図3及び図4に示すように、1段目に対応して設けられた2本の基礎梁部材15a,15bに2つの第1固定部材18によって固定される。1段目の電池列3aを基礎梁部材15aに固定する第1固定部材18は、左右方向に細長く延びる断面L字形の固定金具であり、1段目の電池列3aを構成する複数の電池2の前面を基礎梁部材15aの第2基礎梁部材15abの上面に固定する。この際に、第1固定部材18を構成する断面L字形固定金具の上方へ延びる部分を複数の取付けねじ19によって複数の電池2の前面に固定し、断面L字形固定金具の前方へ延びる部分を複数の取付けねじ19によって第2基礎梁部材15abの上面に固定する。また、1段目の電池列3aを基礎梁部材15bに固定する第1固定部材18は、左右方向に細長く延びる断面L字形の固定金具であり、1段目の電池列3aを構成する複数の電池2の後面を基礎梁部材15bの第2基礎梁部材15bbの上面に固定する。この際に、第1固定部材18を構成する断面L字形固定金具の上方へ延びる部分を複数の取付けねじ19によって複数の電池2の後面に固定し、断面L字形固定金具の後方へ延びる部分を複数の取付けねじ19によって第2基礎梁部材15bbの上面に固定する。
また、1段目の電池列3aの左端の電池2の外側面には、エンドプレート4bが固定され、1段目の電池列3aの右端の電池2の外側面にも図3に示すようにエンドプレート4bが固定されている。そして、1段目の電池列3aの左端の電池2の外側面に固定されたエンドプレート4bが第2固定部材20によって柱支持部材11aの上面に固定され、右端の電池2の外側面に固定されたエンドプレート4bが第2固定部材20によって柱支持部材11bの上面に固定される。ここで、右端の電池2の外側面に固定されたエンドプレート4bを柱支持部材11bの上面に固定する第2固定部材20は、断面L字形の固定金具であり、固定金具の上方へ延びる部分を右端の電池2の外側面に固定されたエンドプレート4bに固定し、断面L字形固定金具の右方へ延びる部分を複数の取付けねじ21によって柱支持部材11bの上面に固定する。また、左端の電池2の外側面に固定されたエンドプレート4bを柱支持部材11aの上面に固定する第2固定部材20は、断面L字形の固定金具であり、固定金具の上方へ延びる部分を左端の電池2の外側面に固定されたエンドプレート4bに固定し、断面L字形固定金具の左方へ延びる部分を複数の取付けねじ21によって柱支持部材11aの上面に固定する。
次に、2段目の電池列3bは、図1乃至図4に示すように、2段目に対応して設けられた2本の第1梁部材13a,13bに1段目の電池列3aと隙間δを設けて浮かした状態で2つの第1固定部材18によって固定される。2段目の電池列3bを第1梁部材13aに固定する第1固定部材18は、左右方向に細長く延びる断面L字形の固定金具であり、2段目の電池列3bを構成する複数の電池2の前面を第1梁部材13aの上面に固定する。この際に、第1固定部材18を構成する断面L字形固定金具の上方へ延びる部分を複数の取付けねじ19によって複数の電池2の前面に固定し、断面L字形固定金具の前方へ延びる部分を複数の取付けねじ19によって第1梁部材13aの上面に固定する。また、2段目の電池列3bを第1梁部材13bに固定する第1固定部材18は、左右方向に細長く延びる断面L字形の固定金具であり、2段目の電池列3bを構成する複数の電池2の後面を第1梁部材13bの上面に固定する。この際に、第1固定部材18を構成する断面L字形固定金具の上方へ延びる部分を複数の取付けねじ19によって複数の電池2の後面に固定し、断面L字形固定金具の後方へ延びる部分を複数の取付けねじ19によって第1梁部材13bの上面に固定する。
また、2段目の電池列3bの左端の電池2の外側面には、エンドプレート4aが固定され、2段目の電池列3bの右端の電池2の外側面にもエンドプレート4bが固定されている。そして、2段目の電池列3bの左端の電池2の外側面に固定されたエンドプレート4aが第2固定部材20によって第2梁部材14aの上面に固定され、右端の電池2の外側面に固定されたエンドプレート4bが第2固定部材20によって第2梁部材14bの上面に固定される。ここで、右端の電池2の外側面に固定されたエンドプレート4bを第2梁部材14bの上面に固定する第2固定部材20は、断面L字形の固定金具であり、固定金具の上方へ延びる部分を右端の電池2の外側面に固定されたエンドプレート4bに固定し、断面L字形固定金具の右方へ延びる部分を複数の取付けねじ21によって第2梁部材14bの上面に固定する。また、左端の電池2の外側面に固定されたエンドプレート4bを第2梁部材14aの上面に固定する第2固定部材20は、断面L字形の固定金具であり、固定金具の上方へ延びる部分を左端の電池2の外側面に固定されたエンドプレート4bに固定し、断面L字形固定金具の左方へ延びる部分を複数の取付けねじ21によって第2梁部材14aの上面に固定する。
そして、1段目の電池列3a及び2段目の電池列3bをユニット筐体10に固定した組電池1は、そのユニット筐体10を例えば車両の筐体に固定することにより車両に搭載される。
ここで、本実施形態に係る組電池1によれば、2段目の電池列3bが2段目に対応して設けられた2本の第1梁部材13a,13bに1段目の電池列3aと隙間δを設けて浮かした状態で第1固定部材18によって固定されるので、2段目の電池列3bと1段目の電池列3aとが密着していないため、放熱性が良好である。つまり、2段目の電池列3bで発生した熱が隙間の存在で1段目の電池列3aに直接伝熱することはなく、また、1段目の電池列3aで発生した熱が隙間の存在で2段目の電池列3bに直接伝熱することはなく、2段目の電池列3b及び1段目の電池列3aが加熱されづらくなる。これにより電池2の熱劣化を抑制することができ、電池特性の長期信頼性を確保することができる。
また、2段目の電池列3bが1段目の電池列3aと隙間δを設けて浮かした状態で第1梁部材13a,13bに固定されるので、2段目の電池列3bと1段目の電池列3aとの間に載置部が存在せず、上下方向の高さを高くすることなく組電池1のコンパクト性を維持することができる。
ここで、2段目の電池列3bと1段目の電池列3aとの隙間δは、1mm以上かつ第1梁部材13a,13bの高さ方向の寸法よりも小さい寸法に設定することが好ましい。この隙間δが1mmよりも小さいと、放熱性が悪くなる。一方、隙間δが第1梁部材13a,13bの高さ方向の寸法以上であった場合には、上下方向の高さがコンパンクトにならないという不都合があり、また、相対的に第1梁部材13a,13bの高さ方向の寸法が小さいということになり、2段目の電池列3bに対する剛性が不十分となるおそれがある。
また、図4に示すように、2段目の電池列3bが固定される2本の第1梁部材13a,13bの下面の位置は、1段目の電池列3aの上端よりも下側としてある。このため、組電池1の高さを維持した状態で第1梁部材13a,13bの上下方向の寸法を大きくすることができ、2段目の電池列3bに対する剛性を大きくすることができる。これは、電池2の端子面側の第1梁部材13aにおいて有効である。第1梁部材13aに2段目の電池列3bを固定するための第1固定部材18は、電池2に設けられた端子と干渉しないように端子より下側に設置することになるので、端子面側の第1梁部材13aの高さは隙間δの高さ近傍となることが、端子の設置位置の自由度の点から好ましいからである。
なお、2段目の電池列3bが固定される2本の第1梁部材13a,13bの下面の位置は、少なくとも1段目の電池列3aの電池2に設けられた下側端子よりも上が好ましい。当該下側端子からハーネスHなどの導電経路を引き出して2段目の電池列3bの電池2に設けられた端子への接続あるいはジャンクションボックス17への接続を行えるようにするためである。
更に、本実施形態に係る組電池1によれば、2段目の電池列3bが固定される2本の第1梁部材13a,13bのそれぞれは、副柱部材15によって下側から支持されている。このため、第1梁部材13a,13bが支える2段目の電池列3bの荷重が重かったり電池列3bを構成する電池2の配列数が多かったりしても、第1梁部材13a,13bの変形を少なくしながらこれらの電池列3bを支持することができる。
また、本実施形態に係る組電池1によれば、2段目の電池列3bが固定される2本の第1梁部材13a,13bのそれぞれと2本の第1梁部材13a,13bのそれぞれを固定する2本の柱部材12a,12c、12b,12dとを、1段目の電池列3aが配置されている側において斜め方向に結合する複数(本実施形態にあっては2つ)の筋交16aを設けてある。
これら筋交16aを設けた効果について説明する。図8に示すように、組電池1を搭載した車両が進行方向である矢印Bで示す左方向に急発進すると、2段目の電池列3bは、一点鎖線で示すように、車両の進行方向と反対方向の矢印Aで示す右方向に大きく移動しようとする。一方、組電池1を搭載した車両が急停止すると、2段目の電池列3bは、車両の進行方向である矢印Bで示す左方向に大きく移動しようとする。この際に、各筋交16aにより2段目の電池列3bの移動を抑制することができる。
そして、前側の筋交16aの柱部材12cとの交点の位置Pは、1段目の電池列3aにおける各電池2の下側端子(各電池2における下側に配置された正極端子2aあるいは負極端子2b)よりも高く上側端子(各電池2における上側に配置された負極端子2bあるいは正極端子2a)よりも低い位置となっている。前側の筋交16aの柱部材12aとの交点の位置についても同様である。こうすることにより、以下に述べる効果がある。2段目の電池2と1段目の電池2との間の配線を最適化して図9に示す回路を構成する場合、2段目の電池2と1段目の電池2との接続経路は、最も端側に位置する電池2同士としたい。すると、おのずとその接続経路の電池端子との接続部分は柱部材12a,12c(本実施形態の場合は柱部材12c)に近接した位置となる。ここで、筋交16aの柱部材12cとの交点の位置Pが、1段目の電池列3aにおける各電池2の下側端子よりも高くすることで、接続経路の電池端子との接続部分が突出した構造となっていても、筋交16aと干渉することはない。
更に、前側の2つの筋交16aと前側の副柱部材15とは、斜め方向に延びる2つの副筋交16bによって結合され、後側の2つの筋交と後側の副柱部材15とも、斜め方向に延びる2つの副筋交によって結合されている。このため、これら副筋交により2段目の電池列3bの移動をより一層抑制することができる。
また、2段目の電池列3bの右端の電池2の負極端子2bと、1段目の電池列3aの右端の電池2の正極端子2aとが導電経路としてのハーネスHによって接続されているので、2段目の電池列3bの右端の電池2と1段目の電池列3aの右端の電池2とを直列に電気的に接続することができる。
また、導電経路としてのハーネスHは、1段目の電池列3aにおいて、右端の電池2の下側端子(正極端子2a)から引き出されている。このため、このハーネスHと電池端子との接続部分との接続部分が突出した構造となっていても、あるいはハーネスHの経路自体が、2段目に対応して設けられた第1梁部材13aに干渉するおそれは少ない。これにより、第1梁部材13aの断面積を大きくすることができるので、2段目の電池列3bの荷重に対する十分な剛性を確保することができる。
前述の筋交16aを設けた効果について詳細に述べると、ハーネスHなどの導電経路と電池2に設けられた端子との接続部分の接続状態の信頼性、ひいては電池特性の長期信頼性の向上にも寄与することになる。このことについて説明すると、図8に示すように、組電池1を搭載した車両が進行方向である矢印Bで示す左方向に急発進すると、2段目の電池列3bは、一点鎖線で示すように、車両の進行方向と反対方向の矢印Aで示す右方向に大きく移動しようとする。一方、組電池1を搭載した車両が急停止すると、2段目の電池列3bは、車両の進行方向である矢印Bで示す左方向に大きく移動しようとする。この際に、導電経路と端子との接続部分には伸縮力や曲げ応力などが作用する場合がある。この現象は長期使用により繰り返し起こりうる。そこで、各筋交16aにより2段目の電池列3bの移動を規制することで、導電経路と端子との接続部分に作用する負荷を軽減して接続状態の劣化を抑制することができる。
また、ハーネスHなどの導電経路が、1段目の電池列3aにおいて、右端の電池2の下側端子に接続されていることで、このハーネスHと電池端子との接続部分がたとえば突出した構造となっていても、筋交16aと干渉することを抑制することができる。筋交16aは斜め方向に延びているため、ハーネスHと電池端子との接続部分が上側端子にないことで、筋交16aが当該上側端子と重複するレイアウトが可能になるからである。
なお、図10には、2段目の電池列3bを第1梁部材13aに固定するための固定部材の変形例が示されている。
図10に示す変形例に係る第1固定部材180は、左右方向に細長く延びる断面L字形の固定金具であり、前述した第1固定部材18と異なり、第1梁部材13aの下面に沿って延びる第1部分181と、第1部分181の後端部から上方に延びる第2部分182とを備えている。そして、2段目の電池列3bを第1梁部材13aに固定するには、取付けねじ19のねじ部を第2部分182に形成された貫通孔182aを挿通して電池2に螺号固定し、別個の取付けねじ19のねじ部を第1部分181に形成された貫通孔181aを挿通して、第1梁部材13aの下面に形成されためねじ部13aaに螺号固定する。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、本発明の一実施形態に係る組電池1は、電気自動車やハイブリッド車の車載電源装置に用いられる場合に限られない。
また、本発明の実施形態に係る組電池1は、電池列を2段に積み上げているが、3段以上に積み上げてもよい。
電池列を3段以上に積み上げる場合には、ユニット筐体10において、3段目以降の各段ごとに2本の第1梁部材13a,13bを設け、3段目以降の電池列が、当該段に対応して設けられた2本の第1梁部材13a,13bに1つ下の段の電池列と隙間δを設けて浮かした状態で第1固定部材18によって固定されることになる。
また、電池列を3段以上に積み上げる場合には、隙間δを、1mm以上かつ当該段の電池列が固定される2本の第1梁部材13a,13bのそれぞれの高さ方向の寸法よりも小さい寸法に設定するとよい。
また、電池列を3段以上に積み上げる場合には、当該段の電池列が固定される2本の第1梁部材13a,13bの下面の位置を、1つ下の段の電池列の上端よりも下側とするとよい。
また、電池列を3段以上に積み上げる場合には、当該段の電池列が固定される2本の第1梁部材13a,13bのそれぞれを下側から支持する少なくとも一つの副柱部材15を、当該段の電池列が固定される2本の第1梁部材13a,13bのそれぞれを固定する2本の柱部材12a,12c、12b、12dの間に設置するとよい。
また、電池列を3段以上に積み上げる場合には、当該段の電池列が固定される2本の第1梁部材13a,13bのそれぞれと2本の第1梁部材13a,13bのそれぞれを固定する2本の柱部材12a,12c、12b、12dとを、1つ下の段の電池列が配置されている側において斜め方向に結合する筋交16aを設けるとよい。
また、電池列を3段以上に積み上げる場合には、筋交16aの柱部材12a,12c、12b、12dとの交点の位置を、1つ下の段の電池列における各電池2の下側端子(下側に配置される正極端子2aあるいは負極端子2b)よりも高く上側端子(上側に配置される負極端子2bあるいは正極端子2a)よりも低い位置とすることが好ましい。
更に、電池列を3段以上に積み上げる場合には、当該段の電池列を構成する電池2の端子(正極端子2aあるいは負極端子2b)と1つ下の段の電池列を構成する電池2の端子(負極端子2bあるいは正極端子2a)とがハーネスHによって接続されているとよい。
また、当該段の電池列を構成する電池2の端子(正極端子2aあるいは負極端子2b)と1つ下の段の電池列を構成する電池2の端子(負極端子2bあるいは正極端子2a)とをハーネスHによって接続する場合、1つ下の段の電池列を構成する電池2の端子は、電池2に設けられた上側端子及び下側端子のうち下側端子であることが好ましい。また、1段目と2段目の間で電池2同士を接続する手段としては、ハーネス以外の導電経路を用いてもよい。
また、2段目の電池列3bを当該段に対応して設けられた第1梁部材13a,13bに固定する第1固定部材(固定部材)18、及び、電池列を3段以上に積み上げる場合における、3段目以降の電池列を、当該段に対応して設けられた第1梁部材13a,13bに固定する第1固定部材18は、断面L字形の固定金具を用いる必要は必ずしもなく、別の形の部材を用いてもよい。また、当該第1固定部材18は第1梁部材13a,13と一体化してもよく、あるいは当該第1固定部材18を電池2と一体化してもよい。この場合、第1固定部材18は第1梁部材13a,13bあるいは電池2と別体の部品とはならないが、本発明の効果を同様に得ることができる。
また、2段目の電池列3bを当該段に対応して設けられた第2梁部材14a,14bに固定する第2固定部材20、及び、電池列を3段以上に積み上げる場合における、3段目以降の電池列を、当該段に対応して設けられた第2梁部材14a,14bに固定する第2固定部材20は、断面L字形の固定金具を用いる必要は必ずしもなく、別の形の部材を用いてもよい。また、当該第2固定部材20は第2梁部材14a,14bと一体化してもよく、あるいは当該第2固定部材20を電池2と一体化してもよい。
また、第1梁部材13a,13bの下面の位置は、最下段以外の段の電池列の端子が設けられていない側(端子面でない側)については、1つ下の段の電池列の上端よりも必ずしも下側でなくてよい。
また、電池2の端子露出面を覆うカバーを設けてもよい。筋交16aを設置する場合、筋交16aと電池端子との間にカバーを設けてもよい。
1 組電池
2 電池
2a 正極端子
2b 負極端子
3a 1段目の電池列
3b 2段目の電池列
4a,4b エンドプレート
5 バスバー
6 取付けねじ
10 ユニット筐体
11a,11b 柱支持部材
12a,12b,12c,12d 柱部材
13a,13b 第1梁部材(梁部材)
14a,14b 第2梁部材
15 副柱部材
15a,15b 基礎梁部材(梁部材)
15aa,15ba 第1基礎梁部材
15ab,15bb 第2基礎梁部材
16a 筋交
16b 副筋交
17 ジャンクションボックス
18 第1固定部材(固定部材)
19 取付けねじ
20 第2固定部材
21 取付けねじ
180 第1固定部材
181 第1部分
181a 貫通孔
182 第2部分
182a 貫通孔
C コネクタ
P 筋交16aの柱部材12cとの交点の位置
RL1,RL2 リレー
H ハーネス(導電経路)
T 圧着端子
W 電線

Claims (8)

  1. 複数個の電池を一列状に配置した電池列をユニット筐体に上下方向に複数段積み上げてなる組電池であって、
    前記ユニット筐体は、前記上下方向に延びる4本の柱部材であって、複数段に積み上げられる電池列の配列方向である左右方向及び該左右方向に直交する前後方向において、各段の電池列の外側に配置される4本の柱部材と、前記前後方向において各段の電池列の外側に配置される各段ごとに2本ずつ設けられる梁部材であって、それぞれが前記左右方向に延びてそれぞれの両端が2本の前記柱部材に固定される複数の梁部材とを備え、
    最下段以外の段の電池列が、当該段に対応して設けられた2本の前記梁部材に1つ下の段の電池列と隙間を設けて浮かした状態で固定部材によって固定され、
    前記隙間を、1mm以上かつ前記最下段以外の段の電池列が固定される2本の前記梁部材のそれぞれの高さ方向の寸法よりも小さい寸法に設定したことを特徴とする組電池。
  2. 前記前後方向に向く電池の面のうち少なくとも1面は端子が設けられた端子面となっており、前記最下段以外の段の電池列の少なくとも前記端子面の側の前記梁部材の下面の位置を、1つ下の段の電池列の上端よりも下側としたことを特徴とする請求項に記載の組電池。
  3. 複数個の電池を一列状に配置した電池列をユニット筐体に上下方向に複数段積み上げてなる組電池であって、
    前記ユニット筐体は、前記上下方向に延びる4本の柱部材であって、複数段に積み上げられる電池列の配列方向である左右方向及び該左右方向に直交する前後方向において、各段の電池列の外側に配置される4本の柱部材と、前記前後方向において各段の電池列の外側に配置される各段ごとに2本ずつ設けられる梁部材であって、それぞれが前記左右方向に延びてそれぞれの両端が2本の前記柱部材に固定される複数の梁部材とを備え、
    最下段以外の段の電池列が、当該段に対応して設けられた2本の前記梁部材に1つ下の段の電池列と隙間を設けて浮かした状態で固定部材によって固定され、
    前記前後方向に向く電池の面のうち少なくとも1面は端子が設けられた端子面となっており、前記最下段以外の段の電池列の少なくとも前記端子面の側の前記梁部材の下面の位置を、1つ下の段の電池列の上端よりも下側としたことを特徴とする組電池。
  4. 前記最下段以外の段の電池列が固定される2本の前記梁部材のそれぞれを下側から支持する少なくとも一つの副柱部材を、前記最下段以外の段の電池列が固定される2本の前記梁部材のそれぞれを固定する2本の前記柱部材の間に設置したことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の組電池。
  5. 前記最下段以外の段の電池列が固定される2本の前記梁部材のそれぞれと2本の前記梁部材のそれぞれを固定する2本の前記柱部材とを、1つ下の段の電池列が配置されている側において斜め方向に結合する筋交を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の組電池。
  6. 前記筋交の前記柱部材との交点の位置を、前記1つ下の段の電池列における各電池の下側端子よりも高く上側端子よりも低い位置としたことを特徴とする請求項5に記載の組電池。
  7. 前記最下段以外の段の電池列を構成する電池の端子と前記1つ下の段の電池列を構成する電池の端子とが導電経路によって接続されていることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の組電池。
  8. 前記1つ下の段の電池列を構成する電池の端子は、前記電池に設けられた上側端子及び下側端子のうち下側端子であることを特徴とする請求項7に記載の組電池。
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