JP6698402B2 - 三相モータの駆動回路および駆動方法、プリンタ装置 - Google Patents

三相モータの駆動回路および駆動方法、プリンタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6698402B2
JP6698402B2 JP2016067369A JP2016067369A JP6698402B2 JP 6698402 B2 JP6698402 B2 JP 6698402B2 JP 2016067369 A JP2016067369 A JP 2016067369A JP 2016067369 A JP2016067369 A JP 2016067369A JP 6698402 B2 JP6698402 B2 JP 6698402B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation speed
motor
drive circuit
period
phase motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016067369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017184426A (ja
Inventor
裕樹 菅本
裕樹 菅本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2016067369A priority Critical patent/JP6698402B2/ja
Publication of JP2017184426A publication Critical patent/JP2017184426A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6698402B2 publication Critical patent/JP6698402B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

本発明は、三相ブラシレスモータの制御技術に関する。
三相ブラシレスモータの制御方法としては、120度通電方式(矩形波通電方式ともいう)と180度通電駆動方式(正弦波通電方式ともいう)が広く用いられており、それぞれがメリット、デメリットを有している。
120度通電方式は、駆動波形の生成が容易であり、またトルクが大きいというメリットを有するが、180度通電方式(あるいは150度通電方式)と比べて騒音や振動が発生し易いというデメリットがある。一方、180度通電方式では、120度通電方式に比べて、静音性及び振動特性に優れ、また高効率が得られるというメリットがあるが、ロータの位置に応じて正弦波あるいは擬似的な正弦波の形状を有する駆動波形を生成する必要があるため、常に回転数およびロータの位置を正確に検出する必要があり、またひとたび同期が外れると制御不能となることから、120度通電方式に比べて制御が複雑であるというデメリットがある。
ここで、180度通電方式では、モータの回転数に応じた周期の駆動波形を生成する必要がある。モータの加速中においては、ある時刻の回転数(周期)を検出しても、それを利用する次の時刻においては、モータの回転数は直前に測定された回転数とは異なっており、制御が不安定となる。
図1(a)は、従来の三相モータの起動シーケンスを示す図である。従来においては、起動直後においては回転数検出が不要であり、かつ高トルクな120度通電方式が選択され、モータを素早く始動し、ある程度回転数が高まった後に、静音性、低振動性に優れる180度通電に切りかえられている。
特開2001−186790号公報
図1(a)のシーケンスによれば、ある程度回転数が安定化した後に、180度通電に切り替えるため、120度通電の期間が長くなる。上述のように120度通電は振動が大きく、また騒音が大きいため、120度通電の期間はなるべく短くしたい。しかしながら図1(b)に示すように120度通電の期間を短くすると、検出したモータの回転数と実際のモータの回転数の誤差が大きいため、制御が不安定となり、モータの回転数は大きく変動してしまう。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、120度通電方式から180度通電方式への切り替えを早めることが可能なモータ駆動回路の提供にある。
本発明のある態様は、三相モータを駆動するモータ駆動回路に関する。モータ駆動回路は、三相モータの回転数の予測値を示す回転数予測情報を生成する回転数予測部と、第1モードと第2モードが切りかえ可能であり、(i)第1モードにおいて120度通電方式による制御信号を生成し、(ii)第2モードにおいて、回転数予測情報にもとづいて180度通電方式または150度通電方式による制御信号を生成する制御信号発生器と、制御信号発生器からの制御信号にもとづいて三相モータを駆動する駆動段と、三相モータの駆動開始後の第1期間の間、制御信号発生器を第1モードにセットし、第1期間の終了後の第2期間の間、制御信号発生器を第2モードにセットするシーケンサと、を備える。
過去に実際に測定された回転数に代えて、予測された回転数を生成することで、加速中においても、正しい回転数にもとづいた180度通電方式あるいは150度通電方式の制御信号を生成できる。したがって、加速期間中においても180度通電あるいは150度通電方式が可能であり、したがって120度通電方式から180度通電方式あるいは150度通電方式への切り替えを早めることができる。
ある態様の駆動回路は、三相モータの実際の回転数を示す回転数検出情報を生成する回転数検出回路をさらに備えてもよい。
制御信号発生器は、第1モードおよび第2モードに加えて、(iii)回転数検出情報にもとづいて180度通電方式による制御信号を生成する第3モードが選択可能であり、シーケンサは、第2期間の終了後の第3期間において、制御信号発生器を第3モードにセットしてもよい。
三相モータの回転数が最終的な目標値に近づいてくると、加速中の第2期間に比べてモータの回転数の変化は小さくなり、直前に測定した回転数と現在の実際の回転数は実質的に一致する。そこで第3期間では、回転数検出情報を利用することで、より適切な駆動波形を生成でき、制御を安定化できる。
回転数予測部は、起動開始からの経過時間にもとづいて、回転数を予測してもよい。
回転数予測部は、現在の回転数検出情報にもとづいて、次の回転数を予測してもよい。現在の回転数検出情報を考慮することで、より正確な予測が可能となる。
シーケンサは、起動開始から、回転数検出情報が示すモータの実際の回転数が第1所定値に達するまでの間を、第1期間としてもよい。シーケンサは、起動開始から所定時間の経過するまでの間を、第1期間としてもよい。
シーケンサは、回転数検出情報が示すモータの実際の回転数と第2所定値との誤差が許容量より小さくなると、第2期間から第3期間に遷移してもよい。
駆動回路は、三相モータに近接して配置されるホール素子からのホール信号を比較するホールコンパレータをさらに備えてもよい。回転数検出回路は、ホールコンパレータの出力にもとづいて、回転数検出情報を生成してもよい。
三相モータは、FG着磁されてもよい。モータ駆動回路は、三相モータからのFG信号に応じた周波数を有する内部クロック信号と、外部からモータの回転数を指示する入力クロックを受け、それらの周波数の誤差に応じた加速信号および減速信号を生成する速度ディスクリミネータと、加速信号および減速信号を積分する積分アンプと、積分アンプの出力信号に応じたデューティ比を有するパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調器と、をさらに備えてもよい。
制御信号発生器は、180度通電方式で使用される波形データを生成する波形データ生成部を含んでもよい。波形データの生成速度が、第2モードにおいて回転数予測情報に応じており、第3モードにおいて回転数検出情報に応じていてもよい。
シーケンサは、第2モードにおいて、回転数検出情報が示す三相モータの実際の回転数と、回転数予測情報が示す回転数との誤差が許容量を超えると、所定の保護シーケンスを実行してもよい。
駆動回路は、1つの半導体基板に一体集積化されてもよい。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。
回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
本発明の別の態様は、プリンタ装置に関する。プリンタ装置は、三相モータと、三相モータを駆動する上述のいずれかのモータ駆動回路と、三相モータが取り付けられる紙送り機構と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、120度通電方式から180度通電方式への切り替えを早めることができる。
図1(a)、(b)は、従来の三相モータの起動シーケンスを示す図である。 実施の形態に係る駆動回路を備える制御システムの回路図である。 120度通電方式を示す波形図である。 180度通電方式を示す波形図である。 図2の駆動回路の動作波形図である。 制御信号発生器の構成例を示す回路図である。 駆動回路の別の構成例を示す回路図である。 図7の駆動回路を備えるプリンタ装置の斜視図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図2は、実施の形態に係る駆動回路100を備える制御システム200の回路図である。制御システム200は、駆動回路100に加えて、ブラシレス三相モータ(単にモータという)202、ホール素子204〜208を備える。ホール素子204〜208はそれぞれ、モータ202のロータの位置に応じた周期的なホール信号S1〜S1を生成する。各ホール信号S1は、逆極性の一対の信号を含む。
駆動回路100は、モータ202を駆動する。駆動回路100は、ひとつの半導体基板に一体集積化された機能IC(Integrated Circuit)である。駆動回路100は、制御信号発生器10、駆動段20、シーケンサ30、回転数予測部40、回転数検出回路50、ホールコンパレータHCMP1〜HCMP3を備える。
制御信号発生器10は、後述するように第1モードφ1から第3モードφ3が切りかえ可能であり、モードごとに異なる方式で制御信号S2を生成する。
駆動段20は、制御信号発生器10からの制御信号S2にもとづいて、モータ202の三相のコイル(不図示)に駆動電圧S3〜S3を印加し、モータ202を駆動する。駆動段20は、三相インバータ22と、そのドライバ24を含む。
ホールコンパレータHCMP1は、U相のホール素子204からのホール信号S1を比較し、U相の矩形信号S5を生成する。同様にしてホールコンパレータHCMP2、HCMP3は、V相、W相の矩形信号S5V、S5Wを生成する。矩形信号S5〜S5は、モータ202のロータの位置を示しており、制御信号発生器10に供給される。
制御信号発生器10は、矩形波通電(120度通電)方式の第1モードφ1と、正弦波通電(180度通電)方式の第2モードφ2および第3モードφ3が切り替え可能である。120度通電方式の第1モードφ1において制御信号発生器10は、ホールコンパレータHCMP1〜HCMP3からの矩形信号S5にもとづいて制御信号S2(120°)を生成し、駆動電流を供給するコイルを切り替えかえる(転流制御)。
図3は、120度通電方式を示す波形図である。各相のインバータのハイサイドアームのゲート信号UH,VH,WHならびにローサイドアームのゲート信号UL,VL,WLは、矩形信号S5のエッジのタイミングで所定の順序でオン、オフが切り替えられ、それぞれは電気角で120度の間、オンを維持する。各相のハイサイドアームは、そのオン期間においてPWM制御されてもよい。
図2に戻る。制御信号発生器10は、180度通電方式である第2モードφ2あるいは第3モードφ3において、ホールコンパレータHCMP1〜HCMP3からの矩形信号S5にもとづいて、モータ202の電流を供給するコイルを切り替えかえる(転流制御)。また180度通電方式である第2モードφ2あるいは第3モードφ3において、モータ202の回転数に応じて、正弦波駆動のための波形データSINU〜SINWを生成し、波形データにもとづいて、駆動段20のインバータ22をPWM制御する。
図4は、180度通電方式を示す波形図である。ここでは波形データSINU〜SINWとして理想的な正弦波を示すが、その波形は変調方式(2相変調、3相変調)によって異なる。たとえば2相変調では、双コブの正弦波が用いられる場合がある。また正弦波に代えて、それを簡略化した台形波やステップ波が用いられる場合もある。
図4に示すように、波形データSINU〜SINWそれぞれの周期は、ホール信号の周期と一致していなければならず、したがって波形データSINU〜SINWの生成には、現在のモータの回転数に関する情報が必要となる。たとえば制御信号発生器10は、電気角で60度の時間を単位として、波形データSINU〜SINWの生成を行う。この場合、制御信号発生器10は、電気角60度の時間を、モータの回転数を示す回転数情報として取得し、回転数情報に応じた時間スケールで、波形データSINU〜SINWを生成する。
図2に戻る。制御信号発生器10は、第2モードφ2と第3モードφ3とで、回転数情報(電気角60度の時間)として異なる信号を参照する。すなわち第2モードφ2において制御信号発生器10は、第2モードφ2において、回転数予測部40が生成する回転数予測情報S4を回転数情報として利用し、制御信号S2(180°)を生成する。以下で説明するように回転数予測情報S4は、回転数の予測値である。回転数予測情報S4は、電気角60°の長さを示してもよい。
DCモータは、電圧Vmを入力、回転数ωを出力としたときに、一次遅れ応答系で表される。DCモータに、実効的な振幅がVmであるステップ入力を与えたときの回転数ωは、120度通電、180度通電方式においてそれぞれ、以下の式(1)、(2)にしたがって変化する。
ω120°=Vm120°/Kt120°×{1−e(−t/τ120°)} …(1)
ω180°=Vm180°/Kt180°×{1−e(−t/τ180°)} …(2)
Vm120°、Vm180°はそれぞれ、モータに印加される駆動電圧S3〜S3の実効値である。Kt120、Kt180°は120度通電、180度通電におけるトルク定数である。τ120°、τ180°は、120度通電、180度通電におけるモータの回転数の一次遅れ系の応答式における時定数である。tは時間である。
回転数予測部40は、式(2)にしたがって変化する回転数ω180°の予測値を示す回転予測情報S4を生成する。回転数予測部40は、式(2)の波形を保持するテーブルを含み、経過時間に応じてテーブルを読み出すことで、回転数情報S4を生成してもよい。
あるいは回転数予測部40は、演算器を含み、式(2)を実際に演算することにより、回転数情報S4を生成してもよい。
回転数予測情報S4のデータ形式は特に限定されない。たとえば回転数予測情報S4は、回転数あるいは周期を示すデジタル値であってもよい。あるいは回転数予測情報S4は、回転数あるいは周期に応じた周波数を有するパルス(クロック)であってもよい。
また第3モードφ3において制御信号発生器10は、回転数検出回路50が生成する回転数検出情報S6を回転数情報として利用し、制御信号S2(180°)を生成する。以下で説明するように回転数検出情報S6は、回転数の実測値である。
回転数検出回路50は、モータ202の実際の回転数を示す回転数検出情報S6を生成する。回転数検出情報S6のデータ形式は特に限定されない。たとえば回転数検出情報S6は、回転数(あるいは周期)を示すデジタル値であってもよい。あるいは回転数検出情報S6は、回転数(あるいは周期)に応じた周波数を有するパルス(クロック)であってもよい。
回転数検出回路50は、矩形信号S5の周期を測定してもよい。上述のように電気角60度の長さをモータの回転数情報に対応付ける場合、3つの矩形信号S5〜S5を論理合成することにより、エッジ毎にレベルが遷移するパルス信号S8(図4の最下段に示す)を生成し、電気角60度に相当するエッジの間隔を測定してもよい。
シーケンサ30は、モータ202の駆動開始後の第1期間Tの間、制御信号発生器10を第1モードφ1にセットし、続く第2期間Tにおいて、制御信号発生器10を第2モードφ2にセットする。さらに第2期間Tに続く第3期間Tにおいて、制御信号発生器10を第3モードφ3に切り替える。シーケンサ30から制御信号発生器10へは、モードを指示するモード設定信号S7が供給される。
シーケンサ30は、起動開始から、回転数検出情報S6が示すモータ202の実際の回転数が第1所定値ωに達するまでの間を、第1期間Tとする。第1所定値ωは、第1モードφ1と第2モードφ2の切り替え速度である。
またシーケンサ30は、回転数検出情報S6が示すモータ202の実際の回転数と第2所定値との誤差が許容量より小さくなると、第2期間Tから第3期間Tに遷移し、制御信号発生器10を第3モードφ3に切り替える。第2所定値は、モータ202の目標回転数であってもよい。
以上が駆動回路100の構成である。続いてその動作を説明する。図5は、図2の駆動回路100の動作波形図である。時刻t0に起動が開始する。第1期間Tの間、第1モードφ1が選択される。モータ202が120度通電方式で駆動されると、その回転数ωは、式(1)で示す関係式にしたがって上昇していく。
時刻t1にモータ202の回転数が第1所定値ωとなると、第2期間Tに移行し、制御信号発生器10が第2モードφ2で動作する。モータ202が180度通電で駆動される結果、その回転数ωは、ω180°’にしたがって上昇していく。波形ω180°’は、式(2)のω180°を、点P1を通るように時間軸方向に遅延させた波形である。回転数予測部40が生成する回転数予測情報S4は、図5の速度変化ω180°’にしたがって変化する。
そして時刻t2に、モータ202の回転数が第2所定値ωに達すると、より詳しくは実際の回転数ωと第2所定値ωとの誤差が許容値より小さくなると、第3期間Tに移行し、それ以降、制御信号発生器10は第3モードφ3で動作する。
以上が駆動回路100の動作である。加速期間中の第2期間Tにおいては、回転数予測部40が生成する回転数の予測値は、直前の回転数の実測値よりも正確な回転数を表している。したがって加速中であっても、第2モードφ2を選択することにより180度通電でモータ202を駆動することが可能となる。つまり、120度通電方式から180度通電方式への切り替えを早めることができる。180度通電の区間を増やすことにより、静音性を高め、また振動を低減することができる。
またモータ202の回転数が最終的な目標値に近づいてくると、加速中の第2期間Tに比べてモータの回転数の変化は小さくなり、直前に測定した回転数と現在の実際の回転数は実質的に一致する。そこで第3期間Tでは、第3モードφ3を選択し、回転数検出情報S6を利用することで、より適切な駆動波形を生成でき、制御を安定化できる。
本発明は、図2のブロック図や回路図として把握され、あるいは上述の説明から導かれるさまざまな装置、回路、方法に及ぶものであり、特定の構成に限定されるものではない。以下、本発明の範囲を狭めるためではなく、発明の本質や回路動作の理解を助け、またそれらを明確化するために、より具体的な構成例を説明する。
図6は、制御信号発生器10の構成例を示す回路図である。制御信号発生器10は、波形データ生成部12、パルス幅変調器14、ロジック回路16を含む。波形データ生成部12は、モータ202の回転数にあわせて、波形データSINU〜SINWを生成する。なお図6にはU相に関する構成のみが示されるが、V相、W相についても同様である。
波形データ生成部12は、波形メモリ60、読み出し部62、セレクタ64を含む。波形メモリ60は、正規化された振幅を有する波形データSINUを保持する。波形データSINU〜SINWは同じであるから、波形メモリ60はU,V,W相で共有してもよい。
読み出し部62は、矩形信号S5〜S5と同期しながら、波形データSINUを、電気角60°を単位として読み出す。読み出し部62には回転数予測情報S4および回転数検出情報S6の一方が、入力される。たとえば読み出し部62の前段には、第2モードφ2において回転数予測情報S4を、第3モードφ3において回転数検出情報S6を選択するセレクタ64が挿入される。読み出し部62は、波形データSINUのうち電気角60°分のデータを、セレクタ64の出力信号S9が示す電気角60°の長さとなるように読み出す。
パルス幅変調器14は、波形データSINUに応じたデューティ比を有するPWM(パルス幅変調)信号SPWMUに変換する。たとえばパルス幅変調器14は、D/Aコンバータ66、オシレータ68、コンパレータ70を含む。D/Aコンバータ66は、読み出し部62から読み出された波形データSINUをアナログの波形信号VSINUに変換する。オシレータ68は、三角波あるいはのこぎり波の周期信号VOSCを生成する。コンパレータ70は、周期信号VOSCと波形信号VSINUを比較し、PWM信号SPWMUを生成する。なおパルス幅変調器14はデジタル回路で構成してもよい。
ロジック回路16は、PWM信号SPWMUと、矩形信号S5〜S5にもとづいて、U相のゲート信号UH,ULを生成する。V相、W相についても同様である。
波形データ生成部12に関して、波形データSINが簡略化された波形である場合、波形メモリ60に代えて、演算により波形データSINを生成してもよい。
図7は、駆動回路100の別の構成例を示す回路図である。駆動回路100aは、モータ202の回転数の指令信号(トルク指令)として、入力クロック信号CLKREFを受ける。駆動回路100aは、モータ202の回転数が、入力クロック信号CLKREFの周波数に応じた目標値と一致するように、PWM駆動のデューティ比をフィードバック制御する。なお、本発明において速度フィードバック制御は必須ではない。
モータ202はFG着磁されており、モータ202の1回転当たり、所定数(たとえば45回)のFG信号が生成される。駆動回路100aのFGIN端子には、FG信号が入力される。FGアンプ72は、FG信号を増幅する。PLL回路74は、FG信号を周波数逓倍(たとえば1024倍)し、内部クロック信号CLKINTを生成する。内部クロックCLKINTは、モータ202の実際の回転数に比例した周波数を有することとなる。速度ディスクリミネータ76は、入力クロック信号CLKREFと、内部クロック信号CLKINTの周波数(もしくは位相)を比較し、周波数の誤差に応じた加速信号ACCおよび減速信号DECを生成する。積分アンプ78は、加速信号ACCおよび減速信号DECを積分し、速度制御信号S9を生成する。速度制御信号S9は制御信号発生器10に供給される。
制御信号発生器10は、120°通電、180°通電にかかわらず、速度制御信号S9を、PWM駆動のデューティ比に反映させる。たとえば制御信号発生器10が、図6のパルス幅変調器14を含む場合、D/Aコンバータ66の基準電圧として、速度制御信号S9を与えればよい。パルス幅変調器14がデジタル回路で構成される場合、速度制御信号S9をA/Dコンバータによりデジタル信号として取り込み、波形データSINU(SINV,SINW)と速度制御信号S9を乗算し、キャリア信号を、乗算結果を用いてパルス幅変調してもよい。図7の駆動回路100aによれば、外部からの速度制御が可能となる。
図7のように、回転数のフィードバック制御を行う場合、回転数の目標値と測定値の誤差に応じて、モータ202に印加される駆動電圧Vmが変化し、起動時の回転数ωの応答は、式(1)あるいは式(2)から逸脱する場合もある。この場合には、フィードバック制御を前提として、シミュレーションあるいは実測にもとづいて回転数予測情報S4の波形を定めればよい。
あるいは、速度フィードバックの系を停止し、オープンループでモータを起動することにより、式(1)あるいは式(2)にもとづく回転数予測情報S4の波形を用いてもよい。
続いて駆動回路100の用途を説明する。図8は、図7の駆動回路100を備えるプリンタ装置300の斜視図である。プリンタ装置300は、紙304を給紙するための紙送り機構(シートフィーダともいう)302を備える。実施の形態に係る駆動回路100は、紙送り機構302を制御するためのモータ202の駆動に好適である。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1変形例)
実施の形態では、回転数予測部40は、起動開始からの時間にもとづいて、式(2)にしたがって回転数予測情報S4を生成した。この場合、モータ202の負荷が、設計時に想定した基準負荷から逸脱した場合に、回転数予測情報S4と実際の回転数が合致しなくなるおそれがある。そこで制御信号発生器10は、回転数予測情報S4が示す回転数と、回転数検出情報S6が示す回転数の誤差が許容値を超えると、所定の処理あるいはシーケンスを実行してもよい。たとえば制御信号発生器10は、一旦、モータ202を停止した後に、第1モードφ1に戻り、再始動してもよい。
(第2変形例)
起動開始からの経過時間のみにもとづいて回転数予測情報S4を生成すると、時間の経過と共に誤差が累積され、正確な回転数検出が難しくなる。そこで回転数予測部40は、ある時刻の回転数の実測値にもとづいて、次の時刻の回転数を予測してもよい。従来あるいは第3モードでは、ある時刻の回転数の実測値が、次の時刻の回転数としてそのまま使用されるのであり、それは異なることに留意されたい。つまり回転数予測部40は、現在の回転数検出情報S6にもとづいて、次の回転数を予測してもよい。回転数予測部40は、現在の回転数検出情報S6と、次の回転数の予測値を対応付けるテーブルを含んでもよい。
(第3変形例)
図7の駆動回路100aにおいて、積分アンプ78に代えて、チャージポンプ回路を設けてもよい。この場合、速度ディスクリミネータ76は、速度誤差に応じて加速パルスACC、減速パルスDECを生成する。チャージポンプ回路は、キャパシタと、加速パルスACCに応答してキャパシタを充電し、減速パルスDECに応じてキャパシタを放電する充放電回路と、を含みうる。キャパシタに生ずる電圧が、速度制御信号S9に対応する。
チャージポンプ回路より前段の速度ディスクリミネータ76、セレクタ64、FGアンプ72を駆動回路100aの外部に設けてもよい。すなわち駆動回路100aは、加速パルスACC、減速パルスDECを受ける端子を備えてもよい。
(第4変形例)
図7では、モータ202の回転数を指示する速度指令値が外部からのクロック信号CLKREFを説明したが、本発明はそれに限定されない。速度指令値は、その電圧レベルが回転数の目標値であるアナログ電圧であってもよい。この場合、アナログ電圧の形式で、モータ202の速度検出値を生成し、エラーアンプによりアナログの速度指令値とアナログの速度検出値の誤差を増幅してもよい。このように速度に関するフィードバック制御の方式は特に限定されない。
(第5変形例)
駆動回路100は、外部からモータ202の速度指令値(トルク指令値)を受け、オープンループでモータ202を駆動してもよい。この場合、速度指令値を、それに応じたデューティ比を有するPWM信号に変換し、PMW信号にもとづいてモータ202をPWM駆動すればよい。速度指令値そのものをPWM信号としてもよい。
(第6変形例)
シーケンサ30は、起動開始から所定時間τの経過するまでの間を、第1期間Tとしてもよい。所定時間τは、120度通電方式でモータ202を駆動したときに、回転数が第1所定値ωに到達するのに要する時間である。
(第7変形例)
実施の形態ではホール素子204〜208を備える制御システム200について説明したが本発明はそれには限定されない。ホール素子は、U〜W相のいずれか1相のみに設けられてもよい。
あるいはホール素子204〜208を省略したセンサレス方式の制御システム200にも本発明は適用可能である。この場合、ホール素子204〜208の代わりに、コイルの端子電圧と中点電圧の比較にもとづきゼロクロス点を検出する逆起電力(BEMF)検出用のBEMFコンパレータを設ければよい。
(第8変形例)
回転数検出回路50による回転数の検出方法は特に限定されない。図7に示したようにモータ202がFG着磁され、FG信号が生成される場合、回転数検出回路50は、FG信号にもとづいて回転数検出情報S6を生成してもよい。あるいは駆動回路100が、逆起電力にもとづくゼロクロスを検出するためのコンパレータを備える場合、BEMFコンパレータの出力の周期にもとづいて回転数検出情報S6を生成してもよい。
(第9変形例)
実施の形態では、120度通電方式から180度通電方式への切りかえを説明したが本発明はそれに限定されない。たとえば、第2モードにおける正弦波通電方式として、150度通電方式を採用してもよく、180度、150度その他の、正弦波あるいは疑似正弦波の駆動方式を用いることができる。
(第10変形例)
モータ202の種類は特に限定されず、冷却装置に用いられるファンモータでもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…駆動回路、200…制御システム、202…モータ、204,206,208…ホール素子、10…制御信号発生器、12…波形データ生成部、14…パルス幅変調器、16…ロジック回路、20…駆動段、22…インバータ、24…ドライバ、30…シーケンサ、40…回転数予測部、50…回転数検出回路、HCMP…ホールコンパレータ、S1…ホール信号、S2…制御信号、S3…駆動電圧、S4…回転数予測情報、S5…矩形信号、S6…回転数検出情報、S7…モード設定信号、S8…パルス信号、S9…速度制御信号、60…波形メモリ、62…読み出し部、64…セレクタ、66…D/Aコンバータ、68…オシレータ、70…コンパレータ、72…FGアンプ、74…PLL回路、76…速度ディスクリミネータ、78…積分アンプ、300…プリンタ装置、302…紙送り機構、304…紙。

Claims (16)

  1. 三相モータを駆動するモータ駆動回路であって、
    前記三相モータの回転数の予測値を示す回転数予測情報を生成する回転数予測部と、
    第1モードと第2モードが切りかえ可能であり、(i)第1モードにおいて120度通電方式による制御信号を生成し、(ii)第2モードにおいて、前記回転数予測情報にもとづいて180度通電方式または150度通電方式による制御信号を生成する制御信号発生器と、
    前記制御信号発生器からの制御信号にもとづいて前記三相モータを駆動する駆動段と、
    前記三相モータの駆動開始後、前記三相モータの回転数が最終的な目標値に到達するより前の第1期間の間、前記制御信号発生器を第1モードにセットし、前記第1期間の終了後の第2期間の間、前記制御信号発生器を第2モードにセットするシーケンサと、
    を備えることを特徴とするモータ駆動回路。
  2. 前記三相モータの実際の回転数を示す回転数検出情報を生成する回転数検出回路をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路。
  3. 前記制御信号発生器は、前記第1モードおよび前記第2モードに加えて、(iii)前記回転数検出情報にもとづいて180度通電方式または150度通電方式による制御信号を生成する第3モードが選択可能であり、
    前記シーケンサは、前記第2期間の終了後の第3期間において、前記制御信号発生器を第3モードにセットすることを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動回路。
  4. 前記回転数予測部は、起動開始からの経過時間にもとづいて、前記回転数を予測することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のモータ駆動回路。
  5. 前記回転数予測部は、現在の前記回転数検出情報にもとづいて、次の前記回転数を予測することを特徴とする請求項2または3に記載のモータ駆動回路。
  6. 前記シーケンサは、起動開始から、前記回転数検出情報が示す前記三相モータの実際の回転数が、前記目標値より低く定められた第1所定値に達するまでの間を、前記第1期間とすることを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動回路。
  7. 前記シーケンサは、起動開始から所定時間の経過するまでの間を、前記第1期間とすることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のモータ駆動回路。
  8. 前記シーケンサは、前記回転数検出情報が示す前記三相モータの実際の回転数と第2所定値との誤差が許容量より小さくなると、前記第2期間から前記第3期間に遷移することを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動回路。
  9. 前記三相モータに近接して配置されるホール素子からのホール信号を比較するホールコンパレータをさらに備え、
    前記回転数検出回路は、前記ホールコンパレータの出力にもとづいて、前記回転数検出情報を生成することを特徴とする請求項2または3に記載のモータ駆動回路。
  10. 前記三相モータは、FG着磁されており、
    前記モータ駆動回路は、
    前記三相モータからのFG信号に応じた周波数を有する内部クロック信号と、外部から前記三相モータの回転数を指示する入力クロックを受け、それらの周波数の誤差に応じた加速信号および減速信号を生成する速度ディスクリミネータと、
    前記加速信号および減速信号を積分する積分アンプと、
    前記積分アンプの出力信号に応じたデューティ比を有するパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調器と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のモータ駆動回路。
  11. 前記制御信号発生器は、180度通電方式で使用される波形データを生成する波形データ生成部を含み、
    前記波形データの生成速度が、前記第2モードにおいて前記回転数予測情報に応じており、前記第3モードにおいて前記回転数検出情報に応じていることを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動回路。
  12. 前記シーケンサは、前記第2モードにおいて、前記回転数検出情報が示す前記三相モータの実際の回転数と、前記回転数予測情報が示す回転数との誤差が許容量を超えると、所定のシーケンスを実行することを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動回路。
  13. 1つの半導体基板に一体集積化されることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のモータ駆動回路。
  14. 三相モータと、
    前記三相モータを駆動する請求項1から12のいずれかに記載のモータ駆動回路と、
    前記三相モータが取り付けられる紙送り機構と、
    を備えることを特徴とするプリンタ装置。
  15. 三相モータの駆動方法であって、
    起動開始後、前記三相モータの回転数が最終的な目標値に到達するより前の第1期間の間、前記三相モータを矩形波通電で駆動するステップと、
    前記第1期間に続く第2期間の間、前記三相モータの回転数の予測値を示す回転数予測情報を生成するステップと、
    前記第2期間の間、前記回転数予測情報に応じて前記三相モータを正弦波通電で駆動するステップと、
    を備えることを特徴とする駆動方法。
  16. 前記第2期間に続く第3期間において、前記三相モータの実際の回転数を示す回転数検出情報を生成するステップと、
    前記第3期間において、前記回転数検出情報に応じて前記三相モータを、正弦波通電で駆動するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項15に記載の駆動方法。
JP2016067369A 2016-03-30 2016-03-30 三相モータの駆動回路および駆動方法、プリンタ装置 Active JP6698402B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016067369A JP6698402B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 三相モータの駆動回路および駆動方法、プリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016067369A JP6698402B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 三相モータの駆動回路および駆動方法、プリンタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017184426A JP2017184426A (ja) 2017-10-05
JP6698402B2 true JP6698402B2 (ja) 2020-05-27

Family

ID=60007283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016067369A Active JP6698402B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 三相モータの駆動回路および駆動方法、プリンタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6698402B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7311957B2 (ja) * 2017-11-02 2023-07-20 ローム株式会社 Dcモータの駆動回路およびそれを用いた電子機器
JP7127115B2 (ja) * 2018-03-28 2022-08-29 新電元工業株式会社 駆動装置、電動車両および駆動装置の制御方法
WO2019186761A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 新電元工業株式会社 駆動装置、電動車両および駆動装置の制御方法
JP7122917B2 (ja) * 2018-09-14 2022-08-22 株式会社ミツバ ブラシレスモータおよびブラシレスモータの制御方法
JP7338259B2 (ja) 2019-06-21 2023-09-05 株式会社アイシン モータ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017184426A (ja) 2017-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6698402B2 (ja) 三相モータの駆動回路および駆動方法、プリンタ装置
KR100588711B1 (ko) 모터구동장치 및 모터구동방법
JP5410690B2 (ja) ブラシレスモータ制御装置及びブラシレスモータ
US7893638B2 (en) Apparatus and method for driving rotary machine
EP3584924B1 (en) Motor control device and method for controlling motor control device
JP2004229462A (ja) 電動機の制御装置
JP2011199968A (ja) ブラシレスモータ制御装置及びブラシレスモータ制御方法
US6873126B2 (en) Motor drive method and motor driver
JP3700106B2 (ja) センサレス・スイッチドリラクタンスモータの駆動回路
CN108696229B (zh) 电机控制装置和控制电机控制装置的方法
JP6698403B2 (ja) モータの駆動回路、プリンタ装置
JP5650399B2 (ja) 加減速検出回路
JP5087411B2 (ja) モータ駆動装置
JP2005312216A (ja) ブラシレスdcモータの駆動装置
JP5428796B2 (ja) モータ駆動制御装置
WO2021200389A1 (ja) モータ制御装置、モータシステム及びモータ制御方法
JP2020014367A (ja) モータ駆動制御装置及びモータの駆動制御方法
JP3766162B2 (ja) ブラシレスモータの駆動装置
JP3308680B2 (ja) ブラシレスモータの駆動装置
CN108631685B (zh) 同步电动机的旋转位置推断装置以及旋转位置推断方法
JP2012191728A (ja) モータの制御装置
JP3667719B2 (ja) モータ駆動装置及びモータ駆動方法
JP2005176457A (ja) ブラシレスモータの位置検出回路
JP7311957B2 (ja) Dcモータの駆動回路およびそれを用いた電子機器
WO2022030290A1 (ja) モータ駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200421

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6698402

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250