JP6698360B2 - 水陸両用車のリアフラップ形状 - Google Patents

水陸両用車のリアフラップ形状 Download PDF

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Description

本開示は、車両本体の後面にリアフラップが設けられた水陸両用車のリアフラップ形状に関する。
水陸両用車は、陸上での不整地の走破性を向上するために、車両底面を平滑にするとともに、車両本体の前後方向長さが短く形成されている。このような水陸両用車では、水上航走時に車体本体の船首造波により車体本体が後傾する。したがって、水上航走時の車両本体への水による流体抵抗が増大する。そこで、車両本体の構面の下端部に一端部が固定されて車両後方側へ延びるリアフラップが設けられた水陸両用車が提案されている(特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の水陸両用車のリアフラップは、車両本体の後面の下部に設けられたヒンジを介して上下方向に回動自在に取り付けられるとともに、一端が車両本体の下部に固定され他端がリアフラップに取り付けられて伸縮可能な支持部材を介して車両本体の後面に対して所定角度を有して取り付けられている。また、リアフラップは、車両本体の幅と略同じ幅を有している。
このため、水陸両用車の水上航走時には、水上の波が車両本体の下面からリアフラップの下面を介して車両本体の後方に抜けるので、車両本体の後面側の下方から上方に向けて揚力が作用し、車両本体の前面側からの造波抵抗を低減することができる。
特開2015−127182号公報
このような水陸両用車が陸上の大きな段差を通過するためには、車両後部にデパーチャーアングルを有した傾斜面を設ける必要がある。この場合、水陸両用車の車両本体の幅方向両側に一対の履帯が配設され、且つ履帯の後端部が車両本体の後面と略同一平面上に位置するものに対して、車両本体の後部の傾斜面にリアフラップを設けようとすると、履帯が邪魔となる。そこで、リアフラップを履帯よりも後方側へ配置して車両本体に取り付けると、リアフラップと車両本体との間に隙間が形成され、水陸両用車の水上航走時に、水上の波がリアフラップと車両本体との間の隙間から流出してリアフラップの性能が低下する虞が生じる。
本発明の少なくとも一つの実施形態は、このような従来技術の状況の基になされた発明であって、その目的とするところは、車両後部にデパーチャーアングルを有した傾斜面を有するとともに車両本体の幅方向両側に一対の履帯が配設された水陸両用車において、水上航走時に、車両本体の後部とリアフラップとの間に隙間がないようにリアフラップを車両本体に取り付け可能な水陸両用車のリアフラップ形状を提供することにある。
(1)本発明の少なくとも一つの実施形態にかかる水陸両用車のリアフラップ形状は、
車両本体と、
前記車両本体の進行方向に対して前記車両本体の左右方向両側に配設された一対の履帯と、
前記車両本体の後部に接続されたリアフラップと、を備え、
前記車両本体の後面は、前記車両本体の後方側へ進むに従って前記後面の下端辺から斜め上方へ延びるデパーチャーアングル面を含み、
前記一対の履帯は、該履帯の上側面が前記下端辺より高く、且つ、該履帯の下側面が前記下端辺よりも低い位置にあるとともに、前記一対の履帯の後端辺は、前記下端辺よりも後方側へ突出し、
前記リアフラップは、前記一対の履帯間において、前記下端辺に対して対向する対向辺を有するフラップ本体部を含むとともに、前記対向辺が前記下端辺に対して接触又は近接することが可能なように、前記車両本体と上下方向に回動自在に接続されるように構成される。
上記(1)に記載の水陸両用車のリアフラップ形状は、車両本体と、車両本体の進行方向に対して車両本体の左右方向両側に配設された一対の履帯と、車両本体の後部に接続されたリアフラップと、を備える。そして、車両本体の後面は、車両本体の後方側へ進むに従って後面の下端辺から斜め上方へ延びるデパーチャーアングル面を含む。そして、一対の履帯は、履帯の上側面が下端辺より高く、且つ、履帯の下側面が下端辺よりも低い位置にあるとともに、一対の履帯の後端辺は、下端辺よりも後方側へ突出する。そして、リアフラップは、一対の履帯間において、下端辺に対して対向する対向辺を有するフラップ本体部を含むとともに、対向辺が下端辺に対して接触又は近接することが可能なように、車両本体と上下方向に回動自在に接続されるように構成される。リアフラップを車両本体に対して上下方向に回動させると、フラップ本体部は一対の履帯間においてフラップ本体部の対向辺が車両本体の下端辺に対して接触又は近接する。このため、フラップ本体部が履帯に接触しないので、フラップ本体部を車両本体の後面に隙間無く又は近接配置することができる。よって、水陸両用車の水上航走時に、車両本体の後面とリアフラップとの間に隙間がないようにリアフラップを車両本体に取り付け可能な水陸両用車のリアフラップ形状を実現できる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載の水陸両用車のリアフラップ形状において、
前記リアフラップは、前記フラップ本体部よりも後方側に位置し、且つ、前記一対の履帯に対して対向する第2対向辺を夫々有する第2フラップ本体部をさらに含むとともに、前記第2対向辺が前記履帯に対して接触又は近接することが可能なよう構成されている。
上記(2)に記載の実施形態によれば、リアフラップは、フラップ本体部よりも後方側に位置し、且つ、一対の履帯に対して対向する第2対向辺を夫々有する第2フラップ本体部をさらに含むとともに、第2対向辺が履帯に対して接触又は近接することが可能なよう構成されている。このため、第2対向辺が履帯に対して接触又は近接するように第2フラップ本体を回動させることで、第2フラップ本体と履帯との間に隙間がないように第2フラップ本体を車両本体に取り付けることができる。また、リアフラップはフラップ本体部と第2フラップ本体部を備えることで、水上航走時において、車両本体の底面に沿って流れる水流がリアフラップに作用して生じる揚力をより高めることができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(2)に記載の水陸両用車のリアフラップ形状において、
前記第2対向辺が、前記履帯の回転方向に対して直交する方向に延在しているように構成される。
上記(3)に記載の実施形態によれば、第2対向辺が、履帯の回転方向に対して直交する方向に延在しているように構成される。履帯の後部では屈曲しているが、第2対向辺の向きが履帯の回転方向に対して直交する方向に向いているので、第2対向辺の長手方向の履帯との間の隙間は略均一になる。このため、第2対向辺を履帯により接近させると、第2対向辺の長手方向の略全域に亘って隙間がない状態にすることができる。従って、水上航走時において、車両本体の底面から隙間を通って流出する水流を容易に抑制することができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(2)に記載の水陸両用車のリアフラップ形状において、
前記第2対向辺が、前記履帯の回転方向に対して交差する方向に延在しているように構成される。
上記(4)に記載の実施形態によれば、第2対向辺が、履帯の回転方向に対して交差する方向に延在するように構成される。履帯の後部では屈曲しているが、第2対向辺の向きが履帯の回転方向に対して交差する方向に向いているので、第2対向辺の長手方向の履帯との間の隙間は不均一になる虞がある。このため、第2対向辺の長手方向の履帯との間の隙間が略均一になるような第2対向辺の方向を設定することで、第2対向辺と履帯との間の隙間をより小さくすることができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(2)又は(3)に記載の水陸両用車のリアフラップ形状において、
前記第2フラップ本体部は、前記一対の履帯を超えて左右方向両側に延在する延在部を含むように構成される。
上記(5)に記載の実施形態によれば、第2フラップ本体部は、一対の履帯を超えて左右方向両側に延在する延在部を含む。このため、水上航走時において、車両本体の底面に沿って流れる水流が第2フラップ本体部に作用する第2フラップ本体部の受圧面積を増大することができる。従って、第2フラップ本体部に生じる揚力をより高めることができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(1)から(5)の何れか一項に記載の水陸両用車のリアフラップ形状において、
一端側が前記車両本体対して回動自在に接続され、他端側が前記フラップ本体部と接続されるアームをさらに備えるように構成される。
上記(6)に記載の実施形態によれば、一端側が車両本体に対して回動自在に接続され、他端側がフラップ本体部と接続されるアームをさらに備えることで、水上航走時には、アームを下方へ回動させてフラップ本体部の対向辺を車両本体部の下端辺に接触又は近接配置し、陸上走行時には、アームを上方へ回動させてフラップ本体部を車両本体部の上方位置に移動させることができる。このため、水上航走時にはフラップ本体部によって揚力を発生させることができる。また、陸上走行時にフラップ本体部が地面に接触する虞を無くすことができ、さらに車両本体の後面から人が出入りする際にフラップ本体部が邪魔をする虞を無くすことができる。なお、請求項6は請求項2も引用しているので、リアフラップには第2フラップ本体部も含まれる。このため、請求項6は、第2フラップ本体部の有無に拘わらずにアームによってフラップ本体部が上下方向に回動可能なリアフラップを含む。
(7)幾つかの実施形態では、上記(2)から(5)の何れか一項に記載の水陸両用車のリアフラップ形状において、
前記第2フラップ本体部は、前記フラップ本体部とは別体に構成され、
一端側が前記車両本体対して回動自在に接続され、他端側が前記第2フラップ本体部と接続されるアームをさらに備えるように構成される。
上記(7)に記載の実施形態によれば、第2フラップ本体部は、フラップ本体部とは別体に構成される。そして、一端側が車両本体対して回動自在に接続され、他端側が第2フラップ本体部と接続されるアームをさらに備える。このため、水上航走時には、アームを下方へ回動させて第2フラップ本体部の第2対向辺を履帯に接触又は近接配置し、陸上走行時には、アームを上方へ回動させて第2フラップ本体部を車両本体部の上方位置に移動させることができる。このため、水上航走時には第2フラップ本体部の第2対向辺と履帯との間の隙間の発生が抑えられて、第2フラップ本体部によって生じる揚力の低下を抑えることができる。また、陸上走行時には、第2フラップ本体部が地面に接触する虞を無くすことができ、さらに、車両の停止時に車両本体の後面から人が出入りする際に第2フラップ本体部が邪魔をする虞を無くすことができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(6)又は(7)に記載の水陸両用車のリアフラップ形状において、
前記リアフラップには、前記対向辺に沿って弾性部材が設けられ、
前記弾性部材は、前記リアフラップが前記車両本体の後面に対して所定のフラップ角度を有した位置に移動すると、前記対向辺が前記下端辺に対して前記弾性部材を介して接触するように構成される。
上記(8)に記載の実施形態によれば、リアフラップには、対向辺に沿って弾性部材が設けられる。そして、弾性部材は、リアフラップが車両本体の後面に対して所定のフラップ角度を有した位置に移動すると、対向辺が下端辺に対して弾性部材を介して接触する。このため、リアフラップが車両本体の後面に対して所定のフラップ角度を有した位置に移動したときに、対向辺と下端辺との間に隙間があっても、弾性体によってこの隙間を無くすことができる。このため、水上航走時において、リアフラップと車両本体の後面との間の隙間から水流が流出する虞を確実に抑制することができる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(6)又は(7)に記載の水陸両用車のリアフラップ形状において、
前記リアフラップの前記第2フラップ本体部には、前記第2対向辺に沿って弾性部材が設けられ、
前記弾性部材は、前記リアフラップが前記車両本体の後面に対して所定のフラップ角度を有した位置に移動すると、前記第2対向辺が前記履帯に対して前記弾性部材を介して接触するように構成される。
上記(9)に記載の実施形態によれば、リアフラップの第2フラップ本体部には、第2対向辺に沿って弾性部材が設けられる。そして、弾性部材は、第2フラップ本体部が車両本体の後面に対して所定のフラップ角度を有した位置に移動すると、第2対向辺が履帯に対して弾性部材を介して接触するように構成される。このため、第2フラップ本体部が車両本体の後面に対して所定のフラップ角度を有した位置に移動したときに、第2対向辺と履帯との間に隙間があっても、弾性体によってこの隙間を無くすことができる。このため、水上航走時において、第2フラップ本体部と履帯との間の隙間から水流が流出する虞を確実に抑制することができる。
(10)幾つかの実施形態では、上記(7)に記載の水陸両用車のリアフラップ形状において、
前記フラップ本体部における前記対向辺とは反対側に位置する後端辺と、前記後端辺と対向する前記第2フラップ本体部の前端辺とが、互いに接触若しくは近接又は前記後端辺が前記第2フラップ本体部の前端辺よりも下で重なることが可能なよう構成されている。
上記(10)に記載の実施形態によれば、フラップ本体部における対向辺とは反対側に位置する後端辺と、後端辺と対向する第2フラップ本体部の前端辺とが、互いに接触又は近接することが可能なように構成される。後端辺と前端辺とを互いに接触若しくは近接又は後端辺が第2フラップ本体部の前端辺よりも下で重なることで、フラップ本体部と第2フラップ本体部とを一体化することができる。このため、後端辺と前端辺との間の隙間を抑制することができ、またリアフラップ全体の受圧面積を増大することができる。よって、水上航走時の揚力を増大することができる。
(11)幾つかの実施形態では、上記(10)に記載の水陸両用車のリアフラップ形状において、
前記フラップ本体部の前記後端辺は、前記車両本体の前記下端辺に上下方向に回動自在に接続され、
前記フラップ本体部を回動させる回動機構をさらに備えるように構成されている。
上記(11)に記載の実施形態によれば、フラップ本体部の後端辺は、車両本体の下端辺に上下方向に回動自在に接続される。そして、フラップ本体部を回動させる回動機構をさらに備えるように構成される。水上航走時には、回動機構によりフラップ本体部を下方へ回動させて水流をフラップ本体部で受けて揚力を発生し、陸上走行時には、フラップ本体部を上方へ回動させて後面に沿った位置に移動させることができる。このため、陸上走行時に大きな凹凸を有した地面を走行する際に、フラップ本体部が邪魔をする虞を抑制することができる。
本発明の少なくとも幾つかの実施形態によれば、水上航走時に、車両本体の後部とリアフラップとの間に隙間がないようにリアフラップを車両本体に取り付け可能な水陸両用車のリアフラップ形状を提供することができる。
同図(a)は、本発明の一実施形態にかかる水陸両用車の後方側の底面図であり、同図(b)は、本発明の一実施形態にかかる水陸両用車の後方側の側面図である。 同図(a)は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車の後方側の底面図であり、同図(b)は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車の後方側の側面図である。 本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車の後方側の底面図である。 同図(a)は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車の後方側の底面図であり、同図(b)は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車の後方側の側面図である。 本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車の後方側の底面図である。 同図(a)は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車の後方側の底面図であり、同図(b)は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車の後方側の側面図である。 本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車の後方側の底面図である。 同図(a)は、図7に示す他の実施形態にかかるフラップ本体部及び第2フラップ本体部の斜視図であり、同図(b)は、同図(a)に示すフラップ本体部及び第2フラップ本体部を備える水陸両用車の後方側の部分側面図である。 本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車の後方側の部分概略側面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
また、以下の説明において、同じ構成には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する場合がある。
図1(a)は、本発明の一実施形態にかかる水陸両用車の後方側の底面図であり、図1(b)は、本発明の一実施形態にかかる水陸両用車の後方側の側面図である。
本実施形態の水陸両用車1のリアフラップ形状は、図1(a)及び図1(b)に示すように、車両本体3と、車両本体3の進行方向に対して車両本体3の左右方向両側に配設された一対の履帯10,11と、車両本体3の後部に接続されたリアフラップ15と、を備え、車両本体3の後面4は、車両本体3の後方側へ進むに従って後面4の下端辺4aから斜め上方へ延びるデパーチャーアングル面4bを含み、一対の履帯10,11は、履帯10,11の上側面10a,11aが下端辺4aより高く、且つ、履帯10,11の下側面10b,11bが下端辺4aよりも低い位置にあるとともに、一対の履帯10,11の後端辺10c,11cは、下端辺4aよりも後方側へ突出し、リアフラップ15は、一対の履帯10,11間において、下端辺4aに対して対向する対向辺16aを有するフラップ本体部16を含むとともに、対向辺16aが下端辺4aに対して接触又は近接することが可能なように、車両本体3と上下方向に回動自在に接続されるように構成される。
図示した実施形態では、車両本体3の後面4は、上下方向に延在する後面上部4cと、後面上部4cの下端から下方へ延在するデパーチャーアングル面4bとを有している。デパーチャーアングル面4bは、車両本体3の底面3aの後端からデパーチャーアングルθ1を有して斜め上方へ延びる。デパーチャーアングル面4bの下端は車両本体3の左右方向に直線状に延びる下端辺4aを形成している。車両本体3の底面3aは平面状に延在する。
リアフラップ15は、板状であって車両本体3の底面視において長方形状に形成されたフラップ本体部16を有する。フラップ本体部16は、一対の履帯10,11の夫々に近接するように一対の履帯10,11間に配設されている。フラップ本体部16の前端には車両本体3の左右方向に直線状に延びる対向辺16aが形成されている。この対向辺16aが車両本体3の後面4の下端辺4aに対して接触又は近接した状態で、フラップ本体部16は斜め下方へ傾斜した状態で配設される。
リアフラップ15は、一端側が車両本体3に対して回動自在に接続されて他端側がフラップ本体部16と接続されるアーム43を介して支持されている(図1(b)参照)。図示した実施形態では、アーム43は、その上端部が後面4の後面上部4cに設けられた軸部6に回動自在に接続され、アーム43の下端部はリアフラップ15に固定されている。アーム43は、図示しない駆動源を介して軸部6を回動支点として上下方向に回動自在であり、アーム43の回動によって、フラップ本体部16の対向辺16aが下端辺4aに対して接触又は近接した状態で所定のフラップ角度θ2を有した位置Pと、車両本体3の上面3b上に格納される格納位置との間を移動自在である。
リアフラップ15をアーム43を介して車両本体3に対して上下方向に回動させると、フラップ本体部16は一対の履帯10,11間においてフラップ本体部16の対向辺16aが車両本体3の下端辺4aに対して接触又は近接する。このため、フラップ本体部16が履帯10,11に接触しないので、フラップ本体部16を車両本体3の後面4に隙間無く又は近接配置することができる。よって、水陸両用車1の水上航走時に、車両本体3の後面4とリアフラップ15との間に隙間がないようにリアフラップ15を車両本体3に配置することができ、水が隙間から流出することに起因してリアフラップ15の揚力が低下する虞を抑制することができる。
図2(a)は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車1の後方側の底面図であり、図2(b)は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車1の後方側の側面図であり、図3は本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車1の後方側の底面図である。
図2(a)及び図2(b)に示すように、リアフラップ17は、フラップ本体部16よりも後方側に位置し、且つ、一対の履帯10,11に対して対向する第2対向辺18aを夫々有する第2フラップ本体部18をさらに含むとともに、第2対向辺18aが履帯10,11に対して接触又は近接することが可能なよう構成されている。図示した実施形態では、第2フラップ本体部18は、フラップ本体部16の車両本体3の左右方向両側へ突出した板状部材である。第2フラップ本体部18は、車両本体3の底面視において、一対の履帯10,11の対応する履帯10,11を覆うように長方形状に形成されている。第2フラップ本体部18の前端は、履帯10,11の回転方向に対して直交する方向に延在する第2対向辺18aを形成している。
このため、第2対向辺18aが履帯10,11に対して接触又は近接するように第2フラップ本体部18を移動させることで、第2フラップ本体部18と履帯10,11との間の隙間を無くすことができる。また、リアフラップ17に第2フラップ本体部18をさらに備えることで、水上航走時において、車両本体3の底面3aに沿って流れる水流がリアフラップ17に作用して生じる揚力をより高めることができる。
ここで、履帯10,11の後部は屈曲しているが、第2対向辺18aの向きが履帯10,11の回転方向に対して直交する方向に向いているので、第2対向辺18aの長手方向の履帯10,11との間の隙間を略均一にすることができる。このため、第2対向辺18aを履帯10,11により接近させると、第2対向辺18aの長手方向の略全域に亘って隙間がない状態にすることができる。このため、水上航走時において、車両本体3の底面3aから隙間を通って流出する水流を確実に抑制することができる。
なお、第2フラップ本体部18は、車両本体3の底面視において、長方形状に限定されるものではなく、リアフラップ17の受圧面積が増大可能であれば三角状に形成されてもよい。三角状に形成された第2フラップ本体部18を有するリアフラップ19は、図3に示すように、台形状に形成されている。図示した実施形態では、リアフラップ19の後端の左右方向長さは前端の左右方向長さよりも長く形成されている。そして、リアフラップ19の左右両側に三角状の第2フラップ本体部18が形成されている。第2フラップ本体部18の第2対向辺19aは、履帯10,11の回転方向に対して交差する方向に延在している。図示した実施形態では、後方側へ進むに従って斜め外側へ傾斜している。
履帯10,11の後部は屈曲しているので、第2対向辺19aの向きが履帯10,11の回転方向に対して交差する方向に向いている場合、第2対向辺19aの長手方向の履帯との間の隙間は不均一になる虞がある。このため、第2対向辺19aの長手方向の履帯10,11との間の隙間が略均一になるような第2対向辺19aの方向を設定することで、第2対向辺19aと履帯10,11との間の隙間をより小さくすることができる。
図4(a)は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車1の後方側の底面図であり、図4(b)は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車1の後方側の側面図である。
図4(a)及び図4(b)に示すように、リアフラップ17が車両本体3の後面4に対して所定のフラップ角度θ2を有した位置に配置された状態で、車両本体3の後面4の下端辺4aに対してフラップ本体部16の前端の対向辺16aが隙間無く接触するとともに、第2フラップ本体部18の第2対向辺18aが履帯10,11に隙間無く接触している。
ここで、水陸両用車1は、水上航走時には履帯10,11は停止して状態にある。このため、第2フラップ本体部18を履帯10,11に対して隙間無く配置しても、第2フラップ本体部18が損傷する虞はない。このため、水上航走時において、車両本体3の底面3に沿って流れて隙間(車両本体3の後面4とフラップ本体部16の前端との間の隙間、及び第2フラップ本体部18と履帯10,11との間の隙間)を通って流出する水流を抑制することができる。リアフラップ17による揚力をより高めることができる。
図5は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車1の後方側の底面図である。図5に示すように、リアフラップ23の第2フラップ本体部18は、一対の履帯10,11を超えて左右方向両側に延在する延在部18bを含むように構成される。図示した実施形態では、延在部18bは、車両本体3の底面視において前後方向に延在する長方形状に形成されている。このような延在部18bを形成することで、水流を受けるリアフラップ23の受圧面積をより大きくすることができる。
図6(a)は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車1の後方側の底面図であり、図6(b)は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車1の後方側の側面図である。
図6(a)及び図6(b)に示すように、リアフラップ17のフラップ本体部16の前端には、弾性部材29(例えば、ゴム)が設けられている。弾性部材29は、リアフラップ17が車両本体3の後面4に対して所定のフラップ角度θ2を有した位置に移動すると、弾性部材29を介して車両本体3の後面4の下端辺4aとフラップ本体部16の対向辺16aとの間の隙間を埋めるように形成されている。また、第2フラップ本体部18の前端には、弾性部材30が設けられている。弾性部材30は、リアフラップ17が車両本体3の後面4に対して所定のフラップ角度θ2を有した位置に移動させると、弾性部材30を介して履帯10,11の底面と第2フラップ本体部18の第2対向辺18aとの間の隙間を埋めるように形成されている。
フラップ本体部16の前側端に設けられた弾性部材29、及び第2フラップ本体部18の前端に設けられた弾性部材30は、直線状に形成されている。これらの弾性部材29、30によって隙間を確実に無くすことができ、水上航走時において、フラップ本体部16と車両本体3の後面4との間の隙間、及び第2フラップ本体部18と履帯10,11との間の隙間から流出する水流の発生を確実に抑制することができる。
図7は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車1の後方側の底面図であり、図8(a)は、図7に示す他の実施形態にかかるフラップ本体部33及び第2フラップ本体部37の斜視図であり、図8(b)は、図8(a)に示すフラップ本体部33及び第2フラップ本体部37を備える水陸両用車1の後方側の部分側面図であり、図9は、本発明の他の実施形態にかかる水陸両用車1の後方側の部分概略側面図である。
図7、図8(a)、図8(b)に示すように、リアフラップ32の第2フラップ本体部37は、フラップ本体部33とは別体に構成され、フラップ本体部33における対向辺33aとは反対側に位置する後端辺33bと、後端辺33bと対向する第2フラップ本体部37の前端辺37aとが、互いに接触又は近接することが可能なよう構成されている。また、フラップ本体部33の後端辺33bは、車両本体3の下端辺4aに上下方向に回動自在に接続され、フラップ本体部33を回動させる回動機構35をさらに備える。また、一端側が車両本体3に対して回動自在に接続され、他端側が第2フラップ本体部37と接続されるアーム39をさらに備える。
図示した実施形態では、フラップ本体部33は、この前端の左右両端部に設けられたヒンジ34を介して車両本体3のデパーチャーアングル面4bに上下方向に回動自在に支持されてデパーチャーアングル面4bに沿って延びる。フラップ本体部33の左右方向中間部の後側には車両本体3の後部に上下方向に向いて取り付けられた回動機構35(油圧シリンダ)のロッド側端部が枢結されている。このため、回動機構35(油圧シリンダ)が伸長すると、フラップ本体部33は下方へ回動し、回動機構35が縮小するとフラップ本体部33は上方へ回動してデパーチャーアングル面4bに沿った格納位置に移動する。
第2フラップ本体部37は、底面視において長方形状に形成されて、車両本体3の左右方向に延びて一対の履帯10,11と交差するように延在する。第2フラップ本体部37は、車両本体3の後部に対して所定のフラップ角度θ2を有した位置に移動すると、第2フラップ本体部37の前端辺37aがフラップ本体部33の後端辺33bに近接配置される。なお、第2フラップ本体部37の前端辺37aがフラップ本体部の後端辺33bに接触するように配置されてもよい。
第2フラップ本体部37の前側の左右方向中間部には左右方向に間隔を有して立設された一対のアーム39が設けられている。これらのアーム39の夫々の上端部は車両本体3の後部に車両本体幅方向に延びる軸部41に回動自在に支持されている。そして、これらのアーム39は図示しない駆動源(油圧シリンダ)によって、軸部41を回動中心として上下方向に回動自在に支持されている。この駆動源によって、第2フラップ本体部37は、アーム39を介して車両本体3の後部の上面に格納される格納位置と、車両本体3の後部に対して所定のフラップ角度θ2を有した位置Pに移動可能である。
このように構成されたリアフラップ32では、水上航走時には、フラップ本体部33を下方へ移動させ、第2フラップ本体部37を車両本体3の後部に対して所定のフラップ角度θ2を有した位置Pに移動させることで、フラップ本体部33及び第2フラップ本体部37によって水流の受圧面積をより増大することができ、揚力をより高めることができる。
また、陸上走行時には、フラップ本体部33を上方へ回動させてデパーチャーアングル面4bに沿った位置に移動させ、第2フラップ本体部37を車両本体3の後側上面に格納する。このため、水陸両用車1の陸上走行時に、フラップ本体部33及び第2フラップ本体部37が邪魔をする虞はなく、大きな凹凸を有した陸地でも走行可能である。
また、フラップ本体部33の他に第2フラップ本体部37を別体で設けることで、フラップ本体部33及び第2フラップ本体部37を一体化したものと比較して軽量化することができ、第2フラップ本体部37の移動を容易にするとともに、第2フラップ本体部37を移動させる駆動源を小型化することができる。
なお、フラップ本体部33は、図8(b)の二点鎖線で示すように、その後端片33bが第2フラップ本体部37の前端辺37aよりも下で重なるように構成してもよい。
また、第2フラップ本体部37は、図9に示すように、その前端部37bをデパーチャーアングル面4bの上部に回動自在に支持するように構成してもよい。この場合には、陸上走行時には、第2フラップ本体部37は上方へ回動させて車両本体3の後部に対して上方へ延びた姿勢で格納する。そして、水上航走時には、第2フラップ本体部37は車両本体3の後部に対して所定のフラップ角度θ2を有した位置に移動させる。図示した実施形態では、水上航走時には、第2フラップ本体部37の下面がフラップ本体部33の先端部に接触した状態で配置されている。これにより第2フラップ本体部37の下面とフラップ本体部33の先端部との間の隙間の発生を無くしている。また、前述した実施形態において、リアフラップ15,17,19,23,32はトリムタブと読み替えても差し障りはない。
以上、本発明の好ましい形態について説明したが、本発明は上記の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲での種々の変更が可能である。
1 水陸両用車
3 車両本体
4 後面
4a 下端辺
4b デパーチャーアングル面
4c 後面上部
6,41 軸部
10,11 履帯
10a,11a 上側面
10b,11b 下側面
15,17,19,23,32 リアフラップ
16,33 フラップ本体部
16a,33a 対向辺
18,37 第2フラップ本体部
18a,19a 第2対向辺
18b 延在部
29,30 弾性部材
33b 後端辺
34 ヒンジ
35 回動機構
39,43 アーム
P 位置
P2 格納位置
θ1 デパーチャーアングル
θ2 フラップ角度

Claims (11)

  1. 車両本体と、
    前記車両本体の進行方向に対して前記車両本体の左右方向両側に配設された一対の履帯と、
    前記車両本体の後部に接続されたリアフラップと、を備え、
    前記車両本体の後面は、前記車両本体の後方側へ進むに従って前記後面の下端辺から斜め上方へ延びるデパーチャーアングル面を含み、
    前記一対の履帯は、該履帯の上側面が前記下端辺より高く、且つ、該履帯の下側面が前記下端辺よりも低い位置にあるとともに、前記一対の履帯の後端辺は、前記下端辺よりも後方側へ突出し、
    前記リアフラップは、前記一対の履帯間において、前記下端辺に対して対向する対向辺を有するフラップ本体部を含むとともに、前記対向辺が前記下端辺に対して接触又は近接することが可能なように、前記車両本体と上下方向に回動自在に接続される
    ことを特徴とする水陸両用車のリアフラップ形状。
  2. 前記リアフラップは、前記フラップ本体部よりも後方側に位置し、且つ、前記一対の履帯に対して対向する第2対向辺を夫々有する第2フラップ本体部をさらに含むとともに、前記第2対向辺が前記履帯に対して接触又は近接することが可能なよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の水陸両用車のリアフラップ形状。
  3. 前記第2対向辺が、前記履帯の回転方向に対して直交する方向に延在している
    ことを特徴とする請求項2に記載の水陸両用車のリアフラップ形状。
  4. 前記第2対向辺が、前記履帯の回転方向に対して交差する方向に延在している
    ことを特徴とする請求項2に記載の水陸両用車のリアフラップ形状。
  5. 前記第2フラップ本体部は、前記一対の履帯を超えて左右方向両側に延在する延在部を含む
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の水陸両用車のリアフラップ形状。
  6. 一端側が前記車両本体対して回動自在に接続され、他端側が前記フラップ本体部と接続されるアームをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の水陸両用車のリアフラップ形状。
  7. 前記リアフラップには、前記対向辺に沿って弾性部材が設けられ、
    前記弾性部材は、前記リアフラップが前記車両本体の後面に対して所定のフラップ角度を有した位置に移動すると、前記対向辺が前記下端辺に対して前記弾性部材を介して接触する
    ことを特徴とする請求項6に記載の水陸両用車のリアフラップ形状。
  8. 前記リアフラップの前記第2フラップ本体部には、前記第2対向辺に沿って弾性部材が設けられ、
    前記弾性部材は、前記第2フラップ本体部が前記車両本体の後面に対して所定のフラップ角度を有した位置に移動すると、前記第2対向辺が前記履帯に対して前記弾性部材を介して接触する
    ことを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の水陸両用車のリアフラップ形状。
  9. 車両本体と、
    前記車両本体の進行方向に対して前記車両本体の左右方向両側に配設された一対の履帯と、
    前記車両本体の後部に接続されたリアフラップと、を備え、
    前記車両本体の後面は、前記車両本体の後方側へ進むに従って前記後面の下端辺から斜め上方へ延びるデパーチャーアングル面を含み、
    前記一対の履帯は、該履帯の上側面が前記下端辺より高く、且つ、該履帯の下側面が前記下端辺よりも低い位置にあるとともに、前記一対の履帯の後端辺は、前記下端辺よりも後方側へ突出し、
    前記リアフラップは、
    前記一対の履帯間において、前記下端辺に対して対向する対向辺を有するフラップ本体部であって、前記車両本体に対して回動可能に支持されるフラップ本体部と、
    前記フラップ本体部とは別体に構成された第2フラップ本体部であって、前記フラップ本体部よりも後方側に位置し、且つ、前記一対の履帯に対して対向する第2対向辺を夫々有する第2フラップ本体部と、を含み、
    一端側が前記車両本体対して回動自在に接続され、他端側が前記第2フラップ本体部と接続されるアームをさらに備える
    ことを特徴とする水陸両用車のリアフラップ形状。
  10. 前記フラップ本体部における前記対向辺とは反対側に位置する後端辺と、前記後端辺と対向する前記第2フラップ本体部の前端辺とが、互いに接触若しくは近接又は前記後端辺が前記第2フラップ本体部の前端辺よりも下で重なることが可能なよう構成されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の水陸両用車のリアフラップ形状。
  11. 前記フラップ本体部の前記後端辺は、前記車両本体の前記下端辺に上下方向に回動自在に接続され、
    前記フラップ本体部を回動させる回動機構をさらに備える
    ことを特徴とする請求項10に記載の水陸両用車のリアフラップ形状。
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