JP6697822B2 - クロスヘッド及び架構並びにクロスヘッド式内燃機関 - Google Patents

クロスヘッド及び架構並びにクロスヘッド式内燃機関 Download PDF

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Description

本発明は、ディーゼルエンジンやガスエンジンなどの内燃機関を構成するクロスヘッド、このクロスヘッドが適用された架構、この架構を備えるクロスヘッド式内燃機関に関するものである。
一般に、シリンダ内で燃料を燃焼させて動力を発生させるガスエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関は、複数のシリンダの下方にシリンダ配列方向に沿ってクランクシャフトが配置されている。クランクシャフトは、ピストンに接続されており、軸受を介してクランクケースに回転自在に支持されている。一方、大型船舶に搭載されるボアストローク比の大きい内燃機関においては、ピストンとクランクシャフトとの間にクロスヘッドが設けられる。クロスヘッド式内燃機関は、クランクシャフトが収容される台板の上部に架構が配置され、この架構の上部にシリンダジャケットが配置され、複数のタイボルトにより一体に連結されて構成されている。
クロスヘッド式内燃機関の架構は、クロスヘッドをピストン軸方向に移動自在にガイドするガイド板を備えている。このクロスヘッドは、ピストン棒の下端部に接続されるクロスヘッドピンとクランクシャフトに連接される連接棒の上端部に接続されるクロスヘッド軸受とが、クロスヘッドピンの下半部においてそれぞれ回動自在に連結される。そのため、ピストンがピストン軸方向に沿って往復移動すると、ピストンと共にピストン棒がピストン軸方向に沿って往復移動することにより、クロスヘッドが架構のガイド板に沿ってピストン軸方向に沿って往復移動する。これにより、クロスヘッドのクロスヘッドピンは、クロスヘッド軸受を介して連接棒に回転駆動力を加える。この回転駆動力により、連接棒の下端部に接続されるクランクがクランク運動し、クランクシャフトを回転させる。
このように構成されたクロスヘッドには、冷却、潤滑を目的としてオイル(以下、冷却機能を有する場合も「潤滑油」として表記する)が供給される。潤滑油は、クロスヘッドの外部からクロスヘッド軸受の外面と連接棒の内面との間の空間に供給される。潤滑油は、その空間からクロスヘッド軸受に形成された貫通孔を介してクロスヘッドピンの外面と軸受の内面との間に供給される。その上で、潤滑油は、クロスヘッドピン及びピストン棒に形成された油路を通じてピストンに供給されることにより、ピストンを冷却する。従来、クロスヘッド軸受は、内面にクロスヘッドピン潤滑用ポケットと、ピストン冷却用ポケットが設けられている。そして、クロスヘッド軸受と連接棒との間の空間に供給された潤滑油は、クロスヘッド軸受に設けられた貫通孔を介してクロスヘッドピン潤滑用ポケットとピストン冷却用ポケットにそれぞれ供給される。クロスヘッドピン潤滑用ポケットに供給された潤滑油は、クロスヘッドピンと連結棒の相対回動時にクロスヘッド軸受の内面に行き渡り、ピストン冷却用ポケットに供給された潤滑油は、ピストン棒の移動時に油路を通じてピストンに供給され、ピストンを冷却する。
このようなクロスヘッド式内燃機関としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2010−032055号公報
上述したクロスヘッドは、ピストン棒の下端部に固定されたクロスヘッドピンがクロスヘッド軸受を介して連接棒の上端部に回動自在に連結されている。クロスヘッド軸受は、クロスヘッドピンの下半部を支持するような半割れ形状をなし、クロスヘッドピンの中心位置の下方に対応する内面にクロスヘッドピンの荷重を支持するため、所定面積の支持面が形成されている。この場合、クロスヘッドピン潤滑用ポケットと、ピストン冷却用ポケットは、支持面を避けてクロスヘッド軸受における周方向の端部側に形成されることとなる。一方で、クロスヘッドピンは、クロスヘッドピンと連結棒が相対移動しても、油路の端部が常時ピストン冷却用ポケットに連通している必要がある。また、クロスヘッドはクロスヘッドピンの上半部を密着させるための固定面を確保する必要がある。そのため、クロスヘッドピンは、所定の外径を確保しなければならず、クロスヘッドの大型化を招いてしまう。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、小型軽量化を図るクロスヘッド及び架構並びにクロスヘッド式内燃機関を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明のクロスヘッドは、クロスヘッドピンと、半円筒形状をなして前記クロスヘッドピンの外面を回動自在に支持するクロスヘッド軸受と、を備え、前記クロスヘッド軸受には、周方向における中間部に設けられる支持面と、周方向における前記支持面の両側で且つ軸方向の中間部に設けられる第1ポケットと、周方向における前記支持面の両側で且つ軸方向において前記第1ポケットに接続することなく独立して設けられる第2ポケットと、前記第1ポケットに前記クロスヘッド軸受の板厚方向に貫通する第1連通孔と、前記第2ポケットに前記クロスヘッド軸受の板厚方向に貫通する第2連通孔と、が形成され、前記クロスヘッドピンには、前記第1ポケットに連通する油路が設けられる、ことを特徴とするものである。
従って、クロスヘッド軸受の外面側に供給された冷却油は、第1連通孔を通って第1ポケットに一時的に貯留され、この第1ポケットからクロスヘッドピンの油路を通ってピストンに供給されて冷却する。一方、クロスヘッド軸受の外面側に供給された潤滑油は、第2連通孔を通って第2ポケットに一時的に貯留され、この第2ポケットからクロスヘッド軸受の内面とクロスヘッドピンの外面との間に供給されて潤滑する。このとき、第2ポケットは、第1ポケットに接続することなく独立して設けられることで、第1ポケットをクロスヘッド軸受の周方向に延長して形成することができ、クロスヘッドピンとクロスヘッド軸受が相対回動しても、第1ポケットと油路との連通状態を維持することができる一方で、クロスヘッドピンにおけるピストン棒の固定面を確保することができ、クロスヘッドピンの外径を小さくすることで小型軽量化を図ることができる。
本発明のクロスヘッドでは、前記第1ポケットと前記第2ポケットは、クロスヘッド軸受の周方向における前記支持面側の端部位置が同位置に設定されることを特徴としている。
従って、第1ポケットと第2ポケットにおける周方向における支持面側の端部位置を同位置に設定することで、各ポケットにおける周方向の長さを長くすることができ、十分な量の冷却油と潤滑油を貯留することができる。
本発明のクロスヘッドでは、前記クロスヘッドピンは、前記クロスヘッド軸受に支持される円弧形状面と、ピストン棒が密着して固定される平坦面とが設けられ、前記油路は、一端部が前記円弧形状面に開口し、他端部が前記平坦面に開口することを特徴としている。
従って、油路の一端部をクロスヘッドピンの円弧形状面に開口し、他端部をクロスヘッドピンの平坦面に開口することで、第1ポケットに貯留された冷却油を油路からピストンへ適正に供給することができる。
本発明のクロスヘッドでは、前記クロスヘッド軸受の外面を支持する円弧形状をなす軸受支持面が形成された連接棒が設けられ、前記軸受支持面に周方向に沿うと共に前記第1連通孔が連通する第1溝が設けられると共に、前記軸受支持面に周方向に沿うと共に前記第2連通孔が連通する第2溝が設けられることを特徴としている。
従って、クロスヘッド軸受の外面を支持する連接棒の軸受支持面に、第1連通孔が連通する第1溝と、第2連通孔が連通する第2溝を設けることで、冷却油を第1溝から第1連通孔を通して第1ポケットへ円滑に供給することができると共に、潤滑油を第2溝から第2連通孔を通して第2ポケットへ円滑に供給することができる。
本発明のクロスヘッドでは、前記クロスヘッド軸受は、外面が前記連接棒における前記軸受支持面に支持されると共に、周方向の端部が前記連接棒に固定されるクロスヘッド軸受支持部材に支持され、前記クロスヘッド軸受支持部材に前記第1ポケットに連通する補助ポケットが設けられることを特徴としている。
従って、クロスヘッド軸受支持部材に第1ポケットに連通する補助ポケットを設けることで、冷却油を貯留する領域を周方向に延長することができ、クロスヘッドピンを円滑に支持することができる。
また、本発明の架構は、頂部に配置される天板と、底部に配置される底板と、側部に配置されて一端部が前記天板に接続されると共に他端部が前記底板に接続される側板と、前記天板と前記底板と前記側板に接続されることで複数の空間部が区画される隔壁と、前記空間部にそれぞれ固定されるガイド板と、前記ガイド板のそれぞれに移動自在に支持される前記クロスヘッドと、を備えることを特徴とするものである。
従って、クロスヘッドピンを支持するクロスヘッド軸受にて、第1ポケットをクロスヘッド軸受の周方向に延長して形成することができ、クロスヘッドピンとクロスヘッド軸受が相対回動しても、第1ポケットと油路との連通状態を維持することができる一方で、クロスヘッドピンにおけるピストン棒の固定面を確保することができ、クロスヘッドピンの外径を小さくすることで、クロスヘッドの小型軽量化を図ることができ、その結果、架構の小型軽量化を図ることができる。
また、本発明のクロスヘッド式内燃機関は、台板と、前記台板上に設けられる前記架構と、前記架構上に設けられるシリンダジャケットと、前記台板と前記架構と前記シリンダジャケットを貫通連結する連結部材と、を備えることを特徴とするものである。
従って、クロスヘッドピンを支持するクロスヘッド軸受にて、第1ポケットをクロスヘッド軸受の周方向に延長して形成することができ、クロスヘッドピンとクロスヘッド軸受が相対回動しても、第1ポケットと油路との連通状態を維持することができる一方で、クロスヘッドピンにおけるピストン棒の固定面を確保することができ、クロスヘッドピンの外径を小さくすることで、クロスヘッドの小型軽量化を図ることができ、その結果、クロスヘッド式内燃機関の小型軽量化を図ることができる。
本発明のクロスヘッド及び架構並びにクロスヘッド式内燃機関によれば、クロスヘッドピンを支持するクロスヘッド軸受にて、支持面の両側に第1ポケットを設けると共に、第1ポケットに接続することなく第2ポケットを独立して設けるので、クロスヘッドピンの外径を小さくすることで小型軽量化を図ることができる。
図1は、本実施形態のディーゼルエンジンを表す概略構成図である。 図2は、本実施形態の架構を表す正面図である。 図3は、本実施形態のクロスヘッドを表す斜視図である。 図4は、クロスヘッドを表す平面図である。 図5は、クロスヘッドにおける冷却油用ポケットの位置で切断した縦断面(図4のV−V断面)図である。 図6は、クロスヘッドにおける潤滑油用ポケットの位置で切断した縦断面(図4のVI−VI断面)図である。 図7は、軸受を表す斜視図である。 図8は、クロスヘッドの作動状態を表す縦断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るクロスヘッド及び架構並びにクロスヘッド式内燃機関の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本実施形態のディーゼルエンジンを表す概略図である。
本実施形態にて、図1に示すように、ディーゼルエンジン10は、例えば、船舶推進用の主機として用いられ、2ストローク1サイクルのユニフロー掃気方式のクロスヘッド式内燃機関である。このディーゼルエンジン10は、下方に位置する台板11と、台板11上に設けられる架構12と、架構12上に設けられるシリンダジャケット13とを備えている。この台板11と架構12とシリンダジャケット13は、上下方向に延在する複数のタイボルト(連結部材)14及びナット15により一体に締結されて固定されている。
シリンダライナ16は、シリンダジャケット13内に配置され、上部にシリンダカバー17が固定されて空間部を区画しており、この空間部内にピストン18が上下に往復動自在に設けられる。また、シリンダカバー17は、排気弁20が設けられており、排気弁20は、動弁装置21により開閉可能となっている。排気弁20は、シリンダライナ16、シリンダカバー17、およびピストン18とともに燃焼室19を形成する。排気弁20は、燃焼室19と排気管22とを開閉するものである。
そのため、燃焼室19に対して、図示しない燃料噴射ポンプから供給された燃料(例えば、低質油、天然ガス、または、その混合燃料など)と、図示しない圧縮機により圧縮された燃焼用ガス(例えば、空気、EGRガス、または、その混合ガスなど)が供給されることで、燃焼室19で燃料と燃焼用ガスが燃焼する。そして、この燃焼で発生したエネルギによりピストン18がピストン軸方向に往復動する。このとき、動弁装置21により排気弁20が作動して燃焼室19が開放されると、燃焼によって生じた排ガスが排気管22に押し出される一方、図示しない掃気ポートから燃焼用ガスが燃焼室19に導入される。
ピストン18は、下端部にピストン棒23の上端部が連結されている。台板11は、クランクケースを構成しており、クランクシャフト24が軸受25により回転自在に支持されている。このクランクシャフト24は、クランク26を介して連接棒27の下端部が回動自在に連結されている。架構12は、ピストン軸方向に沿って設けられるガイド板28が幅方向に所定間隔を空けて一対をなすように配置されている。クロスヘッド29は、ピストン棒23の下端部に接続されるクロスヘッドピンとクランクシャフト24に連接される連接棒27の上端部に接続されるクロスヘッド軸受とが、クロスヘッドピンの下半部においてそれぞれ回動自在に連結される。このクロスヘッド29は、一対のガイド板28の間に配置され、このガイド板28に沿って移動自在に支持される。
そのため、ピストン18がピストン軸方向に沿って往復移動すると、ピストン18と共にピストン棒23がピストン軸方向に沿って往復移動することにより、クロスヘッド29がガイド板28に沿ってピストン軸方向に沿って往復移動する。これにより、クロスヘッド29のクロスヘッドピンは、クロスヘッド軸受を介して連接棒27に回転駆動力を加える。この回転駆動力により、連接棒27の下端部に接続されるクランク26がクランク運動し、クランクシャフト24を回転させる。
ここで、ディーゼルエンジン10を構成する架構12について詳細に説明する。図2は、本実施形態の架構を表す正面図、図3は、本実施形態のクロスヘッドを表す斜視図である。なお、以下の説明で、周方向とは、クロスヘッドピンの周方向であり、軸方向とは、クロスヘッドピンの軸心方向である。
図2に示すように、架構12は、天板31と、底板32と、側板33と、複数の隔壁34とから構成されている。天板31は、頂部に配置されてシリンダジャケット13(図1参照)に接続される。底板32は、底部に配置されて台板11(図1参照)に接続される。側板33は、左右の側部に配置されてピストン軸方向における一端部(下端部)が底板32に接続され、他端部(上端部)が天板31に接続される。複数の隔壁34は、クランク軸方向に沿って一定間隔を空けて平行に配置される。
この架構12は、天板31と底板32と側板33と各隔壁34により空間部35が形成されている。この空間部35は、クロスヘッド29がガイド板28に支持されて移動することができる空間部であり、クロスヘッド29は、この空間部35に収容され、ピストン軸方向を往復移動することができる。
隔壁34は、中央板41と、中間板42と、ガイド板28とを有している。中央板41は、隔壁34における内燃機関幅方向の中央部分を形成するものである。各中間板42は、隔壁34における内燃機関幅方向の両端部分を形成するものである。ガイド板28は、隔壁34における中央板41と各中間板42との間に配置され、溶接により接続されている。中央板41は、一辺に切欠部41aが形成された矩形状をなす平面板であり、切欠部41aが隔壁34の下部に位置するように配置される。中央板41は、内燃機関幅方向における両端部がガイド板28に溶接により接続されている。
図2及び図3に示すように、クロスヘッド29は、ピストン棒23と、連接棒27と、一対のガイドシュー51と、クロスヘッドピン52とから構成されている。連接棒27は、連接棒本体61の上端部に下部軸受部62が一体に形成されている。ピストン棒23は、ピストン棒本体63の下端部に連結部64が一体に形成されている。一対のガイドシュー51は、矩形状をなし、本体65の両側にそれぞれガイド部66が一体に形成されている。クロスヘッドピン52は、ピストン棒23の連結部64が連結ボルト67により一体に連結されており、連接棒27の下部軸受部62と上部軸受部(軸受支持部材)68により回動自在に支持されている。一対のガイドシュー51は、ピストン棒23及び連接棒27の両側に配置され、クロスヘッドピン52の各端部に一体に連結されている。
そのため、ピストン棒23に連結されたクロスヘッドピン52と、連接棒27の上端部が回動自在に連結される。即ち、ピストン18(図1参照)が往復移動すると、ピストン18と一体のピストン棒23が同方向に沿って往復移動し、このとき、一対のガイドシュー51が一対のガイド板28に沿って往復移動する。連接棒27は、ピストン棒23と連動して同方向に沿って往復移動すると共に、クロスヘッドピン52を支点としてピストン棒23に対して相対的に往復回動する。そして、連接棒27とクランク26(図1参照)がクランク運動し、クランクシャフト24(図1参照)を回転する。
以下、クロスヘッド29の詳細について説明する。図4は、クロスヘッドを表す平面図、図5は、クロスヘッドにおける冷却油用ポケットの位置で切断した縦断面(図4のV−V断面)図、図6は、クロスヘッドにおける潤滑油用ポケットの位置で切断した縦断面(図4のVI−VI断面)図、図7は、軸受を表す斜視図、図8は、クロスヘッドの作動状態を表す縦断面図である。
図4から図7に示すように、クロスヘッド29は、ピストン棒23に連結されたクロスヘッドピン52が連接棒27の下部軸受部62と上部軸受部68に軸受メタル(軸受)71を介して回動自在に連結されている。この軸受メタル(クロスヘッド軸受)71は、半円筒形状をなし、外面が連接棒27の下部軸受部62に形成された円弧形状をなす軸受支持面62aに支持され、内面の支持面71aによりクロスヘッドピン52の外面を回動自在に支持している。
軸受メタル71は、周方向における各端部側で、且つ、軸方向の中間部に冷却油ポケット(第1ポケット)72が設けられている。また、軸受メタル71は、周方向における各端部側で、且つ、軸方向の各端部側に潤滑油ポケット(第2ポケット)73が設けられている。冷却油ポケット72は、軸受メタル71の内面に所定の幅で周方向に沿って形成された凹部である。潤滑油ポケット73は、軸受メタル71の内面に所定の幅で周方向に沿って形成された凹部であり、冷却油ポケット72における両側に冷却油ポケット72に接続することなく独立して設けられている。
冷却油ポケット72は、軸受メタル71における周方向の一端部が軸受メタル71の端面に開口し、他端部が軸受メタル71における周方向の中間部側の所定の位置まで形成されている。各潤滑油ポケット73は、軸受メタル71における周方向の一端部が軸受メタル71の端面の手前まで形成され、他端部が軸受メタル71における周方向の中間部側の所定の位置まで形成されている。冷却油ポケット72と各潤滑油ポケット73は、周方向における軸受メタル71の周方向の中間部側の端部位置が同位置に設定されている。そのため、軸受メタル71は、支持面71aの周方向における各ポケット72,73の間にクロスヘッドピン52の荷重を支持する荷重支持領域Aが確保されている。
また、冷却油ポケット72は、周方向の長さが各潤滑油ポケット73の周方向の長さより長く形成され、軸方向の幅が各潤滑油ポケット73の軸方向の幅より狭く形成されている。更に、冷却油ポケット72は、厚さ方向の深さが各潤滑油ポケット73の厚さ方向の深さより深く形成されている。
軸受メタル71は、外面から冷却油ポケット72に連通する冷却油用連通孔(第1連通孔)74が複数(本実施形態では、それぞれ3個)形成されている。また、軸受メタル71は、外面から各潤滑油ポケット73に連通する潤滑油用連通孔(第2連通孔)75が複数(本実施形態では、それぞれ2個)形成されている。この場合、冷却油用連通孔74と潤滑油用連通孔75は、各ポケット72,73における軸受メタル71の周方向の端部側に形成されているが、いずれの位置に設けてもよい。
連接棒27は、下部軸受部62の軸受支持面62aに周方向に沿うと共に冷却油用連通孔74が連通する冷却油溝(第1溝)76が設けられると共に、複数の潤滑油用連通孔75が連通する複数(本実施形態では、2個)の潤滑油溝(第2溝孔)77が設けられている。冷却油用連通孔74は、連接棒27の下部軸受部62に軸方向の中間位置に形成され、周方向の端部に開口する凹部として形成されている。また、各潤滑油溝77は、連接棒27の下部軸受部62に軸方向の中間位置から各端部側で冷却油溝76の両側に形成され、周方向の端部に開口する凹部として形成されている。この場合、冷却油溝76と潤滑油溝77は、長さ及び幅がほぼ同様であるが、冷却油溝76は、深さが各潤滑油溝77の深さより深く形成されている。
そして、連接棒27は、下部軸受部62の側部に冷却油溝76へ冷却油を供給する冷却油供給孔78が形成されると共に、潤滑油溝77へ潤滑油を供給する潤滑油供給孔79が形成されている。
また、クロスヘッドピン52は、冷却油ポケット72に連通する複数(本実施形態では、2個)の冷却油供給流路(油路)81が設けられている。クロスヘッドピン52は、軸受メタル71に支持される円弧形状面52aと、ピストン棒23が密着して固定される平坦面52bとが設けられている。冷却油供給流路81は、一端部が円弧形状面52aに開口する第1冷却油供給流路82と、一端部が平坦面52bに開口する第2冷却油供給流路83とから構成されており、第1冷却油供給流路82と第2冷却油供給流路83は、他端部同士が連通されている。この各冷却油供給流路81は、図示しないが、ピストン棒23内を通ってピストン18(図1参照)まで連通している。なお、連接棒27は、下部軸受部62の下部に冷却油溝76に連通する冷却油供給流路84が設けられており、この冷却油供給流路84は、クランク26(図1参照)まで連通している。
軸受メタル71は、連接棒27における下部軸受部62の軸受支持面62aに載置され、支持面71aにクロスヘッドピン52が装着され、下部軸受部62と上部軸受部68が固定されることで位置決めされ、ピストン棒23のクロスヘッドピン52が軸受メタル71を介して連接棒27に回動自在に支持される。上部軸受部68は、軸受メタル71の端面に当接して位置決めしており、内面に各冷却油ポケット72に連通する冷却油補助ポケット85が形成されている。
なお、本実施形態にて、冷却油ポケット72、潤滑油ポケット73、冷却油用連通孔74、潤滑油用連通孔75、冷却油溝76、潤滑油溝77、冷却油供給流路81、冷却油補助ポケット85は、それぞれクロスヘッドピン52の中心に対して左右対称に設けられているが、左右対称でなくてもよい。
そのため、図5に示すように、冷却油が冷却油供給孔78から軸受メタル71の外面側の冷却油溝76に供給されると、複数の冷却油用連通孔74を通して軸受メタル71の内面側の冷却油ポケット72に一時的に貯留される。そして、ピストン棒23及び連接棒27の作動時に、冷却油ポケット72の冷却油が冷却油供給流路81からピストン棒23の内部を通ってピストン18に供給されて冷却される。
このとき、図8に示すように、クロスヘッドピン52に対して連接棒27が回動すると、冷却油供給流路81と冷却油ポケット72の連通位置が変動し、一方(図8の右方)の冷却油供給流路81は、端部が軸受メタル71の周方向の中間部側の冷却油ポケット72に連通し、他方(図8の左方)の冷却油供給流路81は、端部が軸受メタル71の周方向の端部側の冷却油ポケット72を超えて上部軸受部68の冷却油補助ポケット85に連通する。そして、ピストン棒23は、連結部64が上部軸受部68に接触することがない。このように冷却油ポケット72を軸受メタル71の内面に、荷重支持領域Aの手前まで設けることで、クロスヘッドピン52の外径を小さくしても、冷却油ポケット72の冷却油を冷却油供給流路81からピストン18に供給することができると共に、ピストン棒23を連結するための平坦面52bを確保することができる。
また、図6に示すように、潤滑油が潤滑油供給孔79から軸受メタル71の外面側の潤滑油溝77に供給されると、複数の潤滑油用連通孔75を通して軸受メタル71の内面側の潤滑油ポケット73に一時的に貯留される。そして、ピストン棒23及び連接棒27の作動時に、潤滑油ポケット73の潤滑油が軸受メタル71の支持面71aとクロスヘッドピン52の円弧形状面52aに供給されて潤滑される。
このように本実施形態のクロスヘッドにあっては、クロスヘッドピン52と、半円筒形状をなしてクロスヘッドピン52の外面を回動自在に支持する軸受メタル71とを設け、軸受メタル71は、周方向における中間部の内面に設けられる支持面71aと、周方向における支持面71aの両側の内面で軸方向の中間部に設けられる冷却油ポケット72と、周方向における支持面71aの両側で軸方向において冷却油ポケット72に接続することなく独立して設けられる複数の潤滑油ポケット73と、冷却油ポケット72に軸受メタル71の板厚方向に貫通する冷却油用連通孔74と、複数の潤滑油ポケット73に軸受メタルの板厚方向に貫通する潤滑油用連通孔75が設けられ、クロスヘッドピン52は、冷却油ポケット72に連通する冷却油供給流路81が設けられる。
従って、軸受メタル71の外面側に供給された冷却油は、冷却油用連通孔74を通って冷却油ポケット72に一時的に貯留され、この冷却油ポケット72からクロスヘッドピン52の冷却油供給流路81を通ってピストン18に供給されて冷却する。一方、軸受メタル71の外面側に供給された潤滑油は、潤滑油用連通孔75を通って潤滑油ポケット73に一時的に貯留され、この潤滑油ポケット73から軸受メタル71の内面とクロスヘッドピン52の外面の間に供給されて潤滑する。このとき、複数の潤滑油ポケット73は、冷却油ポケット72の両側に独立して設けられることで、冷却油ポケット72を軸受メタル71の周方向に延長して形成することができ、クロスヘッドピン52と軸受メタル71が相対回動しても、冷却油ポケット72と冷却油供給流路81との連通状態を維持することができる一方で、クロスヘッドピン52におけるピストン棒23の固定面(平坦面52b)を確保することができ、クロスヘッドピン52の外径を小さくすることで小型軽量化を図ることができる。
本実施形態のクロスヘッドでは、冷却油ポケット72と各潤滑油ポケット73の周方向における支持面71a側の端部位置を同位置に設定している。従って、各ポケット72,73における周方向の長さを長くすることができ、各ポケット72,73に十分な量の冷却油と潤滑油を貯留することができる。
本実施形態のクロスヘッドでは、クロスヘッドピン52に、軸受メタル71に支持される円弧形状面52aと、ピストン棒23が密着して固定される平坦面52bとを設け、冷却油供給流路81の一端部を円弧形状面52aに開口し、他端部を平坦面52bに開口している。従って、冷却油ポケット72に貯留された冷却油を冷却油供給流路81からピストン18へ適正に供給することができる。
本実施形態のクロスヘッドでは、軸受メタル71の外面を支持する円弧形状をなす軸受支持面62aが形成された連接棒27を設け、軸受支持面62aに周方向に沿うと共に冷却油用連通孔74が連通する冷却油溝76を設けると共に、軸受支持面62aに周方向に沿うと共に複数の潤滑油用連通孔75が連通する潤滑油溝77を設けている。従って、冷却油を冷却油溝76から冷却油用連通孔74を通して冷却油ポケット72へ円滑に供給することができると共に、潤滑油を潤滑油溝77から潤滑油用連通孔75を通して潤滑油ポケット73へ円滑に供給することができる。
本実施形態のクロスヘッドでは、軸受メタル71の外面を連接棒27における軸受支持面62aにより支持すると共に、周方向の端部を連接棒27に固定される上部軸受部68により支持し、上部軸受部68に冷却油ポケット72に連通する冷却油補助ポケット85を設けている。従って、冷却油を貯留する領域を周方向に延長することができ、クロスヘッドピン52を円滑に支持することができる。
また、本実施形態の架構にあっては、頂部に配置される天板31と、底部に配置される底板32と、側部に配置されて一端部が天板31に接続されると共に他端部が底板32に接続される側板33と、天板31と底板32と側板33に接続されることで鉛直方向に貫通する複数の空間部35が区画される複数の隔壁34と、複数の空間部35にそれぞれ固定される複数のガイド板28と、複数のガイド板28のそれぞれに移動自在に支持される複数のクロスヘッド29とを設けている。
従って、クロスヘッドピン52を支持する軸受メタル71にて、支持面71aの両側に冷却油ポケット72を設けると共に、冷却油ポケット72の両側に複数の潤滑油ポケット73を独立して設けることで、冷却油ポケット72を軸受メタル71の周方向に延長して形成することができ、クロスヘッドピン52と軸受メタル71が相対回動しても、冷却油ポケット72と冷却油供給流路81との連通状態を維持することができる一方で、クロスヘッドピン52におけるピストン棒23の固定面(平坦面52b)を確保することができ、クロスヘッドピン52の外径を小さくすることで、クロスヘッド29の小型軽量化を図ることができ、その結果、架構12の小型軽量化を図ることができる。
また、本実施形態のクロスヘッド式内燃機関にあっては、台板11と、台板11上に設けられる架構12と、架構12上に設けられるシリンダジャケット13と、台板11と架構12とシリンダジャケット13を貫通して連結する複数のタイボルト14とを設けている。従って、クロスヘッドピン52の外径を小さくすることで、クロスヘッド29の小型軽量化を図ることができ、その結果、ディーゼルエンジン10の小型軽量化を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、軸受メタル71は、軸方向における中間位置に冷却油ポケット72を設け、その両側に対称に潤滑油ポケット73を設けたが、冷却油ポケット72は、軸受メタル71における軸方向の中間位置に対して一方側にずれていてもよく、潤滑油ポケット73も冷却油ポケット72に対して左右対称でなくてもよい。
10 ディーゼルエンジン(クロスヘッド式内燃機関)
11 台板
12 架構
13 シリンダジャケット
14 タイボルト(連結部材)
15 ナット
16 シリンダライナ
17 シリンダカバー
18 ピストン
19 燃焼室
21 動弁装置
22 排気管
23 ピストン棒
24 クランクシャフト
25 軸受
26 クランク
27 連接棒
28 ガイド板
29 クロスヘッド
31 天板
32 底板
33 側板
34 隔壁
35 空間部
51 ガイドシュー
52 クロスヘッドピン
52a 円弧形状面
52b 平坦面
62 下部軸受部
62a 軸受支持面
68 上部軸受部(軸受支持部材)
71 軸受メタル(クロスヘッド軸受)
71a 支持面
72 冷却油ポケット(第1ポケット)
73 潤滑油ポケット(第2ポケット)
74 冷却油用連通孔(第1連通孔)
75 潤滑油用連通孔(第2連通孔)
76 冷却油溝(第1溝)
77 潤滑油溝(第1溝)
78 冷却油供給孔
81 冷却油供給流路(油路)
82 第1冷却油供給流路
83 第2冷却油供給流路
85 冷却油補助ポケット
A 荷重支持領域

Claims (7)

  1. クロスヘッドピンと、
    半円筒形状をなして前記クロスヘッドピンの外面を回動自在に支持するクロスヘッド軸受と、
    を備えるクロスヘッドであって、
    前記クロスヘッド軸受には、
    周方向における中間部に設けられる支持面と、
    周方向における前記支持面の両側で且つ軸方向の中間部に設けられる第1ポケットと、
    周方向における前記支持面の両側で且つ軸方向において前記第1ポケットに接続することなくその両側に独立して設けられる第2ポケットと、
    前記第1ポケットに前記クロスヘッド軸受の板厚方向に貫通する第1連通孔と、
    前記第2ポケットに前記クロスヘッド軸受の板厚方向に貫通する第2連通孔と、
    が形成され、
    前記クロスヘッドピンには、前記第1ポケットに連通する油路が設けられる、
    ことを特徴とするクロスヘッド。
  2. 前記第1ポケットと前記第2ポケットは、クロスヘッド軸受の周方向における前記支持面側の端部位置が同位置に設定されることを特徴とする請求項1に記載のクロスヘッド。
  3. 前記クロスヘッドピンは、前記クロスヘッド軸受に支持される円弧形状面と、ピストン棒が密着して固定される平坦面とが設けられ、前記油路は、一端部が前記円弧形状面に開口し、他端部が前記平坦面に開口することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクロスヘッド。
  4. 前記クロスヘッド軸受の外面を支持する円弧形状をなす軸受支持面が形成された連接棒が設けられ、前記軸受支持面に周方向に沿うと共に前記第1連通孔が連通する第1溝が設けられると共に、前記軸受支持面に周方向に沿うと共に前記第2連通孔が連通する第2溝が設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のクロスヘッド。
  5. 前記クロスヘッド軸受は、外面が前記連接棒における前記軸受支持面に支持されると共に、周方向の端部が前記連接棒に固定されるクロスヘッドピン支持部材に支持され、前記クロスヘッドピン支持部材に前記第1ポケットに連通する補助ポケットが設けられることを特徴とする請求項4に記載のクロスヘッド。
  6. 頂部に配置される天板と、
    底部に配置される底板と、
    側部に配置されて一端部が前記天板に接続されると共に他端部が前記底板に接続される側板と、
    前記天板と前記底板と前記側板に接続されることで複数の空間部が区画される隔壁と、
    前記隔壁にそれぞれ固定されるガイド板と、
    前記ガイド板のそれぞれに移動自在に支持される請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のクロスヘッドと、
    を備えることを特徴とする架構。
  7. 台板と、
    前記台板上に設けられる請求項6に記載の架構と、
    前記架構上に設けられるシリンダジャケットと、
    前記台板と前記架構と前記シリンダジャケットを貫通して連結する連結部材と、
    を備えることを特徴とするクロスヘッド式内燃機関。
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