JP6697239B2 - 吊掛け具 - Google Patents

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本発明は、例えば台所の壁に取り付け、濡れた布巾やタオル等を掛けたり、内部を洗浄したペットボトル、牛乳パック等の容器を掛けて、乾燥させるために用いる吊掛け具に関するものである。
特許文献1には、図9に示すような水平方向を向く複数の掛竿Aを個々に水平方向に回動可能とする吊掛具Bが開示されており、この吊掛具Bは主として、掛竿Aに濡れた布巾等を掛けて乾燥させるために使用する。
また、ペットボトル等の容器の開口部を掛竿Aに差し込み、容器の内部を乾燥させるために使用することもできる。
特開2004−130023号公報
しかし、特許文献1に示す吊掛具Bは掛竿が長いため、倉庫等における保管場所や販売時の収納ケースが大きくなり、販売、輸送コストが増加するという問題がある。また、吊掛具Bを台所に設置した場合に、長い掛竿が不使用時において邪魔となり、狭い台所においては無駄な空間を占める場合がある。
更に、掛竿Aにペットボトルの容器を開口部を差し込むことにより、内部を乾燥させる場合では、容器の開口部が掛竿Aと平行となるため、容器の内部の水滴は落下せずに、完全な乾燥に至るまでに時間を要することになる。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、掛竿を伸縮かつ屈曲自在とすると共に、布巾等の乾燥はもとより、ペットボトル等の容器内部の乾燥にも適する吊掛け具を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る吊掛け具は、基部に対して水平方向に回動自在に軸支された掛竿を有し、該掛竿は第1の竿部内に第2の竿部を継ぎ足して伸縮自在とした吊掛け具において、前記第1の竿部の先端部には、上方を開放した断面コ字状の張出部を備え、該張出部の基部の両側には内側に向けて軸部が形成されており、前記第2の竿部は、両側面に前記軸部と嵌合する長手方向に沿った溝部が形成されており、該溝部の側端部に軸受部が設けられており、前記第1の竿部内から前記第2の竿部を伸長した状態で、前記軸部を中心に前記軸受部を回動することにより、前記第2の竿部を前記第1の竿部の先端部に対し上方に回動可能としたことを特徴とする。
本発明に係る吊掛け具は、掛竿が伸縮可能なため、不使用時にはコンパクトな形状に変形させることができる。更に、掛竿の一部が上方に回動可能なため、ペットボトル等の容器内部の乾燥にも適した形状に変形させることができる。
実施例の吊掛け具の斜視図である。 断面図である。 第1の竿部の構成図である。 第2の竿部の構成図である。 掛竿を伸長した状態の斜視図である。 布巾を掛けた状態の斜視図である。 第2の竿部を上方に回動した状態の斜視図である。 第2の吊竿にペットボトルを掛けた状態の斜視図である。 従来の掛け具の斜視図である。
本発明を図1〜図8に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例の斜視図、図2は断面図を示している。吊掛け具は合成樹脂材から成り、吊掛け具の基部1内には支軸2が設けられており、この支軸2により複数本、例えば3本の掛竿3が水平方向に回動自在に軸支されている。また、基部1の背面には鍵孔状の2つの孔部1a、1bが形成されている。
掛竿3は第1の竿部4に第2の竿部5が収納可能とされ伸縮自在に継ぎ足しされている。第1の竿部4の根元には、布巾等の落下を防止するためのクリップ状の係止部4aが設けられ、第2の竿部5の先端部には布巾等の滑り落ちを防止するための滑止部5aが一体に成形されている。
図3は第1の竿部4の構成図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は縦断面図、(e)は拡大した横断面図である。第1の竿部4の主軸4bは上面を円弧状とし、図3(e)に示すように下面を開口した断面略U字状とする。
基端部には支軸2に挿通する軸孔4cが設けられ、主軸4bの奥部にはストッパ壁4dが設けられている。また、主軸4bの開口部の両側には一対の係止片4eが形成されている。先端部は切り口4fを設けて、上方を開放した断面コ字状の張出部4gとされている。張出部4gの基部の両側には内側に向けて軸部4hが形成されており、底部には2個の係止孔4iに挟まれた橋絡部4jが設けられている。
図4は第2の竿部5の構成図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は側面図、(e)は拡大した横断面図である。第2の竿部5の上面は円弧状とされ、両側面には長手方向に沿って溝部5bが形成されている。
それぞれの溝部5bの先端側には溝部5b内に膨らむ第1の膨み部5c、溝部5bの第1の竿部4への挿入端5d側には外側に膨らむ第2の膨み部5eが設けられている。これらの第1の膨み部5c及び第2の膨み部5eの裏面は凹状であり、膨み部5c、5eは肉薄となっている。従って、第1の膨み部5c及び第2の膨み部5eを上部から押圧した際は、変形し易くなっている。
挿入端5dは、側面が半円の円弧状をしており、(b)の平面図の挿入端5dの先端の中央には突片部5fが形成され、(c)の底面図の挿入端5dの先端の中央には膨出片5gが形成されている。この膨出片5gは斜め方向に多少偏って膨出された円弧形状とされ、溝部5bの挿入端5dの側端部には円形の軸受部5hが形成されている。
第1の竿部4に第2の竿部5を連結するには、第2の竿部5の挿入端5dを第1の竿部4の主軸4bに挿入すると、第1の竿部4の軸部4hが第2の竿部5の溝部5bに嵌合し、第2の竿部5を軸部4hに沿って挿入端5dがストッパ壁4dに当接するまで押し込むことができる。
この押し込み動作は第2の竿部5の伸長状態から縮少状態に移行する際も同様であり、第2の竿部5は第1の竿部4に対してクリック感を持って停止し、第2の竿部5を第1の竿部4から強く引かない限り不時に抜け出すことがないように係止される。
クリック感は第2の竿部5の溝部5bの一部に形成された第1の膨み部5cを第1の竿部4の軸部4hの側部が乗り越えることにより得られ、またこれにより押し込まれた第2の竿部5は、第1の竿部4に対し係止される。このように、第2の竿部5が縮少した状態において、第2の竿部5が第1の竿部4に対し、略U字状の開口から下方に落下しないように、第1の竿部4の係止片4eにより係止されている。
本実施例の吊掛け具を、例えば台所の壁に取り付けて使用する際には、壁の平滑面に吸着盤を固定し、これらの吸着盤に設けた突起を基部1の孔部1a、1bの大径部に引っ掛け、次に基部1を下方に移動して突起を孔部1a、1bの細径部により固定する。或いは、壁に2本のビスをねじ込み、これらのビスの頭部を基部1の孔部1a、1bの大径部に引っ掛け、次に基部1を下方に移動してビスを孔部1a、1bの細径部により固定する。
なお、ビス止め以外にも、孔部1a、1bに代えて接着剤を塗布した平面状の接着シートや平面状のマグネットを取り付けて、吊掛け具を壁面に接着したり、金属板に貼り付けるようにしてもよい。
掛竿3を伸長するには、第2の竿部5の先端部を持って引き出すと、第1の竿部4の軸部4hに第2の竿部5の溝部5bが沿って図5に示すように引き出され、十分に延長されると、クリック感を持って係止される。
クリック感は第1の竿部5の溝部5bの一部に形成された第2の膨み部5eを第1の竿部4の軸部4hの側部が乗り越えることにより得られ、またこれにより第2の竿部5は第1の竿部4に係止される。
このようにして、伸長した掛竿3はそれぞれ図5に示すように水平方向に回動可能であり、図6に示すように掛竿3に例えば濡れた布巾Cを吊るし、落下しないように係止部4aにより布巾Cの一部を挟み、吊り下げて乾かす。複数の布巾Cを乾かす場合は、それぞれの掛竿3をずらしながら配置し、それぞれの掛竿3に布巾Cを吊り下げる。また、滑止部5aは布巾Cが前方にずり落ちないように係止する役割を有している。
図5に示す状態において、第2の竿部5を第1の竿部4に対し、図7に示すように上方にのみ回動して折曲することができる。この回動は軸部4hを中心に溝部5bの軸受部5hを回動することにより行うことができる。なお、張出部4gの存在により第2の竿部5の下方への屈曲を防止されている。
第2の竿部5の回動は、所定角度でクリック感を持って係止される。クリック感は膨出片5gが第1の竿部4に設けた橋絡部4j上を回動時に乗り越えることにより得られ、回動後に第2の竿部5の突片部5fの側面が第1の竿部4の橋絡部4jに当接し、同時に第1の竿部4の張出部4gの基部の切り口4fに当接することにより係止される。
膨出片5gは斜め方向に多少偏って膨出した円弧形状であるため、折曲に際して第2の竿部5を持ち上げると、膨出片5gが第1の竿部4の橋絡部4jに引っ掛かった状態となる。このため、第2の竿部5の上方への弱い力が加わったとしても、第2の竿部5が屈曲されることはない。
図8に示すように、第2の竿部5を膨出片5gの引っ掛かりに抗して回動させ、第1の竿部4の張出部4gの基部の切り口4fに当接することにより係止される。起立した第2の竿部5に、例えばペットボトルPの開口部を挿入して使用する。このようにすると、ペットボトルPの開口部は下方を向くので、内部の水滴は開口部から流れ落ち、容易に水切りを行うことができる。
複数のペットボトルPを乾かす場合は、それぞれ第2の竿部5を屈曲した状態の掛竿3をずらしながら配置し、それぞれの第2の竿部5にペットボトルPの開口部を挿入して使用する。
そして、不使用時には、図1に示すように、第1の竿部4の内部に、第2の竿部5を収納し、更に掛竿3を同一方向に回動して揃えることにより、コンパクトな形状とすることができる。
本実施例においては、第2の竿部5を第1の竿部4に対し、収納した状態、伸長した状態、回動した状態において係止されるので、不時に変形する虞れはなく、被乾燥物を安定して掛けることができる。なお、これらの係止及びクリック感は実施例以外の手段により達成できるようにしても支障はない。
なお、本実施例においては3本の掛竿3を取り付けたが、掛竿3の本数は1本又は2本でも、或いは更に多くの本数であってもよい。
1 基部
2 支軸
3 掛竿
4 第1の竿部
4a 係止部
4c 軸孔
4g 張出部
4h 軸部
5 第2の竿部
5a 滑止部
5b 溝部
5f 軸受部
F 布巾
P ペットボトル

Claims (4)

  1. 基部に対して水平方向に回動自在に軸支された掛竿を有し、該掛竿は第1の竿部内に第2の竿部を継ぎ足して伸縮自在とした吊掛け具において、
    前記第1の竿部の先端部には、上方を開放した断面コ字状の張出部を備え、該張出部の基部の両側には内側に向けて軸部が形成されており、
    前記第2の竿部は、両側面に前記軸部と嵌合する長手方向に沿った溝部が形成されており、該溝部の側端部に軸受部が設けられており、
    前記第1の竿部内から前記第2の竿部を伸長した状態で、前記軸部を中心に前記軸受部を回動することにより、前記第2の竿部を前記第1の竿部の先端部に対し上方に回動可能としたことを特徴とする吊掛け具。
  2. 前記第2の竿部は前記第1の竿部に対して縮少した状態、伸長した状態、回動した状態の各状態において、クリック感を伴う係止を可能としたことを特徴とする請求項1に記載の吊掛け具。
  3. 前記基部に対して複数本の前記掛竿を軸支したことを特徴とする請求項1又は2に記載の吊掛け具。
  4. 前記第1の竿部には被乾燥物を係止するためのクリップ状の係止部を設けたことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の吊掛け具。
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