JP3194721U - 物掛け - Google Patents
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Abstract
【課題】耐荷重の維持又は増大させることができる磁石、粘着テープ、吸盤その他で固定する物掛けを提供する。【解決手段】フック本体2の支持台1の外周にいくつかの凹凸を設けて、いくつかの物掛けを互いに連結することができるようにしたことを特徴とする物掛け。物掛けにおいて、(イ)フック支持台1の外周に凹部5,6と凸部3,4が互いにはめ込むことができる形状を有した凹部5,6と凸部3,4を任意の数だけ設け、(ロ)凹部5,6に、フック支持台1の側面に近い方に巾を狭くした、遠い方にそれより巾を広くした形状を設け、そして凸部3,4に、フック支持台1の側面に近い方に巾を狭くした、遠い方にそれより巾を広くした形状を設け、凹部5,6と凸部3,4が互いに水平方向には抜けないようにする。【選択図】図1
Description
本考案は、いくつかの凹凸の形状を設けて互いに連結できるようにした磁石、粘着テープ、吸盤その他を背面に取り付けた、建物の壁、家具等に固定する小物掛けに関する物である。
従来、連結できる物掛けはなかった。
そのために、次のような問題点があった。
(イ) 磁石式小物掛けで、耐荷重を超える物に掛け換える場合、同じ耐荷重の小物掛けがいくつか余っていても、より耐荷重の大きい小物掛けを新しく買い求めなければならなく無駄であった。又一般の店では一種類位しか販売されてないのが現状である。
(ロ) 粘着テープ式物掛けで、壁の材質、表面の形状等でいかにも接着力が弱そうな場合、耐荷重以内の物を掛ける場合でも落ちないかと不安であった。
(ハ) 掛けた物を外す時どうしてもフックの部分を壁に直角に近い方向に引っ張ってしまいがちである。それでだんだん接着力が弱くなってきていると思うと心配であった。
本考案は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
(イ) 磁石式小物掛けで、耐荷重を超える物に掛け換える場合、同じ耐荷重の小物掛けがいくつか余っていても、より耐荷重の大きい小物掛けを新しく買い求めなければならなく無駄であった。又一般の店では一種類位しか販売されてないのが現状である。
(ロ) 粘着テープ式物掛けで、壁の材質、表面の形状等でいかにも接着力が弱そうな場合、耐荷重以内の物を掛ける場合でも落ちないかと不安であった。
(ハ) 掛けた物を外す時どうしてもフックの部分を壁に直角に近い方向に引っ張ってしまいがちである。それでだんだん接着力が弱くなってきていると思うと心配であった。
本考案は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
フック本体を支える土台の外周にいくつか凸部とそれを受けることができる凹部を設ける。そして同じ凹部、凸部の形状を持つ物掛けと連結できるようにする。以上を特徴とする物掛けである。
掛ける物が重くなっても、又接着力が弱くても、弱くなってきてもそれに応じて物掛けを次々連結していけば、重さに耐え切れず物が落ちて壊すこともなくきわめて安全である。
以下、本考案の実施の形態について説明する。
(イ)図1に示すように、フック支持台(1)の側面に凸部(3)、凸部(4)を設け、反対側の側面に凸部をはめ込めることができる大きさ、形状の凹部(5)、凹部(6)を設ける。
本考案は以上のような構成で、これを使用するときは、一つの例として、図3に示すように壁、家具等に固定した小物掛けに補強用として同じ形状の小物掛けを、右斜め上に一つの凹凸を噛み合わせて連結して接着する。2個連結するので耐荷重が2倍の接着力になる。接着している面積が広くなるからである。もちろん、フック本体、フック支持台の材質、形状、大きさ等により又連結のしかたによりどこまでの重さに耐えることができるかをその商品の説明書に記載しておかなければならない。フック本体は図1の鉤以外にもいろいろある。たとえばクリップ、丸い輪状、ふきん掛けの棒状、又は丸い棒を2個の小物掛けで支えるタイプのタオル掛け等もある。
(イ)図1に示すように、フック支持台(1)の側面に凸部(3)、凸部(4)を設け、反対側の側面に凸部をはめ込めることができる大きさ、形状の凹部(5)、凹部(6)を設ける。
本考案は以上のような構成で、これを使用するときは、一つの例として、図3に示すように壁、家具等に固定した小物掛けに補強用として同じ形状の小物掛けを、右斜め上に一つの凹凸を噛み合わせて連結して接着する。2個連結するので耐荷重が2倍の接着力になる。接着している面積が広くなるからである。もちろん、フック本体、フック支持台の材質、形状、大きさ等により又連結のしかたによりどこまでの重さに耐えることができるかをその商品の説明書に記載しておかなければならない。フック本体は図1の鉤以外にもいろいろある。たとえばクリップ、丸い輪状、ふきん掛けの棒状、又は丸い棒を2個の小物掛けで支えるタイプのタオル掛け等もある。
(イ)図4に示すように、凹部の巾aは巾bより狭くする。そして凸部の巾a´は巾b´より狭くする。つまり、凹部に、支持台の側面に近い方に巾を狭くした、遠い方にそれより巾を広くした形状を設ける。そして凸部に、支持台の側面に近い方に巾を狭くした、遠い方にそれより巾を広くした形状を設ける。支持台に設けた凹部、凸部をこのような形状にすると、2個の支持台の凹部と凸部を上から噛み合わせた時、支持台は互いに(横方向)水平方向には抜けない。
(ロ)図16に示すように、凹部の上面Aの全部又は一部が凹曲面で、下面Bの全部又はそれに対応する一部が凸曲面、凸部の上面A´の全部又は一部が凹曲面で、下面B´の全部又はそれに対応する一部が凸曲面の形状にして、凸部が凹部に上からはめ込むことができる形状にする。逆に上面が凸曲面の場合はそれに対応する下面は凹曲面の形状にする。すると[実施例1]の[図4]と違って凹部の支持台の側面に近い方の巾aが遠い方の巾bと同じかむしろ広く、そして凸部の支持台の側面に近い方の巾a´が遠い方の巾b´と同じかむしろ広くなる。支持台に設けた凹部、凸部の形状をこのようにすると上から凸部を凹部にはめ込んでも水平方向には抜けない。凹部、凸部の配置は[実施例4]と同じで支持台が円形の場合は凹部、凸部を交互に並べた[図15]がその参考例である。
(ロ)図16に示すように、凹部の上面Aの全部又は一部が凹曲面で、下面Bの全部又はそれに対応する一部が凸曲面、凸部の上面A´の全部又は一部が凹曲面で、下面B´の全部又はそれに対応する一部が凸曲面の形状にして、凸部が凹部に上からはめ込むことができる形状にする。逆に上面が凸曲面の場合はそれに対応する下面は凹曲面の形状にする。すると[実施例1]の[図4]と違って凹部の支持台の側面に近い方の巾aが遠い方の巾bと同じかむしろ広く、そして凸部の支持台の側面に近い方の巾a´が遠い方の巾b´と同じかむしろ広くなる。支持台に設けた凹部、凸部の形状をこのようにすると上から凸部を凹部にはめ込んでも水平方向には抜けない。凹部、凸部の配置は[実施例4]と同じで支持台が円形の場合は凹部、凸部を交互に並べた[図15]がその参考例である。
図7、図8、図9に示すように、凸部上面(12)、凸部下面(13)を前面(10)から背面(11)に向かって同じ角度で下方に傾斜させる。さらに凹部上面(14)、凹部下面(15)を前面(10)から背面(11)に向かって同じ角度で下方に傾斜させる。もちろん他の凹部、凸部の上面、下面も全て同じ角度で傾斜させる。凹部、凸部の上面、下面は固定されたものではない。例えば、図15に示すようにフック支持台の周囲全体に凹部、凸部が配置されている場合は凹部、凸部の上面、下面になる部分、範囲がいろいろ変わることになる。 補強用の小物掛けを連結する時は、少し下方に向かって凹部、凸部を噛み合わせて接着することになる。こうすると補強された小物掛けは壁と直角より少し上付近から下方向には外れない。2つの小物掛けの連結力は強くなる。特に図10のように、タオル掛けのフック本体(16)が壁(17)から長く伸びている場合には効果が大きい。ただし、凹部、凸部をフック支持台の上部、下部にも設けている場合は側面に設けている凹部、凸部と同時に連結することはないので傾斜の角度が同じでなくてもよい。
図12、図13、図14に示すように、凸部(19)の外壁に凹部(20)を設け、凹部(21)の内壁に凸部(22)を設ける。他の凹部、凸部も同様とする。この凸部、凹部の壁に設ける凹部、凸部はこの図面では1つであるが2個以上でも構わない。こうすると、凹部、凸部を噛み合わせた時の接する範囲が広くなり、連結力が強くなる。実際には連結した時、力の加わる範囲は凹部、凸部の1部にすぎないからである。
フック支持台の外周に設ける凹部、凸部は全く任意に配置できる。個数も、並べる順序、間隔も自由である。凹部と凸部が反対側に対応した位置でなくてもよい。凹部と凸部が同数でなくてもよい。図15に示すように、フック支持台に凹部、凸部を隙間なく交互に並べた形状でもよい。
補強用小物掛けのフック本体が邪魔になる場合は、図11に示すように、フック本体(18)を左右に回転できるようにしておけば、壁の方向に収めることができて邪魔にならない。特にタオル掛けで、図10のようなタイプとか、丸い棒を一定の間隔に並べた2つの小物掛けで支えるタイプを補強する場合はフック本体を外したフック支持台を供給すればよい。
1 フック支持台
2 フック本体
3 凸部
4 凸部
5 凹部
6 凹部
7 凹部の入口の幅
8 凸部の付け根の幅
9 凸部の腹の幅
10 前面
11 背面
12 凸部上面
13 凸部下面
14 凹部上面
15 凹部下面
16 タオル掛けのフック本体
17 壁
18 フック本体
19 凸部の外壁
20 凹部
21 凹部の内壁
22 凸部
23 フック支持台
24 フック本体
25 磁石又は粘着テープ
2 フック本体
3 凸部
4 凸部
5 凹部
6 凹部
7 凹部の入口の幅
8 凸部の付け根の幅
9 凸部の腹の幅
10 前面
11 背面
12 凸部上面
13 凸部下面
14 凹部上面
15 凹部下面
16 タオル掛けのフック本体
17 壁
18 フック本体
19 凸部の外壁
20 凹部
21 凹部の内壁
22 凸部
23 フック支持台
24 フック本体
25 磁石又は粘着テープ
Claims (6)
- フック支持台の外周に凹部と凸部が互いにはめ込むことができる形状を有した凹部と凸部を任意の数だけ設けたところを特徴とする物掛け。
- (イ)フック支持台の外周に凹部と凸部が互いにはめ込むことができる形状を有した凹部と凸部を任意の数だけ設ける。
(ロ)凹部に、フック支持台の側面に近い方に巾を狭くした、遠い方にそれより巾を広くした形状を設ける。そして凸部に、フック支持台の側面に近い方に巾を狭くした、遠い方にそれより巾を広くした形状を設け、凹部と凸部が互いに水平方向には抜けないようにした物掛け。 - (イ)フック支持台の外周に凹部と凸部が互いにはめ込むことができる形状を有した凹部と凸部を任意の数だけ設ける。
(ロ)凹部に、フック支持台の側面に近い方に巾を狭くした、遠い方にそれより巾を広くした形状を設ける。そして凸部に、フック支持台の側面に近い方に巾を狭くした、遠い方にそれより巾を広くした形状を設け、凹部と凸部が互いに水平方向には抜けないようにした物掛け。
(ハ)凹部、凸部それぞれの上面、下面をフック支持台の前面から背面に向けて下方に傾斜させた物掛け。 - (イ)フック支持台の外周に凹部と凸部が互いにはめ込むことができる形状を有した凹部と凸部を任意の数だけ設ける。
(ロ)凹部、凸部それぞれの上面、下面をフック支持台の前面から背面に向けて下方に傾斜させた物掛け。 - 凸部の外壁、凹部の内壁にそれぞれいくつかの凹部、凸部を設けて互いにはめ込むことができる請求項1、請求項2、請求項3、請求項4の物掛け。
- 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5の物掛けからフック本体を取り外したフック支持台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014000854U JP3194721U (ja) | 2014-02-03 | 2014-02-03 | 物掛け |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014000854U JP3194721U (ja) | 2014-02-03 | 2014-02-03 | 物掛け |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008237090A Continuation JP2010046454A (ja) | 2008-08-19 | 2008-08-19 | 物掛け |
Publications (1)
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JP3194721U true JP3194721U (ja) | 2014-12-11 |
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Family Applications (1)
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JP2014000854U Expired - Fee Related JP3194721U (ja) | 2014-02-03 | 2014-02-03 | 物掛け |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3194721U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111394965A (zh) * | 2020-05-18 | 2020-07-10 | 蔡李南 | 一种方便固定和防雨的晾衣杆 |
-
2014
- 2014-02-03 JP JP2014000854U patent/JP3194721U/ja not_active Expired - Fee Related
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