JP6696130B2 - ペン先 - Google Patents

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Description

本発明は、塗布時に発生する筆記圧を吸収し、且つ、1つのペン先で、塗布具を径方向に角度を変えてペン先の接触面を変えることによって多様な塗布感を得ることができるペン先に関するものである。
従来、軸筒にインキを内蔵してペン先を軸筒の先端に配した塗布具には、マーキングペンやサインペン及び筆ペンなどの筆記具、アイライナーなどの化粧品等、多種に亘り製品化され流通し、その形態も多様化している。前記ペン先は、繊維加工体または合成樹脂多孔質体、ペン先の内部に放射状のインキの流通路を有する樹脂ペン先などが使用されており、上記のようなものが製品化されている。
しかし、これまでのペン先、例えば、繊維加工体にあっては、ペン先に撓りが少ないため、筆記圧や使用頻度でペン先先端付近が潰れてしまうと言った問題がある。又、合成樹脂多孔質体の場合には、その材質がウレタンやエラストマーなどであるため、そのペン先の内部に中継芯を挿入するのが一般的である。しかし、ペン先先端付近は柔らかいが、中継芯の挿入度合いによっては、文字の大きさや筆記圧によって中継芯が潰れてペン先が折れたり、又、材質がウレタンやエラストマーであるが故にペン先が紙面に対して引っかかり易く滑らかな書き味が得られないという問題もある。さらに、ペン先の内部に放射状のインキ流通路を有する樹脂ペン先もあるが、ペン先自体の弾性が強く、ペン先の撓りが少ないため、筆記圧がペン先先端付近に集中して、使用頻度などによりペン先先端付近が潰れると言う問題を有していた。
そこで、これらの問題を解決する為に、ペン先の長手方向に沿って根元方向へ次第に深くなるV型の縦溝を等間隔に施す筆ペンのペン先が提案されている(実開昭61―175488(特許文献1)
しかし、特許文献1に記載のペン先は、ペン先の長手方向の根元部に沿って次第に深くなるV型の縦溝を等間隔に施しているため、ペン先が根元部に沿って徐々に弾性が強くなってしまっている。そのため、滑らかな塗布感は得られるが、ペン先の溝幅や溝深さ及び溝長さ又は使用頻度によっては、ペン先の溝部の強度が弱くなり、ペン先が潰れ、耐久性が低下してしまうと言った問題を有していた。
さらに、このような問題を解決するために、合成繊維束を合成樹脂製エラストマーで結着した可撓性を有する多孔質液体供給体からなり、先端部が筆記端となる錐形状部の基部に環状溝を適宜数設け、前記先端部を第一屈曲点となすと共に基部を第二屈曲点となすペン先が発案された。(特開平3−221494)
実開昭61−175488 特開平3−221494
しかしながら、特許文献2のペン先は、先端部が筆記端となる錐形状部の基部に環状溝を適宜設けたペン先形状になっており、塗布時に環状溝が起点となることで屈曲性が付与され、ペン先が撓り易くなり、毛筆のような塗布感を得られると共に、ペン先先端付近に掛かる筆記圧が分散され、ペン先先端付近が潰れ難くなると言う利点はある。しかし、周状に環状溝を設けているため、方向性が無く、どの位置から筆記しても一定の撓り方である為、同じ塗布感しか得られなかった。
本発明は、内部にインキ流通路を形成したペン先を、塗布具の軸筒の先端部から突出するように配し、該ペン先は、基部の外形が円形であり、側面部に少なくとも1つの溝を形成し、該溝を形成した位置における前記ペン先の横断面形状が、多角形、楕円形、または、円弧形状と平坦部とを有する形状の何れかであるペン先を要旨とするものである。
本発明は、内部にインキ流通路を形成したペン先を、塗布具の軸筒の先端部から突出するように配し、該ペン先は、基部の外形が円形であり、側面部に少なくとも1つの溝を形成したので、塗布時に筆記圧を加えた時、ペン先先端に掛かる筆記圧が分散され、長期使用してもペン先先端付近が潰れることがなく、さらに、溝を形成した位置における前記ペン先の横断面形状が、多角形、楕円形、または、円弧形状と平坦部とを有する形状の何れかであるため塗布時に方向性が付与され、1つのペン先であっても塗布具を径方向に角度を変えてペン先の接触面が変わることにより、接触面の反対側に溝が位置する場合は、溝が基点となり、ペン先に撓りが付与され柔らかく筆らしい塗布感を得ることができ、また、接触面の反対側に溝が位置しない場合は、ペン先に掛かる筆記圧によって撓る基点が存在せずに、硬い塗布感が得られるなど、溝の位置・形状によっては多様な塗布感が得られるものである。
本発明に掛かる塗布具(筆ペン)の概略図。(1)塗布具の概略の長手方向断面図。(2)軸筒先端部および溝を設けたペン先の拡大側面図。 実施例1を示すペン先側面に溝を1つ設けたペン先の図面。(1)ペン先の側面図。(2)ペン先溝部の横断面図。(3)ペン先溝部の斜視図。(4)変形例を示す合成樹脂多孔質体に溝を設けたペン先の側面図。(5)変形例を示す放射状のインキ流通路を有する樹脂に溝を設けたペン先の側面図(6)図2(5)の正面図 実施例2を示すペン先側面に溝を同列の位置に3つ設けたペン先の図面。(1)ペン先の側面図。(2)ペン先溝部の横断面図。(3)ペン先溝部の斜視図。 実施例3を示すペン先側面に溝を設け、その反対側に深さの異なる溝を設けたペン先の図面。(1)ペン先の側面図。(2)ペン先溝部の横断面図。(3)ペン先溝部の斜視図。 実施例4を示すペン先側面に互い違いに溝を3つ設けたペン先の図面。(1)ペン先の側面図。(2)ペン先溝部の横断面図。(3)ペン先溝部の斜視図。 実施例5を示すペン先の溝部の横断面形状が四角形になるように溝を設けたペン先の図面。(1)ペン先の側面図。(2)ペン先溝部の横断面図。(3)ペン先溝部の斜視図。 実施例6を示すペン先の溝部の横断面形状が楕円形になるように溝を設けたペン先の図面(1)ペン先の側面図。(2)ペン先溝部の横断面図。(3)ペン先溝部の斜視図。
作用について説明する。本発明は、内部にインキ流通路を形成したペン先を、塗布具の軸筒の先端部から突出するように配し、該ペン先は、基部の外形が円形であり、側面部に少なくとも1つの溝を形成したので、塗布時に筆記圧を加えた時、ペン先先端に掛かる筆記圧が分散され、長期使用してもペン先先端付近が潰れることがなくさらに、溝を形成した位置におけるペン先の横断面形状が、円弧形状、多角形、または、楕円形の何れかであるため塗布時に方向性が付与され、1つのペン先であっても塗布具を径方向に角度を変えてペン先の接触面が変わることにより、接触面の反対側に溝が位置する場合は、溝が基点となり、ペン先に撓りが付与され柔らかく筆らしい塗布感を得ることができ、また、接触面の反対側に溝が位置しない場合は、ペン先に掛かる筆記圧によって撓る基点が存在せずに、硬い塗布感が得られるなど、溝の位置・形状によっては多様な塗布感が得られるものである。
本発明の塗布部を形成したペン先は、繊維収束体または、合成樹脂多孔質体、内部に放射状のインキ流通路を有する樹脂からなり、油性インキや水性インキ等、種々のインキを内蔵する塗布具に用いることができる。なお、ここで、塗布具とはマーキングペンを始めとする筆記具を含むものであり、化粧品などの被対象物に塗布するものを指す。
次に基本構成について説明する。塗布具本体は、先端にペン先を備え、そのペン先は軸筒に挿入され、圧入固定されることで、軸筒先端に突出するように配置される。さらに、塗布具本体は、その内部にインキを収容する部材でもあり、塗布具本体でのインキの収容方法は、繊維収束体などのインキ吸蔵体にインキを含浸させたり、インキ吸蔵体を使用せず塗布具本体に直接自由状態で収容してもよい。これに使用されるインキは、特に限定はされないが、着色剤として染料及び/または顔料が使用でき、媒体も水、有機溶剤が適宜使用できる。
以下、添付した図面に基づき本発明の実施例を説明する。図1、図2には、本発明による実施例1を示す。参照符号2は、筆ペン用のペン先2である。このペン先2は、繊維収束体からなるが、合成樹脂多孔質体や内部に放射状のインキ流通路を有する樹脂からなしてもよく、インキの収容方法は中綿方式であるが、直液方式でも良い。本実施例では、中綿式の塗布具1に本実施例のペン先2を備え、そのペン先2は、ペン先後端43が軸筒3に挿入しやすく、且つ軸筒3内に配置したインキ吸蔵体内に確実に差し込めるように先細り形状に形成してある。さらには、ペン先後端43には周状の溝38が形成してあり、軸筒3に挿入した際に軸筒内部のリブ3aと嵌合し、圧入固定されることで、軸筒先端51に突出するように配置される。さらに軸筒3でのインキの収容方法は、繊維収束体からなるインキ吸蔵体4に含浸させた中綿方式であり、中子5を介在させて配置したインキ吸蔵体S6には、軸筒3に前軸7を圧入後に小ペン先8が圧入固定される。両端に位置するペン先2および、小ペン先8は、それぞれに直結するインキ吸蔵体4および、インキ吸蔵体S6から毛管力によってインキをペン先2へ供給し、両端側からそれぞれの用途に応じて被対象物への塗布を可能としているものである。本実施例にあっては、ペン先後端43にインキ吸蔵体4を接続しているが、これに限らず、ペン先44に中継芯47(図2(4)参照)なるものを接続させ、その中継芯47にインキ吸蔵体4を接続しても良い。これに使用されるインキは、着色剤として染料を使用し、媒体は水を使用しているが、特に限定はされず、着色剤に顔料を使用したり、媒体に有機溶剤を適宜使用しても良い。
次に、本実施例1のペン先2について詳述する。図2には筆ペンのペン先2に適用した1例を示している。ペン先2は、2〜3デニールからなるナイロン繊維の束にアクリル樹脂またはポリウレタン樹脂などからなる接着剤を浸透させ繊維同士を固め、ノズル上で成形したものを切断し、研磨砥石で研磨を行い所定の形状に芯擦り加工して形成したものである。
詳しくは、前記ペン先2は、基部の外形12が円形からなるペン先外径D(基部の外径)がφ4.50mm、全長が37.0mmで形成し、前記ペン先のペン先側面部39に形成する溝11の形状は、溝の幅Wが1.0mm、溝の深さHが1.0mm、溝11の数を1つで形成した。又、前記ペン先2の溝11の構成位置は、軸筒先端部51より前方に突出している位置に形成し、且つ、ペン先先端よりペン先出長さLの0.3倍の長さの位置より後方に形成すると共に、溝11は、ペン先の円錐部40に構成している。前記ペン先2の溝11は、ペン先2の長手方向に対して垂直に溝11を形成することで、その溝11を設けたペン先2の横断面形状が、円弧形状13になるよう設け、その円弧部13aは、ペン先側面部39に一様に連なって形成している。尚、溝11の底部は平坦部11cとなっている。
これにより、ペン先2は塗布時に1つのペン先であっても、塗布時にペン先2の接触面の反対側に溝11が位置する場合は、溝11が基点となり、ペン先2に撓りが付与され柔らかく筆らしい塗布感を得ると共に、ペン先2の溝11にかかる筆記圧がペン先先端42付近より、溝11を基点として移動することで、ペン先2が撓り易くなり、ペン先先端42付近に掛かる筆記圧が分散される。その結果、長期使用してもペン先先端42付近が潰れることなくなる。また、塗布具1を径方向に180°反転させると、溝11はペン先2の接触面に位置し、接触面の反対側は、溝11の無い無垢の状態となる為、ペン先に掛かる筆記圧によって撓る基点が存在せずに硬い塗布感が得られるものである。このようにペン先に方向性が付与されることによって、1つのペン先であっても2種以上の異なる筆記感を得られるものである。
尚、前記ペン先2の溝11の位置構成は、ペン先2の円錐部40やストレート部41であっても、または、その両方(円錐部40並びに、ストレート部41)の位置に跨って構成しても構わない。溝11の位置構成が変わることで、ペン先2の溝11の基点が変わり塗布感が変わるので、用途に応じた溝11の位置構成を適宜選定すればよい。
また、本実施例では、溝11を設けたペン先2の横断面形状が円弧形状13であり、その円弧部13aはペン先側面部39に連なって形成しているが、円弧部13aは必ずしもペン先側面部39に連なっている必要は無く、ペン先側面部39に凹状、且つ横断面形状が円弧形状13になっていても良い。
ここで、本実施例において、前記ペン先2は、そのペン先側面部39の溝11の数を1つで形成したものを示したが、1つ以上であれば、2つでも3つでも複数有していても構わない。要するに、ペン先先端42付近にかかる筆記圧を分散でき、ペン先2が折れない程度にペン先2の溝11の数を構成することが重要である。即ち、ペン先2の強弱に係らず製品用途にあったペン先2を溝11の数や形状などで調整できるものである。
但し、ペン先2の溝11の数は、9つまでが好ましい。ペン先2の溝11の数が9つを超えるとペン先2が撓り過ぎて腰砕けを起こし、安定した塗布感が得られない。また、ペン先2の芯擦り時に溝11が多いと工程数が増えてしまい、数回に亘り溝11の加工工程を設けるなどの問題によりコストアップになってしまう。
前記ペン先に使用するペン先2の種類としては、繊維加工体又は合成樹脂多孔質体、若しくは内部に放射状のインキ流通路を有する樹脂よりなるものが好ましい。なぜなら、前記のペン先2は、ペン先2の芯擦り加工時に研磨砥石で研磨する際に溝11の形成が簡単にできるからである。
前記ペン先2の繊維加工体のペン先2の製造方法は、繊維にアクリル樹脂またはウレタン樹脂などからなる接着剤を浸透させ繊維同士を固め、ノズル上で成形した原棒を所定の長さに切断して、ペン先2の形状、例えば、円錐形状や砲弾形状に研磨砥石で研磨を行い所定の形状に芯擦り加工して、前記繊維加工体のペン先2を形成している。その材質としては、アクリル、ポリエステル、ナイロンなどを用いることができる。特に限定はしないが他の材質又は材質の異なるものを混毛して上記のような手順でペン先2を形成しても良い。
前記ペン先2の合成樹脂多孔質体のペン先44の製造方法は、例えば、ウレタンと炭カルを混ぜ込んだものを射出成形にてペン先の成形品を砲弾形状に形成し、その成形品を塩酸処理にて炭カルを取り除き、気泡を形成し、中継芯47と接着して、円錐形状や砲弾形状に研磨砥石で研磨を行い所定の形状に芯擦り加工を施し、前記合成樹脂多孔質体からなるペン先44を形成している。特に限定はしないが、その材質としては、ウレタン、エラストマー、ポリエチレン、ナイロンなどを用いることができる(図2(4)参照)。
尚、本実施例の溝11は、砥石研磨で研磨する芯スリ加工にて形成しているが、合成樹脂多孔質体などの射出成形で加工するものに関しては、金型上に溝11を形成し射出形成時に溝11が形成されるなどの方法を取っても良い。
前記ペン先2の内部に放射状のインキ流通路を有する樹脂からなるペン先48の製造方法は、まず最初に、樹脂を押し出し成形にて、内部に放射状のインキ流通路50を有する樹脂体を形成し、次いで、その樹脂体をノズルに通すと共に樹脂を流して外皮49を形成して、円錐形状や砲弾形状に研磨砥石で研磨を行い所定の形状に芯擦り加工を施し、前記内部に放射状のインキ流通路を有する樹脂ペン先48(図2(5)参照)を形成している。特に限定はしないが、ペン先48の内部に放射状のインキ流通路50(図2(6)参照)を有する樹脂の材質としては、エラストマーなどを用いることができる。また、ペン先に形成された外皮の材質としては、ポリアセタールなどを用いることができる。
前記ペン先2の軸筒3からのペン先出長さLは、使用する用途や塗布する板面にもよるがペン先の外径Dに対して1.0〜3.0倍になることが好ましい。なぜなら、ペン先出長さLが短い場合、ペン先側面部39に溝11が形成されていたとしても、筆記圧によるペン先2の撓みが小さく、ペン先先端42付近の筆記圧を分散することが出来ず、ペン先先端42付近が潰れてしまうと共にペン先2の溝11付近の撓みが小さい為、滑らかな毛筆のような塗布感を得ることができない。これに対し、ペン先2の出長さLが長い場合、塗布時の筆記圧が、ペン先2の溝11付近に集中しすぎて、ペン先2の腰が安定せず、文字の乱れが生じて、書き味が悪くなってしまうからである。
尚、ここで言うペン先2のペン先出長さLとは、軸筒先端部51から前方に突出している部分の長さのことを言う。
尚、ペン先の溝11の数は、2つでも、3つでも複数形成しても構わない。
又、前記ペン先2のペン先側面部39に、溝の幅Wをペン先外径Dに対して0.1〜0.5倍の範囲のものを用いることが好ましい。なぜなら、ペン先2のペン先側面部39の溝の幅Wが0.1倍に満たない(溝の幅Wが狭い)と塗布時に掛かる筆記圧がペン先2の溝11に集中した際に、溝内部の側面52同士が近すぎるが故に接触することで、ペン先2自体が撓り難くなり、ペン先2の撓りが制限されることでペン先先端42付近が潰れたり、塗布感がハードになり書き味が悪くなってしまう。又、ペン先2のペン先側面部39に溝の幅Wがペン先外径Dに対して0.5倍を超える(溝の幅Wが広い)と塗布時に掛かる筆記圧がペン先2の溝に集中した際に、溝内部の側面52同士が遠い為、溝内部の側面52同士の反発力を得ることができず、ペン先2自体が撓み易くなることで、塗布時に腰砕けしたり、筆記圧にもよるがペン先2の溝11付近からペン先2が折れたりするからである。
又、前記ペン先2のペン先側面部39の溝の深さHをペン先外径Dに対して0.1〜0.5倍の範囲のものを用いることが好ましい。なぜなら、ペン先2のペン先側面部39に溝の深さHをペン先外径Dに対して0.1倍に満たない(溝の深さHが浅い)と塗布時にペン先2の撓りが少なくなり、ペン先2の溝の深さHが起点にならず、ペン先先端42付近に筆記圧が集中することで、ペン先先端42付近が潰れ易くなり、塗布感もハードになり使用感が悪くなる。又、ペン先のペン先側面部39の溝の深さHをペン先外径Dに対して0.5倍を超える(溝の深さHが深い)と塗布時の筆記圧が溝11に集中して、ペン先2が撓りすぎてしまい、ペン先2が筆記圧に耐えられず折れてしまったり、塗布時に腰砕けして安定した塗布感が得られないと言う問題もある。
尚、溝11を複数形成する場合、各溝の深さHは、同じ深さであっても、軸筒3の長手方向へ向かうにつれて、テーパー状であっても構わない。
また、溝の深さHは、ペン先2の円錐部並びにストレート部であっても、ペン先の外径Dの延長上を基点とした深さのことを言う。
尚、上記に記載したように、ペン先2は、溝11の数・溝の幅W・溝の深さHなどにより、塗布時の塗布感とペン先2の耐久性が大きく変わってしまう。よって、ペン先2の溝11の数・溝の幅W・溝の深さHを使用用途やペン先種類(材質、製造方法)に適したものに組合せることが重要である。
例えば、ペン先2のペン先外径Dがφ4.0mmとした場合、ペン先2の溝11の数を1つ形成し、溝の幅Wを0.3mm、溝の深さHを0.3mmに構成したときに上記に記載した範囲より外れた場合、ペン先は、塗布時に掛かる筆記圧がペン先2の溝11付近に集中しなくなり、ペン先2自体が撓り難くなり、ペン先2の先端付近が潰れたり、塗布感がハードになってしまう。つまり、上記の範囲内で構成し、使用用途に合ったペン先2を選定することが必要なのである。
又、溝11の位置構成は、軸筒先端部51より前方に突出している位置に形成し、且つ、ペン先2の先端よりペン先出長さLの0.3倍の長さの位置より後方に形成することが好ましい。なぜなら、ペン先2の前方の位置、つまり、ペン先2の先端より、ペン先出長さLの0.3倍に満たない位置に形成すると塗布時のペン先2の腰の位置が先端付近にきてしまう。つまり、ペン先2が撓りにくく、ペン先先端42付近に筆記圧が集中して潰れたり、塗布感が悪くなってしまう。
次に本発明の実施例2を図3に示す。基部の外形16が円形のペン先14は、ペン先14の長手方向に対して垂直に溝15を形成し、同一方向に3つの溝15a、15b、15cを形成した繊維加工体のペン先14であり、前記ペン先14の溝15の構成は、溝の幅Wがペン先外径Dに対して、0.1〜0.5倍、溝の深さHがペン先外径Dに対して、0.1〜0.5倍に形成しているものである。
具体的に説明すると、ペン先15の前方に位置する溝15a及び中間部に位置する溝15bは、後方部に位置する溝15cは、ペン先14の円錐部40とストレート部41に跨った状態で形成されている。尚、この際のペン先14の溝15を設けたペン先2の横断面形状は、円弧形状17を形成し、その円弧部17aは、ペン先側面部39に一様に連なって形成している。尚、溝15の底部は平坦部15dとなっている。
前記ペン先2に溝15を3つ形成することで、溝の深さHや溝の幅Wにもよるが、3つの溝15a、15b、15cがそれぞれ塗布時に掛かる筆記圧の基点となり、筆記圧を分散させる為、筆記圧が1つの溝に集中するよりも筆記圧の掛かるペン先先端42の耐久性が向上する。更には、塗布時の筆記圧の基点が増えることで、塗布感がしなやかになり塗布感が良くなる。一方で塗布具を径方向に180°回転させることで、ペン先14の接触面の反対側には、溝11の無い無垢の状態となる為、ペン先14に掛かる筆記圧によって撓る基点が存在せずに硬い塗布感が得られるものである。このようにペン先に方向性が付与されることによって、1つのペン先であっても2種以上の異なる筆記感を得られるものである。
尚、前記ペン先14の溝15の位置構成は、ペン先14の円錐部40やストレート部41であっても、または、その両方の位置に跨って構成しても構わないし、溝15の数においては、本例では、3つで構成しているが、4つでも5つでも複数形成していても構わないし、それぞれの溝の深さHが異なっていても構わない。
また、本実施例では、溝15を設けたペン先14の横断面形状が円弧形状17であり、その円弧部17aはペン先側面39に連なって形成しているが、円弧部17aは必ずしもペン先側面部39に連なっている必要は無く、ペン先側面部39に凹を成した位置に溝15を形成した上で、溝15を設けたペン先14の横断面形状が円弧形状17になっていても良い。
次に本発明の実施例3を図4に示す。基部の外形20が円形のペン先18は、ペン先18の長手方向に対して垂直に溝19aを形成し、その反対側の位置に深さの異なる溝19bを形成した。ペン先側面部39の長手方向に対して、且つ、相対向する方向に垂直に溝19を2つ形成したもので、その他条件は、上記と同じ条件で構成した。
尚、この際の溝を設けたペン先18の横断面形状は、ほぼ台形状21をしている。詳述すると、一方の対向する片は直線状であるが、他方の対向する片は円弧形状を成している。そして、その円弧部21aはペン先側面部39に連なって形成している。尚、溝19の底部は平坦部19cとなっている。
また、前記ペン先2の溝19a、19bを同一周状に深さの異なるように形成することで、塗布時にペン先18の接触面の反対側に1つめの溝19aが位置することにより、第一の撓りを得る事ができ、塗布具1を径方向に180°反転させることで、深さの異なる溝19bがペン先2の接触面の反対側に位置する。これにより、第二の異なる撓りを得る事ができる。更には、塗布具1を径方向に90°回転させることで、溝19のない面がペン先18の接触面の反対側に位置すると撓りのない、硬い塗布感を得られ、1本のペン先18において、3種以上の塗布感を得られるものである。
尚、溝19の構成位置は、本例では、深さの異なる溝19a、19bをペン先2の径方向に180°回転させた位置に設けているが、ペン先2の角度を変えることで塗布感が変わればよいので、例えば、ペン先2の径方向に90°変えた位置に深さの異なる溝19を形成していても良い。
尚、前記ペン先18の溝19の位置構成は、ペン先18の円錐部40やストレート部42であっても、または、その両方の位置に跨って構成しても構わないし、溝19の数においては、本例では、2つで構成しているが、4つでも5つでも複数形成していても構わないし、それぞれの溝の深さHが異なっていても構わない。
また、本実施例では、溝19を設けたペン先8の横断面形状がほぼ台形状21であり、その台形部が有する円弧部21aはペン先側面部39に連なって形成しているが、円弧部21aは必ずしもペン先側面部39に連なっている必要は無く、ペン先の側面部39に凹状、且つ横断面形状が台形状になっていても良い。
次に本発明の実施例4を図5に示す。基部の外形24が円形のペン先22は、ペン先22の長手方向に対して、垂直に溝23a、23cを2つ形成し、2つの溝23a、23cの間となる位置の反対側の位置に溝23bを形成したもので、その他条件は、上記と同じ条件で構成した。この際の溝を設けたペン先22の横断面形状は、それぞれ、円弧形状25となる。この際のペン先22の溝23を設けたペン先22の横断面形状は、円弧形状17形成し、その円弧部25aは、ペン先側面部39に連なって形成している。尚、溝23の底部は平坦部23dとなっている。 また、ペン先22の前方に位置する溝23aは、円錐部40に位置しており、溝23aの反対側に位置する溝23bおよび後方部に位置する溝23cはペン先の円錐部40とストレート部41に跨った状態で形成されている。
前記ペン先22の溝23を互い違いに形成することで、塗布時にペン先22の接触面の反対側に2つの溝23a、23cが位置することにより、基点が2つ存在し、しなやかな弾性を得る事ができる。又、塗布具1を径方向に180°反転させることで、ペン先22の接触面の反対側に1つの溝23bが位置することで、単一的な撓りの弾性を得られるとともに、撓りの基点の位置が変わることで異なる塗布感が得られるものである。更には、塗布具1を径方向に90°回転させることで、溝23のない面がペン先22の接触面の反対側に位置することで撓りのない、硬い塗布感を得られ、1本のペン先において、3種以上の塗布感を得られるものである。
尚、溝23の位置においても同様に本例では、ペン先22を径方向に180°回転させた位置に溝23を構成しているが、塗布具1の径方向に角度を変えることで塗布感が変わればよいので、ペン先の径方向に90°回転した位置に溝23を形成していても良い。
また、前記ペン先22の溝23の位置構成は、ペン先22の円錐部40やストレート部41であっても、または、その両方の位置に跨って構成しても構わないし、溝19の数においては、本例では、3つで構成しているが、4つでも5つでも複数形成していても構わないし、それぞれの溝の深さHが異なっていても構わない。
尚、本実施例では、溝23を設けたペン先22の横断面形状が円弧形状25であり、円弧部25aはペン先側面部39に連なって形成しているが、円弧部25aは必ずしもペン先側面部39に連なっている必要は無く、ペン先の側面部39に凹状、且つ横断面形状が円弧形状になっていても良い。
次に本発明の実施例5を図6に示す。基部の外形28が円形のペン先26は、ペン先26の長手方向に対して、垂直に溝27を周上に形成し、その溝27を設けたペン先26の横断面形状が四角形状29になるように溝27を形成したもので、四角形状29の角部29aはペン先側面部39に連なって形成している。尚、溝27の底部は平坦部27aとなっている。その他の条件は、上記と同じ条件で構成した。
前記ペン先26の溝27の断面形状が四角形状29になるように形成することで、溝27と溝27の間に角部が形成されることで、角部29aと溝27の2種類の基点が存在し、ペン先26の接触面の反対側に溝27が位置することで、撓りのある弾性を得られ、滑らかな塗布感を得る事ができる。また、塗布具1を径方向に90°回転させることで、ペン先26の接触面の反対側に角部29aが位置することで、角部29aが支柱となり硬い塗布感を得られ、1本のペン先において、2種以上の塗布感を得られるものである。
また、前記ペン先26の溝27の位置構成は、ペン先26の円錐部40やストレート部41であっても、または、その両方の位置に跨って構成しても構わないし、溝27の数においては、複数形成していても構わないし、それぞれの溝の深さHが異なっていても構わない。
尚、本実施例では、溝27を設けたペン先26の横断面形状が四角形状29であり、四角形状29の角部29aはペン先側面部39に連なって形成しているが、四角形状29の角部29aは必ずしもペン先側面部39に連なっている必要は無く、ペン先の側面部39に凹状、且つ横断面形状が四角形状29になっていても良い。
さらには、溝27を設けたペン先26の横断面形状は四角形状でなく、多角形形状であっても良い。
次に本発明の実施例6を図7に示す。基部の外形32が円形のペン先30は、ペン先30の長手方向に対して、垂直に溝31を形成し、溝31を設けたペン先30の横断面形状が楕円形状33になるように溝31を形成したもので、楕円形状33の短円弧部33aはペン先側面部39に連なって形成している。尚、溝31の底部は平坦部31aとなっている。その他の条件は、上記と同じ条件で構成した。
前記ペン先30の溝31を設けたペン先の溝部断面形状が楕円形になるように形成することで、塗布時にペン先30の接触面の反対側にR形状有した溝31が位置することで、塗布時にペン先が撓るだけでなく、ペン先の周りが良くなり操作性が向上することで、より綺麗な筆跡を描くことが可能になる。また、塗布具1を径方向に90°回転させることで溝31の無い楕円形状33の短円弧部33aがペン先30の接触面の反対側に位置し、撓りの無い弾性を有した硬い塗布感を得られるものである。
また、前記ペン先30の溝31の位置構成は、ペン先30の円錐部40やストレート部41であっても、または、その両方の位置に跨って構成しても構わないし、溝31の数においては、複数形成していても構わないし、それぞれの溝の深さHが異なっていても構わない。
尚、本実施例では、溝31を設けたペン先30の横断面形状が楕円形状33であり、楕円形状33の短円弧部33aはペン先側面部39に連なって形成しているが、楕円形状33の短円弧部33aは必ずしもペン先側面部39に連なっている必要は無く、ペン先の側面部39に凹状、且つ横断面形状が楕円形状33になっていても良い。
1 塗布具
2 ペン先
3 軸筒
3a 軸筒内部のリブ
4 インキ吸蔵体
5 中子
6 インキ吸蔵体S
7 前軸
8 小ペン先
9 小キャップ
10 キャップ
11 溝
11a 平坦部
12 基部の外形
13 断面円弧形状
14a 円弧部
14 ペン先(同列方向に3つの溝を形成)
15a 溝
15b 溝
15c 溝
15d 平坦部
16 基部の外形
17 断面円弧形状
17a 円弧部
18 ペン先(周状に2つの深さの異なる溝を形成)
19a 溝
19b 溝
19c 平坦部
20 基部の外形
21 断面ほぼ台形状
21a 円弧部
22 ペン先(互い違いに3つの溝を形成)
23a 溝
23b 溝
23c 溝
23d 平坦部
24 基部の外形
25 断面円弧形状
25a 円弧部
26 ペン先(溝部のペン先断面が四角で形成)
27 溝
27a 平坦部
28 基部の外形
29 断面四角形状
29a 角部
30 ペン先(溝部のペン先断面が楕円で形成)
31 溝
31a 平坦部
32 基部の外形
33 断面楕円形状
33a 短円弧部
38 周状の溝
39 ペン先側面部
40 円錐部
41 ストレート部
42 ペン先先端部
43 ペン先後端部
44 合成樹脂多孔質体のペン先
45 凸部
46 凹部
47 中継芯
48 放射状のインキ流通路を有する樹脂からなるペン先
49 外皮
50 放射状のインキ流通路
51 軸筒先端部
52 溝内部の側面部
L ペン先出長さ
W 溝の幅
H 溝の深さ
D ペン先外径
P 溝と溝の間の幅

Claims (5)

  1. 内部にインキ流通路を形成したペン先を、塗布具の軸筒の先端部から突出するように配し、該ペン先は、基部の外形が円形であり、側面部に少なくとも1つの溝を形成し、該溝を形成した位置における前記ペン先の横断面形状が、多角形、楕円形、または、円弧形状と平坦部とを有する形状の何れかであるペン先。
  2. 前記ペン先が繊維加工体又は合成樹脂多孔質体である請求項1に記載のペン先。
  3. 前記インキ流通路が放射状である請求項1又は請求項2に記載のペン先。
  4. 前記ペン先側面部の溝の幅がペン先外径に対して0.1〜0.5倍の範囲である請求項1から請求項3の何れかに記載のペン先。
  5. 前記ペン先側面部の溝の深さがペン先外径に対して0.1〜0.5倍の範囲である請求項1から請求項4の何れかに記載のペン先。
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