JP6695434B2 - レンズ駆動装置および前記レンズ駆動装置を用いたカメラモジュール - Google Patents

レンズ駆動装置および前記レンズ駆動装置を用いたカメラモジュール Download PDF

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Description

本発明は、レンズ体を搭載可能なレンズ保持部材に設けられた位置検知磁石と、前記位置検知磁石からの磁界を検知する磁気検知部材とを備えたレンズ駆動装置および前記レンズ駆動装置を用いたカメラモジュールに関する。
特許文献1に、レンズ駆動装置に関する発明が記載されている。
このレンズ駆動装置は、ベース部材の上にヨークが固定されており、ヨークの内部に、レンズバレルを搭載したレンズホルダ(レンズ保持部材)と、スペーサとが設けられている。レンズホルダとベース部材またはスペーサとの間に上側板バネと下側板バネが設けられて、レンズホルダが光軸方向に移動自在に支持されている。
レンズホルダの周囲に駆動コイルが設けられ、ヨークの内側に、駆動コイルに対向する駆動用マグネットが対向している。ヨークに与えられる駆動電流と駆動用マグネットの磁界とによって、レンズホルダが光軸方向へ駆動される。
特許文献1に記載のレンズ駆動装置には、位置検知部が設けられている。位置検知部は、レンズホルダにおいて光軸を挟む位置に搭載された一対のセンサ用マグネットと、一方のセンサ用マグネットに対向するホールセンサとで構成されている。ホールセンサは、ベース部材に保持されて、一方のセンサ用マグネットの側方に対向している。
このレンズ駆動装置は、駆動コイルに駆動電流を流すことで、レンズホルダが光軸方向に移動させられる。このとき、レンズホルダに搭載されたセンサ用マグネットの磁界がホールセンサで検知される。ホールセンサからの検知出力から、駆動電流とレンズホルダの移動位置との関係が求められ、レンズホルダを目標位置へ移動させる制御を行うことができるようになっている。
前記レンズ駆動装置では、レンズホルダにおいて光軸を挟む位置に一対のセンサ用マグネットを搭載することで、質量を均等に配置し、レンズホルダの移動時と静止時のバランスを保っている。また、レンズ駆動装置に設けられているヨークに、駆動用マグネットの磁束が通過するため、ヨークの対向する2つの側板のそれぞれに、センサ用マグネットからの洩れ磁界を避けるための切欠き部が形成されている。
特開2016−4108号公報
特許文献1に記載されたレンズ駆動装置は、以下の課題を有している。
(1)センサ用マグネットが2か所に設けられ、それぞれのセンサ用マグネットが設けられた部分でヨークに切欠き部が設けられている。したがって、センサ用マグネットから発せられる磁界が、レンズ駆動装置の対向する2方向に漏れ出ることになり、磁界の影響を受ける他の電子部品を前記2方向に隣接して配置することができず、また複数のレンズ駆動装置を並べて使用する場合にも、他方のレンズ駆動装置を前記2方向に並べて配置することができなくなり、設計の自由度を阻害することになる。
(2)センサ用マグネットが2個設けられているため、部品数が多くなり、またセンサ用マグネットは比較的高価であるため、製造コストも高くなる。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、周囲に与える漏れ磁束の影響を制限できるようにし、設計の自由度を高めることができるレンズ駆動装置および前記レンズ駆動装置を用いたカメラモジュールを提供することを目的としている。
本発明は、レンズ体を搭載可能なレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材と固定部との間に設けられて前記レンズ保持部材を前記レンズ体の光軸方向へ移動自在に支持する板ばねと、前記レンズ保持部材に設けられたコイルと、前記レンズ保持部材を側方から覆う側壁部を有して前記レンズ保持部材を囲むように形成された磁性材料製のヨークと、前記ヨークの内側で前記コイルに対向する駆動磁石と、前記レンズ保持部材の光軸方向の位置を検知可能な位置検知手段と、を有するレンズ駆動装置において、
前記位置検知手段は、前記レンズ保持部材に設けられた1つの位置検知磁石と、前記位置検知磁石に離間して配置された磁気検知部材とを有し、前記ヨークの前記側壁部に、前記位置検知磁石を露出させる開口部が、前記位置検知磁石と対向する部分に形成されており、
以下の(A)〜(C)のいずれかの特徴を有するものである。
(A)前記位置検知磁石の一部が、前記開口部内において前記側壁部の板厚内に位置している。
(B)前記レンズ保持部材では、前記位置検知磁石の中心と前記レンズ体の光軸とを結ぶ仮想線に垂直で前記光軸を通る仮想分割面を挟んで一方側に前記位置検知磁石が設けられ、他方側の少なくとも2か所に、前記位置検知磁石との質量のバランスをとるためのバランス質量が設けられている。
(C)前記コイルを構成する導線がレンズ保持部材に支持されて、前記板ばねと前記コイルの両端部側に位置する前記導線とが、それぞれ接合材で接合されており、
前記レンズ保持部材では、前記位置検知磁石の中心と前記レンズ体の光軸とを結ぶ仮想線に垂直で前記光軸を通る仮想分割面を挟んで一方側に前記位置検知磁石が設けられ、
前記仮想分割面を挟んだ他方側に、2か所の前記接合材が設けられている。
本発明のレンズ駆動装置は、前記ヨークの前記側壁部は、4つの側面を有しており、前記開口部が1つの側面にのみ形成されているものである。
上記のバランス質量に関する発明は、ヨークに形成された開口部と無関係に成立させることができる。すなわち、上記のバランス質量に関する発明に関しては、ヨークに位置検知磁石とは無関係の開口部が有っても無くてもよく、ヨークに開口部がいくつ形成されていてもよい。
上記(B)においては、前記コイルを構成する導線がレンズ保持部材に支持されて、前記板ばねと前記コイルの両端部側に位置する前記導線とが、それぞれ接合材で接合されており、前記バランス質量に2か所の前記接合材が含まれていることが好ましい
本発明のレンズ駆動装置は、前記接合材が、銀を含んだ導電性接着剤であることが好ましい。
本発明のレンズ駆動装置は、前記位置検知磁石が前記レンズ保持部材に固定され、前記磁気検知部材が、前記光軸に沿う方向で、前記位置検知磁石に対向しているとともに、前記レンズ保持部材とは異なる固定部に設けられているものである。
この場合に、前記板ばねの一部は、前記光軸に沿う方向で、前記位置検知磁石に近接または接触して対向しており、前記位置検知磁石と前記磁気検知部材との間に、前記板ばねの一部が介在していることが好ましい。
本発明のレンズ駆動装置は、前記ヨークの前記開口部を外側から覆うカバー部材が設けられている。
次に、本発明のカメラモジュールは、前記いずれかに記載のレンズ駆動装置と、前記レンズ駆動装置の前記レンズ保持部材に保持されたレンズ体と、前記レンズ体に対向する撮像素子と、を有することを特徴とするものである。
本発明は、1つの位置検知磁石をレンズ保持部材の1か所にのみ設け、ヨークの側壁部において、位置検知磁石を露出させる開口部を、位置検知磁石と対向する部分に形成している。したがって、位置検知磁石からの磁界の漏れ方向をヨークの1方向に特定でき、周囲に磁界の影響を受ける電子部品や、他のレンズ駆動装置などを配置しやすくなり、設計の自由度を高めることができる。
本発明は、レンズ保持部材において、バランス質量を少なくとも2か所設けると、位置検知磁石とバランス質量とで、質量のバランスを保ちやすくなる。またコイルの両端部側の導線と板ばねとを接合する接合材をバランス質量の少なくとも一部として使用することで、バランス質量のための他の磁石や他の錘を部品として設けることが不要になる。
本発明の実施の形態のレンズ駆動装置の外観を示す斜視図、 図1に示すレンズ駆動装置からカバー部材を取り外した状態を示す分解斜視図、 図2に示すレンズ駆動装置からさらにヨークを外した状態を示す分解斜視図、 ヨークの内部に収納されている各部材を示す分解斜視図、 図2のV矢視部分を拡大して示す部分拡大斜視図、 ヨークとカバー部材で覆われている状態のレンズ駆動装置を、図5のVI−VI線で切断した断面図、 レンズ保持部材に下部板ばねが取り付けられた状態を、図4のVII矢視方向から見た底面図、 コイルの導線と下部板ばねとの接合部を示すものであり、図7に示す底面図をVIII矢視方向から見た部分斜視図、
図1ないし図3に、本発明の実施の形態のレンズ駆動装置1の全体構造が示されている。
レンズ駆動装置1はレンズ保持部材10を有している。レンズ保持部材10の中心穴11にレンズ体(レンズバレル)が装着される。レンズ体は、1枚のレンズまたは複数枚のレンズを組み合わせたレンズ組と、前記レンズまたは前記レンズ組を保持したレンズホルダとから構成される。中心穴11に雌ねじ部11aが形成され、レンジホルダの外周面に雄ねじ部が形成されており、雄ねじ部が雌ねじ部11aに螺着されることで、レンズ体がレンズ保持部材10に装着されて搭載される。なお、レンズ体は、接着剤でレンズ保持部材10に固定される構造でもよい。
各図に示すZ1−Z2方向は、上下方向であり、レンズ体の光軸Oと平行な方向である。レンズ駆動装置1は、携帯電話などの携帯用電子機器に搭載される。レンズ駆動装置1よりもZ2側に、CCDなどの撮像素子が配置される。レンズ駆動装置1とレンズ体および撮像素子でカメラモジュールが構成される。カメラモジュールでは、レンズ保持部材10とこれに搭載されたレンズ体がZ1−Z2方向へ移動することによって、撮像素子に結像する像の自動焦点合わせが行われる。
図1ないし図3に示すように、レンズ駆動装置1に、支持基台2が設けられ、支持基台2の上にヨーク3が固定されている。さらにヨーク3の外側にカバー部材4が組み合わされ、カバー部材4は接着剤によってヨーク3に固定されている。ヨーク3は圧延鋼板などの磁性材料の金属板で形成されている。支持基台2とカバー部材4は、共に非磁性材料で形成されている。支持基台2は合成樹脂材料で形成され、カバー部材4は非磁性のステンレス鋼板などの金属板で形成されているが、合成樹脂材料で形成されてもよい。
支持基台2とヨーク3およびカバー部材4とが組み合わされて、内部に収納空間を有する固定部(ハウジング)が構成されている。図4に示すように、支持基台2に光透過穴2bが開口しており、図3に示すように、ヨーク3の天井部3aに光透過穴3bが開口し、図2に示すように、カバー部材4の天井部4aに光透過穴4bが形成されている。支持基台2とヨーク3およびカバー部材4は、外形の平面形状が四角形状(矩形状)である。
図4に示すように、支持基台2の4箇所の角部の上に、突起を有するばね固定部2aが形成されている。支持基台2の上に、互いに分離された一対の下部板ばね20が取り付けられている。それぞれの下部板ばね20は、固定側支持片21と、その内側の可動側支持片22、および固定側支持片21と可動側支持片22とを繋ぐ弾性腕部23が、導電性の板ばね金属材料で一体に形成されている。なお、下部板ばね20および後述する上部板ばね30は、非磁性材料である銅系の金属板で形成されている。
それぞれの下部板ばね20の固定側支持片21には、X1側とX2側の2箇所に取付け穴21aが形成されている。それぞれの取付け穴21aが、支持基台2のばね固定部2aに備えられた突起に嵌合し、前記突起が熱かしめされて、支持基台2と固定側支持片21とが固定されている。それぞれの下部板ばね20の可動側支持片22には、3か所に取付け穴22aが形成されている。
図7には、レンズ保持部材10の下面10aと、下面10aに固定された下部板ばね20とが示されている。図7は、図4に示すレンズ保持部材10および下部板ばね20を、X1−X2軸を中心として180度回転させた姿勢で示している。ただし、便宜上、図7には、後述する磁気検知部材52も示している。レンズ保持部材10の下面10aには合計6か所にばね固定部12となる突起が設けられている。下部板ばね20の可動側支持片22に形成されたそれぞれの取付け穴22aをばね固定部12の突起に嵌合し、前記突起を熱かしめすることで、可動側支持片22がレンズ保持部材10の下面10aに固定されている。
図3に示すように、前記レンズ保持部材10の上(Z1側)に上部板ばね30が設けられている。図4に示すように、上部板ばね30は、四角形の枠形状の固定側支持片31と、その内側の可動側支持片32、および固定側支持片31と可動側支持片32とを繋ぐ弾性腕部33とが、板ばね金属材料で一体に形成されている。図4に示すように、レンズ保持部材10のZ1側に向く上面10bでは、Y1側とY2側にばね固定部13が設けられている。上部板ばね30の可動側支持片32は、ばね固定部13に、接着剤などの固定手段で固定されている。
図3と図4に示すように、レンズ駆動装置1に4個の駆動磁石Mが設けられている。それぞれの駆動磁石Mは、ヨーク3の側壁部3cの内面に接着剤で固定されている。上部板ばね30の固定側支持片31には、4箇所の角部に取付け部31aが形成されており、それぞれの取付け部31aが、ヨーク3の天井部3aの下面と駆動磁石Mとの間に挟まれて固定されている。なお、駆動磁石Mを固定する接着剤の一部は、取付け部31aの上面および下面にも存在している。
レンズ保持部材10は、駆動磁石Mの下で支持基台2に固定された下部板ばね20と、駆動磁石Mの上でヨーク3の天井部3aの下面に固定された上部板ばね30とで挟まれて、4箇所の駆動磁石Mで囲まれた動作空間内に収められている。下部板ばね20に設けられた弾性腕部23は、細く湾曲形状に成形されており、上部板ばね30に設けられた弾性腕部33も、細く湾曲形状に成形されている。レンズ保持部材10は、上下の弾性腕部23,33の弾性変形によって、Z1−Z2方向へ移動自在に支持されている。
図3と図4に示すように、レンズ保持部材10の外周に被覆導線41が巻かれたコイルCが設けられている。被覆導線41は、非磁性の銅系の金属で形成されている。ヨーク3の内部に固定された4つの前記駆動磁石Mは、レンズ保持部材10の4箇所の角部において、前記コイルCの外側に対向している。4つの駆動磁石Mは、コイルCに対向する対向面が同じ磁極に着磁されている。
図4に示す支持基台2に、金属板が埋設されており、金属板の一部が複数の接続端子5となって支持基台2の側方から下向きに突出している。複数の接続端子5は、支持基台2の一辺に沿って1列に並んで設けられている。支持基台2の4箇所のばね固定部2aのうちのX1側に設けられた2箇所のばね固定部2aに、前記金属板の一部が露出した露出部5aが設けられている。それぞれの下部板ばね20の固定側支持片21には、X1側において、貫通部を有する接合部21bが形成されており、それぞれの接合部21b(貫通部の周囲)が露出部5aに個別に密着して、半田や導電性接着剤あるいは溶接によって接合されている。これにより、複数の接続端子5のうちのいずれか1つが、一方の下部板ばね20に導通し、複数の接続端子5の他の1つが、他方の下部板ばね20に導通している。
図7の底面図に示すように、レンズ保持部材10のZ2側に向く下面10aでは、2箇所に通電接合部40が設けられている。図8に、Y1側に位置する通電接合部40が部分斜視図で示されている。それぞれの通電接合部40では、レンズ保持部材10の下面10aから下方(Z2方向)へ突部14が突出して一体に形成されている。コイルCを巻き形成している被覆導線41は、コイルCの両端部がそれぞれレンズ保持部材10の下面10a側に引き出されている。この引き出された部分における被覆導線41のそれぞれの端末部41aの絶縁被覆が除去され、端末部41aが突部14に巻き付けられて支持されている。
図7と図8に示すように、2つに分割されているそれぞれの下部板ばね20の可動側支持片22に、通電接合部40の突部14に対向する接合切欠き部24が形成されている。下部板ばね20の接合切欠き部24が形成されている部分と、突部14に巻かれた端末部41aが、接合材である導電性接着剤42によって接合されている。導電性接着剤42は、銀粒子と接着バインダーを含有しており、半田よりも比重が大きくなっている。導電性接着剤42は、非磁性材料で形成されている。図8に示すように、導電性接着剤42は、端末部41aと可動側支持片22との間を繋ぐように付着しているとともに、可動側支持片22と、レンズ保持部材10の下面10aとの間にも入り込んで、導電性接着剤42が、可動側支持片22とレンズ保持部材10の双方に固定されている。この塗布方法では、導電性接着剤42の量を正確に計って通電接合部40に供給することが可能である。
図2と図5および図6に示すように、レンズ駆動装置1のX1側の側部に、位置検知部50が設けられている。位置検知部50は、レンズ保持部材10の光軸方向(Z1−Z2方向)における位置を検出するための位置検知手段である。位置検知部50は、1つの位置検知磁石51と、位置検知磁石51と離間して配置される磁気検知部材52とで構成されている。位置検知磁石51は、Z2方向に向く下面51aとZ1方向に向く上面51bとが異なる磁極に着磁されており、例えば下面51aがN極で、上面51bがS極である。
図4と図5に示すように、レンズ保持部材10の下部には、X1側の側部に保持凹部15が形成されており、位置検知磁石51が保持凹部15内に接着剤で固定されている。図6に示すように、位置検知磁石51は、レンズ保持部材10に巻かれたコイルCの下側にほぼ密着した状態で固定されている。
図4に示すように、分離された2つの下部板ばね20のうちのY1側に位置する下部板ばね20の可動側支持片22には、X1側において取付け穴22aの形成箇所から延長する磁石支持片25が形成されている。図5と図6に示すように、磁石支持片25は、位置検知磁石51の下面51aに対向している。図6では、磁石支持片25が下面51aにわずかな隙間を空けて対向しているが、磁石支持片25は位置検知磁石51の下面51aに接していてもよい。位置検知磁石51の下面51aに磁石支持片25が近接しあるいは接触状態で対向していると、外部衝撃などが与えられたとしても、位置検知磁石51が、レンズ保持部材10から脱落する故障の発生を防ぐことができる。
図4と図5および図6に示すように、支持基台2のX1側の側部に磁気検知部材52が設置されている。磁気検知部材52は、ホール素子や磁気抵抗効果素子などの磁気検知素子とこれに付随する回路を内蔵している。図4と図6に示すように、支持基台2に保持凹部6が形成されており、保持凹部6の表面に、複数の接続端子5のいずれかが露出した露出部5bが設けられている。磁気検知部材52は保持凹部6の内部に位置決めされ、磁気検知部材52の下面の電極部52a(図4と図5参照)が、露出部5bに導電性接着剤などを介して接続されている。図6に示すように、磁気検知部材52は、位置検知磁石51の下面51aの下方に位置し、磁石支持片25を挟んで、前記下面51aに対向している。なお、磁気検知部材52は、支持基台2に一体化される基板に実装されていてもよく、この場合には、基板もレンズ保持部材10とは異なる固定部を構成する。
図2と図3に示すように、ヨーク3には、レンズ保持部材10とコイルCを4つの側面から覆う側壁部3cと、4つの角部において、光透過穴3bの内縁部付近の天井部3aから下向き(Z2方向)に折り曲げられた対向部3dとが一体に設けられている。ヨーク3の側壁部3cは、駆動磁石Mの外側に接触し、対向部3dが、レンズ保持部材10とコイルCとの間に形成された空間に入り込んでおり、側壁部3cと対向部3dとの間に、駆動磁石MとコイルCとが介在した構造となっている。なお、側壁部3cはレンズ保持部材10を囲むように筒状に形成されており、角部を除いた各側面は平板状(平面状)に形成されている。
図2と図5に示すように、側壁部3cのうちのX1側に向く面に、開口部3eが形成されている。開口部3eは、側壁部3cの1つの面におけるY1−Y2方向の中央部に形成されている。開口部3eは位置検知磁石51と対向する部分に開口し、位置検知磁石51を露出させる大きさに形成されている。開口部3eは、側壁部3cの下縁部に解放される凹部(切欠き部)である。ただし、開口部3eが円形や長円形の穴であってもよい。図1と図6に示すように、開口部3eは、非磁性材料製のカバー部材4で側方から覆われている。よって、開口部3eから内部に埃などが侵入するのを防止できる。なお、カバー部材4は、ヨーク3全体を収容可能な箱形状に形成されているが、光透過穴4bは、ヨーク3の光透過穴3bよりもわずかに小さく形成されている。そして、カバー部材4の天井部4aがヨーク3の対向部3dに隣接して形成された切欠き部を覆っている。
図6に示すように、位置検知部50では、レンズ保持部材10に保持された位置検知磁石51と、支持基台2に保持された磁気検知部材52とが、光軸Oに沿う方向である上下方向(Z1−Z2方向)に間隔を空けて対向している。この位置検知部50は、X1−X2方向に広いスペースを必要とすることなく配置できるので、レンズ駆動装置1のX1−X2方向の幅寸法の増加を抑制でき、小型化を実現できる。
図6に示すように、ヨーク3の側壁部3cの1つの側面のみに形成された開口部3eは外側からカバー部材4で覆われているが、開口部3eの内部は、ヨーク3の板厚寸法tに相当する幅の予備空間となっている。よって、位置検知磁石51を、幅寸法Wの分だけ、開口部3eの内部に入り込ませることができる。この構造では、位置検知磁石51のX1−X2方向の幅寸法を大きくでき、磁気検知部材52に与える磁束を増加でき、磁気検知部材52による位置検知磁石51の検知感度を高め、位置検知磁石51がZ1−Z2方向へ動いたときの検知を確実なものとすることができる。また、位置検知磁石51の寸法が同じであるならば、レンズ駆動装置1のX1−X2方向の寸法を小さくすることが可能と言うこともできる。
また、位置検知磁石51が、開口部3eの内部でZ1−Z2方向へ移動するため、移動中の位置検知磁石51がヨーク3と干渉することも防止できる。
図7の底面図に、位置検知部50の中心すなわち位置検知磁石51のY1−Y2方向の幅寸法の中心と、光軸Oとを結ぶ線が仮想線L0として示され、光軸Oを通って仮想線L0と直交する線が仮想分割面Lbとして示されている。なお、図7は光軸Oに沿ったZ2側から見た底面図であるので、仮想分割面Lbは直線で示されている。レンズ駆動装置1では、位置検知部50の中心すなわち位置検知磁石51の中心が、仮想分割面LbよりもX1側に配置され、コイルCの被覆導線41の端末部41aと下部板ばね20とを導通させている2つの通電接合部40が、仮想分割面LbよりもX2側に位置している。
レンズ駆動装置1では、2か所の通電接合部40が、レンズ保持部材10に固定された位置検知磁石51との質量のバランスをとるためのバランス質量として機能している。このバランス質量は、非磁性材料によって形成されている。図8に示すように、通電接合部40では、コイルCから延びる被覆導線41の端末部41aが突部14に巻かれ、端末部41aと下部板ばね20の可動側支持片22とが導電性接着剤42で接合されている。通電接合部40では、突部14とこれに巻かれた端末部41aおよび導電性接着剤42の質量の総和がバランス質量として機能している。ただし、導電性接着剤42の質量が最も大きいため、実質的には、バランス質量が、導電性接着剤42の塗布量で決められる。
通電接合部40では、導電性接着剤42が、可動側支持片22とレンズ保持部材10との間に介在するように塗布されるため、導電性接着剤42の量を調整しやすくなっている。また、銀を含む導電性接着剤42を使用することにより、実質的に導電性接着剤42で構成されるバランス質量を大きくすることができる。
図7に示すように、バランス質量の主体となる導電性接着剤42の重心と、光軸Oを結ぶ仮想線をLaとしたときに、2本の仮想線Laと仮想分割面Lbとの成す角度θは、互いに同一である。
位置検知磁石51を仮想分割面LbよりもX1側に配置し、2か所のバランス質量である通電接合部40をX2側に均等に配置することで、3か所の質量でレンズ保持部材10の質量のバランスを保っている。質量を3か所に配置することで、3か所の質量の重心を、光軸Oに一致させ、あるいは光軸Oの近傍に設定しやすくなる。
なお、通電接合部40において、被覆導線41の端末部41aと下部板ばね20の可動側支持片22との接合材として半田などの接合金属を使用することも可能である。ただし、銀を含む導電性接着剤42は半田よりも比重が大きいため、導電性接着剤42を使用することでバランス質量の大きさを調整しやすくなる。また、2か所のバランス質量として、端末部41aと可動側支持片22との接合を目的とせず、質量を配置する目的のみで、レンズ保持部材10の下面10aに、あるいは可動側支持片22とレンズ保持部材10との間に導電性接着剤42を付着させてもよい。
次にレンズ駆動装置1の動作を説明する。
駆動磁石Mから発せられる磁束がヨーク3の内部に誘導されて、ヨーク3の対向部3dと駆動磁石Mとの間に、コイルCを横切る磁界が形成される。コイルCに駆動電流が与えられると、駆動電流とこれを交差する前記磁界との電磁力によって、レンズ保持部材10が光軸方向であるZ1−Z2方向へ駆動され、カメラモジュールにおいてZ2側に設けられたCCDなどの撮像素子への画像の焦点合わせが行われる。
図6に示す位置検知部50では、レンズ保持部材10と共に移動する位置検知磁石51のZ1−Z2方向の位置、すなわち、レンズ保持部材10の光軸方向における位置が磁気検知部材52で検知される。この検知出力をカメラモジュールに付随する電子回路部の制御部に与えることで、レンズ保持部材10をZ1−Z2方向の目標位置へ移動させるためにコイルCに与える駆動電流を高精度に制御できるようになる。
図2と図5に示すように、位置検知磁石51と対向する部分でヨーク3の側壁部3cに開口部3eが形成されているため、位置検知磁石51からの磁束がヨーク3の側壁部3cに吸収されるのを制限でき、位置検知磁石51からの磁界を磁気検知部材52で高精度に検知することが可能になる。
実施の形態のレンズ駆動装置1は、位置検知磁石51が1か所にのみ設けられ、位置検知磁石51を露出させる開口面積を有する開口部3eが、ヨーク3の側壁部3cの1か所にのみ形成されている。したがって、位置検知磁石51からの磁界がレンズ駆動装置1から外部に漏れ出るのは、X1側だけである。他のX2側とY1側およびY2側は、ヨーク3の側壁部3cで覆われているため、位置検知磁石51から出る磁界と各駆動磁石Mから出る磁界は、X2側とY1側およびY2側において、X1側ほど大きく漏れ出ることがない。
したがって、複数のレンズ駆動装置1を並べて配置するとき、またはスピーカやマイクなどのように磁界の影響を受けやすく電子部品をレンズ駆動装置1と並べて配置するときに、他のレンズ駆動装置1や電子部品を、X2方向とY1方向およびY2方向に並べて配置することが可能になり、部品配置の自由度を高めることができる。
なお、図7に示すように、位置検知部50と、2か所のバランス質量との配置関係に関する発明は、位置検知磁石51を露出させるためにヨーク3に形成された開口部3eの有無や、開口部3eの数とは無関係に構成できる。
1 レンズ駆動装置
2 支持基台(固定部)
3 ヨーク(固定部)
3c 側壁部
3e 開口部
4 カバー部材
5 接続端子
10 レンズ保持部材
10a レンズ保持部材の下面
20 下部板ばね
21 固定側支持片
22 可動側支持片
23 弾性腕部
24 接合切欠き部
25 磁石支持片
30 上部板ばね
31 固定側支持片
32 可動側支持片
40 通電接合部
41 被覆導線
41a 端末部
42 導電性接着剤(バランス質量)
50 位置検知部(位置検知手段)
51 位置検知磁石
52 磁気検知部材
C コイル
M 駆動磁石
O 光軸
Lb 仮想分割面

Claims (13)

  1. レンズ体を搭載可能なレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材と固定部との間に設けられて前記レンズ保持部材を前記レンズ体の光軸方向へ移動自在に支持する板ばねと、前記レンズ保持部材に設けられたコイルと、前記レンズ保持部材を側方から覆う側壁部を有して前記レンズ保持部材を囲むように形成された磁性材料製のヨークと、前記ヨークの内側で前記コイルに対向する駆動磁石と、前記レンズ保持部材の光軸方向の位置を検知可能な位置検知手段と、を有するレンズ駆動装置において、
    前記位置検知手段は、前記レンズ保持部材に設けられた1つの位置検知磁石と、前記位置検知磁石に離間して配置された磁気検知部材とを有し、前記ヨークの前記側壁部に、前記位置検知磁石を露出させる開口部が、前記位置検知磁石と対向する部分に形成されて、前記位置検知磁石の一部が、前記開口部内において前記側壁部の板厚内に位置していることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記ヨークの前記側壁部は、4つの側面を有しており、前記開口部が1つの側面にのみ形成されている請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記レンズ保持部材では、前記位置検知磁石の中心と前記レンズ体の光軸とを結ぶ仮想線に垂直で前記光軸を通る仮想分割面を挟んで一方側に前記位置検知磁石が設けられ、他方側に、前記位置検知磁石との質量のバランスをとるためのバランス質量が設けられている請求項1または2記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記仮想分割面を挟んだ他方側に、前記バランス質量が少なくとも2か所に設けられている請求項3記載のレンズ駆動装置。
  5. レンズ体を搭載可能なレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材と固定部との間に設けられて前記レンズ保持部材を前記レンズ体の光軸方向へ移動自在に支持する板ばねと、前記レンズ保持部材に設けられたコイルと、前記レンズ保持部材を側方から覆う側壁部を有して前記レンズ保持部材を囲むように形成された磁性材料製のヨークと、前記ヨークの内側で前記コイルに対向する駆動磁石と、前記レンズ保持部材の光軸方向の位置を検知可能な位置検知手段と、を有するレンズ駆動装置において、
    前記位置検知手段は、前記レンズ保持部材に設けられた1つの位置検知磁石と、前記位置検知磁石に離間して配置された磁気検知部材とを有し、前記ヨークの前記側壁部に、前記位置検知磁石を露出させる開口部が、前記位置検知磁石と対向する部分に形成されており、
    前記レンズ保持部材では、前記位置検知磁石の中心と前記レンズ体の光軸とを結ぶ仮想線に垂直で前記光軸を通る仮想分割面を挟んで一方側に前記位置検知磁石が設けられ、他方側の少なくとも2か所に、前記位置検知磁石との質量のバランスをとるためのバランス質量が設けられていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  6. 前記コイルを構成する導線がレンズ保持部材に支持されて、前記板ばねと前記コイルの両端部側に位置する前記導線とが、それぞれ接合材で接合されており、前記バランス質量に2か所の前記接合材が含まれている請求項4または5記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記コイルを構成する導線がレンズ保持部材に支持されて、前記板ばねと前記コイルの両端部側に位置する前記導線とが、それぞれ接合材で接合されており、
    前記レンズ保持部材では、前記位置検知磁石の中心と前記レンズ体の光軸とを結ぶ仮想線に垂直で前記光軸を通る仮想分割面を挟んで一方側に前記位置検知磁石が設けられ、
    前記仮想分割面を挟んだ他方側に、2か所の前記接合材が設けられている請求項1または2記載のレンズ駆動装置。
  8. レンズ体を搭載可能なレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材と固定部との間に設けられて前記レンズ保持部材を前記レンズ体の光軸方向へ移動自在に支持する板ばねと、前記レンズ保持部材に設けられたコイルと、前記レンズ保持部材を側方から覆う側壁部を有して前記レンズ保持部材を囲むように形成された磁性材料製のヨークと、前記ヨークの内側で前記コイルに対向する駆動磁石と、前記レンズ保持部材の光軸方向の位置を検知可能な位置検知手段と、を有するレンズ駆動装置において、
    前記位置検知手段は、前記レンズ保持部材に設けられた1つの位置検知磁石と、前記位置検知磁石に離間して配置された磁気検知部材とを有し、前記ヨークの前記側壁部に、前記位置検知磁石を露出させる開口部が、前記位置検知磁石と対向する部分に形成されており、
    前記コイルを構成する導線がレンズ保持部材に支持されて、前記板ばねと前記コイルの両端部側に位置する前記導線とが、それぞれ接合材で接合されており、
    前記レンズ保持部材では、前記位置検知磁石の中心と前記レンズ体の光軸とを結ぶ仮想線に垂直で前記光軸を通る仮想分割面を挟んで一方側に前記位置検知磁石が設けられ、
    前記仮想分割面を挟んだ他方側に、2か所の前記接合材が設けられていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  9. 前記接合材は、銀を含んだ導電性接着剤である請求項6ないし8のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  10. 前記位置検知磁石が前記レンズ保持部材に固定され、前記磁気検知部材が、前記光軸に沿う方向で、前記位置検知磁石に対向しているとともに、前記レンズ保持部材とは異なる固定部に設けられている請求項1ないし9のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  11. 前記板ばねの一部は、前記光軸に沿う方向で、前記位置検知磁石に近接または接触して対向しており、前記位置検知磁石と前記磁気検知部材との間に、前記板ばねの一部が介在している請求項10記載のレンズ駆動装置。
  12. 前記ヨークの前記開口部を外側から覆うカバー部材が設けられている請求項1ないし11のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  13. 前記請求項1ないし12のいずれかに記載のレンズ駆動装置と、前記レンズ駆動装置の前記レンズ保持部材に保持されたレンズ体と、前記レンズ体に対向する撮像素子と、を有することを特徴とするカメラモジュール。
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