JP6695273B2 - エックス線検査される患者を支持するためのデバイスを手術台に固定するための固定ユニット - Google Patents

エックス線検査される患者を支持するためのデバイスを手術台に固定するための固定ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6695273B2
JP6695273B2 JP2016523326A JP2016523326A JP6695273B2 JP 6695273 B2 JP6695273 B2 JP 6695273B2 JP 2016523326 A JP2016523326 A JP 2016523326A JP 2016523326 A JP2016523326 A JP 2016523326A JP 6695273 B2 JP6695273 B2 JP 6695273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock bar
operating table
receptacle
unit
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016523326A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016536058A (ja
Inventor
ハフナー,ディーター
フント,ジークフリート
ヴィスウハ,ウルリッヒ
Original Assignee
マッケ・ゲゼルシャフトミットベシュレンクターハフトゥング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マッケ・ゲゼルシャフトミットベシュレンクターハフトゥング filed Critical マッケ・ゲゼルシャフトミットベシュレンクターハフトゥング
Publication of JP2016536058A publication Critical patent/JP2016536058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6695273B2 publication Critical patent/JP6695273B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/04Positioning of patients; Tiltable beds or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/04Positioning of patients; Tiltable beds or the like
    • A61B6/0407Supports, e.g. tables or beds, for the body or parts of the body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G13/00Operating tables; Auxiliary appliances therefor
    • A61G13/10Parts, details or accessories
    • A61G13/101Clamping means for connecting accessories to the operating table
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G13/00Operating tables; Auxiliary appliances therefor
    • A61G13/10Parts, details or accessories
    • A61G13/12Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces
    • A61G13/1205Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces for specific parts of the body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G13/00Operating tables; Auxiliary appliances therefor
    • A61G13/10Parts, details or accessories
    • A61G13/12Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces
    • A61G13/1205Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces for specific parts of the body
    • A61G13/122Upper body, e.g. chest
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G13/00Operating tables; Auxiliary appliances therefor
    • A61G13/10Parts, details or accessories
    • A61G13/12Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces
    • A61G13/1205Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces for specific parts of the body
    • A61G13/1225Back
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G13/00Operating tables; Auxiliary appliances therefor
    • A61G13/10Parts, details or accessories
    • A61G13/12Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces
    • A61G13/128Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces with mechanical surface adaptations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G13/00Operating tables; Auxiliary appliances therefor
    • A61G13/10Parts, details or accessories
    • A61G13/12Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces
    • A61G13/128Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces with mechanical surface adaptations
    • A61G13/1285Rests specially adapted therefor; Arrangements of patient-supporting surfaces with mechanical surface adaptations having modular surface parts, e.g. being replaceable or turnable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G2210/00Devices for specific treatment or diagnosis
    • A61G2210/50Devices for specific treatment or diagnosis for radiography

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

本発明は、デバイスに固定することができるデバイス側の固定ユニットの連結エレメントを受け入れるためのレセプタクルを有する基部本体を含む、エックス線検査される患者を支持するためのデバイスを手術台に固定するための手術台側の固定ユニットに関する。基部本体には、ロックバーが基部本体に対して移動することができるように固定され、ロック位置においては、ロックバーは、連結エレメントがレセプタクルから取り外されることを防止し、アンロック位置においては、ロックバーは、連結エレメントがレセプタクルから取り外されることを許容する。更に、本発明は、手術台側の固定ユニットのレセプタクルに挿入するための連結エレメントを有する中間ピースを含む、エックス線検査される患者を支持するためのデバイスを手術台に固定するためのデバイス側の固定ユニットに関する。更に、本発明は、手術台と、エックス線検査される患者を支持するためのデバイスと、デバイスを手術台に固定するための手術台側とデバイス側の固定ユニットと、を含む配置に関する。
各種手術においては、特に、背の手術においては、手術中に患者をエックス線検査することが必要である。この目的のために、一般に、C字形状のエックス線装置が使用され、患者が「C」の開口に支持される。特に、270°まで回転することができるC字弧は、3D画像を記録するためにも使用される。エックス線検査が非常に限定された範囲のみで可能であるため、患者を支持するための従来の手術台の使用は不可能であるか又は限定された範囲のみで可能である。3D視点を記録するために、出来る限り広い領域に亘って患者に出来る限り接近するようにC字弧を移動させることができる必要がある。手術台の標準的な患者台は、この目的のために過剰に広く構成される。一方、手術台は、エックス線検査が不十分な品質によってのみ可能であるように、屡々、厚い金属含有構造を含む。難点を増やす他の要因は、構造の厚さと形状とが大きく異なり、エックス線画像の品質に消極的影響を及ぼすと共にC字弧を使用するエックス線検査の記録を制限することにある。
従って、手術台に取り付けることができる、患者を支持するためのデバイスが使用される。手術を受けると共にエックス線検査される患者の胴を取り付けられたデバイスにもたせ掛け、患者の脚のみを手術台自体にもたせ掛ける。
その手術中に患者を支持するためのデバイスは、例えば、米国特許第7600281号明細書によって知られている。そこに記載されたデバイスは、一側において手術台に固定されると共に他側においてスタンドに固定される、相互に平行に延在する2つのバーを含む。バーには、特に、患者の胴と腰を支持することができる幾つかのレスト面が提供される。ここで、レスト面は、2つのバーの間の全域に亘って突出し、それらを相互に接続する。
前述のデバイスは、記録されたエックス線画像の品質がレストエレメントによって消極的影響を受けるという欠点を有する。レストエレメントの形状は、エックス線画像に誤解を及ぼす。更に、剛体のレストエレメントは、患者の形状の夫々に対する不十分な適合のみを許容し、どうしても患者を手術のために最適に支持することができない。
既知のデバイスにおいては、レールは、2つのインタフェースを介して手術台に固定され、2つのインタフェースの間に交差接続が存在し、そこに操作エレメントが提供され、手術台からデバイスを解放することができるように、操作エレメントの支援によってのみ2つのインタフェースをアンロックすることができるという利点を有する。更に、フレームとして追加の金属交差接続を提供することができる。これは、一方においては、エックス線の透過がこの領域の限定された範囲のみで可能であり、不十分な品質のエックス線画像をもたらし、他方においては、手術台を調整するための可能性を大きく制限し、患者支持ユニットが相互に対して利用することができるという欠点を有する。特に、レールと手術台との間の高さ調整を行えず、手術台に対する固定配置の角度が略50°に制限される。
本発明の目的は、操作が簡単でありながらも確実な固定と調整のための出来る限り大きい可能性と出来る限り広い領域において品質価値が高いエックス線画像を記録することを可能にする、エックス線検査される患者を支持するためのデバイスのレールを手術台に固定するための手術台側の固定ユニットと、エックス線検査される患者を支持するためのデバイスを手術台に固定するためのデバイス側の固定ユニットと、手術台とエックス線検査される患者を支持するためのデバイスと固定ユニットとからなる配置と、を提示することにある。
この目的は、請求項1に記載の手術台側の固定ユニットと類似の独立項に記載のデバイス側の固定ユニットと更なる独立項に記載の配置とによって達成される。本発明の有利な発展は、従属項において示される。
本発明によれば、ロック位置においてロックバーに予荷重を与える弾性エレメントが提供される。ロックバーを手動で移動させるための動作エレメントによって、予荷重エレメントの弾性力に対抗してロックバーをロック位置からアンロック位置に移動させることができる。更に、手術台側の固定ユニットは、アンロック位置においてロックバーを保持するためのラチェット機構を含み、このラチェット機構は、連結エレメントがレセプタクルに配置されると共に動作エレメントによってロックバーがアンロック位置又はこのアンロック位置を過ぎて移動される時に、少なくとも連結エレメントがレセプタクルから取り外されるか又は再び動作エレメントが動かされるまで、アンロック位置においてロックバーを保持する。
この結果、デバイス側の固定ユニットの解放とレセプタクルからの連結エレメントの取り外しの両方のために、動作エレメントを一度だけ動かす必要があり、続いて、操作者がデバイスを自由に外すことができる両手を有するように、ロックバーがアンロック位置において保持される。特に、2つの手術台側の固定エレメントが相互に平行に延在する2つのレールにおいて使用される時に、又は手術台に固定するための2つのインタフェースを有する他の実施の形態においては、それらは好都合に交互に解放することができる。ラチェット機構の自動開放によって、即ち、連結エレメントがレセプタクルから取り外される時に、ラチェット機構がアンロック位置においてロックバーをもはや保持しないという事実によって、ロックバーが機械的にロック位置に再び配置され、新しい連結エレメントがレセプタクルに供給される時に、それはロック位置に機械的に配置され、このロック位置において連結エレメントを確実に保持する。
また、ラチェット機構は、動作エレメントの故意では無い動作の場合に、ロック位置は、この目的のためにレセプタクルから連結エレメントを取り外さずに再び確立することができるという利点を有する、動作エレメントの新たな動作によって解放することができる。これによって、安全性と利用者快適性が更に高まる。
本願の文脈においては、動作エレメントの動作は、特に、受面まで完全に動作エレメントを動かすことを意味するように理解される。
ラチェット機構は、好ましくは、俗に言うフリップフロップ機構として構成される。また、ラチェット機構は、例えば、ガイドカムによって実現することができる。
支持するためのデバイスは、特に、手術台側の固定ユニットとデバイス側の固定ユニットの夫々によって手術台に固定することができる2つのレールを含む。ここで、デバイス側の固定ユニットは、レール側の固定ユニットとも指称される。
また、デバイスは、サイドアームを有する1つだけのレール又は2つ以上のレール、例えば、3つ又は4つのレールを含むこともできる。更に、また、1ピースで形成された構造は、特に、炭素繊維強化プラスチックを使用することができる。
連結エレメントは、特に、ロッドとして構成される。また、フック上にガイドされたボール若しくはリング、又は手術台に患者を支持するためのデバイスの傾斜を許容する他の形状を使用することもできる。
特に、弾性エレメントは、第1の端がロックバーに支持されると共に第2の端が基部本体に支持されるトーションばねである。
特に、ロックバーは、それを少なくとも略環状のトラックに移動させる方法において基部本体にガイドされ、故に、ロックバーは、回転ロックバーとも指称され、従って、特に、弧形状に構成され、そのガイドトラックに適合される。
レセプタクルは、好ましくは、V字形状に構成され、それによってレセプタクルにデバイス側の固定エレメントの連結エレメントが確実に保持される。「V」の開口と向かい合う領域であるレセプタクルの下部領域は、面取りされ、好ましくは、連結エレメントと相補的に構成される。従って、レセプタクルと連結エレメントとの間の遊びは最小化され、その結果、確実な支持が保証される。
動作エレメントは、好ましくは、ロックバーをロック位置からアンロック位置に移動させるために、更に、ラチェット機構を解放するために、両方を使用することができるように構成されると共に搭載される、ロックバーに固定されるプルレバーを含み、連結エレメントが受け入れられたのにも拘わらず、弾性エレメントによってロックバーが引き戻されるべき基部本体からロック位置に戻される。これによって、ロックバーがロック位置からアンロック位置に又はアンロック位置からロック位置に移動されるか否かに拘わらず、プルレバーを常に同じ方法によって動かす必要がある。特に、固定エレメントがその使用目的に合わせて位置調整される時に、簡単に不用意に動かされないように、及び「その方法においてハングしない」ように、プルレバーが固定ユニットの下側に配置される。特に、プルレバーは、ロックバーに回転自在に配置され、その結果、それは省スペースにおいて折り重なる。
好ましい実施の形態においては、重力振子がロックバーに回転自在に固定され、その重力のお陰で、固定ユニットの調整と無関係に、その空間における無制限の調整を維持する。重力振子は、動作ユニットが水平に対して所定の調整範囲を超えて配置される時に、動作エレメントの動作を防止するように構成される。特に、手術台のレセプタクルに、手術台側の固定ユニットが受け入れられ、これらが手術台側の固定ユニットを水平に対して上方と下方に傾斜させることができるように構成される。これによって、出来る限り広い調整が達成され、この調整によって、デバイスと手術台との間の角度を設定することができる。
重力振子の提供によって、手術台側の固定ユニットが略水平に配置される時にだけ、ロックバーが作動することが保証され、特に、連結エレメントのロックバーを伴わずに、その重力によって、固定ユニットがここまで傾けられる時に解放が防止され、レセプタクルを機械的に離れて外れる。
更に、ロックバーがロック位置に配置される範囲でロックバーの端がレセプタクルに突出し、レセプタクルから連結エレメントの離脱を防止し、その方法でロックバーを傾斜させ、連結エレメントがレセプタクルに差し込まれる時に、レセプタクルに連結エレメントを差し込むことができるように、連結エレメントとの接触によって、ロック位置を機械的に離れて移動する場合に有利である。しかしながら、ここで、ロックバーは、完全にアンロック位置に配置されるアンロック位置の方向に十分に離れて移動されない、即ち、ラチェット機構がラチェット機構の位置に強く依存してロックバーを保持することができるように十分に離れて移動されない。この方法においては、とりわけこの目的のためのロックバーの動作を伴わずに、連結エレメントをレセプタクルに単に押す必要があるため、著しく簡単なハンドリングを達成する。他方、これを失念することができないように、ロックバーがロック位置に再び機械的に移動することが保証され、高レベルの安全性が達成される。従って、特に、ラチェット機構がアンロック位置に固定されたロックバーを不注意に保持することが防止される。
特に好ましい実施の形態においては、固定ユニットは、レセプタクルにおける連結エレメントの受け入れを検出するための、基部本体に回転自在に固定されたフィーラを含み、フィーラは、レセプタクルに少なくとも部分的に突出する第1の位置において別の弾性エレメントによって予荷重を与えられる。第2の位置においては、フィーラは、追加の弾性エレメントのリセット力に対抗してレセプタクルから基部本体に第1の位置に対して移動される。その結果、フィーラは、連結エレメントがレセプタクルに差し込まれる時に、第1の位置から第2の位置に機械的に移動され、連結エレメントがレセプタクルに配置されるまで、この第2の位置に受け入れられた連結エレメントによって保持されるように構成される。従って、フィーラによって、連結エレメントがレセプタクルに受け入れられるか否かを如何なる時も機械的に判断することができる。このように、特に、極めて詳細に以下に説明されるように、連結エレメントがレセプタクルから取り外される時にラチェット機構を機械的に解放することができる。
更に、第1の位置から第2の位置までのフィーラの移動によって、特に、追加の弾性エレメントが基部本体から手術台が配置される方向に移動され、手術台に揺らぎの無い固定が生じるように、それによって固定ユニットと手術台との間の遊びが最小化、好ましくは、排除される。この追加の弾性エレメントは、特に、シリコーンブロックである。
ラチェット機構が第1のラチェットホイールと第2のラチェットホイールと矩形座金とを含み、何れの場合においても共通軸に耐捻れ性の方法で搭載される場合に有利である。更に、ラチェット機構は、特に、ばねによってブロック位置に予荷重を与えられたブロックエレメントを有する。このブロック位置においては、ブロックエレメントは、第2のラチェットホイールに固定され、第1の方向に対する第2のラチェットホイールの回転が防止され、従って、それに付随する第1の方向に対する軸とエレメントとの回転が防止される。他方、ブロックエレメントが予荷重に対抗してリリース位置に配置される場合は、第1の方向に対する軸の回転が起こり得る。
第1のラチェットホイールと第2のラチェットホイールは、特に、ブロックエレメントの位置と無関係に、それらが何れの場合においても第1の方向に対する回転を許容する方法で構成される。
フィーラが第1の位置に配置される範囲でブロックエレメントに接触し、この接触によって、その予荷重に対してこのブロックエレメントをリリース位置に保持する場合に有利である。他方、フィーラが第2の位置に配置される場合は、もはやリリース位置にブロックエレメントを保持せず、その結果、その予荷重によって、ブロックエレメントがブロック位置に移動されると共に第1の方向における軸の回転を防止する。この機構を使用して、フィーラが第1の位置に配置される時にだけ、即ち、連結エレメントがレセプタクルに配置されない時に、第1の方向における軸の回転が起こり得ることが達成される。他方、連結エレメントがレセプタクルに配置される場合は、第1の方向における軸の回転は起こり得ない。
特に、ロックバーは、突起を有し、矩形座金がブロック角度位置において位置調整される時に、突起が矩形座金に固定され、動作エレメントによってロックバーがアンロック位置を過ぎて移動された時に、矩形座金がアンロック位置にロックバーを保持するように、ブロックエレメントがブロック位置に配置される。
既に先に記載されたように、連結エレメントがレセプタクルに差し込まれる時に、ブロックエレメントはそのブロック位置に配置され、従って、第1の方向における軸の回転を防止する。連結エレメントの挿入後に、ロックバーが機械的にロック位置に配置される。アンロックのために動作エレメントを動かす場合は、ラチェット機構の矩形座金によって保持することができるアンロック位置を過ぎてロックバーが動かされる時に、外方に対する移動が生じる。矩形座金がブロック角度位置に配置される範囲でロックバーが戻る時に、突起が矩形座金に係合する。軸は、ブロック角度位置を離れて回転することができる矩形座金のために、及びこのロックバーエレメントをアンロック位置からロック位置に移動させることができるようにロックバーエレメントの弾性エレメントのために、第1の方向に対して回転されなければならない。しかしながら、第1の方向におけるこの回転は、ブロック位置に配置されたブロックエレメントによって防止され、その結果、ラチェット機構は、アンロック位置にロックバーを保持する。連結エレメントがレセプタクルから取り外される場合は、フィーラが第1の位置に移動し、その結果、ロックバーの弾性エレメントによって及ぼされた力によって、第1の方向において回転することができるように、ブロックエレメントがリリース位置に移動される。従って、ラチェット機構は、連結エレメントの離脱中に機械的に解放され、ロックバーは、アンロック位置からロック位置に移動される。
他方、矩形座金がアンブロック角度位置に配置される場合は、ブロックエレメントが第1の方向における軸の回転を防止するか否かに拘わらず、ロックバーのアンロック位置からロック位置への移動を許容する。第1のラチェットホイールの形状と矩形座金の形状は、特に、相互に適応され、その結果、1ノッチずつ第1の回転方向に対する第1のラチェットホイールの回転中に、矩形座金の調整は、ブロック角度位置とアンブロック角度位置との間で個々に切り替わる。ここで、軸と矩形座金は、常に同じ向き、即ち、第1の方向に移動される。
第1のラチェットホイールは、特に、矩形座金の角の数と比較してノッチの2倍の数、即ち、好ましくは、8つのノッチを有する。
特に、ロックバーには、第1のラチェットホイールに接触するための接触エレメントが提供され、動作エレメントを動かす時に、何れの場合においても接触エレメントが第1のラチェットホイールに接触し、この接触によって、1ノッチずつ第1の方向に対抗して回転する。従って、夫々の動作によって、矩形座金がブロック角度位置とアンブロック角度位置との間で変更される。特に、動作エレメントの第1の動作によってロックバーがアンロック位置に移動された時に、連結エレメントがレセプタクルに受け入れられているにも拘わらず、ロックバーは、動作エレメントを改めて動かすことによって簡単にロック位置に再び移動させることができるという利点を有する。
特に、接触エレメントは、ロックバーに対して弾性的に搭載され、特に、ロックバーの凹部に配置され、少なくとも部分的、好ましくは、完全にロックバーに移動させることができるように、十分に遠くに移動することができる。ロックバーがロック位置の方向に移動される時に、爪の斜角がつけられた側に支持され、従って、ロックバーに移動させることができ、アンロック位置の方向に対するロックバーの移動を防止しないという利点を有する。
好ましい実施の形態においては、固定ユニットは、固定ユニットを手術台の脚セクションインタフェースに固定するための接続ユニットを有し、この接続ユニットは、手術台に固定するためのスナップイン機構を含む。特に、追加の動作エレメントは、好ましくは、固定ユニットの下側に配置され、特に、ボタンは、スナップイン機構を解放するために提供される。従って、接続ユニットは、如何なる場合も既に手術台に提供されたインタフェースに簡単な方法で固定することができる。特に、これらのインタフェースは、手術台に患者を支持するためのデバイスの角度位置の変更を許容する。デバイスの角度位置の変更によって、連結エレメントを受け入れるためのレセプタクルの高さも手術台の中心部に対して変更することができる。
スナップイン機構は、特に、手術台の相補的な凹部に係合するボールを含む。更に、接続ユニットは、手術台の凹部に差し込まれ、固定ユニットの捻回を防止するためのピンを更に含む。
更に、固定ユニットは、RFIDチップを含み、RFIDチップによって、明確に識別することができる。
前述の手術台側の固定ユニットは、時間的重圧を伴わない人が簡単な方法でそれらを操作することができるという利点を有する。2つのインタフェースが相互と別々に動かさなければならないため、故意でない解放に対する保護はなお保証される。固定ユニットの下側の動作エレメントの配置は、作業領域に干渉する方法で突出せず、故意でない作動を受け難く、同じ操作性を有する同じ固定ユニットは、患者を支持するためのデバイスの左のレールと右のレールの両方のために使用することができるという利点を有する。従って、混同の危険は無く、結果として生じる製造は費用効率が高い。
記載されたラチェット機構は、同じ操作を使用して、即ち、同じ向きにおいて動作エレメントを動かすことによって、ロックとアンロックを可能にする。特に、下向きに引く動作は、人間工学で有利である。
連結中と離結中の両方の自動ロック、即ち、連結エレメントの供給中と離脱中の両方において利用者による誤操作と追加のワークステップの防止をもたらす。
本発明の別の態様は、デバイスに固定することができる搭載ユニットと、搭載ユニットに、回転軸に関して回転自在に固定された中間ピースと、を含む、エックス線検査される患者を手術台に支持するためのデバイスを固定するためのデバイス側の固定ユニットに関する。中間ピースには、手術台側の固定ユニットのレセプタクルに挿入するための連結エレメントが提供される。更に、中間ピースは、特に、搭載ユニットのプレートを支持するプレートを有し、2枚のプレートは、相互に対して突っ張り、相互に対する捻回を許容する。中間ピースのプレートは、回転軸から同じ距離に、しかし、回転軸の反対側に、即ち、特に、回転軸に対して点対称に配置された2つの凹部を有する。搭載ユニットのプレートは、中間ピースの2つの凹部のように、回転軸から同じ距離に存在する凹部を有する。中間ピースの連結エレメントは、回転軸に対してオフセットされて配置され、即ち、回転軸と連結エレメントの長手軸は交差せず、その結果、中間ピースが搭載ユニットに対してどのように回転されるかに依存して、連結エレメントが搭載ユニットに対して別の位置に、特に、高さ違いに配置され、その結果、簡単な高さ調整が可能になる。
特に、連結エレメントは、前述の手術台側の固定ユニットのレセプタクルに対して相補的に、及びこの固定ユニットに受け入れ可能に構成されるように、多種多様に設計される。
連結エレメントは、特に、ロッド、ボール、又はリングとして構成される。
搭載ユニットは、好ましくは、ボルトレセプタクルを含み、中間ピースは、このレセプタクルに回転自在に搭載されるボルトを有し、ボルトの長手軸は、回転軸を形成する。中間ピースから見て外方に向くと共にボルトレセプタクルから突出するボルトの端には、ボルトがボルトレセプタクルを離れて抜け出ることを防止するエレメントが配置される。従って、搭載ユニットと中間ピースとの間の回転は、簡単な方法で実現され、中間ピースは、それにも拘わらず搭載ユニットに取り外されずに固定される。
特に好ましい実施の形態においては、第1の搭載位置において、中間ピースは、搭載ユニットのプレートの凹部が中間ピースの凹部の1つに重なるような方法で搭載ユニットに対して回転され、即ち、それらは相互に対して同軸で配置される。
他方、第2の搭載位置においては、搭載ユニットのプレートの凹部は、中間ピースのプレートの他の凹部に重なる。中間ピースは、これらの2つの搭載位置の間で、特に、搭載ユニットに対して180°だけ回転される。回転軸対する連結エレメントのこの配置の結果、2つの搭載位置の1つにおいて、搭載ユニットの不変の調整によって、回転軸の1つの事例において、連結エレメントが回転軸上に配置され、これにより、デバイスと手術台との間の相対高さを変更することができる。特に、5cmと9cmとの間の高さ変化が、好ましくは、約7cmだけ生じる。
搭載ユニットは、特に、搭載ユニットに対する中間ピースの捻回を防止するためのばねボルトを含む。ばねボルトは、搭載ユニットのボーリング穴の後ろの搭載ユニットの中間ピースから反対側に配置される。ばねボルトは、ばねによって安全位置に予荷重を与えられたボルトを含む。この安全位置においては、ボルトは、両方の凹部を通じて、即ち、搭載ユニットの凹部と中間ピースの凹部の両方を通じて相互との重なりを広げ、搭載ユニットと中間ピースとの間の組調整、即ち、第1の搭載位置又は第2の搭載位置の何れかが保持され、故意によらない捻回が生じる。ボルトは、中間ピースの凹部に少なくとももはや突き出ない捻り位置にばね力に対抗して手によって移動し、その結果、中間ピースは、第1の搭載位置と第2の搭載位置との間において手動で捻ることができる。
デバイス側の固定ユニットによって、患者の個々の解剖に支持を最適に適応させることができるように、手術台に対するデバイスの高さが迅速且つ簡単に変更される。更に、このように、出来る限り高い位置が想定される時に、エックス線画像を記録することができるように、エックス線装置のC弧は、なお手術台の最低位置においてでさえデバイスの真下に移動させることができる。
更に、調整によって、最もコンパクトな出来る限り低い高さの全体構造が達成される。
デバイスは、特に、デバイス側の固定ユニットを取り付けることができる2つのレールを含む。
本発明の更なる態様は、前述の種類の少なくとも1つの手術台側の固定ユニットと、前述の種類の少なくとも1つのデバイス側の固定ユニットと、を含む、手術中にエックス線検査される患者を手術台に支持するためのデバイスを固定するための固定配置に関する。相互に調整されたこれらの2つの固定ユニットの組み合わせの場合に、簡単且つ確実な操作性を有する調整性が達成される。
本発明の更なる態様は、手術台と、手術中にエックス線検査される患者を支持するためのデバイスと、何れの場合においても2つのデバイス側の固定ユニット及び2つの手術台側の固定ユニットと、を含む配置に関する。患者を支持するためのデバイスは、2つのレールを有し、何れの場合においてもデバイス側の固定ユニットは、レールの1つ1つに取り付けられる。手術台には、2つの手術台側の固定ユニットが取り付けられる。第1のレールに配置されたデバイス側の固定ユニットは、第1の手術台側の固定ユニットに係合し、デバイスの第2のレールに取り付けられたデバイス側の固定ユニットは、第2の手術台側の固定ユニットに係合する。
何れの場合においてもレールが固定ユニットの夫々によって手術台に専ら固定されるため、及び2つの手術台側の固定ユニットを別々に解放しなければならないため、固定ユニットの間の交差接続を形成することは必須ではない。従って、ロッドの間に配置された領域においては、エックス線検査中に発生する干渉形状が殆ど無いように、素材は、出来る限り僅かしか配置されない。更に、手術台に対する2つのレールの夫々の独立した固定は、手術台に対する手術台側の固定ユニットの出来る限り大きい角度を可能にし、その結果、類似の高さ調整を実現することができる。
特に、2つの手術台側の固定ユニットは、接続ユニットによって直接接続されない。同様に、2つのデバイス側の固定ユニットも、接続ユニットによって相互に直接接続されない。直接接続は、エレメントが相互に2つの固定ユニットを接続する、特に、これらの固定ユニットが単一ピースを形成することを意図するように理解される。
手術台側の固定ユニットは、特に、第1の前述の本発明の態様に従った前述の手術台側の固定ユニットと同様に形成される。
同様に、デバイス側の固定ユニットは、好ましくは、第2の前述の本発明の態様に従った前述のデバイス側の固定ユニットに従って形成される。前述の固定ユニットの使用は、操作エレメントとしての固定ユニットの間の交差接続を省略することができ、エックス線検査することができる領域が拡大するように、インタフェース支持部の領域においてより少ない干渉形状が存在するという利点を有する。特に、エックス線画像において著しく際立つ金属構造の割合が減少する。
更に、前述の操作ユニットによる固定は、デバイスと手術台との間の出来る限り広い角度が達成することができることを可能にする。従って、脊椎骨の伸張及び/又は伸展を高め、関係のある組織に対する優れたアクセスを達成することができる。特に、俗に言うZ位置における患者の支持が可能になる。更に、手術中の角度の設定は、無菌を維持しながら行える。更に、より広い空間をエックス線装置のC弧に配置するために利用可能であり、その結果、衝突が防止される。
本発明の更なる機能及び利点は、添付の図面に関する実施の形態の例を使用し、極めて詳細に本発明を説明する以下の明細書によってもたらされる。
図1は、背の手術中に患者を支持するための配置の概略透視図を示す。 図2は、図1の配置の患者の一部を支持するためのデバイスの平面図を示す。 図3は、図2のデバイスの患者支持ユニットの側面図を示す。 図4は、分解された状態の図2のデバイスの概略透視図を示す。 図5は、図2及び4のデバイスを手術台に固定するための固定配置の概略透視図を示す。 図6は、図5の固定配置の手術台側の固定ユニットの概略透視図を示す。 図7は、図6の固定ユニットの側面図を示す。 図8は、図6及び7の固定ユニットの内部のコンポーネントの概略透視図を示す。 図9は、追加の動作状態の図6乃至8の固定ユニットの側面図を示す。 図10は、図6乃至9の固定ユニットの詳細を示す。 図11は、図7及び9の側面図と反対側から見た図6乃至9の固定ユニットの側面図を示す。 図12は、傾斜配置の場合の図7乃至11の固定配置の詳細を示す。 図13は、固定ユニットの追加の傾斜配置の場合の図6乃至11の固定ユニットの詳細を示す。 図14は、図5の固定配置のデバイス側の固定ユニットの概略透視図を示す。 図15は、図14の固定ユニットの追加の概略透視図を示す。 図16は、第1の搭載位置の図14及び15の2つの固定ユニットと2つのレールの概略透視図を示す。 図17は、第2の搭載位置の図16の固定ユニットとレールの概略図を示す。
図1においては、手術中に患者を支持するための配置1000の概略透視図が表される。配置1000は、エックス線検査される患者の身体領域を支持するためのデバイス10と共に手術台100を含む。図2は、図1のデバイス10の平面図を示す。
特に、デバイス10は、背の手術中に患者を支持するために使用される。背の手術、特に、脊椎の手術においては、患者は、一般に、手術中にエックス線検査される必要があり、そのためにC形状のエックス線装置が使用される。特に、エックス線装置のC弧は、3D画像の記録のために患者の周囲を移動する。更に詳細に以下に説明されるように、デバイス10は、簡単に高品質のエックス線画像を生成するために使用することができるように構成される。必要な品質によって必要な領域をエックス線検査することができないため、患者を「通常の」手術台100に支持することはできない。一方においては、手術台100の重いフット支柱がエックス線検査を許容する長さを制限し、他方においては、通常の手術台100がエックス線画像に消極的影響を及ぼす余りにも多くの金属を含む構造エレメントを含む。更に、手術台100の患者の支持面は、C弧を使用する3D図の記録にとって広すぎる。
デバイス10は、2つのレール12,14を含み、それらの第1の端16,18は、スタンド20に搭載される。第1の端16,18と反対のレール12,14の第2の端22,24は、固定ユニット26,28によって手術台100に、特に、手術台100を脚セクションに接続するためのインタフェースに固定することができる。
一方においては、床面のレール12,14の支持のために、他方においては、レール12,14間の所定の距離の保証のために、スタンド20が使用され、スタンド20は、接続ユニット30を含み、それによってレール12,14の2つの第1の端16,18が相互に接続される。
同様に、レール12,14の第2の端22,24は、別の接続ユニット32によって相互に接続され、その結果、レール12,14間の所望の距離が保持される。レール12,14は、相互に平行に延在される。
スタンド20は、高さ調整を行えるように、即ち、床面からのレール12,14の距離を変更することができるように構成される。この目的のために、スタンド20は、一方においては、ハンドクランク34を含み、それによって高さを変更することができ、他方においては、スタンド20のフットを固定すると共に締めるためのハンドホイール36を含む。
固定ユニット26,28によってレール12,14が固定される手術台100は、好ましくは、スタンド20と手術台100を適切に設定することによって、レール12,14を適切な高さで水平に配置することができるように、アクチュエータによって高さ調整することができる。
何れの場合においても患者を支持するための2つの患者支持ユニット40乃至46がレール12,14に配置される。図3においては、2つの患者支持ユニット40,42が側面図において表され、レール12,14は、表現の簡素化のために表されない。
患者支持ユニット40乃至46の夫々は、患者をもたせ掛けるレストパッド50を含む。更に、患者支持ユニット40乃至46の夫々は、患者支持ユニット40乃至46の夫々をレール12,14の夫々に固定するための固定ユニット52を有し、高さ調整ユニット54によってレストパッド50が固定ユニット52に接続され、高さ調整ユニット54によってレストパッド50と固定ユニット52との間の距離を設定することができる。
固定ユニット52は、U字形状の基部本体56を含み、その凹部58にレール12,14の夫々を受け入れることができる。U字形状の基部本体の開放端には、ねじ60によってロックすることができるロックバー62が提供される。患者支持ユニット40乃至46を搭載するために、固定ユニット52は、ロックバー62を開くことにより、レール12,14に置かれ、その結果、このレールがU字形状の凹部58に受け入れられる。続いて、ロックバー62は、ねじ60によって閉じられると共に固定され、その結果、安全でありながらも簡単且つ迅速に患者支持ユニット40乃至46をレール12,14に固定することができる。
患者支持ユニット40,42は、特に、患者の胴を支持するために使用され、患者支持ユニット44,46は、患者の腰を支持するために使用される。従って、患者の頭部がスタンド20の方向に位置し、患者の脚が手術台100の患者支持面の一部に載せられる。頭部を支持するために、特に、不図示の追加の患者支持ユニットがレール12,14に固定される。
患者支持ユニット40,44は、第1のレール12に専ら固定され、患者支持ユニット42,46は、第2のレール14に専ら固定される。相互に隣接して配置される患者支持ユニット40,42と患者支持ユニット44,46との間に接続は存在しない。
従って、患者支持ユニット40乃至46の高さ調整と共に、手術される患者の個々の解剖に最適な適応が可能になるように、患者支持ユニット40乃至46は、レール12,14に相互と無関係に別々に滑走させることができる。従って、特に、患者支持ユニット40乃至46は、表された配置と区別される時に、必ずしも相互に直接的に隣接して配置される必要があるとは限らない。更に、レストパッド50は、高さ違いに配置することができる。更に、隣接する患者支持ユニット40,42と患者支持ユニット44,46のレストパッド50との間の距離を変更することができ、従って、レストパッド50は、高さ調整ユニット54に横断して滑走可能に搭載される。
図2及び3において明確に理解することができるように、異なるレール12,14に固定されたレストパッド50の相互に対向する側の間に空間が形成されるように、レール12,14間の距離と患者支持ユニット40乃至46の寸法とが選択される。レストパッド50のこの間隔によって、及び患者支持ユニット40,42と患者支持ユニット44,46とを接続しないことによって、矩形によって図2に示されると共に引用数字70によって印を付された素材の無いエックス線領域が形成される。この素材の無いエックス線領域70においては、エックス線は如何なる素材によっても影響を受けず、その結果、特に、患者の脊柱がこの領域に正しく支持される場合に、最適なエックス線画像が得られる。
患者支持ユニット40乃至46のレストパッド50は、特に、エックス線透過性材料、例えば、炭素繊維強化プラスチックで形成される。更に、その形状は、エックス線画像に再現されるエックス線の放射線吸収差異を防止するためにエックス線検査領域に隣接する領域に出来る限り均質に薄く構成される。従って、レストパッド50は、少なくともエックス線領域70の方向に固定ユニット52と高さ調整ユニット54から突き出る領域においては、エックス線に対して高い透過性があり、図3に示されるように、何れの場合においても追加のエックス線領域72が得られ、そこにおいて非常に品質の高いエックス線画像を記録することができる。エックス線領域70に加えて、手術中に使用することができる拡大エックス線領域74をもたらす。
固定ユニット52と高さ調整ユニット54は、エックス線領域70の方向においてレール12,14の上に僅かに突き出るように、出来る限り広い追加エックス線領域72が形成されるように構成され、従って、拡大エックス線領域74は出来る限り広い。
従って、前述のデバイス10は、一方においては、患者の個々の解剖に適合する出来る限り高いフレキシビリティを、他方においては、出来る限り高い品質のエックス線画像の記録を可能にする。
図4においては、図2のデバイス10の概略透視図が示され、ここでは、分解された状態が表され、デバイス10が手術台100に接続されない。代わりに、レール12,14が移動台102に支持され、その結果、デバイス10を簡単な方法で目的地に移動させることができる。
図5においては、固定配置26の概略透視図が表され、固定配置26によって第1のレール12が手術台100に接続される。第2の固定ユニット28は、特に、同様に、以下の説明がそれに関連するように構成される。
固定配置26は、手術台100の脚セクションを受け入れるためにインタフェースに固定することができる手術台側の固定ユニット200と、レール12,14の2つの端22,24に固定することができるデバイス側の固定ユニット400と、を含み、デバイス側の固定ユニット400は、この実施の形態の一例の文脈においてレール側の固定ユニット400と指称される。固定配置26によって、レール12,14の夫々は、取り外し可能に簡単な方法で手術台100に固定することができる。
図6乃至13においては、何れの場合においても、手術台側の固定ユニット200が表され、これらの図面の説明においては、簡単のために単に固定ユニット200と指称される。ここで、全ての図面において、図5のように、ハウジングの外側を覆う表現は内部のコンポーネントを表すために省略される。図8においては、更に、基部本体202の表現のために、固定ユニット200も内部のコンポーネントの可視性を改善するために省略される。
種々の図面においては、説明された動作状態が部分的に表され、構造の説明の後に、機能の説明に関して、以下に更に説明される。
固定ユニット200は、更に詳細に以下に記載されるコンポーネントを支持するために使用される基部本体202を含む。基部本体202は、レール12,14を取り付けるために、ロッド402として構成されるレール側の固定ユニット400の連結エレメントを受け入れることができる、V字形状のレセプタクル204を有する。
固定ユニット200は、図6,7,11に表されたロック位置とアンロック位置との間で図9において示される基部本体202に対して移動させることができるロックバー206を更に含む。ロックバー206は、ロック位置においてトーションばね208によって予荷重を与えられ、このトーションばね208のリセット力に対してアンロック位置に移動させることができる。
ロック位置においては、図11に表されるように、ロックバー206の第1の端210が凹部204に突き出る。ロックバー206がアンロック位置に予め移動されていない場合は、ロッド402を凹部204から取り外すことはできない。
ロックバー206を移動させるために、第1の端210と反対の第2の端212には、動作エレメントとしてのプルレバー214が配置される。特に、基部本体202にプルレバー214を折り重ねることができるように、この動作エレメントは、ピンとナット216とによってロックバー206に回転自在に取り付けられ、従って、作業領域に出来る限り僅かにしか干渉しない。固定ユニット200の下側の配置は、プルレバー214を不注意に動かすことができず、干渉が僅かしか発生せず、人間工学において有利に操作することができるという効果も有する。
更に、固定ユニット200は、接続ユニット218を含み、接続ユニット218によって固定ユニット200を手術台100に固定することができる。ここで、固定ユニット200を不注意に解放することができないように、ロッド220は、手術台100の対応する凹部に差し込まれ、手術台100のインタフェースにスナップイン機構222によって係合する。固定ユニット200の下側には、ボタン224が配置され、ボタン224によってスナップイン接続を再び解放することができ、その結果、固定ユニット200を手術台100から取り外すことができる。
更に、接続ユニット218は、手術台100の対応する凹部に係合するピン226を含み、従って、ロッド220の長手軸に関する捻回を防止する。
更に、固定ユニット200は、図6,7に示される第1の位置の弾性エレメント232によって予荷重を与えられ、凹部204に突き出るフィーラ230を含む。ロッド402が凹部204に差し込まれる場合に、このロッド402は、その面取り面234においてフィーラ230に接し、フィーラ230がレセプタクル204にもはや突き出ない図9,11に表される第2の位置に第1の位置からフィーラ230を移動させる。ロッド402がレセプタクル204に受け入れられる限り、このロッド402は、第2の位置にフィーラ230を保持する。第1の位置から第2の位置に移動中に、手術台100と固定ユニット200との間に存在する如何なる遊びも最小化されるように、手術台100に対向する固定ユニット200の側のシリコーンブロック236は、この固定ユニット200を離れて移動される。
更に、固定ユニット200は、ラチェット機構240を有し、ラチェット機構240によってロックバー206を所定の手術状態の下でアンロック位置に保持することができる。
このラチェット機構240は、第1のラチェットホイール242と、第2のラチェットホイール244と、矩形座金246と、軸248と、ブロックエレメント250と、を含む。第2のラチェットホイール244と矩形座金246は、そこに形成されたユニットが連動して回転することができるように、軸248に耐捻れ性の方法で配置される。ブロックエレメント250は、図11に示されるブロック位置においてトーションばね252によって予荷重を与えられる。このブロック位置においては、ブロックエレメント250の突起254が第2のラチェットホイール244のノッチに係合し、従って、第1の回転方向P1における第2のラチェットホイール244の回転を防止する。第1の方向P1に対する回転がブロックエレメント250の位置に依存するように、第2のラチェットホイール244の形状とブロックエレメント250の形状が相互に適合される。
フィーラ230が第1の位置に配置される場合は、ノーズ256とブロックエレメント250との間の接触によって、このエレメントを第2のラチェットホイール244との係合の無いリリース位置に保持し、従って、第2のラチェットホイール244、結果的に、軸248、及びそれに搭載される他のコンポーネントは、第1の方向P1に回転することができる。
前述のように、フィーラ230は、第1の位置において予荷重を与えられるため、ロッド402がレセプタクル204に受け入れられない限り、ブロックエレメント250がリリース位置に配置される。他方、ロッド402がレセプタクル204に受け入れられる場合は、フィーラ230が第2の位置に移動し、その結果、ブロックエレメント250がブロック位置に配置される。
従って、ロッド402がレセプタクル204に受け入れられない時は、軸248が第1の方向P1に回転することができ、その結果、ラチェット機構240が解放される。他方、ロッド402がレセプタクル204に受け入れられる場合は、ブロックエレメント250が第1の方向P1における軸248の回転を阻止し、その結果、ラチェット機構240が妨害される。
軸248の回転位置に依存して、矩形座金246は、ブロック角度位置又はアンブロック角度位置に配置される。アンブロック角度位置は、図7に表され、ブロック角度位置は、図9,10に表される。ここで、第1のラチェットホイール242と矩形座金246の形状は、第1のラチェットホイール242が第1の回転方向P1に対抗してもう1つのノッチによって回転される時に、矩形座金246の位置を常にブロック角度位置とアンブロック角度位置との間で交替する方法で相互に適合される。
ロックバー206には、突起258が形成され、突起258は、矩形座金246がブロック角度位置に配置される場合に、この矩形座金246に係合する。ラチェット機構240が妨害される、即ち、第1の方向P1に対する軸248の回転が防止される範囲で、ロックバー206が矢印P2の方向にアンロック位置を過ぎてプルレバー214によって更に移動された時に、突起258と矩形座金246との間の接触は、ロックバー206がアンロック位置からロック位置に移動することを防止する。例えば、この状態は、図9に示される。
他方、ラチェット機構240が解放された場合は、第1の回転方向P1にロックバー206を伸ばすことによって軸248は回転され、その結果、ロックバー206がロック位置に機械的に移動する。
更に、ロックバー206の凹部においては、接触エレメント260が弾性的に搭載される。ロックバー206がロック位置からアンロック位置に、又はこのアンロック位置を過ぎて移動される時に、即ち、換言すれば、プルレバー214が完全に動かされる時に、矩形座金246がアンブロック角度位置からブロック角度位置に回転するように、第1のラチェットホイール242が第1の方向P1に対してもう1つのノッチによって回転される。続いて、ロックバー206がロック位置の方向においてロック位置(図10)を離れて移動された位置から再び戻り、ラチェット機構240が妨害される時にでさえ、接触エレメント260が第1のラチェットホイール242のノッチの傾斜された側との接触によってロックバー206に移動され、突起258と矩形座金246との間の係合が存在するまで、ロックバー206をロック位置の方向に移動させることができ、図9に示されるように、ロックバー206がアンロック位置に配置される。
ロッド402がレセプタクル204に受け入れられない限り、フィーラ230が第1の位置に配置され、その結果、ラチェット機構240が解放される。次に、ロックバー206がロック位置に配置される。プルレバー214を動かしたとしても、解放されたラチェット機構240によって、その後、ロックバー206がロック位置に再び戻り、軸248が第1の方向P1において回転することができ、従って、その位置と無関係に、ロックバー206をアンロック位置に保持しない。
ロッド402がレセプタクル204に押し付けられる場合は、一方においては、ラチェット機構240が妨害されるように、フィーラ230が第1の位置から第2の位置に移動され、ロッド402がレセプタクル204に配置される限り、それ以降の第1の方向P1への回転が防止される。他方においては、このレセプタクル204を通じたロッド402の挿入によって、突起258が矩形座金246の後ろに移動されるまで、即ち、ロックバー206がアンロック位置に配置されるまで、ロックバー206がロック位置からアンロック位置の方向に移動される。従って、ロッド402が通過した後、ロックバー206が再びアンロック位置に機械的に戻る。
ロッド402をレセプタクル204から取り外す場合は、第1のロックバー206をロック位置からアンロック位置に移動させなければならない。プルレバー214が動かされる時に、ロックバー206がロック解除位置を過ぎて移動され、第1のラチェットホイール242のノッチとの接触エレメント260を通じた接触によって、第1のラチェットホイール242が第1の方向P1に対してもう1つのノッチによって回転する。その結果、先にアンブロック角度位置に配置された矩形座金246は、ブロック角度位置に移動される。プルレバー214が解放された後、突起258が矩形座金246と係合するまで、トーションばね208がロックバー206を再び戻す。前述のように、ラチェット機構240が妨害されるため、矩形座金246がその向きを変更することができないように、軸248が第1の方向P1において回転することができず、従って、プルレバー214を固定して保持せずとも、ロックバー206がアンロック位置に保持される。ロッド402をレセプタクル204から取り外す場合は、フィーラ230を第2の位置から第1の位置に再び戻し、その結果、ラチェット機構240が解放される。このように、軸248が第1の方向P1において回転することができ、その結果、この矩形座金246がもはやロックバー206を保持しないように、矩形座金246がブロック角度位置からアンブロック角度位置に再び回転することができ、ロックバー206がロック位置に機械的に戻る。
他方、プルレバー214の一度だけの動作後の場合は、矩形座金246によってアンロック位置に保持されたロックバー206は、ロッド402を取り除かずに、再び固定することができ、例えば、プルレバー214が不注意に動かされたのなら、操作者は、プルレバー214を再び単に引っ張る必要がある。その結果、ロックバー206は、矢印P2の方向においてアンロック位置から基部本体202に更に移動され、その結果、接触エレメント260は、もう1つのノッチによって第1のラチェットホイール242を移動させる。従って、プルレバー214の解放後に、突起258が矩形座金246を通り過ぎることができるように、矩形座金246は、ブロック角度位置からアンブロック角度位置に再び移動され、従って、ロックバー206は、機械的にロック位置に再び移動する。
前述のロック機構によって、簡単且つ確実なロックが達成され、ロック機構は、操作誤作を受け難く、安心で確実なロックを可能にし、ロッド402が受け入れられる。特に、必要な操作手順が最小限にされる。
ロックバー206には、重力振子262が回転自在に更に搭載され、固定ユニット200が水平に配置される時に、即ち、例えば、図5に示されるように、指向され、その結果、プルレバー214が動かされる時に、それは開口264に移動し、従って、ロックバー206の移動を妨害しない。他方、図12,13に示されるように、手術台100の方向において、図12は前方の傾きを示し、図13は後方の傾きを示し、固定ユニット200が水平から所定の上限角度よりも大きい角度で移動される場合は、それが基部本体202の縁266,268に係合するため、重力振子262がプルレバー214の動作を防止し、従って、ロックバー206の移動を防止する。
この重力振子262によって、例えば、固定ユニット200が前方に、即ち、手術台100から離れて傾けられる時に、アンロックの故意でない解放によってロッド402がレセプタクル204を離れて外れることができないように、ロックバー206のアンロックが略水平の向きにおいてのみ生じることが保証される。
また、ラチェット機構の代わりに、フリップフロップ機構の他の実施の形態も使用することができる。
図14,15においては、何れの場合においても図5のレール側の固定ユニット400の概略透視図が示される。レール側の固定ユニット400は、特に、レール12,14に永続的に固定することができる搭載ユニット406と、ロッド402を含む中間ピース404と、を含む。図14においては、固定機構を表すために、通常は搭載ユニット406に取り外すことができないように固定される中間ピース404がこの搭載ユニット406から分離されて表される。
搭載ユニット406は、トルク補強デバイスによって妨げられずに中間ピース404を搭載ユニット406に対して回転させることができるように中間ピース404のボルト410が取り付けられるボルトレセプタクル408を含む。ボルトレセプタクル408から突き出るボルト410の端には、特に、搭載ユニット406からの中間ピース404の離脱を防止する固定デバイスが取り付けられる。
搭載ユニット406と中間ピース404の夫々は、可能性のある実施の形態において、相互に対して横に位置すると共に相互に対して捻られたプレート412,414を含む。また、プレート412,414間に所定の間隔が存在することができ、その結果、これらのプレート412,414は相互に接触しない。
中間ピース404のプレート414は、ボルト410の反対側にボルト410に対して同じ距離に配置された2つのボーリング穴416,418を有する。特に、2つのボーリング穴416,418を相互に接続する線は、ボルト410の長手軸を通って延び、この長手軸は、中央においてボーリング穴416,418を接続する線と交差する。ボーリング穴416,418とボルト410は、第1の方向においてプレート414の中心軸424に対してオフセットして配置される。他方、ロッド402は、第1の方向と反対の第2の方向において中心軸424に対してオフセットして配置される。従って、図14に示される調整に関しては、ロッド402は、中心軸424の上に配置されているが、ボーリング穴416,418とボルト410は、中心軸424の下に配置される。
また、ボーリング穴416,418の代わりに、他の凹部、例えば、孔を提供することができる。例えば、中間ピース404のプレート414の凹部は、それらが完全に貫通しないこともあり得る。
図14,15のプレート412は、ばねボルト422によって覆われ、中間ピース404から見て外側に向く搭載ユニット406の側に配置されたボーリング穴420を有する。ボーリング穴420は、ボルト410からボーリング穴416,418の距離と同じ距離だけボルトレセプタクル408から離れて存在する。
中間ピース404は、搭載ユニット406に対して2つの異なる位置において停止させることができる。ここで、図16においては、第1の向きが示され、図17においては、第2の向きが示される。
図16に示される第1の向きにおいては、ボーリング穴416が搭載ユニット406のボーリング穴420に対して同軸に設定されるように、中間ピース404が回転され、ばねボルト422のボルトがこれらの2つのボーリング穴416,420を通じて突き出るように、相互に重なり、従って、搭載ユニット406に対する中間ピース404の捻回を防止する。
図17に示される第2の向きにおいては、他方、ボーリング穴418とボーリング穴420とが重なる、即ち、それらが相互に同軸に配置されるように、中間ピース404がボルト410の長手軸に対して180°だけ第1の向きに回転される。従って、ばねボルト422のボルトは、これらの2つのボーリング穴418,420を通じて突き出し、搭載ユニット406に対する中間ピース404の捻回を再び防止する。搭載ユニット406に対する中間ピース404の回転によって、及び回転軸に対してオフセットしたロッド402の配置によって、手術台側の固定ユニット200に固定する間に、高さ調整が達成されるように、ロッド402がレール12,14に対して高さ違いで2つの向きに配置される。
特に、中間ピース404の回転によって略7cmの高さ調整を達成することができる。
この向きの変更のために、即ち、中間ピース404を回転させるために、ばねボルト422が少なくとももはや中間ピース404のボーリング穴416又は418の夫々に突き出ないように、ばねボルト422のボルトをばねボルト422のバネ力に対して矢印P3の方向に移動させなければならない。従って、ボルトが退縮される時に、中間ピース404を回転させることができる。ばねボルト422のボルトは、再び解放される場合に、ボーリング穴420の前に配置される中間ピース404のボーリング穴416,418に再び突き出るように、ばねによって方向P3に対して再び機械的に移動され、対応する向きに中間ピース404を固定する。
10 デバイス
12,14 レール
16,18,22,24 端
20 スタンド
30,32 固定配置
34 クランク
36 ハンドホイール
40,42,44,46 患者支持ユニット
50 レストパッド
52 固定ユニット
54 高さ調整ユニット
56 基部本体
58 凹部
60 スクリュ
62 プレート
70 エックス線領域
72 追加エックス線領域
74 拡張エックス線領域
100 手術台
200 手術台側の固定ユニット
202 基部本体
204 レセプタクル
206 ロックバー
208 トーションばね
210 端
212 端
214 トラクションレバー
216 ナット
218 接続ユニット
220 ロッド
222 スナップイン機構
224 ボタン
226 ピン
230 フィーラ
232 弾性エレメント
234 ベベル
236 シリコーンブロック
240 ラチェット機構
242,244 ラチェットホイール
246 矩形座金
248 軸
250 ブロックエレメント
252 トーションばね
254 突起
256 ノーズ
258 突起
260 接触エレメント
262 重力振子
264 開口
266,268 縁
400 レール側/デバイス側の固定ユニット
402 ロッド/連結エレメント
404 中間ピース
406 搭載ユニット
408 ボルトレセプタクル
410 ボルト
412,414 プレート
416,418,420 ボーリング穴/凹部
422 ばねボルト
424 中心軸
1000 配置
P1,P2,P3 方向

Claims (20)

  1. 手術中にエックス線検査される患者を支持するためのデバイス(12,14)を手術台(100)に固定するための手術台側の固定ユニット(200)であって、
    前記デバイス(12,14)に対して固定可能であるデバイス側の固定ユニット(400)の連結エレメント(402)を受け入れるためのレセプタクル(204)を有する基部本体(202)と、
    前記基部本体(202)に対して移動可能に固定され、ロック位置においては、前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)から取り外されることを防止すると共に、アンロック位置においては、前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)から取り外されることを許容するロックバー(206)と、
    前記ロック位置において前記ロックバー(206)に予荷重を与える弾性エレメント(208)と、
    前記ロックバー(206)を前記ロック位置から前記アンロック位置に手動で移動させるための動作エレメント(214)と、
    前記アンロック位置において前記ロックバー(206)を保持するためのラチェット機構(240)と、
    を有し、
    前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)に配置されると共に前記ロックバー(206)が前記動作エレメント(214)によって前記アンロック位置に移動される時に、前記ラチェット機構(240)は、少なくとも前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)から取り外されるまで、又は前記動作エレメント(214)が再び動かされるまで、前記アンロック位置において前記ロックバー(206)を保持し、
    前記動作エレメント(214)は、前記ロックバー(206)に対して回転可能に固定されるトラクションレバーを含み、
    前記トラクションレバーは、前記ロックバー(206)を前記ロック位置から前記アンロック位置に移動させると共に前記ラチェット機構(240)を解除するために、前記トラクションレバーを前記基部本体(202)に対して引っ張る必要があるように構成されると共に搭載され、
    前記ロックバー(206)は、前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)に受け入れられる時に、前記弾性エレメント(208)によって前記ロック位置に戻される
    ことを特徴とする手術台側の固定ユニット(200)。
  2. 手術中にエックス線検査される患者を支持するためのデバイス(12,14)を手術台(100)に固定するための手術台側の固定ユニット(200)であって、
    前記デバイス(12,14)に対して固定可能であるデバイス側の固定ユニット(400)の連結エレメント(402)を受け入れるためのレセプタクル(204)を有する基部本体(202)と、
    前記基部本体(202)に対して移動可能に固定され、ロック位置においては、前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)から取り外されることを防止すると共に、アンロック位置においては、前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)から取り外されることを許容するロックバー(206)と、
    前記ロック位置において前記ロックバー(206)に予荷重を与える弾性エレメント(208)と、
    前記ロックバー(206)を前記ロック位置から前記アンロック位置に手動で移動させるための動作エレメント(214)と、
    前記アンロック位置において前記ロックバー(206)を保持するためのラチェット機構(240)と、
    を有し、
    前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)に配置されると共に前記ロックバー(206)が前記動作エレメント(214)によって前記アンロック位置に移動される時に、前記ラチェット機構(240)は、少なくとも前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)から取り外されるまで、又は前記動作エレメント(214)が再び動かされるまで、前記アンロック位置において前記ロックバー(206)を保持し、
    前記ロックバー(206)に対して重力振子(262)が回転可能に固定され、
    前記重力振子(262)は、前記手術台側の固定ユニット(200)が水平に対して所定の調整領域の範囲を超えて配置される時に、前記動作エレメント(214)の動作を妨げる
    ことを特徴とする手術台側の固定ユニット(200)。
  3. 手術中にエックス線検査される患者を支持するためのデバイス(12,14)を手術台(100)に固定するための手術台側の固定ユニット(200)であって、
    前記デバイス(12,14)に対して固定可能であるデバイス側の固定ユニット(400)の連結エレメント(402)を受け入れるためのレセプタクル(204)を有する基部本体(202)と、
    前記基部本体(202)に対して移動可能に固定され、ロック位置においては、前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)から取り外されることを防止すると共に、アンロック位置においては、前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)から取り外されることを許容するロックバー(206)と、
    前記ロック位置において前記ロックバー(206)に予荷重を与える弾性エレメント(208)と、
    前記ロックバー(206)を前記ロック位置から前記アンロック位置に手動で移動させるための動作エレメント(214)と、
    前記アンロック位置において前記ロックバー(206)を保持するためのラチェット機構(240)と、
    を有し、
    前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)に配置されると共に前記ロックバー(206)が前記動作エレメント(214)によって前記アンロック位置に移動される時に、前記ラチェット機構(240)は、少なくとも前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)から取り外されるまで、又は前記動作エレメント(214)が再び動かされるまで、前記アンロック位置において前記ロックバー(206)を保持し、
    前記レセプタクル(204)に突出する前記ロックバー(206)の端(210)は、前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)に受け入れられる時に、前記ロックバー(206)が前記連結エレメント(402)との接触によって前記ロック位置から前記アンロック位置の方向(P2)に前記ラチェット機構(240)によって前記ロックバー(206)を保持するのに十分である程度の距離だけ機械的に移動されるように傾斜される
    ことを特徴とする手術台側の固定ユニット(200)。
  4. 手術中にエックス線検査される患者を支持するためのデバイス(12,14)を手術台(100)に固定するための手術台側の固定ユニット(200)であって、
    前記デバイス(12,14)に対して固定可能であるデバイス側の固定ユニット(400)の連結エレメント(402)を受け入れるためのレセプタクル(204)を有する基部本体(202)と、
    前記基部本体(202)に対して移動可能に固定され、ロック位置においては、前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)から取り外されることを防止すると共に、アンロック位置においては、前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)から取り外されることを許容するロックバー(206)と、
    前記ロック位置において前記ロックバー(206)に予荷重を与える弾性エレメント(208)と、
    前記ロックバー(206)を前記ロック位置から前記アンロック位置に手動で移動させるための動作エレメント(214)と、
    前記アンロック位置において前記ロックバー(206)を保持するためのラチェット機構(240)と、
    を有し、
    前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)に配置されると共に前記ロックバー(206)が前記動作エレメント(214)によって前記アンロック位置に移動される時に、前記ラチェット機構(240)は、少なくとも前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)から取り外されるまで、又は前記動作エレメント(214)が再び動かされるまで、前記アンロック位置において前記ロックバー(206)を保持し、
    前記手術台側の固定ユニット(200)は、前記基部本体(202)に対して回転可能に固定されるフィーラ(230)を含み、
    前記フィーラ(230)は、前記レセプタクル(204)に対して少なくとも部分的に突出する第1の位置において追加弾性エレメント(232)によって予荷重を与えられ、
    前記フィーラ(230)は、前記追加弾性エレメント(232)のリセット力に対抗して前記レセプタクル(204)側の前記第1の位置から前記基部本体(202)側の第2の位置に移動され、
    前記フィーラ(230)は、前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)に受け入れられる時に、前記第1の位置から前記第2の位置に機械的に移動され、前記連結エレメント(402)が前記レセプタクル(204)に配置される限り、前記レセプタクル(204)に受け入れられる前記連結エレメント(402)によって前記第2の位置に保持されるように構成される
    ことを特徴とする手術台側の固定ユニット(200)。
  5. 前記ラチェット機構(240)は、共通軸(248)に対して耐トルク性の方法で搭載される、第1のラチェットホイール(242)と、第2のラチェットホイール(244)と、矩形座金(246)と、を含み、
    前記ラチェット機構(240)は、ブロック位置において予荷重を与えられるブロックエレメント(250)を含み、
    前記ブロックエレメント(250)は、前記ブロック位置においては、前記第2のラチェットホイール(244)に係合すると共に、第1の方向(P1)における前記共通軸(248)の回転を防止し、リリース位置においては、前記第1の方向(P1)における前記共通軸(248)の回転を許容する
    請求項4に記載の手術台側の固定ユニット(200)。
  6. 前記フィーラ(230)は、前記第1の位置に配置される時に、前記ブロックエレメント(250)に接触すると共に、前記予荷重に対抗して前記ブロックエレメント(250)を前記リリース位置に保持し、
    前記ブロックエレメント(250)は、前記フィーラ(230)が前記第2の位置に配置される時に、前記ブロック位置に配置される
    請求項5に記載の手術台側の固定ユニット(200)。
  7. 前記ロックバー(206)は、突起(258)を有し、
    前記突起(258)は、前記矩形座金(246)がブロック角度位置に位置調整される時に、前記矩形座金(246)が前記ロックバー(206)を前記アンロック位置に保持するように、前記矩形座金(246)に係合され、
    前記ブロックエレメント(250)は、前記ロックバー(206)が前記動作エレメント(214)によって前記アンロック位置を過ぎて移動される時に、前記ブロック位置に配置される
    請求項6に記載の手術台側の固定ユニット(200)。
  8. 前記矩形座金(246)は、アンブロック角度位置においては、前記ロックバー(206)が前記アンロック位置から前記ロック位置に移動することを許容し、
    前記第1のラチェットホイール(242)の形状と前記矩形座金(246)の形状は、前記第1のラチェットホイール(242)が1ノッチずつ回転される時に、前記矩形座金(246)の位置調整が前記ブロック角度位置と前記アンブロック角度位置との間で切り替えられるように相互に調整される
    請求項7に記載の手術台側の固定ユニット(200)。
  9. 前記ロックバー(206)には、前記第1のラチェットホイール(242)に接触するための接触エレメント(260)が提供され、
    前記接触エレメント(260)は、前記動作エレメント(214)が動かされる時に、前記第1の方向(P1)に対抗して1ノッチずつ前記第1のラチェットホイール(242)を回転させる
    請求項5乃至8の何れか一項に記載の手術台側の固定ユニット(200)。
  10. 前記接触エレメント(260)は、前記ロックバー(206)に対して少なくとも部分的に移動可能であるように、前記ロックバー(206)の凹部に弾性的に搭載される
    請求項9に記載の手術台側の固定ユニット(200)。
  11. 前記レセプタクル(204)は、面取下部領域を有するV字形状に構成される
    請求項1乃至10の何れか一項に記載の手術台側の固定ユニット(200)。
  12. 前記ラチェット機構(240)は、フリップフロップ機構として構成される
    請求項1乃至11の何れか一項に記載の手術台側の固定ユニット(200)。
  13. 前記手術台側の固定ユニット(200)は、前記手術台側の固定ユニット(200)を前記手術台(100)の脚セクションレセプタクルに固定するための接続ユニット(218)を含み、
    前記接続ユニット(218)は、固定のためのスナップイン機構(222)を含み、
    前記手術台側の固定ユニット(200)は、前記スナップイン機構(222)のスナップアウトのための追加固定エレメント(224)を含む
    請求項1乃至12の何れか一項に記載の手術台側の固定ユニット(200)。
  14. 手術中にエックス線検査される患者を支持するためのデバイス(12,14)を手術台(100)に固定するためのデバイス側の固定ユニット(400)であって、
    前記デバイス(12,14)に対して固定可能である搭載ユニット(406)と、
    前記搭載ユニット(406)に対して回転軸に関して回転可能に固定される中間ピース(404)と、
    を有し、
    前記中間ピース(404)は、請求項1乃至13の何れか一項に記載の手術台側の固定ユニット(200)のレセプタクル(204)に受け入れられる連結エレメント(402)を含み、
    前記中間ピース(404)は、プレート(414)を含み、
    前記中間ピース(404)の前記プレート(414)は、前記回転軸に対して同距離に反対側に配置された2つの凹部(416,418)を含み、
    前記搭載ユニット(406)のプレート(412)は、前記回転軸に対して前記中間ピース(404)の前記2つの凹部(416,418)と同距離に配置される凹部(420)を含み、
    前記回転軸と前記連結エレメント(402)の長手軸は、交差しない
    ことを特徴とするデバイス側の固定ユニット(400)。
  15. 前記搭載ユニット(406)は、ボルトレセプタクル(408)を含み、
    前記中間ピース(404)は、前記ボルトレセプタクル(408)に対して回転可能に搭載されるボルト(410)を含み、
    前記ボルト(410)の長手軸は、回転軸を形成する
    請求項14に記載のデバイス側の固定ユニット(400)。
  16. 第1の搭載位置においては、前記搭載ユニット(406)の前記凹部(420)と前記中間ピース(404)の前記2つの凹部(416,418)の1つが重なり、
    第2の搭載位置においては、前記搭載ユニット(406)の前記凹部(420)は、前記中間ピース(404)の前記2つの凹部(416,418)のもう1つに重なる
    請求項15に記載のデバイス側の固定ユニット(400)。
  17. 前記搭載ユニット(406)は、前記搭載ユニット(406)に対する前記中間ピース(404)の回転を防止するためのばねボルト(422)を含み、
    前記ばねボルト(422)は、前記中間ピース(404)の前記プレート(414)に対向する前記搭載ユニット(406)の前記プレート(412)側の前記搭載ユニット(406)の前記凹部(420)の後ろに配置され、
    前記ばねボルト(422)のボルトは、前記ボルトが相互に重なる凹部(416,418,420)を貫通して延在する安全位置において前記ばねボルト(422)のばねによって予荷重を与えられ、前記中間ピース(404)が前記搭載ユニット(406)に対して回転可能である捻り位置においてばね力に対抗して手動で移動可能である
    請求項16に記載のデバイス側の固定ユニット(400)。
  18. 手術中にエックス線検査される患者を支持するためのデバイス(10)を手術台(100)に固定するための固定配置(26,28)であって、
    請求項1乃至13の何れか一項に記載の手術台側の固定ユニット(200)と、
    請求項14乃至17の何れか一項に記載のデバイス側の固定ユニット(400)と、
    を有する
    ことを特徴とする固定配置(26,28)。
  19. 手術台(100)と、
    2つのレール(12,14)を含み、手術中にエックス線検査される患者を支持するためのデバイス(10)と、
    前記2つのレール(12,14)の夫々には、デバイス側の固定ユニット(400)が配置され、
    前記手術台(100)には、2つの手術台側の固定ユニット(200)が配置され、
    前記2つのレール(12,14)は、前記2つの手術台側の固定ユニット(200)の1つに同様に専ら取り付けられる前記デバイス側の固定ユニット(400)によって固定され、
    前記手術台側の固定ユニット(200)は、請求項1乃至13の何れか一項に従って構成され、及び/又は前記デバイス側の固定ユニット(400)は、請求項14乃至17の何れか一項に従って構成される
    ことを特徴とする配置(1000)。
  20. 前記2つの手術台側の固定ユニット(200)は、接続ユニットによって相互に直接的に接続されず、及び/又は前記2つのデバイス側の固定ユニット(400)は、接続ユニットによって相互に直接的に接続されない
    請求項19に記載の配置(1000)。
JP2016523326A 2013-10-18 2014-10-17 エックス線検査される患者を支持するためのデバイスを手術台に固定するための固定ユニット Active JP6695273B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102013111522.5A DE102013111522B4 (de) 2013-10-18 2013-10-18 Operationstischseitige und vorrichtigungseitige Befestigungseinheit zur Befestigung einer Vorrichtung zum Lagern eines zu röntgenden Patienten an einem Operationstisch und deren Anordnung
DE102013111522.5 2013-10-18
PCT/EP2014/072322 WO2015055817A1 (de) 2013-10-18 2014-10-17 Befestigungseinheit zur befestigung einer vorrichtung zum lagern eines zu röntgenden patienten an einem operationstisch

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016536058A JP2016536058A (ja) 2016-11-24
JP6695273B2 true JP6695273B2 (ja) 2020-05-20

Family

ID=51897239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016523326A Active JP6695273B2 (ja) 2013-10-18 2014-10-17 エックス線検査される患者を支持するためのデバイスを手術台に固定するための固定ユニット

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10238569B2 (ja)
EP (1) EP3057556B1 (ja)
JP (1) JP6695273B2 (ja)
KR (1) KR102226390B1 (ja)
CN (1) CN105792788B (ja)
DE (1) DE102013111522B4 (ja)
PL (1) PL3057556T3 (ja)
RU (1) RU2660310C2 (ja)
WO (1) WO2015055817A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013108574B4 (de) * 2013-08-08 2017-06-29 MAQUET GmbH Spannklauen zur Anbringung an einer Gleitschiene eines Operationstisches
DE102013111519B4 (de) * 2013-10-18 2016-11-10 MAQUET GmbH Patientenlagereinheit für eine Vorrichtung zum Lagern eines zu röntgenden Patienten während einer Operation
DE102014116169A1 (de) * 2014-11-06 2016-05-12 MAQUET GmbH Spannklaue zur Anbringung an einer Gleitschiene eines Operationstisches
US10149793B2 (en) * 2015-02-04 2018-12-11 Stephen Hoel Adjustable support apparatus for a surgery table
AU2016201156B2 (en) * 2016-02-24 2023-02-23 Mizuho Orthopedic Systems, Inc. Patient platform connection device
EP3216439B1 (en) * 2016-03-08 2019-10-23 Mizuho Orthopedic Systems, Inc. Surgery table attachment apparatus
US10945905B2 (en) * 2017-05-31 2021-03-16 Mizuho Osi System, apparatus and method for supporting and/or positioning a patient before, during, or after a medical procedure
CN107126330A (zh) * 2017-06-05 2017-09-05 张家港市华亿科教设备有限公司 试验培训用解剖台
DE102017125825A1 (de) 2017-11-06 2019-05-09 Schmitz u. Söhne GmbH & Co. KG Verbindungseinrichtung zur Verbindung eines Anbauteils mit einem Medizinmöbel sowie zugehöriges Verfahren
DE102017125820B3 (de) * 2017-11-06 2018-12-20 Schmitz u. Söhne GmbH & Co. KG Verbindungseinrichtung zur Verbindung eines Anbauteils mit einem Medizinmöbel sowie zugehöriges Verfahren
JP7020085B2 (ja) * 2017-12-04 2022-02-16 コニカミノルタ株式会社 X線撮影システム
US11234885B2 (en) * 2018-02-20 2022-02-01 Allen Medical Systems, Inc. Adjustable lithotomy positioning apparatus with a limb rest
DE202020106821U1 (de) * 2020-11-26 2020-12-18 Siemens Healthcare Gmbh Bediengerät für ein medizinisches System zur Bildgebung und/oder Intervention

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3622021A (en) * 1969-09-19 1971-11-23 Fmc Corp Safety latches for rotary car dumper
US4018412A (en) * 1975-10-14 1977-04-19 Kees Surgical Specialty Company Bracket for an operating table
US5088706A (en) 1990-08-30 1992-02-18 Jackson Roger P Spinal surgery table
US5147287A (en) 1991-03-18 1992-09-15 Ohio Medical Instrument Company Neck support means for cervical surgery
IL117345A0 (en) 1996-03-04 1996-07-23 Gotfried Yechiel Height-adjustable support for lower-limb operations
US5908053A (en) * 1997-02-10 1999-06-01 Litton Systems, Inc. Integrated high pressure fill port and flow controller for cylinder recharger
US6154901A (en) 1997-09-26 2000-12-05 New York Society For The Relief Of The Ruptured And Crippled Maintaining The Hospital For Special Surgery Spinal-surgery table
US6076525A (en) 1999-01-28 2000-06-20 Hoffman; Michael D. Frame for prone surgical positioning
RU2161942C1 (ru) * 1999-11-03 2001-01-20 Колесник Александр Иванович Устройство для фиксации больного при эндопротезировании тазобедренного сустава
US6941951B2 (en) 2003-10-17 2005-09-13 Labelle Hubert Dynamic frame for prone surgical positioning
US7520007B2 (en) 2004-11-10 2009-04-21 Allen Medical Systems, Inc. Accessory rail clamp with latch and lock mechanisms
US7669262B2 (en) * 2004-11-10 2010-03-02 Allen Medical Systems, Inc. Accessory frame for spinal surgery
US7600281B2 (en) * 2004-11-10 2009-10-13 Allen Medical Systems, Inc. Body support apparatus for spinal surgery
US7520008B2 (en) * 2004-11-10 2009-04-21 Allen Medical Systems Surgical table extension
US9308145B2 (en) * 2005-02-22 2016-04-12 Roger P. Jackson Patient positioning support structure
FR2882797B1 (fr) * 2005-03-02 2007-05-25 Itw De France Soc Par Actions Attache adaptee a etre fixee dans une cavite de contour predetermine
JP2006346343A (ja) 2005-06-20 2006-12-28 Nhk Spring Co Ltd 自動車用ヘッドレスト
DE102005054175A1 (de) * 2005-11-14 2007-05-16 Maquet Gmbh & Co Kg Gelenkanordnung zur Verbindung zweier Segmente einer Patientenlagerfläche
DE102005054174A1 (de) * 2005-11-14 2007-05-16 Maquet Gmbh & Co Kg Patientenlagerfläche für einen Operationstisch
DE102006059733A1 (de) * 2006-12-18 2008-06-19 Maquet Gmbh & Co. Kg Lösbare Anbringung eines Zubehörs an einem Operationstisch
FR2916910A1 (fr) * 2007-05-30 2008-12-05 Itt Mfg Enterprises Inc Dispositif pour le verrouillage d'un dispositif connecteur et outil associe
JP2010536535A (ja) * 2007-08-24 2010-12-02 アレン メディカル システムズ インコーポレイテッド 手術台アクセサリプラットフォーム
DE102009004554B4 (de) 2008-01-23 2010-09-23 Lear Corp., Southfield Fahrzeugsitz und Fahrzeugsitz-Kopfstützenanordnung
US7752764B2 (en) * 2008-05-12 2010-07-13 Robert Silvers Pendulum actuated automatic leveler
CN201397962Y (zh) * 2009-03-25 2010-02-03 四川华丰企业集团有限公司 电连接器的锁紧结构
DE102009053966A1 (de) * 2009-11-19 2011-05-26 Maquet Gmbh & Co. Kg Anordnung und Verfahren zum Verbinden eines Zubehörteils mit einem Operationstisch
KR101332637B1 (ko) * 2011-11-09 2013-11-25 제이더블유중외메디칼 주식회사 분리형 베드
WO2013081641A1 (en) * 2011-11-28 2013-06-06 Jackson Roger P Patient positioning support structure with coordinated continuous nonsegmented articulation, rotation and lift, and locking fail-safe device
US9161875B2 (en) * 2012-09-07 2015-10-20 Allen Medical Systems, Inc. Multi-axis joint for a spar of a limb holder
CN104853710A (zh) * 2012-10-12 2015-08-19 耶迪特普大学 脊柱手术台
DE202013100213U1 (de) 2013-01-16 2013-03-13 Chien-Kun LEE Vier-Punkt-Perspektivisches Wirbelsäulenoperationsgestell
DE102014116169A1 (de) * 2014-11-06 2016-05-12 MAQUET GmbH Spannklaue zur Anbringung an einer Gleitschiene eines Operationstisches

Also Published As

Publication number Publication date
CN105792788A (zh) 2016-07-20
CN105792788B (zh) 2017-11-10
DE102013111522A1 (de) 2015-04-23
WO2015055817A1 (de) 2015-04-23
EP3057556A1 (de) 2016-08-24
PL3057556T3 (pl) 2018-07-31
RU2660310C2 (ru) 2018-07-05
US10238569B2 (en) 2019-03-26
RU2016118588A (ru) 2017-11-23
DE102013111522B4 (de) 2015-05-28
EP3057556B1 (de) 2018-03-28
US20160213543A1 (en) 2016-07-28
KR102226390B1 (ko) 2021-03-11
JP2016536058A (ja) 2016-11-24
KR20160072243A (ko) 2016-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6695273B2 (ja) エックス線検査される患者を支持するためのデバイスを手術台に固定するための固定ユニット
US9681924B2 (en) Skull clamp with improved positionability and cleaning capability
US9572741B2 (en) Surgical table arm support assembly and surgical table
US5560728A (en) Positioning device adapted for use with operating tables
US10398615B2 (en) Multi-axis joint for a spar of a limb holder
US7520007B2 (en) Accessory rail clamp with latch and lock mechanisms
JP6103612B2 (ja) ジョイントアセンブリを備えたテーブルアダプタ
KR20190080829A (ko) 수술 테이블 부착장치
KR20160097150A (ko) 환자 플랫폼 연결장치
WO2006110721A2 (en) Accessory rail clamp with lacth and lock mechanisms
JP7025469B2 (ja) 手術テーブル用の調整可能な支持装置
JP6527142B2 (ja) 手術中にエックス線検査される患者を支持するためのデバイス用の患者支持ユニット
JPH07289563A (ja) 医療器具の保持装置
JP6621333B2 (ja) 医療台
JP2005342291A (ja) 医療台
BR112020018442A2 (pt) Respirador com interface de usuário ajustável
JP7012352B2 (ja) 位置調節機構および支持装置
JP5604159B2 (ja) 分娩台における怒責グリップ装置
US20100195803A1 (en) Radiographic receptor securing and positioning apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6695273

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250