JP6694292B2 - Ledモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、調光と調色とを連動させることができるLEDモジュールに関する。
発光色を調整できる照明装置が上市されている。これらの照明装置ではLEDを光源とし、光源部をモジュール化することがある(以下、このような光源部を「LEDモジュール」と呼ぶ)。良く知られているように、赤で発光するLED、緑で発光するLED、青で発光するLEDを準備し、それぞれのLEDの発光強度を調整すれば任意の発光強度で任意の発光色が得られる。
自然な照明光としては黒体放射軌跡近傍の発光色が好ましい。すなわち明るく調光したときは高い色温度、暗く調光したときは低い色温度とする。黒体放射軌跡にそって色温度を変化させるには、黒体放射軌跡上の異なる色温度で発光する2つのLEDを準備し、それぞれのLEDの強度を調整すればよい(例えば特許文献1)。そこで特許文献1の図1及び図5を、それぞれ図8及び図9に再掲示し、特許文献1に示された照明装置の構成とその動作を説明する。
図8は従来技術として示す照明装置(特許文献1では「発光装置1」と呼んでいる)の回路図である。図8に示されるように発光装置1は、光源であるLED2と、所定の色度を設定する色度設定部3と、LED2の光出力を色度設定部3によって設定された色度に調光制御する制御部4とを備える。本実施形態においてLED2には、それぞれ色度の異なる光を出射する2種のLED2a、2bが用いられている。LED2aは低い色温度で発光し、LED2bは高い色温度で発光する。
色度設定部3に備えられたボリュームコントローラ31は、調光操作に際し光出力が小さいときに発光装置1が低い色温度の光を照射し、光出力を大きくすると共に漸次的に高い色温度の光を照射するよう色温度情報を発生する。色度設定部3は、ボリュームコントローラ31の所定の色温度情報にもとづき黒体放射軌跡上の色度点を算出し、制御情報を含むduty信号を制御部4へ出力する。制御部4はduty信号に基づいてLED2a、2bに調光制御用の電圧を印加する。なお制御部4は発光装置1を点灯させる電源ユニット(不図示)に組み込まれている。
図9は図8に示した発光装置1の発光特性を示すグラフである。図9において、LED2a、2bの色度点を2a、2bで示す。LED2aの色度点2aは黒体放射軌跡上にある。LED2bの色度点2bは、設定色温度は等しいが、当該設定色温度に対応する黒体放射軌跡上の座標に対してx値及びy値ともにプラス方向にある。LED2a、2bの設定色温度は、それぞれ2500K、5000Kであり、図中の色度点2a、2bを結ぶ色度図上の線分(2a−2b)が黒体放射軌跡に近接する。発光装置1の発光色は、LED2aとLED2bの発光量の比で決まり、線分(2a−2b)上の一点となる。
なお、図9では、色度点2bの偏差duv(黒体放射軌跡からの距離)が、色度点2aの偏差duvよりも大きくなるように設定されている。これは電流が大きくなるとLED2bの色度点2b(色度座標上のx値及びy値)が、マイナス方向にシフトする(色度点2b’)ことを見越しているからである。このようにすると、発光装置1の発光は、図中の破線W(2a−2b’)で示される範囲、つまり、より黒体放射軌跡に沿った範囲で変移する。
発光装置1では、基板5上に配線41a、41b、51a、51bの一部を形成するとともに、LED2a、2bを実装して発光部(基板5)をLEDモジュールとしている(図8参照)。すなわち特許文献1によれば、色度設定部3と制御部4を組合せて自然で違和感のない照明装置(発光装置1)を構成するLEDモジュールが提供できる。
特開2012−113959号公報(図1、図5)
図9に示したように黒体放射軌跡は曲線である。一方、図8に示した照明装置(発光装置1)は発光色が線分(2a−2b)上で変化する(又は線分W(2a−2b´)上で変化する)。つまりLEDモジュール(発光部(基板5))が二つの異なった発光色のLED2a、2bしか備えていないため、当該LEDモジュールを使用した照明装置(発光装置1)は黒体放射軌跡近傍で且つ狭い色温度範囲において発光色を直線的にしか変化させられない。
これに対しLEDモジュールが互いに発光色の異なる3個のLEDを備えていれば、当該LEDモジュールは任意の強度で3個のLEDの発光色(色度点)で囲まれた領域の色度で発光できる。すなわちLEDモジュールの発光色を曲線的な黒体放射軌跡に曲線的に沿わせることが可能となる。しかしながら、互いに発光色の異なる3個のLEDを準備し、それぞれのLEDごとに発光強度を独立に制御しようとすると、当該LEDモジュールを使用する照明装置は、電源、制御回路、制御プログラム、配線が増加してしまう。
そこで本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、調光時に黒体放射軌跡にそって発光色を曲線的に変化させても、照明装置の電源や制御プログラムなどの増大を招くことがないLEDモジュールを提供することを目的とする。
本発明のLEDモジュールは、第1色で発光する第1LED群を含む第1発光回路と、
第2色で発光する第2LED群、第3色で発光する第3LED群、スイッチ素子及び電流検出素子を含む第2発光回路とが一の回路基板に実装され、前記第2発光回路は、前記
第2LED群から出力される電流が前記電流検出素子の一端に入力する第1電流経路と、前記第3LED群から出力される電流が前記スイッチ素子を経て前記電流検出素子の一端に入力する第2電流経路を備え、前記回路基板は、第1電極、第2電極、第3電極及び第4電極を備え、前記第1電極及び前記第2電極は、前記第1発光回路に接続し、前記第3電極は、前記第2LED群及び前記第3LED群と接続し、前記第4電極は、前記電流検出素子の他端と接続し、前記第2LED群の閾値が前記第3LED群の閾値より大きく、前記電流検出素子に流れる電流に応じて前記スイッチ素子に流れる電流が制御され、前記スイッチ素子は、ディプレッション型のFETからなり、前記FETのドレインが前記第3LED群の電流を出力する端子、ソースが前記電流検出素子の一端、ゲートが前記電流検出素子の他端と接続することを特徴とする。
本発明のLEDモジュールでは、第1色で発光する第1LED群を含む第1発光回路と、第2色で発光する第2LED群及び第3色で発光する第3LED群を含む第2発光回路とが一の回路基板に実装されている。さらに当該回路基板には、第2発光回路において第2LED群と第3LED群の間で電流を振り分けるためのスイッチ素子及び第2発光回路
に入力する電流を検出する電流検出素子が実装されている。
第1発光回路は、第1の外部電源(可変定電流源)から第1電極を介して電流が供給され、第1の外部電源に第2電極を介して電流を戻す。第2発光回路は、第2の外部電源(可変定電流源)から第3電極を介して電流が供給され、第2の外部電源に第4電極を介して電流を戻す。この際、第2発光回路は、供給される電流が小さいとき第3LED群だけが点灯する状態となる。この状態から電流を増加させると、当該電流値に従って、第3LED群と第2LED群がともに点灯する状態を経て、第2LED群だけが点灯する状態に移る。
すなわち第2発光回路の発光色は、色度図上で第3色と第2色の間を直線的に変化する。このとき第1発光回路の発光量を調節することにより、LEDモジュールは、色度図上で第1色、第2色及び第3色で囲まれる領域の任意の色度点で発光できる。そこで第1色と第2色を黒体放射軌跡上の色度点とし、第3色を、x座標が第1色と第2色の間であってy座標が黒体放射軌跡より上部の色度点とする。この結果、LEDモジュールの発光色を曲線的に黒体放射軌跡に沿わせることができる。
前記第3電極と、前記第2LED群と前記第3LED群の接続点との間に、第4LED群が挿入されても良い。
前記第1電流経路において、前記第2LED群と前記電流検出素子の間に電流制限回路を設けても良い。
前記第2電流経路において、前記スイッチ素子と前記電流検出素子の間に抵抗を設けても良い。
調光時に曲線的な黒体放射軌跡にそって発光色を変化させる場合、本発明のLEDモジュールは、出力電流を制御できる電源が2個で済む。さらに第2発光回路は電流値を制御することにより第2色と第3色の間で明るさと発光色が同時に変化し、第1発回路はこの電流値に第1LED群の発光量を連動させるだけである。以上のように本発明のLEDモジュールは、調光しながら黒体放射軌跡にそって発光色を曲線的に変化させても、照明装置の電源や制御プログラムなどを増大させないようにできる。
本発明の第1実施形態として示すLEDモジュールの平面図である。 図1に示したLEDモジュールに含まれるLEDの断面図である。 図1に示したLEDモジュールの回路図である。 図3に示した回路に含まれる第2発光回路の動作説明図である。 図1に示すLEDモジュールの発光特性を示すグラフである。 本発明の第2実施形態として示すLEDモジュールの回路図である。 図6に示すLEDモジュールの発光特性を示すグラフである。 従来技術として示す照明装置の回路図である。 図8に示した照明装置の発光特性を示すグラフである。
以下、図1〜5を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。特許請求の範囲に記載した発明特定事項との関係を()に記載している。
(第1実施形態)
図1により本発明の第1実施形態として示すLEDモジュール10の構造を説明する。図1はLEDモジュール10の平面図である。図1に示すように、LEDモジュール10は、回路基板15上に、第1色で発光するLED21a、第2色で発光するLED22a、第3色で発光するLED23a、FET24a(スイッチ素子)、抵抗24b(電流検出素子)及び抵抗24cが実装されている。また回路基板15の四隅には、電極11(第1電極)、電極12(第2電極)、電極13(第3電極)及び電極14(第4電極)が形成されている。この他、回路基板15上には配線(図示せず)が形成されている。
回路基板15は熱伝導性や反射率に基づいてセラミックや表面を絶縁処理したアルミが選択される。回路基板15はスルーホールがないため配線は上面にのみ形成される。LEDモジュール10では後述する回路(図4参照)が基板上面だけの配線で構成できるようLED21a、22a、23a等を配置した。しかしながらスルーホールを使えば、回路基板下面にも配線を形成できるので、LED21a、22a、23aがまだら模様になるように配置したり、FET24aや電極11〜14等を回路基板の下面に配したりできる。
LED21a、22a、23aは、それぞれ直列(直並列)回路が構成できるように配置している。またLED21a、22a、23aは、下面に突起電極19を備え(図2参照)、突起電極19により回路基板15上面に形成された配線と直接的に接続する。LED21aは、直列(直並列)接続し第1LED群21を構成する(図中、左右で隣接する2個のLED21a同士が並列接続し、上下で隣接する2組LED21aが直列接続する。以下、直並列回路を単に直列回路と呼ぶ)。第1LED群21は、直列段数が18段であり、第1発光回路41となる(図3参照)。同様にLED22a及びLED23aは直列接続し第2LED群22及び第3LED群23を構成する。第2LED群22及び第3LED群23は、直列段数がそれぞれ18段及び16段であり、第2発光回路42に含まれる(図3参照)。
図2により図1に示したLED21a、22a、23aについて説明する。図2はLED21a、22a、23aの長手方向の断面図である。LED21a、22a、23aは、LEDダイ16、LEDダイ16の下面に形成された突起電極19、LEDダイ16を被覆する蛍光樹脂17、蛍光樹脂17を取り囲む白色反射樹脂18からなる。LEDダイ16は、半導体層上に透明基板が積層するとともに、半導体層下面に2個の突起電極19が形成され、それぞれの突起電極19がアノードとカソードになる。蛍光樹脂17は蛍光体を含有したシリコン樹脂である。白色反射部材18は、酸化チタンやアルミナなどの反射性微粒子を含有したシリコン樹脂である。LEDダイ16は青色で発光し、この青色発光の一部が蛍光樹脂17で波長変換される。白色反射樹脂18は、蛍光樹脂17を挟むようにしてLEDダイ16の側面と対向するとともに、内側に斜面を有し、横方向に進行しようとする光を上方に向かわせる。
LED21a、22a、23aは、蛍光樹脂17に含有された蛍光体の違いで発光色が異なる。LEDダイ16は、平面サイズが0.4mm×0.7mm程度である。LEDダイ16の周囲は0.15mm程度の厚さで被覆されているため、LED21a、22a、23aの平面サイズは0.7mm×1.0mm程度になる。LED21a、22a、23aは、その平面サイズがLEDダイ16の平面サイズとほぼ等しいためチップサイズパッケージ(CSP)と呼ばれる。
FET24a、抵抗24b、24cは、表面実装部品であっても、ベアチップをフリップチップ実装したものであっても良い。またベアチップをダイボンディングし、ワイヤで回路基板15上の配線と接続をとっても良い。ベアチップの場合は、酸化チタンやアルミ
ナを含む白色反射樹脂でモールドすると良い。
次に図3によりLEDモジュール10の回路構成を説明する。図3はLEDモジュール10の回路図である。なお説明の便宜のため、図3ではLEDモジュール10に加え、ディマー43、制御部44を書き加えている(照明装置を構成した)。ディマー43は、商用交流電源から得られる交流波形の一部分(位相)を切り取り、この切り取った信号を制御部44に送る。制御部44は、この信号から電力と調光情報(切り取られた位相の情報)を取り出す。制御部44は調光情報に基づいて可変定電流源45、46に出力させる電流値を決める。可変定電流源45、46はLEDモジュール10に所定の電流を出力する。
図3に示すようにLEDモジュール10は第1発光回路41と第2発光回路42を備えている。第1発光回路41は、第1LED群21からなる。第1LED群21では複数のLED21aが直列接続している。当該直列回路のアノードは電極11を介して可変定電流源45の電流出力端子に接続し、カソードは電極12を介して可変定電流源45の電流が戻る端子に接続している。
第2発光回路42は第2LED群22と第3LED群23とスイッチ回路24からなる。第2LED群22では複数のLED22aが直列接続している。同様に第3LED群23では複数のLED23aが直列接続している。スイッチ回路24は、ディプレッション型のFET24a(スイッチ素子)と抵抗24b(電流検出素子)と抵抗24cからなる。第2LED群22を構成する直列回路のカソードは抵抗24bの一端と接続し、当該カソードと抵抗24bの一端のあいだで第1電流経路が構成される。第3LED群23を構成する直列回路のカソードはFET24aのドレインに接続し、さらにFET24aのソースは抵抗24cを介して抵抗24bの一端と接続し、当該ソースと抵抗24bの一端で第2電流経路が形成される。
電極13は第2LED群22を構成する直列回路のアノード及び第3LED列23を構成する直列回路のアノードに接続する。電極14は抵抗24bの他端に接続するとともに、可変定電流源46の電流が戻る端子に接続している。また抵抗24bの他端はFET24aのゲートにも接続している。
次に図4に基づいて第2発光回路42の動作を説明する。図4において縦軸Iは各部に流れる電流、横軸Itは第2発光回路42に流れ込むトータルの電流である。したがって全体の流れる電流Itを図示すると、電流Itは原点を通り傾きが45°の直線となる。なお説明において特別な指示なしに図3を参照する。また第3LED群23を構成する直列回路の閾値電圧(電流が流れ始めるアノード−カソード間の電圧)は第2LED群22を構成する直列回路の閾値電圧よりも低い。これは第2、第3LED群22、23においてLED22a、23aの直列段数を異ならせることによって達成される(第2LED群22が18段、第3LED群23が16段。図1参照)。
図4において電流Itの小さい電流領域Iaでは、第2発光回路42に流れ込む電流Itは全て第3LED群23に流れる(第3LED群23に流れる電流をI3とする)。電流Itが増加し、電流領域Ibになると抵抗24cと抵抗24bの電圧降下によりFET24aが電流I3を減らそうとする。この一方、第2発光回路42に電流I2が流れる。なお電流領域Ibでは、
It=I2+I3
となる。さらに電流Itが大きくなると抵抗24bの電圧降下が増大しFET24aがカットオフする。この結果、電流領域Icでは第2発光回路42に流れ込む電流Itは全て第2LED群22を流れる。
最後に図5によりLEDモジュール10の発光特性を説明する。図5は、LEDモジュール10の発光特性を示すため、CIE色度図上にLEDモジュール10の発光色を描いたグラフである。図5において縦軸x及び横軸yは色度座標である。図中、黒体放射軌跡51を点線で示した。また、LEDモジュール10の発光色52を実線で示した。なお発光特性の説明に当たり特別な指示なしに図3及び図4を参照する。
LEDモジュール10では第1発光回路41の発光色は色度点bである。これに対し第2発光回路42の発光色は、調光度合により線分53上を変化する。ここで色度点Cは第3LED群23の発光色であり、色度点aは第2LED群22の発光色である。
LEDモジュール10が暗く調光されているとき、第2発光回路42は色度点Cで発光する。すなわちLEDモジュール10に流れ込む電流Itは電流領域Iaの範囲内にあり、第3LED群23が点灯する一方で第2LED群22が消灯している。このとき電流領域Iaの範囲で電流Itが与えられたら、この電流Itに応じた電流I1を第1発光回路41に流す。このようにして第1発光回路41の発光強度(第1発光回路41に流す電流I1の値)を調整することにより、LEDモジュール10の発光色52を色度点Cと色度点bを結ぶ線分54上で変化させる。なお、線分54は色度点bを通る黒体放射軌跡51の接線に近似した傾斜を持つことが好ましい。電流Itが電流領域Iaの範囲にあるとき、線分54が黒体放射軌跡51からできるだけ離れないようにすることが好ましいからである。
LEDモジュール10が中間の明るさで調光されているとき、第2発光回路42は線分53上の色度点で発光する。すなわちLEDモジュール10に流れ込む電流Itは電流領域Ibの範囲内にあり、第3LED群23と第2LED群22がともに点灯している。このとき第1LED群21の発光強度を調整して、LEDモジュール10の発光色52を黒体放射軌跡51上の色度点とする。たとえば第2発光回路42が色度点cで発光しているとき、第1発光回路41は、LEDモジュール10の発光色52を、色度点cと色度点bを結ぶ線分55と黒体放射軌跡51の交点とする強度で発光する。
LEDモジュール10が明るく調光されているとき第2発光回路42は色度点aで発光する。すなわちLEDモジュール10に流れ込む電流Itは電流領域Icの範囲内にあり、第2LED群22が点灯する一方で第3LED群23は消灯する。このとき第1LED群21を消灯させ、LEDモジュール10の発光色52が色度点aである状態で調光が行われる。
前述したように暗く調光されているときLEDモジュール10の発光色52は発光強度に対して線分54上を直線的に変化する。また中間的な明るさに調光されているとき、LEDモジュール10の調光を滑らかにする(例えば暗く調光しようとするとき発光色52を黒体放射軌跡51に無理に合わせ込むと発光強度が増大するというような事態を防ぐ)ため発光色52の色度点を黒体放射軌跡51から多少ずらす場合がある。以上のようにLEDモジュール10の発光色52は黒体放射軌跡51から多少ずれている。
LEDモジュール10では第1、2,3LED群21、22、23の直列段数を18、18,16段としたが、直列段数は可変電流源の仕様やLEDダイ16の順方向ドロップ電圧などで適宜変更される。また第1LED群21にはLED21aだけが含まれていたが、発光色が異なる複数種類のLEDを組合せ所望の発光色を得ても良い(第2、第3LED群22、23も同様)。このときLED22a等は、蛍光体を使用しないものであっても良く、一のパッケージに複数のLEDダイが内蔵されているものでも良い。またLEDダイは複数の発光部を備えるモノリシックICとなっていても良い。
電流領域Ibの幅や位置は、抵抗24b、24cの値及び比率によって調整できる。抵抗24bの値を大きくすると電流領域Ibが図4の左側に移動する。抵抗24bに対して抵抗24cの値を大きくしていくと電流領域Ibの幅が広がる。抵抗24cを削除すると電流領域IbはFET24aの特性だけで決まるようになる。
LEDモジュール10では第3LED群23の発光色(色度点C)を黒体放射軌跡51から離していたが、色度点Cを黒体放射軌跡51にもっと近づけても良い。このとき図4に示したグラフの電流領域Ibも合わせて調整する必要がある。
また第1LED群の発光色を色度点a、第3LED群の発光色を色度点b、としても良い。この場合、第1LED群で照明装置全体の明るさを調整し、第2及び第3LED群で発光色を補正するようになる。このように明るさを担う部分と補正を担う部分とを分離することで発光状態を設定しやすくなる。
以上のようにLEDモジュール10は、電流Itに応じて第2発光回路42の発光量と発光色が同時に変化するため、調光しながら黒体放射軌跡51にそって発光色52を変化させる際、電源とする可変定電流源45、46は2個ですむ。また電流Itに応じて第1発光回路41に流す電流I1が一対一対応するので制御プログラムが簡単になる。
(第2実施形態)
図6と図7により本発明の第2実施形態としてLEDモジュール60を説明する。図6はLEDモジュールの回路図であり、図7はLEDモジュール10の発光特性を示すグラフである。LEDモジュール60は、基本的に図1〜5で示したLEDモジュール10の構成や動作が共通するので差異のみを説明する。
図6に示すようにLEDモジュール60の回路は、図3に示すLEDモジュール10の回路に第4LED群64と電流制限回路65が追加されているだけである。第4LED群64は、単数又は複数のLED22aが直列接続した回路からなり、電極13と、第2LED群22と第3LED群23の接続点との間に挿入されている。電流制限回路65は、ディプレッション型のFET65aと抵抗65bからなり、第2LED群22と電流検出抵抗24bの間(第1電流経路)に設けられている。電流制限回路65は第2発光回路62を過電流から保護する。
第4LED群64は、LEDモジュール60が明るく調光されているとき(第2LED群22が点灯し第3LED群23が消灯している状態)、及び、中間の明るさに調光されているとき(第2LED群22と第3LED群23がともに点灯している状態)の両方で点灯する。この結果、LEDモジュール60ではLEDモジュール10よりもLED22aの利用効率を向上させることができる。なおこの利用効率は、LED22aについて、LEDモジュール60における第2LED群22の直列段数と第4LED群64の直列段数の和と、LEDモジュール10における第2LED群22の直列段数が等しい、という条件のもとで比較している。このとき第3LED群23の直列段数が適宜調整(減らす)されるとともに、第3LED群23に含まれるLED23aの発光色を変更する(図7参照)。
図7に示すようにLEDモジュール60では、第3LED群23の発光色(色度点C´)をLEDモジュール10の第3LED群23の発光色(色度点C)からずらしている。すなわち図7では、図5に示した線分53を上方に延長し(線分53´)その端を色度点C´としている。LEDモジュール60を暗く調光しているとき(第2LED群22が消灯し、第3LED群23と第4LED群64が点灯している状態)、第2発光回路62は
線分53´と線分54の交点で示される色度点(図5の色度点C)で発光する。
10、60…LEDモジュール、
11〜14…電極、
15…回路基板、
16…LEDダイ、
17…蛍光樹脂、
18…白色反射樹脂、
19…突起電極、
21…第1LED群、
21a、22a、23a…LED、
22…第2LED群、
23…第3LED群、
24…スイッチ回路、
24a…FET(スイッチ素子)、
24b…抵抗(電流検出素子)、
24c、65b…抵抗、
41…第1発光回路、
42、62…第2発光回路、
43…ディマー、
44…制御部、
45、46…可変定電流源、
51…黒体放射軌跡、
52…発光色、
53〜55、55´…線分、
64…第4LED群、
65…電流制限回路、
65a…FET、
a、b、c、C、C´…色度点。

Claims (4)

  1. 第1色で発光する第1LED群を含む第1発光回路と、
    第2色で発光する第2LED群、第3色で発光する第3LED群、スイッチ素子及び電流検出素子を含む第2発光回路と
    が一の回路基板に実装され、
    前記第2発光回路は、前記第2LED群から出力される電流が前記電流検出素子の一端に入力する第1電流経路と、前記第3LED群から出力される電流が前記スイッチ素子を経て前記電流検出素子の一端に入力する第2電流経路を備え、
    前記回路基板は、第1電極、第2電極、第3電極及び第4電極を備え、
    前記第1電極及び前記第2電極は、前記第1発光回路に接続し、
    前記第3電極は、前記第2LED群及び前記第3LED群と接続し、
    前記第4電極は、前記電流検出素子の他端と接続し、
    前記第2LED群の閾値が前記第3LED群の閾値より大きく、前記電流検出素子に流れる電流に応じて前記スイッチ素子に流れる電流が制御され
    前記スイッチ素子は、ディプレッション型のFETからなり、前記FETのドレインが前記第3LED群の電流を出力する端子、ソースが前記電流検出素子の一端、ゲートが前記電流検出素子の他端と接続する
    ことを特徴とするLEDモジュール。
  2. 前記第3電極と、前記第2LED群と前記第3LED群の接続点との間に、第4LED群が挿入されていることを特徴とする請求項1に記載のLEDモジュール。
  3. 前記第1電流経路において、前記第2LED群と前記電流検出素子の間に電流制限回路を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のLEDモジュール。
  4. 前記第2電流経路において、前記スイッチ素子と前記電流検出素子の間に抵抗を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のLEDモジュール。
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