JP6693997B2 - 主塔改修工事に用いる移動昇降式足場及び主塔改修工事における移動昇降式足場を用いた構造物の補修施工方法 - Google Patents

主塔改修工事に用いる移動昇降式足場及び主塔改修工事における移動昇降式足場を用いた構造物の補修施工方法 Download PDF

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Description

この発明は、主塔改修工事に用いる移動昇降式足場及び当該移動昇降式足場を用いた主塔改修工事における構造物の補修施工方法に関するものである。
従来、吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚等は、老朽化が進むに連れて補修作業が必要となる。そのような場合、高所での補修作業を行うための足場を設置する必要がある。ところで、足場としては、最下部から組んで設置するものや、特許文献1のような上方からクレーン等で下ろしていくものが知られている。
特開2017−115569号公報
しかしながら、吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の補修作業を行う場合、特に大型の吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚で高層となる箇所に対する足場としては、設置強度や風の影響により、下方から組み上げる足場も、上からクレーンで下ろす足場も使用できないこともあり、問題となっていた。
そこで、この発明は、吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の補修作業で、高層で風の影響の強い場所でも足場を設置して作業を行うことができる主塔改修工事に用いる移動昇降式足場及び当該移動昇降式足場を用いた主塔改修工事における構造物の補修施工方法を提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の上端から下端に掛けて法面に沿って設置されるガイドマストと、前記ガイドマストに設置されて、該ガイドマストに沿って昇降移動する駆動部と、該駆動部に水平状態で設置された作業用デッキと、を有し、前記ガイドマストには、前記主塔又は前記橋脚に予め設けられたボルトを用いて、前記主塔又は前記橋脚に接続する壁つなぎ部を有する主塔改修工事に用いる移動昇降式足場としたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の上端から下端に掛けて法面に沿って設置されるガイドマストと、前記ガイドマストに設置されて、該ガイドマストに沿って昇降移動する駆動部と、該駆動部に水平状態で設置された作業用デッキと、
を有し、前記駆動部及び前記作業用デッキが、前記ガイドマストに対して側部から着脱するように構成され、前記作業用デッキには、前記ガイドマストに対して側部から脱着する際に、前記ガイドマストに当接して回動して、前記作業用デッキの横方向の移動をガイドするガイドローラを有している主塔改修工事に用いる移動昇降式足場としたことを特徴する。
また、請求項3に記載の発明は、請求項に記載の構成に加え、前記作業用デッキには、前記ガイドマストが入り込む凹部を有しており、該凹部に前記ガイドマストが入り込むように、側部から前記駆動部及び前記作業用デッキを装着するように構成された主塔改修工事に用いる移動昇降式足場としたことを特徴する。
また、請求項4に記載の発明は、吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の上端から下端に掛けて法面に沿って設置されるガイドマストと、前記ガイドマストに設置されて、該ガイドマストに沿って昇降移動する駆動部と、該駆動部に水平状態で設置された作業用デッキと、
を有し、前記作業用デッキは、前記駆動部に設置された固定デッキと、該固定デッキに対してスライド移動するスライドデッキと、前記固定デッキに対して垂直方向を軸として回動する回動デッキとを有する主塔改修工事に用いる移動昇降式足場としたことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の上端から下端に掛けて法面に沿って設置されるガイドマストと、前記ガイドマストに設置されて、該ガイドマストに沿って昇降移動する駆動部と、該駆動部に水平状態で設置された作業用デッキと、
を有し、前記作業用デッキは、前記駆動部に設置された固定デッキと、該固定デッキに対して垂直方向を軸として回動する回動デッキと、該回動デッキに対してスライド移動するスライドデッキとを有する主塔改修工事に用いる移動昇降式足場としたことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の上端から下端に掛けて法面に沿って設置されるガイドマストと、前記ガイドマストに設置されて、該ガイドマストに沿って昇降移動する駆動部と、該駆動部に水平状態で設置された作業用デッキと、
を有し、前記作業用デッキには、側面及び天面を覆う飛散防止養生部材が設けられており、該飛散防止養生部材は、本体部と、該本体部の前記主塔又は前記橋脚側に設けられて前記主塔又は前記橋脚に当接及び離間するように構成された伸縮部とを有する主塔改修工事に用いる移動昇降式足場としたことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項に記載の構成に加え、前記伸縮部の端部には、前記主塔又は前記橋脚に磁着するマグネットが設けられている主塔改修工事に用いる移動昇降式足場としたことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の構成に加え、前記本体部の一部にはファスナーを有しており、該ファスナーで内部空間を開放するように構成されている主塔改修工事に用いる移動昇降式足場としたことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1乃至3,6乃至8の何れかに記載の構成に加え、前記作業用デッキは、前記駆動部に設置された固定デッキと、該固定デッキに対してスライド移動するスライドデッキと、該スライドデッキに対して垂直方向を軸として回動する回動デッキとを有する主塔改修工事に用いる移動昇降式足場としたことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9の何れかに記載の構成に加え、前記駆動部は、前記ガイドマストに沿って上下に並んで昇降移動するように複数設けられており、該複数の駆動部にそれぞれ水平状態で設置される前記作業用デッキが設けられており、前記駆動部が独自に前記ガイドマストに沿って昇降移動されるように構成されている主塔改修工事に用いる移動昇降式足場としたことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の上端から下端に掛けて法面に沿って設置されるガイドマストと、前記ガイドマストに設置されて、該ガイドマストに沿って昇降移動する駆動部と、該駆動部に水平状態で設置された作業用デッキと、を有し、前記駆動部は、前記ガイドマストに沿って上下に並んで昇降移動するように複数設けられており、該複数の駆動部にそれぞれ水平状態で設置される前記作業用デッキが設けられており、前記駆動部が独自に前記ガイドマストに沿って昇降移動されるように構成されている移動昇降式足場を用いた主塔改修工事における構造物の補修施工方法であって、補修作業は、複数の工程を有し、かつ、ガイドマストに沿って上端から下方に向けて行うようになっており、第1の工程は作業用デッキのうちの最も下側のものを用いて行い、次の工程は前記作業用デッキのうちの上側のものを上方から下降させて、前記第1の工程を行った箇所に対して用いて行うようにした主塔改修工事における移動昇降式足場を用いた構造物の補修施工方法としたことを特徴する。
発明によれば、主塔又は橋脚の法面に沿ってガイドマストを設置し、そのガイドマストに沿って作業用デッキが昇降移動するように構成したことで、主塔又は橋脚の上端から下端までを安定して設置された作業用デッキで移動して作業を行うことができ、主塔又は橋脚の補修作業で、高層で風の影響の強い場所でも足場を設置して作業を行うことができる。
また、請求項10に記載の発明によれば、駆動部及び作業用デッキが上下に並んでおり、かつ、それぞれが独自に移動することができるため、より効率良く作業を行うことができる。
また、請求項に記載の発明によれば、主塔又は橋脚に予め設けられたボルトに対して壁つなぎ部を接続してガイドマストを主塔又は橋脚に固定することができるため、既存の構成を利用して確実にガイドマストの固定を行うことができる。
また、請求項に記載の発明によれば、駆動部と作業用デッキをガイドマストに対して側部から着脱するようになっているため、ガイドマストを設置した後、作業用デッキをその上端まで持ち上げて装着したり、ガイドマストの設置途中で作業用デッキを装着するような不便な状態を解消することができる。また、作業用デッキを取り外して他のガイドマストに装着することもできるため、作業方法のバリエーションを増やすことができ、より効率的な作業を選択することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、作業用デッキにガイドマストが入り込む凹部があり、当該凹部を介してガイドマストに駆動部及び作業用デッキを装着することができるため、多くの面を有する部位にて安定して作業用デッキを装着することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、側部からの脱着用のガイドローラを有していることで、ガイドマストに対する作業用デッキの脱着をスムーズに行うことができる。
また、請求項に記載の発明によれば、固定デッキに対してスライド移動するスライドデッキと回動する回動デッキとが設けられているため、種々のデッキ状態を形成することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、固定デッキに対してスライド移動するスライドデッキと、スライドデッキに対して回動する回動デッキとが設けられているため、種々のデッキ状態を形成することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、固定デッキに対して回動する回動デッキと、回動デッキに対してスライド移動するスライドデッキとが設けられているため、種々のデッキ状態を形成することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、飛散防止養生部材に伸縮部を有していて、当該伸縮部で主塔又は橋脚に当接及び離間するようになっているため、簡単に飛散防止養生部材を主塔又は橋脚に取り付け、取り外しすることができる。
また、請求項に記載の発明によれば、伸縮部にマグネットが設けられているため、より簡単に主塔又は橋脚に対して当接及び離間させることができる。
また、請求項に記載の発明によれば、本体部の一部にファスナーを備えていることで、強風時にファスナーを開けて内部空間を開放させることで、飛散防止養生部材全体を取り外すことなく、強風による危険防止対策を行うことができる。
また、請求項11に記載の発明によれば、複数の作業用デッキを用いて効率的に作業を行うことができる。
この発明の実施の形態に係る移動昇降式足場を示す斜視図である。 同実施の形態に係る移動昇降式足場を吊橋の主塔に設置した状態を示す平面図である。 同実施の形態に係る移動昇降式足場を吊橋の主塔に設置した状態を示す斜視図である。 同実施の形態に係る移動昇降式足場を吊橋の主塔に設置した状態の拡大斜視図である。 同実施の形態に係る移動昇降式足場の側部着脱箇所の拡大斜視図である。 同実施の形態に係る移動昇降式足場の回動デッキとスライドデッキを障害物を避ける状態にしたときの平面図である。 同実施の形態に係る移動昇降式足場の回動デッキとスライドデッキを障害物のない状態にしたときの平面図である。 同実施の形態の変形例に係る移動昇降式足場のスライドデッキを障害物を避ける状態にしたときの平面図である。 同実施の形態の変形例に係る移動昇降式足場のスライドデッキを障害物のない状態にしたときの平面図である。 同実施の形態に係る移動昇降式足場のガイドマストの壁つなぎ部と主塔の状態を示す斜視図である。 同実施の形態に係る移動昇降式足場の飛散防止養生部材を示す斜視図である。 同実施の形態に係る移動昇降式足場の飛散防止養生部材におけるマグネットの一例を示す斜視図である。 同実施の形態に係る移動昇降式足場の飛散防止養生部材におけるマグネットの他の例を示す斜視図である。 同実施の形態に係る移動昇降式足場の飛散防止養生部材の動きを示す側面図である。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
図1〜図14には、この発明の実施の形態を示す。
この実施の形態では、吊橋1の主塔2の補修作業を行う際に設置する移動昇降式足場10及び当該移動昇降式足場10を用いて行う吊橋1の主塔2の補修施工方法について説明する。
この実施の形態の移動昇降式足場10では、図1に示すように、吊橋1の主塔2の上端から下端に掛けて法面2aに沿って、ガイドマスト20が設置されている。この実施の形態では、図2に示すように、ガイドマスト20を、主塔2の周囲6箇所に設置するようになっている。
また、図1に示すように、ガイドマスト20にはそれぞれ、ガイドマスト20に沿って昇降移動する駆動部30と、駆動部30に水平状態で設置された作業用デッキ40とが設置されている。
また、図3,図4に示すように、駆動部30は、ガイドマスト20に沿って上下に並んで昇降移動するように複数設けられており、ここでは、上下に3層の駆動部30が設けられている。また、その複数の駆動部30にそれぞれ、水平状態で作業用デッキ40が設けられて、上段デッキ41、中段デッキ42、下段デッキ43を構成している。
すなわち、この実施の形態では、ガイドマスト6本に対して、それぞれ上下方向に3つの駆動部30及び作業用デッキ40を備え、合計18の作業用デッキが左右上下に展開する状態となっている。そして、それぞれの駆動部30が独自にガイドマスト20に沿って昇降移動されるように構成されており、それに従って作業用デッキ40も独自に昇降移動するように構成されている。
また、この実施の形態では、上段デッキ41は塗装作業用デッキ、中段デッキ42はブラスト作業用デッキ、下段デッキ43はIH作業用デッキとして構成されている。このうち、下段デッキ43は、IH作業(局所的な電磁誘導加熱を使用して、塗膜のみを除去する工法)を行うデッキであり、インダクション主装置等の機材が設置されている。また、中段デッキ42は、ブラスト作業(加工面に固体金属等の粒体からなる研磨材を高速度で吹き付けて、塗膜の除去を行う工法)を行うデッキであり、ブラスト用の機材が設置されている。また、上段デッキ41は、塗装作業を行うデッキであり、IH作業及びブラスト作業を経て、古い塗膜が剥がされた状態の主塔に新たな塗装を施す作業を行うデッキであり、塗装作業用の機材が設置されている。このように、この実施の形態では、上下3つのデッキ41,42,43それぞれが別の作業を行うような専用デッキとなっている。
そのため、通常は各デッキ同士を行き来する梯子や階段等は閉鎖状態として効率化を図っているが、緊急時のために階段又は梯子は使用可能となっている。緊急時には、当該梯子等を用いて下層に避難する、または下層から上層に避難して主塔頂部の主塔のエレベータで地面に降りるようになっている。
ガイドマスト20には、主塔2に予め設けられたボルトBを利用して、主塔2に接続する壁つなぎ部21を有している。この壁つなぎ部21は、図10に示すように、複数本のステー22を有しており、これらを介して主塔2に固定されている。また、主塔2は上部が下部より幅が狭くなっているため、上部から下部まで同じ壁つなぎ部21で対応可能なように、一部に油圧で延び縮みするバックル式壁つなぎ材23を使用している。このバックル式壁つなぎ材23が主塔2の上部では幅の狭くなった主塔2に対して延びて取り付けられ、主塔2の下部では幅の広くなった主塔2に対して縮めて取り付けられるように構成されている。
また、この実施の形態では、このガイドマスト20に対して、駆動部30及び作業用デッキ40が上部からでなく、側部から着脱するように構成されている。この作業用デッキ40には、図5に示すように、ガイドマスト20が入り込む凹部44を有しており、この凹部44にガイドマスト20が入り込むように、側部から駆動部30及び作業用デッキ40を装着するようになっている。
また、この作業用デッキ40には、ガイドマスト20に対して側部から脱着する際に、ガイドマスト20に当接して回動して、作業用デッキの横方向の移動をガイドするガイドローラ45を有している。なお、横方向の移動に対するガイドローラ45の他、装着後の上下方向の移動をガイドする縦用ガイドローラ45aも有している。
また、この作業用デッキ40は、図6〜図7に示すように、駆動部30に設置された固定デッキ46と、固定デッキ46に対して垂直方向を軸として回動する(水平面を維持して回動する)回動デッキ47と、回動デッキ47に対してスライド移動するスライドデッキ48とを有する構成となっている。ここでは、固定デッキ46に対して、90度回動可能な回動デッキ47と、回動デッキ47に保持されてスライド移動するスライドデッキ48を備えている。これにより、主塔2のうち例えば道路部、梁等の障害物の有る部分は回動デッキ47とスライドデッキを図6のようにして移動させて障害物を避けて作業を行ったり障害物を通過させたりし、障害物がない部分では図7のように回動デッキ47を回動させてスライドデッキ48を延ばして、作業用デッキ40が主塔全周を覆って作業を効率的に行うことができるようになっている。
なお、作業用デッキ40は、図8〜図9に示すように、スライドデッキ48の組合せで前記した回動デッキ47とスライドデッキ48の動きと同じような動きが可能な状態となっていても良い。すなわち、固定デッキ46に対して第1スライドデッキ49が一方向にスライド移動可能となっており、第1スライドデッキ49に保持された第2スライドデッキ48が第1スライドデッキ49とは直角方向にスライド移動可能に設置されていても良い。
また、図11に示すように、この作業用デッキ40には、側面及び天面を覆うビニルやメッシュ素材等の飛散防止養生部材50が設けられている。この飛散防止養生部材50により、作業用デッキ40を覆ってブラスト作業や塗装作業を行うことで、橋を使用しながら(車や電車を通過させながら)作業を行っても塗料等が飛散せず、効率良く作業を行うことができるものである。
この実施の形態では、図11,図14に示すように、飛散防止養生部材50は、作業用デッキ40を覆う形状及び大きさの本体部51と、本体部51の主塔2側に設けられて主塔2に当接及び離間するように構成された伸縮部52とを有する構成となっている。この伸縮部52が主塔2に当接及び離間することで、主塔と作業用デッキ40の間の距離が変化しても確実に飛散防止養生部材50で作業用デッキ40を覆うことができるものである。
また、伸縮部52の主塔2側の端部には、主塔2に磁着するマグネットMが設けられている。このマグネットMとしては、図12に示すような、伸縮部52の飛散防止養生シートにマグネットシートMが貼り付けられたものが挙げられる。なお、図13に示すように、伸縮部52の飛散防止養生シートを主塔2に当接させた上でその上から着脱式のマグネットMで伸縮部52を抑えるようになっていても良い。
また、飛散防止養生部材50の本体部51の一部にはファスナー55が設けられている。このファスナー55を開けると、飛散防止養生部材50の内部空間Nを開放できるように構成されている。これにより、例えば強風時にファスナー55を開けて風を飛散防止養生部材50でまともに受けてしまわないように逃がすことができる。なお、ファスナー55は本体部51の中央が開放されるように形成されていても良いし、側方が開放するように形成されていても良い。また、1箇所に限らず、2箇所以上にファスナー55が設けられていて2箇所以上の開放部が形成されるようになっていても良い。
次に、前記した移動昇降式足場10を用いた吊橋1の主塔2の補修施工方法について説明する。この補修作業は、複数の工程を有し、かつ、ガイドマストに沿って上端から下方に向けて行うようになっている。
まず、機材を上下に配置された各作業用デッキ41〜43に設置し、作業用デッキ40を全て上部に配置する。
そして、第1の工程として、作業用デッキのうちの最も下側のもの、ここでは下段デッキ43を用いてIH作業を行い、界面接合を破壊して塗膜を剥離する。特に平面部においてIH作業による塗膜除去を行う。
次に、上下方向の同じ箇所に対して、第2の工程を行う。そのために、中段デッキ42を前記IH作業を行った位置まで下降させ、前記第1の工程を行った箇所に対して第2の工程としてのブラスト作業を行う。ブラスト作業では、加工面に固体金属等の粒体からなる研磨材を高速度で吹き付けて、塗膜の除去を行う。特にIH作業で塗膜剥離が難しい凹凸部等に対してブラスト作業を行う。
次に、上下方向の同じ箇所に対して、第3の工程を行う。そのために、上段デッキ41を前記ブラスト作業を行った位置まで下降させ、前記第2の工程を行った箇所に対して第3の工程としての塗装作業を行う。そして、IH作業とブラスト作業によって古い塗装が剥がされたところに新しい塗装を施す。ここでは複数の塗料を用いて重ね塗りをするようになっている。
この第1〜第3の工程を行う度に1段ずつ下方に作業用デッキを移動させ、上から順に作業用デッキを下降させる。これを主塔の上端から下端まで繰り返し行い、主塔全体の古い塗装を剥がして新しい塗装を定着させる。このように作業用デッキ40を下降させながら順に第1〜第3の工程を繰り返すことで、効率良く作業を行うことができる。しかもこの実施の形態では、作業用デッキ40のそれぞれが独自に駆動するようになっているため、他の作業用デッキ40のタイミングを合わせて上下動させる必要がなく、より効率的と言える。なお、この実施の形態では作業用デッキ40を3層(3段)構造としていたが、これに限らず、作業工程によっては2段又は4段以上となっていても良い。
以上のように、この実施の形態の移動昇降式足場10によれば、吊橋1の主塔2の法面3に沿ってガイドマスト20を設置し、そのガイドマスト20に沿って作業用デッキ40が昇降移動するように構成したことで、主塔2の上端から下端までを安定して設置された作業用デッキ40で移動して作業を行うことができ、主塔2の補修作業で、高層で風の影響の強い場所でも足場を設置して作業を行うことができる。
また、この実施の形態の移動昇降式足場10によれば、駆動部30及び作業用デッキ40が上下に並んでおり、かつ、それぞれが独自に移動することができるため、より効率良く作業を行うことができる。
また、この実施の形態の移動昇降式足場10によれば、主塔2に予め設けられたボルトBに対して壁つなぎ部21を接続してガイドマストを主塔2に固定することができるため、既存の構成を利用して確実にガイドマスト20の固定を行うことができる。
また、この実施の形態の移動昇降式足場10を用いた吊橋1の主塔2の補修施工方法によれば、複数の作業用デッキ40を用いて効率的に作業を行うことができる。
また、この実施の形態の移動昇降式足場10によれば、駆動部30と作業用デッキ40をガイドマスト20に対して側部から着脱するようになっているため、ガイドマスト20を設置した後、作業用デッキ40をその上端まで持ち上げて装着したり、ガイドマスト20の設置途中で作業用デッキ40を装着するような不便な状態を解消することができる。また、作業用デッキ40を取り外して他のガイドマスト20に装着することもできるため、作業方法のバリエーションを増やすことができ、より効率的な作業を選択することができる。
また、この実施の形態の移動昇降式足場10によれば、作業用デッキ40にガイドマスト20が入り込む凹部44があり、当該凹部44を介してガイドマスト20に駆動部30及び作業用デッキ40を装着することができるため、多くの面を有する部位にて安定して作業用デッキ40を装着することができる。
また、この実施の形態の移動昇降式足場10によれば、側部からの脱着用のガイドローラ45を有していることで、ガイドマスト20に対する作業用デッキ40の脱着をスムーズに行うことができる。
また、この実施の形態の移動昇降式足場10によれば、固定デッキ46に対して回動する回動デッキ47と、回動デッキ47に対してスライド移動するスライドデッキ48とが設けられているため、種々のデッキ状態を形成することができる。
また、この実施の形態の移動昇降式足場10によれば、飛散防止養生部材50に伸縮部52を有していて、当該伸縮部52で主塔2に当接及び離間するようになっているため、簡単に飛散防止養生部材50を主塔2に取り付け、取り外しすることができる。
また、この実施の形態の移動昇降式足場10によれば、伸縮部52にマグネットMが設けられているため、より簡単に主塔2に対して当接及び離間させることができる。
また、この実施の形態の移動昇降式足場10によれば、本体部51の一部にファスナー55を備えていることで、強風時にファスナー55を開けて内部空間Nを開放させることで、飛散防止養生部材50全体を取り外すことなく、強風による危険防止対策を行うことができる。
なお、本発明の「移動昇降式足場」は、前記した実施の形態のようなものに限らず、他の構成、他の使用状況にも適用できる。
例えば、本発明の移動昇降式足場は、吊橋以外に斜張橋についての補修作業に用いることができ、さらに主塔以外に橋脚についての補修作業に用いることができる。
また、作業用デッキは、前記した実施の形態の他、駆動部に設置された固定デッキと、固定デッキに対してスライド移動するスライドデッキと、固定デッキに対して垂直方向を軸として回動する回動デッキとを有する構成となっていても良い。
この移動昇降式足場によれば、固定デッキに対してスライド移動するスライドデッキと回動する回動デッキとが設けられているため、種々のデッキ状態を形成することができる。
また、作業用デッキは、前記した2パターンの他、駆動部に設置された固定デッキと、固定デッキに対してスライド移動するスライドデッキと、スライドデッキに対して垂直方向を軸として回動する回動デッキとを有する構成となっていても良い。
この移動昇降式足場によれば、固定デッキに対してスライド移動するスライドデッキと、スライドデッキに対して回動する回動デッキとが設けられているため、種々のデッキ状態を形成することができる。
また、作業用デッキは、これら3パターンが複合的に有するような構成となっていても良い。
1 吊橋
2 主塔
2a 法面
10 移動昇降式足場
20 ガイドマスト
21 壁つなぎ部
30 駆動部
40 作業用デッキ
41 上段デッキ
42 中段デッキ
43 下段デッキ
44 凹部
45 ガイドローラ
46 固定デッキ
47 回動デッキ
48 スライドデッキ,第2スライドデッキ
49 第1スライドデッキ
50 飛散防止養生部材
51 本体部
52 伸縮部
55 ファスナー
B ボルト
M マグネット
N 内部空間

Claims (11)

  1. 吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の上端から下端に掛けて法面に沿って設置されるガイドマストと、
    前記ガイドマストに設置されて、該ガイドマストに沿って昇降移動する駆動部と、
    該駆動部に水平状態で設置された作業用デッキと、
    を有し、
    前記ガイドマストには、前記主塔又は前記橋脚に予め設けられたボルトを用いて、前記主塔又は前記橋脚に接続する壁つなぎ部を有することを特徴とする主塔改修工事に用いる移動昇降式足場。
  2. 吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の上端から下端に掛けて法面に沿って設置されるガイドマストと、
    前記ガイドマストに設置されて、該ガイドマストに沿って昇降移動する駆動部と、
    該駆動部に水平状態で設置された作業用デッキと、
    を有し、
    前記駆動部及び前記作業用デッキが、前記ガイドマストに対して側部から着脱するように構成され、
    前記作業用デッキには、前記ガイドマストに対して側部から脱着する際に、前記ガイドマストに当接して回動して、前記作業用デッキの横方向の移動をガイドするガイドローラを有していることを特徴とする主塔改修工事に用いる移動昇降式足場。
  3. 前記作業用デッキには、前記ガイドマストが入り込む凹部を有しており、
    該凹部に前記ガイドマストが入り込むように、側部から前記駆動部及び前記作業用デッキを装着するように構成されたことを特徴とする請求項に記載の主塔改修工事に用いる移動昇降式足場。
  4. 吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の上端から下端に掛けて法面に沿って設置されるガイドマストと、
    前記ガイドマストに設置されて、該ガイドマストに沿って昇降移動する駆動部と、
    該駆動部に水平状態で設置された作業用デッキと、
    を有し、
    前記作業用デッキは、前記駆動部に設置された固定デッキと、該固定デッキに対してスライド移動するスライドデッキと、前記固定デッキに対して垂直方向を軸として回動する回動デッキとを有することを特徴とする主塔改修工事に用いる移動昇降式足場。
  5. 吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の上端から下端に掛けて法面に沿って設置されるガイドマストと、
    前記ガイドマストに設置されて、該ガイドマストに沿って昇降移動する駆動部と、
    該駆動部に水平状態で設置された作業用デッキと、
    を有し、
    前記作業用デッキは、前記駆動部に設置された固定デッキと、該固定デッキに対して垂直方向を軸として回動する回動デッキと、該回動デッキに対してスライド移動するスライドデッキとを有することを特徴とする主塔改修工事に用いる移動昇降式足場。
  6. 吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の上端から下端に掛けて法面に沿って設置されるガイドマストと、
    前記ガイドマストに設置されて、該ガイドマストに沿って昇降移動する駆動部と、
    該駆動部に水平状態で設置された作業用デッキと、
    を有し、
    前記作業用デッキには、側面及び天面を覆う飛散防止養生部材が設けられており、
    該飛散防止養生部材は、本体部と、該本体部の前記主塔又は前記橋脚側に設けられて前記主塔又は前記橋脚に当接及び離間するように構成された伸縮部とを有することを特徴とする主塔改修工事に用いる移動昇降式足場。
  7. 前記伸縮部の端部には、前記主塔又は前記橋脚に磁着するマグネットが設けられていることを特徴とする請求項に記載の主塔改修工事に用いる移動昇降式足場。
  8. 前記本体部の一部にはファスナーを有しており、該ファスナーで内部空間を開放するように構成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の主塔改修工事に用いる移動昇降式足場。
  9. 前記作業用デッキは、前記駆動部に設置された固定デッキと、該固定デッキに対してスライド移動するスライドデッキと、該スライドデッキに対して垂直方向を軸として回動する回動デッキとを有することを特徴とする請求項1乃至3,6乃至8の何れかに記載の主塔改修工事に用いる移動昇降式足場。
  10. 前記駆動部は、前記ガイドマストに沿って上下に並んで昇降移動するように複数設けられており、
    該複数の駆動部にそれぞれ水平状態で設置される前記作業用デッキが設けられており、
    前記駆動部が独自に前記ガイドマストに沿って昇降移動されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の主塔改修工事に用いる移動昇降式足場。
  11. 吊橋又は斜張橋の主塔又は橋脚の上端から下端に掛けて法面に沿って設置されるガイドマストと、
    前記ガイドマストに設置されて、該ガイドマストに沿って昇降移動する駆動部と、
    該駆動部に水平状態で設置された作業用デッキと、
    を有し、
    前記駆動部は、前記ガイドマストに沿って上下に並んで昇降移動するように複数設けられており、
    該複数の駆動部にそれぞれ水平状態で設置される前記作業用デッキが設けられており、
    前記駆動部が独自に前記ガイドマストに沿って昇降移動されるように構成されている移動昇降式足場を用いた主塔改修工事における構造物の補修施工方法であって、
    補修作業は、複数の工程を有し、かつ、ガイドマストに沿って上端から下方に向けて行うようになっており、
    第1の工程は作業用デッキのうちの最も下側のものを用いて行い、
    次の工程は前記作業用デッキのうちの上側のものを上方から下降させて、前記第1の工程を行った箇所に対して用いて行うようにしたことを特徴とする主塔改修工事における移動昇降式足場を用いた構造物の補修施工方法。
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