JP6692430B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、懸架体の重量不均衡を補償する懸架補償体が釣合車に巻き掛けられているエレベータ装置に関するものである。
従来のエレベータ装置では、かごに生じる縦振動を抑制することを目的として、釣合車に釣合車ダンパが併設されている。また、かごを吊り下げているロープが建物振動に共振して、ロープに大きな横揺れが発生する場合にも、ロープの横揺れに応じて釣合車が上下に振動する。このため、釣合車の上下振動を抑えることにより、ロープの横揺れを抑えることも期待できる。
このような釣合車のダンパ構造として、閾値以上の減衰力が作用した場合に、ダンパの取付部が変位することで、ダンパに過大な力が加わるのを抑える摩擦保持機構が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−177333号公報
上記のような従来のエレベータ装置では、安定した減衰力を与えるために高価なダンパが用いられている。具体的には、油を封入することで油の漏れを防ぎ、上昇方向及び下降方向に対して、共にダンパ内の油に圧力が作用する構成となっている。このような構成では、シール材の設置及び加工精度が求められることから、ダンパが高価になる。
一方、簡易な構成のダンパを用いた場合、ダンパ内の油が、大気圧開放された空気層と接触する状態となる。このような状態では、ダンパの可動部が下降する方向については、油が圧縮されることで減衰力を容易に発生できる。しかし、ダンパの可動部が上昇する方向については、油を圧縮しようとしても油が空気層と接触しているため、大気圧以上に油の圧力を高めることができず、所望の減衰力を発生することが困難となる。所望の減衰力を発生するために、油の粘度を上げる方法もあるが、油の粘度を上げ過ぎると、ダンパの可動部が下降する際に大きな減衰力が発生し、ダンパのピストンロッドに過大な圧縮荷重が作用してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ピストンロッドの径を細くしても圧縮荷重で座屈しない簡単な構成のダンパにより、釣合車の上下振動を抑えることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ装置は、昇降路内を昇降するかご、かごを吊り下げる懸架体、かごから吊り下げられており、懸架体の重量不均衡を補償する懸架補償体、昇降路の下部に設けられており、かつ懸架補償体が巻き掛けられており、懸架補償体に張力を与える釣合車、及び釣合車の上下振動を減衰させるダンパを備え、ダンパは、釣合車の上昇時に下降時よりも大きな減衰力を釣合車に与える。
この発明のエレベータ装置は、ダンパが釣合車の上昇時に下降時よりも大きな減衰力を釣合車に与えるので、ピストンロッドの径を細くしても圧縮荷重で座屈しない簡単な構成のダンパにより、釣合車の上下振動を抑えることができる。
この発明が適用されるエレベータ装置の一例を示す概略の構成図である。 この発明の実施の形態1によるエレベータ装置の釣合車装置を示す斜視図である。 図2の釣合車装置を示す正面図である。 図3のダンパの釣合車下降時の状態を示す断面図である。 図3のダンパの釣合車上昇時の状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置のダンパの釣合車下降時の状態を示す断面図である。 図6のダンパの釣合車上昇時の状態を示す断面図である。 図6の主ピストンを示す平面図である。 図8の主ピストンを示す側面図である。 図6の分割ピストンを示す平面図である。 図10の分割ピストンを示す側面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置のダンパの釣合車下降時の状態を示す断面図である。 図12のダンパの釣合車上昇時の状態を示す断面図である。 図13のピストン及び羽根部材を示す平面図である。 図14のピストン及び羽根部材を示す側面図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータ装置のダンパの断面図である。 図16の要部を拡大して示す断面図である。 図17のピストンを示す平面図である。 図18のピストンを示す側面図である。 図17の回転板を示す平面図である。 図20のXXI−XXI線に沿う断面図である。 図20のXXII−XXII線に沿う断面図である。 図17のガイド部材を示す平面図である。 図16のガイド部材、回転板及びピストンの釣合車下降時の状態を示す平面図である。 図16のガイド部材、回転板及びピストンの釣合車上昇時の状態を示す平面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明が適用されるエレベータ装置の一例を示す概略の構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、駆動装置である巻上機3、そらせ車4、及び制御装置5が設置されている。巻上機3は、駆動シーブ6と、駆動シーブ6を回転させる巻上機モータと、駆動シーブ6の回転を制動する電磁ブレーキである巻上機ブレーキ7とを有している。
巻上機ブレーキ7は、駆動シーブ6と同軸に結合されたドラム又はディスクであるブレーキ車と、ブレーキシューと、ブレーキシューをブレーキ車に押し付け制動力を印加するブレーキばねと、ブレーキばねに抗してブレーキシューをブレーキ車から引き離し制動力を解除する電磁マグネットとを有している。
駆動シーブ6及びそらせ車4には、懸架体8が巻き掛けられている。懸架体8としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。懸架体8の第1の端部には、かご9が接続されている。懸架体8の第2の端部には、釣合おもり10が接続されている。
かご9及び釣合おもり10は、懸架体8により昇降路1内に吊り下げられており、駆動シーブ6を回転させることにより昇降路1内を昇降する。制御装置5は、巻上機3を制御することにより、設定した速度でかご9を昇降させる。
昇降路1内には、かご9の昇降を案内する一対のかごガイドレール11と、釣合おもり10の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール12とが設置されている。昇降路1の底部には、かご9の昇降路底部への衝突の衝撃を緩和するかご緩衝器13と、釣合おもり10の昇降路底部への衝突の衝撃を緩和する釣合おもり緩衝器14とが設置されている。
かご9と釣合おもり10の下部には、駆動シーブ6及びそらせ車4の一側と他側とでの懸架体8の重量不均衡を補償する懸架補償体15が吊り下げられている。懸架補償体15としては、例えば複数本のロープ、即ちコンペンロープ、又は複数本のベルトが用いられている。
昇降路1の底部には、懸架補償体15に張力を与える一対の釣合車16が設けられている。釣合車16には、懸架補償体15が巻き掛けられている。また、釣合車16は、上下方向へ自由に変位できるようになっている。これにより、懸架体8及び懸架補償体15の経年的な伸びに対して、懸架補償体15に与える張力が変化しないようになっている。
図2はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置の釣合車装置を示す斜視図、図3は図2の釣合車装置を示す正面図である。なお、図1では2個の釣合車16が示されているが、図2、3では、釣合車16を1個だけ有するエレベータ装置について説明する。
釣合車16の軸方向の一側には、第1の取付板17aが配置されている。釣合車16の軸方向の他側には、第2の取付板17bが配置されている。第1及び第2の取付板17a,17b間には、水平な回転軸18が固定されている。釣合車16は、回転軸18を中心として回転する。
昇降路1の底部には、釣合車16の上下動を案内する第1及び第2の釣合車ガイドレール19a,19bが垂直に立てられている。釣合車ガイドレール19a,19bは、回転軸18の延長上で、釣合車16の軸方向の両側に分けて配置されている。また、釣合車ガイドレール19a,19bは、釣合車16の水平運動を規制しつつ、上下方向の変位を許容する。
第1の取付板17aの釣合車16とは反対側の面には、第1の釣合車ガイドレール19aに組み合わされる第1のガイド装置20aが固定されている(図2では省略)。第2の取付板17bの釣合車16とは反対側の面には、第2の釣合車ガイドレール19bに組み合わされる第2のガイド装置20bが固定されている。
昇降路1の下部には、釣合車16に減衰力を与えて釣合車16の振動を減衰させる一対のダンパ21が設けられている。一対のダンパ21は、真上から見て、釣合車16の回転軸18に対して対角に配置されている。
ダンパ21としては、油圧ダンパが用いられている。また、各ダンパ21は、シリンダ22と、シリンダ22内に上下動可能に設けられているピストン23(図4、5)と、ピストン23と一体に上下動するピストンロッド24とを有している。ピストンロッド24の下端は、シリンダ22内でピストン23に接続されている。ピストンロッド24の上端は、シリンダ22の上端から上方へ突出している。
第1及び第2の取付板17a,17bには、平板状の連結レバー25がそれぞれ固定されている。各連結レバー25は、第1又は第2の取付板17a,17bと回転軸18とを介して釣合車16に設けられており、釣合車16と一体に上下動する。
各ピストンロッド24の上端には、平板状のストッパ26が固定されている。ストッパ26は、釣合車16の上昇時に連結レバー25により押し上げられる。また、連結レバー25は、ストッパ26から離れて下降可能になっている。
図4は図3のダンパ21の釣合車下降時の状態を示す断面図、図5は図4のダンパ21の釣合車上昇時の状態を示す断面図である。シリンダ22内には、上部に空気層27を残して流体である油28が入れられている。空気層27は、大気圧に開放されている。シリンダ22の内周面とピストン23の外周面との間には、油28を通す隙間が設けられている。
各連結レバー25には、ピストンロッド24を通すレバー孔25aが設けられている。ピストンロッド24の外周面とレバー孔25aの内周面との間には、隙間が設けられている。ストッパ26は、真上から見てレバー孔25aよりも大きい。このため、釣合車16の上昇時には、レバー孔25aの周縁部がストッパ26の外周部の下面に当たっている。これにより、連結レバー25がピストンロッド24から外れるのが阻止されている。
釣合車16が下降する場合、連結レバー25は釣合車16と一体となって下降する。この連結レバー25の動きに対して、ピストンロッド24は、上下方向に力を受けないため、追従しない。このため、ストッパ26と連結レバー25との間には、上下方向の隙間が生じる。
ピストンロッド24及びピストン23は、連結レバー25による上下方向の支持がなくなるため、重力によって下降を始めるが、油の抵抗を受けるため、下降速度は連結レバー25に対して遅くなる。よって、連結レバー25に遅れてピストンロッド24が下降する。このとき、ピストンロッド24に連結レバー25からの圧縮荷重は作用しない。
一方、釣合車16が上昇する場合、連結レバー25がストッパ26に当たるまでは、ピストンロッド24は連結レバー25から力を受けない。しかし、連結レバー25がストッパ26に当たると、ピストンロッド24は連結レバー25と一体になって上昇する。これにより、ダンパ21から釣合車16に減衰力が与えられる。このとき、ピストンロッド24には引張荷重が作用する。
従って、ダンパ21は、釣合車16の上昇時に下降時よりも大きな減衰力を釣合車16に与える。実施の形態1では、釣合車16の上昇時のみ釣合車16に減衰力を与え、釣合車16の下降時に与える減衰力は0である。
このように、ピストンロッド24には引張荷重のみが作用するため、圧縮荷重による座屈を考慮する必要がない。このため、細い径のピストンロッド24を用いた簡易なダンパ21を用いて、釣合車16の上下振動を抑えることができ、かご9の上下振動及び懸架体8の横揺れを効果的に抑制できる。
また、仮に空気層27をなくし、シリンダ22とピストンロッド24との隙間にシール材を配置して、油28をシリンダ22内に密閉する構成にすると、ピストン23の上昇時に、ピストン23の上部にある油28が圧縮されて圧力が上昇することで、大きな減衰力を発生できる。しかし、このような構成は、部品点数の増大と加工精度のアップとによるコストアップになる問題がある。
これに対して、実施の形態1では、大気圧に開放された空気層27が存在する簡単な構成のダンパ21を用いている。空気層27が存在すると、ピストン23の上昇時に、ピストン23の上にある油28が圧縮されないため、ピストン23の側面を流れる油28の流体抵抗を上げるために、油28の粘度を大きくする必要が生じる。
しかし、油28の粘度を上げ過ぎると、ピストン23の下降時に、ピストン23の下部にある油28が圧縮されることで、ピストン23及びピストンロッド24は大きな反力を油28から受ける。ピストンロッド24が細く長い場合、この反力がピストンロッド24に対して圧縮荷重として作用し、ピストンロッド24が座屈する可能性がある。
ピストンロッド24の座屈を防止するため、ピストンロッド24の径を大きくすると、ダンパ21のサイズが大きくなり、コストアップにつながる。
これに対して、実施の形態1では、ピストンロッド24に大きな圧縮荷重が作用しないので、ピストンロッド24を細く長くしてもピストンロッド24が座屈することがない。
実施の形態2.
次に、図6はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置のダンパの釣合車下降時の状態を示す断面図、図7は図6のダンパの釣合車上昇時の状態を示す断面図である。
実施の形態2のダンパ31は、シリンダ22と、シリンダ22内に上下動可能に設けられている円板状の主ピストン32と、主ピストン32と一体に上下動するピストンロッド24と、シリンダ22内の主ピストン32よりも上に上下動可能に設けられている円環状の分割ピストン33とを有している。
ピストンロッド24の下端は、主ピストン32に接続されている。ピストンロッド24の上端は、シリンダ22の上端から上方へ突出している。また、ピストンロッド24は、分割ピストン33を貫通している。
第1及び第2の取付板17a,17bには、連結部材34がそれぞれ固定されている。各連結部材34は、ピストンロッド24の上端に接続されている。即ち、各ピストンロッド24は、連結部材34と、第1又は第2の取付板17a,17bと、回転軸18とを介して釣合車16に接続されており、釣合車16と一体に上下動する。
分割ピストン33の外周面は、シリンダ22の内周面に全周で接している。即ち、分割ピストン33は、シリンダ22の内周面に沿って上下動可能である。また、分割ピストン33は、主ピストン32の上昇時に主ピストン32に重なって主ピストン32と一体に上昇する。
主ピストン32は、分割ピストン33から離れて下降可能になっている。また、主ピストン32は、シリンダ22の内周面との間に隙間をおいて配置されている。
図8は図6の主ピストン32を示す平面図、図9は図8の主ピストン32を示す側面図である。主ピストン32には、分割ピストン33と重なったときにも油28を通す複数の主ピストン孔32aが設けられている。各主ピストン孔32aは、主ピストン32を上下方向に貫通している。この例では、4つの主ピストン孔32aが主ピストン32の周方向に等間隔に配置されている。
主ピストン32の主ピストン孔32aよりも径方向外側には、分割ピストン33と重なったときに分割ピストン33に接するテーパ状の主ピストン傾斜面32bが設けられている。これにより、主ピストン32の上部の外径は、上方へ向けて徐々に小さくなっている。
図10は図6の分割ピストン33を示す平面図、図11は図10の分割ピストン33を示す側面図である。分割ピストン33の内径は、全ての主ピストン孔32aに外接する円の径よりも大きい。これにより、主ピストン32が分割ピストン33に重なっても、いずれの主ピストン孔32aも分割ピストン33で塞がれることがない。
分割ピストン33の内周面には、主ピストン32が重なったときに主ピストン傾斜面32bが接するテーパ状の分割ピストン傾斜面33aが設けられている。これにより、分割ピストン33の下部の内径は、下方へ向けて徐々に大きくなっている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、ダンパ31の動作について説明する。釣合車16が静止しているときは、主ピストン32の主ピストン傾斜面32bで分割ピストン33を支持している。釣合車16が下降すると、連結部材34、ピストンロッド24及び主ピストン32が一体となって下降する。
このとき、主ピストン32は分割ピストン33から独立して下降可能であり、分割ピストン33は主ピストン32の下降には追従しない。そのため、主ピストン32が分割ピストン33から離れ、油28の流路の面積が拡大し、油28から受ける抵抗力が小さくなる。よって、釣合車16の下降中には、釣合車16はダンパ31から大きな減速力を受けない。なお、分割ピストン33は、自重によって下降するが、油28の粘性抵抗を受けることで、主ピストン32から遅れて下降する。
一方、釣合車16が上昇すると、分割ピストン33と主ピストン32との上下隙間が小さくなり、油28から受ける抵抗が増大していく。この後、主ピストン32が分割ピストン33に密着すると、油28の流路の面積は主ピストン孔32aの面積だけになり、大きな流体抵抗を受ける。これにより、釣合車16の上昇中は、釣合車16はダンパ31から大きな減速力を受ける。
このように、ダンパ31は、釣合車16の下降時に小さな減衰力、上昇時に大きな減衰力を発生するため、ピストンロッド24には大きな圧縮荷重が作用しない。そのため、簡易なダンパ構成で、ピストンロッド24の径を細くすることができ、ダンパ31の小型軽量化を実現できる。
なお、実施の形態2では、円板状の主ピストン32と円環状の分割ピストン33とを用いたが、主ピストン32及び分割ピストン33の形状はこれらに限定されない。
また、実施の形態2では、分割ピストン33がシリンダ22の内周面に沿って上下動するが、円環状ではない分割ピストンを用いる場合、シリンダ内に分割ピストンの上下動を案内するガイドを設けてもよい。
実施の形態3.
次に、図12はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置のダンパの釣合車下降時の状態を示す断面図、図13は図12のダンパの釣合車上昇時の状態を示す断面図である。
実施の形態3のダンパ41は、シリンダ22と、シリンダ22内に上下動可能に設けられている円板状のピストン42と、ピストン42と一体に上下動するピストンロッド24と、ピストン42上に回転可能に設けられている可動部材である一対の平板状の羽根部材43とを有している。
ピストンロッド24の下端は、ピストン42に接続されている。ピストンロッド24の上端は、シリンダ22の上端から上方へ突出しており、連結部材34に接続されている。
羽根部材43は、ピストン42の上下動による油28の相対的な流れによって、ピストン42上に倒れている第1の位置(図13)と、ピストン42上に起立している第2の位置(図12)との間で回転する。
また、羽根部材43は、第1の位置に位置するとき、ピストン42から径方向外側へ突出している。羽根部材43が第1の位置に位置するとき、羽根部材43とシリンダ22の内周面との間には隙間が設けられている。第2の位置に位置するときのピストン42の径方向外側への羽根部材43の突出量は、第1の位置に位置するときのピストン42の径方向外側への羽根部材43の突出量よりも小さい。
さらに、羽根部材43は、ピストン42の上昇時に第1の位置に位置してピストン42の上下間の油28の流路を狭める。さらに、羽根部材43は、ピストン42の下降時に第2の位置に回転して、ピストン42の上下間の油28の流路を広げる。
図14は図13のピストン42及び羽根部材43を示す平面図、図15は図14のピストン42及び羽根部材43を示す側面図である。一対の羽根部材43は、ピストン42よりも大径の円板から、平行で同じ長さの2本の弦に挟まれた部分を取り除いた形状となっている。
また、羽根部材43は、ヒンジ等の回転連結具44を介して、水平な軸を中心として回転可能にピストン42に連結されている。他の構成は、実施の形態2と同様である。
次に、ダンパ41の動作について説明する。釣合車16が静止しているときは、羽根部材43は自重により第1の位置に位置しており、ピストン42の上面で水平に支持されている。釣合車16が下降すると、連結部材34、ピストンロッド24及びピストン42が釣合車16と一体となって下降する。このとき、羽根部材43は、油28から上向きの抵抗力を受けて、上方向へ回転し、第2の位置に変位する。そのため、シリンダ22の内周面と羽根部材43との間の隙間が大きくなり、油28の流路の面積が拡大し、油28から受ける抵抗力が小さくなる。よって、釣合車16の下降中には、釣合車16はダンパ41から大きな減速力を受けない。
一方、釣合車16が上昇すると、羽根部材43が油28から下向きの抵抗力を受けて第1の位置に回転し、ピストン42で支持される水平姿勢となる。そのため、シリンダ22の内周面と羽根部材43との間の隙間が小さくなり、油28の流路の面積が縮小し、油28から受ける抵抗力が大きくなる。これより、釣合車16の上昇中には、釣合車16はダンパ41から大きな減速力を受ける。
このように、ダンパ41は、釣合車16の下降時に小さな減衰力、上昇時に大きな減衰力を発生するため、ピストンロッド24には大きな圧縮荷重が作用しない。そのため、簡易なダンパ構成で、ピストンロッド24の径を細くすることができ、ダンパ41の小型軽量化を実現できる。
なお、羽根部材の個数及び形状は、上記の例に限定されるものではない。例えば、ピストンに油の流路となる孔を設け、その孔を羽根部材が開閉する構造としてもよい。
実施の形態4.
次に、図16はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置のダンパの断面図、図17は図16の要部を拡大して示す断面図である。
実施の形態4のダンパ51は、シリンダ22と、シリンダ22内に上下動可能に設けられている円板状のピストン52と、ピストン52と一体に上下動するピストンロッド24と、ピストン52上に設けられている可動部材としての円板状の回転板53と、回転板53上に設けられているガイド部材54と、ピストン52と回転板53との間に設けられている軸受55とを有している。
ピストンロッド24の下端は、ピストン52に接続されている。ピストンロッド24の上端は、シリンダ22の上端から上方へ突出しており、連結部材34に接続されている。
回転板53の径は、ピストン52の径と同じである。回転板53は、ピストン52と同軸に配置されている。ピストン52及び回転板53の外周面とシリンダ22の内周面との間には、隙間が設けられている。また、ピストン52と回転板53との間にも、隙間が設けられている。
軸受55は、ピストン52と回転板53との間に設けられている。これにより、回転板53は、ピストン52及びピストンロッド24に対して、ピストンロッド24を中心として、即ち鉛直な軸を中心として回転可能となっている。
ピストン52には、ピストン52を上下方向に貫通した複数のピストン孔52aが設けられている。回転板53には、回転板53を上下方向に貫通した複数の回転板孔53aが設けられている。回転板53の上面には、一対の突起部53bが設けられている。ガイド部材54は、ピストンロッド24に固定されている。
図18は図17のピストン52を示す平面図、図19は図18のピストン52を示す側面図である。この例では、4つのピストン孔52aがピストン52の周方向に等間隔に配置されている。
図20は図17の回転板53を示す平面図、図21は図20のXXI−XXI線に沿う断面図、図22は図20のXXII−XXII線に沿う断面図である。この例では、4つの回転板孔53aが回転板53の周方向に等間隔に配置されている。また、回転板孔53aは、回転板53の周方向の同方向へ傾斜している。このため、回転板53は、ピストン52の上下動による油28の相対的な流れによってピストン52に対して回転する。
図23は図17のガイド部材54を示す平面図である。ガイド部材54には、突起部53bが通される一対のガイド孔54aが設けられている。これにより、ピストン52に対する回転板53の回転範囲が規制されている。
図24は図16のガイド部材54、回転板53及びピストン52の釣合車下降時の状態を示す平面図、図25は図16のガイド部材54、回転板53及びピストン52の釣合車上昇時の状態を示す平面図である。
回転板53は、回転板孔53aの全体又はほぼ全体がピストン孔52aと重ならない第1の位置と、回転板孔53aの全体又はほぼ全体がピストン孔52aに重なる第2の位置との間で、ピストン52に対して回転する。
また、回転板53は、ピストン52の上昇時に第1の位置に位置してピストン52の上下間の油28の流路を狭める。さらに、回転板53は、ピストン52の下降時に第2の位置に回転してピストン52の上下間の油28の流路を広げる。他の構成は、実施の形態2と同様である。
次に、ダンパ51の動作について説明する。釣合車16が下降すると、連結部材34、ピストンロッド24、ピストン52、回転板53、ガイド部材54及び軸受55が一体となって下降する。
このとき、回転板孔53aが鉛直軸に対して傾いた方向に沿って回転板53を貫通しているため、油28が回転板孔53aを通過する際に、回転板53に回転力が作用する。これより、回転板孔53aがピストン孔52aと一致する位置、即ち第2の位置まで回転板53が回転する。この状態では、油28の流路の面積が大きいため、油28の抵抗力が小さくなる。そのため、釣合車16の下降中には、釣合車16はダンパ51から大きな減速力を受けない。
一方、釣合車16が上昇すると、回転板53は下降時と逆方向に第1の位置まで回転し、回転板孔53aがピストン孔52aからずれた状態となる。このため、回転板孔53aとピストン孔52aとの重なりで構成される油28の流路の面積が小さくなり、油28の抵抗力が大きくなる。そのため、釣合車16の上昇中には、釣合車16はダンパ51から大きな減速力を受ける。
このように、ダンパ51は、釣合車16の下降時に小さな減衰力、上昇時に大きな減衰力を発生するため、ピストンロッド24には大きな圧縮荷重が作用しない。そのため、簡易なダンパ構成で、ピストンロッド24の径を細くすることができ、ダンパ51の小型軽量化を実現できる。
なお、ピストン孔52aの形状及び数は特に限定されない。これに伴い、回転板孔53aの形状及び数も変更可能である。
また、実施の形態4では、ピストン52の上に回転板53を配置したが、逆であってもよい。
さらに、実施の形態4では、鉛直軸に対して傾斜した回転板孔53aを回転板53に設けることにより回転板53を回転させたが、油28の相対的な流れを受けて回転板を回転させる羽根等を回転板孔とは別に設けてもよい。
さらにまた、実施の形態1〜4では、流体として油28を用いたが、流体は油28に限定されない。
また、実施の形態1〜4では、1個の釣合車16に対してダンパ21,31,41,51を2個ずつ用いたが、1個ずつ、又は3個以上ずつ用いてもよい。
さらに、実施の形態1〜4では、1輪の釣合車16について説明したが、釣合車の数はこれに限定されるものではなく、例えば2輪又は4輪の釣合車を用いるエレベータ装置にもこの発明は適用できる。
さらにまた、エレベータ装置全体のレイアウトは、図1のレイアウトに限定されるものではない。例えば2:1ローピング方式のエレベータ装置にもこの発明は適用できる。
また、この発明は、機械室レスエレベータ、ダブルデッキエレベータ、共通の昇降路内に複数のかごが配置されているワンシャフトマルチカー方式のエレベータなど、あらゆるタイプのエレベータ装置に適用できる。

Claims (8)

  1. 昇降路内を昇降するかご、
    前記かごを吊り下げる懸架体、
    前記かごから吊り下げられており、前記懸架体の重量不均衡を補償する懸架補償体、
    前記昇降路の下部に設けられており、かつ前記懸架補償体が巻き掛けられており、前記懸架補償体に張力を与える釣合車、及び
    前記釣合車の上下振動を減衰させるダンパ
    を備え、
    前記ダンパは、
    流体が入れられるシリンダと、
    前記シリンダ内に上下動可能に設けられているピストンと、
    下端が前記ピストンに接続されており、かつ上端が前記シリンダから突出しているピストンロッドと
    を有しており、
    前記釣合車には、前記釣合車と一体に上下動する連結レバーが設けられており、
    前記ピストンロッドには、前記釣合車の上昇時に前記連結レバーにより押し上げられるストッパが設けられており、
    前記連結レバーは、前記ストッパから離れて下降可能になっており、
    前記ダンパは、前記釣合車の上昇時に下降時よりも大きな減衰力を前記釣合車に与えるエレベータ装置。
  2. 昇降路内を昇降するかご、
    前記かごを吊り下げる懸架体、
    前記かごから吊り下げられており、前記懸架体の重量不均衡を補償する懸架補償体、
    前記昇降路の下部に設けられており、かつ前記懸架補償体が巻き掛けられており、前記懸架補償体に張力を与える釣合車、及び
    前記釣合車の上下振動を減衰させるダンパ
    を備え、
    前記ダンパは、
    流体が入れられるシリンダと、
    前記シリンダ内に上下動可能に設けられている主ピストンと、
    下端が前記主ピストンに接続されており、かつ上端が前記シリンダから突出し前記釣合車に接続されているピストンロッドと、
    前記シリンダ内の前記主ピストンよりも上に上下動可能に設けられており、前記主ピストンの上昇時に前記主ピストンに重なって前記主ピストンと一体に上昇する分割ピストンと
    を有しており、
    前記主ピストンは、前記分割ピストンから離れて下降可能になっており、
    前記シリンダ内には、大気圧に開放された空気層が存在しており、
    前記ダンパは、前記釣合車の上昇時に下降時よりも大きな減衰力を前記釣合車に与えるエレベータ装置。
  3. 昇降路内を昇降するかご、
    前記かごを吊り下げる懸架体、
    前記かごから吊り下げられており、前記懸架体の重量不均衡を補償する懸架補償体、
    前記昇降路の下部に設けられており、かつ前記懸架補償体が巻き掛けられており、前記懸架補償体に張力を与える釣合車、及び
    前記釣合車の上下振動を減衰させるダンパ
    を備え、
    前記ダンパは、
    流体が入れられるシリンダと、
    前記シリンダ内に上下動可能に設けられている主ピストンと、
    下端が前記主ピストンに接続されており、かつ上端が前記シリンダから突出し前記釣合車に接続されているピストンロッドと、
    前記シリンダ内の前記主ピストンよりも上に上下動可能に設けられており、前記主ピストンの上昇時に前記主ピストンに重なって前記主ピストンと一体に上昇する分割ピストンと
    を有しており、
    前記主ピストンは、前記分割ピストンから離れて下降可能になっており、
    前記主ピストンには、前記分割ピストンと重なったときにも前記流体を通す主ピストン孔が設けられているエレベータ装置。
  4. 前記分割ピストンは、前記シリンダの内周面に沿って上下動可能な円環状の部材であり、
    前記ピストンロッドは、前記分割ピストンを貫通しており、
    前記主ピストンは、前記シリンダの内周面との間に隙間をおいて配置されている円板状の部材である請求項2又は請求項3に記載のエレベータ装置。
  5. 昇降路内を昇降するかご、
    前記かごを吊り下げる懸架体、
    前記かごから吊り下げられており、前記懸架体の重量不均衡を補償する懸架補償体、
    前記昇降路の下部に設けられており、かつ前記懸架補償体が巻き掛けられており、前記懸架補償体に張力を与える釣合車、及び
    前記釣合車の上下振動を減衰させるダンパ
    を備え、
    前記ダンパは、
    流体が入れられるシリンダと、
    前記シリンダ内に上下動可能に設けられているピストンと、
    下端が前記ピストンに接続されており、かつ上端が前記シリンダから突出し前記釣合車に接続されているピストンロッドと、
    前記ピストンの上下動による前記流体の相対的な流れによって前記ピストンに対して第1の位置と第2の位置との間で回転する可動部材と
    を有しており、
    前記可動部材は、前記ピストンの上昇時に前記第1の位置に位置して前記ピストンの上下間の前記流体の流路を狭め、前記ピストンの下降時に前記第2の位置に回転して前記流路を広げ
    前記ダンパは、前記釣合車の上昇時に下降時よりも大きな減衰力を前記釣合車に与えるエレベータ装置。
  6. 前記可動部材は、前記ピストン上に倒れている前記第1の位置と、前記ピストン上に起立している前記第2の位置との間で回転可能に前記ピストンに設けられている羽根部材である請求項記載のエレベータ装置。
  7. 前記ピストンには、上下方向に貫通した複数のピストン孔が設けられており、
    前記可動部材は、鉛直な軸を中心に回転可能にピストンに重ねられている回転板であり、
    前記回転板には、前記第2の位置に位置するときに前記ピストン孔に重なる回転板孔が設けられている請求項記載のエレベータ装置。
  8. 前記回転板孔は鉛直軸に対して傾いた方向に沿って前記回転板を貫通しており、前記回転板孔を前記流体が通過する際に、前記回転板に回転力が作用する請求項記載のエレベータ装置。
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