JP6691070B2 - 飛散防止収納付き標識車両 - Google Patents

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Description

本発明は、荷台上に表示板が設置された飛散防止収納付き標識車両に関する。
従来、車両後方から視認される表示板が荷台に積載された車両が知られている。例えば、特許文献1においては、標識の保持手段が回動可能であり、保持手段が荷台に収容された状態と、車両後方に張り出した状態を回動によって変更することが可能な車両が開示されている。また、特許文献2においては、車両後方を向いた標識とコーンの自動設置装置とが積まれた車両が開示されている。
特開平8−74218号 特開平5−331814号
しかしながら、特許文献1においては、車両移動時には保持手段を回動させて荷台上に収容する必要があり、標識を使用するたびに保持手段を回動させて標識を車両後方に張り出させる必要がある。従って、標識を利用する際に手間がかかり、車両後方から標識が視認可能な状態で車両を移動させながらコーンを設置するなどの作業を行うことは困難であった。
特許文献2においては、コーンの自動設置装置の重量が重く車両の燃費が悪くなる。一方、コーンの自動設置装置を省略して荷台上の重量を軽くした場合、高い位置に標識を設置すると車両重心が過度に高い位置になり、車両の安定性が低下する。
本発明は、このような課題にかんがみてなされたもので、標識を備えた安定度の高い車両を簡易な構成によって提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、荷台と、荷台に取り付けられた収納部と、収納部の筐体に取り付けられ、後方から視認される表示板と、を備える飛散防止収納付き標識車両が構成される。すなわち、荷台には、表示板とともに利用されるコーン等の積載物が積載されるため、当該積載物の飛散を防止する収納部と、表示板とを一体化させ、収納部を荷台に取り付ける。
この構成によれば、収納部全体で表示板の重量を支える状態で荷台に表示板の重量を作用させることができる。従って、表示板のみを荷台で支える場合と比較して車両の安定性を高めることが可能である。このため、標識を備えた安定度の高い車両を簡易な構成によって提供することができる。
荷台には、少なくともコーン等の積載物の飛散を防止する収納部が取り付けられ、収納部に物体が収容されることによって当該物体が荷台に積載されることになる。また、荷台は車両の任意の場所に設けられていて良く、例えば、車室の後方に荷台が設けられるトラック等の車両が想定される。なお、荷台には、表示板が取り付けられてもよい。この場合、収納部と表示板とが荷台に取り付けられた状態になるため、収納部と表示板とで構造体がより確実に荷台に設置される。
収納部は、荷台に取り付けられれば良い。すなわち、表示板が収納部の筐体に取り付けられて一体化された状態で両者の重量が荷台に作用するように構成されているため、表示板を単体で荷台に取り付ける場合と比較して重心の位置を変化させることができる。従って、特定の位置(例えば、車両の後端)に表示板が配置される場合であっても、重心を表示板の位置と異なる位置(例えば、荷台の中央寄りの位置)にすることができる。
この結果、より簡単に車両を安定化させることが可能になる。例えば、荷台の後端や後端近傍に表示板が配置される場合、収納部は表示部から車両前方に向かって延びる側面を有する構成であることが好ましい。この構成によれば、表示板の重量が荷台の後端や後端近傍のみに作用せず、荷台の中央寄りに作用するように調整することができる。
収納部は、表示板が取り付けられる筐体を有し、当該筐体内に任意の積載物を収容可能であれば良い。すなわち、単に荷台に積載物を積載するのみならず、筐体内に積載物を収容した状態で荷台に積載できるように構成されていれば良い。収納部は、単に荷台に積載物を積載する状態よりも良好な積載状態が提供できれば良く、例えば、荷台からの飛散防止の他、積載量の増加、風雨等の影響の軽減等が可能な収納部が想定されて良く、各用途に応じて筐体が構成されれば良い。筐体は、少なくとも表示板を取り付けることができるような構造体であれば良く、例えば、フレームによって構成される筐体であっても良いし、大きさや形状は限定されない。
表示板は、後方から視認される情報が表示される表示面を有する装置であり、収納部の筐体に取り付けられる。すなわち、表示板は、車両の後方に注意喚起等の情報を表示することができればよく、表示内容を変更可能なディスプレイを備えていても良いし、文字や図形等が記された部材を設置部に設置して後方から視認できるような構成であっても良い。むろん、設置部には光源が備えられていても良い。
さらに、筐体は、当該筐体の側面に車両の前後方向に開閉可能な開閉部を備える構成であっても良い。すなわち、収納部の側面が開閉部として構成されていても良い。この構成によれば、利用者は車両の側面から収納部に近づき、開閉部を開けることで収納部の内部に積載物を収容し、または、積載物を取り出すことができる。また、開閉部を閉じることで積載物が収納部の外部に飛散することを防止することができる。
なお、開閉部は、前後方向に開閉可能であれば良く、素材は限定されない。その一例として、開閉部が、網で形成される構成であっても良い。この構成によれば、側面に対する風圧を抑制することができる。また、シートや剛体によって開閉部が構成される場合と比較して、開閉部を開けた場合に網がかさばる程度を抑制することができ、視野を狭める可能性を低減することができる。さらに、シートや剛体によって開閉部が構成される場合と比較して、重量の増加を抑制することができる。
さらに、収納部および表示板によって構成される構造体は、車両前後方向における荷台の前端から後端に渡って存在する構成であっても良い。この構成であれば、収納部および表示板によって構成される構造体の重量を荷台全体で支持することができる。また、収納部を荷台全体にわたって形成することができ、荷台の面積を有効に利用することが可能になる。
なお、荷台の前端から後端に渡る領域は、荷台の前後方向における実質的な全域であれば良く、荷台前端近傍から後端近傍までの領域であれば良い。従って、設置のためのマージンなどが設けてあっても良い。むろん、収納部および表示板によって構成される構造体は、他の構成要素を含んでいても良い。
さらに、筐体は、直方体であり、車両前後方向における後側に位置する筐体の後面と、車両前後方向における前側に位置する表示板の裏面とが連結される構成であっても良い。この構成によれば、収納部と表示板とを荷台上で効率的に配置することができる。
さらに、車両前後方向における前側に位置する筐体の前面の上部には、道路標識柱を挿入可能な第1挿入部が備えられ、筐体の後面は、開いた状態で道路標識柱を挿入可能な第2挿入部が備えられている構成であっても良い。この構成によれば、道路標識柱の長さに応じて前方側に道路標識柱を突出させるなどにより、収納部に道路標識柱を収納することが可能である。従って、道路標識柱を車両によって運搬可能である。
飛散防止収納付き標識車両の側面図である。 飛散防止収納付き標識車両の後面図である。 収納部の分解斜視図である。 第2実施形態に係る飛散防止収納付き標識車両の側面図である。 第3実施形態に係る飛散防止収納付き標識車両の側面図である。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)飛散防止収納付き標識車両の構成:
(2)他の実施形態:
(1)飛散防止収納付き標識車両の構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかる飛散防止収納付き標識車両1(以下、車両1または車両という。)の側面図である。図2は、車両1の後面図である。本実施形態においては、車両を基準に方向を規定しており、各部材に関する方向は車両の運転者から見た上下左右前後の各方向と一致する。
本実施形態において車両1はトラックであり、車両1の後部に荷台10を備えている。また、荷台10には収納部20が取り付けられており、収納部20には表示板30が取り付けられている。表示板30は、後方に向けられた表示面30aに各種の情報を表示可能な装置であり、収納部20内に収納される電源部30bから電力の供給を受ける。すなわち、本実施形態において表示板30は電源部30bの供給電力で駆動し、予め規定された表示情報(文字や図形等)に基づいて表示板30での表示を行うことができる。
図1に示す本実施形態においては、表示面30aが荷台10の後端から僅かに前方に配置されており、表示面30aが荷台10の後端に略一致する位置に配置されている。すなわち、後方から表示面30aが視認されるように、表示面30aが荷台10の後端に配置されている。なお、表示板30においては、表示面30a側をおもてと呼び、表示面30aの反対側を裏と呼ぶ。従って、本実施形態において表示板30のおもて面は車両の後方を向いており、表示板30の裏面は車両の前方を向いている。
表示面30aを含む表示板30は一般的に重量が重い。また、表示面30aの視認性を確保するために、荷台10から所定上の高さの範囲に表示面30aが配置するように構成される。従って、荷台10上で表示板30は、比較的重い重心の位置を比較的高い位置に配置するように作用する。
このため、単に荷台10上に表示板30を取り付ける構成においては、車両が不安定になることを防止するために、表示板30の前方の荷台10上に、重く背が高い積載物を積載することが困難であった。そこで、本実施形態においては、荷台10に収納部20を取り付け、当該収納部20に表示板30を取り付ける構成が採用されている。
この構成によれば、収納部20と表示板30とが一体化された状態での重量が荷台10に対して作用し、表示板30単体の状態よりも重心を前方へ移動させることができる。また、表示板30を荷台10に取り付ける場合よりも荷台10の広い範囲を利用して、収納部20と表示板30との一体構造体を支持することができる。従って、表示板30から荷台10に作用する力によって車両が転倒する可能性を低減することができる。以上のような本実施形態によれば、標識を備えた安定度の高い車両を簡易な構成によって提供することができる。
図3は、収納部20と表示板30を抜き出して示す分解斜視図である。同図3に示すように、収納部20は、上面部20aとフレーム部20bとを備える筐体を備えている。すなわち、筐体は、直方体であり、筐体の上面となる上面部20aは平面状の部材を複数個組み合わせることによって構成されている。
筐体の前面、後面、側面(左面、右面)、下面はフレーム部20bによって形成される。すなわち、フレーム部20bは、直方体の稜に相当する部位に存在するアングル等の鋼材によって構成されている。なお、筐体の下面および後面には補強部20b1,20b2が設けられており、補強部20b1には電源部30bが取り付けられる。また、補強部20b2および筐体の後面には表示板30が取り付けられる。すなわち、本実施形態においては、車両前後方向における後側に位置する筐体の後面と、車両前後方向における前側に位置する表示板30の裏面とが連結される。
本実施形態において、フレーム部20bが形成する筐体の後面は、荷台10から上方に延びており、筐体の後面の上端と表示板30の上端とが位置Puで一致するように表示板30が筐体の後面に取り付けられている(図2参照)。また、筐体の左右方向の幅は表示板30の左右方向の幅と一致している。従って、本実施形態において表示板30は、筐体の後面から上下左右のいずれの方向にもはみ出さない状態で収納部20の後面に取り付けられている。この結果、収納部20は、後面によって表示板30の全体を支持することができ、安定的に表示板30を支持することができる。
以上のように、収納部20が直方体の筐体で構成され、筐体の後面で表示板30を支持する構成によれば、収納部20の上端を表示板30の上端まで高くしても、安定的に表示板30を支持することができる。この結果、荷台10上面で人の一般的な身長を超える(例えば、185cm)程度の高さのある収納部20で、安定的に表示板30を支持することが可能である。
なお、補強部20b1は、車両前後方向に延びる部材と、車両左右方向に延びる部材とが含まれ、車両前後方向に延びる部材に電源部30bが取り付けられる。図3に示す例において、車両前後方向に延びる部材は左右方向の中央ではなく左側に寄せられた位置に存在する。従って、荷台10上で電源部30bは車両の左側に寄せられた位置に設置される。このため、利用者は、荷台10の左側面から容易に電源部30bを操作することができ、車両が左側通行である日本において利用者は安全に作業をすることができる。むろん、この構成は一例であり、電源部30bを設置するための補強部を左右方向中央に配置し、重心が中央寄りになるように構成されていても良い。
さらに、本実施形態において、収納部20および表示板30が一体化された構造体は、車両前後方向における荷台10の前端から後端に渡って存在する。すなわち、図1に示すように、収納部20の前方の端部を構成する筐体の前面は、荷台10の前端から設置マージン程度の距離にある位置Pfに存在する。また、表示板30の後方の端部を構成する表示面30aは、荷台10の後端から設置マージン程度の距離にある位置Pbに存在する。
従って、収納部20および表示板30が一体化された構造体は、実質的に荷台10の前端から後端に渡る範囲に存在する。この構成によれば、収納部20の前後方向の長さを、荷台10の前後方向の全長から表示板30の厚さを除いた長さと同等にすることができ、荷台10を有効に活用した収納部20を提供することができる。
さらに、収納部20の筐体は、当該筐体の側面に車両の前後方向に開閉可能な開閉部20cを備えている。本実施形態において開閉部20cは、図1に示すように網で形成される。具体的には、図3に示すように、開閉部20cは、上下方向に延びる2個の支持部21cを備え、支持部21cの間に網22cが取り付けられている。支持部21cは、収納部20の左右の両側面において、前方と後方に配置され、その間で網22cを支持する。
網22cは全体が矩形であり、当該矩形は、収納部20の側面でフレーム部20bによって形成される略矩形の開口部よりも僅かに大きい。網22cの上辺と下辺には複数個のリング23cが取り付けられている。なお、図3におけるリング23cは模式図であり、大きさおよび数は図3と同等でなくても良い。
収納部20の側面の四隅には支持部20b3が形成されており、当該支持部20b3にワイヤーWを支持することが可能である。本実施形態においては、側面の上部と下部のそれぞれで前後に延びるようにワイヤーWが支持される。すなわち、上部の前後に存在する支持部20b3によってワイヤーWが前後に延びるように支持され、下部の前後に存在する支持部20b3によってワイヤーWが前後に延びるように支持される(上部のワイヤーWについて図1参照。図3においては図示省略)。
本実施形態において、リング23cは、網22cの上辺と下辺のそれぞれで網22cとワイヤーWとに掛けられる。また、支持部21cの上下方向の略中央にはハンドル24cが取り付けられている。従って、利用者は車両の側面から収納部20に近づき、ハンドル24cを把持して支持部21cの少なくとも一方に移動させることによって側面を前後方向に開閉することができる。この構成によれば、利用者は開閉部20cを開けることで収納部20の内部に積載物を収容し、または、収納部20から積載物を取り出すことができる。
さらに、収納部20の側面で上下方向に延びるフレーム部20bにおいては、上下方向の略中央にハンドル20b4が取り付けられている。ハンドル20b4には図示しない係合部が形成されており、支持部21cにおいてハンドル24cの近傍に形成された係合部を係合してロックすることができる。従って、収納部20の開閉部20cは、側面を網22cで閉じた状態でロックすることが可能であり、収納部20に収納されたコーン等の積載物が荷台10の外部に飛散することを防止することができる。
さらに、網22cによって開閉部20cの側面が構成される本実施形態によれば、側面に対する風圧を抑制することができる。また、シートや剛体によって開閉部20cが構成される場合と比較して、開閉部20cを開けた場合に網がかさばる程度を抑制することができ、運転者がバックミラーによって後方を視認する場合等において視野を狭める可能性を低減することができる。さらに、シートや剛体によって開閉部20cが構成される場合と比較して、重量の増加を抑制することができる。
(2)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、収納部と表示板とが一体化され、収納部が荷台に取り付けられる限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、車両の乗車可能部は図1に示す態様に限定されない。すなわち、図1に示す態様は運転席と助手席との後方に乗降可能な車室が存在するが、運転席と助手席との後方に乗降可能な車室が存在しない構成であっても良い。
また、収納部の側面を構成する網のピッチ、格子の方向、形状としても種々の態様が採用可能であり、図1に示される構成に限定されない。図4は、第2実施形態に係る飛散防止収納付き標識車両(以下、車両2という。)の側面図である。図4においては、図1と同等の構成に同一の符号を付して示している。図4に示す車両2は、運転席と助手席との後方に、乗降可能な車室を備えておらず、乗員が着座可能な座席は運転席と助手席のみである。このため、車室の後端から車両の後方に延びる荷台100は、図1に示す荷台10よりも前後方向に長い。
図4に示す第2実施形態においても、収納部200と表示板30との一体構造体は、荷台100の前端から後端に渡って存在する。このため、荷台100は、図1に示す荷台10よりも前後方向に長く、収納部200の容積は図1に示す収納部20よりも大きい。なお、収納部200長さは一例であり、収納部200が荷台100の前端から後端に渡って存在しても良い。
さらに、図4に示す第2実施形態において、収納部200の開閉部200cも網を備えている。ただし、当該網の格子は、網を広げた状態で前後上下方向に平行な方向を向く辺を有する正方形によって構成されており、当該格子は図1に示す開閉部20cの網の格子よりも小さい。従って、図1に示す例よりも小さい積載物を収納部200に収納しても飛散しないようにすることができる。
さらに、収納部には、収納部の外部に達し得る積載物が積載されても良い。図5は、図4に示す車両2と同等の荷台100を有する第3実施形態に係る飛散防止収納付き標識車両3を示している(電源部30bは省略)。図5においても、図1、図4と同等の構成に同一の符号を付して示している。図5に示す収納部200は図3に示す収納部20と同様にフレームによって筐体の辺が構成される(ただし、前後方向の長さは異なる)。従って、収納部200の前面の上部は、図5に示す第1挿入部Oにおいて前方に開口している。
このため、当該第1挿入部Oから前方に突出する状態で収納部200に積載物を収納することができる。図5においては、このような積載物となり得る道路標識柱Tを破線で示している。このように、収納部200には、収納部200の前後方向の全長や荷台100の全長より長い積載物を収納することができる。
当該積載物は、開閉部200cを開けることによって収納部200に収容することができるが、図5に示す実施例では他の部位から積載物を収納部200に収容することも可能である。すなわち、収納部200の筐体の後面には後方に対して開けることが可能な第2挿入部200aが形成されている。第2挿入部200aは、上部のヒンジを介して回転して後方に開き、鉛直方向に向いた状態で閉じることが可能な扉を備えている。
なお、第2挿入部200aは図示しないロック機構により、閉じた状態でロックすることができる。また、第2挿入部200aにおける開閉を可能にするため、表示板300の高さは表示板30より小さくなっており、表示板300の下方において収納部200の後面の下部に第2挿入部200aを配置できるように構成されている。以上の構成によれば、第2挿入部200aを開けた状態で後方から道路標識柱Tを収納部200に挿入することができる。また、道路標識柱Tの先端を上方に向けながら挿入を続け、先端を第1挿入部Oから突出させて第2挿入部200aを閉じることによって道路標識柱Tを収納部200に収納することができる。
1…飛散防止収納付き標識車両、10…荷台、20…収納部、20a…上面部、20b…フレーム部、20b1…補強部、20b2…補強部、20b3…支持部、20b4…ハンドル、20c…開閉部、21c…支持部、22c…網、23c…リング、24c…ハンドル、30…表示板、30a…表示面、30b…電源部、100…荷台、200…収納部、200a…第2挿入部、200c…開閉部、300…表示板、O…第1挿入部、T…道路標識柱、W…ワイヤー

Claims (5)

  1. 荷台と、
    前記荷台に取り付けられた収納部と、
    前記収納部の筐体と前記筐体の後面によって全体が支持されるように一体に取り付けられ、後方から視認される表示板と、を備え
    前記荷台は、前記表示板を前記荷台に取り付ける場合より前記荷台の広い範囲を利用して、前記収納部と前記表示板とを一体化した一体構造体を支持する、
    散防止収納付き標識車両。
  2. 前記筐体は、
    当該筐体の側面に車両の前後方向に開閉可能な開閉部を備え、
    前記開閉部は、
    網で形成される、
    請求項1に記載の飛散防止収納付き標識車両。
  3. 前記収納部および前記表示板によって構成される構造体は、車両前後方向における前記荷台の前端から後端に渡って存在する、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の飛散防止収納付き標識車両。
  4. 前記筐体は、直方体であり、
    車両前後方向における後側に位置する前記筐体の後面と、車両前後方向における前側に位置する前記表示板の裏面とが連結される、
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載の飛散防止収納付き標識車両。
  5. 車両前後方向における前側に位置する前記筐体の前面の上部には、道路標識柱を挿入可能な第1挿入部が備えられ、
    前記筐体の前記後面は、開いた状態で前記道路標識柱を挿入可能な第2挿入部が備えられている、
    請求項4に記載の飛散防止収納付き標識車両。
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