JP6690843B1 - エレベータシステム - Google Patents
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Description
図1は第1の実施形態に係るエレベータの全体構成を示す図であり、ここでは建物の中に1:1ローピング形式のエレベータが設置された例が示されている。
乗りかご11の出入口には、かごドア25が開閉自在に設けられている。このかごドア25の一方側の正面壁41に、多数の行先階ボタン42を有する操作盤や表示器43などが設置されている。また、乗りかご11の出入口付近には、かごドア25が全開したことを検出するための全戸開検出装置44が設置されている。
図5は、乗場21の床面21aと乗りかご11の床面11aの高さ(レベル)が一致している状態を幕板27に設置されたカメラ51で撮影した画像の一例である。この撮影画像から得られるマーカ間距離LxをL0とする。Lxは画像上の距離情報であり、図3に示したマーカ33a,33bの間隔Lと対応している。
図8は本実施形態に係るエレベータシステムの動作処理を示すフローチャートである。
段差検出部531は、前記マーカ情報に含まれるマーカ33a,33bの座標位置からマーカ間距離Lxを算出する(ステップS31)。段差検出部531は、予め設定された基準距離L0とマーカ間距離Lxとを比較し、両者の距離差分値を算出する(ステップS32)。段差検出部531は、上述した対応関係を示す図示せぬテーブルを用いるか、あるいは、その対応関係を示す数式を用いて、前記距離差分値に対応した段差量を算出する(ステップS33)。
次に、第2の実施形態について説明する。
前記第1の実施形態では、カメラ51の撮影画像上におけるマーカ間距離Lxの遠近変化から段差を検出する例について説明した。第2の実施形態では、カメラ51の撮影画像上におけるマーカサイズdxの遠近変化から段差を検出する場合について説明する。
図11は変形例に係る乗りかご11の出入口付近のかご床面と乗場床面の構成を示す図であり、かごドア25と乗場ドア26が全開状態で乗りかご11の出入口上部から下方向に見た状態を示している。
Claims (11)
- 乗りかごに設けられ、前記乗りかごの出入口付近を撮影する撮影手段と、
前記乗りかごが任意の階の乗場に着床したときに、前記撮影手段によって撮影された画像から前記乗場の床面に設けられた少なくとも2つのマーカを検出するマーカ検出手段と、
前記マーカ検出手段によって検出された前記各マーカ間の距離情報または前記各マーカのサイズ情報に基づいて、前記乗りかごの床面と前記乗場の床面との段差を検出する段差検出手段と
を具備したことを特徴とするエレベータシステム。 - 前記段差検出手段は、
前記マーカ検出手段によって検出された前記各マーカ間の距離情報と予め定められた基準距離情報とを比較して、前記乗りかごの床面と前記乗場の床面との段差を検出することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。 - 前記段差検出手段は、
前記マーカ検出手段によって検出された各マーカのいずれかのサイズ情報と予め定められた基準サイズ情報とを比較して、前記乗りかごの床面と前記乗場の床面との段差を検出することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。 - 前記マーカ検出手段は、
前記乗場の床面に設けられた前記各マーカとは別に、前記乗りかごの床面に設けられた少なくとも1つのマーカを基準マーカとして検出し、
前記段差検出手段は、
前記乗場の床面に設けられた前記各マーカのいずれかのマーカと前記基準マーカとの間の距離情報に基づいて前記乗りかごの床面と前記乗場の床面との段差を検出することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。 - 前記段差検出手段は、
前記マーカ検出手段によって検出された前記各マーカのいずれかのマーカと前記基準マーカとの間の距離情報と、予め定められた基準距離情報と、を比較して、前記乗りかごの床面と前記乗場の床面との段差を検出することを特徴とする請求項4記載のエレベータシステム。 - 前記段差検出手段によって検出された段差の有無を報知する報知手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のエレベータシステム。
- 前記報知手段は、
前記段差検出手段によって検出された段差量を含めて報知することを特徴とする請求項6記載のエレベータシステム。 - 前記報知手段は、
前記段差検出手段によって検出された段差量が予め設定された閾値以上のときに報知することを特徴とする請求項7記載のエレベータシステム。 - 前記段差検出手段によって検出された段差に基づいて、前記乗りかごを前記乗場に着床させるときの位置を制御する位置制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のエレベータシステム。
- 前記乗りかごのドアが全開状態にあることを検出する全開検出手段をさらに具備し、
前記段差検出手段は、
前記全開検出手段によって前記ドアの全開状態が検出されたときに、前記各マーカを用いた段差検出処理を実行することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のエレベータシステム。 - 前記撮影手段、前記マーカ検出手段、前記段差検出手段、前記報知手段は、1つの筐体に組み込まれ、
前記筐体は、前記乗りかごの出入口付近の上部に着脱自在に取り付けられる請求項6記載のエレベータシステム。
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