JP6690098B2 - 増設架構型の補強構造 - Google Patents

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Description

本発明は、増設架構型の補強構造に関する。
柱や梁を補強して構造物を補強する増設架構型の補強構造がある。例えば、特許文献1には、建物の外側面に鉄骨造の補強フレームが配設されてなり、該補強フレームが、上下方向に延在する補強柱と、水平方向に延在する補強梁と、これら補強柱と補強梁との間に架設された補強ブレースとから構成され、該補強ブレースが互いに斜め方向において隣接する千鳥状に配置されていることを特徴とする建物の補強構造が開示されている。
特開平10−18639号公報
図1は、従来の増設架構型の補強構造の平面図の一例を示す。図2は、従来の増設架構型の補強構造について、補強と直交する方向から見た透視図の一例を示す。この従来の増設架構型の補強構造1xでは、垂直方向に延びるRC(Reinforced−Concrete)の既存柱2xと間隔をあけてRCの補強柱3xが設けられ、既存柱2xと補強柱3xとは、水平方向に延びるRCの補強梁4xによって接続されている。
この従来の増設架構型の補強構造1xで補強している方向は、図1のX方向のみである。既存柱2xと補強柱3xとの間隔を(a)とし、補強架構に生じる水平力をQ1とすると、補強梁4xには、Q1×aの偏心曲げモーメントに対応する引張力と圧縮力が作用する。この引張力と圧縮力を考慮した補強梁4xの合理的な形状の設計が求められている。
従来、補強梁4xは、補強柱3x側のコーン破壊耐力で強度が決定されることが多かった。具体的には、補強梁4xの主筋41xの既存柱側の端部は、既存柱2xに形成された孔に埋設されるが、主筋41x同士の間隔が狭いと、既存柱2xにコーン破壊が生じる。そのため、補強梁4xは、既存柱2xにコーン破壊が生じないように主筋41xの間隔を考慮して梁せいが設計される。
一方で、従来、補強梁4xの梁せいは一定とされるため、補強梁4xは、補強柱3x側の梁せいと既存柱2x側の梁せいとが同様に設計される。補強柱3x側の梁せいを既存柱2x側の梁せいと同様に設計し、補強柱3x側の端部を補強柱3xに接続した場合には、この接続構造に応じたせん断設計が必要となる。補強柱3xとの接続部は、引張力を補強柱3xに伝達できればよく、補強柱3x側の梁せいは、本来、既存柱2x側の梁せいよりも小さくすることができるものの、補強柱3x側の梁せいを既存柱2x側の梁せいと同様に設計した場合には、この梁せいに応じたせん断設計が必要となる。補強梁4xは、補強柱3x側の断面積が大きいと、曲げ耐力が大きくなるため、曲げ耐力に応じたせん断設計が必要となる。その結果、過度な補強となってしまう。換言すると、補強梁4xは、補強柱3x側の断面積を小さくすることができれば、曲げ耐力も小さくなり、曲げ耐力に応じたせん断設計が可能となる。その結果、過度の補強が不要となり、最適な補強が可能となる。
本発明は、上記の問題に鑑み、最適な補強を可能とする、増設架構型の補強構造の技術
を提供することを課題とする。
本発明では、上記課題を解決するため、補強柱側の補強梁の梁せいを既存柱側の補強梁の梁せいよりも小さくし、既存柱側よりも断面積が小さい補強柱側の補強梁の断面を通じて、補強梁に作用する引張力を補強柱に伝達できるよう鉄筋を配置することとした。
詳細には、本発明は、鉄筋コンクリートからなる、増設架構型の補強構造であって、垂直方向に延びる既存柱と、前記既存柱と間隔をあけて設けられた、垂直方向に延びる補強柱と、前記既存柱と前記補強柱とに接続された、水平方向に延びる補強梁と、を備え、前記補強梁は、前記補強柱との接続面の梁せいが、前記既存柱との接続面の梁せいよりも小さく、前記補強柱に貫通し、かつ、当該補強梁の内部に突部を有する第1鉄筋と、前記第1鉄筋との間で力を伝達する第2鉄筋であって、前記既存柱に貫通し、当該補強梁の内部に突部を有する第2鉄筋と、を含む、増設架構型の補強構造である。
本発明に係る増設架構型の補強構造では、第2鉄筋は、補強柱には貫通しないものの、第2鉄筋に作用した引張力は、補強柱に貫通する第1鉄筋に伝達される。具体的には、第2鉄筋に作用した引張力は、第2鉄筋の突部と第1鉄筋の突部との間のコンクリートを介して、第1鉄筋に伝達される。第1鉄筋と第2鉄筋が補強柱に貫通する場合、補強柱との接続面は、第1鉄筋と第2鉄筋を含む必要がある。これに対し、本発明に係る増設架構型の補強構造では、補強柱との接続面は、補強柱に貫通する第1鉄筋を含んでいればよい。換言すると、第2鉄筋に作用した引張力を補強柱に貫通する第1鉄筋に伝達させることで、補強柱との接続面を第1鉄筋の周囲に集約することができる。その結果、補強柱との接続面の梁せいを既存柱との接続面の梁せいよりも小さくすることができる。そのため、従来のように、既存柱との接続面の梁せいと補強柱との接続面の梁せいがとが同じである場合と比較して、本発明に係る増設架構型の補強構造では、既存柱との接続面の断面積が小さい。そのため、曲げ耐力も小さくなり、従来よりも小さい曲げ耐力に応じたせん断設計が可能となる。その結果、過度の補強が不要となり、最適な補強が可能となる。
ここで、前記第1鉄筋の突部と前記第2鉄筋の突部との間の補強梁のコンクリートに圧縮力が作用するように、前記第1鉄筋の突部は、前記第2鉄筋の突部に対して斜めに対向配置されるようにしてもよい。これにより、第2鉄筋に作用する引張力を効率よく第1鉄筋に伝達することができる。第1鉄筋の突部と第2鉄筋の突部は、プレート状とすることができる。第1鉄筋の突部と第2鉄筋の突部は、補強梁の外側よりも補強梁の内側の突出量を大きくなるようにしてもよい。これにより、第2鉄筋に作用する引張力をより効率よく第1鉄筋に伝達することができる。また、第1鉄筋の突部と第2鉄筋の突部は、複数設けてもよい。これにより、第2鉄筋に作用する引張力をより効率よく第1鉄筋に伝達することができる。
また、前記補強梁は、前記補強柱との接続面の梁せいが、前記第1鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚に基づいて設計されることで、前記既存柱との接続面の梁せいよりも小さくしてもよい。これにより、補強柱との接続面の梁せいを最小限に設計することができる。その結果、過度の補強が不要となり、最適な補強が可能となる。
また、前記補強梁は、前記補強柱側に、前記補強柱との間に隙間を形成する段差部を有するようにしてもよい。これにより、補強柱との接続面の梁せいを最小限に設計することができる。その結果、過度の補強が不要となり、最適な補強が可能となる。補強柱との間に隙間を形成する段差部は、例えば、段差部の形状に対応する、EPS(Expanded Poly−Styrene)、換言すると発泡スチロール等の緩衝材を型枠に事前に組み込むことで形成することができる。
本発明によれば、最適な補強を可能とする、増設架構型の補強構造の技術を提供することができる。
図1は、従来の増設架構型の補強構造の平面図の一例を示す。 図2は、従来の増設架構型の補強構造について、補強と直交する方向から見た透視図の一例を示す。 図3は、実施形態に係る増設架構型の補強構造を有する建物の正面図を示す。 図4は、実施形態に係る増設架構型の補強構造を有する建物の側面図を示す。 図5は、実施形態に係る増設架構型の補強構造を示す。 図6は、変形例に係る増設架構型の補強構造を示す。 図7は、実施形態に係る増設架構型の補強構造の構築方法のフローを示す。
次に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、一例として、建物を補強する補強柱と補強梁とが接続される仕口部の補強構造について説明する。以下の説明は例示であり、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
<補強構造>
図3から図5に示すように、実施形態に係る増設架構型の補強構造1(以下、単に補強構造1ともいう)は、建物5(マンション)を補強する。この補強構造1は、補強柱3、補強梁4を備える。なお、補強構造1は、ブレースや制振装置を更に備える構成としてもよい。
補強柱3は、RC(Reinforced−Concrete)からなり、垂直方向に延びるRCの既存柱2と間隔をあけて、垂直方向に延びている。
補強梁4は、RCからなり、水平方向に延び、一端が既存柱2に接続され、他端が補強柱3に接続されている。補強梁4は、補強柱3との接続面の梁せいh1が、既存柱2との接続面の梁せいh2よりも小さくなっている。また、補強梁4は、上段主鉄筋41、第1主鉄筋42、第2主鉄筋43、せん断補強鉄筋44を含む。
上段主鉄筋41は、一方の端部が補強柱3に貫通し、他方の端部が既存柱2に貫通している。第1主鉄筋42は、本発明の第1鉄筋に相当し、上段主鉄筋41の近傍に位置し、一方の端部が補強柱3に貫通し、他方の端部に定着プレート61が接続されている。第2主鉄筋43は、本発明の第2鉄筋に相当し、一方の端部が既存柱2に貫通し、他方の端部に定着プレート62が接続されている。せん断補強鉄筋44は、環状であり、上段主鉄筋41、第1主鉄筋42、及び第2主鉄筋43を拘束する。
既存柱2との接続面の梁せいh2は、上段主鉄筋41及び下段にある第2主鉄筋43の間隔と、上段主鉄筋41、第1主鉄筋42、及び第2主鉄筋43の横方向(梁せいと直交する方向)のピッチ(間隔)に基づいて設計されている。一方、補強柱3との接続面の梁せいh1は、上段主鉄筋41及びこれに隣接する第1主鉄筋42の横方向のピッチに基づいて設計されている。そのため、補強柱3との接続面の梁せいh1が、既存柱2との接続面の梁せいh2よりも小さくなっている。また、補強梁4は、補強柱3側に、補強柱3との間に隙間を形成する段差部45が形成されている。
第1主鉄筋の定着プレート61と第2主鉄筋の定着プレート62は、本発明の第1鉄筋の突部と第2鉄筋の突部に夫々相当する。第1主鉄筋の定着プレート61と第2主鉄筋の定着プレート62は、四角形のプレートからなる。第1主鉄筋の定着プレート61と第2主鉄筋の定着プレート62は、第1主鉄筋の定着プレート61と第2主鉄筋の定着プレート62との間の補強梁4のコンクリートに圧縮力(図4では、圧縮力を白塗りの矢印で示す)が作用するように、第1主鉄筋の定着プレート61が、第2主鉄筋の定着プレート62に対して斜めに対向配置されている。
ここで、図5は、変形例に係る増設架構型の補強構造を示す。変形例に係る増設架構型の補強構造1aでは、第1主鉄筋の定着プレート61aと第2主鉄筋の定着プレート62aが、補強梁4の外側よりも補強梁4の内側の突出量が大きく形成されている。これにより、第2主鉄筋43に作用する引張力(図4では、引張力を黒塗りの矢印で示す)をより効率よく第1主鉄筋42に伝達することができる。
なお、第1主鉄筋の定着プレート61と第2主鉄筋の定着プレート62は、円形、三角形、五角形以上の多角形状としてもよい。また、第1主鉄筋の定着プレート61と第2主鉄筋の定着プレート62は、第1主鉄筋42と第2主鉄筋43の軸方向に間隔をあけて複数設けてもよい。また、定着プレートに代えて、突起や凹凸としてもよい。
<<補強構造の構築方法>>
図7は、実施形態に係る補強構造の構築方法のフローを示す。ステップS01では、既存柱2に上段主鉄筋41及び第2主鉄筋43を接続するための孔が形成される(穿孔工程)。次に、ステップS02では、補強柱3及び補強梁4の鉄筋が組み立てられる(鉄筋組立工程)。上段主鉄筋41は、既存柱2側の端部が、既存柱2に形成された孔に挿入され、接着剤によって固定される。上段主鉄筋41の補強柱3側の端部は、例えば折り曲げ加工され、補強柱3に接続される(以下、鉄筋の端部を折り曲げて、他の鉄筋と接続することを折り曲げ定着ともいう)。また、上段主鉄筋41の補強柱3側の端部にプレートを接続し、補強柱3に接続してもよい(以下、鉄筋の端部にプレートを接続して、他の鉄筋と接続することをプレート定着ともいう)。第1主鉄筋42は、例えば、補強柱側の端部が折り曲げ加工され、補強柱3に折り曲げ定着される。また、第1主鉄筋42は、補強柱側の端部にプレートを接続し、プレート定着してもよい。第2主鉄筋43は、既存柱2側の端部が、既存柱2に形成された孔に挿入され、接着剤によって固定される。上段主鉄筋41、第1主鉄筋42、及び第2主鉄筋43は、複数のせん断補強鉄筋44と結束線等により接続される。
次に、ステップS03では、補強柱3及び補強梁4の型枠が組み立てられる(型枠組立工程)。次に、ステップS04では、補強柱3及び補強梁4のコンクリートが打設される(コンクリート打設工程)。コンクリートの養生後、ステップS05では、補強柱3及び補強梁4の型枠が解体される(型枠解体工程)。上記ステップ01から05の工程が適宜繰り返されることで、補強構造1が完成する。
<<作用効果>>
実施形態に係る補強構造1では、第2主鉄筋43は、補強柱3には貫通しないものの、第2主鉄筋43に作用した引張力が、補強柱3に定着する第1主鉄筋42に伝達される。具体的には、第2主鉄筋43に作用した引張力は、第2主鉄筋の定着プレート62と第1主鉄筋の定着プレート61との間のコンクリートを介して、第1主鉄筋42に伝達される。第1主鉄筋42と第2主鉄筋43が補強柱3に定着する場合、補強梁4の補強柱3との接続面は、第2主鉄筋43を含む必要がある(図2の従来技術参照)。これに対し、実施形態に係る補強構造1では、補強梁4の補強柱3との接続面は、補強柱3に定着する上段
主鉄筋41及び第1主鉄筋42の周囲とすることができる。換言すると、第2主鉄筋43に作用した引張力を補強柱3に定着する第1主鉄筋42に伝達させることで、補強梁4の補強柱3との接続面を上段主鉄筋41と第1主鉄筋42の周囲に集約することができる。その結果、補強柱3との接続面の梁せいh1を既存柱2との接続面の梁せいh2よりも小さくすることができる。そのため、従来のように、既存柱との接続面の梁せいと補強柱との接続面の梁せいがとが同じである場合と比較して、実施形態に係る補強構造1では、補強梁4の補強柱3との接続面の断面積が小さい。そのため、曲げ耐力も小さくなり、従来よりも小さい曲げ耐力に応じたせん断設計が可能となる。その結果、過度の補強が不要となり、最適な補強が可能となる。
また、実施形態に係る補強構造1では、第1主鉄筋の定着プレート61と第2主鉄筋の定着プレート62との間の補強梁4のコンクリートに圧縮力が作用するように、第1主鉄筋の定着プレート61は、第2主鉄筋の定着プレート62に対して斜めに対向配置されている。これにより、第2主鉄筋43に作用する引張力を効率よく第1主鉄筋42に伝達することができる。
また、補強梁4は、補強柱3との接続面の梁せいh1が、上段主鉄筋41及び第1主鉄筋42に対するコンクリートのかぶり厚に基づいて設計されている。また、補強梁4は、補強柱3側に、補強柱3との間に隙間を形成する段差部45を有している。そのため、補強柱3との接続面の梁せいh1を最小限に設計することができる。その結果、過度の補強が不要となり、最適な補強が可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明に係る増設架構型の補強構造は、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能である。
1・・・建物
2・・・既存柱
3・・・補強柱
4・・・補強梁
41・・・上段主鉄筋
42・・・第1主鉄筋
43・・・第2主鉄筋
44・・・せん断補強鉄筋
45・・・段差部
61、62・・・定着プレート

Claims (6)

  1. 鉄筋コンクリートからなる、増設架構型の補強構造であって、
    垂直方向に延びる既存柱と、
    前記既存柱と間隔をあけて設けられた、垂直方向に延びる補強柱と、
    前記既存柱と前記補強柱とに接続された、水平方向に延びる補強梁と、を備え、
    前記補強梁は、前記補強柱との接続面の梁せいが、前記既存柱との接続面の梁せいよりも小さく、前記補強柱に貫通し、かつ、当該補強梁の内部に突部を有する第1鉄筋と、前記第1鉄筋との間で力を伝達する第2鉄筋であって、前記既存柱に貫通し、当該補強梁の内部に突部を有する第2鉄筋と、を含む、増設架構型の補強構造。
  2. 前記補強梁は、前記補強柱との接続面の梁せいが、前記既存柱との接続面の梁せいよりも小さいことによって、前記既存柱との接続面の梁せいと前記補強柱との接続面の梁せいとが同じである場合と比較して小さな曲げ耐力に応じたせん断設計がなされる、請求項1に記載の増設架構型の補強構造。
  3. 前記第1鉄筋の突部と前記第2鉄筋の突部との間の補強梁のコンクリートに圧縮力が作用するように、前記第1鉄筋の突部は、前記第2鉄筋の突部に対して斜めに対向配置される、請求項1又は2に記載の増設架構型の補強構造。
  4. 前記補強梁は、前記補強柱との接続面の梁せいが、前記第1鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚に基づいて設計されることで、前記既存柱との接続面の梁せいよりも小さい、請求項1から3の何れか1項に記載の増設架構型の補強構造。
  5. 前記補強梁は、前記補強柱側に、前記補強柱との間に隙間を形成する段差部を有する、請求項1からの何れか1項に記載の増設架構型の補強構造。
  6. 前記第1鉄筋および前記第2鉄筋は、それぞれ、前記補強梁の軸方向に沿って配置される主鉄筋である、請求項1から5の何れか1項に記載の増設架構型の補強構造。
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