JP6689688B2 - 電力変換装置、空気調和機および電力変換装置の制御方法 - Google Patents
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Description
インターリーブ方式で駆動する力率改善回路を用いる場合、負荷が小さい状態ではコンバータの容量が過剰となり制御が不安定になる。そこで、負荷の大小を判断し、力率改善回路の系統の切替制御を行っている。例えば、特許文献1には、負荷電流検出回路を設置して圧縮機の電流を検出し、負荷条件に応じて切替制御を行っていることが開示されている。
図1には、本実施形態に係る電力変換装置、空気調和機および電力変換装置の制御方法の概略構成が示されている。
図1に示されるように、電力変換装置1は、交流電源3からの交流電力を直流電力に変換して出力するコンバータ回路10と、コンバータ回路10から出力された直流電力を三相交流電力に変換して圧縮機モータ(モータ負荷)4に出力するインバータ回路20とを主な構成として備えている。
例えば、電力変換装置1が空気調和機に搭載される場合は、交流電源3の電圧は国内定格の200Vでほぼ一定の値を保つ。
同様に、スイッチング回路15bは、整流回路11とコンデンサ16とを接続する正極母線に、直列的に設けられたインダクタ12bと、インダクタ12bの電流出力側に直列に接続されるダイオード13bと、インダクタ12bとダイオード13bとの間に一端が接続され、かつ、整流回路11と並列に接続されたスイッチング素子14bとを有する。
スイッチング素子14a、14bの一例としては、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ:Insulated Gate Bipolar Transistor)、電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)等が挙げられる。スイッチング素子14a、14bは、コンバータ制御部5によってスイッチングが制御される。
本実施形態のスイッチング回路15a及び15bは、力率改善回路17とされ、インターリーブ回路として互いの導通タイミングが異なっている。
以下の説明において、各スイッチング回路15を区別する場合は、末尾にaまたはbのいずれかを付し、各スイッチング回路15を区別しない場合は、aまたはbを省略する。
また、電源を複数系統に分けることで、単数系統の場合よりもインダクタ12a、12b、ダイオード13a、13b及びスイッチング素子14a、14bの各容量を低減することができる。これにより各々の部品の小型化がはかれ、各系統での発熱がそれぞれ低減される。また、コストも低減することができる。
上記のような制御を実現するために、インバータ回路20の出力電流I2を検出する電流検出部7が設けられ、検出値I2がインバータ制御部6に入力されるようになっている。ここで、電流検出部7は、ブリッジ回路21とコンデンサ16の間の負極側電力線に流れる電流を検出し、この検出信号からインバータ回路20の出力電流I2を取得することとしてもよい。
コンバータ制御部5及びインバータ制御部6は、一つのMPUによって具現化されてもよいし、個別のMPUによって具現化されてもよい。
まず、コンバータ回路10の入力電力W1は、交流電源3の電圧をV1、コンバータ回路10の入力電流をI1とすると、以下の(1)式で表される。
(1)式において、V1は、前述したように国内定圧の200Vでほぼ一定の値を保っている。
W2=N×T (3)
圧縮機モータ4の回転速度Nは、インバータ回路20の出力電圧V2と同意である。
ここで、コンバータ回路10の入力電力W1と、インバータ回路20の出力電力W2とは、ほぼ同じ値であるとみなすことができる。W1=W2と近似することで、以下の(5)式により、コンバータ回路10の入力電流I1を推定することができる。
また、インバータ回路20の出力電力W2とコンバータ回路10の入力電流I1とは(3)式および(5)式より比例の関係にあることから、この境界はコンバータ回路10の入力電流I1の所定値を表しているともいえる。
3 交流電源
4 圧縮機モータ(モータ負荷)
5 コンバータ制御部(制御手段)
6 インバータ制御部
7 電流検出部
10 コンバータ回路
15 スイッチング回路
17 力率改善回路
20 インバータ回路
Claims (5)
- 交流電源と、
前記交流電源より入力された交流電力を直流電力に変換して出力するコンバータ回路と、
前記コンバータ回路上に並列に設けられ導通タイミングが互いに異なる複数のスイッチング回路を備えた力率改善回路と、
前記スイッチング回路の駆動を制御する制御手段と、
前記コンバータ回路より入力された直流電力を交流電力に変換して出力するインバータ回路と、
モータ負荷と、を備え、
前記制御手段は、前記インバータ回路の出力電流及び前記モータ負荷の回転速度に基づき推定した前記コンバータ回路の入力電流の容量に応じて前記スイッチング回路の駆動系統の切替を行う電力変換装置。 - 前記制御手段は、前記インバータ回路の出力電流と前記モータ負荷の回転速度とを関連付けてマッピングした制御マップに基づき前記スイッチング回路の駆動系統の切替を行う請求項1に記載の電力変換装置。
- 前記スイッチング回路は、前記コンバータ回路上に並列に2つ設けられ、
前記制御手段は、推定された前記コンバータ回路の入力電流が所定値以上である場合は前記力率改善回路を2系統駆動し、前記コンバータ回路の入力電流が所定値未満である場合は前記スイッチング回路のいずれか1系統を駆動する請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電力変換装置を備えた空気調和機。
- 交流電源と、
前記交流電源より入力された交流電力を直流電力に変換して出力するコンバータ回路と、
前記コンバータ回路上に並列に設けられ導通タイミングが互いに異なる2つのスイッチング回路を備えた力率改善回路と、
前記スイッチング回路の駆動を制御する制御手段と、
前記コンバータ回路より入力された直流電力を交流電力に変換して出力するインバータ回路と、
モータ負荷と、を備えた電力変換装置の制御方法であって、
前記インバータ回路の出力電流及び前記モータ負荷の回転速度に基づき推定した前記コンバータ回路の入力電流の容量に応じて前記スイッチング回路の駆動系統の切替を行う電力変換装置の制御方法。
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