JP6689404B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷房及び暖房を含む空調運転と、給湯運転とを行う冷凍サイクル装置に関する。
従来の空調給湯複合システムは、例えば、1台の室外機と、複数台の空調用室内機と、給湯器とを有する。室外機は、圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、インバータ制御可能な制御装置とを有する。各室内機は室内熱交換器を有し、給湯器は水熱交換器を有する。膨張弁が室内熱交換器及び水熱交換器の熱交換器毎に設けられている(例えば、特許文献1参照)。
上述した構成の空調給湯複合システムでは、圧縮機が1台であるため、システム全体の運転状態として冷房運転又は暖房運転のどちらかしか選択できないが、室内熱交換器及び水熱交換器の熱交換器毎に膨張弁が設けられている。そのため、この空調給湯複合システムは、運転の種類として、1台の室内機のみを冷房運転又は暖房運転すること、全ての室内機を冷房運転又は暖房運転すること、及び給湯器のみ運転することの他に、室内機の暖房及び給湯器の同時運転を行うことができる。
特開2012−78075号公報
上述した空調給湯複合システムでは、給湯器を運転する場合、室内機を暖房運転する場合、並びに室内機の暖房及び給湯器の同時運転の場合のいずれにおいても、膨張弁が熱交換器の下流側に設けられているため、室内機の熱交換器と水熱交換器との両方に冷媒が流れ込む。そのため、1台の室内機が暖房運転中又は給湯器が運転中の場合、停止中の室内機又は給湯器にも高圧高温の冷媒が流れる。
一方、室内機が冷房運転すると、ドレン水が熱交換器に付着し、ドレン水がドレンパンに溜まった状態になる。この状態で冷房運転を停止し、給湯器を運転させた場合、上述したように、停止している室内機の熱交換器にも高圧高温の冷媒が流れることになる。その結果、熱交換器表面のドレン水及びドレンパンに溜まったドレン水が蒸発し、室内機の内部は高温高湿となり、結果的にファン及び筐体等の部材に水滴が付着する。水滴の大きさは熱交換器の温度が上昇するにつれて増大し、水滴の筐体の内壁等に対する粘性抵抗力よりも水滴の重力が大きくなると水滴が落下してしまう。
例えば、カセット型の室内機の場合、吸込口が筐体下部にあるため、ファン及び筐体内壁に付着した水滴は吸込口から落下する。吸込口の下に人が居たり、電荷製品等の装置などが置かれていたりすると、人又は装置の上に水滴が落下してしまうことになる。この問題は、特許文献1に開示された空調給湯システムにおいても、室内機の冷房運転を停止した直後に暖房運転を行った場合に起こり得る。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、室内機の冷房運転を停止した後に給湯運転を行った場合に室内機から水滴が落下することを防ぐ冷凍サイクル装置を提供するものである。
本発明に係る冷凍サイクル装置は、圧縮機を含む熱源ユニットと、前記圧縮機に接続された冷媒配管から分岐された空調用分岐配管を流通して循環する冷媒と空調対象空間の空気との間で熱交換する複数の室内機と、前記冷媒配管から分岐された給湯用分岐配管を流通して循環する冷媒と水との間で熱交換する給湯器と、前記圧縮機の吐出圧力を検知する圧力センサと、前記複数の室内機及び前記給湯器の運転状態に応じて前記圧縮機を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記複数の室内機のうち、冷房運転した室内機の冷房運転を停止した後に前記給湯器を運転させた場合、前記圧縮機の吐出圧力の目標値に上限値を設定し、前記圧力センサが検知する吐出圧力が該上限値に追従するように該圧縮機を制御し、前記冷房運転した室内機の冷房運転を停止してから前記圧縮機の運転の累積時間である運転時間が予め決められた時間以下の場合に前記上限値を設定し、前記冷房運転した室内機の前記運転時間のうち、最小値を前記上限値の設定の判定基準に用いるものである。
本発明は、室内機の冷房運転を停止した後に給湯運転を行った場合、圧縮機の吐出圧力を抑制する制御を行うことで、冷房運転を停止した室内機に高温の冷媒が流れ込むことを抑制し、室内機の筐体内が高温高湿になることを防ぎ、冷房運転を停止した室内機からの水滴落下を防止することができる。
本発明の実施の形態1における空調給湯複合システムの冷媒回路を示す概念図である。 図1に示した室内機の一構成例の内部構造を示す断面図である。 図1に示した制御部の一構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における制御方法について、圧縮機の制御に関する制御フラグを決定する手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における制御方法について、図4で決定した制御フラグに基づく動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における空調給湯複合システムの冷媒回路を示す概念図である。 図6に示した給湯器が沸き上げ運転を行う場合における、圧縮機の吐出圧力及び運転周波数と、タンク内の水の温度と、ヒータの電源の状態との推移を示すグラフである。 本発明の実施の形態2における制御方法について、図4で決定した制御フラグに基づく動作の手順を示すフローチャートである。 図6に示した制御部に電気的に接続される構成の一例を示すブロック図である。
実施の形態1.
本実施の形態1の空調給湯複合システムの構成を説明する。図1は、本発明の実施の形態1における空調給湯複合システムの冷媒回路を示す概念図である。図2は、図1に示した室内機の一構成例の内部構造を示す断面図である。図2は、図1に示す室内機302a、302bがカセット型室内機の場合を示しているが、室内機302a、302bはカセット型室内機に限らない。なお、図2は、室内機302aの半分の断面構造を示す。
図1に示すように、空調給湯複合システム100は、熱源ユニット301と、空調対象空間を空調する室内機302a、302bと、給湯器303とを有する。給湯器303に暖房装置304が接続されている。室内機302a、302b及び給湯器303と、熱源ユニット301との間に、分岐ユニット305が設けられている。図1には、室内機が2台の場合を示しているが、室内機は1台であってもよく、3台以上であってもよい。
熱源ユニット301は、圧縮機11、熱交換器12、送風機13、四方弁14、制御部15、絞り部16及びアキュムレータ10を有する。圧縮機11、四方弁14及び熱交換器12が冷媒配管17で接続されている。冷媒配管17には、圧縮機11の吐出口側に、冷媒の吐出圧力を検知する圧力センサ18が設けられている。圧縮機11、送風機13、四方弁14及び圧力センサ18は信号線を介して制御部15と接続されている。
圧縮機11は、吸入する冷媒を圧縮して吐出する。送風機13は外気を熱交換器12に供給する。熱交換器12は、冷媒と外気との間で熱交換を行う。四方弁14は、冷媒の流路を切り替える。圧力センサ18は、検知する吐出圧力の値を制御部15に出力する。
分岐ユニット305は膨張弁51a〜51cを有する。膨張弁51a〜51cは、熱源ユニット301の絞り部16から延びる冷媒配管17が分岐した空調用分岐配管17a、17b及び給湯用分岐配管17cに設けられている。空調用分岐配管17a、17bは室内機302a、302bを通って分岐ユニット305に戻る。給湯用分岐配管17cは給湯器303を通って分岐ユニット305に戻る。分岐ユニット305において、室内機302a、302bから延びる空調用分岐配管17a、17bと給湯器303から延びる給湯用分岐配管17cとが合流して、冷媒配管17の四方弁14側と接続されている。膨張弁51a〜51cは信号線を介して制御部15と接続されている。
室内機302aは、熱交換器21a及び送風機22aを有する。室内機302bは、熱交換器21b及び送風機22bを有する。熱交換器21aは空調用分岐配管17aに接続されている。熱交換器21bは空調用分岐配管17bに接続されている。図2に示すように、室内機302aには、熱交換器21aの重力方向には、熱交換器21aの表面で結露したドレン水を溜めるためのドレンパン23aが設けられている。室内機302bにも、熱交換器21bの重力方向に、図示しないドレンパンが設けられている。
図2は、室内機302aが冷房運転を行った場合に、熱交換器21aの表面にドレン水61が付着している様子を示す。また、図2は、熱交換器21aの表面に付着したドレン水61が落下してドレンパン23a内にドレン水62が溜まる様子を示している。
図1に示す送風機22aは空調対象空間の空気を室内機302a内に吸い込んで熱交換器21aに供給する。図1に示す送風機22bは空調対象空間の空気を室内機302b内に吸い込んで熱交換器21bに供給する。熱交換器21a、21bは空調対象空間の空気と冷媒との間で熱交換を行う。送風機22a、22bは制御部15と信号線を介して接続されている。
給湯器303は、熱交換器31、熱交換器33、三方弁39、ポンプ34、35及びタンク36を有する。熱交換器31、熱交換器33及びポンプ34が順に接続され、これらの機器を水が循環する1次水回路37が構成される。1次水回路37は流体回路の一例である。また、熱交換器33、ポンプ35及びタンク36が順に接続され、これらの機器を通って水が循環する2次水回路38が構成される。2次水回路38は水回路の一例である。タンク36は、外部から水道水が供給される。また、タンク36は、熱交換後のお湯が使用されるシャワー等と接続されている。熱交換器31は、1次水回路37を循環する水と給湯用分岐配管17cを通る冷媒との間で熱交換を行う。熱交換器33は、1次水回路37を循環する水とタンク36の水との間で熱交換を行う。
1次水回路37には、熱交換器31と熱交換器33との間に三方弁39が設けられている。1次水回路37には、三方弁39から分岐して、途中に暖房装置304が接続され、熱交換器33とポンプ34との合流点40に合流する暖房回路41が接続されている。三方弁39及びポンプ34、35は信号線を介して制御部15と接続されている。
図3は、図1に示した制御部の一構成例を示すブロック図である。制御部15は、プログラムを記憶するメモリ151と、プログラムにしたがって処理を実行するCPU(Central Proccessing Unit)152と、時間を計測するタイマー153とを有する。制御部15は、例えば、マイクロコンピュータである。制御部15は、室内機302a、302bに対する運転の指示及び室内機302a、302bの運転状態に応じて、圧縮機11及び送風機13、22a、22bの起動及び停止と運転周波数と、四方弁14の流路切り換えと、絞り部16及び膨張弁51a、51bの開度とを制御する。また、制御部15は、給湯器303に対する運転の指示及び給湯器303の運転状態に応じて、三方弁39の流路切り換えと、ポンプ34、35の起動及び停止と、絞り部16及び膨張弁51cの開度とを制御する。室内温度を検知する図示しない温度センサが室内機302a、302bに設けられていてもよい。この場合、制御部15は、室内温度が設定温度になるように、圧縮機11、送風機13、22a、22b、絞り部16及び膨張弁51a、51bを制御してもよい。
図1に示すように、熱源ユニット301、室内機302a、302b及び給湯器303が接続された状態で、熱源ユニット301及び室内機302a、302bと、熱源ユニット301及び給湯器303とのそれぞれに冷凍サイクルが構成される。図1に示す実線矢印は、給湯器303が運転している場合の冷媒の流れを示す。破線矢印は、給湯器303における水の流れを示す。図1では、暖房装置304にもお湯を循環させる場合を示している。
次に、図1に示した空調給湯複合システム100の動作を説明する。図4は、本発明の実施の形態1における制御方法について、圧縮機の制御に関する制御フラグを決定する手順を示すフローチャートである。
図1に示した空調給湯複合システム100において、室内機302a及び室内機302bのうち、いずれか一方又は両方に運転の指示が入力されると、制御部15は、室内機302a、302bに指示された運転状態にしたがって、圧縮機11を冷房用途及び暖房用途のうち、どちらで運転するかを決定する。冷房用途は、室内機302a及び室内機302bのうち、いずれか一方又は両方が冷房運転の場合である。暖房用途は、室内機302a及び室内機302bのうち、いずれか一方又は両方が暖房運転の場合の他に、給湯器303が運転する場合を含む。また、メモリ151は、圧縮機11の吐出圧力を制限する制御を行うか否かを示す制御フラグの情報を記憶する。制御フラグには、初期値として、吐出圧力を制限しない無効状態が設定されている。
図4に示すステップS1において、制御部15は、圧縮機11が暖房及び冷房のうち、どちらの用途で運転しているかを判定する。制御部15は、圧縮機11が冷房用途で運転中と判定すると、ステップS3に進み、制御フラグを有効状態に更新する。一方、ステップS1において、制御部15は、圧縮機11が暖房用途で運転中と判定すると、ステップS2に進む。ステップS2において、制御部15は、タイマー153を起動し、圧縮機11が冷房用途の運転を停止してから暖房用途で運転した累積時間である運転時間Twを計測する。
ステップS3で制御フラグが有効状態に設定されると、ステップS4において、制御部15は、運転時間Twの値を0に設定する。ステップS5において、制御部15は、運転時間Twと暖房用途の運転時間の下限値Twlimとを比較する。運転時間Twが下限値Twlim以上である場合、制御部15は、ステップS6に進んで、制御フラグを無効状態に更新する。ステップS5において、運転時間Twが下限値Twlim未満である場合、制御部15は、ステップS1に戻る。
図4を参照して説明したように、圧縮機11の用途及び運転時間Twにしたがって、制御フラグに有効状態又は無効状態が設定される。圧縮機11が冷房運転であれば、制御フラグは有効状態に設定される。また、圧縮機11が冷房用途から暖房用途の運転に切り替わった場合、暖房用途の運転時間が予め決められた時間未満であれば、制御フラグは有効状態を維持し、暖房用途の運転時間が予め決められた時間以上経過すれば、制御フラグは無効状態に設定される。制御フラグが有効状態である場合、制御部15は、圧縮機11の吐出圧力の目標値に上限値を設定し、吐出圧力が上限値に追従するように圧縮機11を制御する。制御フラグが無効状態である場合、制御部15は、圧縮機11の吐出圧力を制限しない。
ここで、室内機302a、302bが冷房運転を行った後に冷房運転を停止した直後における室内機302a、302bの筐体内部の状態を考えてみる。室内機302aの筐体内部は、図2に示したように、熱交換器21aにドレン水61が付着し、ドレンパン23aにもドレン水62が溜まった状態である。室内機302bの筐体内部も、室内機302aと同様の状態である。
次に、室内機302a、302bが停止した後、図2に示したような状態から給湯器303が運転を開始した場合における空調給湯複合システム100の動作を説明する。図5は、本発明の実施の形態1における制御方法について、図4で決定した制御フラグに基づく動作の手順を示すフローチャートである。メモリ151は、圧縮機11の吐出圧力の目標値の制限値Pdmlimを記憶している。
ステップS7において、制御部15は、図4に示した手順で設定された制御フラグの状態を判定する。制御フラグの状態が有効である場合、制御部15は、ステップS8に進み、目標吐出圧力Pdmと制限値Pdmlimとを比較する。ステップS8において、目標吐出圧力Pdmが制限値Pdmlimより大きい場合、制御部15は、ステップS9に進み、目標吐出圧力Pdmを制限値Pdmlimに更新する。一方、ステップS8において、目標吐出圧力Pdmが制限値Pdmlim以下の場合、制御部15は、ステップS10に進み、目標吐出圧力Pdmを補正しない。ステップS8〜S10により、制御フラグが有効状態である場合、目標吐出圧力を予め決められた制限値以下に制限することができる。
また、ステップS7の判定の結果、制御フラグが無効状態である場合、制御部15は、目標吐出圧力Pdmを補正しない。このようにして、吐出圧力の制限に関する制御が必要なとき、すなわち制御フラグが有効状態のときのみ、目標吐出圧力Pdmを制限することができる。
制御部15は、ステップS9、ステップS10及びステップS12のいずれかにおいて目標吐出圧力Pdmを決定すると、圧力センサ18が検知する吐出圧力Pdと目標吐出圧力Pdmとの値を用いて、吐出圧力Pdが目標吐出圧力Pdmに追従するように圧縮機11の運転周波数を制御する(ステップS11)。
上述した制御方法の効果を、図1及び図2を参照して説明する。室内機302bが運転を停止し、室内機302aが冷房運転を行っている場合、熱交換器21aは蒸発器として機能し、図2に示したように、熱交換器21aの表面にドレン水61が付着し、ドレンパン23aにはドレン水62が溜まる。この状態から、室内機302aの運転を停止し、給湯器303の運転を開始する場合、制御部15は、膨張弁51aを全閉状態にし、四方弁14の流路を切り換える。具体的には、制御部15は、圧縮機11から吐出される冷媒が四方弁14を介して給湯用分岐配管17cに流れ込むように、四方弁14を制御する。その結果、圧縮機11から吐出される高圧高温の冷媒が冷媒配管17から給湯用分岐配管17cを経由して熱交換器31に流れる。
高圧高温の冷媒が四方弁14側から給湯用分岐配管17cに流れ込むとき、冷媒の一部が空調用分岐配管17aにも流れ込む。圧縮機11の吐出圧力Pdを制限する制御を行わない場合、高圧高温の冷媒が熱交換器21aの温度を上昇させ、ドレン水61、62の蒸発を促し、筐体内部が高温高湿状態になって水滴が筐体内壁に付着してしまうことになる。本実施の形態1では、制御部15が、必要に応じて圧縮機11の吐出圧力Pdを通常の目標吐出圧力Pdmよりも低い制限値Pdmlimに追従するように圧縮機11の運転周波数を制御することで、熱交換器21aの過度な温度上昇を防ぐことができる。その結果、ドレン水61、62の過度な蒸発が抑制され、筐体内部が高温高湿状態になって水滴が筐体内壁に付着してしまうことを防げる。
本実施の形態1の空調給湯複合システム100は、圧縮機11を含む熱源ユニット301と、圧縮機11に接続された冷媒配管17から分岐された空調用分岐配管17a、17bを流通して循環する冷媒と空調対象空間の空気との間で熱交換する室内機302a、302bと、冷媒配管17から分岐された給湯用分岐配管17cを流通して循環する冷媒と水との間で熱交換する給湯器303と、圧縮機11の吐出圧力を検知する圧力センサ18と、冷媒を循環させる冷凍サイクルを制御する制御部15とを有し、制御部15は、室内機302a、302bの冷房運転を停止した後に給湯器303を運転させた場合、圧縮機11の吐出圧力の目標値に上限値を設定し、圧力センサ18が検知する吐出圧力が通常よりも低い圧力となるように圧縮機11を制御するものである。
本実施の形態1によれば、制御部15は、室内機302a、302bのうち、いずれか一方又は両方の冷房運転を行った後に運転を停止し、給湯器303の運転を開始した場合、圧縮機11の吐出圧力を通常よりも低い圧力に抑制する。そのため、給湯器303に流れ込む冷媒の温度が高くなり過ぎることが抑制され、その冷媒の一部が停止中の室内機302a、302bの空調用分岐配管17a、17bに流入しても、熱交換器21a、21bの温度が過度に上昇することを防ぎ、ドレン水61、62の過度な蒸発が抑制される。その結果、筐体内部が高温高湿状態になって水滴が筐体内壁に付着することが抑制され、付着した水滴が室内機302a、302bの吸込口から落下することを防ぐことができる。
本実施の形態1において、制御部15は、室内機302a、320bの冷房運転を停止してから圧縮機11の運転時間Twが予め決められた下限値Twlim以下の場合に、圧縮機11の吐出圧力の上限値を設定してもよい。運転時間Twが下限値Twlim以下の場合、室内機302a、302bの筐体内壁に水滴が付着するおそれがあるが、それを防止することができる。一方、運転時間Twが下限値Twlimより大きい場合、圧縮機11の吐出圧力に制限が設けられないので、給湯器303における沸き上げ時間を早くすることができる。
また、本実施の形態1において、吐出圧力の目標値に上限値を設定するか否かの判定に用いられる運転時間Twは、制御部15が室内機302a、302bを暖房運転する場合を含む暖房用途で圧縮機11を運転させる時間であってもよい。この場合、室内機302a、302bが冷房運転を停止した後に室内機302a、302bの暖房運転と給湯運転との同時運転に切り替わった場合にも、室内機の筐体内で水滴の発生を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態1で説明したように、圧縮機11の吐出圧力の目標値に上限値が設定されると、例えば、給湯器303がシャワー用途で沸き上げ動作を行う場合、沸き上げ時間が長くなる場合がある。本実施の形態2は、給湯器303にヒータを設け、沸き上げ時間が長くなるのを抑制するものである。
本実施の形態2における空調給湯複合システムの構成を説明する。本実施の形態2では、実施の形態1と同様な構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態2における空調給湯複合システムの冷媒回路を示す概念図である。図6に示すように、給湯器303はヒータ32を有する。1次水回路37において、ヒータ32は、三方弁39と熱交換器31との間に設けられている。ヒータ32には、ヒータ32に電力を供給する、図示しない電源が接続されている。制御部15は、ヒータ32の電源と信号線を介して接続されている。制御部15は、圧縮機11の吐出圧力の目標値に上限値が設定された状態で、ユーザから給湯器303の運転開始の指示が入力されると、ヒータ32の電源のオン及びオフを制御する。
次に、本実施の形態2における空調給湯複合システム100の動作を、図7及び図8を参照して説明する。図7は、図6に示した給湯器が沸き上げ運転を行う場合における、圧縮機の吐出圧力及び運転周波数と、タンク内の水の温度と、ヒータの電源の状態との推移を示すグラフである。
図7に示す4つのグラフの横軸は時間である。4つのグラフのうち、最上段のグラフの縦軸は、圧縮機11の吐出圧力Pdの変化を示す。このグラフを吐出圧力グラフと称する。4つのグラフのうち、上から2段目のグラフの縦軸は、圧縮機11の運転周波数Fの変化を示す。このグラフを周波数グラフと称する。4つのグラフのうち、下から2段目のグラフの縦軸は、タンク36の水温Ttankの変化を示す。このグラフを水温グラフと称する。4つのグラフのうち、最下段のグラフの縦軸は、ヒータ32がオン及びオフの状態の変化を示す。このグラフをヒータ状態グラフと称する。タンク36の水温の目標温度をTrefと表記する。
図8は、本発明の実施の形態2における制御方法について、図4で決定した制御フラグに基づく動作の手順を示すフローチャートである。図8に示す手順のうち、ステップS7〜ステップS12は図5を参照して説明した動作と同様なため、その詳細な説明を省略する。図3に示したメモリ151は圧縮機11の運転周波数Fの下限値である下限周波数Fminを記憶している。
ステップS11において、沸き上げ開始直後は、制御部15は、圧縮機11の運転周波数Fを大きくして吐出圧力Pdが目標吐出圧力Pdmと一致するように圧縮機11を制御する。その後、吐出圧力Pdが目標吐出圧力Pdmで安定するように、圧縮機11の運転周波数Fは増減する。しかし、図7の水温グラフに示すように、水温Ttankが上昇するにしたがって、熱交換器31への入水温度が上昇し、運転周波数Fを下げなければ吐出圧力Pdが上昇してしまう。そのため、圧縮機11の運転周波数Fは次第に下がり、最終的に下限周波数Fminに貼りつく。
圧縮機11の運転周波数Fが下限周波数Fminに貼りついた状態は、熱源ユニット301から供給される熱量が不足していることを示し、この状態で長時間運転することは沸き上げ時間が延びることに繋がる。
そのため、ステップS13において、制御部15は、吐出圧力Pdが目標吐出圧力Pdm以上であるか否かを判定する。吐出圧力Pdが目標吐出圧力Pdmより小さい場合、制御部15は、ステップS7に戻る。ステップS13において、吐出圧力Pdが目標吐出圧力Pdm以上である場合、制御部15は、ステップS14に進み、運転周波数Fが下限周波数Fminと等しいか否かを判定する。運転周波数Fが下限周波数Fminと等しくない場合、制御部15は、ステップS7に戻る。ステップS14において、運転周波数Fが下限周波数Fminと等しい場合、制御部15は、ステップS15に進み、圧縮機11を停止させる。続いて、制御部15は、ステップS16に進み、ヒータ32の電源をオンにしてヒータ32への電力供給を開始する。
続いて、制御部15は、ステップS16において、水温Ttankが目標温度Tref以上になるまで、ヒータ32の電源をオン状態に維持する。水温Ttankが目標温度Tref以上になると、制御部15は、ステップS17に進み、ヒータ32の電源をオフにしてヒータ32への電力供給を停止する。
上述したように、制御部15は、圧縮機11の運転及び停止の切り換えと、ヒータ32への電力供給及び電力供給停止の切り換えとを、圧縮機11の吐出圧力Pd及び運転周波数Fに基づいて行っている。例えば、図8に示すステップS13〜S16において、制御部15は、圧縮機11の吐出圧力Pd及び運転周波数Fを基に、圧縮機11を運転するがヒータ32に電力を供給しない状態から、圧縮機11の運転を停止してヒータ32に電力を供給する状態に切り換えたことになる。また、ステップS13及びステップS14の判定でステップS7に戻る場合、制御部15は、圧縮機11の吐出圧力Pd又は運転周波数Fを基に、ヒータ32に電力を供給せず圧縮機11を運転することを選択したことになる。
また、図8に示したフローチャートのステップS15において、制御部15は、圧縮機11の運転を継続したまま、ステップS16に進み、ヒータ32への電力供給を開始してもよい。この場合、熱交換器31は、冷凍サイクルで得られる熱とヒータ32が発生する熱との両方を用いることができる。圧縮機11を運転するとともにヒータ32の電力供給を行うと、電力消費量が大きくなるが、圧縮機11を停止してヒータ32への電力供給を行う場合に比べて、沸き上げ時間を短縮できる。一方、ステップS15で圧縮機11の運転を継続すると、例えば、成績係数(cofficient of performance)が著しく低下する場合、制御部15は、圧縮機11を停止してヒータ32への電力供給を行ってもよい。
本実施の形態2では、室内機302a、302bのうち、いずれか一方又は両方の冷房運転の停止後に給湯運転を開始した場合、制御部15は、圧縮機11の吐出圧力を抑制するだけでなく、圧縮機11の吐出圧力Pd及び運転周波数Fを基に、圧縮機11の運転及び停止の切り換えと、ヒータ32の電源のオン及びオフの切り換えとを行っている。そのため、実施の形態1と同様な効果が得られるだけでなく、給湯器303における沸き上げ時間が長くなることを抑制できる。制御部15は、圧縮機11の吐出圧力Pd及び運転周波数Fを基に運転を切り換えるので、新たにセンサを設ける必要がない。
なお、図8に示したフローチャートでは、制御部15は、圧縮機11の運転及び停止の切り換えとヒータ32の電源のオン及びオフの切り換えとの判断を、圧縮機11の吐出圧力Pd及び運転周波数Fを基準に行っているが、熱交換器31の熱量を基準にして行ってもよい。この場合、制御部15が実際に必要とされる熱量を基に運転を切り換えるので、沸き上げ時間が延びることを抑制する効果が向上する。熱交換器31の熱量は、例えば、熱交換器31への入水温度と熱交換器31からの出水温度との差と、ポンプ34の水流量とから計算できる。以下に、その一例を説明する。
図9は、図6に示した制御部に電気的に接続される構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、制御部15は、図3に示した機器の他に、ヒータ32、入水温度センサ42、出水温度センサ43及び流量センサ44と信号線を介して接続されている。入水温度センサ42及び流量センサ44は、ポンプ34と熱交換器31との間に設けられている。出水温度センサ43は、熱交換器31と三方弁39との間に設けられている。入水温度センサ42は、入水温度として、熱交換器31に流入する水の温度を検知する。出水温度センサ43は、出水温度として、熱交換器31から流出する水の温度を検知する。流量センサ44は、ポンプ34から吐出され、熱交換器31に流入する水の流量を検知する。
単位時間あたりの熱量をQ[J/min]、水の密度をρ[g/cm]、単位時間あたりの流量をL[cm/min]、入水温度Tinと出水温度Toutとの温度差をΔT[K]、水の比熱をC[J/g・K]とする。熱量Qは、次の式(1)で算出される。
Q=ρ×L×C×ΔT ・・・・(1)
メモリ151は、水の密度ρ及び比熱Cと、式(1)とを記憶している。また、メモリ151は、算出される熱量Qに対して、圧縮機11の運転及び停止と、ヒータ32への電力供給及びその停止とを決める閾値を記録している。例えば、メモリ151は、圧縮機11及びヒータ32の両方を利用するか否かを決める第1の閾値と、圧縮機11とヒータ32のうち、いずれを利用するかを決める第2の閾値とを記憶している。なお、制御部15は、メモリ151が記憶する閾値を、例えば、ユーザがシャワー等で使用するお湯について、ユーザが入力する設定温度にしたがって変更してもよい。
図9に示した制御部15の動作を説明する。制御部15は、出水温度センサ43から受け取る出水温度Toutと入水温度センサ42から受け取る入水温度Tinとから温度差ΔTを算出する。そして、制御部15は、流量センサ44から受け取る流量Lと温度差ΔTを式(1)に代入して熱量Qを算出する。さらに、制御部15は、算出した熱量Qをメモリ151が記憶する閾値と比較する。熱量Qが第1の閾値未満である場合、沸き上げ時間が長くなるおそれがあるため、制御部15は、圧縮機11の運転とヒータ32への電力供給の両方を行う。熱量Qが第1の閾値以上、第2の閾値未満である場合、ヒータ32から沸き上げに十分な熱が得られるため、制御部15は、圧縮機11を停止し、ヒータ32への電力供給を行う。熱量Qが第2の閾値以上である場合、圧縮機11の運転による冷凍サイクルにより沸き上げに十分な熱が得られるため、制御部15は、ヒータ32に電力を供給せず圧縮機11の運転を行う。
本実施の形態2において、圧縮機11の運転及び停止の切り換えと、ヒータ32への電力供給及びその停止の切り換えとの判定基準は、圧縮機11の吐出圧力及び運転周波数、熱交換器31で熱交換される熱量、及び冷凍サイクルの成績係数に限定されない。制御部15は、これらの判定基準を含む、冷凍サイクルの状態に基づいて、圧縮機11の運転及び停止の切り換えと、ヒータ32への電力供給及び電力供給停止の切り換えとを行えばよい。
以上、冷房及び暖房を含む空調運転と給湯運転とを行う冷凍サイクル装置の実施形態として、冷凍サイクル装置が空調給湯複合システムの場合で実施の形態1及び2を説明したが、冷凍サイクル装置は、上記の実施の形態1及び2で説明したものに限定されない。
例えば、図4に示したステップS2において、制御部15は、冷房運転停止後における圧縮機11の暖房用途の運転時間Twを計測したが、空調給湯複合システムに含まれる複数の室内機のうち、冷房運転を停止した室内機全ての運転時間Twを計測してもよい。この場合、制御部15は、これら複数の運転時間Twのうち最小値を、圧縮機11に上限値を設定するか否かの判定基準となる運転時間Twに採用してもよい。これにより、1台の圧縮機11に注目した運転時間を基準とした場合では得ることができない、各室内機の運転状態から、圧縮機11の吐出圧制御の必要性の有無を判断することができる。その結果、複数の室内機が異なる時刻に冷房運転を停止しても、水滴落下の防止効果をより確実に得ることができる。
また、圧縮機11の暖房用途は、給湯器303における沸き上げ動作だけでなく、室内機302a、302bの少なくとも一方の暖房運転、又は暖房装置304を用いた給湯器303による暖房運転にも適用することができる。
10 アキュムレータ、11 圧縮機、12 熱交換器、13 送風機、14 四方弁、15 制御部、16 絞り部、17 冷媒配管、17a、17b 空調用分岐配管、17c 給湯用分岐配管、18 圧力センサ、21a、21b 熱交換器、22a、22b 送風機、23a ドレンパン、31、33 熱交換器、32 ヒータ、34、35 ポンプ、36 タンク、37 1次水回路、38 2次水回路、39 三方弁、40 合流点、41 暖房回路、42 入水温度センサ、43 出水温度センサ、44 流量センサ、51a〜51c 膨張弁、61、62 ドレン水、100 空調給湯複合システム、151 メモリ、152 CPU、153 タイマー、301 熱源ユニット、302a、302b 室内機、303 給湯器、304 暖房装置、305 分岐ユニット。

Claims (6)

  1. 圧縮機を含む熱源ユニットと、
    前記圧縮機に接続された冷媒配管から分岐された空調用分岐配管を流通して循環する冷媒と空調対象空間の空気との間で熱交換する複数の室内機と、
    前記冷媒配管から分岐された給湯用分岐配管を流通して循環する冷媒と水との間で熱交換する給湯器と、
    前記圧縮機の吐出圧力を検知する圧力センサと、
    前記複数の室内機及び前記給湯器の運転状態に応じて前記圧縮機を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記複数の室内機のうち、冷房運転した室内機の冷房運転を停止した後に前記給湯器を運転させた場合、前記圧縮機の吐出圧力の目標値に上限値を設定し、前記圧力センサが検知する吐出圧力が該上限値に追従するように該圧縮機を制御
    前記冷房運転した室内機の冷房運転を停止してから前記圧縮機の運転の累積時間である運転時間が予め決められた時間以下の場合に前記上限値を設定し、
    前記冷房運転した室内機の前記運転時間のうち、最小値を前記上限値の設定の判定基準に用いる、
    冷凍サイクル装置。
  2. 前記運転時間は、前記制御部が、前記室内機を暖房運転する場合を含む暖房用途で前記圧縮機を運転させる時間である、請求項に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 圧縮機を含む熱源ユニットと、
    前記圧縮機に接続された冷媒配管から分岐された空調用分岐配管を流通して循環する冷媒と空調対象空間の空気との間で熱交換する室内機と、
    前記冷媒配管から分岐された給湯用分岐配管を流通して循環する冷媒と水との間で熱交換する給湯器と、
    前記圧縮機の吐出圧力を検知する圧力センサと、
    前記室内機及び前記給湯器の運転状態に応じて前記圧縮機を制御する制御部と、を有し、
    前記給湯器にヒータが設けられ、
    前記制御部は、
    前記室内機の冷房運転を停止した後に前記給湯器を運転させた場合、前記圧縮機の吐出圧力の目標値に上限値を設定し、前記圧力センサが検知する吐出圧力が該上限値に追従するように該圧縮機を制御し、
    前記吐出圧力が前記上限値に追従するように前記圧縮機の制御を開始した後、冷凍サイクルの状態に基づいて、前記圧縮機の運転及び停止の切り換えと、前記ヒータへの電力供給及び電力供給停止の切り換えとを行う、
    凍サイクル装置。
  4. 前記冷凍サイクルの状態は、前記圧縮機の吐出圧力及び運転周波数である、請求項に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 前記冷凍サイクルの状態は、前記給湯器に設けられた熱交換器で熱交換される熱量である、請求項に記載の冷凍サイクル装置。
  6. 前記熱交換器に流入する水の温度を検知する入水温度センサと、
    前記熱交換器から流出する水の温度を検知する出水温度センサと、
    前記熱交換器に流入する水の流量を検知する流量センサと、をさらに有し、
    前記制御部は、
    前記入水温度センサが検知する温度と、前記出水温度センサが検知する温度と、前記流量センサが検知する流量とを用いて、前記熱交換器の熱量を算出する、請求項に記載の冷凍サイクル装置。
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