JP6688133B2 - 料金収受機、料金収受方法及びプログラム - Google Patents
料金収受機、料金収受方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6688133B2 JP6688133B2 JP2016073499A JP2016073499A JP6688133B2 JP 6688133 B2 JP6688133 B2 JP 6688133B2 JP 2016073499 A JP2016073499 A JP 2016073499A JP 2016073499 A JP2016073499 A JP 2016073499A JP 6688133 B2 JP6688133 B2 JP 6688133B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ticket
- payment
- card
- transit
- toll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 77
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 127
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 99
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 99
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 95
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 69
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 49
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 13
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 12
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 18
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 3
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000013508 migration Methods 0.000 description 1
- 230000005012 migration Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
例えば、有料道路の出口料金所に設置された料金収受機は、利用者又は収受員から挿入された通行券に基づき支払料金の支払処理を行う(例えば、特許文献3参照)。このような料金収受機では、通行券に先だって乗継券が挿入されることで、支払料金の割引がなされる。
このようにすることで、先に通行券が挿入されて支払請求額が算出された後において、利用者が乗継券による乗り継ぎ割引の適用を受けることを希望する場合に、使用者(例えば、収受員)による所定操作を受け付けることを条件に、通行券の挿入を(すなわち、支払請求額の算出処理を)取り消すことができる。
したがって、料金収受機に、先に通行券が挿入された場合であっても、乗継券による割引を適用することができる。
このようにすることで、利用者が乗り継ぎを希望する場合に、次の出口料金所で乗り継ぎ割引の適用を受けるために必要な新たな乗継券を提供することができる。
また、新たな乗継券の発行に係る操作を受け付ける前に通行券が挿入された場合であっても、使用者(収受員)による所定操作を受け付けて、通行券の挿入(支払請求額の算出処理)を取り消した後に、新たな乗継券の発行に係る操作を行うことができる。
このようにすることで、通行券の挿入後であって、更に、支払請求額の変更に係る処理を行った後は、通行券の挿入(支払請求額の算出処理)の取消が制限されるので、不正操作の抑制を図ることができる。
このようにすることで、通行券を挿入した後において利用者がICカードによる支払いを希望する場合には、使用者による所定操作を受け付けることを条件に、ICカードの挿入を受け付けて、当該ICカードを用いた支払いを行うことができる。
このようにすることで、全支払処理の一部でも支払いが確定した後は、通行券の挿入前の段階には復帰させないようにすることができる。
これにより、使用者による所定操作を受け付けて通行券の挿入の取消が指示された場合に、先に挿入された通行券を排出し、改めて乗継券の挿入を受け付け可能な状態に移行することができる。
以下、第1の実施形態に係る料金収受機について、図1〜図6を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施形態に係る出口料金所の全体構成を示す図である。
図1に示す出口料金所1は、有料道路の出口料金所である。有料道路の利用者(車両Aの運転者等)は、有料道路の入口料金所(図示せず)を通過して有料道路に流入し、出口料金所1を通過して有料道路から流出する。
有人ブース1Aには収受員が待機している。収受員は、有人ブース1Aの中に設置された料金収受機10を操作して、到来する利用者に対する料金収受処理を行う。その際、収受員は、到来した利用者から通行券T1、及び、(利用者が所持していた場合には)乗継券T2を受け取って、各券を料金収受機10に掛ける(挿入する)操作を行う。
料金収受機10は、専用の挿入口(券挿入口201(後述))を通じて、利用者が所持していた通行券T1、乗継券T2等の挿入を受け付けるとともに、当該通行券T1、乗継券T2に記録された情報を読み取って、当該利用者に対する支払請求額を決定する。
ここで、通行券T1とは、有料道路へ流入する際に通過した入口料金所で発行される券である。通行券T1には、通過した入口料金所の識別番号(入口情報)、通過日時、入口料金所の通過の際に判別された車種、車両ナンバー等が記録されている。
また、乗継券T2(乗継証明券)とは、乗り継ぎのため有料道路から流出する際に通過した出口料金所で発行される券である。乗継券T2には、乗り継ぎのために通過した出口料金所の識別番号(乗継出口情報)、通過日時、支払済み料金、車種、車両ナンバー等が記録されている。乗継券T2を所持する利用者は、収受員に対し、通行券T1とともに乗継券T2を渡すことで、乗り継ぎに係る割引の適用を受けることができる。
また、利用者が所有するICカード(クレジットカード等)を受け付けて支払処理を行ったり、料金収受機10は、収受員の操作に応じて領収書を発行したりすることも可能である。
図2は、第1の実施形態に係る料金収受機の機能構成を示す図である。
図2に示すように、料金収受機10は、CPU100と、券処理ユニット200と、カード処理ユニット300と、乗継券発行ユニット400と、タッチパネル500と、を備えている。
図2に示すように、券処理ユニット200は、券挿入口201と、券読取ヘッダ202と、券搬送部203と、を有している。
券挿入口201は、料金収受機10の筐体面に設けられ、通行券T1及び乗継券T2(図1)の挿入を受け付ける。
券読取ヘッダ202は、挿入された通行券T1、乗継券T2に記録された情報を読み取る。
券搬送部203は、搬送路と駆動ローラとで構成され、挿入された通行券T1、乗継券T2を券読取ヘッダ202まで搬送する。券搬送部203は、通行券T1、乗継券T2の挿入を一枚ずつ受け付けて搬送し、CPU100からの指示に応じて、券挿入位置(券挿入口201)と券読取位置(券読取ヘッダ202)との間で、挿入された通行券T1、乗継券T2を進退させる。
図2に示すように、カード処理ユニット300は、カード挿入口301と、カード処理ヘッダ302と、カード搬送部303と、を有している。
カード挿入口301は、料金収受機10の筐体面に設けられ、ICカードの挿入を受け付ける。
カード処理ヘッダ302は、挿入されたICカードに記録された情報の読み取り及び新たな情報の書き込みを行う。
カード搬送部303は、搬送路と駆動ローラとで構成され、挿入されたICカードをカード処理ヘッダ302まで搬送する。カード搬送部303は、CPU100からの指示に応じて、挿入されたICカードをカード挿入口301とカード処理ヘッダ302との間で進退させる。
図2に示すように、乗継券発行ユニット400は、乗継券発行口401と、乗継券記録ヘッダ402と、新規乗継券搬送部403と、を有している。
乗継券発行口401は、料金収受機10の筐体面に設けられ、上記新たな乗継券を排出する。
乗継券記録ヘッダ402は、上記新たな乗継券に対し、乗り継ぎのために必要な情報の書き込みを行う。
新規乗継券搬送部403は、搬送路と駆動ローラとで構成され、上記情報が書き込まれた新たな乗継券を乗継券発行口401まで搬送する。
CPU100は、請求額演算部101、支払待ち受け指示部102、券待ち受け指示部103、乗継券発行指示部104、カード待ち受け指示部105、券情報取得部106、支払処理部107、及び、操作情報取得部108としての機能を有している。
ここで、「券待ち受け状態」とは、券挿入口201から通行券T1の挿入、及び、乗継券T2の挿入の両方を受け付けている状態である。
ここで、「支払待ち受け状態」とは、算出された支払請求額に対する支払処理(現金、又は、ICカードによる支払)を受け付けている状態である。支払待ち受け状態においては、支払待ち受け指示部102は、券処理ユニット200に向けて所定の指示信号を出力し、券挿入口201からの乗継券T2の挿入を制限する。
ここで、「支払処理の完了後」とは、例えば、現金を用いた支払いの場合には、紙幣、硬貨の受け渡し後の精算が完了した後(領収書の発行後)であり、ICカードを用いた支払いの場合には、支払請求額の精算に係る情報のICカードへの書き込みが完了し、排出された後である。
即ち、収受員は、利用者に対し新たな乗継券を発行する際には、まず、上述の券待ち受け状態の段階で新たな乗継券の発行に係るタッチ操作(後述する乗継券発行ボタンB03のタッチ)を行う。この場合、その後に行われる利用者による支払い処理が完了した後に、乗継券発行指示部104の指示に基づき新たな乗継券が発行される。
図3は、第1の実施形態に係るタッチパネルの構成を示す図である。
タッチパネル500のディスプレイには、通行券T1から読み取られた情報、支払請求額、及び、収受員によるタッチ操作を受け付ける種々のボタン画像が表示される。
図3に示すように、タッチパネル500の支払用情報表示領域D1には、通行券T1から読み取られた車両A(図1)の車種、車両ナンバー、利用した入口料金所と、これらの情報に基づいて算出された支払請求額と、が表示される。
また、ボタン表示領域D2には、収受員がタッチ操作を行うための種々のボタン画像が表示されている。
券破損ボタンB01は、通行券T1、乗継券T2に記録されている情報を、収受員自身が手入力する際にタッチされるボタン画像である。収受員は、利用者から受け取った通行券T1、乗継券T2が破損等により正しく読み取れない場合には、この券破損ボタンB01をタッチして、通行券T1等に記録されている情報を手入力する。この場合、CPU100(券情報取得部106)は、収受員により手入力された情報を、(読み取ることができなかった)通行券T1等に記録されていた情報とみなして取得する。
図4〜図6は、それぞれ、第1の実施形態に係る料金収受機の処理フローを示す第1の図〜第3の図である。
まず、料金収受機10は、到来した利用者に対する最初の待ち受け状態として、「券待ち受け状態」にあるものとする(ステップS00)。券待ち受け状態において、券処理ユニット200は、通行券T1の挿入、及び、乗継券T2の挿入の両方を受け付けている。即ち、券処理ユニット200は、券挿入口201から通行券T1又は乗継券T2の挿入があった場合には、直ちに、券搬送部203を駆動させて当該券を内部に引き込み、更に、券読取ヘッダ202を通じて記録された情報を読み取る。
また、券待ち受け状態においては、カード処理ユニット300も、ICカードの挿入を受け付けている。
通行券T1に記録された情報が取得された後は、請求額演算部101による支払請求額の演算処理(後述するステップS12)に移行する。
乗継券T2に記録された情報が取得された後は、券処理ユニット200は、券待ち受け状態(ステップS00)を維持して、更に、通行券T1等の挿入を受け付ける。
乗継券T2に係る情報が手入力された後は、券処理ユニット200は、券待ち受け状態(ステップS00)を維持して、更に、通行券T1等の挿入を受け付ける。
通行券T1に係る情報が手入力された後は、請求額演算部101による支払請求額の演算処理(後述するステップS12)に移行する。
ここで、支払待ち受け指示部102は、券処理ユニット200、カード処理ユニット300等に対し、利用者からの支払い(支払処理)を待ち受ける支払待ち受け状態への移行を指示する(ステップS13)。支払待ち受け状態においては、既に通行券T1が内部に引き込まれており、かつ、支払請求額が提示されている段階にあるため、券処理ユニット200は、乗継券T2の挿入を受け付けないように制限する。
乗継券発行フラグが“OFF”の場合(ステップS23:NO)、CPU100は、利用者に対する料金収受処理を完了する。
他方、乗継券発行フラグが“ON”の場合(ステップS23:YES)、乗継券発行指示部104は、乗継券発行ユニット400に対し、新たな乗継券の発行指示を行う(ステップS24)。これにより、乗継券発行ユニット400は、乗継券記録ヘッダ402、新規乗継券搬送部403の駆動を通じて、新たな乗継券の発行処理を行う。
なお、ICカード挿入前(支払待ち受け状態(ステップS13))において既に割引ボタンB04がタッチされ、支払請求額の再計算がなされていた場合は、支払待ち受け指示部102は、カード支払待ち受け状態(ステップS32)において、割引ボタンB04のタッチ操作を受け付けないようにしてもよい。
なお、ICカード挿入前(支払待ち受け状態(ステップS13))において既に金額手入力ボタンB06がタッチされ、支払請求額が手入力されていた場合は、請求額演算部101は、カード支払待ち受け状態(ステップS32)において、金額手入力ボタンB06のタッチ操作を受け付けないようにしてもよい。
通行券T1に記録された情報が取得された後は、請求額演算部101による支払請求額の演算処理(後述するステップS59)に移行する。
乗継券T2に記録された情報が取得された後は、券処理ユニット200は、カード挿入後券待ち受け状態(ステップS50)を維持して、更に、通行券T1等の挿入を受け付ける。
乗継券T2に係る情報が手入力された後は、券処理ユニット200は、カード挿入後券待ち受け状態(ステップS50)を維持して、更に、通行券T1等の挿入を受け付ける。
通行券T1に係る情報が手入力された後は、請求額演算部101による支払請求額の演算処理(後述するステップS59)に移行する。
ここで、支払待ち受け指示部102は、券処理ユニット200、カード処理ユニット300等に対し、利用者からのICカードによる支払い(ICカードを用いた支払処理)を待ち受けるカード支払待ち受け状態への移行を指示する(ステップS60)。カード支払待ち受け状態においては、既に通行券T1が内部に引き込まれており、かつ、支払請求額が提示されている段階にあるため、券処理ユニット200は、乗継券T2の挿入を受け付けないように制限する。
以上の通り、第1の実施形態に係る料金収受機10は、通行券T1の挿入、及び、乗継券T2の挿入を受け付ける券待ち受け状態において、通行券T1が挿入された場合に、当該通行券T1から読み取った情報に基づいて支払請求額を算出する請求額演算部101を備えている。また、料金収受機10は、支払請求額が算出された場合に、乗継券T2の挿入を制限するとともに算出された支払請求額に対する支払処理を受け付ける支払待ち受け状態への移行を指示する支払待ち受け指示部102を備える。また、料金収受機10は、支払待ち受け状態において、収受員から所定操作(特別ボタンB11のタッチ操作)を受け付けた場合に、挿入された通行券T1の排出、及び、券待ち受け状態への移行を指示する券待ち受け指示部103を備える。
このようにすることで、先に通行券T1が挿入されて支払請求額が算出された後において、利用者が乗継券T2による乗り継ぎ割引の適用を受けることを希望する場合に、収受員による所定操作を受け付けることを条件に、通行券T1の挿入(支払請求額の算出処理)を取り消すことができる。
したがって、料金収受機10に、先に通行券が挿入された場合であっても、乗継券による割引を適用することができる。
このようにすることで、利用者が乗り継ぎを希望する場合に、次の出口料金所で乗り継ぎ割引の適用を受けるために必要な新たな乗継券を提供することができる。
また、従来においては、例えば、通行券T1が挿入された後の段階で、利用者より「これから乗り継ぎを行う」との申し出があった場合に、次の出口料金所で乗り継ぎ割引の適用を受けるために必要な新たな乗継券の発行に係る操作(乗継券発行ボタンB03のタッチ)を行うことができない。しかしながら、本実施形態に係る上記態様によれば、新たな乗継券の発行に係る操作を行う前に通行券T1が挿入された場合であっても、収受員による所定操作を受け付けて、通行券T1の挿入(支払請求額の算出処理)を取り消して、当該通行券T1の挿入前の段階に復帰することができる。したがって、収受員は、通行券T1が挿入された後に新たな乗継券を発行する必要が生じた場合であっても、当該新たな乗継券の発行に係る操作(乗継券発行ボタンB03のタッチ)を行うことができる。
このようにすることで、通行券T1の挿入後であって、更に、支払請求額の変更に係る処理を行った後は、通行券T1の挿入(支払請求額の算出処理)の取消が制限されるので、不正操作(例えば、支払請求額の算出処理を一旦取り消して、再度の手入力により支払請求額を不正に変更する等)の抑制を図ることができる。
このようにすることで、通行券T1を挿入した後において利用者がICカードによる支払いを希望する場合に、収受員による所定操作(カード後掛けボタンB07のタッチ操作)を受け付けることを条件に、ICカードの挿入を受け付けて、当該ICカードを用いた精算を行うことができる。
これにより、収受員による所定操作を受け付けて通行券T1の挿入の取消が指示された場合に、先に挿入された通行券T1を排出し、改めて乗継券T2の挿入を受け付け可能な状態に移行することができる。
次に、第2の実施形態に係る料金収受機について、図7〜図8を参照しながら説明する。
図7は、図8は、それぞれ、第2の実施形態に係る料金収受機の処理フローを示す第1の図、第2の図である。
図7は、支払待ち受け状態(ステップS13)以降の処理フローを図示している。支払待ち受け状態(ステップS13)以前の処理、及び、図7に示すステップS13〜ステップS24の各処理においては、第1の実施形態(図4)と同様であるため、説明を省略する。
第2の実施形態に係る料金収受機10において、支払待ち受け状態(ステップS13)にある場合、収受員は、更に、「分割」ボタンをタッチすることができる。「分割」ボタンは、利用者が、有料道路の料金体系が異なる区間を走行した場合であって、当該異なる区間別に支払処理を分割して行うことを希望する場合に利用される。ここで、料金体系としては、例えば、走行する距離に応じて支払請求額が増減する“対距離区間”、走行する距離にかかわらず一定の支払請求額が課される“均一区間”等がある。
また、カード後掛けボタンB07タッチ後(ステップS77)に続くICカードによる支払処理(ステップS78)は、図5に示すステップS30〜ステップS40と同様の処理フローである。ただし、ステップS78において、カード取消ボタンB08がタッチされた場合(図5、ステップS35)は、支払待ち受け指示部102は、対距離区間支払待ち受け状態(ステップS70)への移行を指示する。
このようにすることで、分割に係る一回目の支払処理(対距離区間についての支払処理)を確定する前であれば、「分割訂正」ボタンのタッチ操作(ステップS79)に続く特別ボタンB11のタッチ操作(ステップS21)によって、通行券T1を挿入する前の券待ち受け状態(図4、ステップS00)に復帰することができる。
また、カード後掛けボタンB07タッチ後(ステップS87)に続くICカードによる支払処理(ステップS88)は、図5に示すステップS30〜ステップS40と同様の処理フローである。ただし、ステップS88において、カード取消ボタンB08がタッチされた場合(図5、ステップS35)は、支払待ち受け指示部102は、均一区間支払待ち受け状態(ステップS80)への移行を指示する。
このようにすることで、分割に係る一回目の支払処理(対距離区間についての支払処理)を確定した後においては、通行券T1を挿入する前の券待ち受け状態(図4、ステップS00)に復帰することを制限する。
以上の通り、第2の実施形態に係る料金収受機10によれば、券待ち受け指示部103は、支払待ち受け状態において、収受員から支払処理の分割を行うための操作(「分割」ボタンのタッチ操作)を受け付けた場合であって、更に、分割された一の支払処理の完了後においては、所定操作(特別ボタンのタッチ操作)の受け付けを制限する。
このようにすることで、全支払処理の一部でも支払いが確定した後は、通行券T1の挿入前の段階には復帰させないようにすることができる。
また、券待ち受け指示部103は、通行券T1(又は乗継券T2)から読み取った通過日時に基づき、当該通行券T1(乗継券T2)が利用可能な時間帯を超過していることを検知した場合には、特別ボタンB11のタッチ操作を制限するようにしてもよい。
以上のようにすることで、利用者の不正が疑われる処理の取り消しを防止することができる。
1A 有人ブース
10 料金収受機
100 CPU
101 請求額演算部
102 支払待ち受け指示部
103 券待ち受け指示部
104 乗継券発行指示部
105 カード待ち受け指示部
106 券情報取得部
107 支払処理部
108 操作情報取得部
200 券処理ユニット
201 券挿入口
202 券読取ヘッダ
203 券搬送部
301 カード挿入口
302 カード処理ヘッダ
303 カード搬送部
400 乗継券発行ユニット
401 乗継券発行口
402 乗継券記録ヘッダ
403 新規乗継券搬送部
500 タッチパネル
A 車両
L 車線
T1 通行券
T2 乗継券
D1 支払用情報表示領域
D2 ボタン表示領域
Claims (8)
- 有料道路へ流入する際に通過した入口料金所で発行された通行券と、乗り継ぎのため前記有料道路から流出する際に通過した出口料金所で発行された乗継券と、を読み取って支払請求額を決定する料金収受機であって、
前記通行券の挿入、及び、前記乗継券の挿入を受け付ける券待ち受け状態において、前記通行券が挿入された場合に、当該通行券から読み取った情報に基づいて支払請求額を算出する請求額演算部と、
前記支払請求額が算出された場合に、前記乗継券の挿入を制限するとともに算出された前記支払請求額に対する支払処理を受け付ける支払待ち受け状態への移行を指示する支払待ち受け指示部と、
前記支払待ち受け状態において、使用者から所定操作を受け付けた場合に、挿入された前記通行券の排出、及び、前記券待ち受け状態への移行を指示する券待ち受け指示部と、
を備える料金収受機。 - 前記券待ち受け状態において、使用者から次の出口料金所で乗り継ぎによる割引の適用を受けるために必要な新たな乗継券の発行に係る操作を受け付けた場合に、前記新たな乗継券の発行を指示する乗継券発行指示部を更に備える
請求項1に記載の料金収受機。 - 前記券待ち受け指示部は、
前記支払待ち受け状態において、使用者から前記支払請求額の変更に係る操作を受け付けた場合には、前記所定操作の受け付けを制限する
請求項1又は請求項2に記載の料金収受機。 - 前記支払待ち受け状態において、使用者からICカードによる支払いの選択に係る操作を受け付けた場合には、前記ICカードの挿入を受け付けるカード待ち受け状態への移行を指示するカード待ち受け指示部を更に備える
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の料金収受機。 - 前記券待ち受け指示部は、
前記支払待ち受け状態において、使用者から前記支払処理の分割を行うための操作を受け付けた場合であって、前記分割された一の支払処理の完了後においては、前記所定操作の受け付けを制限する
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の料金収受機。 - 前記通行券、前記乗継券の挿入を一枚ずつ受け付けて、券挿入位置と券読取位置との間で、挿入された前記通行券、前記乗継券を進退させる券搬送部を更に備える
請求項1から請求項5の何れか一項に記載の料金収受機。 - 料金収受機によって、有料道路へ流入する際に通過した入口料金所で発行された通行券と、乗り継ぎのため前記有料道路から流出する際に通過した出口料金所で発行された乗継券と、を読み取って支払請求額を決定する料金収受方法であって、
前記料金収受機の請求額演算部が、前記料金収受機への前記通行券の挿入、及び、前記料金収受機への前記乗継券の挿入を受け付ける券待ち受け状態において、前記通行券が挿入された場合に、当該通行券から読み取った情報に基づいて支払請求額を算出するステップと、
前記料金収受機の支払待ち受け指示部が、前記支払請求額が算出された場合に、前記乗継券の挿入を制限するとともに算出された前記支払請求額に対する支払処理を受け付ける支払待ち受け状態への移行を指示するステップと、
前記料金収受機の券待ち受け指示部が、前記支払待ち受け状態において、使用者から所定操作を受け付けた場合に、挿入された前記通行券の排出、及び、前記券待ち受け状態への移行を指示するステップと、
を備える料金収受方法。 - 有料道路へ流入する際に通過した入口料金所で発行された通行券と、乗り継ぎのため前記有料道路から流出する際に通過した出口料金所で発行された乗継券と、を読み取って支払請求額を決定する料金収受機のコンピュータを、
前記通行券の挿入、及び、前記乗継券の挿入を受け付ける券待ち受け状態において、前記通行券が挿入された場合に、当該通行券から読み取った情報に基づいて支払請求額を算出する請求額演算部、
前記支払請求額が算出された場合に、前記乗継券の挿入を制限するとともに算出された前記支払請求額に対する支払処理を受け付ける支払待ち受け状態への移行を指示する支払待ち受け指示部、
前記支払待ち受け状態において、使用者から所定操作を受け付けた場合に、挿入された前記通行券の排出、及び、前記券待ち受け状態への移行を指示する券待ち受け指示部、
として機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016073499A JP6688133B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 料金収受機、料金収受方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016073499A JP6688133B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 料金収受機、料金収受方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017182744A JP2017182744A (ja) | 2017-10-05 |
JP6688133B2 true JP6688133B2 (ja) | 2020-04-28 |
Family
ID=60007349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016073499A Active JP6688133B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 料金収受機、料金収受方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6688133B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5989757B2 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-09-07 | 日本写真印刷株式会社 | タッチパネル |
JP7434021B2 (ja) * | 2020-03-26 | 2024-02-20 | 三菱重工機械システム株式会社 | 料金機械、監視盤、料金収受方法、及びプログラム |
-
2016
- 2016-03-31 JP JP2016073499A patent/JP6688133B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017182744A (ja) | 2017-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN114730423A (zh) | 控制方法、控制程序、信息处理装置以及控制系统 | |
CN104794820A (zh) | 一种停车场自动收费机及系统 | |
JP6688133B2 (ja) | 料金収受機、料金収受方法及びプログラム | |
CN108109214B (zh) | 一种自动通闸方法、结算装置、存储介质及计算机设备 | |
KR101484960B1 (ko) | 통행요금 자동정산기 및 이를 이용한 유료도로 통행요금 무인수납시스템 | |
KR20160134806A (ko) | 자동 데이터 전송 | |
JP4854185B2 (ja) | 有料道路利用管理システムおよび有料道路利用管理方法 | |
JP2011180636A (ja) | 駐車場利用料金収受システム、駐車場利用料金管理装置、駐車場利用料金収受方法、車載器、並びに通信端末 | |
JP2003228745A (ja) | 駐車場の駐車料金精算システム | |
JP6986441B2 (ja) | 料金自動収受機、料金収受システム、料金自動収受機の制御方法及びプログラム | |
JP6799485B2 (ja) | 電子マネー管理システム、管理装置及び電子マネー管理方法 | |
JP2020119601A (ja) | 駐車場管理装置、駐車場管理方法、駐車場管理プログラム、登録装置、登録方法、及び駐車場管理システム | |
JP7434013B2 (ja) | 料金機械、料金収受方法およびプログラム | |
JP7285129B2 (ja) | 料金収受機、課金システム、料金収受方法及びプログラム | |
JP2020135294A (ja) | 商品販売システム | |
JP4330928B2 (ja) | 料金収受システム、カード処理機、料金収受方法 | |
JP7434021B2 (ja) | 料金機械、監視盤、料金収受方法、及びプログラム | |
TW201101213A (en) | A new payment system for the transaction with a variable fare rate (or non-flat fare rate) | |
JP6300010B2 (ja) | 有料道路料金処理システム、有料道路料金処理方法、及びプログラム | |
JP6931852B2 (ja) | 会員登録装置、会員登録装置を有する料金精算システム、および会員登録装置の制御プログラム | |
JP4514107B2 (ja) | 駐車場の事前精算方法 | |
JP4786352B2 (ja) | 料金処理システム | |
JP2024117894A (ja) | 電子料金収受システム、電子料金収受方法、及び電子料金収受プログラム | |
JP3290454B2 (ja) | プリペイドカードの払戻制御方法及び精算装置 | |
KR100921786B1 (ko) | 유료도로의 관리주체간 통행료 자동정산시스템 및 그제어방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20160404 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181102 |
|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20190301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200310 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200324 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200403 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6688133 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |