JP6687897B2 - 折り筋指示装置、折り筋指示プログラム、および印刷システム - Google Patents

折り筋指示装置、折り筋指示プログラム、および印刷システム Download PDF

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Description

本発明は、折り筋指示装置、折り筋指示プログラム、および印刷システムに関する。
印刷機で印字された用紙に後処理を施す後処理機が知られている。この後処理機として、従来、用紙を所定の形状に折りたたむ紙折り機が知られている。また、近年では、この後処理機の一種として、用紙を折りたたむのではなく、折りたたむ前段階としての折り筋を形成する折り筋機が登場してきている。
ここで、特許文献1には、折り筋機と紙折り機との双方を備え、紙折り機で折り処理を実行できない折り方が指定された場合は折り筋機による筋付け処理を実行することが提案されている。
また、特許文献2には、後処理を施す前に、後処理を施した後の結果をプレビュー表示し、ユーザに折りのイメージを認識させつつ、後処理の指定を行なわせることが提案されている。
特開2015−092208号公報 特開2010−128712号公報
ここで、折り筋機による折り筋を形成するにあたり、用紙上の折り筋の位置や折りの向き(山折りと谷折り)と、用紙の印字面(第1面)の向きとの対応関係をどのように指定させるかが問題となる。
用紙への折り筋の形成は、その折り筋を形成した用紙をユーザ、紙折り機等が折りたたむことを予定したものである。したがって、折りたたんだ後の完成品の折りたたみの向きに対する用紙の印字面(第1面)の向き、あるいは、用紙の印字面(第1面)の向きに対する折りたたみの向きを指定することが、ユーザにとってイメージし易く、指定が容易である。
ところが、折り筋の位置や本数を変更できるようにした装置では、印字面を指定するにあたってどの折り筋を基準としているのかがユーザには分かり難い。このため、折り筋の位置や本数の変更のパターンの全てに対して、基準となる折り位置を予め設定もしくはユーザーが指定する指定方式を採用するのは現実的ではない。
本発明は、上記事情に鑑み、折りたたんだ後の完成品の折りたたみの向きに対する用紙の印字面(第1面)の向き、あるいは、用紙の印字面(第1面)の向きに対する折りたたみの向きを指定する指定方式を採用しつつも、その指定方式を折り筋のパターンの全てにまで広げた指定方式を採用した場合と比べ、ユーザに分かり易い指定方式を採用した折り筋指示装置、折り筋指示プログラム、および印刷システムを提供することを目的とする。
請求項1は、
用紙に対する折り筋の位置および該折り筋に対する山折りと谷折りとからなる折りの向きが予め定められた複数の定型様式から1つの定型様式を指定する第1の指定方式と、用紙に対する折り筋の位置および折りの向きを折り筋ごとに指定する第2の指定方式から指定方式を選択して選択した指定方式により折り筋を指定する折り筋指定部と、
第1の指定方式を選択中は折りの向きに対する用紙の第1面の向きまたは用紙の第1面の向きに対する折りの向きの指定をユーザから受け付け、第2の指定方式を選択中は折りの向きに対する、用紙に印字し該用紙の第1面を指示に応じた向きに向けて排出する印刷機本体から排出される用紙の、該印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きまたは該印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きに対する折りの向きの指定をユーザから受け付ける受付部とを備えたことを特徴とする折り筋指示装置。
請求項2は、
前記第1の指定方式による指定を受けて、指定された定型様式により折られた形状の立体画像であって、さらに、用紙の第1面を指定された向きに向けた立体画像を、表示画面上に表示し、前記第2の指定方式による指定を受けて、平面的な用紙画像上に折り筋の位置および折りの向きを示した平面画像を該表示画面上に表示する折り筋表示部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の折り筋指示装置である。
請求項3は、
前記第2の指定方式がさらに、前記印刷機本体から排出された用紙に降り筋を形成する後処理機で形成される折り筋の折りの向きを前記印刷機本体から排出される用紙の第1面の向きに応じて切り替える切替指定を行なうことが可能な指定方式であって、
記第2の指定方式による指定を受けるとともに該第2の指定方式による指定において前記切替指定がなされた場合に、第1面を該第2の指定方式による指定通りの向きに向けた用紙が前記印刷機本体から排出されるように用紙の第1面の向きを指示するとともに、該第2の指定方式による指定通りの位置に、排出時の用紙の第1面の向きにかかわらず指定通りの向きの折り筋を前記後処理機に形成させることに代わり、排出時の用紙の第1 面の向きに応じて、指定通りの向き若しくは指定とは逆の向きの折り筋が前記後処理機により形成されるように、該後処理機が形成する折り筋の位置および該折り筋の折りの向きを指示する折り筋指示部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の折り筋指示装置である。
請求項4は、
プログラムを実行する演算部を備えた装置内で実行され、該装置を、
用紙に対する折り筋の位置および該折り筋に対する山折りと谷折りとからなる折りの向きが予め定められた複数の定型様式から1つの定型様式を指定する第1の指定方式と、用紙に対する折り筋の位置および折りの向きを折り筋ごとに指定する第2の指定方式から指定方式を選択して選択した指定方式により折り筋を指定する折り筋指定部と、
第1の指定方式を選択中は折りの向きに対する用紙の第1面の向きまたは用紙の第1面の向きに対する折りの向きの指定をユーザから受け付け、第2の指定方式を選択中は折りの向きに対する、用紙に印字し該用紙の第1面を指示に応じた向きに向けて排出する印刷機本体から排出される用紙の、該印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きまたは該印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きに対する折りの向きの指定をユーザから受け付ける受付部とを備えた折り筋指示装置として動作させることを特徴とする折り筋指示プログラムである。
請求項5は、
用紙に印字し、該用紙の第1面を指示に応じた向きに向けて排出する印刷機本体と、該印刷機本体から排出された用紙の指示された位置に、山折りと谷折りとの中から指示された向きの折り筋を形成する後処理機とを備えた印刷装置、および、
用紙に対する折り筋の位置および該折り筋に対する折りの向きが予め定められた複数の定型様式から1つの定型様式を指定する第1の指定方式と、用紙に対する折り筋の位置および折りの向きを折り筋ごとに指定する第2の指定方式から指定方式を選択して選択した指定方式により折り筋を指定する折り筋指定部と、
第1の指定方式を選択中は折りの向きに対する用紙の第1面の向きまたは用紙の第1面の向きに対する折りの向きの指定をユーザから受け付け、第2の指定方式を選択中は折りの向きに対する、用紙に印字し該用紙の第1面を指示に応じた向きに向けて排出する印刷機本体から排出される用紙の、該印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きまたは該印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きに対する折りの向きの指定をユーザから受け付ける受付部とを備えた折り筋指示装置を備えたことを特徴とする印刷システムである。
上記の第1の指定方式は、ユーザが、折りたたんだ後の完成品を容易にイメージできる場合に適合した指定方式である。一方、第2の指定方式では、折り筋1本1本についてその位置や折り筋の折りの向きが指定される。このため、ユーザがイメージするのは、折りたたんだ後の完成品ではなく、折り筋の位置と折りの向きである。このため、この第2の指定方式の場合は、印刷機本体から排出される用紙の第1面の向きを指定することで、折り筋の折りの向きと用紙の第1面の向きとを対応付ける方がユーザにとって容易である。
このように、請求項1の折り筋指示装置、請求項4の折り筋指示プログラム、および請求項5の印刷システムによれば、折りたたんだ後の完成品の折りの向きと用紙第1面の向きとを対応付ける第1の指定方式を折り筋の形成が可能な全てのパターンにまで広げた場合と比べ、折り筋をユーザがイメージし易く、かつ指定上の折り筋と用紙上に形成される折り筋との間での折りの向きに関する混乱を抑えた折り筋指定方式が実現する。
また、請求項2の折り筋指示装置によれば、第1の指定方式および第2の指定方式それぞれに応じた画像を表示することで、立体画像あるいは平面画像のいずれか一方に統一した表示を行う場合と比べ、指定方式ごとにイメージし易い表示となる。
ここで、第2の指定方式の場合、印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きが指定されるが、この指定を変更すると、用紙上の折り筋の折りの向きに対する用紙の第1面の向きが逆向きとなり、これを不都合と考えるユーザも存在する。請求項3の折り筋指示装置によれば、印刷機本体からの排出時の用紙の向きに応じての折り筋の折りの向きの切替えができない場合と比べ、幅広いユーザに対し使い勝手の良い装置が実現する。
印刷システムの一例を示した模式図である。 クライアントPC10で実行される処理を示すブロック図である。 クライアントPCの表示画面上に表示される立体画像の一例を示した図である。 クライアントPCの表示画面上に表示される平面画像の一例を示した図である。 クライアントPCの表示画面上に表示されるジョブ管理画面を示した図である。 クライアントPCの表示画面上に表示されたジョブプロパティ画面を示した図である。 図6に示す「紙折り」のプルダウンメニューを示した図である。 折り筋機による折り筋について設定した後に、紙折り機による紙折りについて設定しようとした場合における、紙折りのプルダウンメニューを示した図である。 小分類としての項目の1つである「折り目」を選択したときのジョブプロパティ画面を示した図である。 「折り目をつける」が選択された場合に表示される折り目の指定画面を含むジョブプロパティ画面を示した図である。 「折り目の種類」のプルダウンメニューを示した図である 「折り目の種類」として「カスタム」を選択した場合のジョブプロパティ画面を示した図である。 「うら面排出」を指定したときの用紙の第1面の向きと折り筋の折りの向きとの関係(A)、および、「おもて面排出」を指定したときの用紙の第1面の向きと折り筋の折りの向きとの関係(B)を示した模式図である。 図12に示す「カスタム」における折り筋設定時の折り筋(A)と、ジョブに組み込まれた折り筋の設定情報(B)を示した模式図である。 これまで説明してきた第1実施形態としての処理を実現するフローチャートを示した図である。 第2実施形態における「カスタム」による折り筋指定画面を含むジョブプロパティ画面を示した図である。 図16に示す「折り目時自動反転」で「する」を設定したときの動作をした図である。 第2実施形態としての処理を実現するフローチャートを示した図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、印刷システムの一例を示した模式図である。
この印刷システム100は、複数台のクライアントコンピュータ(以下、「クライアントPC」と略記する)10、サーバ20、および印刷装置30を備えている。それら複数台のクライアントPC10、サーバ20、および印刷装置30は、LAN(Local Area Network)40を介して互いに通信可能に設定されている。
印刷装置30は、印刷機本体31と後処理機32とを備えている。印刷機本体31は、受信した画像データに応じた画像を用紙上に印字する。この印刷機本体31は、用紙の第1面(印字面)を指示に応じた向き(上向きあるいは下向き)にして排出する。用紙の両面に印字した場合は、ページ番号の若い方の印字面が第1面となる。また、後処理機32は、折り筋機321と紙折り機322とを備えている。折り筋機321は、印刷機本体31で印字されてその印刷機本体31から排出されてきた用紙に折り筋を形成する。また、紙折り機322は、印刷機本体31で印字されてその印刷機本体31から排出されてきた用紙を折りたたむ。またこの紙折り機322は、紙を折りたたむ機能だけではなく、ホチキスどめやパンチ穴開けの機能も備えている。本実施形態における紙折り機322では、二つ折り、三つ折り、Z折りといった、折り方に名前が付けられている単純ないくつかの種類の紙折りのみが可能である。本実施形態の印刷装置30では、折り筋機321による折り筋の形成と紙折り機322による紙折りとを併用することも可能であるが、折り筋の形成との併用が可能な紙折は、本実施形態では二つ折りのみに限られている。これに対し、本実施形態における折り筋機321は、用紙上の1mm単位の任意の位置に、山折りの折り筋と谷折りの折り筋とを任意に混在させて最大5本までの折り筋を形成することができる。紙折り機322は、一部の紙折りパターンにしか対応していないため、折り筋機321で折り筋が形成された用紙は、基本的には、紙折り機322を素通りして排出される。排出された、折り筋が形成された用紙は、例えばユーザの手により、その用紙に形成されている折り筋の折りの向きとは逆向きに、すなわち、山折りの折り筋は谷折りに、谷折りの折り筋は山折りに、折りたたまれる。
各クライアントPC10では、用紙上に印字するための画像データが作成される。印刷装置30での印刷にあたっては、画像データを作成するだけではなく、印刷や後処理に関する様々な設定がなされる。ここでは、画像データに加え、さらに印刷装置30での印刷や後処理のための様々な設定を含むひと組のデータを「ジョブ」と称する。各クライアントPC10は、ジョブの作成が完成すると、印刷および後処理のために、そのジョブを送信する。
サーバ20は、各クライアントPC10から送信されてきたジョブを一旦格納し、印刷装置30に向けて順次に送信する。なお、このサーバ20の機能は、印刷装置30に内蔵されていてもよい。
各クライアントPC10では、本発明の折り筋指示プログラムの一実施形態としての折り筋指示プログラムが実行される。そして、各クライアントPC10は、その折り筋指示プログラムの実行により、本発明の折り筋指示装置の一実施形態として動作する。
図2は、クライアントPC10で実行される処理を示すブロック図である。ここでは、この処理を実行する装置を、本発明に合わせて、折り筋指示装置200と称する。
この折り筋指示装置200は、折り筋指定部210と、折り筋表示部220と、印刷指示部230とで構成されている。折り筋指定部210および折り筋表示部220は、本発明にいう、それぞれ、折り筋指定部および折り筋表示部の各一例に相当する。また、印刷指示部230には、本発明にいう折り筋指示部の一例が含まれている。
具体例の説明は後回しにして、ここでは、本発明の第1実施形態の折り筋指示装置200における各部210〜230の機能について概括的に説明する。
折り筋指定部210では、第1の指定方式と第2の指定方式から指定方式方がユーザによって選択され、その選択された指定方式により折り筋が指定される。ここで、第1の指定方式は、用紙に対する各折り筋の位置および各折り筋に対する折りの向き(山折りあるいは谷折り)が予め定められた複数の定型様式の中から1つの定型様式を指定する指定方式である。また、この第1の指定方式の選択中は、指定した1つの定型様式に従った折の向きを基準としたときの用紙の第1面の向き(あるいは用紙の第1面の向きに対する折の向き)も指定される。一方、第2の指定方式は、折り筋の位置および折りの向きを折り筋ごとに指定する指定方式である。この第2の指定方式の選択中は、印刷機本体31から排出される用紙の第1面の向きも指定される。
また、折り筋表示部220では、クライアントPC10の表示画面上に、第1の指定方式と第2の指定方式とに応じた画像が表示される。ここで、第1の指定方式が選択された場合には、その第1の指定方式により指定された定型様式により折られた形状を表わす立体画像であって、しかも、用紙の第1面を指定された向きに向けた立体画像が表示される。一方、第2の指定方式が選択された場合には、平面的な用紙画像上に各折り筋の位置および各折り筋ごとの折りの向きを示した平面画像が表示される。
また、印刷指示部230は、完成したジョブを、ユーザ操作に応じて、サーバ20経由で印刷装置30に送信する。この完成したジョブ内には、折り筋に関する指示も含まれている。したがって、この印刷指示部23がジョブを送信するということは、折り筋に関する指示も送信していることになる。本実施形態における折り筋に関する指示は、以下の通りである。すなわち、第1の指定方式による指定を受けてクライアントPC10の表示画面上に上記の立体画像が表示された場合には、用紙の第1面の向きと第1の指定方式によって指定された1つの定型様式に従った折りの向きとの関係が、その立体画像上の用紙の第1面の向きとその立体画像上の折りの向きとの関係とは逆向きの関係となる折り筋が形成されるように、折り筋の位置および折り筋の折りの向きが指示される。一方、第2の指定方式による指定を受けてクライアントPC10の表示画面上に上記の平面画像が表示された場合には、印刷機本体31から排出される用紙の第1面の向きとは無関係に、その平面画像に示されている折り筋の位置に対応する用紙上の位置にその平面画像に示されている折り筋の折りの向きと一致した向きの折り筋が形成されるように、折り筋に関する指示がなされる。
図3は、クライアントPCの表示画面上に表示される立体画像の一例を示した図である。この図3には、「二つ折り」の「内側印字」の用紙が立体的に示されている。この「二つ折り」は、折り方が予め定められている複数の定型様式のうちの1つである。上記の第1の指定方式を選択して、定型様式の1つと「内側印字」あるいは「外側印字」のいずれかを指定すると、クライアントPC10の表示画面上には、この図3に例示するような立体画像が表示される。
クライアントPC10内には、複数の定型様式の1つ1つについて立体画像のパターンが記憶されていて、それらのパターンの中から、指定された定型様式および指定された「内側印字」あるいは「外側印字」に応じたパターン(立体画像)が表示される。
図4は、クライアントPCの表示画面上に表示される平面画像の一例を示した図である。
上記の第2の指定方式を選択して折り筋を指定すると、クライアントPCの表示画面上に、この図4に示すような平面画像が表示される。この平面画像は、この表示画面上に一方の面のみを見せて平面的に広がった用紙の上に、各折り筋の位置および各折り筋の折りの向きが示された画像である。ここでは、基点からの距離(mm)と、山折り(ここでは一点鎖線)と谷折り(ここでは点線)との別が、折り筋1本1本について、本実施形態では最大5本まで、指定される。この図4に示す例では、3本の折り筋1,2,3が指定されている。
次に、本実施形態における、第1の指定方式および第2の指定方式による折り筋指定方法について具体的に説明する。
図5は、クライアントPCの表示画面上に表示されるジョブ管理画面を示した図である。
クライアントPC10では、印刷装置30での印刷用の画像が作成されてジョブとして登録される。この図5に示すジョブ管理画面は、そのクライアントPC10内に登録されたジョブの一覧を示す画面である。ここに示す例では、ジョブID=001、ジョブ名ABCのジョブと、ジョブID=002、ジョブ名DEFのジョブとの2つのジョブが登録されていることが示されている。
ここでは、ユーザによって、このジョブ管理画面上に表示されたジョブの中から、今回各種の設定を行なおうとしている1つのジョブ(例えば、ジョブID=001のジョブ)が選択されて、そのジョブのプロパティ画面が開かれる。
図6は、クライアントPCの表示画面上に表示されたジョブプロパティ画面を示した図である。
このジョブプロパティ画面の上段側には、「簡易設定」、「お気に入り」、・・・、「画質」、「出力」、「現在の設定」など、様々な項目が並んでいる。ユーザは、必要に応じて、各項目を選んでその項目の詳細を設定する。ここで設定された内容は、今回選択したジョブに組み込まれる。本実施形態は、後処理に特徴があり、後処理の設定が含まれている「出力」を選択したものとする。すると、その同じジョブプロパティ画面の左側に、「出力」に関する中分類としての項目が表示される。ここには、中分類の項目として、「基本」、「排出」、「フィニッシング」、「サイズ混在原稿」、および「プリント位置/倍率」が示されている。「基本」は用紙サイズや1ページ当たりの印字枚数などを設定する項目であり、「排出」は、用紙排出トレイ(不図示)などを指定する項目である。ここでは、「フィニッシング」(後処理)が選択される。すると、「フィニッシング」に関する小分類としての項目である「ホチキス/パンチ/紙折り」、「折り目」、・・・が表示される。ここで、「ホチキス/パンチ/紙折り」は、紙折り機322に関する項目である。本実施形態の特徴は、紙折り機322ではなく、折り筋機321に関するものであるが、ここでは、参考のため、この紙折り機322に関する項目について簡単に説明しておく。小分類として並ぶ項目の中から「ホチキス/パンチ/紙折り」を選択すると、「ホチキス」、「パンチ」、「紙折り」の設定画面が表示される。「ホチキス」はホチキスどめの設定用であり、「パンチ」はパンチ穴開けの設定用である。また、「紙折り」は紙折りの設定用である。
図7は、図6に示す「紙折り」のプルダウンメニューを示した図である。
ここには、二つ折り、Z折り、三つ折り等、紙折り機322で折ることができる複数の折り方の名前が並んでいる。また、このプルダウンメニューでは、折り方によっては、その折り方とともに、折りの向きと用紙の第1面(印字面)の向きとの関係が指定される。例えば、「二つ折り(内側に印字)」は、用紙の第1面を内側にして二つ折りにすることを意味している。
図8は、折り筋機による折り筋について設定した後に、紙折り機による紙折りについて設定しようとした場合における、紙折りのプルダウンメニューを示した図である。
折り筋を設定した場合は、紙折りは、「二つ折り」のみ設定可能となっている。
ジョブプロパティ画面に戻って説明を続ける。
図9は、小分類としての項目の1つである「折り目」を選択したときのジョブプロパティ画面を示した図である。
この図9には、折り目についての、展開された状態のプルダウンメニューが示されている。
ここでは、「折り目」について、「折り目をつけない」と「折り目をつける」のうちのいずれか一方が選択される。ここでは、「折り目をつける」が選択されたものとする。
図10は、「折り目をつける」が選択された場合に表示される折り目の指定画面を含むジョブプロパティ画面を示した図である。
「折り目」として「折り目をつける」が選択されると、「折り目の種類」と「方向」の指定画面が現れる。
図11は、「折り目の種類」のプルダウンメニューを示した図である。
ここには、図7に示した紙折りに関するプルダウンメニューにあらわれている折り方と同様な、二つ折り、内三つ折り、外三つ折り等の定型様式の折り方の名前が並んでいる。ただし、ここでは、紙折りの場合と異なり、折り方のみが示されている。用紙の第1面(印字面)を折り筋の折りの向きの内側にするか外側にするかは、図10に示す「方向」により設定される。また、図11に示すプルダウンメニューには、「カスタム」の項目が存在する。この「カスタム」以外の項目は、定型様式の折り方の名前である。
ここで、図10に示すように、「折り目の種類」として「二つ折り」が指定され、「方向」として「内側印字」が指定されると、そのクライアントPC10の表示画面上に、図3に示した立体画像が表示される。
「カスタム」以外の項目からなる定型様式の中から「二つ折り」以外の折り方を選択すると、表示画面上に表示される立体画像は、その選択された折り方に応じた立体画像となり、「方向」を「外側印字」に変更すると、選択されている「折り目の種類」に応じるとともに「外側印字」に応じた立体画像となる。
この図11に示す「折り目の種類」において「カスタム」以外の項目を選択したときの折り筋の指定方式が、本発明にいう第1の指定方式の一例に相当する。
次に、「折り目の種類」として「カスタム」を選択した場合について説明する。
図12は、「折り目の種類」として「カスタム」を選択した場合のジョブプロパティ画面を示した図である。
ここでは、折り筋の「本数」が設定される。本実施形態では、この「本数」として、1〜5の中の任意の値が設定される。この「本数」を設定すると、その本数の折り筋の1本1本についての「折り方」と「基点からの距離」の設定画面が表示される。この図12に示す例では、折り筋の「本数」として2本が設定されたことにより、No.1とNo.2の2本の折り筋についての、「折り方」と「基点からの距離」の設定画面が表示されている。そして、ここに示す例では、No.1の折り筋については、「折り方」として「山折り」が指定され「基点からの距離」として「123.45(mm)」が設定されている。また、No.2の折り筋については、「折り方」として「谷折り」が指定され「基点からの距離」として「154.32(mm)」が設定されている。
また、この「カスタム」の折り筋指定画面上では、「排出面」が指定される。この「排出面」では、印刷機本体31から用紙の第1面(おもて面)を上に向けて排出する「おもて面排出」か、あるいは用紙の第2面を上に向けて排出する「うら面排出」かが指定される。
図4に示す平面画像上にあらわれている用紙の面は、その用紙の排出時の上向きの面である。したがって、図12における「排出面」の指定は、図4に示す平面画像上にあらわれている用紙の面が第1面(おもて面)であるか第2面(うら面)であるかの指定と同義である。
この、図12に示す、「カスタム」を選択したときの折り筋の指定方式は、本発明にいう第2の指定方式の一例に相当する。
このようにして指定した折り筋に関する情報は、図5に示すジョブ管理画面上で選択したジョブに組み込まれる。そして、図2に示す印刷指示部230が印刷を指示する際にジョブが送信され、このジョブの送信により、そのジョブに組み込まれている折り筋に関する情報も一緒に送信される。
ここで、第1の指定方式により折り筋を指定したときは、ジョブに対応付けられる折り筋の折りの向きは、図3に例示した立体画像上にあらわれている紙折りの向きとは逆向きである。これは、図3に例示した立体画像は、その折り筋を形成した後にユーザ等により行われる紙折りの後の完成品のイメージを表わしている画像であって、折り筋の段階での折りの向きは、完成品としての紙折りの向きとは逆向きだからである。
したがって、第1の指定方式により折り筋を指定したジョブが送信されると、折り筋機321では、図3に例示されている立体画像上の紙折りとは折りの向きが逆の折り筋が形成される。
これに対し、図12に示した第2の指定方式により折り筋を指定したときは、折り筋の折りの向き(山折りあるいは谷折り)に関しジョブに対応付けられるのは、その第2に指定方式を使って指定した通りの情報である。したがって、第2の指定方式により折り筋を指定したときは、折り筋機321では、図4に示す平面画像上に示されている折り筋の位置に対応する用紙上の位置に、その平面画像上に示されている折り筋の折りの向きと一致した向きの折り筋が形成される。第2の指定方式は、ユーザが折り筋の折りの向きを意識しながら折り筋を指定する方式だからである。
図13は、図12に示す「排出面」のプルダウンメニューにおいて「うら面排出」を指定したときの用紙の第1面の向きと折り筋の折りの向きとの関係(A)、および、「おもて面排出」を指定したときの用紙の第1面の向きと折り筋の折りの向きとの関係(B)を示した模式図である。ここでは、分かり易さのため、折り筋を紙折りのように折った形状で示してある。
図13(A)に示すように、「うら面排出」の場合は、用紙Pの第1面(印字面)P1は、下向きとなっている。一方、「おもて面排出」の場合は、図13(B)に示すように、用紙Pの第1面(印字面)P1は、上向きとなっている。ただし、折り筋の折りの向きは、「うら面排出」であっても「おもて面排出」であっても同じ向きである。このため、用紙Pの第1面(印字面)P1を基準として考えたとき、すなわち、図13(A)の「うら面排出」の用紙Pを裏返しして第1面(印字面)P1を上に向けて図13(B)の「おもて面排出」と比べると、図13(A)の「うら面排出」と図13(B)の「おもて面排出」とでは、折り筋の折りの向きが逆向きとなる。
図14は、図12に示す「カスタム」における折り筋設定時の折り筋(A)と、ジョブに組み込まれた折り筋の設定情報(B)を示した模式図である。
図14(A)に示すように、折り筋の設定時には、用紙の左端を基点として、各折り筋の基点からの距離と山折り/谷折りの別が指定される。
ところが、実際の用紙の搬送方向は、図13(B)に示す矢印Xの向きである。すなわち、用紙の右端が先端となって搬送される。そして、折り筋機321では、用紙の進行につれて、進行方向前端側(図14(B)の右側)の折り筋から順に形成される。このため、設定時には図14(A)に示すように左端を基点とした各折り筋の位置が、その折り筋情報をジョブに組み込む段階では、用紙の右端を基点とした各位置に読み替えられた上で、組み込まれる。これにより、印刷装置30では、折り筋形成の動作に都合のよい情報を受け取ることができる。
図15は、これまで説明してきた第1実施形態としての処理を実現するフローチャートを示した図である。
図1に示すクライアントPC10では、この図15に示す処理を実行する折り筋指示プログラムが実行され、その折り筋指示プログラムの実行により、そのクライアントPC10が、本発明の第1実施形態の折り筋指示装置として動作する。
ここでは先ず、上述したようにして指定された折り筋に関する情報を取得し(ステップS101)、定型様式による指定(第1の指定方式による指定)であるか、「カスタム」による指定(第2の指定方式による指定)であるかが判定される(ステップS102)。そして、定型様式による指定(第1の指定方式による指定)のときは、図3に例示したような、その指定に応じた立体画像が表示され(ステップS103)、さらに、折り筋の折りの向きが反転されてジョブに登録される(ステップS104)。一方、「カスタム」によす指定(第2の指定方式による指定)のときは、図4に例示したような平面画像が表示されて、そこで指定された折り筋の位置や各折り筋の折りの向きがそこで指定されたとおりにジョブに組み込まれる(ステップS104)。ただし、図14を参照して説明した通り、各折り筋の位置の情報が読み替えられた上で、ジョブに組み込まれる。そしてプリント指示がなされると(ステップS106)、そのジョブが送信され(ステップS107)、そのジョブに組み込まれている折り筋の情報に従った折り筋が形成される。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、ここでは、これまで説明してきた第1実施形態との相違点のみを取り上げて説明する。
第2実施形態では、「カスタム」による指定(第2の指定方式による指定)の場合に、「排出面」が指定される。ここで、「カスタム」による指定(第2の指定方式による指定)の場合には、上述の第1実施形態においても、図12に示すように、「排出面」が指定される。ただし、第1実施形態では、この「排出面」の指定は、折り筋の折りの向きには何らの影響も及ぼさず、その結果、図13に示すように、「うら面排出」(図13(A))と「おもて面排出」(図13(B)))とでは、用紙Pの第1面(印字面)P1を基準としたときの折りの向きが逆向きとなる。「カスタム」による指定(第2の指定方式による指定)では、折り筋1本1本についてその位置と折りの向きがユーザによって指定される。このため、上述の第1実施形態では、ユーザの指定を尊重し、「排出面」を切り替えても、折り筋の折りの向きはそのままとしている。しかしながら、「排出面」を切り替えたときに用紙の第1面(印字面)を基準としたときの折りの向きが逆向きとなることを不都合と考えるユーザも存在する。以下に説明する第2実施形態では、「排出面」を切り替えたときに折りの向きが逆向きとなることを不都合と考えるユーザのために、折りの向きが逆向きとなることを是正する措置が講じられている。第2実施形態では、この是正措置を講じるために、「カスタム」による指定(第2の指定方式による指定)の場合に、図12にも示されている「排出面」の指定、すなわち、用紙の、表示画面に表示されている一方の面が、第1面と第2面とのうちのいずれの面であるかを指定することに加え、さらに、以下に説明する「折り目自動反転」を指定せずに、指定された用紙の向きにかかわらず表示画面上に用紙とともに表示されている折り筋の折りの向きと一致した向きの折り筋を形成させるか、又は、「折り目自動反転」を指定することによって、指定された用紙の向きに応じて、表示画面上に用紙とともに表示されている折り筋の折りの向きと一致した向きの折り筋を形成するか若しくは表示画面上に用紙とともに表示されている折り筋の折りの向きを逆にした向きの折り筋を形成させるかを切り替える。そして、この第2実施形態において折り筋が「カスタム」(第2の指定方式)により指定された場合には、印刷装置30によって、上記の「排出面」の指定と、上記の「折り目自動反転」の指定の有無とに応じて、表示画面上に用紙とともに表示されている折り筋の位置に対応する用紙上の位置に、表示画面に表示されている折り筋の折りの向きと一致した向きの折り筋が形成されるように指示し、あるいは、表示画面上に用紙とともに表示されている折り筋の位置に対応する用紙上の位置に、表示画面上に表示されている折り筋の折りの向きとは逆にした向きの折り筋が形成されるように、折り筋形成の情報がジョブに組み込まれる。
この第2実施形態の特徴について、具体例を挙げて説明する。
図16は、第2実施形態における「カスタム」による折り筋指定画面を含むジョブプロパティ画面を示した図である。この図16は、前述の第1実施形態における、図12に対応する図である。
この図16に示す「カスタム」による折り筋指定画面には、図12にも示されている「排出面」の指定項目が存在する。また、この図16には、図12には存在していなかった「折り目自動反転」の項目が存在する。ここでは、折り筋の折りの向きを自動反転するか否かが指定される。この「折り目自動反転」による指定は、本発明にいう「切替指定」の一例に相当する。
この「折り目自動反転」で「しない」を指定すると、上述の第1実施形態と同じ動作となる。
図17は、図16に示す「折り目時自動反転」で「する」を設定したときの動作をした図である。
図17(A)は、「折り目自動反転」で「する」を指定し、かつ「排出面」で「うら面排出」を指定した場合の、用紙の第1面(印字面)と折り筋の折りの向きとの関係を示している。この図17(A)は、図13(A)と同じである。
図17(B)は、「折り目自動反転」で「する」を指定し、かつ「排出面」で「おもて面排出」を指定した場合の、用紙の第1面(印字面)と折り筋の折りの向きとの関係を示している。この図17(B)では、図13(B)とは異なり、折り筋の折りの向きも反転している。したがって、図17(A)の用紙を裏返しにすると、用紙Pの第1面P1を基準にしたときの折り筋の折りの向きは、「うら面排出」と「おもて面排出」とで同一となる。
図18は、第2実施形態としての処理を実現するフローチャートを示した図である。
図1に示すクライアントPC10では、この図18に示す処理を実行する折り筋指示プログラムが実行されると、その折り筋指示プログラムの実行により、そのクライアントPC10が、本発明の第2実施形態の折り筋指示装置として動作する。
この図18に示す第2実施形態のフローチャートには、図15に示した第1実施形態のフローチャートに対し、ステップS201とステップS202が追加されている。
ここでは、「折り目自動反転」(図16参照)が「する」に設定されているか否か(ステップS201)、および「排出面」が「おもて面」か「うら面」か(ステップS202)が判定される。
そして、「折り目自動反転」が「する」に設定されていて、かつ、「排出面」が「おもて面」であることが指定されていたときは、折りの向きを反転させた折り筋の情報がジョブに組み込まれる(ステップS104)。一方、「折り目自動反転」が「しない」に設定されているか、あるいは、「排出面」が「うら面」であることが指定されていたときは、折りの向きの反転は行われずに、ユーザによって指定された通りの向きの折り筋を形成する情報がジョブに組み込まれる。
なお、ここでは、図1に示す印刷システム100に本発明を適用した例について説明したが、本発明は、紙折り機322が備えられておらず、折り筋機321のみからなる後処理機を備えた場合にも適用することができる。
また、ここでは、折り筋機として、用紙の一回の通過で山折りと谷折りとの双方の折りの向きの折り筋を形成することのできる折り筋機を例に挙げて説明したが、例えば山折りの機能のみを備えた折り筋機を備えるとともに、その折り筋機を1回通過した用紙を裏返しにしてその折り筋機をもう1回通過させる機構を備えることによって、山折りと谷折りとの双方の折り筋を実現する構成としてもよい。
10 クライアントPC
20 サーバ
30 印刷装置
31 印刷機本体
32 後処理機
321 折り筋機
322 紙折り機
40 LAN(Local Area Network)
100 印刷システム
200 折り筋指示装置
210 折り筋指定部
220 折り筋表示部
230 印刷指示部

Claims (5)

  1. 用紙に対する折り筋の位置および該折り筋に対する山折りと谷折りとからなる折りの向きが予め定められた複数の定型様式から1つの定型様式を指定する第1の指定方式と、用紙に対する折り筋の位置および折りの向きを折り筋ごとに指定する第2の指定方式から指定方式を選択して選択した指定方式により折り筋を指定する折り筋指定部と、
    第1の指定方式を選択中は折りの向きに対する用紙の第1 面の向きまたは用紙の第1面の向きに対する折りの向きの指定をユーザから受け付け、第2の指定方式を選択中は折りの向きに対する、用紙に印字し該用紙の第1面を指示に応じた向きに向けて排出する印刷機本体から排出される用紙の、該印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きまたは該印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きに対する折りの向きの指定をユーザから受け付ける受付部とを備えたことを特徴とする折り筋指示装置。
  2. 前記第1の指定方式による指定を受けて、指定された定型様式により折られた形状の立体画像であって、さらに、用紙の第1面を指定された向きに向けた立体画像を、表示画面上に表示し、前記第2の指定方式による指定を受けて、平面的な用紙画像上に折り筋の位置および折りの向きを示した平面画像を該表示画面上に表示する折り筋表示部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の折り筋指示装置。
  3. 前記第2の指定方式がさらに、前記印刷機本体から排出された用紙に降り筋を形成する後処理機で形成される折り筋の折りの向きを前記印刷機本体から排出される用紙の第1面の向きに応じて切り替える切替指定を行なうことが可能な指定方式であって、
    記第2の指定方式による指定を受けるとともに該第2の指定方式による指定において前記切替指定がなされた場合に、第1面を該第2の指定方式による指定通りの向きに向けた用紙が前記印刷機本体から排出されるように用紙の第1面の向きを指示するとともに、該第2の指定方式による指定通りの位置に、排出時の用紙の第1面の向きにかかわらず指定通りの向きの折り筋を前記後処理機に形成させることに代わり、排出時の用紙の第1 面の向きに応じて、指定通りの向き若しくは指定とは逆の向きの折り筋が前記後処理機により形成されるように、該後処理機が形成する折り筋の位置および該折り筋の折りの向きを指示する折り筋指示部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の折り筋指示装置。
  4. プログラムを実行する演算部を備えた装置内で実行され、該装置を、
    用紙に対する折り筋の位置および該折り筋に対する山折りと谷折りとからなる折りの向きが予め定められた複数の定型様式から1つの定型様式を指定する第1の指定方式と、用紙に対する折り筋の位置および折りの向きを折り筋ごとに指定する第2の指定方式から指定方式を選択して選択した指定方式により折り筋を指定する折り筋指定部と、
    第1の指定方式を選択中は折りの向きに対する用紙の第1面の向きまたは用紙の第1面の向きに対する折りの向きの指定をユーザから受け付け、第2の指定方式を選択中は折りの向きに対する、用紙に印字し該用紙の第1面を指示に応じた向きに向けて排出する印刷機本体から排出される用紙の、該印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きまたは該印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きに対する折りの向きの指定をユーザから受け付ける受付部とを備えた折り筋指示装置として動作させることを特徴とする折り筋指示プログラム。
  5. 用紙に印字し、該用紙の第1面を指示に応じた向きに向けて排出する印刷機本体と、該印刷機本体から排出された用紙の指示された位置に、山折りと谷折りとの中から指示された向きの折り筋を形成する後処理機とを備えた印刷装置、および、
    用紙に対する折り筋の位置および該折り筋に対する折りの向きが予め定められた複数の定型様式から1つの定型様式を指定する第1の指定方式と、用紙に対する折り筋の位置および折りの向きを折り筋ごとに指定する第2の指定方式から指定方式を選択して選択した指定方式により折り筋を指定する折り筋指定部と、
    第1の指定方式を選択中は折りの向きに対する用紙の第1面の向きまたは用紙の第1面の向きに対する折りの向きの指定をユーザから受け付け、第2の指定方式を選択中は折りの向きに対する前記印刷機本体から排出される用紙の、該印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きまたは該印刷機本体からの排出時の用紙の第1面の向きに対する折りの向きの指定をユーザから受け付ける受付部とを有する折り筋指示装置を備えたことを特徴とする印刷システム。
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