JP6686782B2 - 電源システム - Google Patents

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Description

本発明は、電源システムに関し、詳しくは、高電圧系からの電力を降圧して低電圧系に供給する降圧回路を備える電源システムに関する。
従来、この種の電源システムとしては、高電圧バッテリと車載機器に電力を供給する低電圧バッテリとの間にマスタ降圧回路とスレーブ降圧回路とを並列接続したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、マスタ降圧回路によって車載機器に電力を供給する指示とスレーブ降圧回路によって車載機器に電力を供給する指示とを順次行ない、マスタ降圧回路の出力電圧やスレーブ降圧回路の出力電圧に基づいて電源システムの異常の有無を判断している。
特開2013−81349号公報
しかしながら、上述の電源システムでは、並列接続した2つの降圧回路を用いて異常を判断しているため、この技術を高電圧系からの電力を1つの降圧回路によって降圧して低電圧系に供給するものに適用することができない。また、降圧回路の出力電圧が過電圧に至る要因として、降圧回路の異常と外的要因とを考えることができるため、単に降圧回路の異常と特定することはできない。さらに、降圧回路の出力電圧が過電圧に至ったときでも外的要因である場合には降圧回路を復帰駆動することが望まれる。
本発明の電源システムは、降圧回路の異常をより適正に判断すると共に降圧回路に異常が生じていないときには降圧回路を適正に復帰駆動することを主目的とする。
本発明の電源システムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電源システムは、
高電圧系からの電力を降圧して前記高電圧系より電圧の低い低電圧系に供給する降圧回路と、前記降圧回路を制御する制御装置と、を備える電源システムであって、
前記制御装置は、前記降圧回路の出力電圧が過電圧判定用の第1閾値以上であるのを検出したときには、
前記降圧回路を停止し、
前記降圧回路の出力電圧が前記第1閾値以上であるのを検出したときの前記降圧回路の出力電流が電流閾値以上のときには前記降圧回路に異常が生じていると判定し、
前記降圧回路の出力電圧が前記第1閾値以上であるのを検出したときの前記降圧回路の出力電流が前記電流閾値未満のときには前記降圧回路の出力電圧が前記第1閾値より小さい復帰判定用の第2閾値以下になると前記降圧回路を駆動する、
ことを特徴とする。
この本発明の電源システムでは、降圧回路の出力電圧が過電圧判定用の第1閾値以上であるのを検出したときには降圧回路を停止する。そして、降圧回路の出力電圧が第1閾値以上であるのを検出したときの降圧回路の出力電流が電流閾値以上のときには降圧回路に異常が生じていると判定する。単に降圧回路の出力電圧が第1閾値以上であるだけで降圧回路の異常を判定するものに比して、より適正に降圧回路の異常を判定することができる。なお、降圧回路の異常が判定された場合には、降圧回路の駆動停止は継続される。一方、降圧回路の出力電圧が第1閾値以上であるのを検出したときの降圧回路の出力電流が電流閾値未満のときには降圧回路の出力電圧が第1閾値より小さい復帰判定用の第2閾値以下になると降圧回路を駆動する。外的要因により降圧回路の出力電圧が第1閾値以上になったときには降圧回路の出力電流は小さくなるから、降圧回路の出力電流が電流閾値未満のときには外的要因であると判断するのである。この場合、降圧回路に異常は生じていないと判断できるから、降圧回路の出力電圧が第2閾値以下に低下してから、降圧回路の駆動を再開するのである。これにより、降圧回路に異常が生じていないときには降圧回路を適正に復帰駆動することができる。
本発明の一実施例としての電源システム20の構成の概略を示す構成図である。 制御装置60により実行される過電圧異常制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 降圧回路50に異常が生じたことにより低電圧系40が過電圧になった際の出力電圧Vdcと出力電流Idcと降圧回路50の駆動状態の時間変化の一例を示す説明図である。 外的要因により低電圧系40が過電圧になった際の出力電圧Vdcと出力電流Idcと降圧回路50の駆動状態の時間変化の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電源システム20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電源システム20は、高電圧バッテリ32が接続された高電圧系30と、高電圧バッテリ32より低電圧の低電圧バッテリ42や車載機器などの負荷44が接続された低電圧系40と、高電圧系30からの電力を降圧して低電圧系40に供給する降圧回路50と、降圧回路50を制御する制御装置60とを備える。
降圧回路50は、図示しない1つのリアクトルと2つのスイッチング素子とからなる周知のDC/DCコンバータとして構成されており、制御装置60からのスイッチング制御信号により2つのスイッチング素子をスイッチングすることにより、高電圧系30の電力を降圧して低電圧系40に供給する。
制御装置60は、図示しないCPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他に図示しないROMやRAM,フラッシュメモリ,入出力ポートなどを備える。制御装置60には、降圧回路50の低電圧系40側に取り付けられた電圧センサ54からの出力電圧Vdcや降圧回路50の低電圧系40側に取り付けられた電流センサ56からの出力電流Idcなどが入力ポートを介して入力されている。また、制御装置60からは、降圧回路50へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。
次に、こうして構成された電源システム20の動作、特に降圧回路50の出力側(低電圧系40)が過電圧になった際の動作について説明する。図2は、降圧回路50の駆動が開始されたときに制御装置60により実行される過電圧異常制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
過電圧異常制御ルーチンが実行されると、制御装置60は、まず、電圧センサ54からの出力電圧Vdcと電流センサ56からの出力電流Idcとを入力し(ステップS100)、入力した出力電圧Vdcを閾値Vref1と比較する処理を実行する(ステップS110)。ここで、閾値Vref1は、過電圧判定用の閾値であり、低電圧系40の通常の電圧範囲の上限電圧より若干高い電圧を用いることができる。出力電圧Vdcが閾値Vref1未満のときには、低電圧系40に過電圧は発生していないと判断しステップS100の出力電圧Vdcと出力電流Idcの入力処理に戻る。したがって、出力電圧Vdcが閾値Vref1未満の間は、出力電圧Vdcと出力電流Idcの入力処理と出力電圧Vdcを閾値Vref1と比較する処理とが繰り返し実行される。
出力電圧Vdcが閾値Vref1以上のときには、低電圧系40に過電圧が生じていると判断し、降圧回路50を駆動停止し(ステップS120)、出力電流Idcを閾値Irefと比較する(ステップS130)。ここで、閾値Irefは、低電圧系40の過電圧が降圧回路50の異常であるか外的要因であるかを判定するための閾値であり、降圧回路50を駆動しているときの通常の電流範囲の下限電流値やその近傍の電流値を用いることができる。低電圧系40の過電圧が降圧回路50の異常であるときには、降圧回路50から通常の電流範囲の下限電流値より大きな電流が流れるはずであるから、出力電流Idcは閾値Iref以上となる。一方、低電圧系40の過電圧が外的要因であるときには、過電圧により降圧回路50から電流は流れなくなるため、出力電流Idcは閾値Iref未満となる。実施例では、こうした原理に基づいて低電圧系40の過電圧が降圧回路50の異常であるか外的要因であるかを判定している。出力電流Idcが閾値Iref以上のときには、降圧回路50に異常が生じていると判断し、降圧回路50の異常を出力し(ステップS140)、降圧回路50を再駆動することなく本ルーチンを終了する。
出力電流Idcが閾値Iref未満のときには、降圧回路50に異常は生じていないと判断し、電圧センサ54からの出力電圧Vdcが閾値Vref2未満に至るのを待つ(ステップS150,S160)。ここで、閾値Vref2は、低電圧系40の過電圧が終了したために降圧回路50の再駆動を判定するための閾値であり、低電圧系40の通常の電圧範囲内の上限電圧近傍の電圧やその電圧より小さな電圧を用いることができる。出力電圧Vdcが閾値Vref2以下に至ると、降圧回路50を再駆動して(ステップS170)、ステップS100の出力電圧Vdcと出力電流Idcの入力処理に戻る。
図3は、降圧回路50に異常が生じたことにより低電圧系40が過電圧になった際の降圧回路50の出力電圧Vdcと出力電流Idcと降圧回路50の駆動状態の時間変化の一例を示す説明図である。図4は、外的要因により低電圧系40が過電圧になった際の降圧回路50の出力電圧Vdcと出力電流Idcと降圧回路50の駆動状態の時間変化の一例を示す説明図である。降圧回路50に異常が生じたことにより低電圧系40が過電圧になる場合、図3に示すように、時間T11に降圧回路50の出力電圧Vdcが閾値Vref1以上となったときに、降圧回路50の出力電流Idcは閾値Iref以上を保持しているから、降圧回路50に異常が生じていると判定される。これらの判定に要した時間を経過した時間T12に降圧回路50の駆動が停止され、このため、降圧回路50の出力電流Idcは値0となる。なお、降圧回路50に異常が生じているから、その後は降圧回路50は再駆動されない。一方、外的要因により低電圧系40が過電圧になる場合、図4に示すように、時間T21に降圧回路50の出力電圧Vdcが閾値Vref1以上となったときに、降圧回路50の出力電流Idcは閾値Iref未満となるから、降圧回路50には異常は生じていないと判定される。これらの判定に要した時間を経過した時間T22に出力電圧Vdcが閾値Vref1以上となったことに伴って降圧回路50の駆動が停止される。その後、駆動停止している降圧回路50の出力電圧Vdcが閾値Vref2以下に至る時間T23に降圧回路50の再駆動(復帰)が判定され、この判定に要した時間を経過した時間T24に降圧回路50が再駆動される。このため、降圧回路50の出力電圧Vdcが上昇し、降圧回路50の出力電流Idcも上昇する。
以上説明した実施例の電源システム20では、降圧回路50の出力電圧Vdcが低電圧系40の過電圧を判定する閾値Vref1以上のときには、まず、降圧回路50を駆動停止する。そして、降圧回路50の出力電圧Vdcが閾値Vref1以上に至ったときの降圧回路50の出力電流Idcが閾値Iref以上のときには、降圧回路50に異常が生じていると判断する。これにより、降圧回路50の出力電圧Vdcが閾値Vref以上であることだけで降圧回路50に異常が生じていると判定するものに比して、より適正に降圧回路50の異常を判定することができる。一方、降圧回路50の出力電圧Vdcが閾値Vref1以上に至ったときの降圧回路50の出力電流Idcが閾値Iref未満のときには、降圧回路50の出力電圧Vdcが再起動(復帰)を判定する閾値Vref2以下に至るのを待って降圧回路50を再駆動(復帰)する。これにより、降圧回路50に異常が生じていないときには降圧回路50を適正に再駆動(復帰)することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電源システムの製造産業などに利用可能である。
20 電源システム、30 高電圧系、32 高電圧バッテリ、40 低電圧系、42 低電圧バッテリ、44 負荷、50 降圧回路、54 電圧センサ、56 電流センサ、60 制御装置。

Claims (1)

  1. 高電圧系からの電力を降圧して前記高電圧系より電圧の低い低電圧系に供給する降圧回路と、前記降圧回路を制御する制御装置と、を備える電源システムであって、
    前記制御装置は、前記降圧回路の出力電圧が過電圧判定用の第1閾値以上であるのを検出したときには、
    前記降圧回路を停止し、
    前記降圧回路の出力電圧が前記第1閾値以上であるのを検出したときの前記降圧回路の出力電流が電流閾値以上のときには前記降圧回路に異常が生じていると判定し、
    前記降圧回路の出力電圧が前記第1閾値以上であるのを検出したときの前記降圧回路の出力電流が前記電流閾値未満のときには前記降圧回路の出力電圧が前記第1閾値より小さい復帰判定用の第2閾値以下になると前記降圧回路を駆動する、
    ことを特徴とする電源システム。
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